2023年8月8日火曜日

台北4日目、夜市に行こう

中山「露西早餐」にて
 玉米蛋土司 $45
 肉醬鐵板麵 $70
 升級套餐HK$25 奶茶/紅茶(冰)
 金桔檸檬(冰)$70
  • 6泊する今回の旅行、しかも海で一日過ごすでもなく、街歩きで汗まみれになって夜の外出前に着替えたりもするしということで、今日はお洗濯の日。
     
    ホテルのランドリーサービスに頼むには懐が痛すぎる量なので、コインランドリー探して行くことにしたら、ホテル最寄りの24時間営業の店は閉まってて。
     
    知ってた!そういうことあるって知ってた!と、別候補の北側のお店に自転車走らせたら無事やっていた。
     
  • 洗濯乾燥まで一気にやってくれるものは少量サイズで1時間TWD60。洗濯乾燥別マシンのは、洗うだけならTWD40という感じ。
     
    乾燥にかけたくない品もあるからと、とりあえず洗いだけかけて、自転車はいったん近くの駐輪場に返却して、涼しいコンビニでフルーツ牛乳飲みながらのんびり待っていた……ら、自転車置き場が他の人にレンタルされて空っぽになりかけていて、慌てて別のところから借りてきたりなど。
     
    洗濯乾燥1時間は若干生乾きだったけど、もうこれで良いやと回収して、あとは部屋で干してしまうことにした。
     
  • 朝食はちょっと遠出して魯肉飯?と思いつつ、なんだかんだけっこうな時間になったので自転車圏内で行けるところをと調べて「露西早餐」という、お昼まで営業の朝食特化のお店に行ってみることに。サンドイッチやトースト類も鉄板焼麺も蛋餅もメニューにあって、その幅広い感じがすてき。
     
  • 私は"コーン卵焼きトースト"と説明にあった玉米蛋土司、だんなはミートソース鉄板麺。飲み物は酸っぱいものが恋しくて、私は金桔檸檬(キンカンレモンジュース)にしてみた。
     
  • トーストは嬉しいことにホットサンドで。スクランブルエッグにマヨあえコーンにレタスときゅうり、スクランブルエッグにケチャップもまぶされてる感じ?
    レタスのしゃきしゃき感がよくて、私も今度真似してみようと思った。
     
    キンカンジュースは本当に生のキンカンがごろごろ浮いていて。天然レモネードみたいだとおいしく飲んでいたら、底の方がなんだかしょっぱい?そして酸っぱい?んん?と思ったら、一番底に梅干しが沈んでた。茶色っぽい粒があるなあとは思ってたんだけど……びっくりした……。
     
  • でも梅干し効果と柑橘のクエン酸効果あってか疲れも取れて、自転車でホテルに帰還。バスルームの物干し紐活用したり、ハンガー全部使ったりして割と派手な感じの物干し部屋にしてから、昼御飯外出に繰り出した。
南京復興 「慶城海南雞飯」にて
 2號餐(有菜) TWD130
  • 「忠孝新生と忠孝復興の間にカルフールあるよ」「じゃあスーパー覗きながら自転車で行くか……と、またも自転車に乗って(もう台北滞在は自転車無しには活動できない私たち)、道中のカルフールに。以前は「頂好(Wellcome)」というスーパーがあった場所なのだけど、なぜかウェルカムはすっかり駆逐されてほぼ全てがカルフールになってしまっていた。
     
    ともあれ、クノールのまだ買えてなかった玉子スープ
    康寶 濃湯自然原味雞蓉玉米 TWD79
    を見つけたので購入した。
     
  • 道中自転車通りかかった「國立臺北科技大學」の建物がツタだらけでエモくて萌えた。なんというか、もじゃもじゃ……。
     
  • 忠孝復興駅のそごうの地下をちらっと散策。デパート本体の営業時間開始は遅めだけど、デパ地下は9時からやってるらしい。すごい。
    お洒落な食品売り場で肉骨茶の素をいろいろ見つけたので購入。
    巴生後街慶成肉骨茶 TWD160
    香氏新加坡肉骨茶 TWD130
    游建好白肉骨茶湯料 TWD85
    游建好肉骨茶 TWD98
     
  • そごう地下には鼎泰豐も。ガラス張りの厨房の向こうで職人さんたちがせっせと小籠包包みまくっていて、ノリは完全に551だった。
     
  • お昼は一昨日の客家料理のお店近くの海南鶏飯のお店、「慶城海南雞飯」に。
    11時オープンの直前に到着したら、すでに持ち帰りの人やUber系宅配の人たちがたくさん。店内飲食も開店するなり5割くらいは埋まる人気店だった。
     
  • メニューは2種類のみ、1號餐(無菜) TWD95と2號餐(有菜) TWD180。違いは副菜の有無。
    ターンテーブル的な厨房で、お店の人が実にシステマティックに肉や飯や野菜を盛り付けていく。ソースはセルフで2種類、唐辛子入りの甘酸っぱいのと緑色の生姜ソース。スープもセルフで紙カップに自分でよそう。冬瓜たっぷり。片付けも「箸はここ!プレートはここ!」と。
     
    ふくふく柔らかい鶏肉も、鶏スープで炊かれたご飯も、おいしい。文句なし。
    副菜は葱入り玉子焼き、青菜炒め、きのこと湯葉の煮物、じゃがいもの細切り炒め、きゅうりの甘酢漬け……だったかな(これ書いてる今ネットに繋がってないのであとでインスタの自分の投稿みて修正します……)。
     
  • 海南飯らしい海南飯なのに、おかずはシンガポール色強くなくて、"台湾のお惣菜"風なのが好ましいし、野菜たっぷりなのが更にうれしい。
     
  • そして食後は地下鉄乗り継いで市政府駅へ。和え麺の「Kiki」のレストランが誠品生活ビル内にあるので、そこにはお土産和え麺自体も売っていると聞いて行ってみたものの、スーパーで見る2種類以外は存在せず。ネットで見た辣油味(?)とかは一体どこにあるのか……もうないのか……謎。
     
  • ただでは起きぬとばかり、誠品生活の食材コーナーでここでも肉骨茶ミックスを2個購入。
    香料共和國潮州胡椒肉骨茶 TWD88
    香料共和国-南洋肉骨茶 TWD88
     
    真四角の箱のデザインがとっても素敵なこのシリーズ、滷肉用のスパイスを大阪の誠品生活で買っていたのだけど、他にも色々種類があって買いそろえたい欲望がうずいてしまった。買わなかったけど。
     
  • ホテルWの入ってる地下(だったかな?)には餃子の王将とカルディが。前回台湾に来た5年前だかに「カルディがもうすぐ初めて台湾に来るよー」と大々的に宣伝していたのを見ていたので感慨深い……のだけど、看板にカタカナで「カルディ」ってあって笑ってしまった。英語じゃなくあえてのカタカナ……(かわいい)。
     
    王将の焼き餃子は6個でTWD75。300円ちょっとというところ。
    桜海老と湯葉入り青菜炒めとか、とんかつとか、皿うどんとか、メニューもいろいろあった。
     
  • で、帰ってからは鋭意荷造り。
    大量に買い物することを見越して家から折りコンとIKEAのトロリーを持参していて、お土産満載箱が完成。でもまだ余裕はありそうだなー……。
雙連「冰讃」にて
 芒果雪花冰 TWD180
 布丁牛奶雪花水 TWD90
  • 台湾最終夜の今日は夜市に行こうと、まずは雙連駅近く「冰讃」で遅めのおやつ。
    5人くらいが並んでいたけど数分で入店し、私は芒果雪花冰 TWD180、だんなは布丁牛奶雪花冰 TWD90を。
     
  • 店内で食べている人がいて、「え、なにあのプリン乗ってるかき氷、美味しそう」とだんなが言い出したのだけど、かわいいサイズの小さめプリンはお店自家製。しっかり卵味でちょっと固めなレトロプリン、ミルク氷+練乳+プリンというちょっと謎だけど幸せな組み合わせで、これもよきだった。
     
  • 私は結局冒険できずにいつものミルク氷+マンゴー果肉+練乳の王道もの(これが一番の人気品)にしたけど、マンゴーざっくざく、相変わらずの絶品で。
     
  • 氷がフリルみたいにひらひらしているわけじゃなく、細かなふわふわしゃくしゃく系なのだけど、それもまたよし。
寧夏夜市にて
 「方家雞肉飯」にて
     雞肉飯 TWD50
     魯肉飯 TWD40
     滷豆腐 TWD40
 「柯宗花生捲冰淇淋」の
     花生捲冰淇淋 TWD50
 「豬肝榮仔」にて
     豬肝豬肚綜合湯 TWD75
 
お部屋に帰って
 「碳烤香腸」の
     原味香腸大 TWD55
 「阿卡拉炸雞專賣店」の
     雞排 TWD80
 台湾啤酒
  • んで、5時からやってるとネットで見た寧夏夜市を目指すも、5時じゃなく6時と看板にあって、お店はまだ絶賛準備中で。周囲のコンビニやドラッグストアで時間をつぶしているうちにぽつぽつとお店が動き始めて、チェックしていた"滷豆腐と滷肉飯も美味しい鶏肉飯が名物の店"に着席して食べてきた。
     
    寧夏夜市は政府主導で環境に優しい夜市を目指しているそうで、各店舗に水道が供給される代わり、使い捨てではない容器を使うようにしているそうで。
     
    「方家雞肉飯」、滷肉は五香粉っぽい風味が強めでとろとろ、美味。雞肉飯って、正直、肉自体はそれほど「おいしー!」というものではない(むね肉だし、あっさりぱさぱさな感じ……)のだけど、確かにここのはタレの味が絶妙な感じはして。
     
    でもそれより豆腐が!滷肉と同じ煮汁だと思うのだけど、とろみがついていて味がしみしみ、でも固くなったりはしてなくて。
    残念ながらビールの持ち込みはできないお店だったので、さっさと食べて、直後にコンビニ駆け込んでビール買って飲んだ。
     
  • まだデザートの時間ではない……と思いつつ、行きたかったスープのお店は「6時半頃営業開始だよ」と店頭に張り紙があったので、時間つぶしもあって甘味を挟むことに。
     
    「花生捲冰淇淋」は、もちもち食感のクレープ風生地に、ひと抱えサイズほどのピーナッツヌガーの固まりをカンナで削った風なピーナッツそぼろと、ピーナッツアイスと、そしてひとつまみの香菜(!)を巻いたアイスクレープ的お菓子。
     
    「香菜入れていい?」と言われ「え?いいけど?えええ?」とめちゃめちゃ驚いた(このスイーツが美味しいという事前情報は得ていたけど、香菜は聞いてなかった……)。
     
    しかもこの香菜、アイスに添えるミントとかどころではない存在感で、香菜好きには割と嬉しい感じだったけれど……なんとも不思議な感じ。おいしかったけど。でも香菜。
     
  • そしてめでたくオープンした「豬肝榮仔」に。ここは豚レバーのスープが名物のお店で、豬肚(豚ガツ)スープと豬肝(豚レバー)スープと、ミックスの豬肝豬肚綜合湯(豬肝+豬肚+肉羹)の他は、ちまきといも餅くらいしかメニューがないというお店。
     
    戦々恐々としつつもミックススープを頼んでみたら、これがすこぶる美味だった。
     
    がっつり臓物スープなのに全然臭みがなくて、かといって物足りない味でもなくて。
     
    屋台では、奥の大鍋にスープがたっぷり沸いていて、つど屋台の鍋に足しつつ、ボウルいっぱいの臓物もざくざく放り込まれていく。
     
  • しかし、今の気温も多分30℃越えほどで、夜市の通路は両側に屋台が並ぶ熱気が凄まじく、いくら水分や塩を摂取しても頭がくらくらしてくる感じ。
     
    これはあかん、と、おかず数品買って宿に戻って続きを食べることにした。
     
  • これ美味しそう、で下調べなしに適当に買ったのは、「碳烤香腸」という、大腸小腸屋さんの腸詰(大を頼んだら2本に両断して、串刺して紙袋に入れてくれた)と、「阿卡拉炸雞專賣店」という揚げ物屋さんの巨大な雞排。
     
    揚げ物屋さんは、オーダーしたら後ろの揚げ鍋で二度揚げしてくれる。"魔法の粉"的スパイスをこれでもかーとかけて、嬉しいことに帰ってもずっとさっくさくな食感だった。
     
  • しかしそれにしても、宿のお風呂の排水が全然だめなのは深刻で。
     
    シャンプーを流すだけでもう床の段差から溢れそうになるのは本当に苦痛。「どうにかして」って伝えても、「改善してみたよ!」とレターは貰ったもののさっぱり駄目なまま。お部屋変えてもらうのもそれはそれでめんどくさく、だんなは大浴場に行っていた。
     
    でも大浴場は大浴場でコンディショナーが置かれてないので……(そして部屋のアメニティはボトル固定のタイプなので……)という。
     
  • ともかくも、2人してお風呂上がってから、台湾啤酒飲み飲み、肉もの二次会。
    中華の甘い腸詰って、なんでこんなにおいしいんだろ……もう大好物すぎて。
     
  • そんな今日の歩数は16418歩、昨日の日記に書き忘れたけど昨日は11891歩だそう。よく歩いてます。