2023年7月21日金曜日

友人と泡盛を

友人と泡盛飲みまくりナイト。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「第一パン」のたっぷりコーンパン
「ヤマザキ」のホワイトデニッシュショコラ
プラム(青森県産大石プラム)
アイスカフェオレ
だんなは明日まで出張なので、一人もそもそと朝御飯。
 
昨日色々買い物に行ったついで、パン屋も寄れば良かったのだけれど気力が無くて「コンビニパンでいいや……」と、チョコパンとコーンパンという安定の組み合わせで。
 
プラムは夕飯の材料にと昨日買ってきたものだけど、「そのまま食べておいしいかな……」と試しに1個、皮剥いて齧り付いてみたらまあまあ酸っぱかったので、やっぱりプラムは加工して食べる方が私は好きかなと。
 
6個パックだったそれは、料理に使わない分はコンフィチュールにしてしまうことにした。
 
皮ごと刻んでグラニュー糖とレモン汁まぶして一晩おいてから加熱するという作り方は、辻口博啓さんのレシピだったかな。そんな感じで。
 
今日は友人を駅に迎えに行く以外は家を一歩も出ず、料理したりお掃除したりを色々してた。
 
スーチカー、皮目をオーブンでパリッとなるまで焼いたら、もはや別物に……。 で、低温調理したスーチカーは、「なんか(理想の感じとは)違うな?」という感じだったので、アルミホイルで周囲をくるみ、皮の部分だけ徹底して焼く感じにオーブンに入れて。
 
目指せ中華焼味の"焼豚"という感じにしたら、これはもはやスーチカーとは違う何かなのでは……?という感じになったけど、おいしければ良しの心意気で。
セビーチェ
タコス
 (ソルトトルティーヤ・ハードシェル)
 (タコミート・ワカモレ・レタス・トマト・香菜)
 (シュレッドチーズ・タコソース(ミディアム))
ビール(Corona)
 
自家製スーチカー
 w/シークヮーサー、シークヮーサー胡椒、ピパーチ
豆腐よう
ピーナッツ黒糖豆
チョコっとう。
泡盛(田嘉里酒造 山原くいなブラック ゴールド 43度)
泡盛(崎元酒造所 にごり泡盛 海波 30度)
花酒(崎元酒造所 与那国 60度)
ここ10ヶ月くらい、ずーっとRP(ロールプレイ)村の後日譚的なものをリレー小説的に続けている、私とJさん。
 
私と同レベルにお酒が好きでしかも強くて、食べ物の好みまで相当に近しい人というのは初めてレベルで、4月に初めて会ってから(ネットでのやりとりは昨秋9月からではあったけど)、なんだかんだ月に一度は会っている。
 
この週末はだんな不在で、横浜方面から来ていただくのは手間だけど、金曜夜にうちでご飯しない?んで翌日都内で飲もう?と誘って、はるばる来て貰ってしまった。
 
で、交わしているリレー小説、最近書いていた中に"沖縄料理を食べに行く"というくだりが出てきていて。
 
食べたことがあるものはそれなりに描けるけど、つい興に乗って調べてしまって、口にしたことのない料理やら飲んだ事のない泡盛をノリと勢いで出してしまい、しかも登場人物には「おいしい」と言わせ。
 
ハブ酒あたりもネットで調べた感想を参考に適当に書いてしまったものの、「実際、どんな味なんだろうね?」と2人して飲んだ事ないくせに描いてしまった私たちは気になっていたのだった。
 
というわけで、明日はお店で沖縄料理……なんだけど、うっかり泡盛色々買っちゃったから、家でもちょっと(ちょっとでは済まなかったけど)飲んでみますか?ということに。
 
夕飯はこの季節に似合いのものをと、タコスですよー ともあれ夕飯は、これも話の中でちらっと出したことがあったタコスを準備して、とりあえずコロナで乾杯。
 
トマトや香菜も入るワカモレは、『アメリカン・アペタイザー』(アンダーソン夏代 アノニマ・スタジオ 2014.04)掲載のアンダーソン夏代さんの作り方を参考に、そしてセビーチェは小堀紀代美さん、『予約のとれない料理教室 ライクライクキッチン「おいしい!」の作り方』(小堀紀代美 主婦の友社 2018.12)を参考に。
 
メキシコ料理はライムと香菜を多用するよね、と思いつつ。 魚介のライム和え……とでも言うべき、セビーチェは、このレシピではプラムも入って更にさっぱり味。
 
こうして作ると、ほんと、メキシコ料理はライムでありハラペーニョでありシアントロ(香菜)であるよねと思いたくなるくらいには、それらを多用する感じ。あとトマトと。
 
せっかくならちゃんと新鮮で間違いなくおいしい魚介で作りたいなと、「角上魚類」で色々買ってきて良かったなーと思いつつ、ソフトトルティーヤやハードシェルに好き勝手に挟んで食べるセルフタコス、Jちゃんもおもしろい、おいしい、と喜んでくれて何よりだった。
 
で、お風呂済ませて、金曜ロードショーの『もののけ姫』をだらだら流しつつ、『君たちはどう生きるか』、見に行く?行かないなら感想言ってもいい?なんてことを話したりなどしながら、泡盛二次会。
 
明日は沖縄料理屋さん行くし、あまりここで凝ったものを色々出してもねと、真面目に作ったのはスーチカーくらい、あとはららぽーとTOKYO-BAY内の九州沖縄ショップで買ってきた豆腐ようと、黒糖系のおつまみ2つ、「ピーナッツ黒糖豆」と、「チョコっとぅ。」。
 
"チョコっとう。"は
 
加工黒糖にチョコレートを合わせた後に
ココアパウダーをコーティングをしたチョコ風味の黒糖菓子。
 
というもので、この甘さとチョコレートのコクがすごく泡盛に合っておいしかった。今日の泡盛は古酒もあったし、やっぱり古酒系統にはチョコレートがよく似合う。
 
んで、期待のスーチカーは、皮がばりばり良い感じで、良い感じではあるけれど、「多分、スーチカーってこういうものではないんだよ……」と笑ってしまいながら、明日お店にあったら答え合わせしようね、と。
 
でも塩気の具合はすごく良かったし、島こしょう(ピパーチ)やシークヮーサー胡椒を添えて食べるのもお似合いだった。
 
泡盛は、楽天のショップ(泡盛倶楽部)で3本まとめて買えたから、じゃあ飲んでみようって買ったもので。
 
1つは、チョコ好きなJちゃんが、「豊かな香りと、カカオのような芳香で甘味のある味わい」という説明にいたく惹かれていた「山原くいなブラック ゴールド」。
 
もう1つは泡盛を調べる過程で知った、花酒。
 
与那国島だけで製造されている独特の蒸留酒(スピリッツ)です。(花酒は泡盛とまったく同じ原材料と製造法ですが、アルコール度数が45度を超える場合は税法上スピリッツとなります。)
 
という、度数60度の泡盛。
 
本当は、同じ蔵の"山猫"というお酒(こんなの)を飲みたかったのだけれど、これはもう今は造られていないもののようで容易には入手できなさそうで(話によるとシロップみたいに甘いお酒?だそうで??)。
 
せめて代わりにと飲んでみた"与那国"は、こちらもとろんとした甘さが感じられたけれど、さすがの度数60度。調子乗って全部ストレートで飲んでいたのだけど、舐めるように飲むだけでも喉が焼けるようだった。
 
その、花酒の蔵の"にごり泡盛"は、「濃い原酒と割り水を絶妙にブレンドすることで、酒の旨み成分をにごりにかえるという斬新な泡盛」とのこと。度数30度とぐっと飲みやすく(でもよく考えたら日本酒の倍の濃さではある……)公式ショップの説明によると、
 
にごり泡盛は「初溜取り花酒」の原酒を造り、割り水とのブレンドの方法で白くにごらせています。
白くにごっているのは、酒の旨みとなっている高級脂肪酸なので半年ぐらいで熟成が進みますと透明になっていき、さらにまろやかになります。
にごりのあるうちは米の旨みも強く、ごはんの味がしますので味の変化も楽しめます。
飲み方はロックもしくは好みにより水割りがおすすめです。
 
とのこと。
飲みやすくてふわっと甘く、おいしかった。
 
でも一番良かったのは、さすがチョコ好きが選んだカカオ風味の泡盛ということでか、山原くいなブラックゴールドがとてもおいしくて。
 
「これ、めっちゃチョコに合うね……」
言いつつ、『もののけ姫』終わっても飲み続け、気が付いたら2時半を回るくらいまで飲んでいたらしい。
 
時間が溶けたけどお酒も溶けて、あれ?このお酒、すごく強いやつばっかりだよね?なんでこんなに減ってる……?となりながら、よろよろ就寝。
 
今日はいくらか涼しくて、久しぶりに冷房付けずに寝ることができたのだけど、その結果、夜が明けての蒸し暑さに寝てられずに起きることになったのだった。