大晦日は鴨鍋と

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「成城石井」の
 ホットビスケット
「BONIFANTI」の
 パネットーネ・マロングラッセ
みかん(静岡県産三ヶ日みかん)
カフェオレ
昨日に続き、「成城石井」のビスケットをつまみつつ、今朝はハムやソーセージな気分ではなくて、パネットーネ(まだいっぱいある……いっぱい……)を切って、みかん食べての朝御飯。
 
今日はもうあらかた年越しの食材も昨日買ってしまっているからと、予約済みの年越し蕎麦を「船橋しらぬひ」さんに受け取りに行くくらい。
 
だんなが行くよと言ってくれ、ついでにと昨日買わずに帰ってきてしまった「RINGO」の"HAPPY NEW YEAR BOX 2025"を買ってきてくれた。
 
中身はこの店定番の"焼きたてカスタードアップルパイ"と"できたてミルフィーユ〔カスタード〕"が2個ずつ、そして年明けから使えるこの2種のパイの引換券1枚ずつがセットになって税込み2025円。
 
アップルパイ1個分がお得になる福袋なんですって。
賞味期限はカスタードが今日、りんごが明日だそうだから、2日間で食べることにして。
 
で、今年は思い立って小豆を煮てみた。
 
自家製ぜんざい、長く食べていなかった気がして、今年は食べようかなと思い立って、年末の楽天スーパーセールで買った北海道産小豆をことこと炊いて。
 
水分若干多め、甘さは控えめ……、と、小豆と同量の上白糖を入れたのだけど、それだとほんのり物足りない感。なるほど、1.5倍入れろとレシピにあったのは真理なのだなあと思い知りつつ、上白糖450gとか、めちゃめちゃ怖いんですけども……(結局小豆300gに対して350gくらいにしておいた)。
天一インスタント麺
麦茶
そしてお昼は、秋あたりのポイ活で入手してあった、「天下一品」の袋麺、"サンヨー食品「名店の味 天下一品」"を食べることに。
 
「書かれてる通りに作るよ?」とだんなが言うのでいいよーと言っていたら、鍋に規定量の湯を沸かして麺を茹で、そのスープに調味料を次々入れて数秒煮て、みたいな、そんな独特な作り方なのだった。
 
漂う匂いはしっかり天一臭で、なかなかすごい。
 
手持ちの刻み万能葱の残りを散らして、焼き豚は「トンデンファーム」のものをスライスして、リッチに1人5枚ということで。
 
「あー……なるほど、カップ麺より麺とかはそれっぽいかも」
と言いつつ、でも天一インスタントなら冷凍麺が一番近いかな?とは。
 
というか、京都市のふるさと納税で家麺セット貰うのが一番の正義なのでは、などと思ったりして。
「RINGO」の
 できたてミルフィーユ〔カスタード〕
カフェオレ
そしておやつにミルフィーユ。
 
この冬にマロンパイを買って食べたりして思ったけど、やっぱり「RINGO」のパイって素晴らしくおいしいんだわ……。
 
このパイは、りんごは抜きで、とろっと食感のカスタードクリームが詰まったシンプルな構成のパイ。
 
うっとりするほどさくさく食感で、今の季節、外気温に割と近い廊下の温度で冷やして食べるくらいでちょうど良かった。
「かま栄」の
 小樽小町 かに
 小樽港町 えび枝豆
「佐藤水産」の
 石狩味・塩辛職人
はたはた寿司
マツカワガレイと平目の昆布締め
鴨鍋(紅茶鴨ロース・芹・長ねぎ)
鴨南蛮
日本酒(新潟 新潟第一酒造 山豊・山間・間豊 特別純米 無濾過原酒)
で、夕飯は紅白歌合戦見ながら、のんびりだらだらと。
 
お蕎麦は「船橋しらぬひ」さん、つけつゆはそのまま蕎麦用に使いたいからと、その前段の鴨鍋は、鰹昆布だしに薄口醤油と酒と少量の味醂で調味した自家製つゆでいただこくことに。
 
せんどば」さんで買ってきた紅茶鴨の表面炙ってスライスして、滲み出た鴨の脂で長ねぎも焼いて、あとは大量の芹と一緒に食べまくるだけ。
 
一応食卓に七味唐辛子や旭ポンズも出しておいたけど、そのままでも十二分においしかった。
 
根っこもおいしく食べられる、しゃきしゃきの根がいっぱいついた芹がほんとうにおいしくて、鍋の写真を撮っても鴨鍋の要素が1つも見えないのはご愛嬌、ということで……。
 
で、夜9時回って、Creepy NutsのBling-Bang-Bang-Bornあたりを聞きながらの年越し蕎麦。
 
鍋に入れなかった鴨肉をだんなが蕎麦茹でながら炙ってきてくれた。
 
コシのある麺も、甘さ控えめのだしも本当においしくて、値段はそれなり、2食入りで1200円だったものの、お店で食べる味そのものなのだし、そのくらいするよね、と。
 
紅白は相変わらず「あんた誰……?」みたいな韓国人歌手がやたら多くてげんなりするところもありつつ、B'zと米津玄師とCreepy Nutsとこっちのけんとと、貫禄のTHE ALFEEを見られたのでもう幸せ……って、当然白組優勝ですわよね。
 
今年の最後は、毎年楽しみにしているEテレ「2355-0655 年越しをご一緒にスペシャル」でゆるーく年越しを迎えつつ、でも新年の干支ソングの歌手が大槻ケンヂで大笑いした。
かっこいい(いや正確には"カッチョイイ")巳年の新ソングを聞いたところで、就寝。今年も良い一年になりますように。

2024年12月30日月曜日

カレイの煮付け&芹届く

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「成城石井」の
 ホットビスケット
「トンデンファーム」の
   粗挽きソーセージ w/目玉焼き
「フロム蔵王」の
 極ヨーグルト w/りんごジャム
カフェオレ
年が明けたらお餅続きになるから今のうちにパンをと、「成城石井」で買ってきたのはお気に入りの"成城石井自家製 ホットビスケット"。
ほんのりケンタのビスケットに似ていて、割とアメリカの朝食的なにおいがする。
 
こういうのが似合うよねと、「トンデンファーム」の粗挽きソーセージをこんがり炙って目玉焼き添えて。
 
今日は遅ればせながらホットカーペットを居間に出して、そして、「そういえば作ってなかった!」と、"うちの猫カレンダー”を作ってプリンターで刷って。
 
毎年お世話になっている「ハッピーカレンダー」というサイトのカレンダー素材がお気に入りで、これをベースに横B5の片側にカレンダー、片側に猫写真が来るようにして……と手作りしている我が家の予定表兼カレンダー。
 
コンビニで刷ったらけっこう綺麗に出来上がるのは知りつつ、安上がりだし特殊紙使いたいしで、家でせっせと刷っている。
 
そしてこちら、昨日届いた送料込2000円の芹。
 
この季節、芹があまりにも高くなって、ほんの3株ほどで600円なんて値段になったりするのは例年のこと。
 
我が家の雑煮は三つ葉ではなく芹が必要で、できれば大晦日の鴨鍋にも芹、使いたくて。
 
フリマサイトを覗いたら農家さんの直送で芹を送ってくれてるところがあって、食いついてしまったのだった。
 
説明では”1束約500g強で2束"、規定の段ボールにたっぷり詰めてということだったけど、詳細はいまひとつ解らなくて。
半ばギャンブルのつもりで頼んでみたのだけれど、届いたのを見て嬉しい方向にびっくりしたのだった。
 
え、これ、都内よりはいくらか物価が安いこの界隈で買ったとしても、普通に5000円以上はするくらいの分量なんだけど?という、もさもさとした巨大かつ立派な芹束が。根っこも立派!
 
これは大変、と、バケツ出してきて階段の肌寒いところに活けてことにした(この量、冷蔵庫には全く入らないので……)。
 
それにしても本当に立派で、新鮮で。買って良かったな。ありがとうございました。めっちゃ良いお買い物。
 
そしてこちら、クリスマスの頃にまた届いていたE子叔母からの柚子で今年最後の手仕事……かな。
 
写真のうち2つは既に加工済だったのだけど、今日仕込んだ柚子酒第2弾と一緒に記念撮影。
 
左奥が柚子酒、右は柚子果汁と10%量の塩を合わせたしょっぱい柚子酢(醤油や味醂で割って自家製ポン酢とかに)、手前は皮の表面だけをこそいでトレイに乗せて冷凍したのを袋詰めにしたもの。刻んで料理に散らせるな、と。
 
ふろふき大根したいなあと思っているのだけど、年明けになりそう。白味噌のぽってりした柚子味噌作って食べたいなあと。
自家製冷凍ビリヤニ(チキン・魯肉)
セロリと香菜のライタ
オニオンスープ(インスタント)
麦茶
そして今日のお昼は冷凍庫整理を兼ねて、まだ取っておいていたビリヤニを。
 
「こっち魯肉ビリヤニで、こっちちょっと失敗したチキンビリヤニだ」
と発掘して、手持ちの材料使って、セロリと香菜のライタも添えて。
 
冷凍されててもビリヤニはすこぶるおいしくて、特に魯肉ビリヤニはもう未来永劫作り続けたくなるおいしさだった。
 
来年もビリヤニ作り、がんばりたい。パッキ式もカッチ式も上手に作れるようになりたいなー。
「かま栄」の
 小樽小町 かに
 小樽港町 えび枝豆
魚肝の煮付け
エンガワの塩炙り
北寄貝の貝柱とヒモのバター醤油炒め
お刺身(マツカワガレイ・ヒラメ・北寄貝) w/肝醤油 クロガレイの煮付け
カレイ卵茶漬け
日本酒(新潟 新潟第一酒造 山豊・山間・間豊 特別純米 無濾過原酒)
そして夕飯は子持ちのクロガレイを煮付けに。
 
頭は落としていたのにそれでも26cmフライパンから尻尾が溢れるほどのサイズ(結局中華鍋風の深フライパンで煮た)。昨日のアクアパッツァも苦心したし、これは32cmフライパンあたりが必要かもしれない。最寄りのホムセンにあった気がするから、今度真面目に見てこよう。
 
ちなみにレシピは、銀座小十さん、『本当においしく作れる 和食』(奥田透 世界文化社 2012.10)を参考に。
 
そしておつまみも色々、一昨日のうちに作ってあった肝の煮物に、小骨の多いエンガワは塩炙りに、そして北寄貝のヒモと貝柱はバター醤油炒め。
 
焼くだけ、炒めるだけ、みたいなこのおつまみをだんなはいたく気に入って、特にバター醤油炒めを「これが一番おいしいかもしれない」とか言っていた。クロガレイに謝れ。
 
とはいえカレイもふわふわ食感でこっくり味が染みていて、このサイズの煮魚は初めてだったと思うけどちゃんとおいしく炊けたので何より。
 
たらこの3倍量くらいあるんじゃないかという卵も立派だったし、めちゃめちゃ食べ応えがあった。
 
最後はこの魚卵をご飯に乗せて、鰈と平目のあらで取っただしをかけてお茶漬けに。
 
わさびも添えたら、もう最高のおいしさだった。
 
普段ほとんど使わない大皿出せたのもテンション上がって良かったなー。年末らしいイベントは特にないものの、食卓は連日お祭り感がすごい。

2024年12月29日日曜日

今宵はアクアパッツァを

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船橋「コメダ珈琲店」にて
 モーニング
     (山食パンw/東京都産ぬるパッションフルーツ)
 グラクロ \700 1/2個
 グラクロ ポルチーニ \750 1/2個
 たっぷりミルクコーヒー \680
特段、どこに旅行に行くでも大々的に大掃除するでもない(しても良かったけど両手がぼろぼろなうえに尋常ならぬ筋肉痛に苛まれており……)予定の今年の年越し。
 
でもちらっと買い物だけは行きたいんだよねと、昨夜話していたところで、「コメダに行こう」ということになった。
コメダのグラクロを食べずして年越しはできないぞと。
 
というわけで、朝9時前、駅ビルの他店舗はあらかた10時にオープンするところ、相当早くに到着したのだけど、地階店舗の店頭には10人ぐらい待ち客がいて。
 
でのこのお店、店内のテーブルは空いているのにお客さんの案内はのんびりだったりする傾向があるからと待っていたら10分ほどで入店することができた。
 
今、コメダでは"選べるモーニングサービス エリア限定ご当地ジャム"なるキャンペーンを展開中で、関東は東京都(小笠原・伊豆諸島)産 ぬるパッションフルーツとのこと。
 
これを選ぶとバターは塗ってもらえなくなるのだけど、これが良いですと頼んでみたら、色鮮やかで甘酸っぱい、とてもおいしいパッションフルーツジャムを食べられた。
 
他県の紅玉りんごジャム とかマイヤーレモンマーマレード等々も魅力的。モーニングセットでトースト無料ってほんとコメダ、太っ腹。だいすき。
 
そして今日の真のお目当ては、こちらの季節限定"グラクロ"。
 
2バージョン展開の今年、1つは定番グラクロで、もう1つが"グラクロ 薫るポルチーニ"とのこと。
 
5種のチーズ(ゴーダ・モッツァレラ・チェダー・パルメザン・エダム)とクリームを使用したホワイトソースを、サクサクの衣で包み込んだ、コメダ自慢の熱々とろ~りグラタンクロケット。
新作はキノコの王様とも呼ばれる「ポルチーニ茸」を使用した、薫り高いソースと組み合わせました。
 
クリーミーなグラタンクロケットの味わいと、ポルチーニ茸の豊かな香りとコク深い旨みがとけ合い、食べ進めるごとに余韻を感じる逸品です。
 
という、ソース味ではなくクリームソースのグラクロと、いつものソース味、
 
毎年定番のグラクロ。グラタンクロケットに、じっくり煮込んで野菜の旨味を引き出したドミグラスソースとシャキシャキのキャベツを合わせました。
チーズのコク深い味わいのグラタンクロケットと、特製ドミグラスソースは相性抜群。
 
というグラクロと、当然(?)2つ食べることにして、半分に切って出してもらった。
 
ちなみにグラクロ食べるからモーニングは辞退する(その場合、昼以降に供される豆菓子が貰えるのだけど)という頭は無かった。私もだんなも、全然。
 
というわけで迫力のグラクロ。
1/2個サイズでもマクドナルドの1個分を超えるくらいのボリュームがあると思う。
 
ポルチーニ版は本当にきのこ感濃厚で、リッチな味わい。すごくおいしかったけど、私はやっぱりソース味が好きなんだな……ということで、定番味の方に私は軍配が上がったかも。
 
でもどちらも揚げたてコロッケにシャキシャキキャベツが良い感じで、とても良かった。
今年のうちにグラクロ食べられて良かったわあ。
 
いや、でもそれにしても、ものっすごくお腹いっぱいに……。
お腹いっぱいなあまり、「RINGO」で買おうと思っていたニューイヤーボックスを買い忘れて帰ってきてしまった。
ベトナムのインスタントお粥(Cháo Gấu đỏ thịt bằm)
麦茶
お腹がいっぱいだ……となりつつ、でも朝食は朝9時台だったから、午後にはほんのりお腹が空いて。
 
凄く簡単なもので済ませれば良くない?と、ベトナムで買ってきた、湯を注いで数分でできあがりのレトルトお粥を試してみることにした。
 
品名は「Cháo Gấu đỏ thịt bằm」、豚ひき肉粥なのであるらしく。
 
袋の中には2つの調味料袋。
 
粉の調味料ともう1つは固まった油状のもので、説明には"調味料と米に湯を320ml注げ"というだけで、でもこの油はあっためないと入れられそうにないね?と。
 
なので米を蒸らしてる間に、蓋した鍋蓋の上に油の小袋は置いておいて、透明に溶けたところで最後お粥に落として食べた。
 
思った以上に自然な味わいだったし、でもどこか異国な風味で期待以上においしいお粥だった。パッケージをgoogle翻訳したら「まさにお母さんの料理!」みたいな文言が出てきてちょっと笑ってしまったのだけど。
チーズいろいろ w/バゲット
海老とブロッコリーのタルタルサラダ
シマゾイのアクアパッツァ
羽釜ご飯
ビール(反射炉ビヤ 早雲)
ビール(HORSEHEAD LABS #15)
そして今日の夕飯は「ビールを飲もう」を主軸に、シマゾイをアクアパッツァに。
 
せっかくトマトを買ってきたのにオーブンでドライトマトにする過程で焦がしてしまったのが残念すぎたのだけど、香ばしく焼いた魚もたっぷりのあさりも、成城石井で買ってきたオリーブもどれもとてもおいしかった。
 
洋風おかずがほしいなと冷凍海老の残りでタルタルサラダも作って、チーズも色々出して。
 
写真からはみ出てしまって映っていないけれど、「蔵王チーズ」のゴーダがおいしくてびっくりした。ゴーダチーズはミルキーな風味で元々好きなチーズだけど、これほんとにおいしかったな、と。
 
いかにも冬向けっぽいこっくりした味のビールを飲みつつ、最後はもうこれしかない!の、アクアパッツァ丼。
 
本家、日髙良実さんの"アクアパッツァのリゾット"なんてレシピが「みんなのきょうの料理」に掲載されていたりもするけど、リゾットじゃなく、炊きたて日本米に残った具材ごと鍋底のスープをかけるのがもう最高of最高においしいと思う。
 
もう30年くらいこの食べ方をし続けているから今更変えたいと思うものでもなく……、という。