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「たま木亭」の
クロワッサンたま木
生ハム&スクランブルエッグ
梨(あきづき)
カフェオレ
まだまだあるよ関西土産の味ということで、今朝は冷凍保存してあった「たま木亭」の「クロワッサンたま木」を温めて。クロワッサンたま木
生ハム&スクランブルエッグ
梨(あきづき)
カフェオレ
「表面にロデヴ生地を貼りつけて独特な食感になりました」と説明にあって、「ロデヴ?」と思って検索したところ、公式インスタに動画つきで「ロデヴの生地を表面にする事で、独自の食感と、コクを生み出す狙いがあります。クロワッサンの成形はバターが軟化してくるのでスピード感が大事で1日500枚を8人のスタッフで10分くらいで終わらせます。」という投稿があって。
そして結局ロデヴとはフランス南部の街の地名で、その街の名物パン(?)が「多加水あるいは中庸の固さの生地を布張りの柳のパイヤスで発酵させ、計量も成形もしないで焼くパン」というものなのであるらしい。
崩さないように空気を入れたジップロックで包んで持ち帰り、帰宅するなりこれまた崩さないように気を付けながら密閉して冷凍しておいたクロワッサンは、おっそろしく美味しかった。
いつも通りレンチンしてから予熱した魚焼きグリルで15秒ほど火を入れて予熱で軽く水分を飛ばすように温めたら、表面さくっと、中もしゃくふわっと良い感じに温まり。
粉とバターの風味が豊かで食感も絶妙。
今日は、家族皆違うタイミングで朝食になったのだけど(だからその都度温めた)、皆して驚くほどに美味しかったのだった。
それほどにはあのパン美味しいこのパン美味しいと評価しない息子までもが
「……今日のパン、めちゃくちゃ美味くない?」
と言い出したくらい。
確かお店には、冷蔵ケースに「栗とチョコのクロワッサン」とか「いちじくのクロワッサン」とか「クリームクロワッサン」(←カスタードクリームがサンドされている人気商品らしい)なんていうのもあった筈。
次回はこのあたりを買って、買った直後に囓りつきたい。
丸1日常温に置いていたのを冷凍してもこれだけ美味しいのだから、買った直後に囓ったらどれだけ美味しいんだろう、と。
上野「騒豆花」にて
モーニングセット \700
そして今日は上野の森美術館で開催中の「蜷川実花展」に。モーニングセット \700
引っ越して上野まで1本で行けるようになってからは、本当、上野に行く頻度が高くなった。
津田沼時代は新宿に行っていたの(これも乗りっぱなしで行けたので)と、頻度が逆転した感じ。
展覧会は平日は日付指定、週末は日時指定の事前予約制。
私は彼女の色鮮やかな花の写真と、あと金魚の写真なんかも大好きで。
携帯の待ち受けを青背景の花と蝶の写真(こちらの記事一番上の写真)を加工したものにしているくらいなのだけど、この写真がエントランスに大きく使われていた。
前半はひたすらお花お花で、圧巻だったのは墓地で撮影された造花の写真を集めた立方体の部屋、「Imaginary Garden」。
床から壁からクラクラするような極彩色の花だらけ。
館内は人物写真を覗いて撮影可能で、平日午前中の人がまばらなタイミングに来て本当に良かったなと思ったのだった。
人物写真も多く、セルフポートレートにパラリンピックのプロジェクトに携わった作品群、病床の父親、蜷川幸雄さんを見送るまでの日常を切り取った写真など、静謐な空間も沢山あった。
で、最後がこの部屋、「Chaos Room」。
「蜷川が映画でも使用したオブジェクトの数々を、さながら蜷川の活動が浮かび上がるコラージュのように展開」だそうで、天井には赤い傘、垂れ下がるのは藤の花と薔薇の花。
「ヘルタースケルター」や「おいらん」などの作品を佃煮にしたような毒々しい空間で、可愛いし、綺麗だし、グロテスク。
倒されたメリーゴーランドの馬、ビーズが絡んだシャビーシックなシャンデリア、散らばった本に写真に香水瓶に怪しいオブジェ。
自分の部屋には絶対置かない(置きたくもない……)なあというアイテム満載なのにどこか心惹かれる目が離せない不思議な空間だった。
あんまり事前情報を知らずに、「あの人の写真好きだからー」で行ってみたのだけれど、楽しかったな。
日時指定の展覧会入場は無駄に混まずに快適なのでコロナ禍が去ってもこんな感じで開催してくれると嬉しいなー。
美術館を出るとまだ11時にならないくらいだったのだけど、「軽く昼御飯食べて買い物したら帰ろう」と、JR上野駅に向かってみたら「騒豆花」という豆花のお店があって、ここに入ることにした。
本店は台北、國父紀念館近くにある店で、日本出店は大阪と武蔵小杉、橫浜の他、都内に3店舗。
魯肉飯や牛肉麺といったメニューもあったのだけど、今日も30℃越えの暑さで「重いのは要らない……」と、まだ注文できる時間帯だったモーニングセットをいただくことにした。
ピーナッツ豆腐と蛋餅、アイスかホットかの烏龍茶orジャスミン茶が選べて700円とお値打ち価格。あんまり暑くてアイスジャスミンティにした。
ぶっちゃけ、豆花はおやつであって朝食に食べるものではない……と思ったのだけど、でも、この組み合わせは幸せで。
蛋餅はあのもちもち感も本場そのままの味で、ほんのり甘い酢醤油っぽい添付のたれも「そうそうこんな感じだった」という風。
何より幸せだったのは、自然な甘さの"台湾冬瓜糖水"がかかった豆花。かき氷状のシロップも乗っていて、さっぱり美味しくいただけた。豆花自体の食感と味わいも、とても良い感じ。
「PAUL BOCUSE」の
シーザーサラダ オリーブの香り
マロンとスイートポテトのデセールサラダ 黒糖風味
「煮物亭福田商店」の
豚角煮&野菜の煮物
麦茶
今日はだんな、野球観戦にて(阪神が優勝するかもだから都内戦観戦予定がこの先目白押しらしい……)、息子と2人の夕御飯。シーザーサラダ オリーブの香り
マロンとスイートポテトのデセールサラダ 黒糖風味
「煮物亭福田商店」の
豚角煮&野菜の煮物
麦茶
上野に来たしと、いつも通りにレンタサイクルで「酒のサンワ」さんからの上野松坂屋を目指し、「ハナノヒ」のお花貰って、デパ地下で買い物してから帰ってきたのだった。
夕飯はもうお惣菜にしちゃおうということで、デパ地下歩いてこれだと買ってきたのは、「煮物亭福田商店」というお店の豚角煮。
筍やこんにゃく、人参、椎茸、大根などの煮物がパックになったお得用セットが本当にお得で、このパックと角煮2切れ包んで貰った。
合わせるサラダがこれで良いのかと思いつつ、これもやっぱり美味しそうだったものだから、「PAUL BOCUSE」のお惣菜屋さんの「シーザーサラダ オリーブの香り」と「マロンとスイートポテトのデセールサラダ 黒糖風味」も買ってきて。
"さつまいもサラダに栗やくるみをトッピングし、黒糖風味のソースをかけました"という、デザートみたいに甘いサラダのマロンとスイートポテトのがすごくすごく美味しかった。もうこれは普通にデザート。
シーザーサラダも、オリーブの風味はもとより、チーズだとかクルトンだとかベーコンだとかがいちいち美味しくて、
「なんか、知らないシーザーサラダの味がするね……」
「めっちゃ高級感ある」
などと言いつつ息子ともぐもぐ。
そして角煮はすごくしっかり御馳走だった。プルプルに柔らかく煮えていて、繊維がほろりと崩れるようで、甘じょっぱさのバランスも好みだった。
そんな幸せな食事をしながら、息子に向けて「ヒプマイやばい」を熱く語るお母さんだった、という……。