2013年1月31日木曜日
友人と地元ランチ♪
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「She Knows Bakery」の
濃厚バナナマフィン
アールグレイスコーン
カフェオレ
昨日に続いて、東京駅GranStaの「She Knows Bakery」で購入してきたもので朝御飯。濃厚バナナマフィン
アールグレイスコーン
カフェオレ
今日は「濃厚バナナマフィン」を1人1個と、アールグレイスコーンを息子と半分こ。先日のホットケーキのために用意したホイップクリームがまだ少量残っていたので、スコーンにはこれを添えつついただいた。
マフィンは、「She Knows Bakery」の母体、「BAGEL&BAGEL」でも扱いがある。BAGEL~店のマフィンは1個が握りこぶしくらいもある大きめサイズだけれど、買ってきたものはかなり小ぶりな、「おやつ」サイズ。でも、しっとりとした食感は本家のものと同じ風なものだった。
スコーンはイギリス風の丸いタイプではなく、アメリカ風の三角形のもの。堅めに焼き上げられ、ぽそもそと崩れやすい食感で、紅茶ではなくコーヒーに似合うものだ。
「うん、なかなか悪くない……」
この手のものは今まで東京駅で購入できなかったし、地元でも扱いがないから、これからも重宝しそう。マフィンもスコーンも色々な種類が並んでいたので、次は何を買おうかというのもちょっと楽しみだ。
稲毛 「Trattoria Vino」にて
パスタセット \1980
グラス白ワイン \900
今日は友人から「お昼ご一緒しませんか~?」とお誘いがあって、うきうきお出かけ。パスタセット \1980
グラス白ワイン \900
「カラオケも行きたいなぁ~お酒も少しならいいかなぁ~?」
とのことで、だったら、この界隈なら「イタリアンでワイン」とか「モツ煮でビール」とかどうかな?と。カラオケボックスも綺麗でお手頃価格のが駅近にあるし。
相談の結果、向かったのは、私の母もお気に入りのお店「トラットリア ヴィーノ」。ランチパスタは1000円以下でいただけるセットがあるけれど、前回食べて「これはいいな」と思ったのは1980円の「パスタセット」。
アラカルトのパスタメニューから好みのものを1皿選び、サラダとパン、ドルチェ(単品注文だと420円)、食後のドリンクがついてくる。パスタは980円から1480円まで色々あるので、お高めのものを選択するとお得度が増す感じ。ドルチェも7種類ほど用意されているから、これを選ぶお楽しみもあるのだった。
じゃあ、味の傾向の違うパスタ2種類にして、半分こしましょうか?と、選んだのは「魚介のトマト風味スパゲッティーニ」と「ゴルゴンゾーラチーズのクリームソース」。
わーいわーいパスタだ~♪と、写真を撮るのも忘れてしまって手を出してしまったので、撮れた写真はドルチェだけ……という今日のうっかり。魚介のパスタにはタコ、アサリ、殻つきの海老に大きな剥き海老……と、たっぷりの具が入り、にんにくと唐辛子もしっかり効いていた。
クリームソースのパスタは、煮詰められたクリームがしっかり絡み、これもかなり好みな味わい。やけにシャバシャバした水っぽいカルボナーラ、クリームソースのパスタを出すお店も少なくない中、この濃厚さは嬉しかった。うーん、美味しい♪
今日のデザートは、「ティラミス」「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」「キャラメルのババロア」「3種のベリーのコンポート」「パンナアンジェラ(オレンジ風味のクレープ)」「苺のタルト」「みかんのコンポート」からの選択。
友人はパンナアンジェラ、私はキャラメルのババロアを選択して、食後もしばしのんびりと。
濃厚なババロアにミルクのソースとキャラメルソースがかかり、てっぺんは軽くキャラメリゼ。みかんとバナナも可愛く添えられて……粉糖はちょっと多いかな?という風ではあったけれど、今日のドルチェも、どこか素朴な味わいを残す美味しいものだった。
で、食後は久しぶりにカラオケ♪
ボカロ曲にアニメ曲に、ミスチルにユニコーンに劇団四季にと、今日も大変無節操な感じであれこれ熱唱。
うっかりすると出不精の私は、息子以外の人間とは誰とも話さずに一日に終わることが多い中、ここ数日は何かとアクティブに活動しているのだった。
水菜のおひたし
千切りキャベツ
豚肉の生姜焼き
豆腐と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
夕飯は、豚肉の生姜焼き~。千切りキャベツ
豚肉の生姜焼き
豆腐と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
一昨日に、調子に乗って大量の千切りキャベツを作ってしまったので、「千切りキャベツを美味しく食べるには」の観点から豚肉を買ってきたのだった。
コロッケやトンカツに添える千切りキャベツもたいそう幸せな存在だけれど、生姜焼きやポークソテーの焼き汁を吸ったキャベツの美味しさも捨てがたい。なので、あえて今日は「つゆだく」気味に、汁気多めの生姜焼きにしてみた。
これというすごい工夫はないけれど、普通に美味しい夕御飯。
そうそう、届いたのは昨日だったり、更にその数日前だったりするのだけれど、備忘録がてら、コスメの話。
こちら、「GLOSSYBOX(グロッシーボックス)」で年末に発売になった「ESTHEDERM BOX」。
送料込3,150円で、内容も福袋的なものではなく「これが入ります」と示されていて、これはなかなかお得かも?と買ってみたのだった。それが届いたのが数日前。
今年ブランド誕生35周年を迎えるエステダムの記念セットなのだそうだ。
内容は、
- オー セリュレール(スプレーローション) 35ml
- UV インセリウム スプレー(スプレーローション) 30ml
- ルフレ パウダー&ブラシ 13g (非売品)
- モイスチャー クレンジングミルク 50ml
- モイスチャー ローション 50ml
- オスモクリーン(ディープクレンジング) 4.8g
「ルフレパウダー」が非売品なので本来価格が難しいところだけれど、ローション系だけでも通常価格で5000円相当分くらいは入っているようだったから、なかなかお得?
最近、基礎化粧品ジプシーになりつつあるところだったから、私には嬉しい内容だった。「スプレーローション」というのも使ったことがなくて、乾燥する季節には便利かな?と。
シェーディングに使えるパウダーも、今まで1つも持っていなかったから、試しに使ってみようと思う。……私、チークとか使うの下手くそなのだけれど……がんばる……。
と、こちらは満足な内容だったのだけれど、昨日届いた、「GLOSSYBOX」の定期購入ボックス1月分は、「えええ~?」と、かなりがっかりな内容だった。
……でも、ネットで見ると、これでも随分「ましな方」らしい。
初めて購入した11月分はそれなりに満足できる内容で「来月も楽しみ」と思っていたのに、「クリスマス特別仕様!」と先方が盛り上げに盛り上げていた先月の内容は「……んん?」とビミョ~ながっかり感を感じるもの。
それでも、あと1ヶ月は様子を見てみようと思っていたのだけれど、今月の内容を見て、「あ、これなら3ヶ月分4500円払ったそのお金で、好きなブランドの化粧品買った方が幸せかも」と購入休止を決めた次第。
他の方のブログなど見ると、昨夏やその以前あたりはLUSHの現品が入っていたりしてなかなか良い感じに見えたんだけどな~……残念なことだ。
そんな今回の内容は、
- 日 SEVEN FLOW / ビューティーフルーツミスト 50ml (1750円相当)
- 日 SEVEN FLOW / マシュマロウォッシュ 2×2g (127円相当)
- 韓 顔ツボ / トライアル8710 (1050円相当)
- 日 ADDICTION / ティンティド スキンプロテクター パウチ3つ (1パウチ2gとして、945円相当?)
- 日 エミュール / ミネラルバスパウダー 25g (263円相当)
- 日 daily delight / グレープフルーツ マッサージソルト 50g (210円相当)
- 謎 グロッシーボックスロゴの、紙カップ&ピックのセット
- 謎 先月から同梱されている、A5サイズの謎冊子
フルーツミストがけっこうなサイズなので、「……損はしていない、けど」という印象ではあるけれど、私は確か「バスアイテムが欲しい」というチェックは入れていなかったはずで、最初に登録したカルテ的なものはあんまり考慮してもらえないのだなぁ、と。
迷走ぶりが発揮されているのが、ロゴつきの謎グッズと謎冊子の存在で、
「……なんか、シロウトくさいグッズだなぁ……ピック(=樹脂製ではなく、ごくごく普通の爪楊枝)の先が、なんかケバケバしているし、シールもズレているし」
と思っていたら、ほどなく公式webサイト(の、NEWSの部分)で「カップケーキホルダーの一部に、不良があることが発覚致しましたため、自主回収いたします」との告知が。
FACEBOOKページに集まったコメントによると、カビが生えていた(ピックが黒く変色していた)とか、汚れていたとか、破けていたとか、ちょっと散々な状態らしい。
私に届いたものはそこまで酷くは無かったけれど、でも……ちょっと使いたい感じのピックではなくて(なんだろう、100均グッズだってもうちょっとちゃんとしてるよ、ってレベルのものなのね……)、「こんなの入れる予算があるなら、化粧品増やしてくれれば良いのにな」と。
その最たるものが、謎冊子。p32もある、ボリュームだけは立派なものだけど、
「一体、どれだけクオリティの低い写真素材を使ったの?どんなシロウトがこれ作ったの?」
と首をかしげたくなる内容。写真は小さなものを無理矢理拡大したようなガタガタなものだし、レイアウトも「ギョーカイに憧れた高校生が自主制作してみました」的なもの。これこそ「こんなの入れる予算があるなら、(略」という感じなのだった。
こういったものを作ってしまうスタッフのスキルの低さもさることながら、「それでOK」とゴーサインを出しちゃう上層部こそ問題なわけで……え、そんなに低い美意識でいいの?ほんとに?と思ってしまったら、「もう解約でいいやー」という心持ちになってしまった。
同様のサービスしている会社に「プラナスボックス」があり、こちらは評判上々みたい。ちょっと気になるものの、とりあえずは様子見で。
2013年1月30日水曜日
ナンを食べて観劇に
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「She Knows Bakery」の
焼きドーナツ(レモンティー)
焼きドーナツ(きなこ)
カフェオレ
昨日外出ついでに、初めて買ってきてみたのは、東京駅「GranSta」内のショップ「She Knows Bakery」のドーナツやマフィン。焼きドーナツ(レモンティー)
焼きドーナツ(きなこ)
カフェオレ
店頭に並ぶのはマフィンと焼きドーナツ、あとはスコーンやシナモンロール。普通のパンはないのかな、と、店頭をちらっと眺めてから他のお店に行こうと踵を返したところで、見慣れたロゴマークが目に入った。それは何度も買い物したことがあるベーグルショップ「BAGEL&BAGEL」のもの。
このお店、「BAGEL&BAGEL」とGranStaとの共同開発のショップなのだそうだ。ベーグルは扱わず、主力商品は焼きドーナツとベーグル。
それだったらけっこう美味しいかも?気になるなと、試しに買ってきてみた。単品購入ももちろん可能だけれど、店頭で好きなアイテムを6個選んで1000円というセットものがかなりお得な感じ(1個が平均200円くらいはするので)。
2人の朝御飯なら3日分、いや、2日分というところかなと、ドーナツ3個にマフィン2個、スコーン1個を買ってきた。
今日の朝御飯は焼きドーナツ。
私はきなこ、息子はストロベリー。小ぶりなドーナツだったこともあり、もう1個買った「レモンティー」(一番の人気商品なんですって)は息子と半分こ。
頭の固い私は、「ドーナツは揚がっていてこそドーナツ」という認識があるので、焼きドーナツを買うのはこれが数度目か、もしかしたら初めてというくらいかも。一時期巷を騒がせていた「とろなまドーナツ」「生ドーナツ」と言われるものも、未だ口にしたことがない。
「……うん、やっぱり、"揚げてないドーナツ"って感じだわよね」
と思いつつ、朝御飯にはあっさりしていてこういうものも良いのかな。
私はきなこが大好きなので、きなこドーナツの味はなかなか好みだった。レモンティードーナツは、濃厚なレモンティーのシロップを染みこませた風なもの。サバランほど水気たっぷりではないものの、いわゆる「ドーナツ」よりもサバランに近い印象のものだった。
「カレッタ汐留」内「ターリー屋」にて
タンドーリ定食 \1280
プレミアムカレー +\100
ジョッキコーラ \100
今日はお出かけ。一人でのマチネ観劇の前にささっと昼御飯を済ませる必要があって、劇場のあるカレッタ汐留の飲食店を足早に見て歩いた。タンドーリ定食 \1280
プレミアムカレー +\100
ジョッキコーラ \100
あれ?こんなお店、前からあったっけ?と足を止めたのは「ターリー屋」というインドカレー屋さん。店頭のポスターによると12月にオープンしたばかりなのであるらしい。で、店頭のポスターの「ナン食べ放題」の文字に目が釘付けになった。私はナンが大好きなのだ。
日替わりのカレーが5種類。好みなものを1種から3種まで選ぶ形で、ライスとナンが両方ついてきたり、目玉焼きがついてきたりで色々なセットが用意されている。「肉も食べたいなぁ」ということで、私が選んだのは「タンドーリ定食」。カレー2種、タンドーリ3種、ヨーグルト、ナンまたはライスがセットになって1280円。
カレーは中辛の「バターチキン」「ジンガマサラ」(この2種はプレミアムカレーということで+\100)、辛口の「キーマ」、中辛の「アル・マタール」、マイルドの「シーフード」という内容だった。
メニューには「サービス価格!ジョッキコーラ\100」という案内もあって、思わずこれも1杯。カレーが辛かったら怖いなぁという保険のつもりだったのだけれど、その必要がないくらい、辛口のカレーもそれほどには辛くないものだった。それほどには辛くはなかったカレー、でもしっかりスパイシー。
選んだカレーは、バターチキンとキーマ。タンドーリは、シークカバブ1本とチキン2種。チキンも風味を変えて、「塩ガーリック」という風な骨なしのむね肉と、いかにもな「タンドーリチキン」風な骨つきのものと。盆の端には薄緑色のピリ辛ソースとケチャップに似た、でもケチャップとは違うスパイシーなソース、そしてくし形切りのレモンも添えられていた。そして盆の多くの場所を占める、焼きたてほかほかのナン♪
我が家の近所の、美味しいナンを出すお店が閉店してしまった(移転を前提にしていたけれど、まだ新店舗オープンの噂は聞かない)ので、美味しいナンに飢えていた今日この頃。
ここのナンはちょっとふかふかすぎる感じもあったものの、焼きたての本当にアッツアツなものがやってきたのが幸せだった。おかわり、2枚目はちと多いかな、でも1枚だけだと物足りないんだよな……とちょっと悩んだ末、2枚目もいただくことに。おかわりも、注文してから新しく焼いて焼きたてのを持ってきてくれるのがまた嬉しい。
近くに座っていたスーツ姿の兄さんたちが2人で6枚食べているのを「すごいなー」と目の端で眺めつつ、私は2枚が限界だった。タンドーリものもちゃんと美味しかったし、さほど待たずにささっと出てくるし、「汐留御飯、選択肢が一つ増えたな~」と満足なお昼御飯。
で、食後の観劇は劇団四季「オペラ座の怪人」。
終演後の四季の会会員対象の無料イベント「ファントム・ミュージカル・アカデミー」に参加するのが観劇の主目的で、今回は第4回になるこのイベント、テーマは「プロローグ(オークションシーン)」なのだそう。
このイベント目当ての観劇回数もいい加減増えまくっているし、そうそう良い席でばかりで見てはいられない……と、今回と次回は一番お安いC席(3000円)での観劇。同様の事を考えるお客さんは多数いたようで、2階席の左右両サイド席はS席A席B席共にガラガラだったのに、C席は満員御礼という感じ。
ここぞという見どころで、私も含めて左右のお客さんたちが一斉に双眼鏡やオペラグラスを構えるのもなんだか面白かった。「あ、そろそろこのシーンが終わるから拍手の準備しなきゃ」と双眼鏡を下ろすタイミングも同じだったりして、苦笑い。
今回のキャストはこんな感じ。
「ああ、高井怪人に高木クリスだったら、S席取っておけばよかった」
と思うものの、こればっかりは仕方ない。
事前予約でC席を買っているのは、「今の新人クリスティーヌが、あまりにあんまりだから」という理由もあったりするわけで……もしも東京公演で千秋楽までにもう一度佐野さんが怪人として舞台に立つことがあるなら、当日券買ってでも見に行こうかなと思っている。
安定感のあるキャストで、今日の公演は久しぶりに安心して見る事ができた。高木美果さんのクリスティーヌは、なんだかちょっとお人形さんのように冷たく見えるところもあるのだけれど、台詞棒読みというわけではないし、声も美しいし、このクリスティーヌなら怪人が誘拐して「歌え~!」と言いたくなるのも、ラウルが惚れ込むのも納得できる。
でも、マダム・ジリーはなんだか可愛くて迫力足らず、「うーん?」という感じだったかな……なんだか「一生懸命"マダム・ジリーを演じている"」という感じだった。
そして終演後、前から2列目の席で参加してきたミュージカルアカデミー(11:45に整理券配布の列に並び、前から10番目くらいだった。配布開始は12:30頃)。忘れないうちに、自分のためのメモ書きということでばばーっと残しておきます。
- 司会はムッシュー・アンドレ役の増田守人さんと、オークショニアー役(=ムッシュー・ルフェーブル役)深見正博さん。「日本初演」の時代を知る、超ベテラン俳優の深見さんがたいそう楽しかった。持ったマイクを自分ではなく他の役者さんばかりに向けて、「そう、うんうん、あのシーンはね、うんうん、ああいった狙いがね、うん」とニコニコ。なんだか好々爺な感じ。
- 日本初演時に、演出家ハロルド・プリンスから伝えられたイメージは、「鬱蒼とした森の中、霧が立ち上る湖。その向こうから木槌の音、ナイチンゲールの鳴き声のように響くオークショニアーの声」といったもの。初演時、このオークションのシーンはもっと暗く、スモークの量も多かった。その後、浅利慶太の手直しも加わり、シーンは初演時よりは明るい感じに。
- 今はもう、「オークショニアーからムッシュー・ルフェーブルへの早変わり」の必要があるのでしなくなったが、オークショニアーも当初は「ガイコツメイク」だった。「キャラクターとして生きている」のは70歳の老人ラウルのみで、それ以外はゴースト的な、「役がない」キャラクター。シャンデリアが上がると共に50年前に遡っていくというオーバーチュア。
- マダム・ジリーの役者も「ジリー」という役名でオークションに登場する(「25フラン」と入札する婦人の役)。台本等には他に説明はないので役者個々の解釈にゆだねられるが、「"その後のメグ・ジリー"という解釈にしています」(マダム・ジリー役原田真理さん談)。アンドレ役の役者さんも出ているが、それも「アンドレ」という役ではない。このシーンで舞台に立つのは17人。お客さんからはほとんど見えない位置に立つ役者もいる。
- ラウルは、付き添いの看護婦と共にオークションに参加しているという設定。オークションへの入札は、看護婦がラウルの右肩に置いている手を、左手で叩くことで指示し、看護婦が入札している。
- オークションシーン終盤の不安定な戦慄「オルゴール……これだ」は、「驚いたかね」(by怪人)、「悪ふざけだわ」(byマダム・ジリー)、「スキをみせるなよ」(byブケー)などのシーンでも使われるフレーズ。「1つの感情表現に1つのフレーズ」のロイドウェーバーの特徴的な手法。「この音楽が流れると人が死ぬって感じがします」(byラウル)。
- オークション品それぞれのシーンについての説明。「No.663 ハンニバルのポスター」。ポスターの木枠をカン!と音立てて巻き下ろすのは指定された「演出」。靴の高さなどで微妙に違いが出るので、「ちゃんと鳴るように調整するのが大変」「以前、鳴らなかったこともある」と。
- 「No.664 悪魔のロベールのしゃれこうべ」。ポーターも、幽霊のような感じに「気配を消す」「所作はきちっと、でも存在を消す」ことが大切。ポーター役五十嵐春さん談、「嫌なシーンは、シャンデリアの布を剥がすところ」。凹凸があるのでひっかかるし、シャンデリアは巨大だし。以前の公演では布が破けてしまったことも。
- 「No.665 張り子のオルゴール」、ポーター役田中元気さん。「歩き方も、"リアルに歩いてはいけない"」、片手でオルゴールを支えて手回しするのはけっこう大変。
- 「No.666 シャンデリアの破片一揃え」 。シャンデリア自体の重さが400kg。これにバッテリーや照明をつけておおよそ450kg。東京の電通四季劇場[海]で吊っているこのシャンデリアは一番大きなもので、海劇場の他は日生劇場でしか吊ることができない。その理由の主なものが「天井の強度」。大阪含め、地方の舞台ではもう少し小ぶりのシャンデリアが使われている。
- 衣装さんからの紹介。このシーンは、時代考証はそれほど考えられておらず、「人間っぽさを無くした、ラインの出ないシルエットの黒い服」。初演当時はファスナーなどがなく、着替えるのが大変だった。今現在でも、オークションシーン終了後、裏舞台はバッタバタ(出演者ほど全員着替えるわけなので)。
- 舞台監督、寺嶋洋佑さんからの説明。オークションシーンの舞台設定は「古びた劇場」。重なる幕は斜めに傾いていたりして「今は使われていない」感を演出。「50年前のオペラ座の金色の内装」は全て見えないようにダストカバーがかけられている。このシーンでの「吊りもの」は9本。でも実際に客席から見えているのは7本。ちなみに一番前の幕は、「マスカレード」のシーンで使われている。この、オープニングの舞台装置を調えるのには最短15分が必要。通常はプリセットに30分かかる。
- この後、稽古着になった役者たちが出てきて、プロローグシーンを再現。大道具も全てちゃんと動かし、ハンニバルが始まる直前まで演じてくれた。今日の観劇はC席からだったので、最前列に近い席でこのシーンを改めて見られたのは本当に幸せ。「オペラ座の怪人」のメインテーマ、怪人とクリスティーヌのデュエットよりもむしろこのプロローグで流れるオーケストラの曲の方が好きだから、色々たまらなかった。
- 最後は、役者たちがくじをひいて、観覧者10名にポスタープレゼント。残念ながら当たらず。
と、そんな感じで終了は夕方5時半過ぎ。今回も充実のイベントだった。楽しかった~♪
稲毛 「太閤園」にて
茄子野菜炒め定食
焼き餃子
ビール
そんな感じで、帰宅するともう6時半過ぎ。茄子野菜炒め定食
焼き餃子
ビール
「今日は水曜か。9時から"相棒"だなー」(※今日は「相棒」放映ありませんでした……)
と、だったらサクッとどこかで食べて帰るかな、と。
「久しぶりに"太閤園"はどうかな?」
と息子に電話したら「賛成!」とのことだったので、駅近くのそのお店で落ち合って食べてから帰宅した。ラーメンメニューも豊富だけれど、ラーメン屋というよりは「中華定食屋」さん。炒め物はどれもおしなべて美味しいけれど、お気に入りは茄子野菜炒めと、炒飯と、あと酢豚。にんにくの芽炒めシリーズも美味しい。というか全部美味しい。
6個盛られてやってくる餃子は、息子と半分こ。
お店の自家製ラー油も旨味たっぷりで美味しくて、いつも通りにラー油たっぷりめに落とした醤油をつけつついただいた。
観劇中、喉が渇いて仕方なかったので(インドカレーって喉渇くね……)、思わずビールも1本。
定食は、久しぶりに頼んだ茄子野菜炒め。
「野菜炒め」の上位互換(?)の「肉野菜炒め」、更にその上にあるのが「茄子野菜炒め」なので、「肉」の文字はなくともしっかりがっつり豚肉が入っている。
肉にはしっかり下味が染みていて、葉野菜はシャキシャキ、茄子は柔らかく、でも柔らか過ぎずに適度にむっちり。醤油がベースの味付けだろうけれど、でも家では再現できない絶妙な塩梅で、今日も茄子野菜炒めは安定の美味しさだった。
息子は息子で洗面器サイズの「ジャンボラーメン」に取り組んでいて、2人してすっかり満足な腹心地。
2013年1月29日火曜日
和食の料理教室~♪
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バタートースト
苺 with 練乳&牛乳
カフェオレ
今日の朝御飯は、トーストに苺、カフェオレ。苺 with 練乳&牛乳
カフェオレ
例によってバターに練乳に牛乳にと、今日も「牛さんありがとう」という献立で、苺はいつも通り、苺スプーン使って潰して、練乳と牛乳をかけて美味しくいただいた。
さて、今日は楽しみにしていたお出かけ。
うっかり用事が1つ増えてしまって、けっこうな大荷物。小さめキャリーカートを引きずりながら家を出た。
田中玉緒さんの料理教室
一口白味噌碗
鶏の西京焼き
蓮根の箸休め
スティック野菜と柚味噌
冬の酢の物
鮟鱇鍋
日本茶 など
美味しいランチをいただきながら楽しんできたのは田中玉緒さんのお料理教室。一口白味噌碗
鶏の西京焼き
蓮根の箸休め
スティック野菜と柚味噌
冬の酢の物
鮟鱇鍋
日本茶 など
今月来月と「"普段着の和食"トライアル・レッスン」を開催中で、これに参加させていただくことに。本来はイタリア料理と西洋菓子を教えていらっしゃる先生だけれど、先生も(私も!)「改めて今、和食が美味しい」と感じるようになってきたお年頃。
洋食を作るテクニックも使いつつ、凝りすぎずに、手間かけすぎずに、でもちょっと「よそ行き」な感じに、献立の組み合わせの妙も合わせて色々教わってきた。イレギュラー開催のトライアルレッスンということで、参加人数も少なめ。何度かお会いした方もいらして、和やかな空気の中、ゆったり和食レッスンを楽しんできた。
ピシッとアイロンのきいたテーブルクロスのかかったテーブルでのイタリアンレッスンと趣向を変えて、少しカジュアルに、でも素敵な雰囲気の「初春の食卓」。
それほど高層階というわけではない先生のスタジオだけれど、綺麗に自然光の入る教室は本当に良い空気だ。
今回は、京都の白味噌を使った料理が数品。
碗に使われた白味噌と、スティック野菜に添えられた柚味噌(ゆうみそ)は京都「八百三」という老舗のもの。
白味噌碗に入る味噌の量のたっぷりさに驚かされた。だしは用意するものの、基本的には「白味噌の味」で汁の味が決まるから、こればかりは砂糖などの添加のない、「ちゃんとした白味噌」を使うのが大事だそう。肉料理に添えられた野菜につけた柚味噌も上品な柚子の味がとても気に入った。
東京界隈では日本橋高島屋で扱いがあるそうなので、今度日本橋寄った時に覗いてこようかな。
白味噌碗には、焼いたお餅を入れて、京人参や菜の花も。上にはちょこっとイクラと柚子皮をおろしたものが乗り、これがとても素敵なアクセントだった。
大人数分を一気に仕込む洋食寄りのテクニックも使った、鶏肉の西京焼きも上品な味わい。
西京味噌ではなく今回は白味噌を使った(西京味噌は米味噌。京の白味噌は、豆味噌。西京味噌の方がお手頃価格)、ちょっと豪華な西京焼き。
西京味噌独特の甘ったるさを倦厭して、味噌漬けや粕漬けは作っても西京漬けは作ったことがなかったのだけれど、これは美味しいな。添えた長ねぎや椎茸も良い組み合わせだった。
そしてお楽しみの鮟鱇鍋♪
鮟鱇、ここ最近、近所のスーパーでも魚屋でも全く見かけなくなってしまった。
3年くらい前までは国産の「あんきも」もそこそこ簡単に買えたのに、今は目に付くものは中国産ばかり。
震災以前から見かけなくなりつつあったけれど、震災がとどめになってしまって、茨城産鮟鱇などが全く世に出なくなってしまった。
だからといって、中国産・韓国産にはどうしても手を出す気になれない私は、外食で口にはしているだろうと思いつつも、「うう、産地を見ちゃうと買えない……」と、ずいぶん長いこと鮟鱇もあんきもも買えずにいる。
それが、あるところにはあるもので、青山のKINOKUNIYAには国産鮟鱇が、「すぐ鍋に入れられる」状態にまで綺麗に下処理をした状態で扱いがあるのだそう。もちろんあんきも付き。
「でも、やっぱり皆さん扱いにくいみたいで……夕方行くと、それが半額になっちゃってるんですよ~」
美味しいのにね、と玉緒さん。あんきももしっかり入っていて、2人でたっぷりいただけるような分量のパックが半額になれば1000円ちょっとくらい。私としては、もうそれだけを目当てに夕方に青山に行きたいくらいだ。
ちょっと甘めのだしで炊いた鮟鱇、美味しいだしをたっぷり吸った豆腐や長ねぎ、野菜もたくさん。プリップリのコラーゲンたっぷりの鮟鱇の食感や味わいは本当に久しぶりで、うっとりしながらいただいた。シメには、だしを濾して綺麗なおつゆにした汁で、うどんまで。
そうそう、写真はないけれど、鮟鱇鍋と一緒にいただいた酢の物も不思議な味わいで面白かった。「長芋と、干し柿とりんご」。
京都の炭火割烹のお店で召し上がったものの再現、とのことで、「なます」ともちょっと違う感じ。果物を入れた酢の物はこれまでも何度か口にしたことがあったけれど、これは美味しかったな~。
レッスン後はちらっと残って、先生とおしゃべり。お互い、文字には残せないアフレコの話をげらげら笑いながらたんまりして、また皆でレストランランチもしたいですねと、楽しかった数時間に後ろ髪引かれつつ青山を出て、次に目指すは秋葉原~。
「万世」の
肉コロッケ
メンチカツ
刻みキャベツ
水菜のおひたし
豆腐と油揚げの味噌汁
卵どんぶり
麦茶
数日前、息子のノートパソコンがおかしな感じになった。肉コロッケ
メンチカツ
刻みキャベツ
水菜のおひたし
豆腐と油揚げの味噌汁
卵どんぶり
麦茶
電源を入れ、少しするとマシンの左下あたりから「ぶ、ぶ、ぶーん、ぶーんぶーんぶーん」という不穏な音。
どころか、再起動する3回に1回ほどは「Fan Error」なんて文字まで出るようになった。あららららぁ。
我が家に家族の人数分あるノートパソコンは、もう随分長いことThinkPadを愛用している。IBMから韓国企業のlenovoにPC事業が売却されちゃったのは心底残念だけれど、黒くストイックな筐体と独特な「トラックポイント」がどうにも使いやすくて、何かというとThinkPad専門中古屋のBe-Stockでお買い物している。
息子のPC「T40」も、同じ経緯でこのお店から数年前に買ったものだ。数年前時点で既に中古だったのだから、まぁ、かなり古い機種ではあるのだった。
「……まず、ホコリを除去してみましょうかね」
と、筐体脇の吸気口などをエアダスターで吹きまくり、それでもダメかとキーボードひっぺがして内部をさらしてエアダスター。でもダメ。
「ファンって自力で取り替えられるもの?だんながここにいたら判断してくれるんだろうけど……」
と、新PC購入の検討もしつつ修理の道を探っていたら、秋葉原にあるIBM・lenovo社製PC専門の修理販売店「ThinkFactory」なる店がみつかった。
ファンのパーツのみを購入をしようと思っても、1万円くらいする業者が多かった中(そもそも古い機種だから扱い自体ほとんどない)、このお店はwebサイトによると作業費込みで\11,980とのこと。基本的にシロウトが触る前提になっていない部品を触るのはやっぱり怖いので、工費込みでそれなら、と、持ち込んでみることにした。
秋葉原の華やかな表通りから、暗い裏道に入った、小さなお店。中古PCを扱うお店独特の匂い(なんていうんだろ、ホコリと油と機械と煙草の匂い、みたいな)が漂う中、いかにもな店員さんが2人。
「1時間で直りますよ~」
と快諾いただけて、久しぶりの秋葉原をぷらぷらしてきた。てくてく歩いて「万世」本店でお惣菜買って、ラジオ会館のレンタルショーケースひやかして、「あと20分あるなー」と最後は「まんだらけ」。
うっかり探していた漫画が中古で見つかっちゃったりして、「やばい、秋葉原すごい楽しい……余裕で時間つぶせる……」と改めて思いながら修理屋さんに戻ったのだった。
修理費、パーツ代込みでたったの9980円。
「もう純正品の同じパーツは取り扱いが無いのですが、ちょっと形状が違うだけでハマるものがありまして、それを使用しました。PCを使ううえでは全く問題ありません」
とのことで、やれ、めでたや。
「……やっぱりファン、壊れてました?」
と聞けば、「ダメでしたねー」だそうで。「それでも、すごくよく保ったほうです。通常は4年くらいでダメになりますから」だそうで、IBM時代のThinkPadは、かなりがんばってくれていた模様。さすがNASAに採用されて宇宙ステーションで使われているメーカーのものだけある。
直ったPCと、お惣菜やら本やらで重くなったキャリーを引きずって、夕方遅くに無事帰宅した。買ってきた「万世」の惣菜は、肉コロッケ(1個160円)と、和牛入りメンチカツ(1個190円)。
御飯炊いて、豆腐と油揚げの味噌汁用意して、あとはたっぷり刻みキャベツ。青菜のおひたしも用意して、「コロッケ定食」的な夕御飯にした。
万世の揚げ物は、揚げ油にラードを使っているのだろうと思う。独特のコッテリした風味があって、いかにもな「お肉屋さんのコロッケ」。「肉コロッケ」も、そのネーミング通りに挽き肉がたっぷり入り、みっちり詰まった風な、肉汁たっぷりメンチカツもたいそう美味しかった。
「万かつサンド」も買おうかなと思ったのを自重したのを、ちょっと後悔。
2013年1月28日月曜日
くたくた菜の花パスタ
チーズトースト
ヨーグルトwith自家製ココナッツパインジャム
ミルクティー
今日の朝御飯はチーズトーストとヨーグルト、ミルクティー。いつもながら乳製品たっぷり朝食だ。ヨーグルトwith自家製ココナッツパインジャム
ミルクティー
ヨーグルトに添えたのは、久しぶりに作った「ココナッツパインジャム」。
1週間ほど前、1個100円だったか150円だったか、とんでもないお安さで皮つきパイナップルが売られていたのだった。これは大変!と2個買って、まだ青々としていたので常温放置していた次第。
そして昨日、気がつけばパイナップルの良い香りが漂い始めていたので、そろそろかなとジャムに加工したのだった。皮剥いて芯を取ったパイナップルの果肉はきっちり1kgばかり。みじん切りにした果肉に、果肉の半量のグラニュー糖を合わせ、ココナッツフレークとバニラビーンズも混ぜる。で、ことこと炊くこと十数分。
ただでさえ華やかなパイナップルの香りにバニラとココナッツの甘い香りも加わって、このジャムを作っている間は、何やら南国のスパにでもいるような気分になっている。リッチな味のジャムは、パンに添えたり、クラッカーに添えたり素焼きにした冷凍パイシートに添えて食べたりするのも良いけれど、個人的にはヨーグルトに混ぜて食べるのが一番好き。
お店のジャムを買うのも好きだけれど、ことパイナップルジャムに関しては、このココナッツパインジャムを越えるものはそうそう見つからなくて、今回8瓶ほどできあがったパイナップルジャムを大事に食べようと改めて思ったのだった。
パテ・ド・カンパーニュとレタスのサラダ
鶏のガーリックソルト焼き
菜の花とトマトのスパゲッティー
コーンスープ
麦茶
今日の夕御飯は、あっさり味のスパゲッティ。鶏のガーリックソルト焼き
菜の花とトマトのスパゲッティー
コーンスープ
麦茶
菜の花はスパゲティと一緒に茹でてクタクタ気味に。
オリーブ油でアンチョビとにんにく、赤唐辛子を炒めて、茹で上がったスパゲティと菜の花、そして一緒に半割りにしたプチトマトを加えて、わっせわっせと炒め混ぜればできあがり。菜の花やブロッコリーはこうしてクタクタにして食べるのがけっこう好きだ。
肉っ気も欲しいなと、鶏もも1枚は丸のまま、ガーリックソルトを両面にふって魚焼きグリルに突っ込んで塩焼きに。サラダとスープも出して、今日は洋風の食卓になった。
肉入りでもなくクリームソースでもないスパゲティは、息子にはちょっとつまらないものだったかもしれないけれど、シンプルめな野菜ベースの「アンチョビ+にんにく+野菜」とか「生ハム+にんにく+野菜」の組み合わせが最近美味しいなぁ……と思うのは「寄る年波」というやつなのかしら???
2013年1月27日日曜日
苺のホットケーキ♪
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
苺のホットケーキ
カフェオレ
先日スーパーで特売苺を買ってきた。ちょっと小ぶりで「酸味が強いのでジャムなどにどうぞ」の但し書きつき。その分値段も手頃でいいぞいいぞ♪と買ってきた。カフェオレ
で、朝御飯にパンケーキ。ホイップクリーム添えて、苺のソース添えて、で、
「アメリカンなパンケーキじゃなくて、バニラの香りの日本風の厚みのあるホットケーキが恋しいな」
と、市販のホットケーキミックス使ってふわんほわんのホットケーキを焼き上げた。
毎度のことながら、どうしても最初の1枚は綺麗に焼けなくて、今日もちょっと焼き色強めにできあがってしまったわけだけど、それもご愛敬……ということで……。
苺は8個ほど、みじん切りにして同量の砂糖、少量のレモン汁と合わせてコンロにかけ、「汁気多めのジャム」を作る感じで火を通した。ジャム作りの工程と同様、砂糖が溶けたシロップに果実の色がぶわっと出て、その後また果実に色が戻ってくるのだけれど、そのタイミングで火を止める。
更に生の苺も添えて、「そうそう、こういうのが食べたかったの♪」という風な、ごってりゴージャスな「苺のホットケーキ」がめでたくできあがった。
ホイップクリーム+フレッシュフルーツ+メープルシロップの組み合わせも美味しいけれど、自家製のフルーツシロップの美味しさはまた格別。
ものの数分でできあがった苺シロップも思った以上に美味しくて、これは幸せな朝御飯だった。
「千葉そごう」内「天つるり」にて
温玉ぶっかけうどん \490
かしわ天 \130
さつまいも天 \110
アイスウーロン茶 \100
今日は息子、初の「英検」に挑戦。温玉ぶっかけうどん \490
かしわ天 \130
さつまいも天 \110
アイスウーロン茶 \100
学校で先生に「英検取っていると受験に有利だぞー」と言われ、挑戦してみることにしたらしい。
午後からのテストということで、乗換駅の千葉界隈で昼御飯をということにした。緊縮財政中につき、「お手頃価格で食べられるところはないかな」と考えて思いついたのが千葉そごう地下のフードコート。ここなら時間もかからないしちょうど良かった。
オムライスのお店にスパゲティ、中華麺、と色々ある中から、息子も私も「ここだな」と選んだのはうどん屋さん。
「さぬきうどん」の文字はないけれど、店頭にはセルフサービスの天ぷらが並び、その中にかしわ天(=鶏肉の天ぷら)、半熟卵天があるあたり、いかにもという感じだ。メニューも「かけ」とか「ぶっかけ」とか、そんな感じ。
まぁ、「なんちゃってさぬきうどん」でもこの際良いか、と、私は冷たい温玉ぶっかけに天ぷら2つつけて。息子は大盛りのあつかけに天ぷら2つ。
地下ながら、中庭に面して日当たりの良いソファ席で、まだ時間もけっこうあるねとのんびりうどんをいただいた。
これが、思った以上にちゃんと美味しいうどん。
シコシコキュッキュとちゃんとコシがあり、だしの味も悪くない。
この界隈には「はなまる」も「丸亀製麺」も確かないから、これはなかなか嬉しい存在になりそうだ。
かしわ天も、まだほんのり温かみが残るもので、これもサクサクと美味しいものだった。
「……お、これはいけるね」
「ちゃんと美味しいよ!」
昔からこの店の存在は知っていたのに、食べたことなかったんだよねぇ……なんて話しながらもぐもぐ。
フードコートでの御飯は、思った以上に早くささっと済んでしまって時間が余ってしまったのだった。
「FACTORY Shin」の
銀のこだわりプリン \231
で、千葉駅で別れて、息子は英検会場に。私は一足先に家に戻ってるよと、おやつを持って帰宅した。銀のこだわりプリン \231
ランチ後に息子と一緒に選んだおやつは、「FACTORY Shin」のプリン。
「昨日ケーキ食べちゃったし……和菓子でも買っておこうか?どら焼きとか」
「……プリンがいいなぁ」
ということで、デパ地下のお店を一通り見て歩いた結果、「ここのにしようか」と。
「なんちゃって堂島ロール」的なロールケーキを売っているこのお店(なんちゃって、だけど、でもけっこう美味しい……)。今度は1ホール600円ほどの蒸しパン風チーズケーキを大々的に販売している。
「……今度は"なんちゃってりくろーおじさん"になったよ……」
「またそっくりなものを売っているね……」
なんて息子と話してしまいつつ、「でも美味しいなら、いいか」と。
プリンは2種類扱っていて、「金のとろけるプリン」「銀のこだわりプリン」。
金は「コクのある生クリームとたっぷりの卵黄で蒸し焼きにしたなめらかプリンです。香り豊かなバニラビーンズ入」で、銀は「練乳を加えたコクのあるプリンです。食べごたえのある食感と、どこか懐かしい味が特徴」だそう。
「……銀でしょ」
「銀だよね」
と、息子も私も銀の方が好みっぽいよねと、これを2つ買ってきたのだった。
「集中力持たせるの大変だったー!」
と、息子の帰宅は3時半頃。一応、「わからない問題はなかった」そうで、結果が楽しみだね。
上にクリーム層がある感じのプリンは期待どおりの濃厚さで、煽り文句通りに「どこか懐かしい味」。これで230円は、かなり満足な味わいだった。昨今コンビニスイーツも200円くらいしたりするし、それを思うとたいそう幸せな感じだった。
鶏鍋(鶏もも・鶏団子・白菜・水菜・椎茸・長ねぎ・豆腐・マロニー・豆腐・中華麺)
日本酒 (北海道 北の誉酒造 にごり酒 親玉)
夕御飯は鶏鍋♪日本酒 (北海道 北の誉酒造 にごり酒 親玉)
ここ数日、いよいよ冬も本気出してきたという感じで本当に寒い。雪の予報もちょいちょい出ていて、今年は本当に寒いんだなぁ……という感じだ。
で、「鍋食べたいな、良さげな鍋スープ売ってたら試してみようかな」とスーパー覗いてきたところ、ヤマキの「地鶏だし塩鍋つゆ」が気になっちゃったのだった。なぜパッケージに坂本龍馬?と思えば、「坂本龍馬が最後に食べようとしていた(京都近江屋で、軍鶏鍋を食べようと軍鶏肉を用意していた直前に、近江屋事件が起きた)と言われる"軍鶏鍋"をイメージ」なのだそう。
食べたくても食べられなかった品にまで自分の顔を乗せられるとは思っていなかっただろうなぁ……坂本龍馬。
坂本龍馬はともかくとして、白濁した鶏鍋スープは大好物なので、この鍋つゆの説明書きを見ながら材料を用意した。白菜と水菜、椎茸、長ねぎ。「葛切り」と書いてあったところはマロニーで代用して、あとはお豆腐。鶏は鶏ももと鶏団子の2種類用意した。
鶏団子はしっかりめに塩味つけて胡椒と生姜を効かせ、葱たっぷり混ぜて練り込んだもの。
鍋の締めは、「この手の鍋はやっぱりこれでしょ」と中華麺にすることに。
何か適当な日本酒無いかしら……?と手持ちのものから北海道のにごり酒を出して、ちびちび飲みながら週末の晩御飯。
この鍋スープ、期待通りにけっこう美味しかった。いかにもな、わざとらしい味がないではないけれど、鶏と豚骨を合わせた、「あっさりしたとんこつラーメン」的な味はかなり好みなもの。今回は白菜と水菜だったけれど、この味ならキャベツもきっとすごく美味しく食べられるのだろうな。
水菜は半把、白菜は1/4玉、鶏ももは1枚分だったけれど鶏団子はとてもたくさん(挽き肉300gくらい用意した)。親子してすっかりお腹いっぱいになってしまって、締めのラーメンは、さしもの息子も「2玉でいいや」ということになった。
鍋はつい本気で食べてしまうからなぁ。いかんなぁ。
2013年1月26日土曜日
おいしいもの
バタートースト
カレー
マンゴーティー
前回、うっかりいつもの習慣でカレールウ1箱分(=10皿分)のカレーを仕込んでしまって難儀したので、今回は半箱分の5皿分で。カレー
マンゴーティー
そうしたら今回はどういうわけか、「あと2人分、残っているかなー?」くらいの微妙な分量しか残らなかった。……どうしてこうなっちゃったのかしら?(私も息子もお代わりして食べたからだな、昨日……)
ともかくも、「でも、トーストとカレーの組み合わせも捨てがたい」と、スープカップに少しだけ温めたカレーをよそい、シュレッドチーズを散らし、朝御飯にもいただいてしまうことに。
カレーをシチューのようにして、バタートーストを浸して食べる。これもとても美味しくて、お気に入りの食べ方なのだった。4枚切りくらいの厚切りのパンに、バターたっぷり塗ってトーストするのが最高に美味しい。今日は6枚切りのパンだったけれど。
海外旅行のお土産にと、けっこう昔にもらったマンゴー風味の紅茶をアイスティーで用意して、ぐびぐび飲みながらの土曜の朝御飯。
今日もけっこうな冷え込みの一日だったけれど、なんというか、この寒さにもなんだか慣れてきた。
「不二家」のプレミアムショートケーキ
カフェオレ
午前中は部活だった息子が帰ってきて、すごく適当なお昼御飯(スーパーの稲荷寿司とちらし寿司買ってきてつついた、て感じ)を済ませたら、なんだかこう、美味しいものが恋しくなった。午後は息子、床屋に髪を切りに行くらしい。カフェオレ
「……おいしいものがこいしくなりました」
と呟いたら、息子が
「今日の夜もカレーなんでしょ?美味しいものじゃん」
と。
いやいや、なんというか、自分が作ったものじゃなくて美味しいものがね……と言ったら、今度は
「じゃあ、Cozimaさんでも行く?」
と。
いやいや、それだとね、「すごーく美味しいもの」になっちゃうんだよ。
そこまですごく美味しい感じじゃなくて、ちょっと美味しい感じがいいんだなぁ……と駅ビルのポイントカードをがさがさやり始めた私を見て、
「……つまり、散髪の帰りにケーキを買ってこいと」
すぐに合点がいったようだ。
「……不二家?」
お店のチョイスもよく分かっている。そうそう、私、生クリーム分が足りなかったみたいなのよね。
散髪終わってお店の前まで行ったら電話してねー。品揃え教えてねー。と、息子を送り出した。
で、1時間くらいして、
「散髪終わって不二家来たよ……何買えばいい?」
「白いの!クリームの!なんか、プレミアムなんとか……とか、なかったっけ?」
「プレミアムショートケーキ……あるねぇ」
「それそれ、それが食べたかったの」
というわけで、今日のおやつは不二家の「プレミアムショートケーキ」。
普通の「三角ショートケーキ」は300円。「プレミアムショートケーキ」は380円。デパ地下に並ぶ高級ケーキに比べると、プレミアムになったところでお手頃価格に変わりはないけれど、でも、プレミアムは苺の層が2段!スポンジ・クリーム・苺・スポンジ・クリーム・苺・スポンジ・最上部のたっぷりクリーム!と、幸せになっちゃう断面なのだった。
それに、不二家のケーキは生クリームがちゃんと美味しいから好きなのだ。息子も不二家の、昔懐かしい感じのモンブランがお気に入りらしい。
そんな幸せなおやつの直前、私と息子はパソコンを前に謎解きをしていたのだった。
息子が床屋に行っている間に、大阪のだんなからヘルプコール。
ただいま大阪の水族館「海遊館」(クラゲがたくさんいる、私のお気に入りの水族館♪)では、「SCRAP」が手がける謎解きゲーム「海遊館の失われた秘宝2」を開催中で、だんなは今日、一人これに挑戦しに行っていたらしい。
いつもの「リアル脱出ゲーム」とは違い、時間制限はなく、一人でも複数人でも挑戦可能。貸し切りではなく、他の一般のお客さんに混じって、淡々と「何やらオリエンテーションぽいことをしているお客さん」的に謎解きに挑戦する、という趣向。最後の最後に行き詰まったらしく、「たすけて~」と、諸々の画像と共に状況が送られてきたのだった。
「……iPhoneに画像送られても、ちっこい画面じゃ見にくいし……」
と、いっちょ本気で手伝いますかと、画像をiPhoneからdropbox経由でPCに転送して、それをphotoshopで開いて斜め撮りでゆがんだ画像をぴしっと長方形に補正してからプリントアウト。だんなの持っているアイテムと同じ状態にすべく、両面印刷したり切ったり貼ったり色々やって、「……私、なんで週末にこんな工作しているのかしら」と我に返ったりした。
散髪から帰った息子も(ケーキは急ぎ冷蔵庫に突っ込んで)一緒に謎解き。
助言らしい助言ができたようで、だんなはめでたく謎解き成功と相成った。クリアしてなお、だんなが「ここがわからん」と言っていた謎(本当はA→B→Cと謎を解いていくべきものを、Bすっ飛ばして力業でCに辿り着いてしまった、みたいな……)も、成功後に私が気付いて「そうか!Bがこういう答えになるからCの答えになるんだ!」と気付くことができた。
いつもいつもいつもいつも、「リアル脱出ゲーム」では時間が足りなくて失敗、というパターンが多いので、こういう「時間制限なし」系はやっぱり楽しいな。海遊館謎解きがあるなら、ぜひ「えのすい謎解き」「かさりん謎解き」あたりも企画してもらいたいな~、なんて。それ以前に家族で謎解きしてみたいな、と。
今日は奥様、がんばりました。おやつのプレミアムショートケーキも、だから殊更に美味しかった。
レタスのサラダ
パテ・ド・カンパーニュ
カツカレー
ピーマンと玉ねぎのスープ
麦茶
夕飯は、鍋をさらう勢いで全部なくなってしまった、2日目のカレーライス。パテ・ド・カンパーニュ
カツカレー
ピーマンと玉ねぎのスープ
麦茶
残り少ないのがわかっていたので、スーパーで買い物ついでにハムカツとロースカツを買ってきた。ハムカツは1枚全部息子用。ロースカツは大きめだったので1枚を息子と半分こした。
今日もたっぷり用意したレタスサラダは、ハワイ土産ドレッシングの最後のひとつ「CREAMY HONEY HERB」味を使って。そしてカレーの物足りなさをカバーすべくパテ・ド・カンパーニュのスライスを添えて。
パテ、年末の肉福袋に入っていたもので、「賞味期限けっこう先だから大丈夫~」なんてのんびり構えていたら、いよいよ期限が間近に迫ってきたので慌てて切ってみた次第。数日内に食べ切れそうにもないし、スライスして冷凍しておくかなぁ。
レバー臭さなどはなく、ピスタチオなどが入った、ねっちりどしっとしたいかにもなパテ・ド・カンパーニュだった。ワインが恋しくなる美味しさだ。
ドレッシングの方は、アメリカ人が大好きな「ランチドレッシング」風。蜂蜜の甘さがしっかりめで、これまたなかなか好みな味わいで、コールスローのドレッシングに似合いそう。食べやすい、馴染みやすい味で、でもやっぱりマンゴードレッシングの美味しさが一番印象的だったかな。
今日はピーマンと玉ねぎとベーコンのスープも用意して、あれこれ副菜用意したわけだけれど、息子は
「そっか、カレーはもうこれだけか……」
としょんぼり顔。
「はーい。裏技でね、最初の1杯を、カレーをすごく少なく使って、御飯メインに食べる。で、御飯だけ足して食べる。それでカレー2杯食べられるよ」
冗談半分にそう言ったら、至極真面目な顔で
「そうか……その手があったか!」
とか言って、ほんとにそんな感じに食べていた。
まぁ、達人(何の達人だ)は、とんかつ屋に行って「とんかつ1切れ&山盛りソースキャベツ&味噌汁1杯&御飯1膳」という組み合わせで、かつが尽きるまで5ターン6ターンくらい食べちゃう(=キャベツと味噌汁、御飯をえんえんとお代わりする)らしいから、多分、カレーのそんな食べ方も楽勝なんだと思う。
結局カレー鍋はすっかり綺麗になってしまって、冷凍うどんを買ってきたものの今回は「カレーうどん」の出番はなくなってしまった。
……次からは、やっぱり10皿分仕込まないといけないということなのかしら。2人暮らしなのに。
2013年1月25日金曜日
ビーフカレー!だ!
バタートースト
ミルクティー
ヨーグルト(恵 白桃)
リリコイバターが美味しすぎて、大事に(でも着実に)食べているここ数日。ミルクティー
ヨーグルト(恵 白桃)
今日は初心に返って(?)バタートーストを用意した。牛乳多めのミルクティーとヨーグルトも食卓に出して、今日も乳製品がたくさん。
魚焼きグリルをトースター代わりに使うようになってから、オーブンの余熱をする時間が要らなくなってかなりの時間短縮に。
時間だけならポップアップトースターも同様に早く焼けるけれど、ポップアップトースターではできないバタートースト、チーズトースト、シナモントーストも魚焼きグリルは楽勝だから、グリルのお株が上がる一方な今日この頃なのだった。
問題なのは、「魚焼きグリルが魚臭くなったら嫌だから」という思いが出てきてしまって、なかなか魚を焼けずにいること……。せっかく美味しく焼けるグリルなんだから、色々活用しなければと思いつつ。
レタスサラダ
ビーフカレー
チューハイ(アサヒ果実の瞬間 贅沢みかんテイスト)
そういえば煮込み用の牛ほほ肉を買ってきたのでした、と思い出して、少し考えた結果、今日の夕飯は「ビーフカレー」。ビーフカレー
チューハイ(アサヒ果実の瞬間 贅沢みかんテイスト)
昨日、廊下に置いている根菜籠から肉じゃが用にとじゃがいもを出したら、見事に芽が出始めてしまっていたのだった。「これはいかん」と、数個残った残りも早く食べてしまわなきゃと思った次第。「煮込み用の肉とじゃがいも」という組み合わせで、まず思いついたのがカレーなのだった。幸い玉ねぎもあるし、人参もあるし。
今日のテーマは「圧力鍋で美味しいカレーを作ってみよう」。
肉や玉ねぎは炒めてから煮込みたいし、でもじゃがいもは後入れにしないと煮崩れるし、飴色玉ねぎを加える場合は「薄切りにしてから冷凍にした玉ねぎを炒めると良い」というのを耳にしたので試してみたいし。
ネットで調べた諸々の作り方を、自分の好みで「良いとこ取り」みたいな感じにして、いつもの作り方も織り込みつつ、作ってみた。
- 玉ねぎは午前中のうちにスライスして冷凍庫に入れておく。
- 夕方になってから、常温に戻した牛肉を一口大に切り、塩胡椒、カレー粉を軽く揉み込み、スキレットで全面に焼き色をつける。
- 焼けた肉は圧力鍋に入れ、空いたスキレットに人参を入れて炒め、それも圧力鍋に。
- 空いたスキレットにサラダ油少量足して、凍らせておいた玉ねぎも炒める。適当にクタッと、茶色に色づくまで炒めてから圧力鍋に。
- 市販のカレールウの箱に記載の分量の水を圧力鍋に加え、ローリエを1枚。強火にかける。
- アクが出たら丁寧にすくって、それから圧をかける。15分加圧し、火を止めたら圧が抜けるまで常温放置。
- じゃがいもを加えて10分ほど煮込み、ルウを溶かす。
- 仕上げにガラムマサラを風味づけにひと振り。バターのかけらも落として、できあがり。
加圧15分、それなりに肉はホロホロになったけれど、最初に焼き付けた食感は残り、「適度にやわらか」くらいの食感。
圧力鍋で煮込んだ肉というのは、独特のふよんふよんした食感になって、案外これがカレーに似合わなくもない。何度か行った「もうやんカレー」にごろごろ入る豚肉や牛肉は、まさに圧力鍋で加圧しましたといった食感で、お店でそれを食べて「美味しいなぁ」と改めて思ったのだった。圧力鍋で仕込む時には、「あえて炒めない」という選択もありなのかもしれない。
そして、「冷凍スライス玉ねぎ」は、噂通りに早くしんなり火が通った(気がした)。特に不味くなったという感じもなく、一手間かかるけれど、これは確かに便利かも。オニオングラタンスープを作る時こそ威力を発揮してくれそうだ。
ともかくも、今日もなかなかに美味しいカレーができあがり、息子ともぐもぐ。
スープにするのにちょうど良い具材が手元になかった(玉ねぎと人参、じゃがいも……って、それはカレーの材料と重なるし)ので、せめてもとサラダを特盛りで。
レタスをベースに、人参、玉ねぎ、茹でたカリフラワーなども入れて、息子も気に入ったハワイのマンゴードレッシングをかけていただいた。色々遊んで使おうと思っていたのに、そう大きくもないボトルだったから残りはもうほんのわずか。今度ハワイに行けたらジャムと共に、このドレッシングも大きな瓶を買って来なくちゃだ(つまりまた朝市に行くのは確定、と……)。
我が家のカレーはいつも通りにやや辛め。「辛口」と言うほどには辛くはないけれど、「中辛」よりも一段辛い。
息子が子供だった頃は、それでも(少しは)気を遣っていたけれど、「中辛のルウを半量にしてバーモント甘口を混ぜる」くらいの作り方だった記憶がある。結局一度も「カレーの王子さま」は使わないまま終わってしまったような気が(最初の1回くらいは、ルウを溶かす前の段階で息子の分だけ取り分けて甘口を用意してやったかなぁ……と、そのへんの記憶も定かではない)。
息子が3歳になる頃には「もういいや、気配り終了」とばかりに「基本"中辛"が我が家の味」になっていたと思う。
……なんてことをつらつら考えてしまったのは、
「うち、子供が辛いの嫌いだから……夫も私も辛いの好きだけど、家のカレーはいつも甘口なのよ」
なんて会話を先日耳にして、「え、私、それは無理」と思ってしまったから。
強い香辛料を避けるべき幼児の年齢の子供なら話は別だけれど、適当な年齢にまで育った子供なのだったら、なんでそこまで親が合わせてやらないといけないんだろう、なんて私は考えてしまうのだった。
「いいの、これがうちのカレーの辛さなの」
と、作り続けているカレーは、目下私の嗜好でじわじわと辛くなっていく一方だったりするわけだけど。
2013年1月24日木曜日
快復祈念に肉じゃが
「サンジェルマン」の北海道たっぷりコーン
ヨーグルトwithパイナップルジャム
カフェオレ
今日の朝御飯は、コーンがどっさり乗った「サンジェルマン」の人気商品、「北海道たっぷりコーン」。カフェオレ
毎度、「"北海道"の文字はズルいぞ……」と思いつつ、見かけると食べたくなってしまう。「千葉たっぷりコーン」だったらここまで惹かれないのに、「北海道たっぷりコーン」だと買いたくなってしまうんだな。「北海道」の魔力、おそるべし。
今朝も昨夜に続いて鼻水&咳猛威爆発中という感じだったから、せっかく開けたてのパイナップルジャムの風味も今ひとつわからずじまい。プレーンヨーグルトに、果肉の粒をしっかり残すパイナップルジャムを乗せつついただいた。
朝食後は、開院するのを待って急ぎかかりつけの病院へ。
漢方を処方するお医者さんで、出される薬は多めだけれど的確にちゃんと診てくれるので信頼している。抗生剤含めて薬あれこれ5種類貰ってきたので、何が何でも週明けまでに治す予定。
蕪の塩揉み
まぐろの山かけ
肉じゃが
豚汁
羽釜御飯
麦茶
食べなきゃいけない野菜は色々あるけれど、まぐろの山かけ
肉じゃが
豚汁
羽釜御飯
麦茶
「なんか、好きなもの作ってがつんと食べたい気分!」
と、今日は息子も私も大好物の肉じゃがを。
関東育ちの私にとっては、肉じゃがは「豚を使うもの」というのが当たり前の感覚なものだから、今日も何も考えずに豚肉の肉じゃがを用意していた。
牛肉の肉じゃがは、「よーし、今日は牛肉使っちゃうぞー」という「いつものじゃない」感覚。
どちらも美味しいと感じるけれど、「味噌汁は、赤だしが特別な感じで、"いつもの"はやっぱり田舎味噌の」というのと同じ感じだ。
昨日のづけ鮪ととろろがまだ余っていたので、小鉢に盛って副菜に。ふりかけに加工した蕪の葉は、塩揉みした薄切り蕪と合わせて、漬物風に出しておいた。あとはスキレットでガーッと煮て作った肉じゃがと。
今日の肉じゃが、調味料の分量は間違っていなかったはずなのだけれど、煮詰め加減がちょっと足りなかったようで、ややあっさりめの仕上がりに。この手のものはこっくりめがご飯のおかずにも合うから、ほんのり物足りない味になってしまった。
それでも、肉じゃが大好きな息子からは
「うまかったー!」
との言葉が聞けて、とりあえず母としては満足。
そしてお医者の薬を飲み始めた途端に風邪の諸症状が一気に快復に向かっていて、これまた満足。
2013年1月23日水曜日
まぐろととろろ
焼きたてクロワッサン
スクランブルエッグ
ヨーグルト(恵 7種のフルーツミックス)
カフェオレ
今日の朝御飯は、昨日に続いて「焼きたてクロワッサン」。スクランブルエッグ
ヨーグルト(恵 7種のフルーツミックス)
カフェオレ
ラップで包んで冷蔵庫に入れておいた生地は全く問題なさそうで、昨日と同様、綺麗に焼けた。
……本当にこれ、便利。楽しいし、美味しい。イオングループあたりが輸入販売するか、似たようなものを作ってくれないものかしら。整形済みの冷凍クロワッサン生地や常温保存が可能な半生タイプのものは見かけるけれど、この手のものは日本では見かけない。冷凍パイ生地のような板状も、あれはあれで保存しにくいから、あの円筒形の形状が保存しやすいなと思うのだった。
ググッてみたら、イギリス、ドイツ、オランダあたりの欧州でも、他社製品で似たようなものがあるみたい。やっぱりここはイオングループに頑張ってもらうしか!なんて思ってしまうのだった。
食後のヨーグルトは、今回初めて買ってきたもの。メグミルクのミニカップ入りヨーグルト、「7種のフルーツミックス」だそうで、パインと白桃黄桃、みかんの果肉と、バナナ果汁、ライチ果汁、パッションフルーツ果汁を使っての「7種」だそうだ。なんだかすごい組み合わせ。
食べてみてもなかなか「お!バナナ入ってるね!」と判別するのは難しかったけれど、ちょっと面白い品だった。
小松菜のおひたし
まぐろのとろろづけ丼
豚汁
麦茶
先日、「らでぃっしゅぼーや」から届いた、大和芋。まぐろのとろろづけ丼
豚汁
麦茶
「とろろと言ったら、牛タンと合わせるか、まぐろの山かけかな」
と思っていたところで、ビンチョウマグロのサクがお手頃価格。
いかにもなビンチョウマグロのピンク色をしている身は、でも脂も乗っているようでもあり、「づけにしたら美味しいかな?」と買ってきてみた。
煮切った味醂と醤油を合わせたところにサクごと漬けて、1時間ほど経ってからぶつ切りに。すりおろしてだし汁と薄口醤油、塩で調味したとろろと共に盛り合わせ、青海苔とづけのたれを適当にかけて丼にした。
小松菜のおひたしには、先日「銚子丸」に行ったときに息子が「これ欲しい」とねだって買ってきた鯛醤油をかけて。
ほんのり甘さのある鯛醤油、息子曰く「本まぐろ上赤身の握りに鯛醤油塗って貰うのが最高に美味しい!」のだそうだ。家でも使いたい!と言うので買ってきて、最初に使ったのがこのおひたしだった次第。
一口食べてすぐに
「お!これ、鯛醤油かけたでしょ」
と息子は看破。それに軽く驚きつつ、
「でも、まぐろのタレには使ってないよね?」
と続いた言葉にも驚いた。似た方向の「甘さのある醤油味」だけど、ちゃんとわかってるんだなぁ。
私はといえば、週末からひいていた喉風邪(ひたすら喉が痛いだけ)が、鼻と咳の症状も出てきてしまって「こりゃ、なんかヤバイな」という感じ。数年前、咳のしすぎで声が全く出せなくなってしまったのは小さなトラウマになっているし、何より咳は周囲に迷惑。
鼻が利かないから、夕飯の美味しさも半減してしまい、これもたいそうつまらない。
「……お母さん……覚悟決めて医者に行きなさい」
「ん、明日行ってくる……」
私は病院嫌いだけれどこれはそうも言っていられないので、明日早々、病院に行くつもりで、「相棒」見終わったらすぐベッドに直行したのだった。
2013年1月22日火曜日
なつかしのクロワッサン
焼きたてクロワッサン
ハムエッグ
カフェオレ
ハワイのスーパーマーケットで見つけて、ハムエッグ
カフェオレ
「うわー!持って帰りたい!冷蔵品だけど、持って帰りたい!」
と悩み悩んで、帰国の前日の夜についに買ってしまったのが、「Pillsbury」のクロワッサン。
種類は色々あって、クロワッサンだけでもプレーンなものの他に「Big & Buttery」とか「Big & Flaky」とか「Original 4-Count」とか「Reduced Fat」とか「Garlic Butter」などなど、色々な品がある。
更には、ビスケット(ケンタのビスケットみたいなの)とかシナモンロールとか、「Italian Bread」「Dinner Rolls」「Pizza Crust」と、「そんなものまで!?」みたいなものも。
それはオーブンで焼くだけの、簡単パン生地。そのギミックが楽しくて、初めて見た時は「良くできてるなぁ」と感動したものだ。
アメリカに住んでいた時、「こりゃ便利だ♪こりゃ楽しい♪」と、しょっちゅう買って食べていたこのパン。多分、ハワイでの価格はアメリカ本国からの輸送費が上乗せされて割高だったのだろうと思うけれど、私の知る限り、日本では買うことができない品だから、たとえ割高でも私には財宝のように輝いて見えた。
「冷蔵品だけど……日本は冬の気温だし、問題なのはハワイにいる間だけだよね」
だったら、せいぜい5時間くらいだよね?と、ダメ元で買ってきた。せめてもと、筒の直径が太めなものをと、「Big & Buttery」を選択。1つの筒で8個のクロワッサンを焼くことができて、お値段1つ$4.29だった。
というわけで、今朝、朝御飯に焼いてみることに。
我が家のオーブンでは一度に8個焼けないので、今日は4個焼いて、残りの生地はラップして明日焼くことにした。
この、プリングルス的な筒状の物体がその品。長さはプリングルスの半分くらい?
「ここから開けてね」
的なタブがついているので、そこをめくると、こんな感じにすぐバラけてくれる。
安心の缶切り不要設計だ。
……で、ロールケーキのように丸められている生地を開くと、こんな感じに広がっていく。
クロワッサンの場合は、こんな感じに三角形型の切り取り線が入っていて、ナイフなどを使わなくても手で1枚ずつに分けることができる。
あとは、くるくる~っとそれっぽく巻いて、180℃ほどに余熱しておいたオーブンで15~20分ばかり焼けばできあがり。笑っちゃうほど簡単だ。
この「工夫し尽くした」感じとその方向性がいかにもアメリカという印象があって、私はわくわくしてしまう。
ハワイから持ち帰ったこのクロワッサン、「膨らまなかったりしてもしょんぼりしない!」と自分に言い聞かせておっかなびっくりオーブンに入れてみたら、ばっちり綺麗に膨らんだのだった。
そうそうこれだよー、このクロワッサンだよー、と、私は感無量。
息子にはこれを食べた記憶はないらしく(Krispy Kremeに行ったことは覚えているらしいのに…!)、息子はきょとんとしながら食べていた。
焼きたてふかふかのクロワッサンは、格別の美味しさで、懐かしい味のそのパンにリリコイバターをこてこてつけながらいただいた。ああ、幸せ~。
茹で菜の花のオニオンドレッシングがけ
カリフラワーと豚肉の中華炒め
豚汁
羽釜御飯
麦茶
夕御飯は、カリフラワーを中華炒めに。カリフラワーと豚肉の中華炒め
豚汁
羽釜御飯
麦茶
豚肉に塩や醤油、卵白や片栗粉でしっかり下味をつけておき、カリフラワーはさっと茹でておく。
にんにく、生姜で豚を炒めて、カリフラワーと葉にんにくを投入。ざっかざかと炒めて、紹興酒とスープと醤油少々と塩で調味。こういう、「それらしい感じの中華炒め」、頭ではなんとなく調味料の配合などを記憶していても、私は未だにレシピを確認してから作っている。醤油味醂味の和風の煮物はともかく、こと中華料理は一歩間違うと「それらしくなくなる」感じがしてしまうのだった。
今日はめでたく、良い感じに「それらしい」中華炒めのできあがり。……でも、だんなが作ってくれる、目分量でパパッとやってくれる中華炒めの方が美味しい気がするのよねぇ……。何が違うの?油の量?根本的なセンスの問題?
それはともかく、いよいよシーズン到来でお手頃価格だった菜の花は、さっと茹でてオニオンドレッシング和えにした。
ハワイのファーマーズマーケットで買ってきた3本パックドレッシングのひとつ「ASIAN MAUI ONION」は、甘さ強めのマンゴードレッシングと異なり、甘さ控えめ。ドレッシングをかけてローステッドオニオンを散らして食べてみたところ、これもなかなか美味しかった。……でも、マンゴードレッシングほどには個性的な感じ(=また買いたい!という感じ)ではないかな?
朝食といい夕食といい、ハワイのお土産が食卓に登場し続けで、「あー、旅行楽しかったなー」と、見るたびに思い出す。ジャムはまだまだあるし、ドレッシングも未開封のがあるし、そんな楽しみはしばらく続きそう。