カレーうどん
麦茶
まだカレーうどんに加工するのは早いかな?という残りっぷりだった牛すじカレー、でもなかなか家族で夕飯を囲めるタイミングが無いこともあって、「まあいいや、濃厚なカレーうどんにしてしまえ」と昨夜のうちに、だしでのばして、醤油とだし醤油と味醂で適当に調味してカレーうどんスープを支度しておいた。麦茶
息子の登校のタイミングでだんなも一緒に起きてもらって、トゥルトゥルスープの濃厚カレーうどんに、たっぷり刻み長ねぎを散らしてテーブルに出した。牛すじがすっかり煮崩れてルウに溶けたようになっているし、まだじゃがいもや人参もごろごろしているし、なんというかかつてなくリッチな、「大御馳走」なカレーうどん。
1人1玉茹でて私は軽めの盛りにしたのに、それでもお腹いっぱいになった。具沢山リッチカレーうどん、おそるべし。んで、もちろん、素晴らしく美味しかったのだった。
青梗菜のオイスターソースがけ
肉骨茶 w/油条&香菜
羽釜御飯
ビール(サッポロラガービール)
「俺、月曜と火曜は帰って来られると思う、水曜は遅い(そして木曜は出張で不在確定)」肉骨茶 w/油条&香菜
羽釜御飯
ビール(サッポロラガービール)
「俺は月火バイトで水木休み」
「……うん、知ってた……」
なんかね、ほんとに、どうしてそうなのかというくらい、息子とだんなの予定が合わない。どうしたものか。
私が頭を抱えてもどうしようもないことなので、今日はだんなと2人分の夕飯の支度。昨日、スペアリブが安かったので、シンガポールで買ってきたミックススパイス買って、肉骨茶にすることにした。息子は肉骨茶があまり得意ではないのでちょうど良いかなと。
よくある感じの、銀色の密閉パックに入った不織布包みのスパイスミックス。英語と中国語併記の作り方によると、「1500mlの湯を沸かし、にんにくとスパイスミックスを加えたら1/2~1kgのスペアリブ(鶏、牛、マトンでも良いそうで)を入れ、1時間煮たらできあがり。2~3人分」……という感じ。
ちなみに、パックの中身は
白胡椒、黒胡椒、蒜粉、当归、川芎、玉竹、八角、甘草、熟地、肉桂、北芪、洋参、陈皮、盐
だそう。
白胡椒、黒胡椒、蒜粉(ガーリックパウダー)、八角(スターアニス)、甘草(カンゾウ)、肉桂(シナモン)、陈皮(陳皮、ミカンの皮)あたりは見てわかったけれど、他の具材を調べてみたら、
当归 : 当帰、トウキ。セリ科トウキ属植物の根。血の循環を活性化する。
川芎 : センキュウ。セリ科センキュウの根茎。血行を促して、血液を活気付ける作用がある。
玉竹 : ギョクチク。ユリ科アマドコロの根茎。滋陰潤肺、生津養胃。
熟地 : ゴマノハグサ科ジオウ属植物の根茎を蒸してから乾燥したもの。血中の熱を除去したり、血を補う作用がある。
北芪 : ホクギ。詳細不明。
洋参 : 西洋人参。
盐 : 塩。
と、そんな感じだったみたい。
ギョクチクやらホクギやらセンキュウやらは、自分で揃えるのはちと難しそうな材料だから、やっぱりスパイスミックスを買ってくるのが安定よね……としみじみ思った。
今日使ったのは、割とマイルドな風味でバランスの良い味わい。今まで色々買ってきた中でもトップクラスの美味しさだった。「Chwee Song Supplies Pte Ltd」という食品メーカーのスパイスミックスで、検索してもいまいちヒットしなかったのだけど、クリアな美味しいスープができた。
で、有難いことにだんなが香菜買ってきてくれて、「じゃあせっかくだから油条も用意しましょうかね」と冷凍してあった油条を温めて。
ついでに、「そうそうこれこれ」な感じの青菜炒めも添えたいなと、青梗菜のオイスターソースがけを出した。
あの、シンガポールでも食べてきた、台湾や香港でも定番のオイスターソースがかかった青菜。炒めてあるのもあったけど、ものによっては「なんか、ただ茹でただけ」みたいなのもあって、アレってどういう調理法なんだろと思って調べたら、これが至極簡単だった。
1.野菜を茹でる。茹で湯に塩や油、顆粒鶏がらスープを好みで入れる。
2.好みで刻みにんにくを大さじ2ほどの油(あればピーナッツ油)でじっくり炒め、油ごと1の青菜にかける。
3.盛りつけた1の上からオイスターソースをかける。
こんな感じ。茹で野菜っぽいのに微妙に油っぽくもあり、でも炒めた風でもなく、というあの青菜は、そんな感じの調理法だったのかー!と今更知って、早速青梗菜で作ってみた。
そんな感じで、絵に描いたような肉骨茶定食が出来て、だんなも「青菜まである!」と笑ってくれた。そして、油条浸しながら食べる肉骨茶は、素晴らしく美味しかった。ご飯を入れて食べるのもよく似合うけれど、サクモチした食感や香ばしさが、ご飯とはまた違って良い感じ。冷凍庫にあって良かったわ油条。また中華街で買ってこなきゃ油条。
シンガポールで食べる肉骨茶はそこまでは香菜たっぷりじゃないので、ここぞとばかりにわっさわさ香菜入れつつ食べる肉骨茶は、本場に負けない美味しさだった。ビールも進んだ。