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JAL機内にて
ヨネスケ&ヨシカミ弁当 \741
昨年は、ボーッとしているうちに定宿の予約開始期間を過ぎてしまって、既に希望の日程では満室で行けなかった山形蔵王に、お馴染みの仲間総勢8人でスキー旅行。ヨネスケ&ヨシカミ弁当 \741
今回は試しに飛行機を使ってみましょうかと、我が家+友人夫妻の5人が飛行機で山形に向かってみた。
登場案内前にあんまり余裕も無くて、朝御飯は機内で。
お茶くらいは出るよね?と思っていたけど、離陸してシートベルトサインが消えて、その20分後には下降に入るという短い路線だったので、飴玉しか出なかった。お茶、買って置けば良かったねえ。
私の朝食は、空港の売店で買った「ヨネスケ&ヨシカミ弁当」。
空弁の人気商品、「ヨネスケのこだわり天むす」と「ロースカツサンド」を同時に楽しめる「羽田最強タッグ」なんですって。
天むすは、つゆがジュレになって仕込まれていて、プレーン天むす・とり天むす・れんこん天むすの組み合わせ。ロースカツサンドは、コールスローのキャベツ入り。思った以上に美味しかったわ。
山形 蔵王温泉郷「山口餅屋」にて
二色餅 \650
そして結論としては、飛行機は新幹線よりも断然早かった。飛行機組は7時15分羽田発で9時15分頃には宿に到着、新幹線組は7時12分発で宿到着が11時過ぎ。二色餅 \650
でも雪シーズンの飛行機は欠航の危険がけっこう絡むから、そこが難しいところだよねえ。だんな曰く、旅費は大体同じくらいみたい。
早々に温泉郷に到着した私たち。存分にスキーが楽しめるスケジュールになったわけだけど、でも今季の私は、スキーをする体力気力根性が著しく欠けていたので、「スキーしません!温泉巡りしてます!」と宣言して、うきうきと単独行動していたのだった。
バスターミナル併設の観光案内所で買える「湯めぐりこけし」を久しぶりに買ってみるかと、まずはそちらに向かうことに。
今日の天候はかなり悪くて、温泉郷にも雪がもつもつ降りまくり。ゲレンデは麓のところからもう既に煙っていて、これはもう、ロープウェイ1本乗るだけで視界最悪だろうなあというのが感じられた。うん、私は滑ってはいけない天候ですわ、これ。
湯めぐりこけしは、手の平サイズの無地のこけし(追加230円で絵付け体験ができる)に加盟施設や宿の入浴券3枚がついて、1300円。「こけし無し」も選択できて、それは1080円。
「湯めぐりこけしのこけし無しください」
という謎のオーダーで入浴券を手に入れて、でも最初に向かったのは、やっぱりここよねと、湯めぐり加盟外の下湯共同浴場から。
変わらない、この佇まい。
入浴料金200円。
扉を開ければ目の前が小さな脱衣場で、ガラス扉の先は、もう洗い場もなんにもない、ただただお風呂。洗面器だけは8個くらい置かれてる。
嬉しいことに貸し切り状態だったので、これ幸いと写真を撮った。今回は巡るタイミングが良かったのか、けっこう色々なところの温泉写真が撮れました。
天井が高く、天窓からは外気も入るのでほどよく寒いのがありがたい。
何しろ源泉温度は45℃~66℃、狭めの浴槽に掛け流しとなると、とんでもなく熱くなる。共同浴場は井戸水で加水はしているらしいけど、それでも、かなり熱い。
一人なのを幸い、ぐでぐでと洗い場で休んだりしながら、のんびりと久しぶりの蔵王の湯を堪能した。
ほんと、ここのお湯は最高。帰宅して洗濯しても当分は服が温泉臭いままなのだけど、それも込みで好き。
で、今日の下湯はあんまり熱かったので「上湯もおんなじだろうなあ……」と、ぬるい温泉を求めて露天に行ってみましょうと、湯めぐりこけし加盟施設の「源七露天の湯」に向かってみた。
ここは立ち寄り湯専門の施設。通常の入浴料金は450円。
ここは加水無しの掛け流し。
そこそこのサイズの内湯に洗い場もちゃんとあって、でも目玉はやっぱり露天風呂。
雪の中の緑白色の綺麗なお湯。広々としたこの露天が(というか女風呂全体が)、またも貸し切り。天国かな……!?
外気に触れ、雪も入ってくるから湯温もほどよく、いくらでも長湯できそうな塩梅で。身体がとろけそうなほど、うだうだとここで楽しんでいたのだった。
お昼御飯は、何度か入った事がある温泉街のお餅屋さん「山口餅屋 」で。
雑煮のセットなどもあるけれど、基本は小さめ丸餅が6個入った皿もののお店。
値段は1皿550円~650円で、好みのものを2種類選べる「二色餅」が650円。
「当店自慢 くるみ」の他、ずんだ、きなこ、納豆おろし、のり、おろし、納豆、あずきと種類があって、くるみとあずきにしてみた。
注文してものの数分で出てくるお手軽さで、ゲレンデからはちょっと距離があるけれどスキーヤーのお客さんもけっこう居る。
焼き餅ではなく、柔らかな"搗きたて"風なお餅で、くるみは方向としてはピーナッツバターに似た感じの甘いもの。でも油っこすぎず、食べやすい。あずきも、こし餡ではなく粒餡なのがたいそう好みで、幸せだった。
で、午後は早めに入らせて貰った温泉宿でごろごろごろ。
他のお客さんが居ない間にお風呂に入って、「全然雪止まないなー」と思いながら皆の帰還を待っていた。結局3時半頃まで、皆は頑張っていたのかな。帽子が雪でがびがびに凍ったみたいな写真が送られてきて、私は「ひいぃぃぃぃ」となっていたのだった。
山形 蔵王温泉郷 常宿の夕御飯
お部屋で
クラッカーとかチーズとかスナック菓子とか
白ワイン(山形タケダワイナリー サン・スフル 白)
などなど
夕飯は6時から、食堂で。お部屋で
クラッカーとかチーズとかスナック菓子とか
白ワイン(山形タケダワイナリー サン・スフル 白)
などなど
お馴染みのいかにもな温泉旅館飯は、テーブルにずらりと並べられるもので、あつあつのものは鍋と汁物の2つだけだけど、それでも味は悪くなく、その美味しさもこの宿を定宿にしている理由の一つ。
今日も余さず全部食べた。おいしかった。
今夜の献立は、こんな感じ。
(献立表が各席にちゃんと用意されていて、それを転載)
- 先附
- 胡麻豆腐 ウニ 生ワサビ
- 前菜
- ウルイ蛍烏賊辛子酢味噌 鴨スモーク 桜豆腐
赤魚西京 黒豆串 有頭海老 - お造り
- 鯛 サーモン 刺身こんにゃく 妻一式
- 焼物
- 鰤の塩焼き ライム はじかみ 大根卸し
- 煮物
- 冬瓜と牡蠣の鼈甲餡かけ 海老東寺巻
- 鍋
- 牛肉 しゃぶ鍋 ごまぽん酢
- 酢の物
- きびなごと大根なます 檸檬
- 食事
- 山形県産はえぬき おかわりどうぞ!
- お椀
- 蔵王名物からから汁 酒粕 豆板醤 豆腐 小葱
- 香の物
- おみ漬 赤かぶ漬
- デザート
- ロールケーキ いちご
今日は洋風皿が無くて(1皿は洋風の皿があるのが恒例だったんだけど)、魚が多かったのが、それはそれで酒のアテにぴったり。
ビール貰って日本酒貰って酒飲み面子はそれを楽しみつつ、最後のからから汁までしっかりいただいた。
豆板醤入りでほんのりピリ辛味のからから汁は、酒粕も入っているから身体がぽかぽか温まる。豆腐入りの豚汁に酒粕と豆板醤を加えた感じで、家でも手軽に作れそうだ。
で、部屋に帰ってからはうちの部屋に8人集合して、「ブラタモリ」など見ながら、引き続きの酒盛りを。
温泉街の酒屋で見つけて私が買ってきたのは、気に入りの山形の蔵、タケダワイナリーの「サン・スフル 白(発泡)」。山形県産デラウェア種を使った、瓶内発酵のにごり酒。
「家からクラッカーとトマトペースト持ってきました」「チーズ買ってきました」と、各自持参のつまみもテーブルに出てきたのだけれど、「スプーンがないとチーズ、すくえないね」ということに。
柔らかいものだったらクラッカーを刺して掬えたのだけど、奈良漬けチーズはちょっと固めで難しく、悩んだ末に出てきたのが「歯ブラシ」。
シュールすぎるでしょとげらげら笑いながら、女性陣4人で、先日友人と遊んだ画像メーカー「Picrew」で、またも萌えを追求してみた。
以下、左上が私、右上がAちゃん(←先日我が家にも来た)、左下がYちゃん、右下がMちゃん。
「ダウナー女子の作り方」の結果はこちら。
私とAちゃん、Mちゃんが銃でツインテールでテヘペロだったりで重なりすぎ。「そも、ダウナーとは」で議論が紛糾する。
「おにいさんメーカー」の結果はこちら。
あえて皆が選ばないだろう方向に突き進んでみたら、ほんとに誰とも被らなかった奇跡。首輪!選ぶと思った!で盛り上がった2人は角っぽかったりメガネだったりでシンクロ率高かった。
Aちゃん希望の「自撮り推しメーカー」再びの結果はこちら。
前回と違う方向にしようと獣耳長髪性別不明マンにしてみたら、Aちゃんは元気系女子にしていたという。
で、なんだかんだ激しく性癖が露呈する「お隣男子メーカー」の結果はこちら。
4人中3人が団地の廊下風背景を選び、「嫌だ!こんなお隣さん居たら嫌だ!転居する!」と盛り上がる。赤髪って萌えませんか?私だけですか。
そしてこれは翌日の車待ちの間にちらっと遊んだ「長髪男子メーカー」。結果はこちら。
「ちょ、もう、止めてくださいよー」とAちゃんに脱力される勢いでまた私とAちゃん(あとMちゃんも)の嗜好が重なり、笑うしかなかった。だって白衣は、着せるよね……?
そして明日に備えて夜10時過ぎにはおとなしく就寝。
温泉に入りまくるというのもそれはそれで疲れるもので、久しぶりに早朝に起きることなく、私もぐっすりたんまり爆睡したのだった。