2012年9月19日水曜日

鶏肉煮たり。

「金谷ホテル」のチョコマーブルパン
アイスカフェオレ
昨日歩いた東京ソラマチ。そこには「デパ地下か!」という一角があって、総武線沿線住人にはお馴染みの、「北野エース」(輸入ものも扱う、ちょっとお洒落なスーパー)があったり、「魚力」があったり「大川水産」があったり「ニュークイック」があったり(←このへん全部地元の駅ビルに入ってる)。
 
あとは錦糸町の魚屋さん「魚寅」があったりして、その他諸々ケーキ屋ありパン屋あり総菜屋あり、賑やかな感じになっていた。
 
せっかくなのでそのあたりでパンでも買おうかなーと思っていたのだけれど、そこを歩く前に寄った「とちまるショップ」で、これだ!というのを買ってきた。
 
「とちまるショップ」は、栃木のアンテナショップ。息子は「栃木レモン」の商品に「ヨーグルトがある!アイスも!」と何やら興味津々だったけれど、私としては日光金谷ホテルの品があれこれ並んでいる棚に釘付け。ちょっと値引きされていたチョコマーブルパンがあったので、これを買うことにした。
 
Johanのチョコブレッドよりは幾分チョコ感が控えめの、チョコシートとパン生地を折りたたんだ風のマーブル模様のパンは、ふわふわとしていて「バターたっぷり」な口当たり。薄切りにして、そのままがぶりとかぶりついて水曜日の朝御飯にした。
 
今日は早くも水曜日ということで、今週はあっという間に過ぎ去ってしまいそう。週末はだんなが帰ってくるし、友人も遊びに来るしで、今日は気合いを入れて窓掃除してみたりして。
オクラと長いものあえ物
鶏肉とたたきレンコンの甘辛煮
味噌汁のミネストローネ風
羽釜御飯
麦茶
「このところ野菜しっかり食べてないなぁ……」という思いがあったので、今日は仕事も余裕があったこともあり、夕方からのんびり夕飯の支度。具沢山の野菜の汁物など作っていた。
 
レシピデータベースに入っていたレシピを、適当に材料入れ替えつつ作ったのが「味噌汁のミネストローネ風」。セロリなど、おおよそ「味噌汁」に似合いそうにない野菜をあれこれ使って、味付けにはおろしにんにくやバターも入る。
 
レシピになかったソルトポークも使い、加えた野菜は大根・人参・キャベツ・セロリ・さやいんげんといったところ。レシピでは更にトマトも入ることになっていたのだけれど、今日は手元になかったので、明日以降、味をみながら入れてみることにした。
 
どうなることかと思ったけれど、「あ、そうか、味噌バターラーメンっぽい味になるわけなのね」と納得して、これはなかなか美味しいなと。味噌の量は控えめで、塩を入れる代わりに塩麹を入れてみている。和風のおかずにはもちろん、洋風のおかずにも違和感なく似合いそうな、なかなか美味しい汁物ができた。こりゃいいな、また作ろう。
 
他種類の野菜を使ったミネストローネ風スープは私の好物で(飲むおかず、という感じで献立のバランスも良いかなと思うし)、でも味付けはコンソメ・トマト・クリーム・カレー……と、バリエーションが尽きていたところ。これからはこれに「味噌」も使える感じになりそうだ。
 
メインのおかずは圧力鍋を使った「鶏肉とたたきレンコンの甘辛煮」、枝元なほみのレシピ。
 
胡麻油、赤唐辛子で一口大に切った鶏もも肉とたたいた蓮根を炒め合わせ、だしや砂糖、酒、醤油、味醂を注いで加圧3分。数分後に蒸気抜いて、軽く汁を煮詰めたらできあがり。おっそろしく早く仕上がったうえに、蓮根の中までこっくり甘じょっぱい味醂醤油味が染みて、これもなかなか良い感じ。圧力鍋を使うようになってから、図書館でせっせと借りてきていた圧力鍋のレシピ本に載っていたうちのひとつだった。
 
毎号読んでいる料理雑誌(雑誌は後々捨てることになるし、お金の節約もあって、もっぱら図書館頼り)は『きょうの料理』と『ELLE a table』の2誌。枝元なほみさんは、その両方の雑誌に度々登場する料理研究家で、「この人の作る料理は、食材の選択や写真からして美味しそうなものが多いのよね」と思っている。実際、作るとツボにハマる料理が多い。ちなみにこの方も香菜を多用するので、そのへんも好みの方向が同じなんだなぁと勝手に近しい感じを抱いている次第だ。
 
で、野菜の一皿もう一つ。中華のレシピの「オクラと長いものあえ物」は、茹でて小口切りにしたオクラと角切りにした長芋を合わせ、同量の酢と醤油、胡麻油で和えただけの簡単ねばねば小鉢。
ちょっと辛くても良いかもー……と、私の皿には陳皮が香る七味唐辛子をぱらっとふっていただいた。
 
そんな感じの夕御飯。
息子にしてみれば「地味だなぁ」という感じの夕飯かもだけど、各国料理を美味しいと思っても私はやっぱり日本人、醤油味醂味の煮物にホッとしてしまうのだった。夏が終わると、火の通し甲斐のある野菜が増えてくるのが嬉しいよねぇ……。