プレバト展と日本酒と

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バタートースト
カレー
北海道苫小牧産ほべつメロン
アイスカフェオレ
「誕生日おめでとうございます」
「ありがとうございます」
と、そんな朝食時の挨拶で今年の誕生日は終わってしまいそうな、今日はだんなの誕生日。
 
いつもより早めに朝食摂って出て行くというだんなが「トーストとカレー?」と言うから、そうだ献立はそれだ!とだんなに食パンを買ってきてもらい、バタートーストにしてスープカップによそったカレーに添えて。
 
昨日、いただきものの苫小牧産の赤肉メロンが届いたところで、"食べ頃は8月1日頃"とあったところ、だんなの帰宅を待っていたらそれよりもっと遅くなってしまうなと、今日切って出してみたらまだちょっとばかり早かった。甘かったけど、これ、もっと甘いメロンなはずだよね?という……こういうの、"余白のある味"と言うのだっけ。
 
で、だんなを見送り、息子に朝食を出して、向かったのは新宿高島屋で開催中の、「プレバト才能アリ展 」。
 
テレビ番組「プレバト!!」の何度目かの作品展。
 
見に行きたいなあと思いつつも、家族で行けそうなスケジュールの隙間が無かったので、じゃあ一人で行って来るわ平日なら空いているだろうしと朝イチの回をかなり早くから取っていたのだった。
 
「プレバト!!」は絵画や俳句など多彩な芸術ジャンルに芸能人が挑戦し、その作品を超一流の講師陣が才能アリ/ナシで厳しく査定する教養バラエティー番組。MC浜田雅功がショーアップするランキング企画が人気を博し、2012年の番組開始以来、最高視聴率は17.0%(関東)19.7%(関西)を記録。梅沢富美男をはじめとする芸能人の意外な才能が開花する瞬間や、俳人・夏井いつきの辛口添削、さらに芸術講師たちによる圧巻のお手本が見どころ。
 
「プレバト!!」定番ジャンルの俳句・水彩画から、大漁旗や黒板アートといった巨大作品まで。番組13年間で創り出された珠玉の 名作と、一流講師によるお手本が一堂に。芸能人たちが「たった5分」の放送のために100時間以上を費やして挑んだ熱量や、驚きのアイデア、そして光輝く才能は、見る人の五感をきっと揺さぶります。
 
というわけでこちら、入場早々にあらわれた、中川翔子さん直筆の黒板アート。
 
いや、上手い。びっくりするほど。
 
チョークでマットな塗り方をするのはすごく大変なのに色も綺麗だし塗り方丁寧だし、もういきなりすごい。
 
でもなんといっても圧巻は水彩画と色鉛筆絵。
 
光宗薫さん、田中道子さん、辻本舞さんお三方の画力が本当に本当にプロ級で、しかもテレビで見るよりも原画はもっと小さくて。「え、このサイズでこれを描いてたのか……」と鳥肌が立った。
 
昔のテレビでは「ハードゲイです!フォー!」なんてゲイの芸しか披露していなかったレイザーラモンHGさんも、ものっっすごく絵がお上手で。
 
なっちゃんの記念撮影スポットもあったよ!なんて家族にLINEを送りつつ、主な展示はやっぱり絵画だったわけだけど、大漁旗とかストーンアートとか陶芸、ガラス細工、思った以上に色々な展示があって面白かった。
 
しかし平日の午前にして既に相当な混雑で、消しゴム判子のあたりは列が動かないほどにぎゅうぎゅうになっていたから後回しにしよ、と他のところを見に行っていたらもう戻れないほどの賑わいぶりになっていたりして。
 
プレバト人気を侮ってましたわ……。
 
個人的には、ラーメンズの片桐くんが大好きなので、「ギリジンの一筆書きあったわー」と、これが見られたことが嬉しかったりして。
 
似てるしちゃんと一筆書きアートになってるし、すごい。
 
そして、各先生のお手本もちゃんと飾られていて、毎度毎度「これはオーバーキルでは」と苦笑いしてしまう、"真のプロ"の作品が拝めたのも興味深かった。
 
この番組見てると、絵を描いたり俳句詠んだりしたくなってくるんだよね。楽しい番組だなあと思う。
 
……で、せっかく新宿まで出たから昼は代々木公園に移動して「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」のラーメン食べようかなとも思ったのだけど、夜に備えて控えておこう、と、明日の朝ごパンだけ買って新橋のいつものネカフェに移動することに。
 
今日の山手線、なぜかすごく本数が少なくて、「時間調整をしておりまーす少々停止致しまーす」「次の便は15分後になりますので、この電車をご利用くださーい」という感じで、本数少ない上に尋常じゃないぎゅうぎゅうな混みようで。
 
そして中にはスーツケースを抱えたインバウンドのお客さんもけっこういて、余計に車内はぎゅうぎゅうだった。新宿→新橋だったから、渋谷で座れたから良かったようなものの。疲れた。
 
そんなこんなで、渋谷で"『鬼滅の刃』吾峠先生がドラゴンボールを描くとこうなる! 42人の漫画家が描いたDBが大集合した渋谷駅の広告がすっげぇぞ!! | ロケットニュース24"を見たい気持ちもあったのだけど、降りたらめんどくさいことになる気しかしなくて、そのまま新橋に。
 
いつものネカフェのいつものレディースシート(とっても快適)でパソコン作業などしつつ靴脱いでアクセサリーも全部外して、途中昼寝などもしてのんびり過ごしていた。
 
普通の座席だとおじさんのいびきとか、なんだかこう、存在がうるさくて。女の人の出す音は大体知っているものだから(あーメイク直ししてるなこれー、とか)色々と気が楽なのだった。
 
あと何より臭くないし。
水茄子のお刺身 \540
笹焼き味噌3種盛り \870
 w/野菜セット \430
酒盗チーズ \540
 w/クラッカー7枚 2×\280
薬味たっぷり自家製厚揚げ \650
燻製合鴨の炙り \650
カツオのたたき \870
濃厚ウニクリームコロッケ \760
めんたい卵焼き \870
日本酒に合うチーズ盛り合わせ \760
しじみ汁 2×\320
【日~木限定】プレミアム時間無制限飲み放題 3×\2340
仕込み水 2L 2×\380
で、今日は、前々から約束していた飲み会。
 
以前に「日本酒原価酒蔵」に連れてきたら、またここで飲みたーいという声があったのでじゃあ飲む?と旅行から帰ったこの日に時間無制限飲み放題で予約していたのだった。
 
午前中電車に乗っている時に「今日、浴衣着ていっていい?」と言われ、え、是非是非どうぞと伝え。
私はもう電車乗っちゃったから無理よ、なんて返事していたのだけど、美人女子ちゃん2人とも浴衣で来てくれた。
 
なんという眼福。かわいいかわいい。
 
Mちゃんは伊豆に、Tちゃんは日光に行ってきたところだというので、お互いお土産交換会が始まって、かわいいものを色々貰った。
 
私からは「これ、香港ののど飴ね!あと台湾のパイナップルケーキ、全部お店違うもののだから!」とバラのお菓子をざくざくとかわいい袋(浴衣で来ると聞いたから急遽プレバト展帰りにハンズで和風のお裾分け袋を買ってきた)に詰めてお渡しし。
 
結局、夕方5時から飲んで、11時頃までいたから、6時間?随分飲んでたなあ……3人で一升瓶が空きました。
 
このお店は本当にお酒は安いけどその分おつまみは高い(そしてあまり変わり映えしない)という印象なのが唯一最大に残念なところなのだけど、でも味は悪くはなかったり。
 
そびえる厚揚げは、けっこう時間のかかる自家製で、山盛り新玉ねぎが乗ってきた。
 
QRコードで読み込むメニューにはけっこう季節ものもあって、水茄子のお刺身なんかの良い感じなものも。
 
お肉!お肉食べよ!と鴨頼んだり、ウニのコロッケ頼んだり、これはカツオの刺身だったかな。
 
時間気にせず楽しんで1人6000円ちょっとくらいだったから、人気があるのも納得(木曜だけど、電話で「今日はご予約で満席でー」と断っているのが聞こえてきたりしていた)な感じだった。
 
ここ新橋店はあまりお一人様客向きじゃないけど、カウンター席があるお店もあるから、女の人の一人飲みでもそんなに気構えせずに行けるというか。
 
実際、連れて行った友人が、その後一人で足繁く行くようになっているのをTLで見ていたりもする。
 
こちら、飲み放題外の店長の隠し酒リクエストで貰った、右がOhmine(こちらはメニュー掲載品)の3粒純米、左が季節商品の、"3粒 夏のおとずれ"ですって。
 
左の方が華やかさがあって良い感じ。
 
他にも、同じお米で純米と無濾過生原酒とー、とか出してもらって、今日も大変に楽しかった。
 
というわけで、
「ふふ、ふはは」
「いっぱい飲んだねえ……」
「最後少し疲れて"讃岐くらうでぃ"祭りになってたけどね」
言いつつ、御機嫌で帰宅の途に。
 
だんなが不在ゆえ、息子が代わりに「お風呂とクーラーつけておいたよ」などと連絡してくれる始末で、はいはーいありがとーと返事しつつ、日付が変わる前にはちゃんと帰宅した。帰宅できた。
 
「ちゃんと帰れたよ!」と皆に報告して「えらい!」と言われるのはどうかなと思うけど。

2025年7月30日水曜日

今日もカレー。

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「ランチパック」の
 クリーミーコロッケとタルタルたまご 1/2袋
「ヤマザキ」の
 ミルククリームパン 1個
アイスカフェオレ
小岩井ヨーグルト w/沖縄マンゴー
今朝は、昨日スーパー1つだけには行けたぞということで、そこで買ってきたヤマザキのパン2種類。ランチパックは7月までの限定商品だったらしい(8月になった今、商品ページを見ようとしたらもう消えていた)「クリーミーコロッケとタルタルたまご」のランチパック、そして薄皮じゃないシリーズの、もふっとした食感のミルククリームパン。この、薄皮じゃないシリーズものも、これはこれでおいしいと思う。
 
「日本のパンもやっぱりおいしい……」
としみじみしながら、おいしくもぐもぐ。
 
こういう、パンとか、駄菓子とかアイスとか、やっぱりその国の匂いみたいなのがあるから、海外からやってきて日本のコンビニ商品を片端から「なんだこれどれもおいしー!」って果敢に挑戦して食べているインバウンドの皆さん、チャレンジングだなあと思ってしまう。
 
色々海外で買い食いするけど、そういえばアイスとかは知ってる範囲の味だろうハーゲンダッツとか以外は買ったことないもんね……。
ゆで卵乗せカレー
角切りサーモンと角切りチーズのレタスサラダ
麦茶
今日は息子出社の日で、だんなは飲み会。そしてだんなは明日から3泊4日で北海道出張。タフすぎる。
私の体調はほぼ戻ったものの、よく考えたら未だ肩は痛いまま(時間経過で治ってきてはいる……)だからジムは今週は止めておこうと、家でだらだらのんびりと。
 
夕飯はありもので良いやと、カレーの残りにゆで卵乗せて、昨日の残りのサラダも出して、ありものだけで終わらせた。カレー万歳。
 
明日は決まっていた予定があるうえ、友人と飲もうという話になっていたから、この体調不良がノロかコロナだったらという不安を抱えていたのだけど、この感じはどっちでもなさげだなと、渡すお土産の準備をして。
 
カレーいっぱい作ろうと、本当に調子に乗っていっぱい作ってしまったので、シメのカレーうどんまでまだちょっとカレーそのものを食べねばならない日がありそうな。

2025年7月29日火曜日

カレーを食べたかった。

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台北「大普美藝術蛋糕」の
 パイナップルパン 1/3個
 ねぎパン 1/3個
「サンマルクカフェ」の
 プレミアムチョコクロ 黒みつきな粉 \320→256
沖縄県産マンゴー
アイスカフェオレ
92ダメーが71ダメーくらいに復調した今日。なんか、まあ、大丈夫っぽい?と思いつつ、今週のジムはとりあえず自重しておくことにして。
 
朝食は、今日も台湾のパンを家族で分けることにして、それだけだと足りないかなと、昨日だんなに「サンマルクカフェ」のチョコクロを買ってきてもらっていた。
 
「こんなのあったよ」と買ってきてくれたのは、プレミアムチョコクロ"黒みつきな粉"。
 
でもこれ公式サイトに掲載がなく、5月の信玄餅チョコクロとも違うようでなんだろう?と思ったら、イレギュラー的に販売されているものだったらしい。
 
以前、信玄餅チョコクロが出た時には、「きなこも黒蜜も好きだけど、チョコクロに求肥入れることは必要なくない……?」と渋い顔になっていたのだけど、このチョコクロには求肥がない!きな粉クリームフィリング+黒蜜ペースト的なものが巻かれていて、文句なしの美味しさだった。最高。
 
そして台湾のねぎパンは、商品札に「宜蘭三星の葱だから絶対おいしいよ!」的な説明文が書かれていた、ご覧の通りに葱どっさりのふわふわパンで。
 
"奶油菠蘿酥"(パイナップルパン)は、日本におけるメロンパンのようなもの。表面に甘いクラスト層があって、パイナップル風味というわけではない、懐かしいような甘味パン。
 
101近くの人気パン屋さんには、日本のなんとかヒルズ系にあるような高級パン屋さんに張るほどのお洒落かつ値段も良いパンが並んでいたりもしたけれど、こういった街のパン屋さんのパンも魅力的。
 
おいしかった。
角切りサーモンと角切りチーズのレタスサラダ
ポークカレー
ビール(湖畔の杜ビール FINE AROMA)
具合が少し良くなってきたところで、「カレーが食べたい」と思い立った。カレーが食べたい。ポークカレー。お肉ごろごろ。それならいっぱい食べられる……!と、台北に負けず劣らずというか全く劣っていない猛暑の中、自転車こいでスーパーに行ってきた。
 
パンに卵に牛乳、息子が少しは補充してくれていたけれど、心許ない食糧を買い足して、肉に人参、じゃがいも、玉ねぎはまだ白子の新玉ねぎがいっぱいあるので。
 
レタスもお手頃価格だった(1玉99円!)だったので、カレーに使ったのから少し取り分けて角切りにした玉ねぎと、昨夜の残りのサーモン、それとゴーダチーズを角切りにしてレタスのサラダにトッピング。
 
大きめ角切りにした豚バラ肉には塩胡椒とインデラカレー粉をしっかり揉み込んでから脂身を焼き付けて、多めの玉ねぎと人参を炒めて圧力鍋にかけてからじゃがいもと追い玉ねぎを入れて軽く煮て……、と、ルウはすっかり気に入りの"整君風"、ジャワの辛口&バーモントの甘口のハーフ&ハーフで。
 
色々完璧……!と思ったのだけど、なぜか水っぽくて。私は絶対水の分量は間違えないようにしているのでなんでだ?と思ったら、多分、どっさり入れた新玉ねぎの水分なんだこれ、と気が付いた。玉ねぎいっぱい美味しいよねーとどかすか入れたけど、新玉ねぎなんて相当水分が多いわけで、そりゃ、水っぽくもなるよねと。
 
新玉ねぎいっぱい入れる時は水分を控えめにする。覚えました。
 
ともかくも、家族皆うまいうまい言ってくれて、何よりで。良かった良かった。

2025年7月28日月曜日

ただいまーの日本の味

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台北「大普美藝術蛋糕」の
甜甜圈 1/4個
起酥奶酥 1/4個
ツナパン 1/4個
アイスカフェオレ
多分、疲れとか色々あったんだと思う。
旅行初日に自転車で転んで、右肩がずっと痛かったのもあるし。
 
今朝目覚めたら、「あ、だめ、なんか起き上がれない……?」というほど大量が悪くて、風邪の症状とは違うけどだるくてお腹が下ってるし。でもノロみたいな感じでもなく、コロナって胃腸にも来るんだっけ、でも昨日の移動で貰って今日発症するかな?と色々と腑に落ちない。でもまあ具合がすこぶる悪く、でも朝御飯はちゃんと食べようと起きて居間に行った。
 
具合が悪かったのは、思い返せば、極度に寝不足だったというのもあり。
 
昨夜帰ってきた時には、「あたしが寝室であんたたちを待っててあげてるのに、なんで寝室に私を構いに来ないの!」と、帰宅後30分くらいしてから猛烈にぷりぷり怒りながら居間にやってきたみーちゃんは、夜通し何かにつけ、「なんで?なんでこんなにかわいい猫がいるのにどこかへ出かけていたの?」と、撫でてと催促するわ頭突きするわ耳元で色々訴えてくるわで、もう全然眠れなかったのだった。
 
スマートウォッチ連動の睡眠アプリさんの結果でも、「あんた昨夜一体どうしたん……」と、普段80いくスコアが55とかになってるし。数字赤いし。
 
ともかくも、朝御飯。
最終日に買ってきたパンは、1個200円ちょっとというところ。
 
でもこんな感じに、いつものカッティングボードに3つ置いたら溢れそうなサイズ感で、1人1個でお腹いっぱいですよという感じ。
 
全部4等分してみて(奥のは切ってしまってから写真に撮った次第)、各自1/2個食べたいものを1つ決めれば良いよとしたけど、私は全部1/4切れずつ食べてもういいやという感じになった。なんか、お腹痛いし。
 
甜甜圈は覚えた。これは"ドーナツ"。砂糖をまぶしたふかふか系。
 
起酥奶酥は、"さくさくミルクパイ"というものみたい。小麦粉多めなカスタードクリームを詰めたデニッシュ風のパンといった感じのものだった。クリームが、クリームというよりは"卵そぼろ"とでも言いたい感じにぽそぽそしていて。
 
品名が解らなかった謎惣菜パンは、葱+マヨ+ツナ+あさりといった風な具材だった。お肉入ってなかった、良かった。
これもまた素朴な味で悪くなく。
 
遅れての朝食の息子にも同じパンを食べさせたところ、「日本のパンと全然違う味がする」と笑ってた。なんか違うよね。面白い。
 
今日は1日虫のようにただただ横になっていたのだけど、夕方になってから空港で手配していた巨大スーツケースが2つとクール便が2つ、次々と届いて。
 
こちら、久々の「DREAMBEER」、ラベルがクールな4種類。
 
色と種類が真逆のような並びで面白いのだけど、
ヴァイツェン
立飛麦酒醸造所 Tachihi WEIZEN
アメリカンラガー
湖畔の杜ビール FINE AROMA
セゾン
HOJO Brewing Saison
ブリュットIPA
DD4D 4 O'CLOCK LET'S CALL IT A DAY
の4種類。
 
この生ビールお届けのコース、そろそろ2年が経過して解約も可能のなったのだけど、
「でも時々このビール選んで届けてもらうの、楽しいっちゃ楽しいんだよね……」
「贅沢な趣味だけどね……」
言いつつ、本数半分にして8週サイクルにする?とか色々検討しつつ。
 
そしてこちらは沖縄県うるま市のふるさと納税返礼品、「沖縄県うるま市産 完熟マンゴー 秀品 800g」。
 
箱には3Lサイズってあったかな。2個で800g以上はあるような気がする。
 
1個1個がきっちり箱に入って届くようなマンゴーは初めてだったと思うので、「豪華だ……!」と、早速冷蔵庫に入れておき。
ほうれん草のおひたし
冷や奴
サーモンのお刺身
「角上魚類」の
 刺身 鮪たっぷり お得盛(ミナミマグロ)
羽釜御飯
ビール(HOJO Brewing Saison)
夕飯は、ごめん、ちょっと色々むりだわ……と、冷凍庫のサーモンを解凍して、あとはほうれん草と豆腐でも買ってきて、ド醤油味でいただく日本酒に向くおかずを、なんて考えていたのだけど、買い物自体が難しく。
 
仕事帰りのだんなが追加の刺身盛り合わせと共に、冷や奴用の薬味にと茗荷まで買ってきてくれた。
 
我が家では、積極的に好きなのは私だけ(息子は冷や汁にも茗荷はほとんど入れない、だんなは冷や汁には入れるけど、他のものに積極的に乗せるまではしない)という茗荷。けど私は大好物で、なんなら、"醤油まぶし茗荷"だけで御飯が食べられる。というか茗荷素食いも辞さないほどのお気に入り薬味。
 
「好きな薬味あったら嬉しいかなって」
神よ今日もだんながスパダリでしたありがとうありがとう。
 
夕方には、どうにかスーツケースの中身を引っ張り出し、お土産類はとりま階段のあたりに積み上げて、洗濯物を洗濯機にかけるくらいには復調していたので米も研いだしほうれん草も茹でた。
 
でもまだスポーツジムとかは全然無理っぽいなこれ、と、ビールもグラス半分くらいにしておいて、久しぶりの日本の醤油味と炊きたて白米を満喫した。
 
台湾のちょっと甘い方向の醤油の味も好きだし、一度だけビアバーに逃げ込んだ以外は「あと全部台湾飯で大丈夫だよ!」ってくらいに大丈夫だったけど、やっぱり最後は醤油だったり味噌だったり鰹節だったりが恋しくなるものなのだな、と。

2025年7月27日日曜日

最後は今大魯肉飯

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旅行中につき簡易版メモ書き日記。後日旅行記になる、はず
台北 三重「今大魯肉飯」にて
 魯肉飯(大) 2×NT$50
 香菇排骨湯 NT$55
 竹筍排骨湯 NT$55
 魯白菜 NT$35
 魯豆腐 NT$10
 魯蛋 2×NT$10
前回の台湾も、台湾を発つ前(この時は香港に飛んだんだけど)に行った、台湾の最後の食を飾るのにふさわしい美味絶品魯肉飯のお店、「今大」。
 
場所は三重という若干半端な場所にあって、他に特段何があるわけではないのだけど、この魯肉飯を食べるだけのために電車に乗って行くのもやむなしという感じでいる。
 
AI執事に「今大魯肉飯って地元の人にも人気なの?」と尋ねたら(人気なのは、いつ行っても誰かがおいしそうに食べていることからも明らかではあるのだけれど)、
 
  • 地元民のみならず、滷肉飯ランキングでは常に上位にランクイン。
  • 日本人旅行者のブログやYouTubeでも「台湾来たらここ!」と紹介されること多数。
  • 「観光客向けではないのに、観光客にも勧められる」味の普遍性が高評価に。
 
だそうで、ああわかる、「観光客向けではないのに、観光客にも勧められる」の感覚すごくわかる、と頷くしかなかったのだった。
 
で、何食べてもおいしいから、行く度に試したいものが増えていくという。
しかも私は毎度魯肉飯は小サイズしか食べずにいたのだけど、この店だけは大を食べておかないと後悔するよねとも強く強く決意していた。
 
最寄り駅は三重ではなく、"菜寮"なのも慣れたもので、「公園に自転車いっぱい停まってたよね」「じゃああっちだ」からの、自転車跨がってほぼ躊躇なく自転車をこぎ出すだんな。え、地元民?ここ地元ですか?と笑ってしまった。
 
他の店と同じく注文票にオーダー入れて店員さんに渡すスタイル。
 
当初の予定通りに魯肉飯は大にして、
「スープどうする?俺筍にしよ」
「じゃあ私椎茸にするわ」
と、毎度つい苦瓜にしがちなので(苦瓜スープおいしいんだよね……苦くなくて)、筍と椎茸で。
 
魯肉と同じ味の魯蛋に魯豆腐、そしてこちらはあっさり味の魯白菜頼んで、でっかいお盆に載ってやってきた料理でテーブルはまあまあぎゅうぎゅうになった。壮観。
 
ここの豚バラ肉は、脂身多めの皮付き肉。それがふわとろという食感に柔らかく煮込まれていて、ほんとに美味しい。
 
口当たりがむっちりごり、ではなく、ふわっとしていて、なのにそれほどくどくはないし、臭くもない。
 
椎茸スープには排骨の他にあさりとにんにく。筍スープにはにんにくが入っていなかったみたい。
 
んで白菜には魚の浮き袋みたいな?なんかふわふわむちむちしたものが入っていて毎度何だろと思い、後にChatGPTに聞いてみたところ、どうやらこれ、豚の脂身らしい。中国語のコメントサイトでそういう意見が複数あったと言われ、へえええと思ったのだった。言われてみたら確かに皮際のぷるぷるしている部分かも。
 
大変においしうございました……と再び電車に乗って帰り、そして行天宮駅近くのパン屋さん「大普美藝術蛋糕」で最後のお買い物。
 
ここ、1972年創業の老舗ベーカリーで、創業者は「国宝級の師匠」とも称される製菓名匠のお店だそう。
 
とはいえ全く気取った風ではなく、街のパン屋さんという佇まいで、惣菜パン菓子パン色々の他に、パイナップルケーキや台湾ではデパ地下以外ではあまり見ない、生ケーキも売られていた。どれもおいしそう……と思いつつ、ばら売りのパイナップルケーキとパンいくつかを購入。
 
大普美藝術蛋糕」にてお買い物。
鳳梨酥 5×NT$38
(頂級)土鳳梨酥 3×NT$43
甜甜圈 NT$33
起酥奶酥 NT$48
奶油菠蘿酥 NT$48
おそらくツナパン的な NT$45
ねぎパン(正式名称不明) NT$40
 
商品札確認しつつ、「肉髭は持ち帰っちゃダメなやつだからね」と肉系は全部排除しつつ、「これはどこから見てもツナパンだ」というツナパンと、あと台湾のパン屋さんあちこちで見るねぎパンも買ってみた。この2点は商品札がついてなかったり、説明がメインで商品名自体が読み取れなかったりと色々で。
 
そして最後の荷造り。
 
SPGアメックスカードの特約で、だんなも、家族カードの私も、成田からスーツケース1個ずつ無料で送れるという特約があって。
 
もう重い物は配送して貰っちゃおう、と、最初からそのつもりで来た大型スーツケース2つに主に土産物をぎゅうぎゅう詰めて、小さめキャリーに帰ってすぐ洗いたいものや翌日職場に持っていくお土産あたりを詰め込んで、タクシーで松山空港に。
 
今回お世話になったコートヤードから空港へは、ホテルの窓から空港の滑走路が見えるほどの近さで、ゆえにタクシー移動も10分かかるかかからないかくらい。色々とらくちんで何よりだった。
台北 松山空港ラウンジにて
 炒め物とか蒸し物とか魯肉飯とか
 台湾啤酒
とはいえ、松山空港が残念なのは、JALラウンジもキャセイラウンジもなく、航空会社共通ラウンジみたいなのがあるだけなこと。
 
午後2時とかの便だしさらっとだけお腹にもの入れておこう……と、貰ってきてみた魯肉飯は、「そうだね、今大の美味をこれで上書きする意味はなかったね」と軽く後悔するそぼろ御飯だった。魯肉飯はそぼろ御飯じゃないんだよ……。
 
小籠包がいくらかましだったのと、あと芝麻包(黒胡麻団子)があったのはちょっと嬉しかったかな。後半はあったかいお茶飲みつつ、マンゴーアイスと、チョコチップアイス……のつもりでチョコミントアイス貰ってきちゃってだんなにそこは食べてもらったりしつつ。
 
JAL機内食
 筍素揚げ 青海苔風味
 春菊とほうれん草のおひたし しらす添え
 海老の南蛮漬け 枝豆
 うなぎ山椒煮 ケール
 蒸し鶏と夏野菜 にんにく割り醤油
 大鮃塩焼き 銀餡かけ、野菜焚き
 ご飯 味噌汁
 アイスクリーム
 日本酒(広島 相原酒造 雨後の月 純米大吟醸 別誂)
帰りはJAL便、マイルがけっこうあったからと、帰路は最初からビジネスシートの予約だった。
 
キャセイは数日前含めて2度座ったことあるビジネスシート、JALはこれが初めてで。
 
もうあちこちのボタンやら何やらが気になって仕方無かったのだけど、JALはフットレストだけ上に上げるということができないのね?キャセイはそれができたから、足をうんと伸ばせて良かったのだけど、色々会社によって違うのだなあと思った。色々すごく快適ではあったのだけども、座り心地はキャセイの方が好きかなあ……。
 
けど、事前予約してあった和食の機内食はさすがのおいしさで。
 
月替わりメニューだった、メインの”大鮃塩焼き 銀餡かけ"がべらぼうにおいしかったのと、八寸みたいな料理もそれぞれ優しい味わいでとても良き。
 
日本酒が飲みたいとリクエストすれば、寫樂か雨後の月ということで、それはもうノータイムで雨後の月ですねとお願いしたら見慣れない青色ラベルのボトルがやってきて、これ一度も見たことないなと思ったら、
 
JAL国際線専用に誂えた限定酒。酒米は広島県産新品種「萌えいぶき」と兵庫県産「白鶴錦」、仕込みには瀬戸内海国立公園野呂山の伏流水を使用。白ぶどうやライチのような香りと上品で透明感のある甘み。空でしか味わえない一杯です。
 
というものだったそう。
 
そもそもおかずが日本酒のアテみたいなものばかりだったから、席が前後だっただんな共々、「もっとください」と日本酒おかわりしていただいてしまった。
 
多分おいしいお米なのだろう白飯が、独特のスチーマーの匂いが強くていまいちだったのだけが残念だったけれど、なるほどビジネスシートはらくちんすぎて人間がダメになりますね……とデザートのアイスクリーム(ハーゲンダッツのバニラ一択だったけど幸せ)と煎茶貰った後は、ほんの30分くらい、フラットシートにしてビジネスシートたるところを満喫しておいて。
 
着陸は6時過ぎ、そして帰宅は8時半過ぎ。なんだかんだ気を張った1週間ちょっとの旅行で、へろんへろんに疲れた状態で帰宅したのだった。おつかれさまでした……(へとへと)。