2024年2月10日土曜日

恒例の山形蔵王スキー

※写真はクリックすると大きくなります※
チーズトースト 1/3切れ
あんバター塩パン
苺(福岡県産あまおう)
カフェオレ
今日から2泊3日で恒例の山形蔵王スキー!
……なのだけど、我々そろそろ良い年なので、「無理な日程はやめよう」と朝はいくらかゆっくりめの出発で。
 
朝食も家で摂っていけるくらいのタイミング(とはいえ朝6時の朝御飯)だったので、「BEAVER BREAD BROTHERS」で買ってきた塩パンの市販の粒あんとマルセイバターを挟んであんバターパンにして、1枚残っていた4枚切り超熟はチーズトーストにして3等分。
 
昨日からもりもり食べてるあまおうも出して、充実の朝食になった。
 
「BEAVER BREAD BROTHERS」のパンは、やっぱりあんまり心に響かないなあ……と思ってしまいつつ、これはフロアに晒した状態で販売していて包み紙も紙製で、季節的な意味でも水分がどんどん抜けていってしまっているから風味いまいちになるのかな?とも若干思い。
 
本店の東日本橋にはコロッケパンみたいな素朴な惣菜パンもあるらしいから、そちら方面に行く機会があったら買ってみたいなと思いつつ。
 
そして所要時間3時間弱、山形新幹線で山形駅へ。
 
昨秋、東海道新幹線では車内ワゴン販売を終了してしまった、通称"シンカンセンスゴイカタイアイス"、山形新幹線では普通にワゴン販売が回ってきて。
 
え、食べる、アイス食べるよ、と、朝8時過ぎにアイスを食べてしまった。
 
わーい、20分くらい経ってもかっちかちー♪と、久しぶりの味を満喫。
 
でも、東海道新幹線の時みたいに、選べるフレーバーまでは無かったのだった。残念。
山形「とんかつと豚肉料理 平田牧場」にて
 金華豚 厚切りロースかつ膳 \2300→\2000
 おつまみセット \950
     牡蠣フライ
     生ビール(キリン)
山形駅到着は11時過ぎ。
 
お昼は、ここ何回か行ってすっかりお気に入りになった、改札出てすぐのところにある「とんかつと豚肉料理 平田牧場 ホテルメトロポリタン山形店」で。
 
平田牧場は東京にもミッドタウンやKITTEあたりに店舗があるけれど、本店はここ、山形にある。
 
山形駅のこの店舗では冷蔵のお肉も売っているし、お弁当やお惣菜も充実していてとっても良い感じ。夕方帰る時には値引きセールになっていたりもするし。
 
今回は、「受験に勝つフェア」開催中ということで、金華豚の厚切りロースかつ膳が2300円のところ応援特別価格の2000円だそう。150gという素敵ボリューム。
 
それに加えて、「牡蠣フライ食べたい」「ビールも飲もう」と、まだ運動もしていないのにけっこうな豪遊をしてしまった。牡蠣フライは2ピースセットだったのでだんなと半分こ。
 
ぷりっぷりの巨大サイズの牡蠣が最高においしかったし、タルタルソースもたっぷり別添されていた。
 
で、カツのおいしさはもう、言うに及ばずという感じで。
しっとり柔らかくジューシーで、脂身もとろけるような甘さと旨味。
 
ご飯味噌汁キャベツがお代わり無料なのも、卓上調味料が色々ある(うえに、最初にすり胡麻の小鉢もやってくる)のが幸せで。
 
平田牧場オリジナルのとんかつソース、辛みそガーリックソース、和風すり玉葱ドレッシング、焙煎ごまドレッシングが揃っているので、せっせと全種類、かつやキャベツに添えつついただいた。まだ運動もしていないのに、昼からしっかりお腹いっぱい。
 
そして今年は、話には聞いていたけれど雪がすっごく少なくて、ゲレンデが全面滑走可能になったのはほんの数週間前とのこと。
 
けど今週は三連休、しかも天気も良いとあってかなりな混雑ぶりで、いつも利用しているレンタルスキーの店は1時間待っても順番が回ってきそうにない感じ。
 
仕方ないねえと、使ったことのないレンタルスキー店に駆け込みで入ってみたら、実にあざとかわいい看板犬が待っていてくれた。
 
トイプードルの"ごんた"さん。
ようこそようこそと息子の膝に(私の膝にも)乗ってきて、無駄吠えもせず、大変に大変に良い子だった。
 
お店の対応も良かったし、次からはここで借りるでもいいなあ……宿からは若干遠くなるけれど。
 
というわけで、ゲレンデに立てたのは1時半を過ぎた頃。
 
晴天といかずとも雪は降っていないし見晴らしも良いし、滅多にないレベルの良コンディションな今日だった。
 
しかもあまり寒くなくて、麓近くは滑っていると汗ばんでくるくらい。
 
当然、スキーヤーではない、樹氷見物目当ての観光客のお客さんもいっぱいで。
山頂行きロープウェイは、観光客優先なものだから、相当な行列だった。
 
「待ち時間50分」の立て看板に少し怯んだものの、見た感じそこまででもないよね?と並ぶこと30分弱で、無事、山頂へ。
 
心配だった樹氷もしっかり育っていたし、かつてないくらい、綺麗な景色を拝むことができた。
 
去年はこんな感じに首まで埋もれていた蔵王地蔵尊は、今年は胸下まで埋もれてらして。
 
でも見返してみたら、2020年の今頃に行った時が、土が見えてるわお地蔵様は子地蔵まで見えてるわで、大変な雪不足だったんだなあと。
日記を見返して、そういえばそうでしたね……と思い出すことになった。
 
しかしほんとにけっこうな混雑で、特に中国語の観光客(中国人か台湾人か……)がとっても多い。
 
彼らはとっても記念撮影が大好きだよね……時間かけてねっちり撮る。撮りまくる。
 
今日の私たちは、「まあそんなに滑らないよね」と回数券買って滑っていたのだけれど、これがなかなかシビアな感じで。
 
ロープウェイ系は3ポイント、リフトもクワッドとかは2ポイント、という感じなようで、
 
「連絡リフトは大丈夫かな……」
「山頂ロープウェイが4ポイントだったら詰みだよね」
 
と、わかりやすいところに"このリフトは〇ポイント"的な全体表示が無いこともあって戦々恐々としていたのだけれど(そもそも多分、回数券使おうというお客さんが少ないのだと思う)、「料金案内 蔵王中央ロープウェイ・蔵王スカイケーブル」の下の方に文章で、
 
ポイント券でご使用の方は、温泉第2・温泉第4クワッド、大森クワトロ、黒姫第2クワトロは2ポイントで1乗車、蔵王ロープウェイ、蔵王中央ロープウェイ、蔵王スカイケーブル、黒姫第1クワトロは3ポイントで1乗車となります。
 
とあるのを検索で見つけることができて、めでたく回数券のポイントぴったりで帰ってくることができたのだった。
 
ロープウェイ、リフト、リフト、ロープウェイ(で山頂)、連絡リフト、連絡リフトで定宿最寄りのゲレンデに帰還……と、そんな感じ。
 
宿への戻りは3時半。おつかれさまでした。
宿のお部屋で
 稲花もち
 チューハイ(檸檬堂はちみつレモン)
そしてお部屋には、かわいいお餅が。
 
今日は滑らないと決めていた人たちが、今日は温泉場散策をしていて、蔵王温泉名物"稲花もち"を買ってきてくれていた。
 
お昼は重かったものの、スキーでそれなり疲れてもいたので、「あまいものー」と、早速風呂上がりに、チューハイ傍らにいただいた。
 
一口サイズの可愛い稲花餅は、もち米とうるち米を練った餅の中に餡を入れ、天然のクマザサの葉に乗せた蔵王温泉の名物。
 
ですって。かわいい一口サイズのお餅、あんこの甘さも控えめでとても良かった。
20年近く蔵王に来ていて、初めて食べたかもしれない。おいしかった。
温泉宿の夕御飯
日本酒(山形 秀鳳酒造 秀鳳 純米大吟醸 つや姫) \3500
日本酒(山形 月山酒造 銀嶺月山 本醸造)300ml \1200
 
お部屋で白ワインとか
で、6時からの夕飯という早め夕飯のスケジュールにも、もう慣れたもので。
 
チューハイ飲んだしねと私とだんなは早々日本酒で、他の人たちはビールを飲んだりもしつつ、お酒飲み飲み、夕御飯。
 
最近支配人さんが変わったそうで、そのてこ入れか?料理の雰囲気がちょっと変わった気がする。少なくとも食器がけっこう入れ替わって、幾分、お洒落になった感。
 
先附
鮪山掛け 山葵
前菜
甘酒かぶら 公魚胡麻 有頭海老チリソース
浅利生姜味噌 ローストビーフ 黑豆串
造里
鯛 サーモン 刺身こんにゃく 妻一式
焼物
銀鮭の塩麹焼き はじかみ 焼き栗
炊合せ
鶏新丈 揚げ出し茄子 むき海老 しし唐 赤おろし
鍋物
庄内豚とキャベツのごま鍋
酢の物
うるいとホタルイカ 辛子酢味噌 アン肝 赤かぶ
食事
山形県産はえぬき
椀物
蔵王温泉名物 からから汁
香の物
おみ漬 柿大根漬
水物
こんにゃく餅 苺 みかん
 
と、常通り、お鍋はおいしいししっかりお肉だし、その他のおかずはお魚中心で、見た目もきれいなものが多く。
 
でもこの宿は、ご飯とおつゆがおいしいんだよねと、しっかり椀物もご飯もいただいてきた。
 
"からから汁"は唐辛子と酒粕入りのけんちん汁。
大根たっぷり、豚肉や豆腐が入る、具沢山のおいしいおつゆ。
 
食後は我が家の部屋でだらだらと、「このくらいは遊べるかなって持ってきた……」と、私が持参した"たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。"で遊んだり。
 
大喜利プロポーズゲーム、私がめでたく指輪を受け取って貰えたのは、
 
君のことを思うと超スーパー抱きしめたい。
君のこと教えてくれ。
愛してる!
 
だった。超スーパーが決め手だったみたい……(?)