ほりにし炒め。

「ロイズ チョコレートワールド」の
 生チョコクロワッサン[オーレ] \270
 クロックムッシュ[ハム&チーズ] \195 1/2個
 チーズクロワッサン \216 1/2個
苺(佐賀県産いちごさん)
カフェオレ
都内のパン屋とかより余程の頻度で口にしてると思うけれど、新千歳空港以外ではそうそう買うのも難しい「ロイズ チョコレートワールド」のパンは、つい、買ってきてもらいたくなるもので。
 
「久しぶりに人気No1のあれが食べたいです、チョコクロワッサン」
とお願いして、昨日の午前の便で新千歳を発っただんなに、今回も色々買ってきてもらってしまった。
 
待望の生チョコクロワッサン(オーレの他に、チョコミントなる品もあったそうだけどミントはあいにく好きじゃなく……)は1個まるまる、そしてクロックムッシュとチーズクロワッサンはだんなと半分こ。
 
このご時世で、クロックムッシュのようなリッチな惣菜パンが200円以下というのは相当にお手頃価格で、しっかりバターの風味がするチーズクロワッサンも"ちゃんと美味しく、しかもお値打ち"感があると思う。
 
惣菜パンがちゃんと美味しいのが良いよね……と思いつつ、下手な菓子類よりも潰れやすくて持ち運びに毎回苦労しながら買ってきてくれるだんなに大感謝。
 
お楽しみの生チョコクロワッサンは、
ココアをブレンドしたサクサクのクロワッサン生地に、ロイズの代表商品である生チョコレート[オーレ]を入れた
というもので。
 
なんでも
「トースターで少しあたためて食べると、サクッとした食感とともに中の生チョコレートがとろりとあふれ出て、「口福」が訪れます」
とのこと。
 
これも温めて美味しい系だったのか……と、思ったのだった。
たいへん、これはまた、食べなくちゃ……。
 
そんなだんなは今日から3泊4日で関西から北海道へと移動する出張だそうで。もうほんと、大変そう……。
葉にんにくともやしの豚肉炒め
文旦
麦茶
今日の息子は仕事を終えて帰宅したは良いけど、ネット会議だかがあるそうで。
 
「7時半には終わると思うー」
と言われ、私もお腹が空いていたのでその時間に合わせて炒め物を作ったのだけど、息子はなかなかダイニングに現れなくて。
 
ままいいや、チンして食え、ってことで……と、一人、炒め物と麦茶でごくごく簡単、夕飯にしてしまった。
 
千葉県内の白子町は葉玉ねぎの産地として有名だけれど、葉にんにくの産地でもあるそうで。
 
美味しそうだなと今回は葉にんにくを買ってきたので、もやしと合わせて豚肉炒めにした。なんだかシンプルな野菜炒めっぽいのが恋しくて、調味は塩胡椒と少しの日本酒、そして「ほりにし」スパイス。
 
「あー、ほりにし味だー」
と、すぐわかるくらいには個性的な味がするものの、わざとらしい風味ではないのが良い感じの「ほりにし」。おかげさまで今日の炒め物も美味しかった。
 
粗食粗食……と私は炒め物だけで終わらせて、結局8時近くに打ち合わせが終わった息子に夕食出しつつ、私は傍らで文旦を剥いて食べていた。
 
柑橘剥くならこれが最強よと、母がくれたムッキーちゃん(これ)、外皮も薄皮もするする剥けて良い感じ。

2023年2月27日月曜日

スキー帰りのタコライス

「Johan」の
 コーンパン
炒めウィンナー&目玉焼き
台湾パイナップル
みかん(広島県産はるみ)
苺(佐賀県産いちごさん)
カフェオレ
週末出張だった昨日のだんなは、実に気の毒な状況だった。
 
そもそも出発の段階から「雪のため引き返すことがあります」なんてアナウンスが出ていたらしく(でもこれはよく見ることだそう)、帰路には吹雪に。
 
夕方時点で18時の便が1時間半遅れとなっていたらしく、それすらどんどん遅れていく感じだったようで。
「許可が出たからこっちで泊まっていくわ」と連絡があった。
 
そうしなさいそうしなさい、いつ飛ぶか解らない便を待って空港で待機するほどだるいことはないんだから……と、でもそうなると、昨日届いた苺がなかなか食べられないね?となりつつ、息子との朝御飯。
 
冷凍してあった「Johan」のコーンパンに、炒めウィンナー、目玉焼き。
昨日届いたいちごさんに、パイナップルに柑橘に……と今日も果物もりもりにした。
 
……で、月曜の今日はジム!と思ったのだけど、いつものイントラさんの肉離れがなかなか治らないようで、出たかったプログラムは他のあんまり興味無いものに変更になり。
 
まあいいか、昨日頑張ってわりかし筋肉痛だし……と、お買い物にだけ行って、あとは家でのんびりしていた。
 
スキー宿から送った宅配便が昨日届いて、スキー小物や服諸々、全部洗い終えるのに洗濯乾燥機が3回転。
色々干したり片付けたりで、それなりに忙しかった月曜日。
札幌「かど丸餅店」の
 いちご大福
くき茶
本当は昨日のうち持って帰って食べたかったんだけど……と、夕方帰宅しただんなが、鮮やかな色のいちご大福をくれた。
 
なんでも1時間半行列しないと買えない人気の品だそうで、あちらの事業所の方が、「いつも美味しいお土産をくれるから」とお裾分けしてくれたのだそう。
 
奥様もご一緒に、と2個貰ってきたよと、1日遅れで持って帰ってきたそれを、だんなの帰宅早々、まだ息子が帰らないうちにとお茶淹れていただいた。
 
包み紙によると、札幌の「かど丸餅店」というお店のものだったみたい。
 
ちょうど数日前にテレビ放映もされていたようで、昭和15年創業、なんでも札幌で一番行列のできる 和菓子屋さんなのだとか。
 
大粒の甘酸っぱい苺に薄いこしあん、やわらかなお餅はこれも薄くて儚い食感で、餅の部分にも苺果汁が練り込まれているからこの鮮やかな色なんですって。
 
ほんのちょっと皮が固くなりつつあったけど、それでも十二分に美味しいいちご大福だった。買った直後だったら、もっともっと輪を掛けて美味しかったのだろうなあ……と思いつつ、初めての美味に感謝。
 
そして今回のお土産は、「ロイズ チョコレートワールド」のパンと、チーズ。
 
左から、
 
冨田ファーム」の一口サイズミモレット(580円)、
 
ニセコ高橋牧場」のストリングチーズ(460円)、
 
ニセコチーズ工房」のさけるチーズ 二世古 白樺【shirakaba】スペシャルスパイシー(784円)、
 
ですって。
チーズウェルカム。チーズうれしい。
「シベール」の
 ガーリックラスク
「蔵王クリーミースプレッド」の
 ブラックペッパー w/リッツ
タコライス
ビール(Corona)
スキー旅行で、地味に飢えていたのが生野菜だった。
 
朝食にレタスベースのサラダはついてきていたけれど、もっとこう、ばりばりとレタスを食べたい気分だったので、今日はタコライスにすることにした。スパイシーな洋風味も恋しい気分だったので。
 
米飯は控えめ、野菜はたっぷり。今日のタコミート用スパイスは、カルディだったかグアムだったかで買ってきた、タコベルのものにした。
 
レタスにトマト、アボカド、香菜、シュレッドチーズ。
家で食べるタコライスは具材の全部を山盛りにできて、"外食で食べるより家で食べる方が圧倒的に満足度が高い"料理の筆頭クラスだと思う。
 
特に息子は、米2合をタコライスで食べきってしまうくらいにはタコライスが大好きなので。
 
今日も美味しくいただきつつ、こういうアテならビールにも似合うかなと、山形で買ってきた「CYBELE(シベール)」のラスクとか、定番の蔵王クリーミースプレッドの黒胡椒味あたりを出しつつ。
 
ラスクって、時々パン屋で売っているものを衝動的に買うことはあっても、ラスク専門店のを買うまでしたことはなくて。
 
シベールのラスクも、「ああ、ラスク屋があるんだなあ」くらいの認識は山形に来る度にうっすら抱いてはいたものの、買ったことはなかった。
 
ガーリックラスクは、バターではなくオリーブ油を使っているのかな?という軽い風味で、濃すぎない適度なガーリック感。良い具合に水分が抜けてさくさくかりかりで、ビール傍らにいただくのにお似合いなスナックだった。
 
お店のサイトによれば、
 
青森県田子町産の刻んだ生にんにくと、
オリーブ油で作ったガーリックオイルに北海道産フレッシュバターで味付け。
 
とのことで。
 
味わい的には、お店の推し品の「プレミアムバター」が、やっぱり美味しいのだろうなと思いつつ、なるほど、定番の山形土産がまた1つ増えてしまいそうだ……と思ったのだった。

2023年2月26日日曜日

ひらぼくしゅうまい。

フレンチトースト
ミルクティー
スキー帰りの日曜日。
 
なのにだんなは朝から北海道への日帰り出張だそうで「ラウンジで朝御飯食べるから大丈夫~」と早朝出かけていき、息子は息子で「昼まで寝てそのあと出かける、夜も外で食ってくる」だそうで。
 
おう、誰もいない……となりつつ、冷蔵庫に入れておいた(冷凍庫はいっぱいで余地がなかった)バゲットの残りをフレンチトーストにして食べてしまうことにした。
 
バター多めで時間かけてじくじく焼いたら良い感じに焼き上がり、バターとメープルシロップ添えつつ。
 
昨日は一日スキーをせず温泉療養していたのが幸いだったのか、昨日の朝時点ではそこそこあった筋肉痛もすっかり綺麗になくなって。
 
「じゃあジム行ってこよう」と、私は私で一日楽しむことにした。
 
……で、今週のだんなは、火曜から金曜まで3泊4日の出張(関西から北海道へ飛ぶらしい……たいへん……)なのだけど、そんなタイミングでふるさと納税返礼品が届いてしまった。
 
佐賀県大町町の、「佐賀県産いちごさん 4パック (総量960g)」。
 
パフェで食べたかったけど、パフェをする余裕はないかなーでも明日の夕御飯ならワンチャン……?と思いつつ、とりあえずアイスクリームなどは買ってきておいてみることに。
 
超大粒の苺が、1パック9個で、それが4パック。
 
これはそのまま食べた方が美味しいやつだなあ……とも思いつつ。
チーズ(ブリー)
「平田牧場」の
 特製しゅうまい \480
麦茶
普段行かない日曜ジムのBODYPUMP60からのBODYCOMBAT60、でもどちらも馴染みのイントラさんで、特にコンバットのOさんは毎週火曜にお世話になっている方でもあって。
 
「あれ?日曜は珍しいですねえ!」
とカウンターに居たOさんに言われ、「昨日まで2泊3日で山形蔵王のスキーでしたー」と告げたら、「私も昨日はアルツ(←磐梯山だね)でした!」だそう。
 
Oさん、夏はサーフィンだし冬はスキー(スノボ?)だしほんと、お元気。「じゃあ一緒にがんばりましょう!」ときゃっきゃうふふしながら楽しんで、しかもその前のYくんのパンプは私の大好きな#49だった。
 
なぜか腕の2種目だけが別のナンバーで「なんでよ……外したその2曲も好きなのに……」となりつつ、
 
#49-1、#49-2、#49-3、#49-4、#67-5、#27-6、#49-7、
#49-8、#49-9、#49-10
 
こんな感じで。
 
#49は、私がBODYPUMPを始めた時代のもので、リリースは2004年3月ですって。19年前。バイセプスの#27に至っては更にその6年くらい前のものという計算に。
イントラYくん、息子と同い年くらいのはずなのに、なぜそんな古い曲を……と思いつつ、楽しく動いてきた。
 
で、一人の夕食は昨日のうちに「一人ならこれ食べる~」と山形駅のお店で買ってきた「平田牧場」の焼売。6個入って480円で、けっこう大きめサイズ。
 
もうこれだけで良いかなと思いつつ、「蛋白質追加……」とブリーチーズも切って添えるという、雑な感じにした。
 
ここ3日間けっこう食べてたし、何より昨日の夕飯が大豪遊だったのでこのくらいで良いかな、と。
 
美味しい焼売と聞いて思い出すのは「551蓬莱」だったりするのだけど、あれは玉ねぎの甘さが前面に出ていて、対して平田牧場の焼売は、豚の脂の甘さが前面に出ている感じ?
 
ジューシーで肉肉していてちょっと柔らかで。
 
これはこれで美味しい焼売で、買ってきて良かったなと思いつつ、お酒も自重。
 
ちょっとなかなか、母の上京、スキーとして体重があかん感じになったので週明けからまたがんばります……。

2023年2月25日土曜日

蔵王最終日は山形牛!

山形最終日はいつものお店、冷麺さくら。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
蔵王温泉郷 定宿にて
 朝御飯
AppleWatchの計測によると、昨夜の私は21時16分には寝ていたらしい。
 
今朝になってから、「一瞬だったよね」「おやすみなさい言った直後にもう熟睡してた」と言われるくらいには疲れていたみたいで、私にしてはけっこう長い7時間爆睡して5時前に起床。
 
一人そっと部屋を出て朝風呂を楽しんで、常通り、7時45分とちょっと遅めスタートの朝食は、7割くらいはメニューが変わっていた。
ほんと、この宿は連泊するお客さんが多いのも頷ける感じ。
 
わーい、牛乳が出たー! 山形県産"はえぬき"の御飯に、味噌汁は今日もなめこと豆腐。
 
塩焼きのぶり、ささかまに蕗味噌、鯖の味噌煮にポテサラ、糸昆布の煮物、ソーセージと玉子焼き、温泉卵、野菜サラダとゆでキャベツのおかか添え。
 
奥の小鉢は"だし"と鮭フレーク。それに、写真からははみ出てるけど豆乳鍋(具材は豆腐と湯葉)も。
果物はピンクグレープフルーツ。
 
例によっておかわりは自重して、でもこれ全部食べたら、しっかりお腹いっぱいになった。
 
昨日のうちにレンタルスキーは返却してしまったものの、今日がものすごく良い天気だったらワンチャン今日もスキーかな……なんて思いも少しだけあったのだけれど、幸い(?)今日は雪模様。
 
既に宿の駐車場の車の屋根にもいくらか積もっている状態で、現在進行形で降り続く雪に、ゲレンデの視界も相当悪そうで。
 
そして今回のスキー旅行、「木曜からの2泊3日にすれば日曜に自宅でゆっくり休んで月曜から平常状態に戻れるね!」という目論見での日程だったのに、だんな、日曜に北海道への日帰り出張が入ってしまうという気の毒な状態で。
 
だったらもう今日は温泉療養で良いね、午後3時に宿にタクシーが来るからそれまで自由行動ねーと、共同浴場のチケット(←宿で貰える)を手に、息子はソロ活動、私とだんなは2人で外湯巡りをすることに。
山形 蔵王温泉郷「山口餅屋」にて
 二色餅 \700
     くるみ餅・あずき餅
私は一時期、皆でスキーに来ても一人スキーには行かないで(←四十肩が酷かったり足を骨折した後で自重してたりで)温泉巡りをすることもあったのだけど、だんなと息子は外湯巡り、初めてだったらしい。
 
「私の記憶の中ではね、川原湯が熱くて入れなくて、上湯もまあまあ熱くて濃くて、一番入りやすいのは下湯だったけどね」
 
蔵王温泉郷の外湯。こちらは上湯。 今はどうなんだろう、なんて話しつつ、「上湯・川原湯・下湯 共同浴場」巡り、まずは上湯から。
 
歴史を感じる木造の建物は、靴を脱いだすぐその場所が脱衣場になっていて、お風呂はこんな感じ。
 
湯桶はあるけどシャワーなどはなし。基本、かけ湯だけで入浴するという形で、そも 、蔵王温泉は強酸性のため石鹸類は泡立たず意味がない、と言われている。
 
わーい誰もいないーと写真撮りつつの上湯は綺麗に濁っていて、でも相変わらず、"強い(濃い)お湯だなあ"と思った。
 
温泉巡りしていた時、あちこちであんまりに長湯した時は、最後、身体が痒くなってきたほどで。
 
浴場はどこも男湯女湯が天井で繋がってるので、声を出せば互いに届くようになっている。
「そろそろ出るよー」「あーい」と互いに声かけつつ、建物前で落ち合って、また次の浴場へ……という感じで。
 
以前は熱くて入れなかった川原湯ですが、今日は快適。 蔵王温泉全体、源泉温度は高めなので、合間に酒屋さんやお土産もの屋さんも覗きつつ、こちらは川原湯。
 
ここは、底と壁面のすのこ状のところから源泉が直接湯船に入ってくるという面白い仕掛けの温泉で。
 
源泉なものだから、以前は熱くて熱くて「お笑い芸人の熱湯風呂じゃないんだから……」という感じだったのだけど、今回は上からとろとろと水も注がれていて、ちょうど良い温度になっていた。
 
一般的なお風呂のように上が熱いのではなく、底からじわじわ熱くなってくるタイプの温泉なので、面白いし気持ちよいし、今日はここが一番心地よかったかも。
 
最後に訪れた下湯はなぜか大混雑で、到着時に3人(うち2人はもう出るところだった)いて、私が湯船に浸かった直後、更に2人+2人+1人来て……なんて状態に。
 
しかも今日はこの下湯が案外と熱くて、3カ所目ともなると早々にのぼせそうになってしまったというのもあり、あまり長居はせずに終わりにした。
 
蔵王温泉郷、人気の餅屋さん。10分くらいは待ったかな。 そしてお昼は温泉街の餅屋さん「山口餅屋」に。
 
ここも一人で散策していた時、一度か二度かは来たことがあるお店。
 
だんなは来たことがないということで、じゃあお昼はさらっとお餅にしよう、と入店した。
 
以前から人気ではあったと思うけど、今日は店頭に待ち客が10人くらいは溜まっているほどの人気ぶりで、お店の人も大忙しという感じ。
 
メニューは汁粉や雑煮をはじめ、二色の組み合わせでいただける、くるみ、ずんだ、納豆おろし、きなこ、のり、おろし、納豆、あずき。
 
山口餅屋にて。くるみ餅がおいしーのです。 私はくるみとあずき、だんなはくるみとのりの二色餅。
 
くるみを擦って砂糖を加え、水で伸ばしたという風なくるみだれなんだけど、甘さの加減とかが絶妙に美味しくて。
 
今日のお餅はあんまりあつあつではなくて、だから以前食べた時よりはいくらか固くなってはいたけど、でも美味しかった。小豆もいかにも自家製で炊いてますという風で。
 
だんなののり餅とあずきを1個ずつ交換したところ、のり餅のたれが砂糖醤油で良い感じ。
 
みたらしと言うほどには甘くなく、てろんとしょっぱ甘いたれが絡むのり餅も美味しかった。
 
納豆おろし餅あたりも絶対美味しいんだろうなと思いつつ、最後の1時間ほどは宿に帰還して宿のお風呂も最後に堪能した後に、予約してあったタクシーに乗って山形駅へ。
 
2泊あるとこんな感じにのんびりできて、寄る年波には楽な行程よねとしみじみ思いつつ、のんびりと帰路についた。
山形 「冷麺さくら」にて
 自家製キムチ \440
 黒毛和牛のピリ辛煮込 \500
 上塩タン \1320
 山形牛 特上ともさんかく \2200×4
 山形牛さがり \1540
 山形牛ロース \1045
 ライス \220
 冷麺 3×\935
 サッポロ生ビール 4×\660
 コーラ 2×\?(値段失念)
 おみやげコチュジャン \660
いくらか早く山形駅に着いたので、先にとお土産ものを色々買って。
 
今回の山形土産、いろいろ。 温泉街で買ったものも含め、お酒以外の今回の戦利品はこんな感じ。
 
蔵王クリーミースプレッド」だとかスモッちだとか、あと、「酒田米菓」のオランダせんべいあたりは定番なのだけど、今回は初めて「CYBELE(シベール)」のラスクを買ってみた。
 
なんでも息子が蔵王に来てると友人たちに連絡したら、「蔵王だったらシベールのラスクが美味しいので、できたら買ってきて」とお願いされたらしく。
 
じゃあ試しに買ってみようかと、鉄板のプレミアムバターラスク以外、おつまみ系をちょこちょこと買ってみた。美味しいかな。美味しいと良いな。(ぶっちゃけ、デパ地下などで人気のハ○ダのラスクは嫌いではないものの並んで買ってまで食べたい味でもないかなと思っていたり……)
 
備忘録がてら、買ったものはこんな感じ。
蔵王温泉郷「伊東与三郎商店」にて
山形 鯉川酒造 純米吟醸 別嬪 うすにごり
蔵王温泉郷「湯の花茶屋 新左衛門の湯」にて
蔵王 クリーミースプレッド 仙台いちご \594
蔵王 クリームチーズ ブラックペッパー \594
S-PAL山形「ふるさと銘酒館 ひのきの里」にて
山形 秀鳳酒造 秀鳳 特別純米 無濾過 中汲み生原酒 雄町
S-PAL山形「CYBELE(シベール)」にて
ラスクフランス プレミアムバター<スマートパック> \540
ラスクフランス ガーリック<スマートパック> \540
プチラスク 燻製ベーコン \500
プチラスク のり塩 \500
シベール畑のマロンパイ \270
S-PAL山形「遊友結の酒田米菓」にて
オランダせんべい チーズ味小袋入 \594
オランダせんべい 焼きとうもろこし味小袋入り \594
S-PAL山形「郷土名産品 山形銘店」にて
スモッち 2個入 \572
スモッち 4個入 \572
 
そしてお楽しみの「冷麺さくら」に。煮込みも食べました。 そして山形の最後はお楽しみの「冷麺さくら」。
 
初めて来たのは2007年のクリスマスイブだった。
 
当時はユッケも食べられたんだねえ……と当時の画像を見て懐かしく思いつつ。
 
蔵王に来る時は必ず立ち寄るこの焼き肉屋さん、最初は家族だけで、そのうち大人数で押しかけるようになって、今は携帯のメッセージでご主人とやりとりするほどの仲になり。
 
すみません今年はなんだかんだ家族3人になっちゃって……といつものテーブル席につけば、「でも最初はご家族でいらしてましたものね、シーズンに2回とか」とご主人ににこにこ言われた。
 
当初はともさんかく5人前でお願いしていたのだけど直前に3人になってしまったから「3人で5人前食べよう」「いけるいける」と言っていて。
 
それを、「他にも色々食べていただきたいし、5人前食べようとしなくて大丈夫ですよ?」とご主人に言われ、お言葉に甘えつつも結局美味しすぎて4人前食べてしまったわけだけど(3人前(今日の一番上の写真)を頼んだ後、やっぱり足りないと1人前追加した)。
 
サガリもこのサシの入りっぷりで。 3人しかいないしねと、いつもは頼んでない和牛のピリ辛煮込み頼んだり、だんな好物サガリも頼んだり。
 
このサガリが、つまりはハラミ肉なのだけど内臓肉っぽい臭みの欠片もなく、赤身のさっぱり、さくさく食べられるお肉という感じで絶品だった。
 
今日はセットメニューではなく、単品であれこれ頼んだからお会計もそこそこいくのではと思っていたのに、蓋を開けばお土産コチュジャンを入れても1人7000円ほど。
 
このお肉の質で、たんまり食べてこの価格は本当に幸せだし、何よりシメの冷麺が本当に本当に本当の本当に(何度でも言う)おいしくて。
 
「冷麺さくら」の冷麺。麺はお店の手打ち。スープも素晴らしく美味しい……! 丹念にとられた牛スープと、半透明のとても綺麗な手打ちの麺と。
 
甘く煮られた牛すね肉も、大きめカットのりんごが絶対入るのも、もう何もかもがパーフェクトすぎる美味しさで。
 
絵面的には最初から中辛とかにした方が綺麗ではあるのだけれど、クリアなスープの味を楽しめるなと、最近は"辛み別添”がお気に入り。
 
カクテキ入りの辛だれを好みでスープに混ぜて味変感覚でいただける。今日の写真は映えのために最初からカクテキ2個入れてしまったけれど(でも序盤はスープに混ぜずにそろそろと食べた)。
 
行きのタクシーの運転手さん曰く、夏の蔵王も良いそうで。
 
道中、「ここが美味しいですよ」と言われたジンギスカンの「白樺」と「蔵王ブルワリー(ZAO BREWERY)& クラングダイニング」がめちゃめちゃ気になるし、冬季は閉鎖してしまう「蔵王温泉大露天風呂」と「蔵王の御釡」にも行ってみたいし。
 
免許を取ってからこっち、レンタカーであちこち出かけているらしい息子は「俺が運転するよ?」なんてどや顔してるし、夏の温泉&ジンギスカン&ビール&山形牛焼き肉もきっとすごく幸せなんだろうなと。
 
帰りはダイヤを検討した結果、「急ぎめに上ので乗り換えればなんとかなるのでは」と、新幹線を上野で降りて京成イブニングライナーで帰宅。
 
乗り換えアプリだと乗り換え時間22分で計算されている距離のところ、18分しかなくて、でもがつがつ歩いたら11分ほどでホームにたどり着けた。
先月の私、同じ乗り換えを10分でやったことがあって死ぬかと思った(ずっと走ってた)ので、上野の新幹線から京成への乗り換えはやっぱり12分くらいは必要、という教訓。
 
おつかれさまでした……!

2023年2月24日金曜日

蔵王2日目。

山形と言えば玉こんにゃく!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
蔵王温泉郷 定宿にて
 朝御飯
昨夜は10時過ぎに寝て、そして安定の5時過ぎに起きて温泉に入っていた私。
 
温泉宿に行ったら、チェックイン後、夕飯後、朝食前(更に余裕あったら朝食後)と最低でも1泊中に3回は入らないと気が済まない私。
 
定宿の朝御飯、漬物バイキングが再開してました。 朝食は、コロナ禍になってから中断していた(多分)、朝食の漬物バイキングコーナーが復活していて。
 
青菜漬、赤かぶ漬、ぜんご漬、わらび漬、おみ漬、柿たくあん漬、山蕗みそ漬、白菜一夜漬、小梅、らっきょう、などなど。
好きなものを好きなだけいただけるようになっていた。
 
特に山形名物で特徴的なのが「さくらんぼ漬」。
しょっぱいさくらんぼって、不思議な感じだけれどほのかに甘さもあって癖になる美味しさ。
 
強い意志で御飯のおかわりはしませんでしたよ…… 夕食同様品数多めの朝御飯は、"はえぬき"の米飯に、なめこと豆腐の味噌汁。
 
塩鮭、ハムエッグ、温泉卵、野菜サラダにめかぶにちりめんふりかけ、青菜のおひたし、玉こん、さつまいものサラダ、ひじき煮、そして小鍋にたらちりまで出てくる豪華な内容だった。
 
グラスに一杯の飲み物は、オレンジジュース(嬉しい)。フルーツはバナナとオレンジ。
 
焼き海苔と納豆は、漬物と一緒に用意されていて、好きなように貰って来られるようになっていた(以前は自動的に1人1個ついてきていた)。
 
だんなと息子は欲望のまま米飯をおかわりしていたけれど、私はぐっと我慢。……というか、おかずが多すぎてそれだけでもうお腹いっぱいに。
蔵王温泉スキー場「レストランとどまつ」にて
 半熟卵の焼きカレードリア \1450
 ジンジャーエール \400
今日の鳥兜駅からの眺め。うーん、モヤッてる……。 今日の蔵王もまあまあ良い天気。
 
いくらか雲は低いものの、雪が降っていない天候はもうそれだけで上々で、スキーウェアの下、ヒートテック3枚重ね着していれば寒いということもなく。
 
ただ、頂上あたりはもうあからさま視界不良なのが見てとれたので、「まあ、山頂は昨日行けたしね」「お地蔵様見て来られたしね」と、今日はもう山頂にはこだわらない流れで、百万人ゲレンデから大森ゲレンデまで……と、蔵王温泉スキー場の最長滑走距離10kmには満たなかったものの、7kmくらいのコースをつるつる元気に滑ったりした。
 
昨年もだったけど、運動をたゆまずしている今年の私もたいそう元気で、そういえば今回のスキーは1回も転ぶことすら無かった感。
 
お昼は、山頂ロープウェイのすぐ脇、「とまとの森」という看板が異彩を放っている、「レストランとどまつ」でいただくことにした。
 
去年かその前あたりからか、トマト農園「とまとの森」がこのレストランの運営を担うようになって、トマトごり押しのメニュー尽くしになり、そのごり押し感がすごいと私たちの間で話題が沸騰していたお店。
 
目玉メニューはトマトのメンチカツ。
フードメニューはトマトカレー、トマトメンチカツ丼、チキンとキノコのトマトパスタ、7種の野菜とチーズのトマトリゾット、チーズトマトカレーうどんとトマトの文字が満載で、ドリンクも一般的なものに加えてトマト酢カッシュ、トマトオレンジジュース、トマトフロート、トマトサイダー、トマトハイボール、トマトサワーという文字が。
 
そしてプレーンのタイプは無い(他のフレーバーも無い)のにトマトソフトクリームはあるという徹底ぶり。
 
ゲレ食とは思えない美味しさの、「とまとの森」の御飯。 私が頼んだのは、半熟卵の焼きカレードリア。
 
1450円はなかなか良い値段だったかもだけど、ゲレ食とは思えない本格的な美味しさだった。
 
カレーソースがしっかり辛めでさすがトマト農家さんの品、トマト味も漂って。
 
チーズたっぷり、卵はしっかり半熟、ちょっとセロリの香りのするスープも美味しかったし。
 
「完熟トマトのオムハヤシライス」のボリュームもすごかった……。 だんなと息子は2人して、完熟トマトのオムハヤシライスのソフトドリンクセット、1850円也を。
 
こちらも見た目からして美しい、ゲレ食ぽくない1皿で、そして息子曰く、ボリュームがかなりのものだったらしい。
 
「朝に食べすぎた……」言いながら、割と頑張って食べていた。
 
こちらも卵が良い感じにとろとろで、ハヤシソースも本格的。
 
午後は黒姫ゲレンデを数本降りたり、まあまあの急斜面の中級者コースを「ひいいい」言いながら降りたり、でも今日は私が最後まで、「あれ1本滑らない?」「これ、上まで行って戻ってこない?」とひたすらに元気だった模様。
 
私も、50歳越えてこんなに元気にスキーしてるとか、自分でも思ってなかったね……。
蔵王温泉スキー場「レストハウス102」にて
 玉こんにゃく \100
で、「玉こん食べて帰りませんか?」と、帰路についてる途中、リフト2本余分に乗ることになるけどと、中央ロープウェイの降り口のところにある「レストハウス102」に寄り道を。
 
レストハウス102で食べる玉こんが、なんでかすごく美味しいのです。 気温か気圧かロケーションか雰囲気か、ともかく、串に3個刺さって100円(からしはセルフ)のこれが、美味しくて美味しくて。
 
注文すると大鍋に煮えてる玉こんを、ひょいひょいと串に刺してくれる。
 
おいしー、と玉こんを食べていたら、傍らに空き瓶が詰まってるケースがあって、なんだろと思ったら「中央高原プリン」というシールが貼ってあって。
 
プリン?プリンあるの?と周囲を見たら冷蔵ケースはあったものの、中のプリンは空っぽで、「すみませんーまだ入ってきていないんですー」とのこと。
 
「あー!」と息子と2人、声を合わせて嘆いてしまったのだけど、次回は食べられるかな。食べられると良いな。
なんでもこのプリン、このレストランの他では、私たちが"三角屋根のリフト"と呼んでるリフトの傍らに建つ、三角屋根のホテル「Forest inn SANGORO」でしか扱いがないそうで。
 
で、遠くに見えるForest inn SANGORO……。 期せずして、玉こん食べた直後、「うわーい晴れてるー(でももう山頂は行けないーというか行ける体力も時間もなーい)」と撮った写真に、まさにその"三角屋根"が遠くに写っていた。
 
あそこのレストランに行けば、いつでもプリンは食べられるのかな……?
蔵王温泉郷 定宿にて
 夕御飯
 生ビール(中) 2×\700
 お銚子(男山) 1合 2×\620
 
宿のお部屋で
 酪王牛乳アイスクリーム
ともかくも頑張りました、と、2時半頃に宿に帰還して、何はともあれ早々にお風呂。
 
宿のお風呂。時間的に他に誰も居なかったのでぱちり。 二面が窓の明るいお風呂、全体的に古びている定宿ではあるけれど、清潔だし、泉質も最高……だったのだけど、ここ数年は、なんだかお湯が薄くなった?あんまり濁ってない?気がしていて。
 
けど、ここのサイトにあるように
 
蔵王温泉の特徴は乳白色のにごり湯です。
しかし温泉そのものは実は無色透明なのです。
 
温泉が空気に触れると温泉成分が酸化して酸化化合物である湯の花が形成されます。
それが時間の経過と共に浴槽の中で沈殿し対流することで白濁したにごり湯になるのです。
 
ということで、むしろ頻繁に湯を入れ替えてくれている証左なのかな?と(毎日10時から13時までは入浴できないことになってるし)。
 
今日のお夕飯。今日の豚も美味しかった……♪ 風呂上がりにお部屋でチューハイ飲んで、夕飯は、「でもビール飲みたいね」と生ビールからのお銚子2本。
 
黒豆と梅麩なんて、お正月の続きかな?みたいな前菜もあったものの、今日は赤みが強い庄内豚の胡麻鍋が出てきたり、蕗味噌の銀鮭焼きが美味しかったり。
 
先附
鮪山掛け わさび
前菜
南瓜煮 ローストビーフ 有頭海老チリソース 烏賊糀和え 黒豆串 公魚胡麻 梅麩
造里
サーモン 帆立貝柱 刺身こんにゃく 妻一式
焼物
銀鮭蕗味噌焼き こごみ ライム はじかみ
炊合せ
鶏新丈 揚げだし茄子 むき海老 しし唐 赤卸し
鍋物
庄内豚とキャベツの胡麻鍋
酢の物
うるいと蛍烏賊 辛子酢味噌 あん肝 赤かぶ
食事
山形県産はえぬき
椀物
蔵王温泉名物 からから汁
香の物
おみ漬 赤かぶ漬
水物
桜小餅 苺 みかん
 
いつも楽しみな汁物、今日は蔵王名物からから汁。
 
ベースはけんちん汁、そこに酒粕と唐辛子が入った、とても身体が温まる汁物で、この宿の定番汁物の1つ。
 
豚肉、豆腐、ごぼう、人参、大根、こんにゃく……かな。元々の名称は"蔵王権現からから汁"だったそうで、唐辛子の代わりに豆板醤入れたりすると。なるほど。
 
で、日に一度は乳製品摂らないと狂おしい気持ちになってしまう私はそろそろ限界で、宿近くのコンビニで「酪王牛乳アイスクリーム」を買ってきて、夕食後の風呂上がりに皆でもぐもぐ。
 
見たことない品だからてっきり山形のだと思ったら、福島のメーカーだった。
 
宿の部屋の小さな冷蔵庫には小さな冷凍庫スペースもあってアイスも無事入れることができて。夕飯前にコンビニ覗いて「アイスを買います!」と言い出した私に「あー、乳製品ね……」「お母さん飢えてるんだね……」とだんなと息子が温かいまなざしで見てくれたことに笑ってしまった。ええ、乳製品、恋しいんです。
 
初めて食べた酪王牛乳アイスクリーム、ミルク感濃厚でとても良かった。