ステーキ&みたらしちゃん

「カトランベーカリー」の
 クリームパン
 チーズパン
アイスカフェオレ
だんなは今日から出勤で、息子はまだあと数日海外研修。
 
息子からはぽいぽい「今〇〇に着いたー」とLINEで連絡が来てるし、私たちも私たちで「マンゴーかき氷うめー」なんて送ってたりして、お互いの状況はなんとなく把握できてる。
 
ドイツに行ってうっかりビール飲んじゃって(少しなら飲めるけど、お店のビールが1リットルサイズしか無かったんだって)そこそこ大変な目に遭ったり、まあ色々と楽しんでいるらしい。
 
「もしスーパー行って見つけたらトリュフマヨネーズたんまり買ってきて」と、お土産リクエストはそれだけ頼んでいるのだけど、あいにく巡ってる都市には扱いがいまいち無いらしく。フランスが本場らしいけど、オランダにもあったのにねぇ……これは私たちもいずれヨーロッパに行くしか(orだんなのヨーロッパ出張を切に期待するしか)。
 
朝御飯は昨日出かけたついでにパルコで買ってきた「カトランベーカリー」のクリームパンとチーズパンという安定の組み合わせ。
 
今日は物置からペットキャリーを引っ張り出して、居間の隅に先週amazonで買った折りたたみ布製のケージを組み立てて、新しい家族を迎えに行くのよ。
津田沼「いきなり!ステーキ」にて
 ワイルドステーキ300g \1390
ビール(ヒューガルデン)
午後、県内の某駅に行ってお迎えしてきたのは、生後1ヶ月の雌の三毛猫さん。
 
かすみちゃん亡き後、人間もそこそこ落ち込んでいたけれど、りゃんりゃんが割と不安定になってしまって"誰かを探す"鳴き方でよく鳴くようになったというのと、あと留守番させる時にやっぱり1匹では寂しいかなと思ったのもあって。(実際、今回旅行から帰ってきた時には今まで以上に怒っていた)
 
もし出会いがあるようなら元々2匹飼ってたんだし1匹増やしても……?なんて思っていたら、御縁があって7月末に生まれた野良猫の子供をいただけることになったのだった。
 
事前に貰った写真を見て「なんか、白いお餅の上にみたらしのタレをかけたみたいに見えるなー」と思ってしまったことから、仮名「みたらしちゃん」。
 
手足とお腹のほとんどが白くてお餅みたい。背中は黒と茶色。長い尻尾は黒茶のしましまで、先だけ白い。
 
実際会ってみたら、思ったよりはあんこっぽかった(=黒色の量が多かった)けど、だんなが「ファーストインプレッションは大事だよ」と言うので、そのまま「みたらしちゃん」、通称みーちゃんということになった。
 
「右目の周りが黒くて、オペラ座の怪人の仮面みたいでもあるね……でも女の子だしなあ、ファーちゃんというのも変だし」
「"angel of music"の、ミューちゃん改めみーちゃん」
「それ、どっちみち"みーちゃん"ってやつね……?」
 
そんな子猫は、りゃんりゃんたちを保護した時よりまだ小さな、私の片手の手の平に乗ってしまうサイズ。
元気よくミーミー鳴くし、全くもって物怖じしないし、好奇心旺盛でやたらと元気。
 
思いのほかりゃんりゃんは早い段階で近寄ってきて、一度は鼻先を合わせる"猫の挨拶"もしたのだけれど、警戒心がぶり返したり引っ込んだりでこの有様。みーちゃんは臆せず寄っていくのに、りゃんが一方的に威嚇しては逃げていく。
 
「"進撃のみーちゃん"の進撃が止まらない……」
じゃあ、「進撃の巨人」のヒロインがミカサだし、ミカサのみーちゃんでもあるってことで?なんて話にもなりつつ、なんか、まあ、上手くやっていけそうだなと。
(みーちゃんがりゃんりゃんに対して萎縮して御飯も食べられないようなら里親断念だなーとか色々思ってはいたもので)
 
そうして夕飯は、今日で有効期限が切れてしまうだんなの誕生日クーポンを握りしめて地元のスーパーフードコート内の「いきなり!ステーキ」に行ってきた。
 
ゴールドカード所持者は(我が家は全員ゴールドだわね……)誕生日月に300gのUSリブロースがいただける。だんなはそれを、私はお安いワイルドステーキ300gを。都心とかの一般店舗ではワイルドステーキはランチタイム限定だそうだけど、この店はディナータイムでもいただける。ただし、ランチについてくる御飯やサラダはディナータイムにはついてこない。御飯は別に要らないし、問題ないない。
 
フードコートゆえスーパーのものや他店のものも一緒に食べられるのも嬉しいポイント。
イオンの酒屋でヒューガルデンの350ml缶を見つけたのでそれを買い、ぬるくなると悲しいのでスーパーの氷コーナーで缶もろともビニールに氷を詰めてフードコートまで持っていった。
 
キンキンに冷えた美味しいビールと、焼きたてステーキで、なんて幸せな夕御飯。
 
……でも、さすがに明日は魚を食べようかな。連日お肉ばっかり食べてる気がするし。(台湾って、私たちが魯肉飯好きなのもあるけれど豚肉を口にする機会が多い気がするの)

2018年8月30日木曜日

おひる、おすし。

「聖娜(Semeur)」の
 金塊乳酪 39元
 醇粹鮮奶 38元
アイスカフェオレ
台北の市政府駅の桃園空港行きバスターミナルの近くには、美味しそうなパン屋があった。旅行中に買ってみた蛋撻も実際美味しかったし。
 
「朝御飯を買って帰りましょう」
ということで、私が選んでみたのはクリームパンとフレンチトースト。
 
「肉髭パン」みたいないかにもな台湾風の品もあったけど、塩バターパンもあったりして、かなり日本のパン屋さんに近い品揃え。
チーズの乗った厚切り食パン風のフレンチトーストも、ちょっと甘さ控えめのクリームがしっかり詰まったクリームパンも、どちらも良い感じに美味しかった。
 
って、あれ?チーズやクリームが入ってるのは検疫的にアウトだったりしたのかな。
お菓子感覚で持ち帰ってきてしまったけど、次回はちゃんと調べます……(乳製品は昨秋までは大丈夫だったから頓着してなかったの……)。
西船橋「すし銚子丸」にて
 ふぐ白子ポン酢
 劇団セットあきかぜ
 西船3貫
 あなご一本天ぷら握り
 とろサーモン塩炙り
 いくら軍艦
 あら汁
 生ビール
だんなは今日まで夏休み。
寿司が食べたい、と言い出して、ちょっと遅めのお昼御飯にと「すし銚子丸」に行ってきた。
 
今日は平日だから、昼御飯はあら汁が無料。西船橋店はセルフサービスで好みな具材を盛り放題&おかわり放題。
合わせて茶碗蒸しもちょっとお安くなるんですって。
 
生ビール飲み飲み、セットメニュー食べ食べ、まったりお寿司ランチ(でもお店はなかなかの混雑だった)。
 
今の時期の劇団セットは920円の「あきかぜ」。
内容は
 
本まぐろ大とろ、ふぐたたき、赤海老、炭焼きかつお、はまち、オーロラサーモン、いか
 
となかなか豪華で好物ばかり。銚子丸でふぐを食べたのはこれが初めて……だったかも?
 
しかもおつまみメニューに「ふぐ白子ポン酢」なるものもあったので、これもビールのアテにいただいた。
定番の鱈の白子より幾分かねっとりした舌触りで、これ、ビールよりむしろ日本酒が恋しくなる味。
 
「西船3貫」(太刀魚、金目鯛、きんき。今日の写真)も魅力的で、これと生ビール2杯とあら汁2杯平らげたら、もう酔い感じにお腹一杯になってしまった。それでもついつい、いくら軍艦やサーモン炙りの皿をだんなと半分こ。
 
昼からいーい感じにお腹一杯になってしまった。
お肉色々
だんな特製空心菜炒め
ビール(サッポロラガー)
夕飯は冷蔵庫内に残っていたお肉を炙ったり温めたりしてあれこれ出しつつ、「台湾で食べた美味しい空心菜炒めの復習を」とばかり、だんなが空心菜を炒めてくれた。汁物も御飯も要らないねぇと、缶ビールロング缶飲み飲み、鶏食べたり豚食べたり。
 
今日の空心菜は、台湾で食べたあの味リスペクトのシンプル塩&にんにく味。
 
「ちょっとしょっぱくなっちゃった」
「ていうか、あの店、全体的に味つけは淡めだったよね、角煮もこってり味でもなかったし」
 
海外で覚えた美味しいものって、帰宅してからなんとか再現してみようと思うのだけど、スパイスミックスとか市販のたれとかでそこそこなんとかできる肉骨茶とか海南鶏飯あたりと違って、技術を要する系は、ほんと、大変。

2018年8月29日水曜日

焼味&びじねすくらす

台北 市政府 「W Taipei」内「the kitchen table」にて
 朝食ブッフェ 880元→600元
今日が台湾旅行の最終日。
 
せっかく良いホテルに泊まってるのだし1日くらいは朝食ブッフェを堪能するのも良いのではということで、今朝はホテルレストランに行ってみた。
チェックイン時に「今申し込んだら、本来880ドルのところ600ドルになりますよー」と言われたので、それならと到着日に申込みしていた次第。
 
和洋中、ひと通りなんでもあって、手切りのハムとかオムレツステーションとかヌードルステーションがあったり、好みの野菜と果物を選べばその場でフレッシュジュースを作ってくれたりという面白い趣向が色々と。
 
温菜も豊富で、
「お粥もあるし点心もあるから今朝は洋食じゃない風にしようかな」
なんて言ってたのに、パンコーナーにうっかりトリュフバターがあったもので急遽バゲットと共に食べちゃったりと、割とやりたい放題、食べてきた。
 
ジュースコーナーではおまかせの「Fruity Blast」を作ってもらって(りんごとパイナップルがベースで、他にもなんか色々入れていた)、シーザーサラダ、黒胡椒牛肉(ビーフハム)、胡椒鯖魚、燻製猪耳朶(ミミガーだね)、XO豆干丁、凉拌杏鮑菇(エリンギサラダ)、四寶烤麩あたりをもぐもぐ。
 
おかわりーと立ち上がった次は牛丼(の具)、翡翠餃子、炒季節時蔬(季節野菜の炒め)、大根餅と、油条と香菜を入れた痩肉皮蛋粥を。そうそう、コンビニや屋台でおなじみの「阿里山烏龍茶葉蛋」も鍋にたんまり入ってた。
 
で、最後はレモンケーキとパイナップルとスイカ。
アイスクリームコーナーまであって10種類ものアイスが食べ放題で、うっかり水蜜桃と熱帯水果のシャーベットまで食べてしまって、幸せな朝食を終えたのだった。
 
そうして午前中は最後のお買い物と、ユーバイクに乗って101近くのお洒落雑貨屋(主に食材)の「好丘」と、大安にある「東門鴨荘」へ。
 
「好丘」では、鴨葱油とか龍眼の花の蜂蜜とか、可愛い缶のキャンディーなどをちまちま購入。
そして「東門鴨荘」では、お昼はちょっと早く行って空港のラウンジでうだうだしようということになっていたから、香港風の焼味盛り合わせを買ってきてみた。
 
基本は焼物+御飯の丼ものが中心のこのお店、でも焼味だけを単品で買うこともできる。
燻製肉盛り合わせとか色々選択肢はあって、「いいや、全部食べたい」と買った「什錦拼盤」は、油雞・燒鴨・叉燒・燒肉・臘味の盛り合わせ。
 
店内には大量の腸詰や鴨や叉焼がぶら下がっていて、大変に壮観だった。お昼に向けて(配達してくれたりもするみたい)大量に仕込み中。良いね良いね。
台北 桃園空港 キャセイパシフィック航空ラウンジにて
 鮮蝦雲呑湯麵
 猪肉小煎包
 豚肉蒸焼賣
 潮州蒸粉粿
 生ビール
 カクテル(Pina Colada)
 
 「東門鴨荘」の什錦拼盤 480元
一度ホテルに帰って荷造りしつつシャワーも浴びて、ホテルに隣接するバスターミナルから桃園空港に移動した。
 
所要時間は90分と聞いていたけど、めでたく60分ちょっとで到着し、オンラインチェックイン済のカウンターに荷物を預けに向かったところ、「お客様にはビジネスシートをご用意しました」としれっと言われて、ハニワ顔の私。
 
インボラと言うのだそうで、だんな曰く、「キャセイはインボラ率高いって聞くよね」なのだそうで。
JALよりもエコノミーのダブルブッキング率が高いから、上級会員とかからビジネスに振り分けてくれるのだそうだ。チェックインを専用カウンターでとっとと済ませられたり荷物が早く受け取れたり、何より出発ぎりぎりまで空港ラウンジが使えたり(JALのカレーはとても美味しい……)、恩恵はちょいちょい受けていたけれど、グレードアップして貰えたのは初めて。
 
旅行代理店を通さずにキャセイから直接買って往復3万円というお安いチケットだったのに、幸せでした。
 
インボラは、場合によっては搭乗ぎりぎりに言われることもあるらしく、御飯はエコノミーというちょっと悲しい「なんちゃってビジネス」もあったりするそうで。
 
「えー、じゃあ、機内食がごっさ豪華になるやつですか……?焼味あるのに……?」
なんて言いながら、それでもこれは昼御飯だしとキャセイラウンジ名物のヌードルバーで色々もぐもぐ。
 
All Day Menu
台灣牛肉麵・鮮蝦雲呑湯麵・新竹貢丸湯米粉・冷肉起司帕尼尼三明治・養生香芋地瓜甜湯(熱)
 
Bao and Dumplings
猪肉小煎包・豚肉蒸焼賣・菩提蒸素餃・潮州蒸粉粿・鮮蔬素湯麵
 
なんてメニューが用意されていて、カウンターで注文すると番号つきのアラーム札が渡され、鳴ったら取りに行くシステム。麺は小盛りで、お好きなだけ食べ放題。羽田のラウンジには担々麺もあるらしい。
 
焼売や餃子は1個ずつ可愛い蒸籠に入っていて、できたて蒸したての料理はどれも美味しかった。
雲呑麺とか、ちゃんと香港のあのちょっと固い細い麺だし。朝食にだんなが食べていたホテルブッフェの麺よりこっちの方がスープも良い味だった。
 
そして焼味はどれもしっかり本場香港の味。
昨夜食べた腸詰も美味しかったけれど、この店のもすごーく美味しい。鴨のレバーが入っているらしい黒っぽい腸詰が更に絶品。
 
焼き鶏には葱だれつけて、鴨には鴨の焼き汁(多分)を添えて、どれも美味しくいただいた。これ、丼を食べても絶対美味しいと思う。
 
食事を終えたらソファが並ぶラウンジに行って、カクテル作って貰ってそれを飲み飲み搭乗案内を待って。
お酒の種類がやたら豊富で、モクテル(ノンアルコールカクテル)も揃ってて、キャセイのラウンジはとても居心地が良かった。
キャセイ機内食
 Marinated prawn with baby corns and mixed salad
 Soba noodles and shimeji mushroom
 Stir fried chicken, mushroom, XO sauce, broccoli, carrot and steamed rice
 フルーツ盛り合わせ
 ハーゲンダッツ(クッキー&クリーム)
 シャンパン
 カクテル(pacific sunrise)
 日本茶とか
「もう私、台湾旅行はずっとキャセイでいい……松山空港がいいとか我が侭言わない……桃園のキャセイでいい……」
たった3時間のフライトで、きっと横になる時間なんかほぼほぼ無いけど、フルフラットになるカプセル型のビジネスシート。
モニターの画面もでっかい。座るなりガラスのグラスにシャンパンもやってくる。
 
真ん中の衝立を挟んだ席にだんなが居て、「おゆきさんがずっとはしゃいでる」とだんなは笑っていた。
だんなは出張でエミレーツ航空のインボラも体験したことがあるそうで、そんな凄いのに乗ってしまったら、今更このレベルでは興奮しないでしょうけど。私はするんです。
 
サイズはそんなに大きくはないけど、折りたたみ式のテーブルにテーブルクロス引いて、ガラスの器でサラダとか、前菜に日本蕎麦とか。
 
メインはビーフカレーとハリバットのグリル、そしてXO醤チキン。
 
パンもどうぞと籠からバゲットやらテーブルロールやらを出され、うっかりガーリックトースト(あったかかった)を貰ってしまったのにメインディッシュには米飯もついてきて、やたらとお腹一杯になってしまった。搭乗前に色々食べてしまっていたしね……。
 
それでも、食後のチーズはスルーしたけどフルーツ(パイナップル、スイカ、メロン2種)はしっかり食べたし、ハーゲンダッツ(チョコレートとストロベリーとクッキー&クリームの3択だった)も勿論食べた。
 
「Signature Drinks」の「pacific sunrise」は、レモンやオレンジ入りのシャンパンドリンク。ドランブイも入ってるから割と強めで、でも甘さもあって美味しい飲み物だった。
 
せっかくのフラットシートだけど、なんだかんだでぐだぐだと横になれたのはものの20分程度。予定通りに成田に到着後、入国手続きも荷物のピックアップもするすると終わらせることができて、飛行機が成田に着いて1時間半後にはもう自宅に着いていることができた。
 
一匹での留守番は初めてだった(ペットシッターさんにお世話しに来てもらっていたけど)りゃんりゃんは、かつてなくびゃーびゃーと文句を言いまくっていたので必死に宥めつつ洗濯機回しつつスーツケース片付けつつ。
 
近くて美味しく楽しい台湾。次回は雨が少ない季節にがっつり夜市を堪能したい。

2018年8月28日火曜日

猫村&食べ歩き

台北 東門「新鮮豆漿店」にて
 鹹豆漿 2×30元
 甜豆漿 20元
 油條 15元
 蛋餅(原味) 20元
今日はちょっと遠くにお出かけ。
 
7時半過ぎの電車に乗りましょうということで、朝御飯は豆乳。
台湾の朝ごはんが恋しくて』という本が色々と素敵で、これに載っていた老舗の豆乳屋さんに行ってみることにした。場所は古亭駅の近く。
 
古亭駅で自転車借りて、朝食済ませたら東門に移動してあとはMRT1本で台北車站。今日も朝からするすると移動した。
 
甘いのもしょっぱいのも濃厚で美味しい豆乳、ここのお店の鹹豆漿は、ちょっとすっぱめ(お酢で豆乳を固めるから、そういうものではあるけれど)な感じ。
 
半端な英語よりは片言の日本語の方がずっと伝わるもので、「甘くて冷たいの、ひとつ!」と、鹹豆漿を平らげた後に甜豆漿もしっかりいただいてきた。淡い甘さで、でも濃厚。
 
油条は揚げおきだったけど良い感じにさくさくで、注文してから焼いてくれる蛋餅(卵焼きのクレープ包みみたいな感じの)も素朴な味わい。
 
以前から大好きな「阜杭豆漿」は相変わらず人気らしく、超絶並ぶらしいので今回は行くのを断念した次第。
あそこはほんとに美味しい(きっと今も美味しい)けど、あの店に匹敵する美味しい豆乳屋さんが、絶対あると思うんだ……。
台北 松江南京「富覇王猪脚極品餐庁」にて
 覇王腿節 90元
 魯肉飯 2×25元
 竹筍湯 2×35元
 
台北 雙連「冰讃」にて
 芒果雪花冰 150元
 
台北 雙連「雙連圓仔湯」にて
 燒麻糬(甜) 2粒 80元
 燒麻糬(鹹) 2粒 80元
そうして午前中は、片道50分ほどの電車に乗って「猴硐猫村」に行ってきた。ここは猫村。噂では100匹以上の猫が駅周辺に暮らしてるらしい。
 
私たちは早々に到着して、お店がオープンし始める10時半になると同時に帰ってきてしまったから(猫グッズ屋とかも沢山あったけどね)、あんまり人気のない猫村を散策することができた。ちょうど入れ違いで大量のお客さんがやってくるところだったから、早く行って正解だったかも。これでもかと大量の猫と触れ合うことができた。
 
あっちから「さあ撫でろ今すぐ撫でろいかようにももふもふしろ」と寄ってきて足に体当たりしてくる猫もいれば、触るのは止めてねとばかりに逃げる猫も。そして子猫も!
遊ぶ?遊ぶ?という感じに近くに寄ってきてくれた三毛猫の子猫が超絶可愛らしかった。
 
私たちが行った時間は圧倒的に人より猫が多い感じで、そして閉店中の店の店内窓際には遊郭よろしく店猫が窓の向こうに「あらお客さん」という風に佇んでいたりして。
 
最後は駅の反対側に行って炭鉱絡みの散策も。
廃墟好きにはたまらないかつての建物を見たりとか、のんびりトロッコに乗って炭鉱夫気分を味わえる体験もしてみたりとか。
 
駅のそちら側も「気がつけば猫!」という感じで、ざくざく猫がそのへんに転がってるのだった。天国かな。
 
そうして、予定よりは早くに台北に戻って来られたので、「じゃあ美味しいもの食べに行こう!」と、Tさんお勧めの豚足屋さんに行ってみた。
 
12時を過ぎると一気に混むらしく、焦りながら到着したのは11時45分くらい。とうにお店は大混雑で、店頭には持ち帰りの客も含めてごった返していたけれど、十数分待ってめでたく座ることができた。店頭で注文して、おばちゃんがその注文票と引き替えに「あっち座って!」と指示してくるのでそこに座って料理を待つ。相席上等。
 
豚足は、いわゆる豚足的な蹄の部分と、関節部分、そして腿部分と3種類あって、腿部分が一番の人気メニュー。目の前で完売の札が表示された。関節部分1皿は、ごろごろっと3塊。私たちの目当ては魯肉飯だったから、豚足は1皿を半分こして、あとは魯肉飯2つ、夏季限定の筍スープも1人1つ。この筍スープ、冬には大根スープになるらしい。
 
ここのスープは残念ながらスペアリブやあさりが入ってるということはなかったけれど、ベースは豚(豚骨?)。透明だけどしっかり味はあって美味しい。筍ざくざく。
 
見た目はテラッと茶色い豚足は思いのほかさっぱり味でくどくなく、「もうちょっと肉乗せてくれても良いのよ?」という風な魯肉飯も、見た目よりも数段さっぱり味だった。煮卵も煮豆腐も、そのあたり全部豚足の煮汁と同じ味なわけだけど、見た目よりもたっぷり食べられそう。豆腐も注文してみれば良かったな。
 
でも今日の午後は食べ歩きの予定でこの店はさらっと切り上げ、自転車こいで雙連駅方面に向かい、「冰讃」でマンゴーかき氷食べて、「雙連圓仔湯」で揚げ餅食べて。
 
コンデンスミルクがたっぷりかかったミルクかき氷はマンゴーの果肉そのものも甘くてたいそう美味しくて、すぐそばのお店の名物揚げ餅は、しょっぱいの(ピーナッツ粉+塩+刻み海苔)も、謎美味しさがあった。これ、お餅を「油で茹でる」そうでそれなりの油っこさはあるけれど、お餅はふくふくと柔らか食感でとても素敵。
 
その後は乾物街を目指し、最後は肉粥じゃー、とまた自転車をこいだのだけど、15時までやっているはずの肉粥屋さん、目の前で閉店準備に入ってしまっていたのだった。まだ2時前だったのだけど「今日はもう、オシマイ」だそうで。残念。
 
そろそろ雨が降り出しそうな中、自転車での最後の目的地は圓山の「神農市場MAJI Food & Deli」。他では見ない品を(麺線の麺とか、パイナップルジャムとか、パッションフルーツとライチのゼリーとか)をわさわさ買い込む間に、外は土砂降り。電車に乗って南京三民の「佳徳糕餅」でパイナップルケーキ買って、雨の中タクシーでホテルに帰還したのだった。
 
朝から活動して8時間、頑張ったわ。充実したわ。
台北 市政府 「W Taipei」内「WOO Bar」にて
 yuzu caipiroska
 a night in taipei
今日も昨日に引き続き、ハッピーアワーの無料ドリンクを楽しもうということで、夕方を待ってからゆるっとロビーフロアへ。
 
上階のバーは雰囲気は最高だけどなんだか緊張してしまうので、ロビー脇のバーで充分だねと、ここでカクテル2杯貰ってから夕飯に赴いた。
 
今日いただいたのは「yuzu caipiroska(passion fruit green tea infused belvedere fresh grapefruit, fresh lemon)」と、「a night in taipei(belvedere vodka, orange juice, fresh kumquat, and fresh lemon wire)」。
 
柚子味の方はクラッシュアイスたっぷりのロングカクテル、"台北の夜"の方はいかにもな三角形のカクテルグラス入り。さっぱり柑橘味の後者がすごーく美味しかったけど、軽く酔った。
おつまみは上階と異なるもので、「揚げショートパスタ」。ハーブっぽい味のフジッリと、アーリオオーリオペペロンチーノみたいな味のエルボーマカロニと。
 
日が暮れるにつれ、フロアに流れるダンスミュージック的な音楽の音量は大きくなって、そこここにピンク色の照明が灯りだして、なんというか、ホテルのロビーフロアの空気じゃないよねと思う。男性スタッフたちは相変わらず黒のピタピタTシャツだし。なんかこう、「イケてる俺たち!」感が、どうにもくすぐったくて、苦笑いしちゃう。
台北 東門「大來小館」にて
 竹筍炒蝦乾 320元
 香烤香腸 250元
 虱目魚湯(小) 90元
 魯肉飯 小 30元
 魯肉飯 中 50元
 台湾啤酒
雨が止まない夕御飯、ここの魯肉飯も美味しいらしいよと、向かってみたのは東門の「大來小館」。
 
美味しかったけど、なんだかすごーく高かった。地元人にも愛されてる店と聞いたけど(実際そんな感じのお客さんも入ってたけど)、現地の人も「でもたっかいよなあ、ここ!」って思わないのかな。思うよね、きっと。
 
さらっと食べてお会計は920元、スープや魯肉飯はまあまあ普通の値段だったことを思うと、ここで他の一品料理は食べちゃあかんのかな……なんて思ってしまう。
自家製だと言っていた腸詰はすごーく美味しかった。筍炒めは、まあ、普通だったけども。
 
ここの魯肉飯は、肉そぼろタイプ。
馴染みのある味がするのは、多分揚げ葱が大量に入ってるから、だと思う(私も自分で作る時、揚げ葱をしこたま入れるから)。
 
魯肉飯大会的なイベントで優勝したこともある魯肉飯だそうで、レジの後ろに貼られた写真には、なぜかふなっしーとDAIGOも居たりした。そうか、ふなっしーも来たのか……。

2018年8月27日月曜日

朝食魯肉飯

台北 三重「今大魯肉飯」にて
 魯肉飯 2×30元
 魯蛋 2×10元
 香菇排骨 50元
今日のメインのイベントは、とにかく色々、お買い物。
 
朝食は、昨日食べに行く予定だったけど行けなかった魯肉飯屋さんに「昼は混むらしいから朝に行くしか」と起きて早々、向かってみた。昨日は早くに寝てしまったせいでだんなも私も6時には起きていて、「さすがに早いよね」「7時なったらホテル出ようか」などとそわそわしながら、いざ出発。
 
最寄り駅まではMRTで移動して、その後は台湾のレンタサイクル「YouBike」を使ってみた。
悠遊カードと、台湾で有効な電話番号があれば(我が家は電話番号が付与されるタイプのSIMカードを買って対応した)、あとはカードをポートの端末に翳すだけで好きなポートから借りて好きなポートへ自転車を返却できるようになる。
 
料金は30分毎に10元(≒36円)といったところ。すごく安い。そしてすごく便利。だって車体は台湾が誇る自転車メーカーGIANTのだし、すごくちゃんとメンテナンスされていて「なんかサドルががたがたする」とかいうことも、ほぼほぼ無いし、タイヤに空気もちゃんと入ってるし。しかも3段ギアつき。
 
日本と比べれば自動車の運転は荒いし、そして尋常じゃないバイクの数にちょっと驚くけど、右側通行を徹底して半端な大通りは避ける(すごい大通りは逆に歩行者道路に自転車優先レーンがあったりする)ようにすれば、あんまり怖いこともなかった。
 
便利すぎて、今日だけで何回借りて何回返したかなっていうくらい、借りた。
「あー、しまった、あっちの店のがやっぱ良さげだったからあっちで買おう」って300mほどの距離を戻るのも自転車なら楽勝。
 
ともあれ、そんな「初めてのユーバイク」で目指したのは魯肉飯屋さん。さすがに朝7時台のお店はそこそこ空いていた。それでもテイクアウトのお客さんがちらちらと絶え間なくやってきていた人気店。
 
頼んだのは魯肉飯と煮卵、そして美味しいと聞いていた「香菇排骨」(椎茸とスペアリブのスープ)。
 
容器ごと蒸されているスープは、蒸籠からあっつあつの状態で出てきて、私たちは魯肉飯も「あれこれ、私たちが今まで食べた中で世界一美味しい魯肉飯じゃね?」と感動したのもさることながら、このスープもお代わりしたいほど美味しかったのだった。
 
魯肉は手切りっぽいざくざくカットの大ぶりサイズで、ふわふわとろとろ、いーい具合に炊けている。甘じょっぱさもちょうど良い。煮卵も、魯肉とおんなじ味。
 
スープは椎茸とスペアリブの他にあさりも入っていて、「豚と貝と椎茸の味がそれぞれめっちゃするのにめっちゃバランスが良い」という不思議な状態。他にも「苦瓜排骨」「扒菜排骨」「竹筍排骨」があったけど、どれも美味しいに違いないと思った。
 
これはもしかして世界最高の朝御飯なのではと錯乱しつつ(でも肉骨茶が朝御飯だったら魯肉飯も朝御飯で良い気はする)、一旦自転車を返して中山國小駅に移動。そこからまた自転車借りて、西に移動しつつ、「勝立生活百貨」、「林華泰茶行」、「家樂福(カルフール)」、「屈臣氏(Watsons)」、「你好我好」で次々お買い物。
 
だんながリュックを背負ってきてくれたけど、その中がぱんぱんになってきたところで昼御飯前の休憩にした。
台北 迪化街「夏樹甜品」にて
 花生杏仁豆腐 70元
 杏仁豆腐冰(杏仁蒟蒻&紅豆) 100元
「夏樹甜品」は、杏仁豆腐と杏仁かき氷の店。
 
私はピーナッツの甘煮をトッピングした冷たい杏仁豆腐「花生杏仁豆腐」を、だんなは2種類具材がトッピングできる「杏仁豆腐冰」を。選んでいたのは杏仁蒟蒻と粒あん。
 
杏仁豆腐は、それこそ「豆腐」のように四角い塊のままの豆腐が甘さ控えめの杏仁スープに沈んでいるというもの。全体的に甘さは控えめだけど、杏仁の香りはしっかり漂って心地良い味だった。
 
でも、より幸せだったのは杏仁豆腐味のかき氷の方だったかも。ふあふあのかき氷自体が杏仁豆腐味で、バケツ一杯食べられそうなほど、美味しかった。だんなからせっせと奪ってまりまりと食べていたら、豆腐が案外お腹に溜まってきて(いや、それ以上に杏仁蒟蒻がぷりぷりと固い食感で強敵だったり)、昼御飯間近にしてちょっとお腹が一杯に。やばい。
 
そうしてその後は念願の大きめ蒸籠を懐かしのお店「大華行」で買って、そうして自転車を返却した後は急ぎタクシーで予約した昼食のお店へ。3分遅れで無事到着できました。
台北 南京復興「陶然亭餐廳」にて
 烤鴨一隻一吃(包餅吃) 1200元
 溜黃菜(鴨油炒蛋) 150元
 台湾啤酒(生)
お昼に行ってみたのは、美味しいと評判の北京ダックのお店「陶然亭餐廳」。
 
私たちが東京でよく食べているのと同じスタイルで、皮の他に肉も目の前でカットしてくれ、自分で巻いて食べるスタイル。
包餅はちょっと小さめ、野菜は葱だけ、たれは海鮮醤っぽい甘じょっぱいのが1種類だけ、と、かなりシンプルで、卓上には干し豆腐の和え物と、にんにく風味のしょっぱいピーナッツ。
 
そうして「これ、サービスね」と出てきたのは、千切りキャベツ?と思ったら、白菜の和え物。香菜もたんまり入っていて、ピーナッツなどが入った甘酸っぱい味。これ、北京料理の「松柏長青」という料理なんですって。
 
「前菜がワゴンに乗って出てきて選べるんだよー」なんて話を聞いていたのだけれど、それは来なかったからそれは夜だけのサービス?なのかな?
周囲は8人10人テーブルが当たり前で、少なくても4人という感じ。さすがに2人で北京ダックは、ちょっと果敢すぎたらしかった。でも食べたかったのよね。
 
ダック1羽と巻物セットが1200元で、それに1品150元足せば、炒め物とかスープとか、そのダックを材料にした副菜を様々頼む事ができる。
 
だんなが「どうしてもこれだけは食べてみたい」と言っていたのが「溜黃菜(鴨油炒蛋) (Fried Eggs with Duck Oil)」。
 
ダックの肉は入っておらず、"焼いたダックから出た脂"で卵を炒め固めたというスープ……らしいけど、スープというより「洋風茶碗蒸し」な感じ?
謎のトゥルトゥル食感が不思議な感じで、思ったよりもくどくはなく(でも冷めるとちょっと脂臭さが出てきてしまう印象ではあったけど)。
 
お肉は包んでもらって部屋で小腹が空いたときに摘むことにして、あんまりにお腹一杯になってしまたのでよろよろとホテルに帰還したのだった。
台北 市政府 「W Taipei」内「YEN Bar」にて
 pineapple fizz
午後は少し疲れてしまって、無料で入れるホテルのプールで遊ぶことに。
 
12階にジムスペースやスパ、ロッカールームがあって、そこから10階直通専用エレベーターでプールサイドに向かうという仕組み。
夜にはピンクの照明でなんともムーディーになるプールも、昼は健全に、ざっぱざっぱと泳ぐまくる男性陣が多かったりした。
 
ロッカールームはとても綺麗。部屋のカードキーと引き替えにのっぺりした手触りのシリコンのバンドを渡されて、それで指定のロッカーを開けることができる。ミストサウナとドライサウナ、ジャクジーなども広々してて、タオルもふんだんに置かれていた。サウナの前にこんもりと氷が入った器がスポットライトを浴びて置かれているあたり、こういうところがお洒落(を頑張ってる)っぽいよなあ、なんて。
 
少し泳いで、パラソルの下(でも曇天)、がち昼寝などもしてしまいつつ、夜は無料のお酒をいただきに上階の「YEN Bar」に向かってみた。
 
spgゴールドの特典で、17:00-19:00のハッピーアワーは指定のドリンクが無料でいただけるんですって。
渡されたボードには、ビールやワイン類、ソフトドリンクの他に数種類のカクテルも。
 
せっかくだからカクテルかなと選んでみたパイナップルフィズは、「pampero light rum / sailor jerry spiced rum / angostura bitter / fresh pineapple / soda water」なんて感じのものだった。パイナップル味が濃厚で、南国的な味。
 
101側の席では101のビル形をしたアフタヌーンティーを楽しんでいる人もいて、紫色に統一された空間は、これまたなんともエロい……というか、お洒落というか。
卓上にはおつまみにドライ野菜のあれこれ(人参とかおくらとかかぼちゃとか)と、やたらしょっぱいガーリック風味のナッツがやってきて、それをぱりぽり食べながら1時間ほどの食前酒を楽しんだ。
 
手元のスマホで見る限りではあんまり天気が良さそうではないのだけど、ぎりぎり保つかしらねぇと相談しながら、今日は近場の夜市にちらっと行ってみることに。せっかくだから101の近くにも行ってみたいし。
臨江街夜市にて
 「正好鮮肉小籠湯包」にて
     湯包 2×100元
 「大傻小傻」にて
     乾意麺 40元
     雞肉飯 55元
 缶ビール(台湾啤酒生) 2×45元
 
ホテルの部屋で
 「聖娜(Semeur)」の
     鮮奶蛋塔 2×35元
101までてくてく歩いて、さらっと地階の食料品売り場なども眺めつつ、101からは自転車に乗って「臨江街夜市」に行ってみた。
 
こぢんまりとした夜市と聞いていたけどなかなかどうして通りは長く、屋台もそれなりにあるけれど左右に路面の飲食店が沢山並んでいる。市場が隣接している夜市ということで、市場がお休みの月曜は休業しているお店もちらちらあるのだそうで。
 
……なんてわくわくしていたのは序盤だけで、ぽつぽつ降ってきた雨はあっという間に本降りから土砂降りに。
「適当に歩いて適当に美味しそうなものを食べる」なんて全然無理な天気になってしまって、事前にちらっと調べてあった小籠包の専門店と、あとは「乾麺が食べたい」というだんなのリクエストで調べて向かった麺屋さんに寄るだけがやっとだった。残念……。
 
それでも途中のコンビニでビールは買って、涼しいお店の中で食べる優しい味の小籠包はしっかり御馳走だった。肉たっぷりというよりは、「ニラ饅頭を小籠包にしました」みたいな野菜たっぷりの小籠包で、包まれたスープも優しい味。この店、メニューはこの小籠包と焼売、そして酸辣湯だけという3種類だけだった。卓上にプラスチックの小皿とレンゲ、針生姜やタレ類(黒酢と白いお酢、お醤油)が置かれていて、このあたりはセルフサービスでいただく仕組み。
 
麺のお店も奥にイートインコーナーがちゃんとあって、だんなはお目当ての「乾意麺」を、私は麺よりは米飯な気分だなぁと「雞肉飯」を。
 
御飯の上にほぐした鶏むね肉、上からがっつりにんにくねぎ風味の醤油だれがかかった風な鶏丼で、思ったよりもしっかりどっしり味だった。だんなの食べた麺の方が、すごく美味しかった。
 
で、このあたりで色々限界で、近くの大通りからタクシーに乗って帰還。
「甘いものを食べ損ねた!」と、ホテル隣接のショッピングビル内にあるパン屋さんで蛋撻(品名は「鮮奶蛋塔」だった)を買い、部屋で珈琲淹れて夜のおやつにした。
 
皮はさくさく洋風のパイ生地で、フィリングは中華っぽい卵ぷるぷるのエッグタルト。1個35元は安くて美味しかった。

2018年8月26日日曜日

お久しぶり台北

成田空港JALラウンジにて
 JAL特製ビーフカレー ウィンナー乗せ
 ラップサンド
 豚汁・冷製コーンスープ
 ヨーグルト w/ブルーベリージャム
 生ビールとかスカイタイム(キウイ)とか
 
キャセイ機内食
 オムレツ・ハッシュドポテト・マッシュルーム
 パン w/バター・苺ジャム
 フルーツ盛り合わせ
 ストロベリーヨーグルト
 アップルジュース
わくわくそわそわしてうっかり早く目覚めてしまい、私は朝の4時からがさごそ活動。
日焼け止めよーし、猫のお世話よーし、通ってきてくれるペットシッターさんへの指示諸々よーし、と諸々済ませて、私たちは成田空港に向かったのだった。
 
早めに到着してラウンジで朝御飯にしようねという予定でほんとに良かった。カウンターは大混雑でチェックイン(は事前にオンラインで済ませていたけどどっちみち荷物預けなきゃで)に時間がかかり、「朝のJALラウンジって混むんだよ」というだんなの言葉通り、サクララウンジの御飯処はなかなかの混雑。
 
それでもしっかりビーフカレーはもりもり食べたし、豚汁をよそった後でコーンスープの存在にも気付いて両方飲んでしまったり、そのうえで生ビールもしっかりいただいて朝からけっこう食べてしまった。
 
機内食は朝の便だと「朝食」ということで、焼きうどんかオムレツかの2択。あんまり美味しくはなかったのでさらっと味見程度につまんで、フルーツとヨーグルトはしっかり食べて、あとはのんびりタブレットで読書しながら予定通りに正午過ぎに桃園空港に。
台北 忠孝復興「阿宗麺線」にて
 小碗 55元
台北の街中に出るならもう1つの「松山空港」が圧倒的に便利なのだけど、あいにくと私たちが乗った(安かったのよね……)キャセイは桃園空港しか指定がなく。
MRT(地下鉄)に乗ってホテルに向かいましょうかと、長蛇の列の入国審査、iTaiwan(無料Wi-Fi)の手続き、悠遊カード(Suicaみたいなの)の購入、現地紙幣の入手と諸々済ませてから移動したら、台北駅到着はもう午後3時近く。
 
もうちょっと早く着いていたらホテルに着くなり早速魯肉飯を食べに行こうかなんて行っていたけどちょっと無理そうねと、でもお腹空いたしと途中地下鉄を降りて大好きな麺線を食べに行くことにした。
 
立ち食いのお店もあるけど、この支店は椅子とテーブルがある(ちゃんと冷房も効いてる)嬉しいお店。
小碗2つねとお願いして、香菜たんまり入れてもらって、「モツたっぷり鰹だし風味のとろみつきあったか素麺」という風情の麺線、本場の味を久しぶりに堪能した。
 
いろんな旨さが溶け合って、ほんと、美味しい。最近は日本でもちょくちょく食べられるようになったけど(新橋の「台湾麺線」も相当に美味しいけど)、やっぱり本場の味は「そうそうこれこれ」という感じで。
にんにくだれと辛みだれ、黒酢は自分の好みで入れるようになっていて、私は後半、にんにくと辛みを足したらえらいこと辛くなって汗が止まらなくなってしまったのだった。
 
そうして漸くチェックインした今回の宿は「W Taipei」。SGP系列のちょっと異色のお洒落ホテル。
SPGアメックスの年間特典の無料宿泊券を使うべく「どーせなら良いとこ泊まりましょう」と台北市内のグループホテルで一番お高いところに決めてみた。1年間せっせと溜めたポイントで追加で2泊できてしまい、今回の3泊は全日無料。嬉しいね。
 
やたらムードがあるホテルと聞いていたけど、まあ、あちこち、色気があるホテル。というか、エロいホテル。
バスルームはシャワーブース別で、浴槽は寝室側にべったり貼り付いてるのだけど、その境界の壁ががばりと開く。ガラスもなんにもなしに、ベッド側から丸見えになる。
 
やたらムーディーなプールは夜にはピンクに輝いてとても入れる気がしないし、そもレセプションからして「ここはバーの入口ですかクラブの入口ですか」という感じだし、カウンター向こうの男性スタッフはぴちぴち黒Tシャツだし。
 
「えろほてるだなぁ……」
「えろ風呂、使わなきゃ」
「えろプールも行ってみなきゃ」
 
やたらえろえろ言ってますが、このホテル、2021年大阪にオープンするそうです。
台北 南京復興「厨房客家美食」にて
 季節青菜(季節の野菜:空心菜) 120元
 老皮嫩豆腐(中華揚げ出し豆腐) 240元
 客家封肉(客家風角煮) 450元
 脆皮肥腸(クリスピーモツ) 330元
 什錦炒飯(五目炒飯) 130元(外帯)
 フルーツ盛り合わせ 0元
 台湾金牌啤酒 2×100元
そうして部屋で荷解きなどをした後に、忠孝復興駅にまた移動してデパ地下やドラッグストアを冷やかしつつ、Tさんお勧めの「厨房客家美食」という客家料理のお店に行ってみた。
お店のwebサイトなどが無いもので日本から電話以外では予約の手段が無かったから、ホテルに「お願い!食事の予約して!」とお願いしていた次第。速やかに的確に、ちゃんと予約してくれた。
 
特に「これを食べろ」とは言われておらず、逆に何を食べても美味しいと聞いていたから、事前にテーブルに用意されていた日本語品名も添えられた写真入りメニューをじっくり見て、4品注文。どうしてもその場では食べられなくて、でも炒飯も食べたくて、炒飯は持ち帰り用に包んでもらってきた。
 
これが、何もかもがおいしくて。特に揚げ出し豆腐が、なんだこれはというほどにおいしくて。いや、全部美味しかったんだけれども。
 
シンプルな塩味炒めの季節の青菜(大好きな空心菜だった)は、油が良いのか塩が良いのか腕が良いのかきっと全部で、なんだかちょっと良い香りがする。歯触りは完全無欠のシャキシャキで。
 
だんながこれ絶対食べると最初に決めた角煮は、艶々光る厚切り角煮が6切れと、たんまりの香菜と白髪葱。割包が6個ついてきて、これまで食べたどの角煮サンドよりも美味しい角煮サンドが食べられた。私は2切れがやっとだったけど、だんなが4切れ平らげました。(代わりに私はせっせと豆腐を食べていた)
 
「脆皮」のモツは、割としっかりモツ味で。腸をカットせずにある程度の長さを保ったままこんがり揚げて、それをざくざく斜めに切った感じの面白い見た目の揚げ物だった。下味などは特になく、添えられるのは花椒塩。最高にビールの良いアテで、ついつい瓶ビールをもう1本。
 
そして揚げ出し豆腐は、豆腐も自家製なのかな。ふわんふわんのつるつるした食感で、濃厚で。それがふんわり形を保ったまま揚げられていて、刻み葱とかにんにくとか入った醤油だれを纏って上からは鰹節。見た目はどの料理よりも地味だったけど、びっくりするほど美味しかった。毎日食べたい。毎日食べられる。
 
最後にサービスですいか、パイナップル、パパイア、あと青い果皮の白い果肉の梨みたいなりんごみたいな不思議な果物(帰って調べたら、多分、インドナツメ(蜜棗)ってやつ)も。
 
良い世の中で、食事しながらも日本のTさんとLINEでやりとりしつつ、「近くのウェルカムで買い物して帰るのがいつものパターン」と言われたので「あ、ウェルカムあるんだ?」と私たちもウェルカムに寄り道を。
 
現地スーパーの買い物は、ほんと、楽しい。いきなり「スペアリブのたれ」やらマンゴー味台湾ビールやらを買ってしまいつつ、初日からそこそこの大荷物で帰還したのだった。
 
お部屋で風呂上がりに食べたテイクアウト炒飯は、豚の細切りとぷりぷりの海老、そして細かく切られたゲソ(!)入り。あとはグリンピースが彩りに美しく。中華料理にしては案外と薄味で、当たり前のように使われる化学調味料の味も全然しない。優しい味なのに物足りなさはなく。
「あの店のこういう味を絶賛するTさんが、なんで君の炒飯も絶賛対象なんだろうね?」
「方向性真逆な感じなのにね……」
首を傾げて苦笑いしていた、台湾1日目の夜。

2018年8月25日土曜日

旅行前夜は

イングリッシュマフィンのハムチーズエッグサンド
自家製ヨーグルト w/ピーチマンゴージャム
アイスカフェオレ
「JRだとこの時間に着くけど集合時間ギリだね」
「じゃあ京成の方が余裕あって安心かな」
「ふむ」
 
なんて相談しつつ、今朝の息子は一人成田空港へ。JR使っても京成使っても乗り換えなしで成田空港に行けてしまう好立地、我々は送り迎えもする気無し。
それでも朝御飯は家族で揃っていただいた。
 
買い置きのイングリッシュマフィンをチーズトーストにして、美味しいハムと目玉焼きを挟んで。
自家製ヨーグルトは、問答無用で(他のジャム瓶開封したくなかった……冷蔵庫の余裕的に)メゾンカイザーの桃マンゴージャム。
 
「なんかこのジャム、すごいね。濃厚」
「なんていうか、異国っぽい味だよね」
「そうそれ」
なんて話しながら、旅行前にヨーグルトも無事食べきることができた。
 
さて、息子は家族と離れての海外旅行……もとい研修、楽しんで来られるかしら。来るよね、多分。
だんな特製叉焼炒飯 スープ付き
アイス烏龍茶
んで我々は、我々の分の荷造りを開始しつつ、我が家最大のスーツケースは息子に奪われたので中型の1つにあれこれ詰めることにして、
「お土産入らないね」
「コンテナ持っていけばいいじゃん」
「それね!」
ということで、折りたたみのコンテナ持参ということに(成田空港からはカード会社のサービスが荷物1個無料宅配してくれる)。
 
海外だと、案外段ボール箱って手に入らない(し空港で手荒な扱いをされる)から、自宅からプラスチックの折りコン持っていくのが安全だと学んだ私たち。
次のハワイとかも、折りコン持参で行くことになりそうな予感。
 
そうして昼は、私のリクエストで、だんながが余った自家製叉焼で炒飯を作ってくれた。
 
こないだは、他のもの食べ過ぎてあんまり食べられなかったからね。
 
炊きたて2合の御飯全部使って、叉焼ざくざく、あとは卵と葱のシンプル炒飯。
私があれこれ荷造りしている間に、だんなはスープまで支度しておいてくれた。今日の昼御飯は、米の給水炊飯に至るまで、私は爪の先ほどの出番も無し。あ、冷たい中国茶だけは昨夜のうちに作り直しておいたけど。
 
御飯、もっと早く炊いて水分飛ばしておけばよかったー、とだんなは悔やんでいたけど、でもでもちゃんと美味しかった手作り炒飯。
津田沼「ビストロコモ食堂」にて
 農園サラダ
 トリッパの煮込み
 本日のキッシュ
 フライドポテト
 生ビール×5
 赤グリ
そして夕飯は、ほんとは「いきなりステーキ」に行く予定だった(だんなの誕生日クーポン、使わないまま有効期限まであと一週間)のだけど、排気ダクトトラブルとのことで休業状態。
 
こりゃだめだねと、
「ビール飲みたいね」
「んで中華っぽいんじゃないところが良いよね」
「……志な乃?」
「……いや、ビスコモ?」
と話し合いつつ、久しぶりの「ビストロコモ食堂」に行ってきた。ここ何度かはテイクアウトばっかりでお世話になっていたお店。
 
馴染みの店員さんとご無沙汰してましたーなんて挨拶しつつ、さらさらっと美味しそうなものを注文しつつ、ビールごくごく、私は最後に赤グリ(赤サングリア)を一杯。
 
バゲットを添えたトリッパのトマト煮込み(大好物……♪)に、あんまり苦くなくてさっぱり美味しいサラダゴーヤー入りの農園サラダ、キッシュはこのボリュームで、確か1皿500円。
 
美味しい粉チーズをばっさばさかけてあるフライドポテトも揃えば、確かにこれ、徹頭徹尾ビールでも良い感じの献立だった、かもしれない。
 
いつも入りたくても覗けば満席な事が多いこのお店、今日もたまたま入れ違いでお店を出て行くお客さんが居たからするっと座れたけど、その後はずっと満席状態だった。
 
お手頃価格のワインが豊富で、以前よりメニューは少なくなったけど料理はどれも美味しくて、駅近くで、ほんと地元にあって嬉しいお店。
最新号の「散歩の達人」が船橋津田沼特集で知ってるスポット山盛りだけど、「あの店が載るなら、むしろこっちを載せれば良いのにー」というのが、ちょいちょいあったりした。
 
あ、みんな大好き「ギュートン軒」は当たり前のように載ってました。さすがだわ。

2018年8月24日金曜日

肉ガチャ炒め

「キムラヤ」のジャンボむしケーキ和栗
梨(千葉県産幸水)
アイスカフェオレ
なんと残念なことに、錦糸町の神戸屋が7月末で閉店していた。長く駅構内の改札近くの一階に店を構えていたのだけれど、そこから撤退して(跡地は浅野屋になってた)、地階に移って小さな店舗になり、そこからも退店。
 
総武線沿線の貴重な神戸屋だったのに、そんなに売れなかったのかな……(バースデーカードの云々もあるし全体的に業績不振なのかしら)。
 
「でも朝ごパン、買っておきたいんだよね」
二日酔いでも食べられるような優しい味のパンを選んでおきたい気分……と、昨日痛飲する前に駅ビル地下の神戸屋跡地を呆然と見やった後に、隣接するTHE GARDENで適当にパンを見繕ってきた。
 
私が選んだのは、キムラヤの「ジャンボむしケーキ和栗」。
8月の新商品で「和栗の豊かな風味と、ほっくりとした甘みを味わう、しっとり口溶けのよい、むしケーキです」ですって。冷やして食べるとおいしいそうで、昨夜のうちに冷蔵庫に放り込んでおいたもの。
 
しっかりはっきり栗味で、冷やしてもしっとりふわふわで食感も悪くなく、蒸しパン好きとしてはすごくツボな品だった。これ、近所でも売ってないかなぁ……スーパーでは見たことないんだけど。
 
蒸しパンといえば、数年前にネットで話題になっていたらしい(当時は知らなかった)、「蒸しパンに縦に格子に切り込み入れてバター挟んでトースターで焼くとすさまじく美味しい」という記事を今更知ってしまって、やってみたくて打ち震えている。
 
今日は、ほんの少しだけど、たいしたことないけど、ほんのり二日酔いだったからしなかったけどね。
茄子の揚げ煮
羊とパプリカ、アスパラガスの黒胡椒炒め
豆腐と鶏肉のかき玉汁
羽釜御飯
ビール(サッポロラガー)
 
マンゴー練乳かき氷
明日から息子、10日間ばかり北欧東欧の研修旅行。ベルリン行ったりフィヨルド見たりするんですって。
 
「どの国行くの?行く国の通貨、多分俺全部持ってるよ」
とだんながざくざく現地通貨を用意し始め(ざくざく出てくるユーロ札……)、はいこれ現地で使えるSIMカードねアクティベートがんばれ土産品は我が家用はトリュフマヨネーズだけ頑張って探してねまああとはあんたそこそこ海外慣れもホテル慣れもしてるから大丈夫でしょと雑な送り出しを。
 
せっかく息子も居ないことだしと私たちも近場の旅行を計画中で、なら今日は和食にすべきかとも思ったのだけど、カットした低温調理済みの羊肉がそこそこたっぷり残っていたのでこれを食べてしまうことにした。
 
醤油や老酒、片栗粉を揉み込んでおいた肉をにんにくと共に炒めて、油通ししたアスパラガス、パプリカと共に炒め合わせて、調味は塩とたっぷりの黒胡椒。合わせてスープも中華寄りのものにした。こっちも低温調理の残りの鶏肉を切って入れたりして。
 
「あ、肉ねー、羊がメインだけど、残った牛肉も混ざってたからまあいいやとそれも入れちゃった。肉ガチャってことで」
「その、獺祭みたいなの止めようよ」
「あ、これ牛肉だったわ」
 
なんて楽しく会話しながらもぐもぐ。
 
食後は、マンゴーシロップを食べきってしまいたいからと、かき氷器出してマンゴー練乳かき氷を楽しんだ。
温度を上げて削るかき氷器、確かにすごく良い食感に削れるけど、シロップかけたその瞬間にスムージーに変化しちゃうからそれが大変。シロップをすごく濃厚に作っておいて氷を盛大に足すか、いっそシロップを冷凍庫に入れておくかすれば良いのかな。おいしいけど難しい。

2018年8月23日木曜日

今日は日本酒。

ミレービスケット
アイスカフェオレ
10時間近く、寝るに寝まくって、割とすっきり気分で迎えられた朝。
 
「おゆきさん、体調は?」
とだんなに言われて
「元気100倍!……とは行かないけど、53倍くらい!」
と答えたら、「微妙な数だな」と笑われた。
 
まあ、大丈夫です。うん、大丈夫。
 
今日はだんな、朝食抜きで健康診断、息子はバイト。
 
息子の分のパンはあるけどさて私の分はどうしようかなーとしばらく考えてから、いまいち食欲も無いんだよなと、買い置きのミレービスケットをもぐもぐ。リッツに似てるけど、リッツより小ぶりで甘くてしょっぱい。全体的に「濃い」という感じで、その塩梅がけっこう好み。
 
小皿に盛ってぱりぽり食べつつアイスカフェオレ飲んで、今日は痛飲の予定なので(飲まないという選択肢は無いんだな……)せめてもと日中はおとなしく。
錦糸町「LITTLE SAKE SQUARE」にて
 愛山飲み比べ \4000
 「すた丼屋」の唐揚げ
 鴨のロースト
 茄子の揚げ煮
 食べる鰹節、麦チョコ、うずら卵
今日は錦糸町の日本酒飲み放題スポット「LITTLE SAKE SQUARE」で、「愛山飲み比べ」というお楽しみイベント。
 
お酒の写真はちょこちょこ撮ったけど、店長のtwitterのずらりと並んだ一升瓶がめちゃくちゃ壮観なので、もうこれを見れば良いのではと思った次第。
 
愛山は、雄町と並んで私の大好きな酒米。
雄町がやんちゃ坊主なら、愛山は熟女という印象がある……と、思っている。とろんと甘く重量感のあるお酒が多いという印象。
 
用意されていた愛山は、どーんと13種類!好みど真ん中のもあったし、なんかちょっと外れてるのもあったけど、こんなに飲み比べができるほどに愛山がその場にあるというのが稀有な状況で、非常に非常に楽しかった。愛山以外のお酒も、なんだかんだ色々飲んできたけれど。
 
  • 十四代 中取り純米吟醸 播州愛山
  • 飛露喜 純米吟醸 愛山 生酒
  • 寫樂 純米吟醸 播州愛山
  • くどき上手 愛山44
  • 鳳凰美田 Black Phoenix 愛山
  • 一白水成 愛山
  • 来福 純米吟醸 愛山
  • 鶴齢 純米吟醸 愛山
  • 開運 純米 愛山
  • 福祝 純米吟醸 播州愛山
  • 雨後の月 純米大吟醸 愛山
  • 大那 純米吟醸 愛山
  • 純青 Galaxy label 愛山
 
と、用意された愛山を全部飲みまして、「愛山として美味しいのは十四代が頭飛び抜けて」「お酒として美味しい(好みな)のは一白水成」という結論。
 
「愛山はあんまり刺身ってイメージじゃないよねぇ……肉……」
「じゃあ、すた丼屋で唐揚げ買ってきてよ」
「それね!」
 
ということで、持ち込んだ肴はすた丼屋の唐揚げ(でっかいの8個入りで揚げたてで500円、お値打ちでおいしい!)と、自宅からは鴨のローストの残りと茄子の揚げ煮、それに「生ハムのような食べる削り節」と麦チョコ、「北野エース」のうずら卵。最後の3点はもう、酒の肴定番セットということで良いのではないかな。こってり系の日本酒に、麦チョコは笑っちゃうほどよく似合う。
 
あと、今日の幸せだったお酒は、龍力の熟成古酒(1999)(ザ・古酒!って感じ)、寫樂の純米吟醸酒未来(すっきり上品旨味もしっかり)、楯野川のホームランまっこり(笑っちゃうほどちゃんとマッコリだった、おいしい)、聖 SAVAGE 生酛 prototypeあたり。
 
聖のSAVAGEは、新政で2年学んだ杜氏さんが「新政の丸パクリ生酛です」と公言して醸しちゃったお酒なんですって。確かになんとも新政的。良い意味で主張が強くなくて、食中酒としてぐいぐいいけちゃいそうな感じ。これ、美味しいなあ。自宅で買って常備しておきたい感じ。
 
ああ、あと、巷で「獺祭ガチャ」と評判の島耕作の味見もさせてもらえた。
これ、蔵が被災して獺祭ラベルとして表に出せなくなった酒を、同じラベルでいろんなタンクから詰めて出すという趣向のもの。もうあちこちの酒屋で売り切れてるみたい。
 
販売価格1200円ほどで、"ガチャ大当たり"なら「磨き その先へ」が入ってるというから、色めき立つ人が多いらしいけど、2ロット目はタンクを合わせたブレンド酒もあるらしく。
「あー、確かに違いますね、これとこれは違う」
「こっちがクリアな味がする……あっちはじゃあブレンドなのかな」
なんて言いながら酔っ払いたちが集って飲み比べてしていたのだった。
 
終盤は、お燗実験好きの面々があれを燗してみようこれも燗してみようと遊びはじめて、なかなかカオスな感じに。
「讃岐くらうでぃ」の熱燗は、甘さが飛んですっきり味になったのに、似た方向の「ホームランまっこり」はまんまホットカルピスになってしまって笑えてしまった。
 
でも、美味しかったよホームランまっこり。これも買いたいな。楯野川だからあのセブンイレブンに行ったら買えるかな……。

2018年8月22日水曜日

不調の夜は

自家製ヨーグルト w/ピーチマンゴージャム
アイスカフェオレ
昨夜は多分、私けっこう食べ過ぎた。
 
なんか胃が重いぞ……?ということで、朝食はだんなにイングリッシュマフィンサンドを出しつつ、私はヨーグルトに美味しいジャム入れて、あとはカフェオレで。
 
メゾンカイザーのこのジャム、甘さが若干控えめなのでヨーグルトに入れる時は「おしみなくどっさり」にしている。かなり贅沢だけど、フルーティーな幸せヨーグルト。
低温調理アンガスビーフ
「角上魚類」のにぎり寿司
豚汁
ビール(サッポロラガー)
で、今日は魚屋の特売があったから「ゆるっと買い物に行って、でも夕飯はありものが色々あるし……」と思っていたのだけれど、どうも体調が今ひとつ。なんだかふらふらするぞと感じていたら、今度はゾクゾク寒気がし始めて、「あ、これ熱が出るやつだ」と慌てて風邪薬飲んでベッドに転がっていた。
 
午後に生肉をとりあえず加工しておこうと昨夜の残りの肉を低温調理器にかけていたのを引き上げて、だんなと息子2人分の温泉卵を続けて作ったところで力尽きて、「あとは頼む」という事に。
 
心配しただんなが、私の分の夕飯は「寿司とかなら食える?」と連絡をくれて手頃なサイズのにぎり寿司セットを買ってきてくれ、息子とだんなは予定だったローストビーフ丼を仕上げて食べてくれた。綺麗に火が通った牛肉があんまり美味しそうだったから、私も3切れくらい貰ってもぐもぐ。
 
予定では、おろし玉ねぎのソースとヨーグルトベースのソース2種類使って、肉バル御飯みたいにかっこよく積み上げたローストビーフ丼を支度するつもりだったのだけどな。たれは簡単に買い置きのモランボンの「ローストビーフソース」を出したところ、これが思った以上に自然な味で美味しかった。ほぼ使い切りサイズで便利だし、また買って来よう。
 
そうして、「あとは片付けとくから」「おかーさんはお風呂入って早く寝なさい」と男衆に追い立てられて私はお風呂だけ済ませてささっとベッドに。夜8時半に寝るなんて週末の昼間に深酒した時くらいしか経験が無いのに、すこーんと寝落ちてしまったのだった。やっぱり不調だったらしい。

2018年8月21日火曜日

素麺、かき氷、肉祭り

「カトランベーカリー」のクリームパン
アイスカフェオレ
早め出勤のだんなを見送ってから、一人の朝御飯はだんなとお揃いの「カトランベーカリー」のクリームパン。
 
お盆週間は買えなかった(多分お店が休みだった)このクリームパン、昨日は買えたよやったねと、私ほどにはクリームパンが好物でないだんなの分もクリームパンにしてしまったのだった。いや、だんなも「このクリームパンはすごく美味しい」と常々言ってるし。
 
今日は友人知人親類縁者の中で一番の綺麗好きのTさんが遊びに来るので、家の最後のお掃除も念入りに。一番の重労働は説明書見ながら「そうめんスライダー」を組み立てる事だったりして。
流しそうめん
麦茶
「流しそうめん、してみたい」というTさんとMさん親子がお昼頃に到着。あとは息子も交えて、総勢5人で久しぶりに流しそうめん、やってみた。
 
我が家にあるのは2016年に発売された「ビッグストリームそうめんスライダー」。
 
かなりのヒット商品らしく、今年は「タワーズロックそうめんアドベンチャー」(滝がついてるらしい……)とかパリピ仕様の「そうめんスライダーナイトプール」なんてものも出ているらしい。
 
みんな、そうめん流し好きすぎでしょう。
 
んで、めんつゆは市販の(安定の創味の)を使って、あとはきゅうり、あおじそ、茗荷、それに揚げ玉を食卓に出して「さあ、食えー」とやってみた。
 
そうめん4束茹でたけど案の定足りなくて、追加で4束茹でてそれもきれいになくなった。
 
流す側もけっこう楽しいし、食べる側も(特に下流側の人は)つい必死になってしまうしね。
 
多分この品、子供が幼稚園とか小学校低学年くらいの年齢層のファミリー向けだと思うけど、案外大人が真剣になるし、ほんと楽しいです。エアーズロックもちょっとやってみたい。
マンゴー練乳かき氷
そうして午後は台所で低温調理器に超頑張ってもらいながら(滅多に使わない巨大アルマイト鍋を出した)、我が家の最新兵器「ドウシシャ電動わた雪かき氷器」を使って、かき氷。
 
練乳は自家製、マンゴーシロップも台湾産マンゴーをピュレにして自家製シロップを1:1で混ぜたもの。氷がほんとに「ふわとろ」に削れたかどうかはともかくとして、多分、シロップはすごく美味しかった……と、思う。
 
自家製シロップは水飴だ粉寒天だと仕込むのが若干面倒ではあるけれど、自然で優しい甘さになる。生の果汁とこのシロップを1:1~1:2くらいで合わせればそれで手作りシロップができあがるという寸法で、レシピは全部『お家でいただく、ごちそうかき氷』掲載の埜庵さんのもの。重宝してます。
低温調理肉いろいろ
 (アンガス牛、豪州チルドラム肩ロース)
 (マグレドカナール、国産豚肩ロース、国産鶏むね)
野菜いろいろ(リーフレタス、人参、きゅうり、紫蘇、茗荷)
ソースいろいろ
 (トリュフ醤油、バジルマヨネーズ、シークヮーサー胡椒)
 (葱塩だれ、Tさんお手製ンドゥイヤ赤ワインソース)
チーズとかナッツとか
だんな特製叉焼炒飯
白ワイン、赤ワイン
そうして、少し早く帰ってきてくれただんなと、Mさん家のご主人も仕事を終えて合流して、早く帰るTさんとタイミングを少しずらしつつちょっと長めの夕御飯。
 
大鍋で、巨大な肉は最大4時間かけて火を通した低温調理肉は、アンガス牛もも(しきんぼう)にチルドラムの肩ロース、マグレ・ド・カナール、更に豚と鶏むねも。
 
鴨はやっぱり皮部分を焼いた方が美味しいよねとこれは炙って出して、あとは低温調理の紹介かねて、塩味もつけずにただただ火を通しただけの肉をスライスして盛りつけた。第二弾は「やっぱり炙ってみたいよね」と、残った肉は表面を炙ってスライス。
 
牛でも豚でも、表面をちょっと炙って脂が焼けた匂いがする方がやっぱり美味しいかも?なんて結論になったりした。
 
ざくざく切った野菜を用意して、ソースも色々。
 
Mさんがお土産にと食卓に出してくれたのは青カビチーズとトリュフ入りクルティン、白トリュフ風味のナッツとクラッカー。それならやっぱりワインでしょと、これもMさん持参の白ワインと、あと我が家からは最近赤といえばこればかりのブルネッロ(今日のはLecciaiaの)を出して、けっこう、私はくいくい飲んでいた気が。実際、けっこう酔っていた気が。
 
今日もなんでか腹を抱えて笑うような事が何度かあって(主にそれはTさんのお茶目な言動由来で)、そうして旦那の炒飯を愛してやまないTさんは、「私、今日はほぼこれのために来ました」と大盛炒飯をその場で平らげた後、1ガロン容量ジップロックにたぷたぷの炒飯を詰めて帰っていったのだった。
 
美味しいものを山ほど生み出す人なのに、なんで旦那の炒飯(というかだんなの中華全般?)にはこんなにころっといってしまうんだろう。Tさん七不思議の一つだと私は勝手に思ってる。

2018年8月20日月曜日

たらこすぱ。

「HEART BREAD ANTIQUE」の
 とろりんチーズフランス 1/4個
梨(千葉県産幸水)
アイスカフェオレ
台所入り口のパン袋を覗いたら、そういえばチーズパンが半分残ってる。
 
あ、しまったこれ食べなきゃ……ということで、今朝はこれを温めて。しっかり温めると、手でちぎった断面からモッツァレラチーズがびよーんと伸びて、良い感じ。
 
今年の千葉県産梨は感動的に甘くておいしいものだから、せっせと買ってきている。せっかく作った自家製ヨーグルトがなかなか減らないね。
たぬき冷や奴
茄子の揚げ煮
たらこスパゲッティ サーモン乗せ
豚汁
だんな特製チャーシュー
ビール(サッポロラガー)
「あ、たらこスパが食べたい」
と唐突に思いついて、今日はたらこスパ。
 
今日は一日家中を掃除して(床を隅々まで雑巾がけして筋肉痛になった……)、茄子6本で揚げ煮をたんまり作ったりもしたから、夕飯のメインはなるべく簡単なのをと思ったこともある。
 
冷凍庫内には調子に乗って山ほど買ったエシレバターもあるけれど、さすがにたらこスパゲティに使う勇気は無かったので、使ったのはだんなが出張先で買ってきてくれていたオランダのスーパープライベートブランドのバター。これでも充分、おいしいし。
 
いつもの通り、ほぐしたたらことバター、昆布茶と少量の日本酒を皿に入れ、後は茹でたパスタを和えるだけという形にした。
 
「エシレバターを使う勇気は無くってねー」
とだんなと息子に伝えたら、息子曰く、
「エシレじゃ風味が良すぎてたらこスパゲティに合わないでしょ」
となんか至極全うな事を言っていて驚いた。確かにね。
 
だんなが昨日仕込んでくれたチャーシューもスライスしてちらっと食べて、今日買ってきたばかりの揚げ玉は冷や奴に乗せて、できたての茄子の揚げ煮もお味見程度に。
 
息子はあんまり茄子が好きではないけれど、揚げ煮は美味しいのだそうだ。はずれのない味だよね。家族の好物。

2018年8月19日日曜日

初秋刀魚!

「やわらかシロコッペ」の
 小倉マーガリン \250 1/3切れ
「Mini One」の
 プチウインナー
 もちっとベーコンチーズ
アイスカフェオレ
日曜の今日は急遽バイトが入った息子。朝早々に家を出なきゃというので、「じゃあパン買って帰らなきゃね」と、秋葉原の駅ビルで買ってきたのは「Mini One」の可愛いパンをいくつか。
 
一口サイズの「プチウインナー」と、季節商品の「もちっとベーコンチーズ」、息子はそれにミニクロワッサンもいくつかつけて、あとは「やわらかシロコッペ」の「小倉マーガリン」を3等分して皆で少しずつ。
 
「もちっと~」は、ポンテケージョのようなねちもち感。これが期待以上に美味しくて良い感じだった。
 
そして、あんことバター(orマーガリン)の組み合わせの美味しさは、鉄板。木村屋のあんバターも、また食べたいな。
冷やし中華
麦茶
今日の私は、一日全力でお掃除。
床拭いて、棚片付けて、ああ、窓も拭かなきゃ、棚の扉とか、最後に拭いたのいつだっけ。
 
ここ数年、12月に大掃除をしなくなってしまったから、大掃除の切っ掛けといえば「綺麗好きの友人が遊びにくる」のが何より大きなトリガーで、そして来週頭はその「綺麗好き友人」の最高峰が久しぶりに遊びに来るのだった。「あんたも、顔綺麗にしときなさい」と猫のブラッシングの後に顔まで洗ってやったレベル。
 
で、なんやかやしている間にだんなは買い物に出てくれて、昼食夕食その他の食材を諸々買ってきてくれた。
 
お昼もだんなが全部用意してくれて、酢醤油味の冷やし中華。
 
ハムの代わりに焼き豚と、きゅうりと錦糸卵。
いつもは私が錦糸卵を焼くのだけれど、「やらなきゃ上達しないし!」と言いながらだんなが焼いてくれた。ちょっと破けたとか言ってたけど、切ってしまえばわからないわからない。私もよくひっくり返すの失敗するしね。
 
「冷やし中華って、案外平日の昼には食えないんだよね」
「ああ……フツーの冷やし中華って、こだわりのラーメン屋さんみたいなとこには無いもんね」
「そうそう」
 
かといって日高屋あたりで食べちゃうのもなんだかなあだし、王将に行ったら行ったで別のメニュー食べちゃうだろうし、わかるわあ……と思いながら馴染みの味の酢醤油味のたれが絡んだ麺をつるつると。
「世界の山ちゃん」のどて煮
枝豆入り冷やし茶碗蒸し(既製品)
秋刀魚の塩焼き w/おろし醤油
豚汁
栗御飯(自家製冷凍)
ビール(サッポロ 焙煎生)
今年の秋刀魚の漁獲量は、去年よりは良いらしい。
 
肉は食べたくない、特に牛肉はノーサンキューという気分だった今夜、だんなが選んだ献立は「秋刀魚の塩焼き」。秋刀魚が大好物の私、異論があるはずもない。
 
そしてビールは、サッポロの秋限定ビール「焙煎生ビール」。アンバーエールのような綺麗な琥珀色のビールで、こっくりしていてとても好みな味わいだった。
 
秋刀魚、まだまだ1尾300円弱というお値段だけど、肉を買うことを考えたら、そんなにおっそろしく高いというほどでもないし。何より好物だし。
 
「あ、山ちゃんのどて煮が残ってるからそれも食べよう?」
「それ、肉だよね?」
「どて煮は……肉じゃない!」
「えええー……」
 
なんてやりとりしつつ、でも豚汁も鍋にたんまり作ったしね。「肉は食べない」という誓いはどこかへと消え去っている。
 
買い置きの既製品の冷やし茶碗蒸しも出して、秋刀魚を焼いた他は大根おろして、豚汁作ったくらいの簡単献立。
 
冷凍庫から適当な炊き込み御飯を解凍して食べましょうと、メモも残っていなかった包みを「これ、多分牛しぐれ煮御飯じゃないかなー」なんて解凍したら栗御飯だったりして、「まあほら、季節先取りってことで!」と笑いながら食べた。秋を先取り感満載だった今日の夕御飯。
 
そして秋刀魚は、すごくすごく美味しかった。週に一度は食べたい味。安くなったら今年こそ圧力鍋煮にするとかコンフィにするとかしたい。去年はさっぱり安くならなかったのよねー……。

2018年8月18日土曜日

うどん、銀魂、焼肉

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「やわらかシロコッペ」の
 アジアンマンゴーラッシー \340
アイスカフェオレ
今朝は10時前からお出かけで、ささっとぱぱっと済ませた朝御飯は昨日だんなが出先で帰り際に買ってきてくれた、コメダの「やわらかシロコッペ」のコッペパンサンドを。
 
買うならこれをお願いしますと伝えた私のリクエストは、期間限定商品の「アジアンマンゴーラッシー」。マンゴー果肉とヨーグルト風クリームの組み合わせなんですって。
 
だんなは新商品の「ガパオ」(390円)を。
 
お互い一口ずつ交換して、「おお……けっこう辛い」「こっちは甘い」なんて言いながらもぐもぐ。
 
種類も豊富だし、フィリングもたっぷりだし、このコッペパン屋さん、けっこう好き。
実際、人気があるらしくて、このところあちこちに店舗が急増中。
 
でも、この真っ白なパンがちょっとぺたぺたした食感で(八天堂のパンの感じに似ていると言えば伝わるかな……)私はその方向よりは、昔ながらのごくごくフツーの茶色いコッペパンの方が好き。ごくごくフツーのコッペパンでこのサンドを作ってくれたら、もっとせっせと買うのになと思ってしまうのだった。
「竹清」にて
 竹清うどん(並) \590
今日は家族で映画鑑賞、昨日から公開の「銀魂2」を見に幕張イオンモールへ。
 
ここに来るなら御飯はここよねと、モール内のフードコート、我が家の定番すぎる定番「竹清」で、名物のちくわ天と半熟たまご天のトッピングされた「竹清うどん」を食べてきた。
 
かなりちゃんと高松のあの味がするんです。しあわせ。 映画の半券持っていれば大盛無料ということで、だんなと息子は大盛で。
 
刻み葱と天かすとわかめは、カウンターで乗せ放題。
熱いだしは自分で注ぐスタイルだけど、冷たいのはカウンター向こうで注いでからどんぶりを渡してくれる。
 
卵はしっかり半熟だし、他の天ぷらは揚げおきだけど、この卵とちくわは注文してから揚げてくれるあつあつだし、そしてだしはしっかりいりこの風味。ほんと、幸せ。
 
そうして、親子3人並んで見てきた銀魂は、前作以上にいけないところに踏み込んだギャグが山盛りだった。具体的にはジブリとか、ガイナックスとか。佐藤二朗は佐藤二朗でしかなかった(よき)。
 
原作のノリのシリアスとギャグの塩梅もほどよくて(アクションシーンのカメラワークとか、いまいちこなれてないなーと思うところはあったものの……監督さん、アクション畑からは遠い人だもんね)、もとより私は真選組が好きだから今作は文句なしのエピソード。「イケメンの無駄遣い」と公式が言う通りに、たいそう豪華なお祭り映画だった。
 
どうしよう、ブルーレイ出たら買っちゃおうかな。
秋葉原「万世牧場」にて
 ナムル \540
 サンチュ \518
 カルビ&牛タン大 2×\5378
 にんにくバター焼き \561
 お食事セット \540
 韓国のり \302
 ミニソフト 2×\250
 生ビール(マッスルジョッキ) 4×\810
 コーラ 2×\345
そして夕飯は肉祭り。ファミリー会員向けに自宅に届いた葉書を持って、秋葉原の「万世牧場」に行ってきた。
 
なんでも、神田駅前店がリニューアルオープンして、2階に焼肉専門店ができたのだそう。そのキャンペーンで、神田店及び秋葉原の万世牧場で、通常価格6480円の和牛カルビ三昧盛合せが3980円、通常価格9480円の和牛カルビ&厚切り牛タン大皿が4980円になるという嬉しい案内だった。
 
予約の電話を入れる時に、「これ、どちらか一品といった制限がありますか?」と聞いてみたら、どちらでも何皿でも、最初に頼まなくても追加注文でもお好きなだけどうぞとのこと。太っ腹だなおい!ということで、それはもう、たらふく食べてきた。具体的には、和牛カルビ400gと厚切り牛タン230gの計630gを、家族3人で2セット、1260gを平らげた。
 
結果、「もう暫くタン塩は食べなくていいや……」「和牛カルビも、しばらく口にしなくていいや……」と思うに至る、なんとも贅沢な事に。
 
「万世牧場」にて。このナムルのボリュームで540円は、なかなかお値打ち。 肉ばっかりじゃね、と、ナムル盛りも頼んだし、サンチュやにんにくバター焼きも注文。
 
ナムル、このボリュームで540円なら、なかなかお値打ちだと思う。
 
生ビールは「中」の上に「マッスルジョッキ」という、持ち手がマッチョマンの腕のジョッキがあって(500ml容量ですって)、だんなも私もそれを2杯ずつ。
 
どーんと和牛カルビ、400g。これが2皿あるのよ……。 そしてどーんと、お肉。
 
今日の一番上の牛タン写真と、このカルビの写真は、これで1セットだからこの倍量がテーブルに一度に来たのだった。
 
我が家で焼き肉といえば、たいていアメリカ牛の赤身っぽいところ。
脂多めの肉はすっかりご無沙汰気味だったから、「高級な味がする……」「高級すぎる味がする……」と、後半はちょっと口が疲れてしまった。牛タンはいくらでも食べられそうな感じだったのだけど。
 
それでも、レモンを多めに貰って塩レモンで食べたり、御飯と一緒にサンチュに巻いて食べたり、上質なお肉はどう食べても美味しくて、最後はだんなが男らしく残った数きれを食べてくれ、私と息子はひっそりミニサイズソフトクリームも堪能したのだった。
 
久々に焼き肉を「食べ疲れる」まで食べた夜。