シンガポール「Grand Hyatt Singapore」内「StraitsKitchen」にて
朝食ブッフェ
今日も昨日に続き、選択肢のたっぷりなホテルのブッフェ朝御飯。朝食ブッフェ
今日は中華料理にしましょう、と心に決めて、中華料理コーナーであれこれ盛りつけたきた。
その中華温菜コーナーの説明札によると、
Braised Mix Vegetables
Wok Fried Seasonal Vegetable
Char Kway Teow
Roasted Duck Fried Rice
Fried Carrot Cake
という品揃え。
蒸し物コーナーで蝦餃、焼売、ミニあんまんも貰い、カヤトーストコーナー脇の温泉卵もしっかり貰い、あとはカフェオレとジャスミンティー。食後に甘いパパイアとパイナップルとすいかと、地味に嬉しい存在だった「ヤクルト」も。
「Carrot Cake」は、シンガポールのローカルフードだそう。「キャロット」と言いつつ人参は入ってなくて、大根を指しているんですって。大根餅と卵の炒め、みたいな感じで、優しい味でなかなか美味しかった。こってり味の焼きそばとか、ローストダック入りの炒飯とか、ミニ青梗菜のオイスターソース炒めとか。
息子は「今日はアメリカン」と、オムレツ焼いてもらってパンをあれこれ持ってきていたり、だんなはだんなで麺料理を啜っていたり。
シンガポール「Killiney Kopitiam」にて
烤面包 S$2.40
半生熟鶏蛋 S$1.80
珈琲(加冰) S$2.10
今日は夜の便でだんなが1人先に帰国して、その4時間後の便で私と母と息子が帰国するという、諸事情あってそんな流れ。烤面包 S$2.40
半生熟鶏蛋 S$1.80
珈琲(加冰) S$2.10
後発の私たちがホテルを出るのは夜の11時というところで、そんな深夜に居場所がなく放浪するのもしんどいねと、ホテル1室だけは夜まで使えるようにしてもらった。午前中は空ける部屋の分の荷造りをざっと終え、昼御飯にはちょっと早めの時間にホテルを出て、今日のお昼はカヤトースト。
一大チェーンの「Ya Kun Kaya Toast」は以前食べた事があるし、カヤジャムもまだ我が家の冷蔵庫に入っていた気がするし……と、今回は別チェーンの「Killiney Kopitiam」に行ってみることにした。ホテル界隈のショッピングモール内にも支店があるみたいだけれど、行ってみたのは本店(なのかな?)のKilliney Road店。地下鉄1駅乗って移動してみた。
思いの外小さな店で、しかもクーラーが効いてない、「街の食堂」みたいな店だった。だんなはチキンカレー、息子は「Mee Rebus」なる和え麺、母はフレンチトースト、私はカヤトーストを注文。トースト類は1オーダーしたら、自動的に2カウント、卵も1オーダーで自動的に2個の卵がカウントされてやってきた。確かにその量で丁度良い感じ、だったかも。
Ya Kunのカヤトーストは黒っぽいパンだけれど、このお店のはイギリス食パン風の白いパン。バターは思っていたよりも控えめで、でも優しい味のカヤジャムが美味しかった。店内で瓶詰カヤジャムを売っていたので1個購入。
ココナッツミルクの風味が濃厚な、じんわり辛くて旨味たっぷりのチキンカレーも美味しかったので、レトルトパックのそれもお土産に1個買ってみた。
食後は、皆して別行動で、「散策してくるー」という息子と、「ホテル帰ってのんびりしてるー」というだんなと、「デパートでも見に行く?」という私と母に別れて散会。
シンガポール「高島屋」内「TWG Tea」にて
Patisserie Collection S$9.50
Vanilla Tea S$11.00
で、私と母で、Patisserie Collection S$9.50
Vanilla Tea S$11.00
「3点買うと20%OFFですって!」
と「Desigual」で服買って、高島屋の下で
「2点買うと50%OFFですって!」
とうっかりル・クルーゼの鋳鉄鍋(と陶器のココット)を買ってしまったりで、また荷物を増やしてしまった。
スーツケースには余裕があるからまあ持って帰れるでしょう、と思いつつ、そのスーツケース担当の息子にはちと申し訳ないなと……よりによって旅先で鍋を買うとか、ね……。
高島屋の中で、「せっかくだからここでお茶しましょう!」と入ったのが、「TWG Tea at Takashimaya L2」。
マリーナベイサンズのモールの中にも喫茶店があって、母がたいそう気にしていたのだけれど、お茶をするタイミングが無かったのだった。スイーツが入ったトロリーの中身を見せてもらい、母はクレームブリュレ風のシンガポールのケーキとアッサムティーを、私はミルフィーユとバニラティーを選択。
宇宙船みたいな外見の、銀色にぴかぴか光る、丸いティーポットの中には茶葉は入っておらず、適度な濃さに淹れられたお茶がたっぷりと入っていた。ティーカップが浅いタイプだったとはいえ、4杯くらい飲んで、まだ充分残っていたくらい。
パリッとしたロゴ入りのナプキンやテーブルクロスも上質な生地で、椅子もふかふか。ミルフィーユは、パイ生地サクサク、やや褐色がかった、おそらくはキャラメル風味のカスタードクリームも、しつこすぎない適度な甘さで美味しかった。てっぺんにラズベリーが乗り、クリームの層にもラズベリーが少々。
シンガポール「Grand Hyatt Singapore」内「StraitsKitchen」にて
Buffet Dinner S$62
だんなは7時半頃にはホテルを出なければならなくて、「一番効率的に皆で夕御飯を食べるにはー」と考えた結果、2日間朝食ブッフェでお世話になった「StraitsKitchen 」で、ディナーブッフェに行くのが一番かなという結論に。Buffet Dinner S$62
好きなものを好きなだけ食べられるし、私たちはだんなを見送った後にも食事の続きが出来るし、何よりシンガポールローカルフードを色々いただけるというのが良い感じ。残念ながら肉骨茶こそ無かったけれど、マレー料理に中華料理にインド料理に種類豊富なデザート、と、色々楽しむことができた。メニューが多彩すぎて「これは一体なんだろう?」となってしまうのも多々だったわけだけど。
最初に向かったのは焼味コーナー。
Roast Duck
Hainanese Style Steamed Chicken
Braised Chicken with Soya Sauce
といった、好物ばかりが小皿に盛られて並べられていて、海南鶏飯用のスープや御飯、ソース類も不足なく用意されていた。一緒に香菜がたんまり入った壷も置かれていたので、
「香菜!香菜ありました!香菜!」
と、チキンの隣に香菜山盛り。以後、ブッフェ台を往復する度に「最後に香菜を乗せてくる」のが私の行動の基本になっていたりした。
炭火コーナーも一角にあり、そこではチキンとラムとビーフのサテが続々と焼き上がっていき、これが一番の人気メニューだった模様。焼かれるなり、大量に持って行くお客さん続出で、私たちが取りに行っても「ビーフが焼き上がってない」とか「ラムが無い」とか、そんな状況が続いていた。ピーナッツソースも自然な味で良い感じ。
ローカルフードコーナーにあった「Popiah」というクレープ巻き(目の前で包んでくれる。海鮮醤のような甘いタレ塗って、海老とか卵とか野菜とか揚げ玉的なものが入ってる。生春巻と似て非なる感じ)とか、「Otak Otak」と呼ばれる「ピリ辛味さつまあげ」とか、みんな大好き「Mee Goreng」(マレーシアやインドネシアの焼きそば)なども、もぐもぐ。
最後は、蜜をかけて食べる(らしいと口にしてから気がついた。本体は全然甘くなくて)タピオカプリン「Sago Gula Melaka」やマンゴプリン(これ、美味しかった)を食べて、アイスクリームにしようかどうしようか悩みつつ「Ice Jelly with Passion Fruit」(Shaved ice, ice jelly, sugar syrup, pasion fruit syrup……というかき氷デザート)を食べておしまい。
その場で削ってくれるかき氷コーナーには「Ice Kachang」「Chendol」なんて選択肢もあって、「派手なういろう」みたいな外見のローカル菓子含め、「あのへんもめっちゃ食べたかったけど、やっぱ無理……」と、お腹いっぱいで部屋に戻ったのだった。だんなは食事中に別れて無事、帰国の途。
深夜まで部屋を使えることに心から感謝しつつ、シャワー浴びてごろごろしてすっきりしてから私たちもチェックアウト。あれやこれやと観光に歩いたりはほとんどしなかった今回の旅行だけど、シンガポールを満喫しました。たのしかったー。