2014年12月31日水曜日
パレスホテル東京の年越し
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンジェルマン」の
北海道たっぷりコーン
カフェオレ
「うー……大晦日合わせで完璧胃腸とはならなかったかー」と、少々憂鬱な大晦日の朝。今日から数日飽食の予定(なにしろ来る!母が来る!)、なんとか「今日はごはん食べられなーい」なんてことにならないように乗り切りたいなぁと、「これはアレじゃない?最後は"乳酸菌シロタ株"にお出ましいただく感じじゃない?」と、半ば神頼み的に「あとでヤクルトを買って飲もう」と心に決めての朝御飯。北海道たっぷりコーン
カフェオレ
昼から重いことになるだろうからと、朝食はパン1個、私の分はコーンパン。全く食べないのも移動中に気分悪くなっても困るので、そこはしっかりいただいた。
お洋服よーし、化粧品よーし、アクセサリーよーし、靴も水着もよーし、猫の世話もよーし。今日から数日都内ホテルに滞在の、初めてのホテル年越し。
「パレスホテル東京」内「鉄板焼 濠」にて
冬の味覚ランチ「流水」 \8700
生ビール(ヱビス)
「国内の高級ホテルの年越しっていうものを、一度でいいからしてみたかったの!」と、母。冬の味覚ランチ「流水」 \8700
生ビール(ヱビス)
今年が諸々タイミングがよろしいということで、「どこ予約するか検討しといて!」と言われたのが夏頃のこと。外資系ホテルも良いけど、お正月だったらやっぱり日本のホテルかなぁ、でも帝国ホテルやホテルオークラはさすがのお値段なんだよなぁ……と色々考えた結果、何度かレストランで食事した時に良い印象だったこともあり、一度泊まってみたかった「パレスホテル東京」はどうかなと。
東京駅から近いし、丸の内のショッピングビルも買い物圏内。眺めの良い部屋もけっこうありそうだし、滞在費も、帝国ホテルあたりに比べれば数段お手頃。滞在中のラウンジ、プール利用の利便を考えるとクラブフロアが良いのかなぁ……と、ホテルの方と相談しながらツイン2部屋、3泊4日の予約を取り付けた。
本当はコネクティングルームが良かったのだけど、あいにくそういう部屋は常連さんがとっとと押さえてしまうみたいで8月時点で既に空きは無く。見積書の金額を見て「余裕で海外行けるじゃん!」と思ったわけだけど、私も「ホテル年越し」に憧れがあったわけで、嬉しい機会だったりした。
ちょうど正午に到着の新幹線でやってきた母を東京駅で出迎えて、てくてく歩いてホテルに移動。お昼御飯は、今日から滞在のホテル内にある鉄板焼き屋のお店にした。
この「鉄板焼 濠」は、唯一、「滞在中、一度は夕食をここにしたかったのに全日満席で叶わなかった」店。例年、あっという間に予約がふさがるそうで、なぜなのかと思えば、席数がたったの14しかないというのも理由の1つであるらしい。ならばと、今日のお昼に行ってしまうことにしたのだった。私も皆も、「予約の取れない鉄板焼きの店って、どんななんだろ!?」と興味津々だったということもあり。
体調万全ではない私は自重して、お肉少なめ、魚介少なめの一番軽いコースで。母も同じ軽めのものにして、だんなと息子はもう1ランク上の焼きガニやガーリックライスがつくセットに。先附やデザートまで異なる、どちらも素敵なコースだった。
私がいただいたのは、こんな感じ。
- 先附:ローストビーフ
- 濠オリジナルサラダ
- 鰤 鮟肝 大根の重ね焼
- 旬の焼野菜
- 特選黒毛和牛 サーロイン100g
- 季節の炊き込み御飯(じゃこ)
- 赤出汁・香物
- 水菓子(渋皮栗のブランマンジェ)
- コーヒーまたは紅茶
だんなたちの先附は白子ポン酢で、息子の顔が「そっちのローストビーフの方が嬉しかった」という表情になっていたので私と交換。揚げ湯葉の乗ったさっぱり味のサラダ、どこか洋風な盛りつけの「あんきも乗せぶり大根」的な重ね焼き、薬味たっぷりのメインディッシュ、どれも素晴らしく美味しかった。
これが、「「ぶり大根」。
上に乗っているのはポロ葱を細く切って揚げたもの。
肉厚のぶりの下にはだしを含んだ柔らかい大根、上にはごろりと立派なあんきも。焼き加減ばっちり、絡んだたれの味も上品だけどしっかり濃厚で、日本酒が恋しくなった。
この後の、肉と野菜につけていただくのは、おろしポン酢、バルサミコ酢入りの黒胡椒のソース、胡麻だれ、そしてわさびと藻塩。それぞれ特徴があって良かったけれど、最後に辿り着いてしまうのはやっぱり「わさび塩」。
「わさび塩つけていただく肉、うまっ!」
「野菜もうまー!」
と、皆で美味しくいただいた。
白飯か季節の炊き込み御飯かを選べる食事は、じゃこ御飯。なめこの赤だし、甘めの梅干し入りの美味しい漬物の盛り合わせも出てきて、最後はコーヒーか紅茶をいただきながらの渋皮栗のブランマンジェ。
母曰く、「お肉の質、前に帝国ホテルで食べたのより美味しかったかも!」だそうで、しっとり落ち着いたお店の雰囲気もあいまって、期待以上にゆったりくつろげた。食後はちらっとホテル内を散策してからチェックイン。年越し滞在、楽しみねー♪
「パレスホテル東京」内クラブラウンジにて
グリッシーニ
魚介のテリーヌ
チーズのカナッペ w/はちみつ
ビール(コロナ)
「パレスホテル東京」内「琥珀宮」にて
新春の宴コース
瓶ビール(プレミアムモルツ)
紹興酒20年
プーアル茶
「パレスホテル東京」内宴会場にて
年越し蕎麦(にしん蕎麦)
「パレスホテル東京」内「ザ パレス ラウンジ」にて
カウントダウンカクテルパーティー
お部屋は、「クラブデラックスツインバルコニー」。グリッシーニ
魚介のテリーヌ
チーズのカナッペ w/はちみつ
ビール(コロナ)
「パレスホテル東京」内「琥珀宮」にて
新春の宴コース
瓶ビール(プレミアムモルツ)
紹興酒20年
プーアル茶
「パレスホテル東京」内宴会場にて
年越し蕎麦(にしん蕎麦)
「パレスホテル東京」内「ザ パレス ラウンジ」にて
カウントダウンカクテルパーティー
和田倉噴水公園に面していて、東京タワーもちらっと見える。大きな窓のある明るい部屋でバルコニーがついているのが嬉しいお部屋。
ターンダウンサービスもあって、夕方にはベッドサイドに水のペットボトルとグラス、氷を満たしたアイスペールと、なぜかキャンディーも置いてくれるのだった。
日本風の洗い場つきバスではないけれど(もう1つ上のランクのお部屋にすると洗い場つきになったらしい)、シャワーブースのある大きなバスルームは、電動ブラインドつきで日中はシースルーになる仕組み。
アメニティはフランスのスパブランド「ANNE SEMONIN」のもので、日本のホテルで採用されたのはここパレスホテルが最初だとか。このアメニティ、激しくデジャヴュを感じるなと思ったら、以前だんなが海外出張先から「なんかアメニティが良い感じのやつだったからー」とお土産に持ち帰ってくれたものと同じだった。ボディソープの香りが良くて好きだなぁと大事に使っていたもの。アメニティが好みな方向のものだと、気分が上がるね。
ANNE SEMONIN製は、シャンプー、コンディショナー、ボディソープの他に、バスソルトとボディミルク、大小のソープも置かれていた。木製の可愛いヘアブラシや液体歯磨き、コットンや綿棒なども揃っていて、充実の内容。湯沸かしポットに鉄瓶の急須、コーヒーカップの他にちゃんと湯飲みも置かれていた。
そうそう、タオル類は、マットやガウン含めて、全て今治タオル(今治のタグがついてた)。
椅子とテーブルが置かれたバルコニーの大窓の前にはごろごろできるカウチソファと大きなテーブル。
有線無線のLAN利用無料、天井照明つき、カーテンは電動……と、さすが2年ほど前にリニューアルしたてなだけあって、良い設備だった。
和風さもある、落ち着いたモダンな部屋で、「良いね良いね」と、少しごろごろした後は、「胃の具合が悪いとか、何だったのか」という勢いで食べ物三昧、お酒三昧。日付が変わるまでお酒飲み続ける感じになってしまった。イベント多すぎ。全部参加する必要はないわけだけど……やっぱり、貧乏性な私としては、参加できるものは参加したいわけで。
「私は夕飯に備えるわー」「ぼくもー」と、部屋に残ることにした母と息子を置いて、だんなと2人で行ってみたクラブラウンジのカクテルタイム。
本来17:30-20:00のカクテルタイム、年末年始期間は2回転のディナー対応もあってか17:00-20:00とちょっと長めの提供時間。
簡単なおつまみ類とお酒が無料でいただける、「クラブフロア宿泊なら使わなきゃ損でしょう!」という嬉しい時間帯だ。
シャンパンの他に国産のスパークリングワイン、数種の白ワイン赤ワイン、日本酒も、蒸留酒も色々、生ビールも。
「お、コロナがある♪」
「あ、ほんとだ」
コロナ良いね、コロナ嬉しいね、と、大きなライムが添えられたコロナを1本いただいて、ちょっとだけおつまみもいただいた。
並んでいたのは手の込んだ冷菜が3種ほどと、カナッペ類、チーズ、おつまみ系のパンも色々。サラダもあった。
「刺身のテリーヌ」のような魚介の冷菜と、鯖のカナッペ、ブルーチーズのカナッペには蜂蜜垂らして、あとはグリッシーニ。最初は「ちらっと覗きに行く」くらいのつもりだったのに、腰を据えて楽しんでしまったのだった。
年末年始の夕食は2部制で、17:00からか19:30からの選択、という感じ。今日のディナーは19:30から中華料理の「琥珀宮」。
で、22:00から宴会場で年越し蕎麦、23:00からはロビーラウンジでカウントダウンカクテルパーティー。例年とは全く違う、大変に賑やかな、慌ただしい年越しになった。
中華料理のコースはこんな感じ。
- 金華豚入り前菜盛り合わせ
- 伊勢海老のガーリック風味の香り蒸し
- 乾貨の滋養薬膳 極上蒸しスープ
- 名物 北京ダック
- 鮑と魚の浮き袋の煮込み
- 本日の野菜のエビ味噌炒め
- トリュフの香る和牛のチャーハン
- 特選デザート
このお店、母体は六本木にある老舗の中華料理店「中国飯店」なのだそう。このお店と、お寿司の「かねさか」の2店舗が、ホテル内レストランにテナントとして入っているお店なのだそうだ。
前菜はこんな感じに、モダンな雰囲気。
金華豚のチャーシュー、五香粉風味の豆、皮をパリッと焼いた焼き豚と、大ぶりのくらげ、そして鮑の醤油漬け。
定番な前菜の組み合わせといった風だったけれど、洋食のお皿のようで新鮮だった。味の方も裏切られることのない「王道」といった感じで、良いね良いねと私とだんなは紹興酒を注文。
半身がごろりとやってきた巨大な伊勢海老に続いての「滋養薬膳の蒸しスープ」は、"アレ"の事じゃないのかなあ……と思っていたら、卓上に置かれたリーフレットに、「佛跳墻」の文字が。ああやっぱり、と、楽しみにしつつ登場を待っていたスープは、期待以上に素晴らしく美味しかった。
「俺の好みで言うと、ホテルオークラのコンソメスープより好きかも」
とだんなに言わしめたほどの美味しさで、でも、漢方や乾物が苦手な母は「どこが美味しいのか、よくわかんない……」だそう。
好みが分かれるスープではあるけれど(息子は「コンソメもいいけど、こっちもすごく美味しくて、どっちかなんて選べない」だそうで)、でも、私もすごーく美味しくいただいた。体の不調も吹っ飛ぶ、「滋養のかたまり」みたいなスープ。
あまり食べ馴染みのない「魚の浮き袋」も、ふわもちした不思議な食感で美味しかった。
そしてシメのチャーハンは、「トリュフの香る和牛のチャーハン」。
卓上に出てくると同時に、周囲にその香りが驚くほどに広がる、どっさりのトリュフ入り。
柔らかな和牛と、卵と葱と、あとは黒っぽい粒々は全部トリュフ!
酔っ払いそうな濃厚さだけど、下品にならないくらいの絶妙なバランスで、これも良かったな。
デザートは苺のソースのココナツミルクプリン、龍井茶のゼリー抹茶のソース、そしておめでたい揚げ菓子、「開口笑」。
たっぷりのディナーにデザートまで盛り合わせだったものだから、覚悟していた以上にお腹いっぱいになってしまった。
夕飯、2回転目のテーブルの私たちがデザートタイムに入る頃には、厨房も「やれやれ、今年の仕事もこれでおしまいだ」という雰囲気。給仕もゆったりのんびりという感じで、テーブル担当の女性とあれこれおしゃべりしたりした。
今日は他店舗の営業も既に終わっているということもあって、厨房に系列店のシェフが手伝いに来たりもしているのだそう。「中国飯店」は、ずっと昔から食べてみたいなと気になり続けていたお店だったけど、ますます行ってみたいと思うようになった。系列の「富麗華」はミシュランの星つきだそうで。
大晦日の中華というのも良いね!美味しかったね!……と一度部屋に帰った後、少ししてから今度は2階の宴会場に。宿泊プランに年越し蕎麦も含まれているので、せっかくだからいただいてみようかなと。
「きっとさ、あれだよ。みんなディナーいただいてから行くわけだから、ちょびっとだよ。わんこそばサイズだよ!」
大丈夫大丈夫!なんて言いながら会場に向かってみたら、待っていたのはたいそう豪華なお蕎麦だった。
今日の一番上の写真が、その「にしん蕎麦」。
しっとり甘じょっぱい煮汁の味を含んだにしんが2切れ。かまぼこと、小松菜と、葱と、柚子。薄い色の上品なおだしの、普通に「ざるそば」分量の蕎麦が入ったつゆそばだった。
私はともかく、母はもうほとんど「おなかいっぱいよー」と、食べられず。「俺たちにまかせろー」と、麺好きの息子とだんなが2人で平らげてくれた。
で、お蕎麦を平らげたその足で階下のラウンジに移動して、カウントダウンパーティーに。
これも宿泊者は無料で参加できるイベントだけど、外部からのお客さんも参加することができるらしく、参加費は5000円。
雑誌から出てきたような「パーティールック」のお嬢さんグループがいたり、気合いの入った装いのカップルがいたり、でも、宿泊者の壮年のご夫婦はカーディガンやニット姿だったりして、その温度差が面白い空間。私たちも「襟つきのシャツは着てるけどー」程度のカジュアルウェアだったから、「あ、もっと華やかにすべきでした、ごめんなさい」という感じ。
気合いの入ったグループはかなり前から店頭に列を作っていて、ジャズ生演奏が流れるラウンジ側の席につこうとしている感じ。ラウンジの奥にはブッフェ朝食などが供されるレストランがあって、そちらも座ることができるということだ。私たちはそっちで良いよねー……と、まったりと。
首尾良くレストラン側のソファ席に腰を落ち着けることができ、そしてラウンジ側で流れ始めるジャズ演奏。フリードリンクでシャンパン、ワインなどなどが供されて、テーブルには可愛いおつまみもやってきた。
お腹いっぱいすぎてなかなか手が出せなかったけれど、フルーツやケーキ、生ハムメロンのカナッペなどなど。ホテルメイドのフィナンシェやマカロンもカウンターに並んでいた。
手元にはクラッカーが1人1個配られて、最後は会場の皆でカウントダウン、年明けと同時に皆でポポポポポーンと。新年の曲が流れ、会場が再び盛り上がる中、私たちはさすがに疲れたのでお部屋に帰還。
盛りだくさんなホテルの年越しイベント、新鮮で楽しかった。
2014年12月30日火曜日
とんかつ納め。
「パン工場」の
クリームパン
チーズフォンデュパン
カフェオレ
「"パン工場の食パン"って不思議な名前の食パンだね?」クリームパン
チーズフォンデュパン
カフェオレ
ああ……このパン屋さんの名前が「パン工場」って名前なのかぁ……と、スーパー併設のパン屋の店頭で「なるほどー」と立ち止まっていた昨日の私たち。
旧宅最寄りのイオンの併設スーパーはがっかりするほど美味しくなかったけれど、こっちはどうかな、店名や品揃えも全然違うしね、と、試しに買ってきてみた。特売品だったチーズフォンデュパンと、「初めて買う店ならやっぱ食べておきたい」と、クリームパンも。
うーん……まぁ、普通の、「悪くはないけど普通のパン」という感じ。とろける系チーズパンはポンパドウル(だんな曰く、「あの赤いパン屋」だそうで……)の「とろけるチーズパン」が秀逸で、それを期待していたのだけど、ちょっと方向性が違っていたかな、と。クリームパンも、「不味くないけど、まぁ、普通」という感じで。
津田沼はスーパー激戦区ではあるけれど、地味に「パン激戦区」なところもあって、「うーん、これだったら、同じイオンの中にあるサンジェルマンで買った方が幸せだよね」と思ったのだった。
津田沼「和幸」にて
ロースかつ御飯 \1080
帰宅後
ハーゲンダッツの「ジャポネ <苺アズキ>」
昨夜の焼肉から、なんか調子が戻ってきた私。ロースかつ御飯 \1080
帰宅後
ハーゲンダッツの「ジャポネ <苺アズキ>」
なんか胃が軽い!大丈夫そう!と浮かれていたところで、だんなの「なんか、とんかつが食べたい」という言葉に「それー!」と食いついてしまうのだった。とんかつ、しばらく食べてないし。とんかつ納め!
ということで、昨日買い忘れたものを買いものしがてら、駅方面にお出かけ。イオンモールの中にある「とんかつ和幸」でロースかつの定食を食べてきた。
御飯と味噌汁(しじみ汁)、千切りキャベツは食べ放題。御飯はむしろだんなに1/3量ほど手伝ってもらって、でも千切りキャベツはがっつりお代わりしてもりもり食べた。あー、とんかつが美味しく食べられるくらいに復活できて良かったーしあわせーとんかつしあわせー……とうっとりしながら平らげて、調子に乗って帰宅してからハーゲンダッツの新商品まで食べてしまったところで、また胃痛復活(←ばか……)。
しかも、ハーゲンダッツは「アントワネット」を買うつもりで、すぐ横に詰まれていた(と思われる)「ジャポネ<苺アズキ>」を間違えて買ってきてしまったというおまけつき。
「いや、苺アズキもいずれ食べるつもりでいたから全然良いんだけど!……美味しいんだけど!」
と、つぶあんのソースとミルクアイス、濃厚な苺の風味の、なかなか絶妙な組み合わせを満喫した。
ああそれにしても胃痛が憎い。
「ギュートン軒」のもつ煮込み
だんな特製 なす野菜炒め
だんな特製 牛肉とわかめの韓国風スープ
羽釜御飯
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈コクのブレンド〉 )
夕飯は「なす野菜が食べたい!」ということで、だんなが中華鍋をふるってくれた。だんな特製 なす野菜炒め
だんな特製 牛肉とわかめの韓国風スープ
羽釜御飯
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈コクのブレンド〉 )
だんなもいまいち好調ではないらしく、本当は炒め物の他に「フォアグラ入りの中華風茶碗蒸し」を私が用意する予定だったのだけど、「なんか、フォアグラという感じではないね」と一品削減。なのに「でももつ煮込みは食べたい!」と、持ち帰り用にと頼んで包んでもらってきたギュートン軒のもつ煮込みは食卓に登場しちゃうのだった。
「なす野菜炒め」は、我が家が愛してやまない稲毛「太閤園」の定番メニューリスペクトの、だんなオリジナル。
「多分ね、オイスターソースと紹興酒がベースなんだよ。醤油が入りすぎると、味が強くなりすぎる」
だそうで、茄子や白菜、人参などの火入れは完璧に、でも味はなかなか「あの店のあの皿と同じ!」という風にはいかないようで。
料理店ならではの豪快な油の使いっぷりとか、何より火力とか、どうしても敵わないものが色々あるけれど、それ以上に「味の再現」が、私には「ムリムリムリムリ」という感じ。だんなは果敢に再現に取り組んでいて、「前回の方がもっと近かった!」と情熱を燃やしているのだった。がんばれ、がんばれ、超がんばれ。今日の炒め物も、「あのなす野菜炒め」とはちょっとベクトルが違っていたけど、でもとても美味しかった。
2014年12月29日月曜日
ホルモン納め。
バタートースト
ハッシュドポテト&目玉焼き
ヨーグルト(メグミルク ヨーグルト・デュ・フロマージュ)
カフェオレ
息子は朝から一日お出かけだそうで、私とだんなはのんびり朝御飯。ハッシュドポテト&目玉焼き
ヨーグルト(メグミルク ヨーグルト・デュ・フロマージュ)
カフェオレ
シンプルなバタートーストに、ハッシュドポテトと目玉焼き。ヨーグルトは、「なんだかおいしそ」と買ってきてみた、チーズ風味のメグミルクのもの。確かにほんのりチーズ風味のヨーグルトで、なかなか美味しかった。
今ひとつ、「超本調子!」とはならない微妙な体調で、でも年内にやるべきことはおおむねやり終えた感じがしてるので(引っ越ししたから大掃除も必要ないし!)「溜まった日記を書いてしまわなきゃー」なんてこと以外は、基本、のんびりモードで。
「築地銀だこ」の
ねぎだこ \620
烏龍茶 \100
今日はイオンの5%オフセール日だ!ということで、日用品など諸々を買いに駅近くのイオンにお出かけ。スーパーは今日もたいそうな盛況ぶり。我が家もカセットコンロ用のガスボンベやトイレットペーパーなどを買い込んだ。ねぎだこ \620
烏龍茶 \100
お昼御飯は、スーパー内のフードコートで簡単に。
ちゃんぽん(=リンガーハット)やうどん(=はなまる)という気分ではなくて、サブウェイのサンドイッチにしようか悩んだ末に「あったかいものが恋しいからたこ焼きかなぁ」と。
すごく久しぶりに食べた「築地銀だこ」のたこ焼き、もうちょっと元気だったら期間限定メニューの「チーズタルタルたこ焼き」に挑戦していたところだったけど、おろし天つゆにつけて食べるあっさり系の「ねぎだこ」に。
受け取る際に言われる「おいしく召し上がれますように」の言葉も健在で、「なぜ祈りの言葉を!?」と違和感を覚えてしまうのも健在。
私はこのフレーズを言われると、六本木の定食屋さん「三河屋」の陽気なおっちゃんを思い出してしまうのだった。
「わぁ!美味しそう!」のお客の言葉に、にっこにこと
「おいしいよぅ~。たくさん食べてねぇ~。こないだは、お客さん、ほっぺ落として帰っちゃったからねぇ」
なんて返してくれちゃうおっちゃんで、どうせ言うならそこまで言えよと(いや、無理なのはわかるけども)。
謙虚なのか何なのかわからない謎フレーズの言葉と共に焼きたてのたこ焼きを受け取って、表面カリカリのたこ焼きに刻み葱まぶして、天つゆつけて、もぐもぐ。
「表面カリッ」のために、良くも悪くも油多めのたこ焼きで、「これ、胃に優しい感じではない……よね」と改めて思いつつ、でもボリュームは胃に優しい感じで。
津田沼「しちりん」にて
100円サービス品 2×\108
ニンニクのオイル焼き \432
ナムル盛合せ \410
牛ホルモン盛合せ \896
カルビ三種盛合せ \1058
てっちゃん焼 \486
ホルモン三点盛合せ \626
サービスカルビ \529
チャンジャ \432
牛トロホルモン \626
ビビンバ \594
生ビール \486
ホッピー 2×\410
ホッピー(中) 3×\162
チューハイ梅シロップ 2×\302
マッコリ \378
割引券 -\1000
今日は息子不在の夕御飯。「だったら"ギュートン軒納め"だー!」と、先日貰った200円分ほどの割引券を握りしめて夕方、駅近くの立ち飲み屋さんに向かってみたのだけど、びっくりするほどの大混雑。100円サービス品 2×\108
ニンニクのオイル焼き \432
ナムル盛合せ \410
牛ホルモン盛合せ \896
カルビ三種盛合せ \1058
てっちゃん焼 \486
ホルモン三点盛合せ \626
サービスカルビ \529
チャンジャ \432
牛トロホルモン \626
ビビンバ \594
生ビール \486
ホッピー 2×\410
ホッピー(中) 3×\162
チューハイ梅シロップ 2×\302
マッコリ \378
割引券 -\1000
自分たちの行いは完全に棚上げして
「うわぁ……こんな時間から飲んでいる、ダメな大人がたくさんいる……」
「まだ夕方5時にもなってないのに、こんなに詰まってる……」
と呆然としつつ、「……じゃ、焼肉かなぁ」と、その足で「しちりん」に。
一皿ずつ来るホルモン焼き屋さんだったら、のんびり自分のペースで食べられるし、量も加減できるし、なんて言っていたのだけど、ちょっとばかり調子が戻ってきたのを良いことに、いつも以上にしっかりがっつり食べてしまった。アルコールだけは、心持ち控えたけど。
「牛ホルモン盛合せ」は、牛トロ、牛シマ、ミノサンドにキムチかポテサラがつくセット。
「カルビ三種盛合せ」はしちりんカルビ、中落ちゲタカルビ、豚カルビ。「ホルモン三点盛合せ」はホルモンメニューから好みなものを選択で、シロ、テッポー、ハラミ……だったかな。まぁとにかく、よく食べた。
手元に1000円引き券があるのを良いことに、シメにはしっかりビビンバも食べて、「体調不良とは一体何だったのだろう」という勢いで。
あ、ちなみに今日の「100円サービス品」はピリ辛こんにゃくで、良い具合に食べ応えがあったのでした。
2014年12月28日日曜日
餃子納め。
「ピーターパン」の
ごまチキン
ミルキーフランス
カフェオレ
昨日、コメダ珈琲に出かけたついでに寄ってきたパン屋さん「ピーターパン」。年末の今年最後の土曜日、店内はいつもの週末並の大混雑だった。ごまチキン
ミルキーフランス
カフェオレ
今回は「ごまチキン」という総菜パンと、「ミルクフランス」的な「ミルキーフランス」を購入。
ミルキーフランス、先日食べた「Edy's Bread」のミルクフランスに似ている方向。パンが柔らかめで、グラニュー糖のジャリッとした食感を感じる練乳クリーム。細くて長い、という感じ。そして他の品と同様お手頃価格。130円ほどだったと思う。
「……安いんだよねー」
「安くてこんだけ美味しいんだから、そりゃ人気あるはずだよね」
と、温めて香ばしくなった「ごまチキン」ももぐもぐしながら、やっとこさ「大不調」が「不調」になったくらいの私。
午前中はそれでもまだちょっとクラクラするのでおとなしくしていた。
「サイゼリヤ」にて
あったかポークと半熟卵のサラダ
エビと野菜のトマトクリームリゾット
ドリンクバー
昼、買い物ついでに家族揃って家を出て、「さらっと食べよう」と寄ったのは久しぶりの「サイゼリヤ」。久しぶりに来てみたら、「肉サラダ」が「肉サラダ」では無くなってしまっていて驚いた。取り分けスタイル用の大皿盛りの「あったかポークと半熟卵のサラダ」なる品に変わっていた。改悪とまではいかないけど、ちょっと寂しい……。あったかポークと半熟卵のサラダ
エビと野菜のトマトクリームリゾット
ドリンクバー
ともあれ、そのリニューアル肉サラダと、私は「なんかこう、胃に優しそうなのが食べたい」と、珍しくもリゾットを。お酒も控えてドリンクバーにして、さらさらっといただいてきた。
「そーなんだよ、色々変わったんだよ。1人用のサラダ、選択肢がすげー減った気がするし!」
と、友達同士でちょいちょい来ているらしい息子は、メニュー改変には不満な様子。
私はどうも胃腸が万全ではなくて(悲しい……)、「派手な飲食はしないように。そうっと、そうっと」という感じ。やだなぁ、なんだか全然私らしくない……と思いつつ、年末年始を楽しむために自重自重。期待通りのあっさり味リゾット、美味しかった。
午後は、やっとこさ動く気力も出てきたので、ここで一気に年賀状作り。
愛用のHP社のオールインワンプリンター(ファックス、スキャナー、コピー機能つき)の「黒色だけが出力されない」という不具合が突如起こり、どうしようもないので「今回の年賀状を刷り終わったら捨てても良し」の覚悟で激安だったキャノン製プリンター(3000円!)を購入。これがちゃんとフチ無し印刷が可能だわ、値段の割に全然綺麗だわで案外満足だったりした。
一気に刷って、一気に手書き文章もちょこちょこ書いて、めでたく年賀状作りはおしまい。
茹でもやし
だんな特製 焼き餃子
だんな特製 牛肉とわかめの韓国風スープ
羽釜御飯
ビール(コロナ)
「予定通り餃子やって……大丈夫?」だんな特製 焼き餃子
だんな特製 牛肉とわかめの韓国風スープ
羽釜御飯
ビール(コロナ)
「食べます!」
「ビールも?」
「飲みます!!!」
ということで、今日の夜は焼き餃子。餃子が食べたくて、昨日か一昨日かに材料を買ってきていたのだった。
タネはいつも通りだんなに用意してもらって、包むのは一緒に。我が家では私がいないと餃子が始まらない……というのは大袈裟だけど、でも家族3人の中では私が一番包むのが早い。今日は75個ほどの餃子を、だんなと2人で一気に包み終えた。
ここ数年、すっかり欠かせない存在になった「焼き餃子には茹でもやし」の準備も万端に、あとはこちらも定番の牛肉とわかめのスープもだんなが支度してくれて、今日は「餃子納め」の夕御飯。
「大阪でも、俺、一人で餃子包んで喰ってた!俺、我が家で一番餃子が好きな人!」
と胸を張るだんな。確かにそれはその通りで、だんなが単身赴任中、息子と2人の御飯では結局私は一度も餃子は作らなかったんじゃないかなと思う。餃子は私も大好きなのだけど、自分のために包むのはめんどくさかったり、「2人前くらいだったら外食で(餃子の王将あたりで)済ませた方が簡単じゃない?と思ってしまったり。
でも、家族の分の大量の餃子を一緒にわーっと包んで、わーっと食べる楽しさと美味しさは格別。
だんなは今日も美味しく焼いてくれました。
2014年12月27日土曜日
チョコノワール、たべました
豚味噌うどん
麦茶
昨夜はけっこう日本酒を飲んで(二人で5合、その前にビールも飲んでた)、すっかり良い気分……だったんだけど、翌朝の今日はどんより気分。麦茶
「……あ、あれ、なんか胃が重い、体がだるい……二日酔いなのかな?なんかちょっといつもと違う方向な気もするんだけど」
時々、タイミング次第で「酔っ払うと肩こりが酷くなる」ことがあったりするのだけど、今回は飲んだ翌日の今日になって上半身がやたらとだるくて、なんだか変な感じ。
あれーおかしいなーと思いながら朝の家事をおおむね済ませ、息子が無事に旅行から帰ってくるのを待ってから朝御飯にした。朝御飯は豚味噌うどん。
豚も追加で入れちゃえーと、若干具沢山気味にして、葱たっぷり、黒胡椒がりごり挽いていただくうどんは、この寒さにはぴったりの美味。
なんか肌寒いから息子の次に私も入るねーと、夜行バスに乗ってきた息子用にと炊いた風呂に私も浸かって、その後は無性に眠くなって布団にダウン。なんかこれ、どうやら二日酔いじゃなくて風邪らしいと気付いたのは、しばらく経ってからだった。
「コメダ珈琲店」にて
チョコノワール
たっぷりアイスオーレ
引っ越し荷物が片付いたり、息子が旅行から無事帰って来たり、色々な心労が解消されて緊張の糸でも切れてしまったのか、今日はひたすらに絶不調。チョコノワール
たっぷりアイスオーレ
昼過ぎにちょっと具合が良くなって、「あ、シロノワールなら食べに行きたい、行く」と買い物ついでに「コメダ珈琲店」に行く余裕は出たものの、帰って来たら本格的に悪寒がするようになって布団から出られなくなってしまった。
夕飯はだんなが全て用意してくれたものをようよう食べて、あとはお風呂にさっと入って温まった後は風邪薬を飲んで早々に就寝、という感じに。
そんな体たらくっぷりな年末の一日だった(年賀状作りも全然できなかった……)けれど、でもコメダ珈琲の「季節のミニシロノワール」の「チョコノワール」の美味しさはばっちりと味わってきた。
12月1日から1月14日までが「チョコノワール」、1月15日からは「キャラノワール」になるんですって。
ミニサイズのシロノワールで、いつものシロノワールのデニッシュ生地の中にもチョコレート。ソフトクリームの上からチョコレートソースと、粒苺入りの苺ソースをトッピング。クリスマスらしい色合いの、可愛いシロノワールだった。味の方も、ばっちり。
シロノワール、こういうアレンジ商品を出すことはこれが初めてなのだそう。最近、サンマルクカフェで、「いかにもパクリです」という外見の「デニブラン」なる商品が出ているから、それの対抗メニューなのかなーと思いつつ(デニブランは色々なバリエーションがあるから)、やはりリスペクトしたいのは本家本元「シロノワール」。
「たっぷりアイスオーレ」は、前回飲んだ「たっぷりアイスミルクコーヒー」よりちゃんとコーヒー濃度が高くて、「なるほど!」と味に納得。コメダデフォルトの、ほんのり甘いアイスオーレも、アイスミルクコーヒーも、どちらも美味しくて幸せ。
キャラノワールも絶対食べに来ちゃうだろうな、これは(でもその前に、カツサンドとか食べに来たいと思ってる……平日昼間に一人でパーッと行ってくれば良いのかなー)。
プリーツレタスのサラダ
だんな特製鴨の塩焼き
冷製コーンスープ(既製品)
羽釜御飯
ビール(コロナ)
で、美味しくチョコノワールを食べて、ご機嫌に買い物したまでは良かったけれど、家に着いた途端にまた電池切れのようになってベッドに沈没の私。だんな特製鴨の塩焼き
冷製コーンスープ(既製品)
羽釜御飯
ビール(コロナ)
なんか体の節々が痛い……胃腸が痛い感じもするし、風邪のようなそうでないような、でも激しく不調……と「寝るだけならいくらでも寝てられます」とばかりに夕飯まで爆睡。
今日は肉福袋に入ってた鴨を食べる予定で、「バルサミコ酢+はちみつのソース」というのもちょっと飽きたからシンプルに塩胡椒焼きとかで良いんじゃない?と言っていたところ。本当はフォアグラも焼いて添えてしまうはずだったのだけど、私の体調的にはフォアグラは到底無理そうで、だんなと息子が2人で食べるという感じでもなかったらしく、私に合わせてくれてシンプルめの夕御飯。
鴨の塩焼きに、たまたま今日安売りのを買ってきていた紙パック入りのコーンスープ(冷たいスープなら口当たり良いから食べられるんじゃない?と、だんなが冷やしておいてくれていた)。私は米飯は止めておいて、あとはプリーツレタスのサラダと。
うー、鴨、すごく美味しいけどそんなには食べられないなーと、ロゼ色に綺麗に焼けたところを数切れ貰ってゆっくり食べた。でもどうしても喉が渇いて「ごくごく飲める」感じのものが恋しかったので、ビールは1本。「鴨の塩焼きだったらコロナが合うんじゃない?」と、買い置きのコロナを冷やして、それに合わせてライムも買ってきていたところだった。
体調悪くてもビールは美味しいのよね、私の口(胃腸?)はどんだけビールが好きなのかしらと自分で自分に呆れつつ、食べるもの食べてしっかり薬も飲んだ後は体を温める程度にお風呂に入ってすぐに就寝。
後から思うと、やっぱりこれは風邪的な体調不良だったのだと思う。たぶん。
2014年12月26日金曜日
津田沼の日本酒バル
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
チキンガーリックピラフ(昨夜の残り)
ミルクティー
仕事納めの今日、だんなは朝ジムに行くのだそうで朝早くに家を出て行った。ミルクティー
えらいなー、だんな、頑張ってるなー……と人ごとのように思っている私は、すっかりここ2ヶ月ばかりジム通いをさぼりがち。引っ越し荷物が片付くまでは筋肉痛とかになっている場合でもあるまいと思ってたのだけど、やっと家がすっきりした今、年明けからはちゃんとスケジュール確認して私もジム通いを再開しなきゃなと。通いやすい時間帯に行きたいプログラムが開催されてるといいなー……。
朝御飯は、昨夜の残りのピラフを温めて、ミルクティーと。
こたつにお皿とカップを持っていってのんびりと食べた後、カップにミルクティーを半分くらい残した状態で、「あ、洗濯機終わったー」と席をちらっと立ったら、立った隙にカップがひっくり返っていた。猫がぶつかっちゃったかなぁ……とみれば、方向が悪くてノートPCにミルクティーがしっかりかかっている始末。
あらららら、と、タオルで拭きつつ電源落として、少ししてから「3枚おろし」に分解までしてみたけれど、幸い中まで水分がいっている風ではなく。大丈夫かなと少ししてから電源入れてみたら、よりによって「eruio」と、母音4つを含むキーが反応しなくなってしまっていた。
一応PCの動作自体は安定しているし、マウスも動くし、ダメなのはキーボードだけ。「thinkpadならパーツ簡単に手に入るはず!」とネットで探して中古屋からキーボードパーツを2000円で取り寄せることに成功して、今日のところはiPhone用に購入していたbluetoothキーボードを使うことにした。
やれやれ、こんな年末に面倒な事を……と思っていたら、今度はプリンターまで動作不良で、昨日までは普通にプリントできていたのに、黒インクだけが全く出力されないという自体に。「かすれる」どころではなく「全く出て来ない」という謎の減少にヘッドクリーニングやら何やらを試みたけど全然だめで、これはだんなの帰宅を待つことにした。年賀状、これから刷る予定なんだけどなぁ……。
なんだか地味に疲労する事態が続いて、今日はなんだかしょんぼりなー、な日中。
津田沼「和酒バル 鈴家」にて
お通し(4種総菜)
こだわり珍味3種盛り
トリッパと豚モツの味噌煮
しめ鯖の炙り
焼きたて玉子焼き
蝦夷鹿のグリル
ビール小(プレミアムモルツ)
日本酒(石川 菊姫酒造 菊姫 にごり酒)
日本酒(宮城 新澤醸造店 伯楽星 純米吟醸)
日本酒(兵庫 下村酒造 奥播磨 純米 おりがらみ)
日本酒(長野 黒松選醸 こんな夜に 雷鳥 純米)
日本酒(兵庫 下村酒造 宮の井 19BY 山廃純米)
息子は明日までプチ旅行。現地2泊、夜行バス2泊の「若くなきゃそんな旅行できないよね」の旅程で、多分明日の朝にへろへろになって帰ってくるものと思われる。お通し(4種総菜)
こだわり珍味3種盛り
トリッパと豚モツの味噌煮
しめ鯖の炙り
焼きたて玉子焼き
蝦夷鹿のグリル
ビール小(プレミアムモルツ)
日本酒(石川 菊姫酒造 菊姫 にごり酒)
日本酒(宮城 新澤醸造店 伯楽星 純米吟醸)
日本酒(兵庫 下村酒造 奥播磨 純米 おりがらみ)
日本酒(長野 黒松選醸 こんな夜に 雷鳥 純米)
日本酒(兵庫 下村酒造 宮の井 19BY 山廃純米)
せっかく息子がいないことだし、1日くらい外食しますかね、息子連れて行けないようなお店で……ということで、今日行ってみたのは昨月頭にオープンしたばかりの「和酒バル 鈴家」というお店。
先日行った「ビストロコモ食堂」の姉妹店で、母体はこれも津田沼にある「Restaurant chez Como」。ビストロが美味しかったしお酒の感じも良かったので、日本酒もお店もきっと悪くないに違いない……!と、一度来てみたかったのだった。
時期も時期だしと予約の電話を入れてみたら、「2名様でしたら、カウンターでしたら御案内できます」とのこと。混んでいるんだなぁと、だんなと駅で待ち合わせてから、駅からは少し離れたその店にてくてく歩いて向かったのだった。
客席から見えるところに冷蔵ケースが置かれていて、そこにずらりと一升瓶。お客の前や棚の上にも空になった一升瓶。お酒の品揃えは豊富で、母体がフレンチレストランということで肴はちょっと洋風な方向もある(チーズの盛り合わせなんかもある)、一風変わったものが多い印象。でも、カウンターの上にこんもり盛られているのは「きんぴらごぼう」「切り干し大根の煮物」みたいなものだったりして、なかなか良い感じだった。
お通しは4種の総菜盛り合わせ。小皿に少しずつきんぴらごぼう・切り干し大根の煮物・白菜のゆかり漬け・赤かぶの漬物が盛られてきて、初手から酒の良いアテに。
最初の1杯だけ小サイズの生ビールをいただいて、それからは日本酒をたっぷりいただいてきた。こちらが何も言わなくてもチェイサーにお水を出してくれて、その水がちゃんと酒蔵の仕込み水だったりしたところがまた嬉しい。
「珍味」は「酒盗」や「唐墨」「アミのチャンジャ」「塩辛」「梅水晶」などなどから1種でも、3種盛り、5種盛りでもしてくれる。一番上の写真は3種盛りでチャンジャ・唐墨・塩辛をお願いして盛ってもらったもの。
メニューにないお酒や料理も色々で、
「メニューには載せてございませんが、今日は"しめ鯖の炙り"もございます」
「ああっ!それください!」
「ジビエは、猪肉鍋の他に何かありますか?」
「今日は蝦夷鹿がございますね」
「ああっ!」
……と、店の手のひらで踊るように、あれくださいこれくださいと、おおいに食べて飲んできた。どれもこれも美味しかった。
蝦夷鹿は、本当はベリーのソースでいただくメニューだったのだけど、ベリーはちょっと苦手(だんながね)ということで、ソース抜きが良いなとお願いしたら、シンプルに塩胡椒のグリルで出していただけることに。そういうところも融通の利く、良いお店だった。
居酒屋がけっこうある津田沼、「モツ煮込み」が美味しい店は既にいくつか知っている(ギュートン軒とか、きんちゃん家とか)けれど、「あ、ここのが一番美味しいかも!」と思ってしまった、モツ煮込み。
なんというか「下ごしらえが実に丁寧」と思わせられる、しっかりこっくり味なのに上品さのある煮込み。モツがとにかく柔らかくて臭みがなく、美味しかった。トリッパ入りというのがまた良い感じ(私はトリッパ大好き~)。
ワインも置いてある店ではあるけど、基本的には日本酒を飲ませる店で「蝦夷鹿」置いてあるのもなかなかすごいなと思う。
シンプルに!焼くだけで良いんで!と出していただいた蝦夷鹿は、こんな感じで。
粗塩と胡椒を添えて、嬉しいことに、鹿の下には煮大根(多分、メニューにあった「豚角煮大根」の大根だと思う)と青菜も。
絶妙にロゼ色に焼かれた肉は、ほどよくケダモノ臭くて香ばしくて、期待以上に美味しかった。これに合わせて「蝦夷鹿食べるならお酒はこれでしょう!」とだんなが選んだ古酒もたいそうお似合い。
古酒ってあまりお燗につける方向のものではないと思うのだけど、この古酒はお燗も似合うそうで、「このくらいが、蔵のお勧めで」とつけてくれたお燗(50℃くらいだったかなぁ)が香りも味も広がる感じで驚くほどの美味しさ。古酒らしい、風格のあるお酒だった。
オープンしたてで、まだそうメディアなどにも紹介されていない(公式サイトも数日前まで簡単な表紙の案内だけだった)店だけど、地元のファンには知られているようでたいそうな繁盛ぶり。席が空いてもまたすぐにふさがるくらいの、常に満席の人気っぷりだった。
良いお店だったねー。また来よう。
2014年12月25日木曜日
クリスマスの夜は
バタートースト w/ピーナッツバター
マサラチャイ
賑やかなイブとはうってかわって、至極静かなクリスマス当日。マサラチャイ
「……あ、でも、郵便局とか行かなきゃだったんだ……」
と思い出しつつ、朝御飯は昨夜たんまり飲み食いしたので、ごくごく軽めにトーストとチャイで。でもパンは厚めに4枚切りで、美味しいバターたっぷり塗って焼いた後に「ピーターパン」のオリジナルピーナッツバターを塗りつついただくた。
午前中のうちに用事済ませよう、と、郵便局からの銀行からの図書館からのスーパー。イブあけのスーパーの品揃えは赤札満載で、美味しそうなジンギスカン用ラム肉が30%引きになっていたりした。でもでも、我が家にも食べてしまわないといけない肉は色々あるわけだから……と、ぐっと我慢。
「RF1」の北海道産生ハムとルッコラの華やかサラダ
チーズ・サラミ・仔牛のロースト
ガーベルさんのスモークチキン
チキンガーリックピラフ
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈初摘みホップ〉)
赤ワイン(ERMITA DE SAN LORENZO 1996)
昨日はパーティーに合わせてすごく早く帰って来てくれただんな。さすがに今日は遅くなるかなーと覚悟していたのだけど、それでも8時前には帰って来てくれた。チーズ・サラミ・仔牛のロースト
ガーベルさんのスモークチキン
チキンガーリックピラフ
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈初摘みホップ〉)
赤ワイン(ERMITA DE SAN LORENZO 1996)
めでたしめでたし、と、だんなと2人のクリスマスディナーは、「肉福袋」から、スモークチキンを。福袋に入ってくる定番の品で、胸肉もジューシーでパサついていない美味しいローストチキン。去年、「これは温めて食べた方がおいしい」という結論に達したので、常温に戻しておいたチキンをオーブンで20分ほどかけて焼いてみた。
鶏と一緒にじゃがいもとパプリカもロースト。野菜には塩とスパイスミックス、オリーブ油をざっとまぶしてから網に並べた。
自家製のローストチキンだったらお腹の中にガーリックピラフなどを詰めるところ、そういう感じではないからなーと、ピラフは別添で。
残っていた冷やご飯があったので、炊き込みピラフではなく炒飯式にすることにして、別途買ってきてあった鶏肉と薄切りにんにくと共にバターで炒めて、玉ねぎとマッシュルームとパプリカ、人参も炒め合わせて、塩胡椒。最後にご飯を加えて炒め合わせたらできあがり。
「あとはサラミもあるし、牛肉のロースとも残ってるし、チーズもあるし」
と酒の肴に色々並べて、さして手間なく、クリスマス的な食卓にはなったかな?と。
冷蔵庫にあると思っていた葉ものが全然なくなっていることに気付いて、だんなに駅ビルで1品サラダを買ってきてもらって、そんな食卓のクリスマス晩御飯。
一昨日あけたスペインの赤ワインが残っていたのでそれも出しつつ、最初の一杯はビールを飲み飲み楽しんだ。
チキンの美味しさもさることながら、福袋に入っていたサラミやチーズがいちいち美味しくて、大感動。
今回は「ものすごい高級食材が!」という感はそれほど強くなかったものの(毎年フレッシュフォアグラや仔牛や鴨が入るのが恒例になってきているから、感覚が麻痺してきているのかもと思いつつ)、少しずつ入ってたサラミやチーズが「おおっ!?」と思うほど美味しいというのは、かなり嬉しい。良いセットだったなー。
2014年12月24日水曜日
お手製ケーキと鍋パーティー
^
朝御飯用にと買ったのは、以前だんなが選んで「これ美味しい!」と言っていた「とろけるチーズのビーフシチュー」。見た目は「焼きカレーパン」のような感じ。中にチーズと共にシチューが詰まっていて、温めて食べると「シチューのパイ包み焼き」食べているような満足感があって、美味しかった。これが200円程度なのだから、コストパフォーマンスの良いお店だ。
今日は気合いを入れてお掃除して、食材ちらりと買い物に行ったらあとはのんびりと。玄関よーし、ダイニングよーし、クリスマスツリーよーし。
うちの生木ツリーを見て見たい&ついでに我が家名物「豚味噌鍋」なるものを食べてみたい、と玉緒さんがおっしゃってくれていて、12月半ばから年末にかけて良さそうなタイミングをすりあわせていたところ、「どうもイブが安定みたい!?」という流れ。
当日、友人夫妻が玉緒さんのところに手作りケーキを受け取りに来ることにもなっていて、「じゃあそのケーキを手土産に一緒にパーティー!」と、「クリスマスパーティー(しかし献立は鍋)」という、嬉しい展開になったのだった。
玉緒さんの今年のクリスマスケーキは「フォレノワール」(今日の一番上の写真)。
「黒い森」という名前の、ココア入りのスポンジでホイップクリームをたっぷり巻き込み、風味の良いダークチェリーを巻き込んだ、ちょっと大人のクリスマスケーキ。飾りつけも、黒い果実と紫色のパンジーをメインに大人っぽく。
持ってきていただいた状態でも充分綺麗だったのだけど、できたてのそれの方が粉糖や自然光の具合が美しかったので、写真は出発前に玉緒さんが撮影してらっしゃったのをお借りした次第。
友人が「クリスマスのお花も~」と持ってきてくれた、素敵な花束!
私もお花買おうかなぁと思ったのだけど、なかなかこれというものがみつからないでいたから、いかにもなクリスマスカラーの可愛い花束、たいそう嬉しかった。
巨大な生木のツリーも、毎日の水やり&葉へのスプレーが効果あってか、多少の落葉はしつつも今日まで青々と。猫たちが無理矢理上る無体もなかったことだし、来年もぜひ生木ツリー、飾りたいな。
我が家は日本酒をあれこれ用意して、白菜は立派なサイズのを1玉、うどんは一応「足りなくならないように」と10玉超を準備。お肉は、「業者さんに頼むだけですから、簡単ですから~」という玉緒さんに甘えて、プロの仕入れの「酵素ポーク」。脂の旨味がなんとも上品な、良い意味での「アクのない」たいそう美味しいお肉だった。これが1kg。
だんなもめでたく7時過ぎには帰宅して、そうして夕飯は、大人5人でひたすらひたすら豚味噌鍋。
料理のプロに家庭料理をふるまうのは緊張することこのうえないのだけど、豚味噌鍋、玉緒さんにも気に入っていただけたようで嬉しかった。最後は「お味噌ください」「あ、私たちも欲しいです!」と、お客様に豚味噌鍋用練り味噌をお裾分け。
材料はなんてことなくて、ただ美味しい酒粕と美味しい仙台味噌(あと美味しい練り胡麻あたりも?)があれば、ああ、そして、練り味噌を練ってくれる心優しい「こびとさん」がいたりしたら、もうこの勝負は勝ったようなもので、あとは肉と白菜と長ねぎとうどんさえ用意すれば、幸せな夕飯が待っている次第。
友人がこのお酒美味しい、あっちも美味しい、と、傾向の違う日本酒(いかにも雄町!な、こってり系原酒と、甘酸っぱい口当たりが日本酒ぽくない一ノ蔵のお酒と)をくいくい飲んでくれて、私もすっかり良い気分。
でも、うどんは少しだけ控えめにして、ケーキも万全の態勢で味わった。小麦粉不使用の、軽い食感のスポンジがとても美味しい。
「そうなんですよ、昨日受け取ったケーキが、ものの見事に冷凍で……」
と嘆きつつ、やっぱり心のこもった手作りケーキが一番おいしい……ともぐもぐ。
猫たちも「お前ら、誰ニャー!」と最初こそ及び腰だったもののそのうち普通にくつろぎはじめ、人間だけ御馳走でもねと、おとっときのウェットフードを出してもらって御満悦。
今も昔も全然広い家ではないけれど、今度は半ば無理矢理「客用ベッド」も置いているから、お泊まりも大歓迎。またぜひいらしてくださいねー。お客予定ができると家の中が一気に片付くもので、めでたく引っ越しの段ボールも全て消滅。「あそこの棚をこんな感じに目隠し作りたい」みたいなギミックも一気に進んで、たいそう心穏やかに年越しを迎えられる状況になったのだった。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
とろけるチーズのビーフシチュー
カフェオレ
昨日は買い物ついでに人気パン屋の「ピーターパン」でお買い物。さすが休日、午後の半端な時間でもお店はけっこうな混雑だった。とろけるチーズのビーフシチュー
カフェオレ
朝御飯用にと買ったのは、以前だんなが選んで「これ美味しい!」と言っていた「とろけるチーズのビーフシチュー」。見た目は「焼きカレーパン」のような感じ。中にチーズと共にシチューが詰まっていて、温めて食べると「シチューのパイ包み焼き」食べているような満足感があって、美味しかった。これが200円程度なのだから、コストパフォーマンスの良いお店だ。
今日は気合いを入れてお掃除して、食材ちらりと買い物に行ったらあとはのんびりと。玄関よーし、ダイニングよーし、クリスマスツリーよーし。
友人来たりて豚味噌鍋
(酵素ポーク・白菜・長ねぎ・うどん)
玉緒さん特製 かぶの和え物
いぶりがっこ
日本酒(宮城 一ノ蔵 すず音)
日本酒(宮城 一ノ蔵 ひめぜんきりり)
日本酒(奈良 北村酒造 猩々 小角 雄町 無濾過生原酒)
玉緒さんお手製「クリスマスのフォレノワール」
カフェオレ
息子不在のクリスマスイブ。だんなの帰宅時間も数日前まではっきりしない状況で、最悪一人のイブを迎えるのかしら……と覚悟していたところ、1週間ほど前に我が家で鍋パーティーをしましょう、という事に。(酵素ポーク・白菜・長ねぎ・うどん)
玉緒さん特製 かぶの和え物
いぶりがっこ
日本酒(宮城 一ノ蔵 すず音)
日本酒(宮城 一ノ蔵 ひめぜんきりり)
日本酒(奈良 北村酒造 猩々 小角 雄町 無濾過生原酒)
玉緒さんお手製「クリスマスのフォレノワール」
カフェオレ
うちの生木ツリーを見て見たい&ついでに我が家名物「豚味噌鍋」なるものを食べてみたい、と玉緒さんがおっしゃってくれていて、12月半ばから年末にかけて良さそうなタイミングをすりあわせていたところ、「どうもイブが安定みたい!?」という流れ。
当日、友人夫妻が玉緒さんのところに手作りケーキを受け取りに来ることにもなっていて、「じゃあそのケーキを手土産に一緒にパーティー!」と、「クリスマスパーティー(しかし献立は鍋)」という、嬉しい展開になったのだった。
玉緒さんの今年のクリスマスケーキは「フォレノワール」(今日の一番上の写真)。
「黒い森」という名前の、ココア入りのスポンジでホイップクリームをたっぷり巻き込み、風味の良いダークチェリーを巻き込んだ、ちょっと大人のクリスマスケーキ。飾りつけも、黒い果実と紫色のパンジーをメインに大人っぽく。
持ってきていただいた状態でも充分綺麗だったのだけど、できたてのそれの方が粉糖や自然光の具合が美しかったので、写真は出発前に玉緒さんが撮影してらっしゃったのをお借りした次第。
友人が「クリスマスのお花も~」と持ってきてくれた、素敵な花束!
私もお花買おうかなぁと思ったのだけど、なかなかこれというものがみつからないでいたから、いかにもなクリスマスカラーの可愛い花束、たいそう嬉しかった。
巨大な生木のツリーも、毎日の水やり&葉へのスプレーが効果あってか、多少の落葉はしつつも今日まで青々と。猫たちが無理矢理上る無体もなかったことだし、来年もぜひ生木ツリー、飾りたいな。
我が家は日本酒をあれこれ用意して、白菜は立派なサイズのを1玉、うどんは一応「足りなくならないように」と10玉超を準備。お肉は、「業者さんに頼むだけですから、簡単ですから~」という玉緒さんに甘えて、プロの仕入れの「酵素ポーク」。脂の旨味がなんとも上品な、良い意味での「アクのない」たいそう美味しいお肉だった。これが1kg。
だんなもめでたく7時過ぎには帰宅して、そうして夕飯は、大人5人でひたすらひたすら豚味噌鍋。
料理のプロに家庭料理をふるまうのは緊張することこのうえないのだけど、豚味噌鍋、玉緒さんにも気に入っていただけたようで嬉しかった。最後は「お味噌ください」「あ、私たちも欲しいです!」と、お客様に豚味噌鍋用練り味噌をお裾分け。
材料はなんてことなくて、ただ美味しい酒粕と美味しい仙台味噌(あと美味しい練り胡麻あたりも?)があれば、ああ、そして、練り味噌を練ってくれる心優しい「こびとさん」がいたりしたら、もうこの勝負は勝ったようなもので、あとは肉と白菜と長ねぎとうどんさえ用意すれば、幸せな夕飯が待っている次第。
友人がこのお酒美味しい、あっちも美味しい、と、傾向の違う日本酒(いかにも雄町!な、こってり系原酒と、甘酸っぱい口当たりが日本酒ぽくない一ノ蔵のお酒と)をくいくい飲んでくれて、私もすっかり良い気分。
でも、うどんは少しだけ控えめにして、ケーキも万全の態勢で味わった。小麦粉不使用の、軽い食感のスポンジがとても美味しい。
「そうなんですよ、昨日受け取ったケーキが、ものの見事に冷凍で……」
と嘆きつつ、やっぱり心のこもった手作りケーキが一番おいしい……ともぐもぐ。
猫たちも「お前ら、誰ニャー!」と最初こそ及び腰だったもののそのうち普通にくつろぎはじめ、人間だけ御馳走でもねと、おとっときのウェットフードを出してもらって御満悦。
今も昔も全然広い家ではないけれど、今度は半ば無理矢理「客用ベッド」も置いているから、お泊まりも大歓迎。またぜひいらしてくださいねー。お客予定ができると家の中が一気に片付くもので、めでたく引っ越しの段ボールも全て消滅。「あそこの棚をこんな感じに目隠し作りたい」みたいなギミックも一気に進んで、たいそう心穏やかに年越しを迎えられる状況になったのだった。