2023年10月6日金曜日

穴熊ラーメンとフランス展と

もんじゃさとうさん、今回はなんと穴熊ラーメン!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ラクレットチーズトースト
「KINOKUNIYA」の
 五郎島金時パイ
梨(福島県産あきづき)
カフェオレ
今日は大変に予定が盛り沢山。
 
「日本橋のデパートの催事行って、代々木公園でラーメン食べて、新宿デパートの催事からの観劇、最後は有楽町でお買い物して、飲み会に向かうよ」
 
だんなに告げたら、「それはメトロの一日乗車券では?」と言われ、そうだねえと頷いて。
結局、600円の券で805円分乗ったことになったみたいだから、まあまあお得になったのかな?そのくらいには大移動してあれこれやった一日になった。
 
朝食は、半端に残っていたサンドイッチ用の食パンにラクレットチーズ乗せてトーストして、それと船橋駅ビルの「KINOKUNIYA」で買ってきたさつまいもパイと。
 
パイと言うよりパンっぽい生地の、具沢山なお芋パイ。スイートポテトというよりは"芋!"という感じでおもしろかった。
 
……で、9時半到着目指して、日本橋三越で開催の「フランス展 2023」に。
 
催事が始まる(というかデパート開館)のは10時だけれど、三越のクレジットカード会員は先行入場が可能なのであるらしい。地下入口から続々と入場していく列(100人以上はいた……)を見やって、カードを持たない私は地下入口前で待機して。
 
10時になると同時、エレベーターは待っていられないとエスカレーターを駆け上るように上階の催事場を目指し、事前に頭に入れていたフロアマップを頭に描きながら早足で向かったのは「Galet Galet (ガレガレ)」さん。
 
ガレガレさんのお品書き。おいしそうなものばかり……。 目当ては1日20台限定の"タルトタタン"と"日本橋三越350周年記念のクッキー缶"だった。
 
私の到着時点で30人近くが並んでいる感じだったかな。品書きを配ってくれていたのは、ufu.の編集長くりたろうさんで、嬉しいことにくりたろうさんも、ガレガレの大澤さんも私のことを覚えていてくださった。
 
元々は、今夏のUCCの「夏のおやつとコーヒー時間」というイベントに参加したのが切っ掛けで。
 
あの日、荒天で参加人数が少なかったこともあってお2人と沢山お話したことが功を奏して、目が合った瞬間、いつもありがとうございます的に言っていただいて、ほんの少しだけお話を。
 
大澤さんは連日この催事用のお菓子を作り続けていてお疲れだろうに、先頭きって販売接客してらした。
 
唯一、パルミエだけが売り切れでした。残念。 「先日のしょっぱいエクレアが最高だったんで、今回の塩味のパルミエも楽しみだったんですけれど」
 
売り切れちゃったんですねえと苦笑したら、パルミエ、瞬殺だったらしい。
 
タルトタタンももううすぐ完売という危ないタイミングで、「タルトタタンを楽しみにしてきました」と告げたら、行列あと4人というところで残り2台という状況だった。
 
いっそ全種類買いたい気持ちだったのだけども、厳選して 私のすぐ後ろで完売となったタルトタタン。エスカレーターダッシュをかました甲斐がありました……。
 
購入したのはタルトタタン、クッキー缶、季節外のガレット・デ・ロワのカット売りの"小夏"と"ラムレザン"。
 
無事買えました!と、くりたろうさんに告げたら、
「タルトタタン、全部一度に食べないで冷やして食べるのもまた格別ですよ」
と言ってくださって、じゃあ常温で食べた後は冷蔵庫入れて食べてみます!と大混雑の会場を後にした。
 
フランス展、ガレガレさんのみならずかなりな混雑で、店頭に数十人の行列が出来ている(列を途中で区切って、離れた階段あたりにまで中継列が出来ている)お店が他にも数店。
 
開店ダッシュが必須の人気イベントだったんだなあと、驚きの人気催事だった。
 
ガレガレさんは人気が増す一方で、お正月に出るであろうガレット・デ・ロワを買うのも大変そうだなあ……。
代々木公園「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」にて
 穴熊ブラック醤油らーめん \1000
 +追い穴熊 \400
穴熊ラーメン。またすごいものを……。 そしてお菓子抱え、ついでに銀座三越であれこれ買った、「Fortnum & Mason」のパンだとか「千駄木腰塚」のコンビーフあたりも持って、代々木公園に移動して。
 
おそうざいと煎餅もんじゃさとう」さん、今回のラーメンは、なんと穴熊スープ!
 
穴熊は数年前に食べたことがあって、脂がとにかく多くて閉口したけれど、でも旨味もすごくておいしい肉だった。
なのでここは当然、追い穴熊もいっておくでしょう、と。
 
で、今夜は餃子100個を控えているので、いくらか自重して大盛にするのは止めておいた。
 
不死鳥カラスさんの麺は、今回は加水多めの中太麺で、良い感じのもちもちしこしこ感。濃いめなスープにお似合いで。
 
けど、それほどにはケダモノ臭さは感じず、すごく丹念に脂を引いたのだろう、後味はむしろすっきりしているくらい。
 
山椒のシビシビ感もお似合いでした。 卓上の調味料はフライドガーリックに唐辛子粉に、小皿は山椒+黒胡椒。
 
このあたり入れると一気に異国な味わいになって、これはこれでとても良いものだった。
 
ものすごく乱暴な言い方をすると、マタギが山の中で熊肉使って作った牛肉麺、みたいな……?そんな感じのワイルド感。
 
唯一無二の味という感じで、これは面白いラーメンだったなあ……キャベツと葱のしゃきしゃき感がまた心地よくて。
 
"ラーメン食べたい"で、思い出す(思いつく)ような方向のラーメンではなかったものの、食べに来られてよかった。おいしかった。
 
で、食後の私は、今度は新宿三丁目駅へとメトロを乗り継ぎ、伊勢丹で開催中の「秋の味覚 栗に溺れる6日間。」sに。
 
お目当ては「LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE」の"クロワッサン・ショコラ マロン"と、「HISAKA KYOTO」の堂島ロールコラボの栗のロールケーキ。
 
栗ものが大好きだから、もう売り場全部買い占めたいくらいに魅力的な品に溢れていたけれど、これ以上生菓子を増やしても食べきれないので後ろ髪引かれながらこの2つだけ買ってきた。
 
アランデュカスのチョコ屋さん、一度行ってみたいと思いつつ、行ったことがなくて。いつか喫茶のチョコデザートを食べてみたいなあ、と。
 
『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』、ノスタルジックな演劇。 その後は紀伊國屋ホールで上演中の『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』を観劇。
 
チケット互助会的なサイトで、すごく格安に見ることができた演目、"世界の終わりという、思いがけない現実に直面した人々"を描いたものだとあらすじを見て、面白そうだなと。
 
土田英生さん(MONO)が書いたこの戯曲は、1997年に京都で初演。
普遍的なテーマ性が高く評価され、多くの劇団により繰り返し上演されてきました。
(2005年には宮田慶子さん演出&相葉雅紀さん主演で再演、2012年には土田英生さん自らの演出で決定版として上演されました)
 
物語の舞台は、埋立地に位置するテーマパークの最寄り駅「日本村四番」。
駅員と売店の女性、その友達、電車に乗り遅れた会社員。
彼らのたわいもないやりとりはいつもの日常の一コマのようだった。
世界の終わりの日は、おだやかな時間が流れていた―――
 
この作品では“世界の終わり”という、思いがけない現実に直面した人々が交わすさりげない会話、その奥底に潜む心情がリアルに浮かび上がります。
今回、作者の土田さんが大幅に脚本をブラッシュアップし演出も手掛け、2023年の“今”ならではの形での上演となります。
 
ということで、主演は舞台『刀剣乱舞』や舞台『弱虫ペダル』をはじめとする2.5次元作品で活躍している和田雅成さん。どうやら彼目当てのお客さんか、若い女性姿もいっぱいで、客席は8割方が埋まる盛況ぶりだった。
 
登場人物は、駅に集う7人のみ。
sひたひたと迫る"世界の終わり"感、人々は耳が聞こえづらくなって、眠くなり、そのまま眠ったまま死んでしまうという密やかな噂話。
 
ほとんどの住人はこの駅からとうに脱出していて、"次の電車で自分たちも避難しなければ"と思っていた人たちが取り残され、狼狽える人あり、のんびりとコーヒーを飲む人あり……みたいな。
 
くすりと笑えるやりとりもあったり、それほどにはヒリヒリした空気感はなかったのだけれど、主人公がどうにも茫洋としたキャラクターで、こう、感情を爆発させたカタルシス的なものがあるかと思いきや、それもちょっと感じで、そうはならないんだ?という肩透かし感。
 
難解で陰鬱なロシア文学でも読んでいるような、そんな鑑賞後感だった。
 
タイトルの"燕"は当初救いのような存在かと思いきや(駅に巣があって、主人公はその世話をし、様子を見ている)、途中で"親鳥が巣を壊して雛を落として殺している"と他の客達が告げており、でも主人公はそれを知らないまま。
 
何も知らない彼が、一人舞台に残って
「そうだ、燕の巣を見に行こう」
で終わるという、そんな終幕だった。
 
もう絶望しかなくて、その絶望を想像するしかないことを委ねられるというのが、なかなかしんどいお話で。
有楽町「屋台屋 博多劇場」にて
 餃子100個 \0
 酢もつ \328
 茄子ポン酢 2×\218
 豆もやしナムル 2×\328
 シャカシャカポテト \473
 どんぐり \218
 鶏レバー刺し \825
 チャーシューエッグ \748
 博多名物ごまさば \803
 なんちゃってたこ焼き \429
 とんこつラーメン \638
 焼きラーメン 2×\638
 ビール(VIP香るエール) 3×\658
 どでか生グレープフルーツサワー 2×\768
 生グレープフルーツサワー \438
 烏龍茶(VIP)\308
 烏龍茶 3×\308
 ラムネ(VIP) \308
 ラムネ 3×\308
などなど、6人でもぐもぐー。
観劇後は有楽町に移動して、交通会館のアンテナショップでちょっとだけ買い物した後は、「まだ2時間ある……」と、久しぶりのヒトカラに。
 
最近の曲、全く覚えてないなーと思いつつ、次にカラオケ来るまでにYOASOBIの「アイドル」とAdoの「唱」と、あと米津玄師のここ数ヶ月の新曲をと"練習してこようリスト"を更新しつつ、それでも歌いたいものを歌っていれば2時間なんてあっという間で。
 
博多劇場、VIP特典の突き出しキャベツとウコンはこうなりました。(笑った) んで今夜は、毎年スキーに行く面子の6人が集まって、「屋台屋 博多劇場」の有楽町店へ行ってきた。
 
数ヶ月前、私がこの店のプレミアム会員(会員になって10回お店に来るとなれる)になって、そのお祝いの"餃子100個"を消費しましょう、ということで声をかけて集まってもらった次第。
 
VIP会員になると、ただでさえ無料だった突き出しキャベツ(普通は塩昆布和え)が駄菓子の"キャベツ太郎"になって、卓上に置かれているウコン粒が袋入りの"飲み会番長"になる。
 
キャベツってこうなるんだ!?と初めて貰った私は笑ってしまったのだけれど。
 
どでかジョッキが大きい、です……。試される腕力。 更にVIP会員がいればグループ全員が"どでか"サイズになるおまけつき。
 
相変わらず巨大なジョッキで(写真はお代わり分のグレープフルーツサワーだから奥のは通常サイズジョッキ)で、並べてみると遠近感がおかしくて笑ってしまうのだけれど、おかげさまで、どでかサイズ2杯でけっこう酔えたしお腹いっぱいにもなったし。
 
餃子100個の圧。すごい。 んで、やってきたのは50個入りの餃子鍋が2つ!
 
皆でわーいと歓声上げて写真撮ってから箸持って。
15分ほど経った頃には、もう残り10個くらいになっていた。
 
私も多分15個くらいは食べたかなと思うけれど、20代男子K君が、まあよく食べる食べる。
爽快なくらいの食べっぷりで、でもおかげさまで餃子以外の料理も色々注文して楽しむことができた。
 
それでも餃子100個だとか飲み物が"どでか"になったりとかの恩恵がすごくて、お会計は1人2000円もいかなかったくらい……だったかな。
 
地元店には無い、「焼きラーメン」。美味でした。 これは地元船橋店にはない「焼きラーメン」。
 
船橋の焼きそばも普通においしいけれど、この焼きラーメンも飲みのシメにはぴったりですごく良かった。
 
「ここの麺も餃子の皮も浅草開化楼のものなんだよ」
だから間違いなくおいしいでしょと告げたら、K君は開化楼を知っているようで、瞳が輝いていた。
 
結果、布教に励んでしまったような形になって、博多劇場初訪問の3人も今日会員に。
 
誕生日が近い人たちがちょうど3組集まることになったので、じゃあ新年度餃子と暑気払い餃子と忘年会餃子に来れそうだねというお話になったのだった。
 
すごく楽しい一日でした。