2025年9月12日金曜日

ジェラート屋なのか焼肉屋なのか

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「ランチパック」の
 コロッケとスクランブルエッグ風 1切れ
 ピーナッツ 1切れ
梨(千葉県産幸水)
パイナップル(台湾産 牛奶鳳梨)
アイスカフェオレ
今朝は、スーパーで見かけたランチパック"コロッケとスクランブルエッグ風"をだんなと半分こしつつ、定番のピーナッツも半分こ。
 
スクランブルエッグ"風"って何、とちょっと笑ってしまいつつ。
 
そして今日のフルーツは、初めて買ってみたミルクパイン(牛奶鳳梨)という台湾産パイナップル。
 
台湾ミルクパイン(台農20号 牛奶鳳梨)は、ハワイ種のパイナップルを台湾で改良した希少品種で、白い果肉と柔らかい食感が特徴です。
甘さと酸味のバランスが良く、芯まで食べられることが魅力で、台湾でも一部地域でしか栽培されていません。
 
ですって。端の方はなかなか酸っぱかったものの、中心あたりは甘さもしっかり、でも酸味もほどよくあって味のあるパイナップルという感じ。おいしかった。
 
そしてこちら、だんなが昨日GranStaで買ってきてくれた、とてもおいしいものー!
 
BURDIGALA TOKYO」のGranSta限定"BURDIGALA焼き菓子詰め合わせ缶"、「TABETE」の出品で買ったら通常価格3456円が半額以下の1600円!
 
ただし賞味期限は購入の翌日と、フードロス目前のための投げ売り商品だったりする。
 
元来の賞味期限は製造から2週間とのことだけど、自家用で食べる分には賞味期限は目安程度のものなので。少なくとも私は全く気にしない。
 
内容は、
 
ガレット・ブルトンヌ
甜菜糖を使用し、バターの風味豊かに仕上げた、ブルターニュ地方の伝統菓子
サブレ・ナンテール
サックリとした食感。バターとアーモンドの風味が豊かな焼き菓子
ビスキュイ・ショコラ マカダミア
発酵バターを使用したサクサク食感のココア生地にマカダミアナッツを練り込みました。ほんのり効かせた塩味がアクセント
グリュ・ド・カカオ
チョコレートとカカオ豆のローストを練り込んだほろ苦いサブレ
パリジェンヌ
たっぷりのベターと甜菜糖を使用したシンプルなクッキー
フロランタン
サブレ生地の上にヌガーにしたアーモンドを敷き詰めた香りが香ばしいフィレンツェの伝統菓子
プラリータ
香ばしいアーモンドに砂糖をコーティングして仕上げた心地よい食感のお菓子
金平糖
「甘い時間を長く過ごして」という意味がこめられています
 
と、金平糖は飾り程度の数粒で、左上と左下がフロランタン、右上と右下がプラリータ、そして中央十字に5種類のサブレやクッキー。
 
昼間に食べてみたら、普通にちゃんと、というか、すごくちゃんとおいしいクッキーだった。
 
これがこんなに入って1600円だなんて、もう2億個くらい食べたいお気持ち。
クッキー缶、大好きだけどもうここ1年くらいは手が出せないほどにお値段が良くなっていたものだから、うれしいなあ。うれしいなああああ。
 
船橋海神「プレミアムカルビ」にて
 プレミアムコース大人 2×\3780
 ソフトドリンク飲み放題 \450
 ALLドリンク飲み放題 \1480
 ビール(プレミアムモルツ) \530
今日の息子は外食で、そして夕飯合わせで帰宅できただんな、「焼肉に行きませんか」と。
 
数週間前から「焼肉行きたい」は言い続けていた(私も言っていた)のだけど、いよいよ我慢ならなくなったみたいで、なら行ってみたいと思っていた「プレミアムカルビ」に行ってみませんかということに。
 
我が家の最寄りのお店は京成線沿線の海神店。以前テレビでこのお店の自家製ジェラートやスイーツがおいしいと放映されていて行ってみたいと思っていたのだった。
 
母体は「業務スーパー」でお馴染みの神戸物産なのだそうで。
 
熟成肉や焼きしゃぶなども注文できる、中庸のコースは100分食べ放題(ラストオーダーは80分)で3780円。
 
赤々とした色合いがちょっと怖いけど、写真の右側が"本日の食べごろ 壺漬け1本カルビ"で、左が"上カルビ 特製醤油だれ"、だったかな。
 
肉に関しては、すごく悪くもないけどすごく良くもないという感じで、これだったら「かみむら牧場」の良いめのコースの肉の圧勝だなあという風ではあって。
 
で、やけにかわいい見た目の、サンチュ用の"彩り巻き野菜6種類盛り"といったものもあったりして。
 
全て卓上のタブレットで、キムチからナムルから、少量ずつ色々頼めるのは良かったし、比較的料理も早く出てきたと思う。
 
けど悲しいかな、肉以上に、調味料があまり美味しくなくて。
きゅうりやキャベツにかかっている塩だれあたりがいかにもな業務用のたれの味そのものなのだけど、それがげんなりするくらいにはおいしくなかったのがとにかく残念だった。
 
それでもまあまあ色々食べて、
 
  • 上カルビ 特製醤油だれ
  • 本日の食べごろ 壺漬け1本カルビ
  • 牛焼きしゃぶ×2
  • 本日の食べごろ カルビステーキ
  • 牛ハラミ 特製醤油だれ
  • 牛ホルモン 白ごま七味山椒塩
  • 上カルビ 特製醤油だれ
  • ひとくちハラミステーキ 塩胡椒
と、肉ものは9皿、
 
  • サンチュ×3
  • サンチュ味噌
  • 彩り巻き野菜6種類盛り
  • ニンニクのオリーブオイル焼き
  • 旨辛白菜キムチ
  • 旨辛アボカドキムチ
  • 胡麻たっぷり豆もやしナムル
  • 焙煎胡麻塩キュウリ
  • 焙煎胡麻塩キャベツ
  • THE プレミアムビビンバ
  • ふわふわ玉子スープ
と、野菜や一品料理もそれなりいただいて。
 
でもやっぱりこの店のウリは、お店の人がよそってくれるジェラートコーナー(今日の一番上の写真)と、このデザートビュッフェコーナーなのだろうな。
 
公式サイトでも、季節のデザートビュッフェ自家製ジェラートの案内がそれぞれあって。
 
かわいいサイズ感はありがたく、食べたのはイタリアマロンのショートケーキ、窯焼きチーズケーキ、スイートポテトとりんごのコンフィ、フィナンシェ、プレミアムプリン、ペシュバニーユ、ぶどうヨーグルト、ラフランスのジュレ、といったところ。
 
これも当然ながら業務スーパーで扱っているゼリーの素とかプリンの素だったりを使っている風な感じで、残念ながら見た目ほどにはおいしくなかった。
 
プリンもゼラチン入りっぽい歯触りで、フィナンシェやチーズケーキもいまいち……というのは、昼間においしいクッキーを食べてしまったせいなのかもしれないけれども。
 
でも、ジェラートはとっても美味しかった。
 
18種類ものジェラートは本当に圧巻で、期間限定フレーバーは
8-9月:パイナップル、ライムミント、くるみとメープルシロップ
9-10月:いちじくマスカルポーネ、マスカットオブアレキサンドリア、キャラメルマロン
 
その他定番品として並んでいたのが、
プレミアムミルク、ピスタチオ、チョコバナナ、キャラメルサレ、宇治抹茶、イチゴ、フランボワーズ、完熟マンゴー、直七、ほうじ茶ラテ、青梅、チョコミント
と、種類豊富。
 
ここは季節ものをとキャラメルマロン、いちじくマスカルポーネ、パイナップルをいただいたけど自然な味でこれは何個でも食べられそうなおいしさだった。
 
結論:プレミアムカルビは、焼肉も食べられるジェラート屋さん。
 
そう思うと腹も立たない……いや、でもなんだかんだ1人5000円はしたわけで、そうまでしてジェラートばかりを食べたいわけではないしなあ。
 
我が家的には、食べ放題焼肉店として"ちょうどいい"感覚なのは和民系の「かみむら牧場」ということになってしまいそう。

2025年9月11日木曜日

簡単カレードリア

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「TRUFFLE mini」の
 八ヶ岳とうもろこしの自家製マヨコーン \380
「吉田パン」の
 あんマーガリン \220 1/4本
 ジャムマーガリン \220 1/4本
白桃(山形県産 あかつき)
アイスカフェオレ
朝ごパンを買ってきてください……、とだんなにお願いしたところ、「前に食べたいって言ってたの、これ?」と、だんなが「TRUFFLE mini」のコーンパンを買ってきてくれた。
 
そう!これです!これ!ありがとう……!と、昨日は家から一歩も出なかった(出られなかった)私、感謝の踊り……すら踊れないほど、まだ体が痛いのであるけれども。
 
それと、これは家族で分けて食べようねと、具体的には1/4切れずついただいた、 「吉田パン」のあんマーガリン、ジャムマーガリンと。
 
"八ヶ岳とうもろこしの自家製マヨコーン"、
 
八ヶ岳の太陽をたっぷり浴びて育った、シャキッと濃厚で甘いとうもろこしと、自家製マヨネーズを贅沢に使用したマヨコーンのパンです。
 
一口頬張れば、ジューシーでシャキッと弾ける粒の食感と、たまねぎをアクセントにさらにコーンを使用した自家製マヨネーズの優しいコク。ほんのり色づく焦げ目は、とうもろこしの香りをより香ばしく引き立たせます。
 
しっとり口溶けの良いバターロールの生地とマヨコーンとの一体感と共にお楽しみ下さい。
 
焼きとうもろこしを思いっきりガブっとかぶりつくような夏の一品です。
 
という、Truffle BAKERYの新しい開発拠点、南八ヶ岳で生まれた新商品の1つとのことで。
 
かなりリッチな味わいのバターロールの中にもコーンが詰まっていて、表面にも塊の焼きとうもろこしが乗っているという、コーン好きにはたまらない品だった。
 
自家製マヨネーズと、玉ねぎの風味もとても良くて、御馳走感のあるコーンパンだった。これは幸せ。
 
今日は午後から荒天の予報だったから午前中のうちに買い物済ませ、午後には東京方面から雷の音が盛大にし始めて。
 
おおおーと思っているうちに、1時間ばかり、なかなかにすごい豪雨に見舞われた。それでも千葉あたりはかなり穏やかな状況だったらしく、リアルタイムでニュースで流れていた状況は、目黒あたりの川が溢れたり停電だったり羽田空港では数百便単位で欠航になったりで大変だったみたい。
コールスロー(スーパー惣菜)
カレードリア
麦茶
今日は息子と2人の夕御飯。
缶詰ベシャメルソースが半端に残っていたので、これでパスタか何か……と思いつつ、「卵落としたカレードリア的なものが食べたい」という気持ちが湧いてきて。
 
ドライカレーっぽいの自分で作ろうかないやちょっと面倒だなと、スーパーにキーマカレーのレトルトがあったのを幸い、それで簡単に済ませることにした。サラダもコールスロー買ってきて、で、おしまい。
 
せめてもと、ご飯炊くついで、刻み玉ねぎとコンソメとバターを入れてピラフ風に加工して、グラタン皿にご飯よそって外周にベシャメルソース、中央にカレー、真ん中くぼませて卵を割り落とし。
 
この状態で魚焼きグリルで3分ほど焼いて卵を少し固めてからシュレッドチーズたっぷり散らして更に数分。
 
魚焼きグリルでグラタンを焼くのは、ピザ窯とまでは言わずとも、サラマンダーで炙っている風になるので、オーブンよりもおいしくできるような気がする。器へのこびりつきはまあまあ激しくなってしまうけれど。
 
「……おお、思った以上においしくできた」
「これ、いいね」
 
選んだカレーも似合いのものだったというのもあるかもだけど、これはなかなかおいしかったな。

2025年9月10日水曜日

大阪帰りの551祭り

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「551蓬莱」の
 豚まん
アイス烏龍茶
大阪旅行、最後に買った「551蓬莱」は案の定どっさりで。
 
豚まん12個、焼売6個入り×2箱、甘酢団子1パック。
それでも11月にまた来るしと幾分自重した感はある。
 
難波の店と通販でしか買えないあんまんのために、欲しいと思ったら軽率に通販すれば良いのよねと思いつつ、あの551の赤い看板を見てしまうと、つい血湧き肉躍ってしまうのだった。仕方無いね。
 
というわけで朝食は早速に豚まんもぐもぐ。
 
お店の推奨ではないけれど買うと真空パックにして冷凍してしまっている豚まん、でもやっぱり冷凍しないで食べた方がおいしいというのは、すごくある。
旅行翌日だけのお楽しみというやつで。
鯖の塩焼き玉ねぎ和え
「551蓬莱」の
 焼売
 甘酢団子 酢豚風
「神宗」の
 おにぎり塩昆布 ごま入り
干貝雪菜濃湯(康寶)
羽釜御飯
ビール(サントリー ザ・プレミアムモルツ マスターズドリーム)
今日は笑っちゃうほどに全身筋肉痛。
 
なんだか肩が痛いし、何より足首が痛くて、これはあかん……と買い物にも出られず、普通に出勤しただんなに「明日のパンをよろしく……」とお願いしてしまう始末で。
 
幸いにして冷蔵庫にそれなりの野菜があったし、昨日買ってきた551のあれこれで夕飯作れる……!と、夕飯は買い物に行かず、手持ちのものだけで整えてみた。
 
551の甘酢団子はいつも通り、油通しした玉ねぎ、ピーマン、人参と合わせて酢豚風。焼売も12個買ったうちの6個出して、そして「神宗」の、今回初めて買ってみた"おにぎり塩昆布 ごま入り"も食卓に。
 
この塩昆布、期待以上に扱いやすくておいしくて、ものすごくご飯泥棒な危険な味わいだった。いつもの角切りの塩昆布も良いけど、私、こっちの方が好きかもしれない。
 
公式サイト内の「人気料理コラムニスト 山本ゆりさん考案!アレンジレシピ」によると、アボカドサーモンの塩昆布ポキとか、やみつき塩昆布なすとか、それはおいしそうみたいなのが色々あって。冷や奴に乗せるのも確かにおいしそうだなと。
 
もう1つ副菜が欲しいなと出したのは、瓶詰の"淡路藻塩を使用した皮まで美味しい鯖の塩焼"(これ)。
 
京成船橋の駅構内の物産コーナー、終売間近なタイミングで3アイテム1000円の投げ売りになっていたのを買ったのだけど、通常価格は600円くらいするお高い品だったみたい。缶詰ではなく瓶詰というのが面白い。
 
割と塩気のある鯖だったから、新玉ねぎスライスと混ぜたらほどよい感じでおいしかった。
 
今日は全然日常に戻れなかったけど、明日は戻れるといい、な……(しかし全身が謎に筋肉痛……)。

2025年9月9日火曜日

万博2日目!

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天王寺「大阪マリオット都ホテル」クラブラウンジにて
 朝食ブッフェ
大阪3日目、万博2日目の今日、クラブラウンジ朝食は、おいしそうだったパンケーキあたりもスルーして和食一辺倒にしてみた。
 
なぜかたこ焼きまでメニューにあったから、そっと2個持ってきてみたり。
 
昨日おいしかった牛ごぼう煮は残念ながら無かったものの、焼き魚は鰆、卯の花、筑前煮、蓮根煮、若竹煮にお豆腐と、今日も素敵な組み合わせ。
 
日替わり卵料理は"ほうれん草とベーコンのフライドエッグ オーロラソース"で、そして昨日よりもフルーツがおいしかったように思う。
 
オレンジ、ピンクグレープフルーツ、メロン、パイナップル、そして今朝はLG21の無糖ヨーグルトも貰ってきて、パンコーナーではちみつたっぷりかけてきていただいた。
 
せっかくの八代目儀兵衛のお米、卵コーナーから生卵貰ってきて卵かけご飯にしてみれば良かったかな……。
大阪万博 「大阪ヘルスケアパビリオン」にて
「ほっかほっか亭」の
 ポークたまご 単品 \790
 海苔弁セット \1100
「SMILE ALE」の
 ビール(ヴァイツェンスタイル) \1200
とにかく過酷な万博入場列。
 
9時入場のところ、あえて10時近くに行けば比較的すんなり入れるらしい……というライフハックを試してみるも、到着時、やっぱりゲートは100mほどは先の状態で、昨日50分、今日40分と、誤差程度しか縮まらなかった。
 
本当に、この入場で人死にが出そうなほどにしんどかった今日は、昨日より明らか気温も高く、そして事前情報で知ってはいたけれど入場者数も多かった。
 
今日は唯一、3ヶ月前抽選でオランダ館の予約だけが入っていて。
 
というわけで、今日もゆるっと入れそうな館だけ行ってみようと、最初はマレーシア館に。
 
午前中に入る分には、20分も待たないくらいで入ることができた。
 
けれど当日予約のサイトはほとんど繋がらず、LINEでの抽選予約を受け付けていた住友館も全く当たらず、まあそんなものよねーと。
 
そうして入ったマレーシア館、期待以上に楽しかった。
 
入館して最初に広がっているのは、食品サンプルを並べたローカル屋台の光景で、各地の料理の特色を紹介がとっても素敵。
 
マレー語圏ということでマレーシアはインドネシアにとても近い文化で、
「あ、これ、ナシチャンプルーっぽい」
「これナシアヤムだって」
などと、盛り上がってしまう。
 
フロア中央には繁華街のミニチュア展示もあって、アジアあるあるな、ホーカーズっぽい吹き抜けの屋台の光景だったり、この写真は家具屋さん?
 
とても精巧で面白かった。
 
もうね、正直、環境問題だの世界平和だのエネルギー問題だのは「わかった、わかったから……」という感じになりつつあったものだから。
 
そして吹き抜けホールには、 竹とラタンで作られた、"調和の木"。
 
葉っぱはそれぞれ先住民族が色に意味を持たせて手織りで編まれたものなんですって。
 
きれいきれい。
 
そして次には、もうアジア繋がりということでフィリピン館。
 
入場するとこんな感じにぴらぴらがぶら下がった森的なところで光のショーがあって。
 
展示のメインは、18の地方を現すタペストリーで、プロジェクションマッピングを活用した"動く織物"が不思議な調和で美しく。
 
この、民族衣装を並べた立体的なタペストリーがかわいくてとりわけ好きだった。
 
で、こちらは子供に人気だったのだけど、横長のスクリーンの前に立つと、魚や植物、フルーツ、花といったキャラクターが現れ、自分の動作とシンクロして動いてくれるコーナー。
 
手を動かすだけじゃなく、足もキックとかするとちゃんと反応するものだから楽しくなって、汗かいてまで動いてしまった。この華やかな色のセンスがいかにもかの国らしくて良かったなあ。
 
で、このあたりで少し早いけど休憩しておこうと彷徨うも、昨日以上に冷房の効いたスポットには入れそうにはなく。
 
大阪ヘルスケアパビリオン」には併設のフードコートがあるからと行ってみたら、さっくり買える品が色々あったので、屋外席で簡単に昼食を済ませることになった。
 
こちら、「ほっかほっか亭×EXPO2025」提供の、未来のお弁当"ワンハンドBENTO"だそうで。えーと、でもつまり、おにぎらず?
 
あまりに会場内飲食が高値だから、ポークたまご790円すら良心的に思えてしまい、そしてだんなの"海苔弁セット"は、ハッシュポテト1個と唐揚げ2個つき。
 
缶ビールも買えたものの、屋外席近くには「SMILE ALE」というアサヒグループと大阪府との共創ショップがあって、廃棄食品を使ったビールが飲めるのだそうで。
 
今日の提供は、パンを使ったヴァイツェン風と、ぶどうを使ったフルーツエールですって。
 
大阪の製パンメーカーの出荷できなかったコッペパンを原料に使用。 小麦由来のふんわりとした香りが広がり、軽やかで飲みやすい味わいが特徴。 マイルドでフルーティな香りをお楽しみください。
 
とのことで、優しい味で良い感じ。
 
ごくごく飲めてしまったものだから結局足りず、大手メーカーの生ビールを追加で飲むことになってしまったのだけど、ここでしっかり水分補給しておいて良かったと心から思うことになったのだった。35度超の屋外を歩き続けるのは、まことに苦行。
大阪万博 シンガポール館の
 マーリーのアイスバー(ライチ) \750
元気が出たところで午後はベトナム館!と向かってみたところ、今日はナショナルデーで午前中は閉館しているとのこと。
 
隣接のホールで写真展とかやってるよーと言われたので、冷気を求めて「フェスティバル・ステーション」を訪れてみたら、これがなかなか楽しい空間だった。
 
大阪府?大阪市?の展示なのか、タイガースユニフォーム着ているスタッフさんたちが、大山のホームランバットなどを展示している一角があったり、奥では告げられた通り、ベトナムの写真展をしていたり。
 
折り紙ワークショップでは、ベトナムの花を折ったら空くじなしのくじ引き(特賞はホテル宿泊券!)に参加できて綺麗な栞を貰えたり、ホイアンのプレゼンテーションブースがあったり。
 
日本語は話せないらしいスタッフのお姉さんに、「去年ダナン行ったよ、ホイアンも行ったよ、最高だったよ」とだんなが英語で話しかけたら、「お茶は好きですか?」と告げられ、お茶大好きだよと答えたところ、非売品の展示用のお茶をざかざかいただいてしまった。
 
VIỆT TÚ」はAI執事に尋ねたところ(日本語サイトがほとんど無かったので……)、大衆ブランドではないものの、ベトナム茶ブランドで特別感のある高級路線で国際市場に出つつあるブランドらしく。
 
黒いパッケージはÔ LONG ĐƯỜNG HOAで、烏龍茶、オレンジはBÍCH LOA XUÂN ĐƯỜNG HOA、碧螺春(ピロチュン)。
 
で、緑の"HỒNG MẬT ĐƯỜNG HOA"は、これ、ロータスティー?蓮茶?で良いのかな。緑茶に蓮の花の香りを移したフレーバーティーだそうで、これが一番馴染みがないかも。嬉しいなー。
 
そして同じホールでは「ユネスコ無形文化遺産に登録された"伝統的酒造り"等をPRするブース」なるものもあって。
 
『もやしもん』の石川雅之さん書き下ろしのパネル展示等があって、アンケートに答えればシールやポストカードをプレゼントとのこと。
 
わーいオリゼーとセレビシエだーと、これも勿論、いただいてきた。かわいいかわいい。
 
で、その後は西ゲートに向かいつつ、入れそうなパビリオンに入ろうかとしつつも、コモンズ館ですら入口に行列が。
 
あかーんとなりつつ、だんなが唯一アフリカでの出張で行ってきたセネガル館は入ってみた。
 
セネガル相撲のムービーだったり、爬虫類皮の工芸品の展示だったり、僅か座れる休憩スペースにはもちろん、人がぎゅうぎゅうで。
 
ライオンと共に触れあえる(?)パークの宣伝なんかもあったりして、頭ごりごり押しつけてくるライオンの映像に「猫だな」「あれは猫だね」なんてハートフルな気持ちになったりした。
 
いいなー。ライオン、撫でてみたいな……。
 
で、その後の1時間くらいは一番暑い時間帯でへとへとになってしまって。
 
大屋根リングの下のベンチに座れたのを良いことに、呆然とうたた寝していたりした。そんな人たちがまわり中、という感じ。
 
最後のパビリオン予約は15時半で、他のところに行くこともできないねえとなりつつ、そういえばシンガポール館の脇にアイスバーあったね?と。
 
予約のオランダ館に行く直前、食べたアイスバー、お値段750円!
 
マーライオンのゆるキャラ、マーリーちゃんのアイスバーはさっぱり味のカラマンシーは売り切れだったものの、どれもおいしそう。
 
マンゴーと悩んだ末にこちらにしたライチ味がとっても美味で。
 
ライチ味のお菓子だったりお酒だったりは日本のメーカーでもあるけど、わざとらしい香料臭さが苦手だったところ、このアイスバーはほんっとにおいしかった。だんなが買っていたミルクコーヒーも自然な甘さで。
 
そして私達の今回の旅行、最後の目的地、オランダパビリオン。
 
入口にはミッフィーちゃん。展示のそこここにもミッフィーちゃん。売店にもミッフィーちゃん。
 
ミッフィーちゃん好きにはたまらない空間が広がっていた。
 
オランダパビリオンのアンバサダーが、ミッフィーちゃんなのだそうで。
 
こんなパネルと共に、1階館内には身長120cmほど(耳まで入れると180cm超くらい)のミッフィーちゃん像もあった。
 
実際の展示はというと、こんなプラスチックボール(オーブ)を渡され、Bluetoothで色などが連動するこれを抱えて水を溜めたりエネルギーチャージしたり……で、最後はドーム状の映像見つつ、水の国、オランダならではの視点で地球環境を考えていきましょうねー……みたいな。みたいな。
 
最後の演出が、もうちょっとあるのかなと思ったところ、すん……って感じに終わったのがちょっと残念だったかなー。
 
こちらは最後の売店のところにいた、瀬戸物……、和風?と思いきや、オランダのデルフト焼きのミッフィーちゃん。多分これは非売品。
 
同じくデルフト焼きのニシンは販売されていて、かわいかった。我が家のインテリア的には全く似合わない方向ではあったけども。
 
と、そんな感じで我が家の万博2日間は終わったのだった。帰りはあらかじめ予約しておいた天王寺行きのバスに、西ゲートから乗り、駅の混雑に巻き込まれないままホテルに帰還。
天王寺「元祖大阪梅田ミックスジュース」の
 定番ミックスジュースM \340
で、天王寺交差点でバスを降りて、「どう行けばホテルに戻れるのかな?」と地下街に入ったらあいにくあべのハルカス方面へは繋がっておらず。
 
けど眼前、ミックスジュースのお店があって、「あ、飲む」と急遽ジュース休憩(立ち飲み)を。
 
「これ、梅田の阪神電車の改札のとこあるスタンドだよ」
「おお……!本家本元じゃん……」
 
やった、良かった、飲めた、と感動しながら口にし定番ミックスジュース、もう間違いのないおいしさだった。
 
基本は桃缶の味なのだけど、なんか色々、おいしくて。
 
他にはブルーベリーミックスジュース、スイカミックスジュース、ゴールデンパインミックスジュースといったものもあってパインも絶対おいしいだろうなと思ったものの、やっぱりここは定番で。
新大阪駅「大阪のれんめぐり」内「ねぎ焼やまもと」にて
 すじねぎ焼 \1350
 セット生ビール \530
ホテルに戻って顔洗ってなんなら腕あたりまで洗って、濡らしたタオルで全身拭いて上下着替えたらやっとさっぱりできた心持ちで。
 
天王寺いる間に、「ここならそんなに混んでないよね」と「551蓬莱」の豚まんやら色々買って、夕飯は大好きな梅田の「お好み焼ゆかり」に寄ろうとするも、あいにく満席。
 
新幹線は1時間半後。
待っているほどの時間はないねととりあえず新大阪に向かおうとすれば、非常ボタンが押されたとかで、12分車内ですし詰め状態に。
 
かなり這々の体で新大阪に辿り着き、なら夕飯はこれで良くないか?と、新幹線改札内にある「大阪のれんめぐり」に寄ってしまうことにした。
 
くくるだとか、だるまだとか、今井だとか、知ってるお店だらけの幸せスポットで、でもやっぱり好きなのはの「ねぎ焼やまもと」。
 
すじねぎ焼(今日の一番上の写真)に、いくらか割安になるビールつけて、やっと涼しいところで、座って、あったかくておいしいもの食べられた……!と感動の基準がおかしくなってしまいながら、すじたっぷりこんにゃくたっぷり葱たっぷりのお好み焼きのようでちょっと違う、醤油味の"粉もの"をおいしくいただいた。
 
次は11月の「こーば」イベントだ、と関西に別れを告げ、帰りの新幹線はほぼほぼ爆睡。
 
帰宅は23時過ぎ、おつかれさまでした……いやー、疲れたわ……でも楽しかったわ……。そして猫が不機嫌ですわ……。

2025年9月8日月曜日

大阪万博1日目!

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天王寺「大阪マリオット都ホテル」クラブラウンジにて
 朝食ブッフェ
あべのハルカス、「大阪マリオット都ホテル」に滞在の朝。
 
クラブラウンジはこんな感じに吹き抜けで樹木まであって、心地良い開放感。
 
席数も相当数あって、混雑時には60分だか90分だかの時間制限を設けることもあるとのことだったけれど、日曜午後や日曜夜でも快適に利用することができていた。
 
朝食もブッフェスタイルの料理提供開始の7時もまあまあ空いていて。
 
ミニサイズのデニッシュ類も豊富で、パンのおかずも色々あったし、何より卓上の用紙でオーダーする(出来上がったらテーブルに持ってきて貰える)卵料理がなかなか良かった。
 
焼き加減の選べる目玉焼きに、オムレツの項目にはチェック項目で具材を色々選ぶことができる。
 
ミックスチーズ、チェダーチーズ、グラナ・パダーノ、ベーコン、ハム、蒸し鶏、ほうれん草、じゃがいも、パプリカ、トマト、オニオン、ですって。
 
更に日替わりの卵料理もあるらしく、今日は"半熟卵とマカロニのグラタン トリュフの香り"。
 
提供までかなり時間がかかったものの、これもおいしかった。
 
というわけで、昨夜が軽めだったこともあって、しっかりパンを貰ってきたり。
 
デニッシュがパイナップルだったので、これは食べねばと思ったのだった。
 
でも、豆腐やわかめ、なめこにお麩にと具材を好みで入れられる味噌汁や、炊飯器のご飯の脇には「 八代目儀兵衛」の札が。
 
そうか、「ウェスティン都ホテル京都」と同じくここも八代目儀兵衛かと思うと、つい、米飯も欲しくなってしまうというもので……というか、おかず類は和風の方が充実していたかもしれなくて。
 
鯖の塩焼き、出汁巻き卵、牛ごぼう煮、筑前煮、おくらの胡麻和え、若竹煮、茄子といんげんの含め煮、といったところ。
 
出汁巻き卵は京都の圧勝だったけれど、でもどれもちゃんと手がかかった風な料理でおいしかった。
 
これは、明日は和朝食にするかなあ。
 
ゆったりめに、終盤に供された"半熟卵とマカロニのグラタン トリュフの香り"もおいしく食べて、食後のフルーツはオレンジ、ピンクグレープフルーツ、メロン、パイナップル。
 
フレッシュジュースはオレンジのみで、あとはボトル入りのブラッドオレンジジュース、ピンクグレープフルーツジュースあたりがあったかな。
 
缶飲料のコーナーにサンガリアの"みっくちゅじゅーちゅ"があったことに笑ってしまった。
 
食後は部屋には戻らず、そのままお出かけ。今日明日は大阪万博!
 
招待券を1日分いただけてしまったので、それと合わせてもう1日分買って、2日ばかり楽しんで来ようという趣向だったのだけど……9月になってなお予想最高気温は35度。
 
大丈夫かなと戦々恐々としつつ、朝のコンビニにはこんな感じにタイガース優勝のスポーツ紙セットを売っていて、だんながうきうきと購入していた。
大阪万博 ベルギー館の
 ベルギー風フライドポテト \1000
 リエージュワッフル プレーン \700
 ビール(ヴェデットエクストラホワイト) \1500
 ビール(ステラアルトワ) \1200
話には聞いていたけど、万博は思った以上に過酷だった。
 
時間指定の入場は、行列についてから入場するまでおよそ50分。
 
炎天下の中、立ちっぱなしでいる時間がけっこう長く、万博中、これが一番過酷な時間だったように思う。初手からいきなり汗みどろ。
 
9時からの入場券で、到着が8:48、入場できたのが9:40とか、そんな感じだった。
 
ともかくも、無事に入れましたよーと、ミャクミャク様オブジェ前で皆が記念撮影する中、そっとミャクミャク様のお尻を撮影している私。
 
尻尾も目玉なんだよね。かわいい。
 
というか、まあまあ気持ち悪い感じのキャラデザだと思うけれど、もう皆見慣れたのか、万博に来る人はミャクミャク様グッズを身につけている人が半数くらいという体感。
 
かくいう私も1つだけ、ミャクミャク様グッズを買って帰る野望はあったりする。
 
で、入場後は、ともかくイタリア館の行列に行ってみる?と目指してみたのだけど、3時間待ちほどの大行列に断念せざるを得ない感じに
 
ですよね知ってたーと、今日は事前予約も全く取れていなかったので、入れそうなところに入ってみようと、すんなり入れそうなベルギー館に入ってみた。
 
緑の多い素敵な展示、主な内容はワクチン製造の紹介などをするとても真面目なものだったけど、入場時、こんなビスケットを1人1個貰ったりして。
 
説明のお兄さんが「まいどオオキニ~」って大阪弁で挨拶してきたのが面白かったな。
 
で、ベルギー館と言えば、「フライドポテトがおいしい!」「ワッフルがおいしい!」と、そのあたりも名物らしく。
 
お昼になって混み合う前にと(それでも10人以上並んでたけど)、水分補給もかねて食べることにした。
 
とはいえ、ポテト1000円、ワッフル700円、巷では500円くらいで買えるはずの瓶ビールも1500円。万博価格、おそるべし。
 
高い……と嘆きつつも口にしたポテトにワッフル、ビールは、それでもどれもとてもおいしかった。
 
ポテトもっちもち、ざらめ糖のじゃりっと感のあるワッフルも、ほんのり違う風味だったりして。
大阪万博 「神戸養蜂場」の
 マンゴーかき氷 \1500
こちら、西ゲート近くのガンダムさん。
 
不思議なポーズをしていらっしゃる……と、写真をぱちり。
 
あいにくだんなも私もガンダムには全く興味が無いのだけど、ガンダム館も予約制、当日予約も空きが出ても秒が埋まる人気っぷりだった。
 
というわけで、なんとなく、馴染みのある国のパビリオンを見て歩こうかと、2つめはインドネシア館に。
 
「予約なしですぐ入れる」万博インドネシア館が突如トレンド入り→その後、変化は? マツコ&村上信五が絶賛「行きたくなったわ」という謎の人気を醸していたのであるらしい(後で知った)インドネシア館。
 
20分ほどは並んだのかな。「ススンデクダサイ♪ツメテクダサイ♪ススンデクダサイ♪」とラップ調で案内する兄さんがとても楽しかった。
 
展示は序盤がジャングルのような(でもとっても涼しかった)展示、からの、各地方の織物の紹介だったり、面白かったのは地方の武器の紹介だったりして。
 
「おお……ククリ刀みたいなのがある……かっこいい……」
などと話しつつ、最後は影絵(ワヤン・クリ)のドキュメンタリー映像みたいなのをホールで鑑賞。
 
インドネシアならではのガムランやジェゴグの音が浴びられて幸せだったな。
 
で、なんとなく西ゲート界隈をうろうろして、次はシンガポール館に。
 
まんまるのドームは表面が赤い鱗状の金属板で覆われていて、これがそのまま円形シアターになっているという趣向だった。
 
シンガポール館は、入口入ったところの演出がとても好みで。
 
木々や蝶や鳥の切り絵状の白い板が大量に天井から吊るされていて、とても涼しげ(実際涼しかった……生き返った……)。
 
万博ってどうしても、子供達の未来がとかSDGsだとか再生可能エレルギーがだとかになりがちで、だんだんそういうのがお腹いっぱいになってくるのだけど、"願いごと"を登録してドームに表示させるギミックが面白かった。混んでたからそこまではしなかったけども。
 
で、出たところで暑い、疲れた、座りたい……、とかき氷休憩。
 
神戸養蜂場」のフードトラックで販売していたマンゴーかき氷はお値段1500円。
 
わあーと思ったものの、マンゴー果肉どっさり乗っていてこのサイズで、マンゴーシロップもわざとらしくない味で、これはとてもおいしいものだった。
 
あからさま体温を下げることができて、とても良かったかき氷休憩。
大阪万博 「PAULANER IMBISS」にて
 カリーヴルスト \1500
 シュニッツェル \1800
 ビール(ヘフェヴァイス) \1700
 ビール(ホルツァービア) \1800
多少元気が戻ったところで、午後には大屋根リングの上に上ってみた。
 
こんなの絶対間に合わないでしょと言われていた巨大建造物、実際行ってみるとほんとにほんとに大きくて。
 
ぐるりと半周くらい歩いてみたけど、リングの上も下も風が通って気持ち良かったし、リング下の日陰はベンチがみっしり並んでほどよい休憩所にもなっていて。
 
リング上の通路は段差をつけて複数伸びていて、こんな感じに花畑になっていたりもした。
 
開催前は色々言われていた万博だったけれど、これだけ盛況だし、来ているお客さんも色々ぶーぶー言いつつも楽しそうにしているし、成功と言って世胃のでは、という肌感覚。
 
ところどころ、大屋根リングの下が覗けるような場所もあって、そこから見た景色がこんな感じ。
 
歩き歩いて西ゲート近くから東ゲートあたりまで戻ってきたところで、さすがに何かちゃんと食べた方が良いだろうと周囲を見渡して。
 
けど、海外パビリオン運営のレストランなどは入れるはずもなく、屋外でなく屋内で食べるのもなかなか大変という状況下、比較的人の少ないリングサイドマーケットプレイス方面に。
 
「ベトナム料理あるよ」
「うーん、好きだけど……」
でもこれじゃない感……と歩いていたら、ドイツビールのお店があって、「あ、正解みつけた」と。
 
昼にベルギービール、夕方にドイツビールってどんだけよと思いつつ、吸い寄せられるように「PAULANER IMBISS(樽生ドイツビールと洋食の店)」に入り、首尾良く席を立とうとしている人を見つけて「そこ、空きますか!?」と元気に声をかけ、無事座ることができた。涼しい場所で。ほんと、このひとときがありがたかった……。
 
みんな大好きカリーヴルストに、薄揚げカツレツ、シュニッツェル。(今日の一番上の写真)
 
これにもフライドポテトがついてきて、またお芋だ、と笑ってしまいつつも、いかにもドイツらしい白ビールを楽しんだ。ベルギーの白ビールはコリアンダーとオレンジピールの爽やかさがあってそれもまた最高だけど、ドイツビールの”飲むパン"という風なこっくり加減も大好きで。
 
で、元気が出たところで外周に沿っててくてく歩き、そこにあったのが「神農生活」の看板だった。
 
え?台湾?台湾なの?とパビリオンの案内を見れば、台湾の民間企業「玉山デジタルテック株式会社」が「TECH WORLD館」を出展していて、その併設ショップが「神農生活」だったという。
 
魯肉飯が1500円とか、これまたなかなかのものが売られていたのだけど、いくらかの土産物が売られている中、「郭桄甄ミニチュアアートスタジオ」による1/12スケールの台湾風景ミニチュア展示があったのが胸熱だった。
 
すごくリアルな台湾屋台や料理、雑貨のミニチュアに、今日一番カメラを構えまくっていたような気がする。
 
そして再び西ゲート方面に戻り、こちらは西ゲートのミャクミャク様……の、後ろ姿。
 
やっぱりお尻がキュートです。
 
そしてこちらはクロネコヤマトの宅配・手荷物一時預かりカウンターの一角にあった、「夢見るクロネコの世界」コンテンツ。
 
巨大クロネコちゃんがいたり、未来の顔認証機能を使っての宅配ボックス開閉体験とか、面白いものが色々あった。
 
で、土産物に入るにも十数分の行列が必要だった中、"のびねこ"のカワチさんの品があると事前に調べていたので、のびミャクミャクを求めて近鉄ショップに。
 
あったーありましたーのびミャクミャーク。
 
かわいい。満足。
しかも他の公式的なグッズは軒並高かったのに、のびミャクミャークは1体800円ほどとそれほどの値段でもなく。
 
そしてこの日最後の観覧は、「未来の都市」。
 
博覧会協会と12者の企業・団体が共創した「15アトラクションによる未来体験」が魅力的なパビリオンです、とのことで、かなり大規模な内容だった。
 
当日予約で取れたものだったのだけど、夕方以降は40分くらい並べば見られるような感じではあったのかな。
 
事前にスマホと連動させ、皆の選択で未来が変わっていくみたいなシアタータイプのイベントがあり、後半はまるでビッグサイトとかの産業展のようなノリで各企業が提供する未来都市の展示があって。
 
川崎重工の犬のような馬のようなロボット移動装置だったり、水素カーだったり、神戸製鋼所のピタゴラスイッチみたいな展示があったり。
 
面白かったな、と外に出ればもうすっかり陽も暮れていて、赤い月が出つつあるところだった。
 
昨日は皆既月食だったそうだけれど、とてもそんな時間には起きていられず、でも今日の月も綺麗だったな。
 
西ゲートからは地下鉄駅のある東ゲート方面まで「e Mover」という400円のバスに乗って、よろよろに疲れながら帰還した。
 
万博、パビリオンは21時までやっているということだけど、朝から来て夜その時間までは到底無理なお話だった。もうへっとへと……。
天王寺「昔洋食 みつけ亭」にて
 特製牛タンシチューのふわふわオムライス \1550
 レモンサワー \399
幸いにして、8時台に天王寺まで帰ってくることができ、そして駆け込むように目指したのがGU。
 
当初は、明日遊んでそのままの格好で新幹線に乗って帰るつもりでいたのだけれど、これほどに汗をかくのなら着替えて帰らなければ到底無理だということになり。
 
おしゃれ着などをと考えるよりもエアリズム的なものでしのぐのが一番だと、急遽シャツ買って、それで明日は歩くことにした。最後、ホテルのトイレででも体拭いて着替えて帰ろう、ということに。
 
そしてラストオーダーまであと数十分というところで駆け込んで食事したのが「昔洋食 みつけ亭」のオムライス。
 
洋食的なものが恋しい気持ちだったので、これ幸いと、私は"特製牛タンシチューのふわふわオムライス"に。
 
レモンサワーもつけて、レモンの酸味最高……と唸りながら、でも私にしては珍しく、疲れすぎて食欲が減退してしまっていて。
 
だんながおかずプレートにライスをつけなかったことを良いことに、「すみません、手伝ってください……」とオムライスを手伝って貰いつつ、万博価格に麻痺してしまった感覚では「オムライスにタンシチューかけて1500円とかって、安いよね……」などと思ってしまうのだった。
 
いやー、万博、大変。でも楽しかった。明日もがんばろ……。