母帰郷前、野点会席。

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バタートースト
果物いろいろ
ミルクティー
昨日、息子の分だけお弁当を作ったら「俺のはないのね?」とだんなに少ししょんぼりされてしまったので、ならば今日は!と、昨日お肉屋で買ってきたとんかつ使って、かつ丼弁当(職場で炊飯するだんなには「かつとじ煮」で用意)。
 
息子の二段弁当箱には、大きめサイズの容器の方に小さめサイズのかつ丼を詰め、あとはほうれん草の胡麻和えや総菜類を適当に詰めて、大粒のマスカットも無理矢理詰め込んだ。
 
  • かつ丼
  • ほうれん草の胡麻和え
  • ポテトサラダ(スーパー惣菜)
  • ささかまぼこ(市販品)
  • 梨・ぶどう(マスカット)
  • アイスほうじ茶
 
朝食は、「Delifrance」で買ってきた、デニッシュ生地風のリッチ系食パンをバタートーストで。フルーツたっぷりあるしソーセージとかは要らないかなと、あとは、息子とだんなにはコーヒー、母と私はミルクティーで。
 
ハワイはティーバッグの紅茶か、リーフのフレーバードティーばかりだったから、「煮出しミルクティーは全然飲んでなかったでしょ?」と、牛乳たっぷりアッサムティーを出したら、たいそう喜ばれた。
 
果物は、柿と、マスカットと、あと茶色っぽい、あまり見かけない品種の洋梨は「オーロラ」という名前だったかな。「この色になったら食べ頃です」と、貼られたシールのその色まんまに熟していたので剥いてみたら、香りの良い甘い洋梨で、たいそう美味しかった。
大手町「パレスホテル東京」内「和田倉」にて
 野点会席 \10800
 ビール(サッポロ小瓶) \1210
 日本酒(加賀鳶・1合) \1870
今回は、旅行も含めると11日の長逗留だった母。そうそう家を空けていられないと、今日帰ることに。
 
東京駅で親戚へのお土産買って、あと、美味しい和食食べて帰りたいわ!ということなので、東京駅近くだったらやっぱりあそこが安定かなぁ……とパレスホテル東京の「和田倉」に予約を入れておいた。ホテルショップでお土産も買えるし(私も、ホテル地下にある「はせがわ酒店」に寄りたいし)、そこから大丸デパートにはタクシー使っちゃえば良いかなぁ、と。
 
ちょっとばかり圧迫感もあるけれど、逆にそのこぢんまり感も悪くない「和田倉」。
 
時間もあまりないので、ささっと松花堂弁当的なものを食べれば良いんじゃない?などと話して、母が「これ食べたいわ」と言ったのが「今月のおすすめ」メニューの「野点会席」というちょっと面白い弁当系メニューだった。
 
塗りの綺麗な「野点箱」に「焼肴」「焚合」「小蓋物」「揚物」の4品が納められ、その前には食前酒と先附、椀、向附も出される、けっこうなボリューム。最後は季節の「丸十御飯」と赤味噌の椀。
 
食前酒
壱ノ壱ノ壱
先附
胡麻豆腐 白ダツ アスパラ 万願寺唐辛子 紫ずきん 国産木耳 鶉玉温玉 振り柚子
冬瓜 海老真丈 松茸 薄葛菊花仕立 柚子
向附
いか 本鮪 かれい あしらい
焼肴(野点箱)
菊菜菊花浸し 本日の焼肴(銀だら粕漬け) 七分玉子 海老香煎揚げ 白身魚かすみ揚げ 鴨ロース 穴子八幡巻 香潤鶏山椒焼 蓮根甘酢漬 銀杏 青唐
焚合(野点箱)
賀茂茄子と京厚揚げ 青菜 葉山椒 振り柚子
小蓋物(野点箱)
貝汁玉〆 北寄貝 梅肉 ホワイトセロリ
揚物(野点箱)
和牛ひとくちメンチカツ 揚げ野菜 レモン
御飯
季節の御飯(丸十)
止椀
赤味噌仕立
香物
盛り合せ
水菓子
季節のデザート(柿・粒あん・栗クリーム)
 
うっかりカメラを持ち歩くのを忘れてしまい、かといって落ち着いた和食の部屋でiPhoneのシャッター音響かせるのもなぁ……、と、長く使っていなかった消音系カメラを使ったら、これががっかりな性能で、ピンぼけ写真だらけ。
 
ぎりぎり見られるレベルの2枚しかここには使えなかったけど、どの料理もとても綺麗だった。特に「先附」の、だしのジュレをかけた胡麻豆腐の鉢が、とても綺麗な、でも秋らしい彩りと華やかさ。
 
パレスホテル東京「和田倉」の野点会席。綺麗なお弁当です。 「野点箱」に納められていたのは、右の写真の4品。
 
貝類がいまいち得意ではない母のために、貝のスープと実も入った茶碗蒸し(玉〆)は、母の分は鯛のだしのものに変えて貰えた。
 
和食なのに「ひとくちメンチカツ」というハイカラなメニューが入っているのも良い感じで、ちょっと和風な味のしたソースも美味しいもの。そして何より、細かな料理がぎっしり詰まった「焼肴」の角皿が、「和弁当の魅力満載」といった風な美しさ、美味しさだった。
 
素敵な和食のお店は巷にたくさんあると思うのだけど、なかなか知る機会が無いこともあり、そして母がホテル好きな事もあり、「高級ホテル内のお店なら対応や雰囲気にも間違いはないし」と、ホテルのお店に足を向けがち。でも、今日も美味しかった。
 
昼食後は、ホテルのペストリーショップで栗入りパウンドケーキを1人1本、お揃いで購入。「はせがわ酒店」では、うっかり日本酒3本買っちゃって、大荷物になってしまった。
 
酒店で、お店のお姉さんに好みを伝えて、お勧めを聞きつつ買ったのは、
 
奈良 今西酒造 みむろ杉 純米吟醸 雄町 ひやおろし
高知 仙頭酒造場 美潮 純米吟醸 雄町
愛知 萬乗醸造 醸し人九平次 純米大吟醸 別注 500ml(はせがわ酒店オリジナル)
 
このはせがわ酒店パレスホテル店には、良い感じに雄町の酒が揃っていて、「こっちとこっちならどちらがお勧めですか?」と聞きつつ、購入。ひやおろしの方は、スタッフ皆が試飲して「これは美味しい」と太鼓判押された一本、もう1本の純米吟醸は、別の1本を迷っていた時に「私はぜひ、これを試していただきたいです」と言っていただいたもの。そして醸し人九平次は完全に私の趣味……だって好きなんですもの九平次……。

 
飲むの楽しみ♪(でも日本酒冷蔵庫に全部入るのかなーこの3本……←なんとかぎりぎり入りました)。
 
その後は、東京大丸に移動して、母の買い物につきあいつつ、私は夕飯の惣菜を購入。一緒に改札に入って、適当に構内で別れたのだった。
枝豆
昨夜のおかずの残り色々
「ゑびすDaikoku」の
 野菜の揚げ浸し
 カキの竹皮焼き(チーズソース)
 焼きもろこしつくね
 ささみのチーズかつ
豚汁
羽釜御飯
ビール(キリン秋味)
「連日手抜きな夕飯でごめんなさい」と思いつつ、母が帰った家で、ゲストベッドの片付けをして、ほったらかしだった土産ものの整理をし始め、地味に疲労困憊。へとへとになっていたところで、だんなが帰ってきて「おつかれね……」と労ってくれた。
 
夕飯おかずは、昨夜の残りのお刺身なども出しつつ、東京大丸の「ゑびすDaikoku」というお総菜屋で買ってきた、彩りが綺麗なお惣菜のあれこれを。
 
「和風ナゲット」的なささみのかつとか、とうもろこしをたっぷりまぶしたつくねとか、自分では作れそうにもない、多種類の野菜を使った揚げ浸しとか、どれもなかなか良い感じだった。でも、何より美味しかったのは「豚汁」だったりして、皆がせっせと食べた結果、昨日たんまり作った豚汁が、ほぼもう空っぽに。
 
「美味しい!」と作ったものを食べてくれるのはやっぱり嬉しいなぁと改めて思いつつ、そろそろ自炊がんばります……。

2015年9月29日火曜日

千疋屋のフルーツサンド♪

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「Delifrance」の
 クリームパン
 さつまいものクイニーアマン
 ぶどう(マスカット)
 梨(豊水)
 カフェオレ
そろそろ日常に戻らなきゃ……と、旅行前から「昼寝無し」の日常にそろそろ疲れを覚えつつ、5時半起床で息子の分の弁当作り。
 
「親子丼とかで良いかなぁ」と買ってきた鶏肉、冷蔵庫の中に旅行前からの使いさしの、にんにくの芽があったので、鮮度的には大丈夫そうかなと、鶏と一緒に中華炒めにしてみた。
 
  • 鶏肉とにんにくの芽の中華炒め
  • ほうれん草の海苔巻きおひたし
  • ささかまぼこ(市販品)
  • ポテトサラダ(スーパー惣菜)
  • 御飯 w/のりたま
  • アイスほうじ茶
 
ほうれん草は食べやすく、おひたしにしてから海苔に巻いて一口大にカットし、あとは市販の惣菜を使って適当に。母が帰って落ち着いたら、常備菜作りも再開しよう。
 
朝食は、駅前の「Delifrance」で買ってきた、パン数種と果物と。
 
フルーツは大好きだけど、「でも、ケーキ並に高いよね、贅沢品だよねー……」と二の足を踏む中、母が「いいじゃない買いなさいよ、買いなさい」とあれこれ買ってくれるので、梨や葡萄や柿が食卓に並んで、母上京時の食卓はとっても豪華。マスカットとか、とても久しぶりに食べました。種無しのを買ってきたらしいマスカット、大粒で甘くて、上品な風味。
幕張イオンモール内「千疋屋」にて
 フルーツサンド \1000
 ドリンクセット \300
昨日は夕方からひたすら母の新スマホのセットアップをしてあげて、なんとか「メールできて、LINEできて、通販もできる」な状態に。
 
「あとはマニュアル読んでがんばるわ!」
と母は言うけど、母の期待する「マニュアル」って、スマホについてくる説明書じゃ全然足りないだろうなぁ……と、「はじめてのiPhone」みたいな教則本を買ってあげた。次に会うまでに、フリックでメールくらい送れるようになっていると良いのだけど、どうかなぁ。
 
で、今日は一日、「スマホのセットアップに必要かも」という日にしていたのだけれど、なんとなくやるべきことはできてしまったので「じゃあお出かけしようか」ということに。
 
「私ね!食器棚を新調したかったの!」
と母が力説するので、じゃああそこならバスに乗って行けるはずだよ、それに幕張イオンモールも近くて楽しいよ、と、「東京インテリア家具 幕張店」に行ってきた。
 
なんでも、店舗改装中ということで、折良く「幕張店 店舗改装売り尽くしSALE」なるものを実施中。雑貨も全品5%オフで、家具も軒並割引価格になっていた。
 
食器もあるんだ?へええ、良い感じの造花もたくさん!と思わずあれこれ買い物してしまい、母もめでたく好みな感じの食器棚と出会うことができたらしい。現品ではあるけれど3割引くらいになって売られていた食器棚、秋田まで1000円で配送設置してくれるとのことで、「予算よりずっと安く買うことができたわー」とご機嫌だった。
 
ちなみに、カリモク社の「コロニアル」というシリーズの家具だったらしい。とても素敵だけど、我が家とは全く方向性の違う家具ね……。
 
めでたく目当ての買い物も終わって、幕張イオンモールでランチ休憩兼、さらっとお買い物。
 
「千疋屋があるよ。フルーツサンド食べよう!」ということで、「パティスリー銀座千疋屋」に行き、私はフルーツサンドセット、母はフレンチトーストセット。
 
幕張イオンモール内「千疋屋」にて、フルーツたっぷりフレンチトースト。 フレンチトーストは、店頭で売られている「パネティッシモ」というフルーツ入りのパネトーネっぽいパンを使ったものみたい。
 
「パネティッシモのフレンチトースト いちじく&はちみつ トロピカル」という品名で、900円。トッピングバニラアイスは追加100円。
 
半分こして食べましょう、と、どちらをつついてもフルーツたっぷりの品を楽しんだ。
 
安定の美味しさのフルーツサンドは、断面にしっかり苺。メロンとりんご、あとはシロップ煮の黄桃?クリームたっぷりでバランスの良い、いかにもな「伝統の味」的フルーツサンドだった。栄養&糖分補給できたところで、大荷物抱えて帰宅。うっかり最後に、欲しいと思っていた揚げ鍋なんか買ってしまったりして。
茹で枝豆(茶豆)
お刺身色々
 (本まぐろたっぷり・ぶり・いさき・秋刀魚・甘海老)
お肉屋さんの焼き豚
豚汁
羽釜御飯
日本酒(宮城 新澤醸造 伯楽星 純米大吟醸)
母は外食したそうな感じだったけれど、母以外の皆はそろそろ「家飯が恋しい」気分で、「お刺身と豚汁とかさ、良い感じじゃない?駅前の魚屋さんのお刺身は最高だよー」と母を説得して、今日は家飯。
 
品揃え豊富な、特に本まぐろがぴかぴかとたいそう美味しそうな、安定の「角上魚類」の冷蔵ケース。母も「あらー、これはすごいわねーどれも美味しそうね」と、ご機嫌で、いくつものパックを籠に入れていた。
 
1000円の特売価格だった5種盛りは本まぐろ、ぶり、いさき、秋刀魚、甘海老が各4切れ。その他に、本まぐろの切り落としと、まぐろ盛合せ。なんだか「まぐろ祭り」な感じになった。
 
「あ、あとね、こういうのも、ここのは美味しいんだよー」と併設のお肉屋の惣菜コーナーに連れて行ったら「あら!美味しそう!これも食べましょう!」と焼き豚も小ぶりのものを1本購入。パサパサではなく、しっとりジューシーな焼き豚、スライスしてから温めて食卓に出した。
 
あとは茶豆と、帰宅してから急いで作った豚汁と。炊きたての「あきたこまち」と、日本酒はだんなが「これにしよう!」と出してきた伯楽星(はくらくせい)。
 
刺身がメインで、料理らしい料理は豚汁くらいだったわけだけど、それでも「家飯は美味しいねー」と、ほっとした気持ちになった私たち。私も母も、それほど「味噌汁大好き!」という嗜好ではないのだけれど、それでもしみじみ美味しかった。

2015年9月28日月曜日

中華と焼き肉!

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「Whole Foods」の
 authentic french brioche with pastry cream
 コーヒー(peaberry)
昨夜旅行から帰ってきたところだけれど、今日からいきなり平日でだんなと息子は普通に出勤&登校。
 
パンなどを買って帰る余裕はなかろうと、昨日のうちに「Whole Foods」で買ってきたフレンチブリオッシュと、たいそう良い香りだった店頭量り売りのコーヒーで朝御飯にした。申し訳ないけれど息子の弁当は「ゴメン、これで学食でも行ってー」と500円玉を支給。
 
あいにくヨーグルトや果物も冷蔵庫には入っていなかったので、朝食は「パンとコーヒー」。
 
ぐるぐると渦巻き型に巻かれたパンが7ブロック焼かれた甘そうなパンは「authentic french brioche with pastry cream」というもの。クリームを層状に練り込んだパンで、「さすがオーガニックスーパー」という風な自然な味わいだったけれど、そこはアメリカのパン、思っていたよりもしっかりどっしり甘かった。
津田沼「銀座アスター」にて
 ランチセット桂花 \2160
 グラスビール
今日は午前中に届く予定の宅配荷物数点を待ち構えつつ、大量の洗濯物と格闘したり写真と格闘したり。大量の土産物はそのへんの床に山積みになっているけど……これは後回しでいいやー、と。
 
「秋田の家に光回線ひいて、パソコン使ってたんだけど、パソコン動かなくなっちゃった」
という母。「だったら光回線、要らないんじゃない?」「パソコンの不具合に対応できないなら、ガラケーをスマホに切り替えれば、やりたいこと全部できるんじゃない?」と、旅行の間に結論出して、今日の午後は母のスマホ購入手続きにお出かけ。
 
「炒飯とか恋しいわー」
ということだったので、お昼は駅前の(旅行出発前夜にも来た)「銀座アスター」に行ってしまうことにした。
 
当初は「炒飯と焼きそばを1品ずつ取るくらいでいいよねー」と言っていたのだけれど、ランチメニューを見てみると魅力的なセットメニューが色々と。
 
選べるメインのおかずに、スープや前菜、杏仁豆腐までついてくるセットが素敵だねと、母と私もこの献立にしてみた。2000円でこの内容は、なかなか嬉しい感じかなーと。
 
  • 前菜
  • 季節のスープ
  • 白身魚の蒸し物、高菜あんかけ
  • 季節のお料理(下より一品)
     料理長のおすすめ(牛肉の北京風炒め)
     海老と湯葉ときのこのうま煮
     上海蟹と豆腐の煮込み
     酢豚
  • ご飯またはマントウ
  • 香の物
  • フルーツ入り杏仁豆腐
 
メインディッシュは、私は牛肉の北京風炒め、母は酢豚。
 
「銀座アスター津田沼賓館」にて、前菜盛り合わせ。4種類も来て、ちょっと嬉しい。 前菜は4種類。
 
海老のマヨネーズソース、蒸し鶏、かさごの紅麹焼き、いかの辛味焼き、と、それぞれ手が込んでいて、良い感じ。
 
白身魚の蒸し物は鱈。あっさり優しい味の高菜あんがかかっており、大きく切られた茄子も添えられいて、こちらもボリュームがあった。そしてメインのおかずもボリュームたっぷりだった。
 
「銀座アスター津田沼賓館」にて、メインのおかず。北京風炒めには栗も入っていました。 「あらぁ……私、こんなにたくさんは食べられないわ」
 
という母の酢豚もちらっと貰い、更に母の分のマントウ(=花巻)も貰い、なんだかすごくたくさん食べてしまって、満腹に。
 
全体的に安心していただける味のものばかりで、こっくりこってり味の牛肉味噌炒めも良い感じ。上品な味の白身魚も美味しかったなー。
 
で、携帯の契約に2時間かかり、「ケースと液晶保護シールも買わなきゃ」と電器屋寄ってパン買って帰ったらもう17時。洗濯がなかなか終わらない……。
船橋「焼肉やまと船橋本店」にて
 やまとサラダ \720
 上タン塩 2×\2900
 カルビ・ロース盛合せ \3780
 サーロインしゃぶ焼き \6180
 裏塩ホルモン盛り \1480
 大人の赤身肉盛合せ \4980
 サンチュ \670
 韓国のり \370
 ライス(大) \340
 やまとうどん \560
 コムタンクッパ \650
 生中ジョッキ 5×\490
 ゼロハイ 2×\390
 豊潤梅酒 \480
「旅行の反省会しましょ!美味しいもの食べにいきましょ!」
と元気な母。地元の美味しいフレンチに行こうと誘われたけれど、残念ながらその店、月曜定休。じゃああっちに行ってみる?と、美味しいイタリアンの店の営業時間を調べたら、こちらも月曜定休。「だったら焼き肉!」と、「焼肉やまと船橋本店」にタクシーに乗って行ってきた。だんなも仕事帰りに途中下車して、現地集合。
 
以前、稲毛に住んでいた時に稲毛店を何度か利用していたこのお店。「それなりに値段は良いけどすごく美味しい」と気に入っていたのに、ある時から経営母体はそのままに「安価な食べ放題焼き肉店」に業態を変えてしまい、以前の高級メニューも残りはするものの客層ががらりと変わってしまったこともあって、すっかり足が遠のいていた。
 
船橋本店は、今も昔も高級焼き肉店。船橋駅から徒歩10分とけっこうめんどくさい立地なので、気にはしつつも、来店は今日が初めてだ。
 
小上がりの禁煙席に案内してもらって、盛合せやサラダや牛タン、「しゃぶ焼き」、色々楽しんできた。
 
「焼肉やまと」の「裏塩ホルモン盛り」。トントロは地鶏も入って、子供も食べやすく。 右は、「裏塩ホルモン盛り」なるメニュー。
 
1品ずつ札がちゃんと添えられているのが、「あれ、これなんだっけ?」とならずに済むのでありがたい。
 
こってり濃厚な「アブラハツ」と、ホッペ、スネカジリが牛肉で、あとはトントロと地鶏……と、ホルモン初心者でも違和感なくいただける良い感じのセットだった。
 
私とだんなが「これだよね」「これが一番、ぐっと来る盛合せだよね」と意見が一致したのが、今日の一番上の写真の「大人の赤身盛合せ」。
 
熟成肉塩麹・ダイヤモンドカット・中落ちロースの盛合せで、「ダイヤモンドカット」は格子に切られたステーキ肉風の巨大なもので、「そのまま焼いて、焼き上がったらハサミで切って召し上がれ」というスタイル。
 
どの肉も期待通りの「赤身」で、たいそう美味しかった。
 
アメリカは肉料理文化ではあるけれど「塊肉文化」だから、しゃぶしゃぶ肉の薄さはもちろん、焼き肉用くらいの厚切りであっても、「あら久しぶり」な気持ち。「日本の中華」「日本の焼き肉」を食べて、そしてチップの要らないお会計明細を見て、「やっぱり日本は良いなー」などと思ってしまったのだった。

2015年9月27日日曜日

無事帰国~。

JAL機内食
 冷やし中華
 クッキーボックス
 アイス緑茶
帰国便の着陸は17時過ぎ。15時頃(ハワイ時間で夕飯の時間)に「軽食でございます~」と出てきたのは、冷やし中華とクッキー2枚入りの小箱。
 
箱に「Big Island Candies」の文字があるのを見て、皆で
「あ、買ったお店だよ」
「初日にアラモワナセンターで買ったとこだよね」
と盛り上がってしまった。
 
チョココーティングのマカデミアナッツクッキーと、パイナップルクッキー。パイナップルクッキーがたいそう美味しくて、「あらもっと買って来れば良かったわ」と超後悔してみたりして。
 
冷やし中華は普通の酢醤油だれの味で、でも甘く煮た椎茸に日本食が俄然恋しくなってきた。
津田沼「デニーズ」にて
 豚しゃぶ膳 w/茄子とキャベツのみぞれおろし
 生ビール
10分の遅れで無事に着陸し、ロストバゲージも無く、幸いさほど寒さも感じず、「サンダルに半袖」という超軽装で地元に帰還。巨大なスーツケースを持って夕食を摂りに行くのもね、かといって一度帰ったらもう出かけたくないしねと、駅前にあるデニーズで夕飯を済ませることにした。
 
すっかり和食が恋しくて、でもあまり「これ!これ食べたい!」というメニューもなく、悩んだ末に豚しゃぶ膳(選べる小鉢つき)を。
 
小鉢はポテトサラダ・きんぴらごぼう・茄子とキャベツのみぞれおろし・豆腐サラダから選択だそうで、おろし和えの豚しゃぶとまんま同じな方向だけれど、「茄子とキャベツのみぞれおろし」をつけてもらった。
 
そういえば、ファーマーズマーケットに、日本の長ねぎが売られていた。「japanese cucumber」なんてのもあったりして、あとゴーヤーもあったよねと話しながらもぐもぐ。
 
旅行中には、特段「日本食が恋しい!」とはあまり思わないけれど、帰ってくると恋しくなるのは刺身や炊きたて御飯や醤油味の煮物だったりして。あ、あと、割と「薄切り肉」も恋しくなる。ハムやベーコン意外の「薄切り肉」って、そういえば全然食べてなかったなー、と。
 
そして帰宅後、「お前らどこ行ってたニャ」「こんなに長い時間!」「けしからん御主人達だニャ」と憤慨する猫(主にりゃんりゃん。かすみちゃんは常にマイペース)に謝罪しつつ、まずは猫の御飯とトイレのお世話から。

2015年9月26日土曜日

最終日はFarmer's Market

「KCC Farmers’ Market」にて
 「Kukui Sausage」のパイナップルホットドッグ
 パイナップルミントクーラー
昨日、夕方にホテルに戻ってきた私たちの部屋に、「TRAFFIC ADVISORY」なるホテルレターが届いていたのだった。
 
曰く、チェックアウト予定の26日はホテル前の大通り、カラカウアアベニューで大規模なパレードが予定されているとのこと。そのため、ホテルから出る時に必ず通らなければいけないその通りが、朝8時から午後1時まで交通規制になるとのこと。
 
慌ててコンシェルジュに聞きに行くも「その間は全く車の出入りはできないわよー」とすごくいい加減な返事で、だんながベルデスクの方に改めて聞きに行くと、「パレードの間も、その合間に多少は車を通しますが……通常より30分は余裕をみて出発した方が良いですよ」と具体的な返事を貰えた。
 
今日は土曜日、ファーマーズマーケットの日。予定では、私とだんなの2人でその朝一に出かけていき、9時頃に戻ってきて(母と息子はルームサービスかホテル内かで朝食を済ませておいてもらい)、11時過ぎに皆で揃ってチェックアウトすれば良いよねということになっていた。
 
その予定、昨日の夕方になって総崩れ。どうするの?ホテルを10時半にチェックアウトして、飛行機が出るのが14時なのに、あんまり早く空港着いても意味ないじゃん!と悩み悩んだ末、「交通規制が始まる8時前に皆でチェックアウトして繁華街から離れちゃおう」ということになった。ということで今朝は皆でファーマーズマーケット。
 
KCC Farmers’ Market」までは、ホテルから15分ほど。前回来た時も大混雑だったけれど、今回はまた、輪をかけて大混雑だった。美味しかったソーセージ屋さんのホットドッグをまた食べたいと思ったのだけれど、呆れるほどの長蛇の列。だんなと母に並んでいてもらい、「じゃあその間に飲み物買ってくるねー!」と、パイナップルジュース屋さんとコーヒー屋さんに駆けていって、人数分の飲み物を入手した。
 
私はパイナップルソーセージのホットドッグにパイナップルクーラー(ミント入り)を飲むという、「どんだけパイナップルが好きなんだ」という組み合わせ。
 
息子が選んだ「キングコングホットドッグ」は、通常サイズの1.5倍のソーセージを使った、チーズトッピングつきの迫力のホットドッグ(今日の写真)。キャベツもサンドされているのね。
 
今回は、ジャムやドレッシングは事前に街で買っていたので、あとはここでしか買えないものをと歩いて、ココナッツの花のはちみつを1本、味見をして美味しかった、サルサ屋さんのオリジナルサルサと、シアントロ(香菜)サルサを1パックずつ買ってみた。サルサ屋さんのは、厳重にラップとビニール袋と新聞紙とガムテで梱包してスーツケースへ。
 
で、トロリーや観光バスが続々とやってきて混雑は増す一方のマーケットをなるべく早めに脱出して、郊外の人気のカフェにでも……と車を走らせてみると、駐車場がいまいちなくて、目当てのカフェ2店舗はどちらも混雑の模様。こりゃダメだーと、一昨日訪れたカハラモールに車を走らせ、適当に時間つぶしをしてから空港に向かうことにした。
 
少々グダグダ展開になったけど、でも、「車が出せない~」とやきもきしながらホテルに閉じ込められるよりは良い最終日になったかな。パレードもちょっと見たかったけど。
「ホノルル国際空港」内「Kona Brewing Company HMS HOST」にて
 FLATBREAD PIZZA - HAWAIIAN
 KONA BREWING LONGBOARD ISLAND LAGER
私のスーツケースは、「お土産だけを詰めた」状態で23kgという預け荷物ぴったりの重量という怖ろしい状態でチェックイン。
 
だんなと母のスーツケースもなかなかの重量感で、プラス、段ボール1個に服やら買った靴やら詰め込んで、4人で5個の預け荷物でめでたく搭乗チェックインを終わらせた。
 
私がうっかり勘違いしていて、帰国便は14:50発ではなくて14:05発。案外と時間の余裕はなくて、でも小腹が空いたねと空港内のレストランで最後の軽食を楽しんだ。フラットブレッドを使ったピッツァに「ハワイアン」があったので、母と私で半分こ。息子とだんなはハンバーガー。
 
ビール屋さんのレストランだったので、ここぞとばかりに生ビールをいただいてきた。さっぱり味のピルスナー風の「KONA BREWING LONGBOARD ISLAND LAGER」を最後にぐびぐび飲みつつ、ピッツァを囓るとなんだか懐かしい嬉しい味わい。
 
よくよくメニューを見返すと、使われている具材のところに、
「パイナップル、ハム、ベーコン、マリナーラソース、フレッシュモッツァレラ、シアントロ」
とばっちり書かれていたのだった。トッピングされていた緑色の葉っぱがシアントロ(香菜)だったのね……。
 
そして10分遅れほどで満席状態の飛行機は無事に帰路へ。
 
帰国便は眠らない方が時差ぼけ対策に良いんだよねー……と思いつつ、ターミネーター最新作などを見ながら、途中でうとうと1時間ほど昼寝。
JAL機内食
 カルーアポーク
 海老と胡瓜の胡麻ドレッシング和え
 腐ポキ
 アイスクリーム(ココナッツ)
 梅酒・アイス緑茶
離陸してから2時間後くらい、ハワイ時間で「超早めの夕御飯」、日本時間なら「早めの昼御飯」の機内食は、チキンorポーク。
 
豚ならカルーアポーク、鶏ならチキンカツカレーと事前に情報を得ていたので、ここは豚一択で。
 
さきほどのピッツァが案外しっかりめだったので、半分ほど残してしまったけれど、カルーアポークはかなり幸せな味だった。塩味の効いた比較的シンプルな味の、アメリカで言うなら「プルドポーク」的な料理。この手の豚料理が大好きな私は、たいそう幸せな機内食だった。
 
なんでも沖縄の方に台風が来ているらしく、後半は少し揺れたものの、今回は往路も復路もさほど揺れずにめでたしめでたし。

2015年9月25日金曜日

ハレイワで海老食べましたー

ホノルル「MOANA SURFRIDER」内「the veranda」にて
 朝食ブッフェ
「私はやっぱり、朝御飯はブッフェが良いわねぇ」
と、母。
 
今日はレンタカーで遠出の予定だったので、ダウンタウンのパンケーキの美味しいお店で朝御飯……と思っていたのだけれど、母が昨日も一昨日もパンケーキ朝食だったので、考え直すかなぁと、リクエストに応えて朝食は「モアナ サーフライダー」の「the veranda」で。
 
オムレツとワッフルとパンケーキは、オーダーして焼きたてのを持ってきて貰える仕組みで、家族全員、焼きたてほやほやのワッフルやパンケーキを楽しむことができた。生ハムやスモークサーモンがあったのも、豊富なフルーツ(パパイア、すいか、2色のメロン、パイナップル、葡萄に苺などなど)があったのも素敵。
 
グアバジュース飲みつつ、サラダや「パフェ」と記されて置かれていたグラス入りのヨーグルトデザート(プレーンヨーグルトの上にグラノーラ、ベリーのコンポート入りソース)も可愛かった。満足満足~と、ホテルに帰還ついでに、隣のアウトリガーホテルのUPSで段ボールゲット。スーツケースに入りきらない荷物を段ボールに詰めて持ち帰る算段だけど、段ボールが10ドル以上の値段で超びっくりよ……。
ワヒアワ「Dole Plantation」にて
 パイナップルソフトクリーム
今日はノースショアにお出かけ。
 
「せっかくだからコテコテの観光もしていきましょう」と、「Moanalua Gardens」で「この木なんの木」の「あの木」を見て、次は「トイレ休憩かつパイナップル休憩だよ~」と「Dole Plantation」にも立ち寄り。
 
道中の、実にちょうど良いポイントに、このドールのプランテーションがあって、そこそこ綺麗なトイレと、豊富なお土産と、美味しいパイナップルソフトクリームが待っている。
 
「まぁ、言うほど美味しいもんでもないかもしれないけどー」
と、試しに買ってみたパイナップルソフトが、どえらく濃厚で、甘ったるすぎない適度な酸味と甘みで、これは確かに美味しかった。うっかりドライパイナップルなども買ってしまったりして、まんまとドール社の術中にはまる私たち。
ハレイワ「Giovanni's Shrimp Truck」にて
 Shrimp Scampi
 Lemon & Butter
オレンジジュース
そして、ノースショア、ハレイワという小さな田舎町に無事到着。
 
11時という早めの到着で、「あ、そこの橋越えたところに、有名な海老屋があるそうです!」と、「屋台村」のような風景の一角で名物の海老料理のお昼御飯。
 
2スクープの御飯と共に、10尾以上の海老が盛られた、ガーリック風味のと、レモンバター風味のプレートを1つずつ貰って、適当に家族で分けつついただいた。海老、にんにくがっつりで美味しー!ハエがけっこうな量、ぶんぶんと周囲に飛んでいたけれど、めげずに店前のテーブルに座って食べた。
 
北上しながら雑貨屋さんをちらちら見たり、コーヒーショップに寄ってみたり。
 
寄った中で一番素敵だったのは「Kai Ku Hale」というお店。
 
エキゾチックな綺麗な布を扱っていて、母と2人きゃっきゃ言いながら布を複数枚お買い上げ。レジのところに置いてあった、ドライキャットニップを猫のお土産に買ったら、レジのお姉さんが「猫飼ってるの?」と。白猫が2匹留守番してるんだよーなどとだんなが説明してくれて、「そうなのー、うちには5匹猫がいるのよ」と。レジ前で「ねこぼきん」と日本語で書かれた小さな容器が置いてあったので、野良猫の保護に使うのだというそれに、少しチップを入れてきた。
 
お皿とかアクセサリーも可愛かったな。
 
私たちを追いかけるように、モアナルアガーデンでもハレイワでも日本人満載の大型観光バスを見たので、彼らの追いつかれないようにと、「マツモトシェイブドアイス」あたりはスルーして、「タートルビーチ」と呼ばれる「Honu Laniakea Beach」に。
 
タイミング良く、個人客中心の(それでも30人以上は海岸に来てたかな)ビーチに到着できて、ウミガメ、たんまり見ることができた。
 
おなじみの光景らしい、「甲羅干し」をしていた亀は1匹だけだったけれど、波打ち際で波に揉まれながら海藻を食べているらしい亀は、海の中に10匹以上見ることができた。野生のウミガメ、こんなに至近で見たのは初めて。
 
良かった良かった、無事にウミガメにも会えました……と、帰り道でもまた「DOLE」でトイレ休憩して、ホテル帰還は15時頃。
 
とうとう明日には帰国なので、荷造りを開始しつつ、ホテルから少し歩いたところにある「Food Pantry」で日常使いのコーヒー買ったり、念願のpillsburyの冷蔵クロワッサン生地買ったり。
ホノルル「ハレクラニ」内「オーキッズ」にて
 カリフラワーのビシソワーズ
 ロブスタービスク
 コロラド産骨付き子羊、スモークした茄子とズッキーニ添え、ミントのジュ
 ライチとストロベリーフレイザー
 ハレクラニ特製 ココナッツケーキ
 ビール(コロナ)
 白ワイングラス
 エスプレッソ
息子、ハワイに来たら「田中オブ東京」で鉄板焼きを食べたかったらしい。
「いや、それ、"もやしもん"で見た"こんなの日本じゃねぇ!"ってのやりたいだけでしょ」
「ショーにお金かけるようなもんだからなぁ……そんなに美味しいもんでもないと思うし……」
と、私とだんなに諭されて、「どうしても行きたかったら、次回ね。ランチ営業してるお店とかで食べよう」と。
 
で、今回の旅行のラストディナーは、ワイキキビーチトップクラスの高級ホテル「ハレクラニ」の「オーキッズ」で。
 
メインダイニングは「ジャケット着用」のとんでもない価格のお店だったので、もう1段階カジュアルなお店(それでも客単価150ドルよ……すごいよ……)のフレンチのお店に予約を入れた。
 
海の見える、風が気持ち良い素敵な席で、コースの紹介もあったけれどアラカルトでいただくことに。
 
「前菜とメインの間に、サラダ1皿を4人でシェアするのはアリかなぁ?」
などと注文して、伝票にはちゃんと載っていたのに残念ながらそのサラダが出て来なかったりしたけれど、結果オーライな満腹っぷりに。
 
カリフラワーのビシソワーズは、お店からのサービス品。前菜は、滑らかなでたいそう濃厚な「ロブスターのビスク」、メインディッシュは、巨大なラムチョップが3本も盛られた、火入れも完璧なもの。どれも繊細な味付けで、美味しかった。
 
デザートには、それはもう熱烈にシグネチャーメニューのココナッツケーキを勧められたのだけれど、正直このケーキはあんまり得意ではなく……(ココナッツの味は好きだけど、あのパサパサしたココナッツフレークは、どうにも好きになれなくて)。
 
わかってるよ、美味しいのはわかってるけど、味は好きだけど!とスルーして、ストロベリーのデザートを母とシェアする前提で1皿、だんなはバニラアイスを1スクープ、母のメインを手伝った息子は「もうダメ満腹」とエスプレッソだけを注文したところ、
「是非これ、試して欲しいんだ。店の自慢のケーキだよ」
と卓上にココナッツケーキがやってきた。きらめく担当給仕のおっちゃんの笑顔。
 
うわぁ、ケーキ来ちゃったよ、しかもでっかいよ……と、皆で苦悶しつつも「おいしい!おいしいよー!」と平らげた。甘いもの担当の私が、4割ほどはしっかりいただきました……。うん、スポンジふあふあ食感で、クリームも優しい甘さで美味しいんだけどね、ココナッツフレークが全体にこってりまぶされてなかったら、もっと大好き。
 
んで、明日は大幅にスケジュールを変更して、バタバタの出国になりそうな予定。
 
なんでも、この界隈で最大級のお祭りがあるそうで、そのファイナルパレードが明日の午前中(予定のチェックアウトのタイミングどまんなか)にカラカウア通りで開催されるんですって。ホテルから出る時に必ず通らなきゃいけない通りが午前中一杯通行止めになるそうで、一応、パレードの隙間に車を通してくれることはするみたいだけどたいそう時間がかかることが予想されるとのこと。
 
当初、「私とだんなだけファーマーズマーケットに行って、帰ってきてから皆でチェックアウト」の予定だったのに、「ファーマーズマーケットからは8時頃お帰りにならないと(それ、ファーマーズマーケットほとんど見られません……)交通規制が始まります、チェックアウトの際は30分くらい余裕をもってお出かけください」と大変な感じに。
 
時間は読めなくなるし、へたすれば空港で3時間くらい出発を待たなきゃいけない事にもなりそうだし、
「だったら交通規制始まる前にチェックアウトしてとっととホテル出ちゃうのが建設的じゃ?」
「海側の店避けて、カハラモールあたりのエリアで朝食にすればいいんじゃ?」
ということになった。
 
前回のハワイ旅行も日本の積雪の影響で最終日はバタバタになったけど、今回も簡単には帰国できそうになく。でもファーマーズマーケットは行ってきます。

2015年9月24日木曜日

南国的なかき氷♪

ホノルル「bills」にて
 サンライズドリンク
 スイートコーンフリッター
今日の朝御飯は、事前に予約して"世界一の朝御飯"、「Bills」に。去年だか一昨年だかにオープンしたワイキキ店は、けっこうな混雑ぶりで、9時前に店を後にする時には店頭に空席待ちのお客さんがいるほどだった。でも、1階のカジュアルゾーンはガラガラ。予約できるのは2階だけなので、私たちは2階で、良い目の値段の朝御飯。
 
私は、「ベリー、バナナ、ヨーグルト、メロン、オレンジジュース」が使われた「サンライズドリンク」飲んで、メインの料理は「スイートコーンフリッター w/ローストトマト、ほうれん草、ベーコン、アヴォカドサルサ」。
 
パンなどはついていなかったのだけれど、母が頼んだパンケーキは食べきれないだろうなと予想して、その通りになったリコッタパンケーキを横から1枚いただいた。
 
だんなと息子は「オーガニックスクランブルエッグ、サワードゥトースト、クミンローストトマト、ベーコン、“MISO”マッシュルーム、フェンネルソーセージ」の「フルオージー」。
 
ちょこちょこ交換しながら食べたのだけど、スクランブルエッグは、お台場で食べたものの方が、火の通り具合とか諸々が好みだったかも。リコッタパンケーキは安定の美味しさ。「コーンどっさりかき揚げ」という風なフリッター、ハワイの甘いとうもろこしを使っていて、コーン好きにはかなりぐっとくる品だった。
 
ベリーの皮のアクっぽいものだとか、メロンの瓜っぽいところだとかが微妙に気になるジュースも、他ではあまりない味で悪くはなかった……かな(ちょっと渋かったけどー)。
 
朝食後は、お昼のお出かけまで部屋でごろごろ。
 
「買い物行きたーい」という母につきあって、ハレクラニまで足を伸ばして、ホテルショップでハレクラニ印のパンケーキミックスを買ってみた。
ホノルル「Rainbow Drive-In」にて
 ロコモコ
 スプライト
今日から帰国の土曜の昼まで、48時間レンタカーを借りることにした我が家。
 
今日はちょっと足を伸ばして近郊にお買い物!ということで、車に乗って目指したのは、ハワイ動物園近くの「Rainbow Drive-In」。オバマ大統領がハワイ在住時代に、ここのロコモコの常連さんだったんですって。
 
ロコモコは大小あって、「小で良いやねー」と注文したら、「これは丼なの?シチューじゃないの?」という謎めいた外見の丼が登場。器の下半分には御飯がみっちり、上にハンバーグ、たっぷりのソースと、目玉焼き1個。大にしておいた方がビジュアル的には良かったらしいけど、でも小でもけっこうお腹いっぱいになってしまった。
 
「ロコモコみたいなのは嫌い」という母にチキンサンドを頼んでみたら、これが想像とはちょっと違うもので、フライドチキンをバンズにサンドしたものだったりして。私たち的には美味しかったけど、母にはがっかりだったようで、なんかゴメン。
 
次の目的は「KAHALA MALL」。
 
キッチンツール屋さん(ここでまたオリジナルパンケーキミックスを買う……)や雑貨屋さん覗きつつ、スポーツショップでBUY 1 GET 1 FREEだった息子のカーゴパンツを買ったり、最後はオーガニック系スーパーの「WHOLE FOODS」であれこれお買い物。
 
好みの量をその場でマシンで粉砕する「アーモンドバター製造器」を触ってみたり、見慣れないメーカーのタコスパイスを買ってみたり。
 
そろそろ疲れてきたところで、西に戻ってファーマーズマーケットのリリコイバターで有名な「MADE IN HAWAII FOODS」の実店舗へ。
 
ここ、ミニサイズのジャム類が購入できるものだから、「色々試してみようっと」と、アホほどあれこれ買ってみた。新商品のパイナップルブルーベリージャムの試食をさせてくれて、美味しかったのでこれもミニ瓶1つ。
 
「コーヒーバター」なるものが、これまた美味しかったので、母も我が家も1個ずつ。マンゴーチャツネも買ってみた。
ホノルル「snow factory」にて
 Papaya & Pina Colada
で、おやつは、ジャム屋にほど近い場所にある、前回のハワイ旅行でも訪れたアイス屋さん「Snow Factory」に。
 
今回は、家族全員ほどよくお腹がすいていたので、がっつりかき氷を堪能できた。
 
私はパパイヤとピーニャコラーダ味のかき氷に、コンデンスミルクとミックスジェリー、パイナップル果実とモチ(!)をトッピングした品を壁面メニューから注文。
 
母はプレーンなライチ氷、だんなはクッキー&クリームとバニラの氷にモチとコンデンスミルク、チョコシロップ、砕いたオレオが乗った品を、息子はとびきりファンシーな外見だった、ストロベリーとチーズケーキの氷にモチとコンデンスミルク、苺とチーズケーキをトッピングした品を注文。各自、なかなか壮観な感じになった。
 
「味つきの氷を削るふわふわかき氷」は、台湾で食べるものにも似ていて、でもさすがアメリカのセンスというか、色々と派手。
 
自分で好みの組み合わせを考えることもできるのだけれど、めんどくさくなってしまって、壁に貼られたナンバーつきメニューから選んでみたら、母以外は「全員モチ入り」ということになってしまった。
 
「これ、モチが敵なのか味方なのか、難しいところだよね……」
と食べすすめると、これが冷たい氷の中で良い感じの「箸休め」にもなってくれて、しかも小腹がすいていたところだったので程よく空腹も満たされることになったりして、「あ、モチは味方だよ、モチは味方」という結論に。
 
風味豊かな氷は、味も食感も素敵だし、メニューを制覇するにはあと20回以上はハワイに来なきゃいけない感じ。場所がもう少し、繁華街近くだと嬉しいんだけどねぇ……。
 
最後は、数ブロック離れたところにある、みんな大好きWALMARTでお買い物。BBQソースとか、アメリカンなスパイス類とか、冷蔵クロワッサン生地とか、ここぞとばかりに買い込んだ。ホテル帰還は午後4時過ぎ。
ホノルル「Il Lupino」にて
 Salumeria Selection (pick any three)
     Prosciutto di Parma ×2
     Boschetto
 Insalate - Rucola e Pere
 Pizze - Margherita
 Tagliatelle alla Carbonara
 Tagliatelle Bolognese w/ Meatball
 Panna cotta
 Espresso
 beer (PERONI)
 vino(Tiefenbrunner, Trentino-Alto Adige, Pinot Grigio 9oz)
夕飯は、「そろそろ麺が食べたいぞー」ということで、近くのイタリアンレストラン「Il Lupino」に予約を入れて行ってみた。本当は他のイタリアンのお店が第一候補だったのだけど、お昼に予約の電話を入れたら今日は既に満席だそうで。
 
「小さな狼」という意味のこのお店、なんでも「ウルフギャング・ステーキハウスのオーナー、ウルフギャング・ズゥイナー氏と息子のピーター・ズゥイナー氏が手掛けるイタリアンレストランの1号店」なのだそう。シックな店内はなかなかの賑わいで、料理はどれも美味しかった。ちょーっと塩気がきつい品もあったけど、どうも、ハワイの料理全体、塩気強めな印象もあったりして。
 
とにかくパスタが食べたいよね、でもピッツァも美味しそうだよねと、パスタ2皿、ピッツァ1皿、あとは前菜数品をいただいてみることに。メイン料理にはたどり着けなかったけど、ドルチェはしっかりいただいた。
 
今日はお酒は控えめに、生ビール(イタリアのPERONI)を1杯飲んだ後はグラスワインを1杯。
 
何種類ものハムやチーズから好みのものを盛り合わせてもらえる前菜盛りを1つ貰って生ハム多めで盛ってもらい、ルッコラのサラダとピッツァはマルゲリータ、パスタは「皆が好きなものを」ということで、カルボナーラとボロネーゼ(の肉団子乗せ)。
 
ルッコラ山盛りサラダが、「そうそう、こんな野菜が恋しかったの」という幸せな存在で、マルゲリータは感動するほどチーズがたっぷり。どれもちゃんと美味しかったなー良かった良かった。
 
そして、ちまちま荷造りをし始めたのだけれど、大変な事に。
私のスーツケース、「お土産だけを詰めた」のに、23kg突破しました。あらやだどうしましょう(服も靴もなんにも入らないよー)。
 
とりあえず、23kgまでの荷物2個まで預けられるので、どこかで段ボール調達してこようかなと。んで、成田空港から宅配。

2015年9月23日水曜日

今日は魚介料理~

ホノルル「The Royal Hawaiian」内「Surf Lanai」にて
 パイナップルジュース
 紅茶
 カルアポーク・ハッシュ
朝のお散歩がてら、モアナサーフライダーホテルのランドリールームでお洗濯。泊数多いので1日くらいは洗濯しておかないとやってられないし、下着のシャツ程度でホテルのランドリー使うのも「うーん」ということで、いそいそ2つ隣の同系列ホテルまで。
 
「今日は滞在ホテルを満喫しましょう」をテーマに、朝食は「Surf Lanai」でアラカルト朝御飯。
 
私は「ポーチドエッグ、ハワイアン・チリペッパー・オランデーズソース・ホーファーム産ロミ・トマト・レリッシュ」と説明がついていた「カルアポーク・ハッシュ」を。
 
パンやライスのついていないメニューだったけど、「母の注文した料理は、絶対持てあますだろうなー」と予想ついたので、私の注文はこれだけで。
 
母はワイルドブルーベリーのバターミルクパンケーキと、オーガニック・マッシュルーム・卵白オムレツを選択。案の定多すぎて食べられなかったので、パンケーキ(ブルーベリーが生地に混ぜ込まれている系)とオムレツを手伝うことに……うっかり満腹。
 
テーブルには、「最初にプレゼント」とブルーベリーケーキが1口ずつ。皆でつついた「マーケット・フルーツとベリー」の盛合せは、メロン、パイナップル、すいか、スターフルーツ、ブルーベリーにラズベリーにブラックベリーなどなど。メロンもパインもすいかも、どれもとても甘かった♪
ホテルの部屋で
 バナナブレッドとかフルーツとか
 アイスコーヒー
今日はひたすら水遊び。
 
午前中はシェラトンの大きめプールと海遊び。午後は5ドルほどのフローティングマットを2つ買って、波の高い海で遊びまくった。母のたっての希望でホテルのパラソルを1日借りて(45ドルくらいした……)、交代で休みつつ、私とだんなと息子は、すっかり日に焼けて良い色に。
 
ワイキキの海なんて、そんなに綺麗なもんじゃないと思っていたけれど、海の色は綺麗だし、砂の粒子は細かいし、何よりナマコが全然いないし、あと、小さな魚も泳いでいた。ビーチ近くに「カツオノエボシに注意」という看板が立っていたのに「いるのか!カツオノエボシ、いるのか!」と思ったけれど。
 
昼食は、昨日の夕御飯も今日の朝御飯もたいそうボリュームたっぷりだったこともあって、部屋でコーヒー淹れて、ホテルのウェルカムギフトのバナナケーキをつまんで、朝食の残りのフルーツやら、昨日のアフタヌーンティーの残りの焼き菓子やらをちょこちょこつまんでおしまいに。
ホノルル「The Royal Hawaiian」内「Azure Restaurant」にて
 アズーア風海鮮盛り合わせ
 アラスカン・クラブ・チャウダー
 本日のお魚(Opakapaka)
     アイランドスパイス・生姜とゴマのヴィネグレ・ソース
 シンサト農場ポーチェッタ
 パッションフルーツ味のリリコイ・クリーム・ブリュレ
 カクテル(フレッシュラズベリーコリンズ)
 スパークリングワイン(brut rose domaine carneros by taittinger napa NV)
滞在ホテルのメインダイニング「Azure Restaurant」は、魚介がメインのお店。昨夜がガツンと肉!だったので、今日は魚がちょうど良いんじゃないかなーと、午後に予約を入れてみたところ、「あいにく混雑しておりまして、お席の御案内ができるのが20:30になります」と、かなりの人気っぷり。
 
それでも、夕方にキャンセルが出るかもしれないと、「午後4時にOKでもダメでも、レストランと調整のうえ、お部屋に連絡差し上げます」と言って貰って待っていたら、めでたく「5:45の御案内でしたら4名様、お席お取りできます」と言って貰えた。
 
確かにお店は大盛況で、レジの見える場所だった私たちの席からは、満席で断られて帰るお客さんが続々と10組近く。日本人のカップル客、グループ客も多くて、彼らはなぜか、ミールクーポンだかホテルのバウチャーだか、チケットを持参して来る人がほとんどだった。お得なプランでもあったのかしらん。
 
私たちはアラカルトのメニューを見ながら悩みまくって、いくつかの料理は皆でシェアしつつ、前菜2品、メインは魚と肉両方、デザートもしっかりいただいて、けっこう良い流れのコースが楽しめたのではないかなーと自画自賛。
 
お店のお薦めでもあった「アズーア風海鮮盛り合わせ」は、「時価」だそうで、今日は90ドル。生牡蠣(kumamoto)に、鮑、蟹、大海老、ロブスター、ハマチのお刺身という盛り合わせで、カクテルソースとホースラディッシュソース、わさび醤油、レモンがソースとして添えられてきた。
 
ハマチがちゃんと、とろけるような口当たりの脂の乗った新鮮なもので、牡蠣も文句のない美味しさ。ごろりと半身が盛られていたロブスターも、迫力のサイズだった。
 
「ハマチだー!」「刺身だー!」と喜ぶ私たち。
 
もう1品の前菜は、私がクラブチャウダー(クラムではなくクラブのチャウダー)、だんなが炙り海老、母と息子は大きめサイズらしいシーザーサラダをシェアで。サラダが生春巻きの皮で綺麗に包まれていたり、海老には美味しいコーンのソテーとモッツァレラチーズが添えられていたり、私のチャウダーには紫芋らしきものが添えられていたり、ちょっと面白い手間が加わった料理ばかりで、しかもどれも良い感じ。お皿はどれもたいそう綺麗だし、しかもちゃんと美味しい。
 
ここのメインディッシュの一番のウリは時価でいただける「本日のお魚」。
 
「新鮮なハーブとレモン・ケッパーの白ワインソース」か「アイランドスパイス:ノザワ農場産スイートコーン、ツイン・ブリッジ・アスパラガス、ハマクア産マッシュルーム、生姜とゴマのヴィネグレ・ソース」のどちらかの調理法を選ぶことができて、今日の魚はAhi(鮪)、Opakapaka、Monchong、Opah、Onagaが選べるそう。
 
生姜の胡麻のソースだったら、どのお魚がお勧め?と聞いてみたら「Opakapaka」イチオシだそうなので、これでお願いしてみた。6ozサイズの魚の切り身で、40ドル。これだけではメインディッシュとして物足りないかなと、肉好きの母と息子のために豚料理の「ポーチェッタ」も一皿。これを家族4人で分けたら、ちょうど良いボリュームだった。
 
表面にスパイスをまぶして、表面はこんがりさくさくに、中は柔らかく焼かれた魚の具合もちょうど良かったし、添えられた野菜はどれも素敵に美味しい。
 
最後は、残ったスパークリングワインを舐めつつ、パッションフルーツ風味のクレームブリュレでおしまい。朝食にも出てきたベリーが、たんまりトッピングされていた。
 
ホテルの部屋は、部屋自体はたいそう立派だけれどバスルームが案外と貧相。バスタブが小さいこともあって、連日シャワーで済ませていたのだけど、今日は初めてお湯を張ってのんびり浸かってみた。……やっぱり浴槽、かなり狭め。
 
ちなみに今回、宿泊費は「5連泊毎に5泊目無料」「系列のスパやレストラン利用は35%オフ(アルコールは除く)」というSPGのプログラムを使って来ているので、飲食費がなかなか良い感じにお得なのだった。「ホテル御飯を楽しみたい」人(特に母とか)にはぴったりな感じ。

2015年9月22日火曜日

ビーチ脇のアフタヌーンティー

ホノルル「Sheraton Waikiki Hotel & Resort」内「Kai Market」にて
 朝食ブッフェ
ハワイ2日目。今日も日記は箇条書き風だだ書きでごめんなさい……。
 
朝6時過ぎに大人3人が目を覚ましたので、息子は放置でちらりとお散歩。
「ハレクラニで朝御飯もいいねー」などと言いつつビーチ周辺をぷらぷらして、結局朝食は隣のホテル「Sheraton Waikiki Hotel & Resort」の「Kai Market」で。
 
自分で具材を小皿に盛って卵担当のシェフに焼いてもらうオムレツは、私は玉ねぎ、マッシュルーム、ハム入りで。カリカリベーコン添えて、小ぶりのパンケーキにはココナッツシロップを。
 
フルーツはパパイア、パイナップル、メロンやすいか。フルーツジュースはオレンジとグアバ(←グアバジュースがあるあたりがいかにも南国……)。
 
最後にヨーグルトにパイナップルジャム添えて食べて、朝食はおしまい。
ホノルル「MOANA SURFRIDER」内「the veranda」にて
 アフタヌーンティー
お昼は12:30に「MOANA SURFRIDER」内の「the veranda」のアフタヌーンティーを予約済み。
 
ちらりと早く出発して、「kuub cosmetics」でOPIのマニキュアやらヘアオイルやらを買い込んで、ワイキキビーチ近くの「SAND PEOPLE」でクラゲピアス購入。アフタヌーンティー後は「Eggs 'n Things」の店頭通りかかったついでにパンケーキミックス買って、「Honolulu Grourmet Foods」で前回ファーマーズマーケットで買って美味しかったドレッシング購入。
 
ついでにモアナサーフライダーの、アフタヌーンティーでのフレーバードティーが美味しかったのでそれも2種類買ってきた。
 
アフタヌーンティーは、半屋外のビーチ近くの素敵な席。「モアナ クラシックティー」は、フィンガーサンドイッチ4種類にブルーベリーのスコーン(リリコイバターとデボンシャークリーム添え)、マカデミアナッツのクッキー、チョコクッキー、ハウピアロールケーキ、マンゴーのムース乗せフィナンシェ、リリコイマカロンという盛合せ。
 
更に中盤でジンジャービスコッティを添えた「ポット・ド・クレーム」(生チョコクリームの上にホイップクリームを盛った風な、超重量感のある冷製デザート)もやってきて、大変にお腹いっぱいに……。
 
オリジナルのフレーバードティーの種類が豊富で、せっかくだからとこちらを選択。私の飲んだ「モアナロワイヤル」は、パパイア、マンゴー、バナナとココナッツのブレンドだそう。このお茶も良かったけれど、息子の選んだ「マンゴーメレ」も美味しかったそうで、その2種類の茶葉をお土産に買ってみた。
 
そして夕方は「ROYAL HAWAIIAN SHOOTING CLUB」で実弾射撃体験からの、前回、息子にお土産のシャツとショルダーバッグを買っておおいに喜ばれた「Ranger Sports」でお買い物。
 
実弾射撃は、息子とだんながおおいにやりたがっていたので、「じゃあ私も~」とやってみたは良いけど、思っていた以上に怖かった。マグナムとか、私はもう一生撃つ機会がなくてもかまいません……てか、マグナム撃つのとは無縁な人生を送りたいと思います……と、心底。
 
でも、セミオートマチックのハンドガンとライフルはおもちゃのよう。赤いポインターも出るから的にもたいそう当てやすい。
 
だんなは一人、「大口径の銃のみを6種類撃つ」というスーパーコースに挑戦していて、横で銃声を聞くだけでも悲鳴が出るほどの、何やらすごいものを撃っていた。
 
TVゲームのバイオハザードシリーズが好きな者としては、「わーい本物のライフルだー」「わーい本物のマグナムだー」と萌える心もあるけど、いやでもマグナムはほんとにもう(以下略
 
ちなみにシューティングエリアでは撮影禁止。スタッフさん曰くの「バカなお客」がいたそうで、実弾入ってる銃持ってるのに、「写真撮るよー」の声に無造作に振り返ったりしたんですって。店内には芸能人のサインも沢山。私は「まゆゆが着用した可能性がある」ピンクのイヤーマフをつけました。
ワイキキ「Hy's Steak House」にて
 オニオングラタンスープ
 シーザーサラダ
 ステーキ(ニューヨークストリップ9oz)
 クリーム・ド・スピナッチ
 バナナフォスター
 エスプレッソ
 ビール(Corona)
 赤ワイン
夕飯は、前回のハワイ旅行からチェックしていた老舗のステーキ屋さん「Hy's Steak House」に予約を入れて。
 
薄暗くシックな、時代を感じる店内で、最高のステーキをいただいてきた。だんなはリブアイ、私はニューヨークストリップ、息子はプライムリブ、母はフィレミニヨン、と全員別のお肉を選択。
 
前菜はオニオングラタンスープ(大変な量のチーズが!)、サラダはテーブル脇で仕上げてくれる2人分のシーザーサラダを、値段からして大量そうだったので4人でシェア。それでも、家族全員、大変に大変な具合に満腹になってしまった。でも、どれもこれも美味しくて大満足。
 
黒服の給仕の人たちは、恰幅の良い、良い年齢の男性だらけで、私的には「めっちゃ眼福」。私たちのテーブル担当はXファイルの「スキナー副長官」似のスキンヘッドのメガネおっちゃん(イケメン)。
 
バナナフォスターを作ってくれた人は、「僕、バナナフォスター作るの初めてなんだよねー。いや、冗談だよ冗談。2回目だよ!」なんてジョークを飛ばしつつ、ニューオーリンズの名店「ブレナンズ」と同じレシピなのだというバナナフォスターを目の前で仕上げてくれた。
 
しかし、たらふく食べた後に、たっぷり2スクープのバニラアイスと1本のバナナと、たっぷりの甘いシロップ(その材料はバナナリキュールやらブラウンシュガーやら)のデザートは、さすがに多かった。今夜はハワイ初、消化薬「ガロール」のお世話になって、今日も早々にベッドに沈没。

2015年9月21日月曜日

ハワイでロコモコ~

「サンジェルマン」の
 北海道たっぷりコーン
 マロンパイ
カフェオレ
今日から、だんな、息子、私の母と、4人でハワイ!
ということで、備忘録がてら、箇条書き的なだだ書きのメモ残し。
 
あとで旅行記にまとめます~。
成田「銚子丸」にて
 秋刀魚握り
 劇団セット
 おつまみ玉子
 中落ち軍艦
 中とろ握り
 カニサラダ軍艦
 生うに軍艦
 トリュフ香るきのこスープ
 大とろ握り
 さわら皮目炙り握り
 中落ち手巻き
 マンゴーパンナコッタ
 生ビール
日本を出る前にお寿司を食べておこうと、出発便より早めに時間に成田入り。
 
スーツケースとっとと預けて、タクシー乗って成田イオンモール脇にある開店寿司「銚子丸」へ。
 
劇団セット「みのり」は中とろ・天然北海ぶり・オーロラサーモン・穴子・真いか(レホール&万能ねぎ乗せ)・自家製生いくら軍艦・特大天然本ぼたん海老という内容で980円。
 
季節セットの「トリュフ香るきのこスープ」は、洋食屋さんみたいな味わいで、これがなかなか良い感じ。
 
ちょっと調子に乗って食べ過ぎてしまった……。
JAL機内にて「俺の機内食」
 若鶏と茸のフリカッセ
 俺の前菜 カプレーゼ ムース仕立て
 俺のサラダ トリュフオイルドレッシング
 俺のスイーツ マロンストロベリーケーキ
 カクテル(スカイロワイヤル)
 ビール(プレミアムモルツ)
 りんごジュース
成田発19:50のJAL便で一路成田へ。
 
機内食は「俺の機内食」、機内食にしてはかなりレベル高くて、日本時間22時近くの夕御飯だったけれど、がんばって食べた(でもちょっと残した)。
 
オリジナルカクテル「スカイロイヤル」、前情報だとシークワーサー果汁+スパークリングワインということだったけど、今はキウイジュース+スパークリングワインで、キウイが苦手な私はちょっとがっかり……(でも飲んでみたら美味しかった)。
 
到着前の軽食は、夕食後に袋入りのカップケーキと水が配られて「勝手に食べてね」スタイル。らくちんで良かった。
 
でも機内が妙に蒸し暑くて、あんまり寝られず……2時間寝られたかな、寝られなかったかも、くらいの状況でホノルル到着。
ワイキキ「Wolfgang's Steakhouse」にて
 ロコモコ
 生ビール
シャトルバスの送迎頼んで、滞在ホテルの「The Royal Hawaiian」に行くも、アーリーチェックインのリクエストは「前のお客様がまだチェックアウトされていないのでー」ということで受け入れられず。
 
スーツケースだけ預けて、「あと1時間ちょっとでランチタイム営業始まるし」とロイヤルハワイセンターをぷらぷらして、お昼は「Wolfgang's Steakhouse」のロコモコを。
 
白っぽくグレービーソースがかかったロコモコ、目玉焼きは半熟で(←アメリカの目玉焼きとして、とっても珍しい……)2個、ハンバーグは巨大サイズで肉汁たっぷり、最高に美味しかった。
 
昼食後はアラモワナセンター、私の一番の目的は「Williams-Sonoma」。たまたまセールやってて、スパチュラやらエスプーママシンやら、あれこれ購入。なんとなく入った靴屋さんで家族全員靴購入。お気に入りの「SAND PEOPLE」でクラゲキーホールダーやクラゲマグネットなどを購入。
 
最後に「Big Island Candies」のクッキー買って、トロリー乗ってホテルに帰還。
ワイキキ「The Royal Hawaiiann」にて
 ロイヤル ハワイアン ルアウ ~アハ アイナ~
夕食は、毎週月曜夜に開催の「ロイヤル ハワイアン ルアウ ~アハ アイナ~」に。
 
受付17時、終了20時の長丁場のショー&ブッフェディナー。フラダンスあり、半裸のお兄ちゃんたちのダンスあり、想像以上に見応えのあるショーだった。「古代ハワイで人々は大切な行事を祝うために集まり、その集まりはハワイ語で「食事のための集まり」を意味するアハアイナと呼ばれていました。」なんですって。
 
料金内にアルコール代も含まれていて、最初はグアバのカクテル……だったかな?が全員に配られて、その後は自由にハワイアンビールとかカクテルとか、ソフトドリンクも。マイタイ飲んでピーニャコランダー飲んで、ビールも飲んで、おおいに堪能してしまった。
 
料理もあれこれ美味しくて、一番素敵だったのは「カルーアピッグ」。インドネシアのバビグリンにも似た、子豚の丸焼きをほぐしたもの。甘じょっぱくてこってり味で、たっぷり食べてしまった。
 
デザートはピンク色のハウピアケーキ♪
 
そして午後9時にはベッドに沈没。おやすみなさい……。

2015年9月20日日曜日

地元のお蕎麦屋さんで

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ジョエル・ロブション」の
 パン・オ・ショコラ
アイスカフェオレ
昨日は、「せっかく六本木に来たことだし!」と、酔った勢いでヒルズ内の「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」でお買い物。リッチな味のパン・オ・ショコラと、あと1つ、ショコラなんとかとかいう名前のチョコブレッド風のパンを買ってきた。レシート無くして正式名称は失念……。
 
どうせ日曜の朝、息子は昼近くまで寝ているんだろうと思ったら、今日は早めに起きて夕方まで出かけるとのこと。チョコブレッド風のパンのおおむねは息子にあげることにして、私はパン・オ・ショコラを主にもぐもぐ。
 
「さすがロブション」という値段の良さのここのパン、正直、値段ほどにすんごく美味しいかというと、謎な品もあったりもするのだけれど、パン・オ・ショコラは安定の美味しさだった。惜しみなくバター使ってるのねぇという風な、綺麗な層のしっとりふわふわ系クロワッサン生地。
津田沼「長寿庵」にて
 穴子天丼セット \800
さて、今日は夕方に母が上京して、あしたからちらりと旅行の予定。
 
旅行先で口にしないようなものを食べておきましょう、ということで、夕食は中華、明日のお昼はお寿司の予定。じゃあ今日の昼は?とだんなと相談して「蕎麦だ!」ということになった。
 
京成津田沼駅の近くに、良い佇まいの、いかにもな「町の蕎麦屋さん」的なお店があって、通りかかると昼も夜もけっこうな繁盛ぶり。いつか行ってみたいねーと話していたので、買い物ついでに足をのばしてみることにした。
 
各テーブルにもちゃんとメニューはあるけれど、壁に貼られたメニューの種類が、なかなかに圧巻。
 
うどんか蕎麦(ざるかかけか、選べる)がついてくるミニ丼のセットが種類豊富で、たいそう悩んだ。王道のかつ丼にすべきか、「あさり丼」とか「あぶり焼きサーモン丼」とかも美味しそうで。悩んだ末に私は「穴子天丼セット」に。だんなはかつ丼セットにしていた。
 
もり蕎麦と、小丼の穴子天丼(でも穴子は一匹、どどーんと)と、あとは冷や奴と、漬物(沢庵と、自家製らしき大根ときゅうりの漬物)が盆に乗っていて、程よいボリューム。
 
揚げたての天ぷらも、しっかりめの味の麺つゆも、「そうそうこれこれ」な感じに美味しかった。ちゃんと最後にはそば湯も出してくれて、たっぷり満喫。「こういうお蕎麦屋さんが地元にあったら重宝するよね」という、まさにそのまんまな感じのお店で、かなりツボだった。
 
鶏の唐揚げとか、もつ煮込みとか、酒の肴メニューもちょこちょこあって、夜にふらりと来て飲むのも良さげな感じ。当然シメには蕎麦が食べられるわけだしね……と、だんなと2人、ちょっとうっとりなのだった。また来なきゃ。
津田沼 「銀座アスター 津田沼賓館」にて
 三鮮盤 \3024
 松菌銀杏春巻 2×\324
 炸春巻 2×\216
 蟹粉扒銀杏白菜 \2376
 油淋鶏 \2052
 青椒牛肉絲 \2592
 麻婆茄子 \1728
 蟹粉炒飯 \1944
 焼麺 \1404
 杏仁巴飛 \864
 鮮果杏仁豆腐 \756
 楊枝甘露 \648
 生ビール 2×\658
 生ビール(小) \561
 貴梅酒 \756
 紹興加飯酒200ml \1404
 コーラ 2×\540
で、夕方になってから、無事に母、上京。
 
一日出かけていた息子とも合流して、夕飯は予定通りに中華料理、「銀座アスター 津田沼賓館」に行ってきた。
 
津田沼にしては……というと失礼だけれど、雰囲気は良いし、高級感のある美味しい中華料理がいただける。……店員さんの目は、いまいち、あんまり行き届いていなかったりするけれど。
 
「秋のおすすめ品」ということで、季節メニューには、上海蟹や松茸、銀杏のメニューが沢山。あ、これ美味しそう、こっちも美味しそう、と、季節メニューから色々いただいてみた。調子に乗ってあれこれ食べてしまって、最後は大変にお腹いっぱい。明日から数日間飽食の日々が予定されているというのに……。
 
「松菌銀杏春巻」は、「松茸と銀杏の春巻」。とても濃厚に松茸の香りが漂う、ゴージャスな春巻で、添えるのは酢や醤油ではなく山椒塩。「蟹粉炒飯」は「上海蟹の炒飯」で、幸せな「蟹炒飯」っぷりだった。上海蟹は小さな蟹だから、蟹の身が大きくざくざく入っているという風ではないのだけれど、でも蟹味はとっても濃厚。
 
これがとっても美味しかった、「白菜と銀杏と上海蟹の煮込み」。 そして今日、一番美味しかったのが、この「蟹粉扒銀杏白菜」。
 
「白菜と銀杏と上海蟹の煮込み」だそうで、字面から感じたものよりは、かなりスープたっぷりな煮込み料理。
 
見た目が地味めな事もあって、さほど期待せずに口にしたのだけれど、驚きの、濃厚こっくり「蟹味噌味」。蟹の旨味をこれでもかと溶かしたスープになっていて、それを含んだ白菜がまた美味しかった。銀杏のアクセントも良い感じ。
 
津田沼「銀座アスター」にて、お手本のような麻婆茄子。 で、こちらは最後に追加で頼んだ麻婆茄子。
 
「そういえば、お店で麻婆茄子食べたことなかったよー」
と注文してみた。
 
本来辛めの料理らしかったので、「辛さ控えめで」とお願いしたら、全く辛くない食べやすいものに。
 
甜麺醤とオイスターソースの味で、甘さ控えめ、大人っぽい味。
「あ、でも、うちの麻婆茄子の方向、間違ってないね、こんな感じだよね」
「だろだろ?こんな感じだろ?」
と、そろそろ満腹に近かったけれどしっかり満喫。
 
炒飯やら、母のリクエストの固焼きそばやら、最後にうっかり杏仁豆腐まで食べてしまったら、もう大変にお腹いっぱいになってしまった。
……明日からの旅行先でも、一度くらい中華食べてしまいそうな気がしないでもないのだけれど。

2015年9月19日土曜日

ベルギービール日和

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」のクロワッサン
炒めソーセージ&目玉焼き
カフェオレ
今朝は「ピーターパン」のクロワッサンでささっと朝御飯。
 
朝一で仕事のメールが来ていたので、それに返信している間にだんながグリルの余熱などを始めてくれていて、
「そういえばこれが余っていたのでした」
と、パスタ用に買った生ソーセージを炙りつつ目玉焼きを支度した。
 
確か、このクロワッサンを買ったのは今回が初めて。1個162円だったか、そこそこのお手頃価格で、ちゃんと美味しいクロワッサンだった。
六本木ヒルズ「ベルギービールウィークエンド」にて
 フリッツ 2コイン
 ブーレット(ベルギーミートボールのトマト煮込み) 4コイン
 グリルベーコン 3コイン
 ビール(ホワイト/セリス・ホワイト) 3コイン
 ビール(IPA/デリリウム25周年記念) 4コイン
 ビール(セゾン/セゾン1858) 3コイン
 ビール(スペシャル/マルール12) 4コイン
連休初日の今日、六本木では15日から「BELGIAN BEER WEEKEND 2015」が開催中ということで、ビールを飲みにだんなと2人、お出かけしてきた。
 
早めに行かないと席が無くなっちゃうかな?と11時過ぎ到着目処に向かったところ、エリア内は基本的には立ち飲みスタイル。毛利庭園のそばにテーブル席がほんの数個だけあって、あとは芝生にも入れるようにはなっていたけれど、ここ数日の雨もあって、耐水性のレジャーシートでも無いと座るのは難しそう。じゃあいいや立ち飲みで、と、1時間ばかり、ビールとおつまみを楽しんできた。
 
専用のグラスがついた「スターターセット」は、コイン11枚がついていて3100円。追加コインは5枚で1050円。ビールは1杯コイン3枚か4枚でいただける。エリア内数か所に「グラスリンサー」というグラス洗浄マシンが置いてあって、それを自分で使っておかわりビールを貰いに行く仕組み。
 
スターターセットを2人分貰って、追加でコイン15枚購入して、結局2人で9千円以上飲み食いしてしまったのだった。ベルギービール危険。超危険。
 
ベルギー風フライドポテト「フリッツ」と、ちょっとピリ辛味のトマトソース肉団子「ブーレット」をつまみに貰ってきて、最初の1杯は白ビールの「セリス・ホワイト」。ヒューガルデン村の醸造家ピエール・セリス氏の手によるビールなのだとか。苦味も酸味も軽い、とても爽やかな香りの良いビールだった。
 
2杯目は、今日の私の本命ビールはこれ!のデリリウム25周年IPA。
 
「ピンクの象」のモチーフが可愛い「DELIRIUM」、でもその名前は 「(アル中による)譫妄」という物騒な意味合いで、アルコール度数高めなビールが多い。でも、強いだけじゃなくて「味」があるここのビールはどれも私の好みな方向で、たいそうお気に入り。
 
IPAと言えば、「色が濃くて苦いビール」という印象だけれど、このビールは甘さや香りもしっかりあって、とても飲みやすかった。アルコール度数は7.0%。こっくりめの口当たりだから、ちょっと涼しくなってきた今頃飲むのにぴったりな感じ。
 
次の「セゾン1858」は、無濾過ビール。ホップや麦の、良い意味の雑味を感じる、でも柑橘系の香りのフルーティーなビールで、これまた好みな味だった。無濾過だと、ドイツのヘーフェヴァイツェンと方向が同じということもあって、「ビールって"飲むパン"みたいな感じだよね」と改めて思ったりして。
 
で、興が乗ってしまったものだから、最後に1杯、「マルール12」を。
 
売り場のポップ札には、
「樽生では今会場で最高のアルコール度数です!ワールドベストダークビールに選ばれた至高の味わいを是非!!」
と書かれていて、名前通りのアルコール度数は12%。
 
こうなってくると、「ビール」ではなくてまるで「麦のワイン」のよう。
 
とろんとしたビールで、甘さ強めのこっくり系。スパイスの入ったチョコレートのような口当たりのビールだった。最後に貰ってきたおつまみの厚切りベーコンが、これはこれで良く似合っていて、最後まで美味しくもぐもぐ。
 
初めて飲むビールもたくさんで、今回この会場で飲めるビールは60種類ほどだったのかな。いつの間にかエリア内は大盛況で、立ち飲みテーブルは12時を過ぎて、多くが埋まりつつあった。
「じゃあ次の店、行くぞー」
と、ほろ酔い状態で、おなじみの店を目指して、いざ二次会(というかお昼御飯)。
六本木「アウグスビアクラブ」にて
 PIZZA LUNCH アマトリチャーナ \1150
 PIZZA LUNCH カチョカヴァロとフレッシュモッツァレラ \1700
 リンゴとシナモンのデザートピッツァ \780
 ビール(スノーブロンシュ) \0
グランドハイアットホテルから100mばかり奥に入ったところにある「アウグスビアクラブ」。
 
嬉しいことに、ベルギービールウィークエンドのグラスを持って訪れたら、「当店ラインナップから1杯をこのグラスにサービスでお注ぎします」だそうで、それは嬉しい、是非飲まなきゃ!と、最後の1杯は、お気に入りのお店のお気に入りビールで。やっと座れて、ひとごこち。
 
大好きなスノーブロンシュをいただいて、ランチメニューからピッツァ2種類(サラダとコーヒーor紅茶つき)、やっぱりこの店に来たらこれは外せないのよねとデザートピッツァも1枚。
 
ランチのピッツァ、選んだのは「トマトソース・モッツァレラ・ベーコン・ペコリーノ」が乗る「アマトリチャーナ」と、「フレッシュモッツァレラ・イチジク・カチョカヴァロ」が乗る「カチョカヴァロとフレッシュモッツァレラ」。
 
ドライいちじくの甘さ、カチョカヴァロのまろ~んとした感じに良く似合うピッツァも良かったし、トマトソースとベーコンの王道の組み合わせが最高なアマトリチャーナも美味しかった。
 
このお店、さんざん来たけど、「ランチセット」を普通に食べたのはこれが初めてだったかも。
「角上魚類」の
 マカロニサラダ
 牡蠣フライ w/自家製タルタルソース
秋刀魚の塩焼き w/かぼす&おろし醤油
羽釜御飯
ビール(北海道限定サッポロクラシック)
「夕飯はお魚食べたいなー」
「でも、軽くで良いなー」
と、地元で秋刀魚を買って帰ってきた。
 
お値打ち秋刀魚は1尾180円。ぷりぷりの、立派な秋刀魚は1尾250円。
 
「安いのを3尾買う?」
「いや、高い方2尾でしょ」
息子には、豚肉が残っているからそれを炒めて食べさせようということになり、私とだんなが「1人1尾ずつにするか、小さいのを3尾買って1.5尾ずつ食べるか」で真剣協議。
 
立派な秋刀魚の方が圧倒的に美味しそうだよねーということで、250円の秋刀魚を買って帰ってきた。大根おろしと、今日はすだちも添えて。
 
ビール飲んできただけなのに、なんだかへとへとになってしまったので、「あと、これもこれもー」と、魚屋で牡蠣フライとマカロニサラダも購入。根性で牡蠣フライ用のタルタルソースは作ったけれど、あとは御飯を炊いただけ。息子用のポークソテーはだんなが支度してくれた。
 
「まぁ、それでもビールは飲むわけです」
「サッポロクラシック旨いな!やっぱこれ旨いな!」
言いつつ、夜は愛すべき日本のビール。
 
世界のビールも美味しいけど、「日本の飯を食いつつの、日本のビール」もやっぱり最高。そしてお高い秋刀魚は期待通りに美味しくて、だんなの足元でかすみさんがずっと「それ、美味しそうね?ちょっとだけ、くれるわよね?」という顔でだんなをガン見していたのだった。……今度、安い秋刀魚が出たら猫用に1尾買って来ようかしらね……。