2024年6月25日火曜日

牛滷味の夜。

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「たま木亭」の
 硬焼きバター
炒めソーセージ&目玉焼き
台湾マンゴー
アイスカフェオレ
大事に大事に食べている、京都「たま木亭」の硬焼きバターで朝御飯。
 
ソーセージは「トンデンファーム」のもの(もう間違いなく美味しい)だし、台湾マンゴーも文句なしの甘さで、贅沢な気分になれる朝食だった。
 
マンゴーは前回買ってきたものよりもなお甘くて、「あ、台湾のかき氷に乗ってるそのままの味だ」と嬉しくなってしまったりして。
 
先日図書館から借りてきた本が、『ペギーさんの台湾朝ごはんとおやつ』(ペギー・キュウ/著 KADOKAWA 2024.05)『台湾名店137 現地在住のグルメ好きが厳選したガイドブックにのらない本当においしい店』(tatsuya/著 ワニブックス 2024.04)の2冊。
 
もうずっとたゆまず、「あー台湾行きたいー」となっている私。
 
前者は油条や蛋餅の作り方、美味しそうなお粥も載っている素敵な本だった。
後者も、「え、おいしそうここ行きたい」というお店が満載で、このガイド本は自分で電子書籍を買ってタブレットに入れておこうかなと思っている。
 
台湾に行く予定は、今のところは無いのだけども……。
茹で枝豆
滷味(牛すね肉・和牛アキレス腱・エクアドル産ハチノス・厚揚げ・卵)
茹で青梗菜・香菜
羽釜ご飯
ビール(那須高原ビール ヴァィツェン)
ビール(Usami brewery Golden ale)
 
「千秋庵」の
 ノースマン(塩レモン)
アイス烏龍茶
台湾熱が高じるあまり?だんなが帰って来られる今日は滷味を作ろうかなと。
 
手元にあるのは、台湾のメーカー「香料共和國(Spice Land)」の、パッケージがとても素敵なミックススパイスシリーズ"盒裝系列"の1品、"牛肉滷包"。
 
パッケージを見れば、
小茴(ウイキョウ)、桂札(シナモン)、胡荽(コリアンダー)、八角(スターアニス)、花椒、 陳皮、月桂葉、丁香(クローブ)
がガーゼ製の袋の中にたっぷり詰め込まれているもののよう。
 
トリッパが手元にあったはずと思っていたのだけれど、どうやらもう食べてしまっていたようで、午前中のうちにいつもの「せんどば」さんに行ってきた。。
 
今日も尖った品揃えで、冷凍ワニ肉(!)とか、スズメ、ウサギ(丸ごと)、ヤギ、仔豚(丸ごと)などが冷凍ケースに並んでいるのをすごいなあと見やりつつ、オーストラリア産の牛すね肉と、唯一あった冷凍トリッパは、エクアドル産とのこと。
 
……エクアドル??と思いつつも試しにと買ってきてみて湯通ししてみたら、特段臭みとかはなくおいしく食べられそうだった。それと、「ロピア」では和牛のアキレス腱も見切り品であったのでこれも使うことにして。
 
調味はこのミックススパイスの他は氷砂糖と醤油だけ。
下ゆでした肉を時間をかけて煮込み、最後の方で厚揚げも入れ、ゆで卵は固くなりすぎないようにと火を止めて寝かせるところで殻にヒビを入れた状態で沈めることにして。
 
けれど、そのくらいではこってり色と味が染みるわけではなく。ちゃんと剥いてから入れれば良かったなと思った。
 
このスパイスミックス、"茶葉蛋滷包"も持っているから、これもそのうち作ってみたいなと思いつつ。
 
思ったよりは若干薄味めに、でも風味は濃厚に煮上がった牛魯、日本語訳だと"台湾風ビーフシチュー"になるようで、でもそれは違う気がする……と思いつつ、各々取り皿によそっておいしく食べた。
 
サラダ油と塩を入れて湯通しした青梗菜と香菜は箸休め的な感じに添えて。
 
そして食後には、「千秋庵」の夏の限定菓子、"ノースマン 塩レモン"。
 
厳選したレモン果汁とピールに、平釜で時間をかけてゆっくりと結晶化させた粗目の塩を混ぜ合わせることで、より甘味と酸味が引き立つレモン餡が完成しました。
この餡を特製のパイ生地で包み、焼き上げた夏のノースマン。
 
口に運ぶと爽やかなレモンの香りがふんわりと漂い、ほどよい甘さと酸味がしっとりパイ生地と相性抜群。
 
というこの品、本当、この時期の"塩〇〇"には私は閉口気味なのだけど(塩バニラも塩カスタードも塩レモンも塩は要らないのよ……)、これは美味しかったな。調味料としての塩レモンに通じるような、どこかこっくりとした発酵っぽい風味もあって、濃厚にレモン。
 
そういえば、今年は"美冬"のレモンは出ないのかな。アナウンスが無い気がする。あれもとてもおいしいものです。