「551蓬莱」の豚まん
アイスプーアル茶
新しいお弁当箱があると、食べる人よりむしろ作る人(私だ!)のテンションが上がったりするものだから、定期的に「新しい弁当箱が欲しい」とうずうずしてしまう。アイスプーアル茶
必要以上のものは買わないようにしているのだけど、でも、「食パンのサンドイッチとおかずやフルーツが詰めやすい弁当箱が欲しいな」と思い続けて数ヶ月、「これ!」というものを先日LOFTだったか東急ハンズだったかで見つけることができて、なるべく安いショップを探して後日通販で買ってみたのだった。
「アメリカンランチボックス」という商品名だったその弁当箱、外観はこんな感じ。
厚み半分で2つに割れるようになっていて、それぞれに蓋がつき、片方はサンドイッチが詰めやすい仕切り無しのもの、片方はおかずなどが詰めやすい大中小の仕切りがついている。
10枚切りパン4枚でサンドイッチを作って詰めるとけっこうぎゅうぎゅうになる程度の深さで、具沢山のサンドイッチにするなら12枚切りのパンの方が良いかな?という感じだった。今日は10枚切りで。
- ジャムバターサンド
- 燻製ハラスと卵のサンド
- 鶏の唐揚げ(既製品)
- 自家製ソーセージ
- 燻製チーズ
- ポテトサラダ、プチトマト
- ぶどう(デラウェア)
- アイスアップルティー
サンドイッチはたっぷりバターと自家製あまおうジャムを使ったジャムバターサンドと、鮭ハラスの燻製を細かくほぐしてマヨネーズで和え、ゆで卵、きゅうりと共にサンドしたサーモンサンド。
ちょっと手抜きしてスーパーで買った唐揚げを詰めたりしつつ、でも昨日作ったばかりのソーセージも添えてみたりして、なかなか美味しそうな弁当になった。
で、だんなの分の弁当は、昨夜のおかずを中心にこんな感じで↓
- ジンギスカン風ラムと野菜の炒め物
- ゆで卵
- 茄子のサオール
- 燻製ちーかま
- ぶどう(デラウェア)
- かにかまと冬瓜、卵白のスープ
- アイスプーアル茶
弁当のジャンルが違うから、添えるお茶もそれぞれ別な感じが良いかなぁと、息子のお茶はアップルティー、だんなのお茶はプーアル茶。どちらも昨夜のうちに冷茶ポットに淹れておき、冷やしておいたものを水筒に詰めた。プーアル茶は朝御飯にもごくごくいただくことに。
それにしても、新弁当箱のネーミング「アメリカンランチボックス」がいかにもそれっぽくて、良い感じ。私が想像するアメリカの「お弁当」ってこんな感じで、いかにもこういう系の料理が詰めやすい形状だなと思ったのだった。
で、朝御飯は、お弁当がサンドイッチなこともあって、冷凍してあった「551蓬莱」の豚まんを久しぶりに。
一時期ちょっと食べ飽きて食傷気味だった豚まん、久々に食べると「うわ!めっちゃ美味しいな!」と、びっくりするほど美味しかった。玉ねぎの甘さを感じる肉あんも、ふかふかの生地も、「あれ?なんでこの味に飽きてたんだろう?」と疑問に思うくらいに美味しくて、あっという間に完食。
よし、今日もがんばろう。
たたききゅうり w/塚田農場味噌
かぼちゃのカレー煮
小松菜太巻きソテー
かにかまと冬瓜、卵白のスープ
羽釜御飯
麦茶
柚子酒
夕飯は、翌日のお弁当の献立を考えつつ「鶏と小松菜を使って何かしようかな」と。かぼちゃのカレー煮
小松菜太巻きソテー
かにかまと冬瓜、卵白のスープ
羽釜御飯
麦茶
柚子酒
自作の料理データベースで「鶏もも肉 小松菜」で探してみたら、「小松菜太巻きソテー(潜水艦まきしお) (海上自衛隊)」という文字が。海上自衛隊?潜水艦?と笑ってしまいつつ、そういえば以前「海上自衛隊:海上自衛隊レシピページ」を見ながら「これ、美味しそう!」と思ったカレーレシピやおかずレシピをデータベースに入れておいたんだっけ、と思い出した。
殊に、「海上自衛隊のカレーレシピ」は圧巻。40ほどのカレーレシピはそれぞれ特色があって、美味しそうなものばかり。海の上だと曜日の感覚が無くなるからと、「金曜日はカレーの日」と決められているとはいえ、「食」への情熱が半端じゃない。
「小松菜太巻きソテー」、こんなめんどくさそうなもの、潜水艦内でも調理するの?本当に?と思いつつ、美味しそうだなと作ってみた。
鶏は平たく開いて(本当はむね肉を使えとあったけどもも肉で)、酒と生姜汁と塩をふり、茹でて水切りし、醤油をまぶした小松菜を巻く。私はついでに手元にあったしめじも巻いてみた。くるくる巻いてたこ糸で縛ったら焼きつけて、醤油味醂味で甘辛く煮付けていく。
なかなか綺麗に美味しくできて、しっかりした味だから弁当おかずにも似合いそうなおかずになった。
添え物は手持ちのかぼちゃをなんとかしようと、「カレー煮」に。だしに醤油、味醂を入れてカレー粉もぱらりと加えて煮込むだけ。最後に1かけらのバターで風味づけ。
たたききゅうりの味噌添えもつけて、そんな感じのおかずにした。
息子の帰りが遅そうだったので私は先にさらっと食べて、息子帰宅時は柚子酒(梅乃宿の「クールゆず」)を片手に一緒のテーブルに。
「あ、今日の弁当箱、衝撃を受けた!」
と報告された。食べやすかったけど、とりあえずびっくりした、だって。
「でも、食パンみっちり入ってたから出しにくかった」
「ちゃんとカットしてあったでしょうが。隙間に指突っ込んで"ぐいっ"でいいじゃん」
「ぐいってやったよ!でも取りにくかったよ!」
「んー……まぁ、サンドイッチが潰れるがっかり弁当箱よりは、いいんじゃね?」
「うん、弁当箱自体は、すげーイイと思ったけどさぁ……」
まぁ、これからも「ぐいっ」でがんばるといいよ。とりあえずあの弁当箱はサンドイッチ専用になる予定だし。(他に主食入れるとすればスパゲティ、とか……?うーん……)
「なんかねー、僕の弁当、レベル高いって友達に言われる。今日も言われた」
だそうで、
「えー……別に弁当にたいした手間はかけてないよ。器が珍しめの多いから目立つってだけじゃん?」
まぁ、「お前の弁当、レベル低いな!」って言われたり思われたりするよりは、作り手としては嬉しいけど……うーん、期待に応えて「ナシゴレン弁当」とか「フェジョアーダ弁当」とか、色々凝ってみるべき?フェジョアーダはさすがに作ったことないけどなー(←シュラスコ屋で出てくる豆と肉の煮込みですな……)。