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山形新幹線車内にて
えび千両ちらし \1580
ペットボトルほうじ茶
ｼﾝｶﾝｾﾝｽｺﾞｲｶﾀｲｱｲｽ
今日から２泊３日で恒例の山形蔵王スキー旅行。えび千両ちらし \1580
ペットボトルほうじ茶
ｼﾝｶﾝｾﾝｽｺﾞｲｶﾀｲｱｲｽ
巷ではインフルエンザが猛威を振るっていて、年明けにはだんなも息子も遠方に旅行、私もせっせと地元のジムに通いと、けっこう危ない橋を渡ってきていたと思っているのだけれど、無事体調を崩すこともなく今日を迎えることができた。
見た目は玉子焼き丼みたいなこの駅弁、ご飯は寿司飯だし、玉子の下にはコハダ、イカ、海老、そして鰻が挟まれているという幸せ仕様。
せっかく山形に行くのだし、山形の駅弁と言ったらこれでしょうという存在の「牛肉どまん中」と悩みつつ、魚介にしておこうとこちらにしたのだった。おいしい。満足。
毎年、郡山や福島あたりはそれほどの積雪は無いのだけど、今年はうっすら雪化粧。そして山形に入った途端に、ものすごい雪の量になった。
スキー場はともかく、山形新幹線からの車窓でこれからの積雪ってあんまり見たことないぞという状況で。そして今朝はすっかり晴れたということで、そこここで雪下ろしを始める人たちの姿も車窓から見える。
でも今日はｽｺﾞｸｶﾀｲｱｲｽじゃなくて、ｿｺｿｺﾀﾍﾞﾔｽｲｶﾀｲｱｲｽだった。
なんでかすごくおいしいんだよね、このアイス……。旅情マジックというだけではないと思うのだけど。
山形駅 「とんかつと豚肉料理 平田牧場」にて
金華リブロースかつ膳 \2970
生ビール \715
山形到着は11時頃。スキー場行ってからばたばた昼御飯ではなく、この界隈で食べてしまう方が楽だしねと、すっかり気に入りになった「とんかつと豚肉料理 平田牧場」で皆で昼御飯にした。金華リブロースかつ膳 \2970
生ビール \715
通常価格3200円のところ2700円になってるよお得だよ！と、脳がバグったままこれを頼んでしまった。だんなにも一切れあげることにして。
「とんかつ最高峰の部位、リブロースを200g使用。脂と赤身が何層にも重なったとても贅沢な部位です」
とのことで、もう迫力の分厚さだった。
提供まで20分かかると言われたのも納得のボリュームで、そして脂がしっとり甘く肉汁たっぷり、とんでもなくおいしかった。
平田牧場と言えば、今、常温便で「【訳あり・特別価格45％OFF！】 「三元豚リゾット１５食」セット」というのがオンラインショップで販売されていて、ジム後のさらっと昼御飯とかに使えるかなあと買ってみた次第。お肉の福袋がなかなかすごいなと気になってはいたのだけれど、でも告知を見た時には他の諸々を申し込んでしまった後だったから買えなかったんだよね……。
そして常通り、予約してあった大型タクシーで蔵王温泉郷の宿に向かい、諸々身支度整えて13時半頃からスキー！
雪は降っておらず、風もなく。
けれどけっこうガスは出ていて、そして明日の方が良い天気ではあるらしく。
まあいい、行こう！と、「今日は下だけ滑ってます～」というＹさん親子とは分かれ、我が家３人で頂上まで行ってきた。
体感、去年と比べて５倍くらい（1.5倍じゃなく）インバウンドのお客さん増えたなあという印象で。
年々、２月には雪が溶け気味というシーズンが続いていたから、今年はあえて１月連休にしたというのもあるかもだし、昨日までの寒波の影響が何より大きかったとは思うけど、お地蔵さん、首まで埋もれてた。
……というか、周囲を掘って、やっと首だけ出して貰っていると言うに等しい状態。
思わず過去の履歴を漁ってしまったのだけど、
2024年2月10日：肘まで埋もれ
2023年2月23日：肩下まで埋もれ
2022年2月19日：胸まで埋もれ
2021年2月6日：肘まで埋もれ
2020年2月15日：脇の小地蔵まで露出
2019年2月16日：私はスキーせず
2017年2月12日：首まで埋もれ
2016年2月27日：私はスキーせず
2013年2月3日：胸まで埋もれ
2011年2月19日：スキーしたけど写真撮らず
2010年2月20日：骨折後でスキーできず
2009年2月1日：スキーしたけど写真撮らず
2007年12月23日：スキーしたけど写真撮らず（蔵王定例化のはじまり）
という感じで、見返したら、息子のスキーデビューは2006年の苗場だったんだね、という。
スキーしなかったり行けなかった年もあった（子供らの受験とかで）けど、よく続いてるなあ、と。
そして昔は容量食う写真はwebサイトにあまり載せていられなかったから、写真小さいし１日１枚しかないしで、そのあたりも隔世の感がすごい。
木の高さの半分くらいがもう新雪に埋もれていて、特に頂上方面の山の稜線はほとんどのっぺらぼう的に、樹木の凹凸は消え失せていた。
ある意味面白い光景ではあった、けど。
獣の足跡も全く見えないくらいに新雪ふかふかで、そう、今年のスキーのキーワードは"ふかふかザンゲ坂"になってしまうほどに、かつてないコンディションの山頂下りをすることになったのだった。
ザンゲ坂ってまあまあ狭くてまあまあ急で、日当たりのせいなのだろうけど、いつ行ってもガリガリアイスバーンで、それゆれ"山頂行きたいから来たは良いけど、降りられない……"となってしまっているスキーヤーボーダーの量産地でもあって。
好んで行く人だけが臨む"〇〇の壁"系以外では最大の難所と行っても良いめんどくさいスポット、ザンゲ坂。
なお私たちにとっての"面倒スポット"の次点が中央ゲレンデからパラダイスゲレンデへのアクセス（どうあっても最後歩くし、坂の上りが待っている）と、一番疲れ果てた状態で行かねばならない、帰路のパラダイスゲレンデ中級コースだったりして。
今日はかつてなく、"ふかふかすぎて足が取られる"という謎の現象に苦しむことになった。こんなふかふか、ザンゲ坂じゃないよ、と苦笑いしながら滑っていって（でも楽しい）。
スマートウォッチの計測によると、２時間15分ほどのスキーで滑走距離9km強。高低差1500m。がんばりました。
蔵王温泉郷 定宿にて
夕御飯！
瓶ビール
山形の利き酒セット \1000
お部屋で
おつまみいろいろ
白ワイン（山形 タケダワイナリー サン・スフル 山形県産デラウェア種100%）
夕御飯！
瓶ビール
山形の利き酒セット \1000
お部屋で
おつまみいろいろ
白ワイン（山形 タケダワイナリー サン・スフル 山形県産デラウェア種100%）
１人1000円お高くなるとかだけど、手前には畳フロアで布団で３人寝られるくらいの広さがあるし、ソファもあるしで、セミスイートかなというめちゃめちゃ使いやすい部屋だった。
布団よりベッドが嬉しいし、もう未来永劫このお部屋がいいなあ……定員５人だから３人とかだと難しかったりするんだろうか。
この宿唯一最大の難点が固い和式のお布団だったので、本当、このお部屋なら何泊しても疲れなさそう。素晴らしい。
いかにもな温泉旅館飯だけど、炊合せなんかはちゃんと温かいし、鍋ものも絶対ついてくる（お肉いっぱい……♪）しで、毎回、かなり幸せで。
- 前菜
- 山浅月 有頭海老チリソース 椎茸寄せ 浅利の生姜味噌 ローストビーフ 銀杏串
- 造里
- 鯛 サーモン 刺身こんにゃく 妻一式
- 焼物
- 銀鮭 塩麹漬け焼き はじかみ 焼き栗
- 炊合せ
- 鶏新丈 茄子揚げ出し むき海老 しし唐 赤卸し
- 鍋物
- 庄内豚肉とキャベツのごま鍋
- 酢の物
- 炙り〆錆 蛇腹胡瓜 黄菊 玉ねぎ 山葵
- 食事
- 山形県産はえぬき
- 椀物
- 山形名物 芋煮汁
- 香の物
- おみ清 柿大根清
- 水物
- こんにゃく餅 みかん いちご
２セット貰って、Ｙさん親子、私とだんなでそれぞれ半分ずつ飲んだ聞き酒セットもおいしかった。
秀鳳酒造 秀鳳 純米大吟醸
出羽桜酒造 出羽桜 大吟醸
寿虎屋酒造 霞城寿 純米吟醸
だそうで、するする飲めちゃう出羽桜が食中酒にぴったり。単体で飲むなら霞城寿が良かったな。
今日のおつゆは芋煮汁。
なんでも山形は醤油＆牛、宮城は味噌＆豚という宗教の違いがあるらしく、それはどっちもおいしいやつだよね？と思っている。もちろん今夜のは醤油＆牛バージョンでした。おいしい。
ワインと一緒に買ってきたという、いつもの「蔵王チーズ」の"蔵王 ミルクキューブ"が、ミルクミルクしていてとてもおいしいチーズだった。
うちも買って帰ろうかな……（いやでも家にはまだチーズがいっぱいあるんだな……）。