2024年5月12日日曜日

母の日ハンバーグと酒蔵見学

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「BUNNY BREAD」の
 ソーセージパン \480
 シナモンロール \350 1/2個
ヨーグルト(ヤクルト ソフール)
アイスカフェオレ
一昨日、JR新宿駅に着いて驚いた。
エキナカが、もう大変な感じに始まっていた。
 
JR新宿駅の新エキナカグルメスポット「EATo LUMINE(イイトルミネ)」全28店舗と限定商品のラインナップが決定!」を見ると、始まっていたのはもう1ヶ月ほども前の事だったらしいけど、新宿に来る時は都営新宿線経由で来ることが主だったから、知らないでいて。
 
何がすごいって、一昨日は時間がなくてじっくりは見られなかったのだけれど、日本最大級のパンのセレクトショップ「BAKERs' Symphony」が素晴らしい。
 
東京・神奈川・千葉・埼玉の街のベーカリーからバイヤーが厳選、取り扱うベーカリーは、全部で100店舗以上、とのことで。日替りで毎日40店舗以上が出店しているという、横浜高島屋にある「ベーカリースクエア」と同じ風なコンセプトの店なのだった。
 
けど今回は、そのブースではなく、常設店舗の「BUNNY BREAD」でお買い物。店頭で試食販売していたシナモンロールがおいしくて。
 
帰宅してから知ったのだけど、このお店、東日本橋の人気ブーランジェリー「BEAVER BREAD」の割田健一シェフのプロデュースだそう。
 
つまり、虎ノ門ヒルズの「BEAVER BREAD BROTHERS」と同じ系列。
 
でもなんとなく、小洒落た雰囲気のヒルズのお店より、この、エキナカのこちらのお店の方がなんとなくお手頃感があって好ましい印象があったりした。
 
買ったのは、、巨大なソーセージがごろんと乗ったソーセージパンと、お店の名物らしいシナモンロール。
どちらももちもちした食感の生地で風味が良くて、良い感じ。
 
シナモンロールは、
 
シナモンフィリングを折り込んだ生地を冷蔵庫にて一晩低温でゆっくり発酵させたのち焼き上げたしっとりとしたシナモンロールです。リベイクするとスイーツのような食感でお楽しみいただけます。
 
という感じの品だそうで、甘さしっかり。
 
どちらも期待以上においしくて、新宿で買うパンの選択肢が増えてしまったなあ……とほくほくだった。次は「BAKERs' Symphony」でお買い物してみよう。s
船橋「榮華光」にて
 雲白肉 \682
 かに炒飯 \891
 青椒肉絲丼 \845
 生ビール 2×\590
で、昨日ジムに行けなかっただんなと一緒に朝からジム、BODYPUMP60を1本、ごりごりと動いてきて。
 
お昼は船橋界隈で中華料理が食べたい、と、気になっていた北京ダック食べ放題プランのある「銀座芳亭 船橋店」に行ってみたらなんと予約で満席で。
 
じゃあ、とこちらも気になっていた「上海家庭料理 謝謝」に行ってみればたまたまお休みで、ならば、とこれも気になっていた「八饅宴」に向かえばランチ営業はしておらず。
 
中華が、中華が食べたいの……と絶望しつつ、結局駅前の「榮華光」に行くことにした。
 
これまで何度かは利用したことがある、いかにもな町中華。なんていうか"普通においしい"という感じで、以前はなんともクラシックな佇まいだったのが、数年前に改装して、ファミレスみたいな明るい雰囲気に様変わり。
 
うっかりビールとおつまみ雲白肉も頼んでしまいつつ、私はかに炒飯、だんなは青椒肉絲丼にした。
 
残念ながら雲白肉は薄切り肉を茹でたもので、雲白肉(あと回鍋肉もね)は、ブロックの豚バラを茹でてスライスしたものじゃないとあかんのよ……と思う私はしょんぼりだったのだけど、ラー油多めのピリ辛だれはまあまあ、悪くはなく。
すごくよくもなかったけれど。
 
一見シンプルなかに炒飯は、でもしっかり蟹肉が入っていた。
 
だんなが学生の頃から何度も来ているという、歴史ある町中華。
 
青椒肉絲飯がすごく具沢山で、交換して少し貰ったそれが一番おいしかったかも。
 
そして、帰宅してジムの運動着を洗濯機に放り込んだ後は、数十分して再びお出かけ。京成大久保に行ってきた。
 
先月、まいぷれ習志野市さんのこのポストを見て、え、行きたい、行こう、とだんなを誘って申し込んだのが、"習志野の歴史を語る会"主催の「張替酒店特別見学会」。
 
たまたま店前を通りかかり、「ものすごい趣深い酒屋さんがある……!」と、七田の品揃えが素晴らしいこの酒屋さんには何度か訪れたことがある。
 
なんでも今月を最後に、お店は同じ大久保界隈に移転してしまうということで、営業しているこのお店を見るのも今月いっぱいまで、ということになっているのだそうだ。
 
「張替酒店」の刻印がしっかり刻まれた、"恵比壽ビール"の看板などを拝見しつつ、裏手の倉庫から見学スタート。
 
この酒店は1905年創業。
 
明治時代、騎兵旅団相手に商売を始め、第二次世界大戦中の習志野騎兵隊とも深く交流を持っていたという深い歴史があるそうで。
 
和室には栗林忠道(映画「硫黄島からの手紙」で渡辺謙さんが演じた、日本軍部隊を指揮した司令官)が書いた書や、犬養毅のペンネーム「木堂」名義の掛け軸があったりも。
 
年代ものの看板、道具、様々なものが、博物館などではなく当たり前のように商売空間に共存しているのがなんだか不思議な感じだった。
 
数度の震災にも倒れることなく、明治時代から昭和までの建築が絶妙に混ざった風な、とても趣深い住居や蔵やお庭を、たくさん見せてもらってきた。
 
階段、2カ所上らせてもらったけれど、どちらもすさまじく急で、ひいいいとなりつつ。
 
脇に見えるガラスも絶妙に凹凸がある手作りの風合いがあるもので、どこもかしこも文化遺産といった佇まいだった。
 
そしてこちら、かわいい洋館。
 
4畳程度の空間が、和風建築の間、繋ぐようにちょこんとあって、赤と青のモダンな屋根がとてもきれい。
 
現店主が子供の頃は、客人たちと麻雀を行ったりする娯楽部屋として利用されていたのだそう。
 
内開きの扉の意匠も美しく、室内のカーブが美しい天井装飾も素晴らしかった。
 
庭の石段に金属の輪がついているのは、防空壕の跡なのだそうで。
 
かなり大きな防空壕で、近隣の人々と一緒に避難していたんですって。
 
かつて庭には池があったそうで、巨大な火山岩からは小さな滝が流れ、座敷からそれを見られるようになっていたとか。
 
庭には多くの灯籠があったのだけれど多くは東日本大震災の時に倒壊してしまって、直すに直せないものも多くあるのだそうだ。
 
"和室離れ"の8畳+6畳の和室には、周囲をぐるりと回り廊下が。
 
今の建築ではまず見られない太い"横柱"は全てが面取りされている細工の凝りようで、ガラス1枚、タイル1枚、昔ながらのものが山のように現存して使われている状態だった。
 
写真の左奥には手洗いがあって、窓際の手洗いの造作もまた素晴らしく。
 
こちらは板蔵、土壁&漆喰ではなく、板の蔵。
 
薬園台の本陣から移築したものだそうで、釘は一本も使われていないとのこと。
 
蔵を片付けた時に出てきたのだという、海外製のストーブや謎の器具、張替酒店の名前入りの漆の碗などがひっそり飾られていた。
 
そしてこちら、上ってみたい人だけどうぞと案内された、蔵の階段……というか、もうほぼ梯子というか。
 
話によると、姫路城よりも急な勾配の階段だそう。
 
下を向いて降りることは不可能な、上を向いてそろそろと、本当に梯子のように上り下りしないといけない難易度だった。すごい。たいへん。
 
そして上った先の、いくらか低い天井の空間には、見惚れるばかりの巨大な梁が。
 
雨漏りがするからと、天井の板の一部は張り替えたりもされているそうだけれど、主たる柱はほぼ全部当時のままだそう。
 
板蔵だから、このままバラしてまた移築するということも不可能ではないそうだけれど、その技術を持つ職人さんが今はもう少ないから……と、ガイドの方は苦笑いしてらした。
 
そしてこちら、あ、こういう細工は目黒雅叙園でいっぱい見たぞという感じなのだけれど、実にきれいな、付け書院の障子の細工。
 
お店の真上に位置する2階は、おもてなしの場だったのか、床の間の砂壁には金砂が混ぜ込まれ、窓の装飾もあちこち凝ったものばかり。
 
本当、この意匠が、目黒雅叙園みたいな大規模な宴会施設などではなく、酒屋さんの2階のお座敷にぽん、とある、という状況が非日常すぎてなんだかすごい。
 
最後には、和室離れでかつての大久保界隈の手作り地図(電車の駅ができるまでは、張替酒店近くの通りが商店街として賑わっていたけれど、駅が出来てからは駅前通りに多くの店が移転して……みたいな)などを拝見して、終わりになった。
 
見学会の募集時には、各回5名、40分ということだったけれど、応募者多数で枠を広げたそうで、各回20名弱を2グループに分けて、時間もねっちり1時間という感じで。
 
そして最後に佐倉の「ヤマニ味噌」のお味噌をお土産に貰って解散となった。
 
もちろん、終了後には店頭でお買い物。
 
前回お店に寄らせてもらった時、「古酒が好きなんです」と告げて、奥の冷蔵庫からわざわざ出してきてくださった平成26年醸造のお酒がおいしかったから、「まだありますか……?」と聞いたら「まだあります!」とニヤリと笑って出してきてくださって。
 
それと、倉庫を見せてもらっていた時に、探していた白ワインのロゴの箱があったから、「え、このワインの扱いあるんだ……!?」とカリフォルニアワインのシャルドネ、"BREAD & BUTTER"もお買い上げ。
 
いや、倉庫にこの箱があったものだから、買って帰らないとと思ってと告げたら、「目の付け所が違いますね」とご主人に褒められてしまう(?)など。
 
新しい店舗に移転してしまうのは残念だけれど、品揃え等々、素晴らしい酒屋さんだからこれからも通います。
だんな特製 半熟卵入りハンバーグ
 w/人参のグラッセ・レタスのサラダ
クリームドマッシュルームスープ(キャンベル)
羽釜御飯
ビール(柏こまいぬブルワリー 柏はじめIPA)
ビール(六甲ビール セゾン)
 
「カトランベーカリー」の
 シュークリーム
アイスカフェオレ
今日は母の日、だんなが「半熟卵入りのハンバーグを作ろうと思います!」と、おさんどんを買って出てくれた。
 
なんでも少し前の通勤電車内、近くの男性が超熱心にお料理動画を見ていて、それが半熟卵入りハンバーグだったんだとか。
 
色々考えた末、パン粉や卵は入れないハンバーグにすることにしたそうで。
 
で、午前中のジムのついでに色々材料を買ってきた。挽肉たっぷりめなパックだったので、半熟卵入り以外にも小さめのノーマルハンバーグもついてきた。
親子ハンバーグみたいでとてもかわいい。
 
こんな感じに、割れば中からとろりと黄身が。素晴らしい。
 
なんだかこのところ挽肉料理づいていて(麻婆豆腐食べたいとか、餃子食べに行こうとか)、私もそのうちロコモコをまた作ろう、と思いつつ、食後は大久保で寄った「カトランベーカリー」のシュークリーム♪
 
いつも津田沼の「わくわく広場」で買ってくるここのパン、クリームパンがほんとにほんとに大好きで。
 
買えるかなと酒屋見学がてら寄ってみたところ、残念ながら日曜はあまり多くはパンを焼いていないそうで、残念ながらクリームパンは棚に並んでいなかった。
 
けど、「わくわく広場」では扱いのないシュークリームやプリンが買えた(しかもおそろしく安かった……どちらも100円台とかじゃなかったかな……値段忘れてしまったけれど……)ので大満足。
 
あの大好きなカスタードクリームが、生クリームを混ぜられてふわふわになったものがしっかり詰まったシュークリーム、とても良い感じだった。
 
お店、50年続く歴史があるそうで、素朴な風合いの店内も愛想の良いおばちゃんも素敵な感じ。大久保は遠くないのだし、軽率に買い物に行けば良いのよね……。
 
稲毛時代に頻繁に食べに行っていた「串じまん」の大久保店があったり、"キョンの肉"を売っていたちょっと怪しいジビエ屋さん(去年5周年を迎えた「かをり本丸」というお店だった)があったり、大久保も気になるお店が色々と。
 
今日は大人の社会科見学という感じで、本当にたのしかったなー。