2025年10月7日火曜日

地元の絶品焼き鳥屋さん

※写真はクリックすると大きくなります※
北海道江別市「イルマットーネ・アルル」の
 こぼれとうきびパンバターコーン \399 1/2個
 ドライフルーツ&クリームチーズパン \399 1/2個
カフェオレ
だんな、北海道に日帰り出張につき、今日の朝ごパンは息子と半分こすることに。
 
漸く(ほんとに漸く……)これが最後の、北海道物産展で買った「イルマットーネ・アルル」のパン、"こぼれとうきびパンバターコーン"に、"ドライフルーツ&クリームチーズパン"。
 
全部食べてみた感じ、こぼれとうきびパンが一番おいしかったとは思うけど、「びえいのコーンぱん」っておいしかったんだなあ……なんて思うことになってしまった。
 
なんだかほんとにパン生地の味がいまいちだったんだなあ。見た目はなかなかおいしそうではあっただけに。
 
とうきびパンは、「北海道産小麦を使用したもっちり生地のパンに、バターで味つけしたとうきびをこぼれ落ちそうな程たっぷりと包み込みました」という品で、クリームチーズパンは、「まろやかな北海道産クリームチーズにミックスドライフルーツを組み合わせた特製クリームを使用。香ばしい風味が特徴のくるみが入ったパン生地はクリームチーズとの相性抜群です」というもので。
船橋「炭焼kitchen ばんから」にて
 鶏煮込み
 8串コース×2
 串 つくね×2
 串 ちょうちん
 生ビール(プレミアムモルツ) ×2
 日本酒(千葉 寒菊 Monochrome 純米大吟醸 無濾過生原酒) \1500
 焼酎ロック(焼き芋黒瀬) ×2
 お会計、13387円
始発で北海道に行っただんなは、午前中だけの用事を済ませ、夕方には帰ってきた。なんという弾丸。
 
息子は夜ジムだということで、ちょうど良いねと2人で飲みに行ってしまうことにして、平日早め夕飯だったら人気のこの店もさらっと楽しめるはずと、「炭焼kitchen ばんから」さんに。
 
このお店、会計が合計金額を記しただけの手書き伝票で、明細が解らない……となるのだけど(メニューにちゃんと値段は書いているけども)、やっぱり前よりは高くなってしまったなという感じ。
 
8串セットは3200円くらいになっていた気がする。
 
突き出しは、鶏の煮こごり(とってもおいしい……♪)、きのこのみぞれおひたしで。
 
8串セットでもうけっこうお腹いっぱいになってしまうのだけど、これだけは食べておきたいと、煮込みはいただいた。
 
「砂おち」「ちょうちん」など希少な部位も。船橋『炭焼kitchen ばんから』の焼き鳥を味わう|さんたつ by 散歩の達人」によると、この煮込みは鶏のテールと鶏皮をじっくり煮込んだなのだそう。確かにモツっぽさはなく、こっくり味の濃厚味噌味がとても素敵。
 
大根、人参、ごぼう、こんにゃくあたりも入ってはいるものの、肉がたっぷりなので野菜ばっかりという印象もなくて。
 
手書きの日本酒メニューが魅力的で、つい、ビールの後に千葉のお酒、"寒菊 Monochrome 純米大吟醸 無濾過生原酒"をいただいてしまいつつ、でもすごく旨味のあるお酒で「あまり食中酒って感じではないね」と続くお酒は焼酎(大好きな焼き芋黒瀬)にして、くいくい飲みつつ、ゆったり1串ずつ焼き上げられる串を楽しんできた。
 
砂おち(砂肝の周りの肉)、油つぼ・たれ(尾っぽの先端)、すきみ・塩(首の肉)、こころ(ハツ。塩+おろし生姜)という、前半4本。
 
後半は、さつまいも(千葉県産シルクスイート)、つなぎ・たれ(肝臓と心臓を繋ぐ部分)、やげん(山椒塩)、砂ずり(塩)。
 
本当にこの店は肉自体の鮮度だったり下処理だったりも最高なら、絶妙な焼き加減もとても好みで。
 
ほどよく完璧に火が通ったあれこれは、ぱさぱさにならずレアすぎもせずで、どれも変わらぬおいしさだった。
 
そして近くのカウンター席では、おっちゃん2人が日本酒メニューを眺めていて。
 
「寒菊?これ会社名でしょ、これだけじゃ解らないよー」
(いや、Monochrome 純米大吟醸 無濾過生原酒って情報全部書いてあるし、寒菊は酒造会社名でもあるけど代表的な銘柄名だし……)
「ものちょーむ?なんだこれ?」
(モノクロームです……モノクローム……私も特段寒菊さんは詳しくはないけどこういう名付けがしてあるのは限定酒ですよ……)
 
だんなと2人、耳をダンボにして「うわぁ……」と聞いていたのだけど、最後は一升瓶持ってきてもらってまでラベルをこねくりまわし、結局飲んだのかなどうなのかな。
失礼ながら、ちょっと笑ってしまったのだった。同行のおじさんに、「僕は日本酒には詳しいんだ」ってやりたかったのかなあ。
 
ここまででけっこうお腹いっぱいにはなったものの、もうちょっと食べたいねと、メニューに「うまい!の一言」とあったつくねと、私的にはこれを食べずには終われない、ちょうちん(今日の一番上の写真)と。
 
軟骨っぽい歯触りのある、旨味たっぷり、たれもたっぷり絡んだつくねは言うまでもなく、卵管もしっかりついたちょうちんは、完全なる半生の火の遠し。
 
きんかんが、ぷつんと弾けて濃厚な黄身っぽい部分が口いっぱいに零れる、最高of最高の一口なのは変わらずの美味だった。これがあるからわたくし、この店が大好きです、ってくらいにお気に入りの一本。
 
微妙に船橋駅からの距離があるのが難点なこのお店、もういいや歩いちゃえ、と家までてくてく歩いてしまうのもいつものことで。