白子町の玉ねぎで

「Johan」のコーンパン
炒めウィンナー&目玉焼き
台湾産ライチ
「牧家」のミックスフルーツラッシー
アイスカフェオレ
今朝は冷凍してあった「Johan」のコーンパンを解凍して出しつつ、やっと出回り始めた台湾産ライチも食卓に。
 
今日のライチは「せんどば」で見つけたもので、メキシコ産よりあからさまに甘くて美味しかった。……けど、いくらかは渋くもあって、より美味しいのを扱ってくれることが多い「ロピア」での取り扱いを待ちたいところ。
 
そしてコストコで買ってきてあった「牧家」のコストコ限定ミックスフルーツラッシーも。
 
これ、バナナ、桃、オレンジ、温州みかん、パイナップルが入っているそうで、とても良い感じにミックスジュースな味わいなのが素晴らしい。
 
牧家ラッシーの中で1、2を争う美味しさだと思うのに、なんで本家では扱ってくれないのかなあと……(いや、北海道よりも、自転車で行けなくもない場所にあるコストコの方が圧倒的に近くはあるのだけれども)。
白子玉ねぎとベーコンのスープ煮 w/鶏むね肉&グリンピース
「MAISON KAYSER」の
 マンゴーとバニラのパン
杜仲茶
今日はだんなも息子も不在の日で。
 
だったらちょうど昨夜の玉ねぎスープの残りもあるし、鶏むね肉とか放り込んでヘルシーな感じの夕飯にしてしまえと、鶏むね1枚だけ買ってきた。
 
塩と砂糖を溶かしたブライン液に浸してから一口大に切って玉ねぎスープでさっと火を通し、ついでに冷凍グリンピースも流水で解凍してから鍋の中に。
 
MAISON KAYSER」のパンが幸い残っていたからスライスして炙って添えて、調理時間は10分ほどの夕御飯。
 
白子町の玉ねぎが本当に瑞々しくて甘くて美味しいものだから、これは買えるうちにもう1回くらい買っておかないとと思いつつ、出荷は6月上旬で終わるらしいから早く買っておかないとだ。

2023年5月30日火曜日

シンプル焼き魚の日

ホットサンド(べーたまちー)
ヨーグルト(チチヤス 低糖)
アイスカフェオレ
今朝は「POMPADOUR」で扱っていた12枚切りの食パン使ってのホットサンド。
 
いよいよ残り少ない自家製ベーコン使って、卵サラダとシュレッドチーズの"べーたまちー"にした。
 
自家製ベーコンがあまりに幸せだから、「せんどば」で良い感じの安くて大きな豚バラが売られていたら買ってこよう……と思いつつ、朝食後に出かけたのだけど、残念ながら今日は扱っていなくて、残念。
 
代わりに1尾150円だったかな、手頃な鰺が売られていたので、今夜はこれを焼いて食べることにした。
 
なんだかシンプルな焼き魚が恋しい気分というのと、体重計が見たことない数字になっていたから、ちょっとこれはやばくないか?……となった、ので。
 
そうそう、「せんどば」ではいよいよ台湾産の生ライチが出てきていて、これも喜んで買ってきた。メキシコ産も悪くはなかったけど、台湾のがやっぱり良いなあということで。
「美濃屋あられ製造本舗」の
 スモークピー柿
ちぎりキャベツ w/キャベツのうまたれ
しらす豆腐
鰺の塩焼き w/大根おろし
白子玉ねぎとベーコンのスープ煮
羽釜ご飯
ビール(GOOSE ISLAND IPA)
というわけで、今夜はヘルシー夕御飯。
 
ただただシンプルな焼き魚が食べたくて、鰺は塩焼き、おろし醤油で。
 
ちぎりキャベツは「くばら」の「キャベツのうまたれ」をかけただけ。
 
鰺と一緒に買ってきた釜揚げしらすは、『和えるおかず』(坂田阿希子 世界文化社 2017.07)を参考に、豆腐としらす和えに。
 
水切りした豆腐としらすを塩と醤油と胡麻油で和えた風なもので、焼き海苔ちぎって混ぜるのが良いな、と。
 
手元にいっぱい残ってたから韓国海苔をちぎって和えてみた。胡麻油繋がりだし違和感ないでしょうと思ったら案の定お似合いで。
 
大好物の秋刀魚も、一番好きな食べ方は"単に塩焼き"だったりするあたり、焼き魚ってやっぱりしみじみ美味しいもので。
 
皮目がカリッと焼けた鰺はシンプルストレートに美味しかった。
 
鯖とかカマスとかホッケとか、あと鰤、鮭、鮎あたりも塩焼きってほんとに美味しくて。
 
シンプルすぎるゆえに外食で頼むことはあんまりないから、時々こうして家で焼いて食べたくなる。
 
あ、秋刀魚はいつもワタを抜かないまま焼いて食べるけど、今日の鰺はエラとワタは抜きました。

2023年5月29日月曜日

横浜パフェ活、伊勢崎中華

今日は横浜パフェ活です。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「MAISON KAYSER」の
 マンゴーとバニラのパン \360 1/2個
 プリエ オ ショコラ \360 1/2個
タイ産マンゴー入りプレーンヨーグルト
アイスカフェオレ
今朝は昨日、日本橋で乗り換えついでに通りかかった「MAISON KAYSER」で買ってきたパンで朝御飯。
 
だんなはパンオショコラを食べたがっていたのだけれど、夕方の店舗はもう品揃えが少なくて、代わりにと
「カスタードクリームとチョコチップをクロワッサン生地ではさんだパン」
というちょっと大きめサイズの"プリエ オ ショコラ"を買って私と半分こ。
 
チョコチップがざくざくというよりは、カスタードクリームとチョコが溶けて一体になったクリームが包まれた風な菓子パンだった。
 
そして、いざ食べようと思ったらなかなか大きくて半分にしておいた"マンゴーとバニラのパン"も。
 
季節限定の品とのことで、品名通り、「ドライマンゴーとバニラを練り込んだパン」。すごくマンゴー感濃厚で美味しい……なんて言いつつ、食後にタイ産マンゴーを入れたヨーグルトも出してしまい、そして今日の私は横浜にマンゴーパフェを食べに行くという。
 
何も考えず朝食の支度をした結果、どれだけマンゴーが好きな人なんだろうという感じになってしまったけれど、気にしないままお出かけ準備。
横浜 馬車道「水信フルーツパーラー」にて
 宮崎マンゴーパフェ \3100
田中玉緒さんとの、月イチのパフェ活動、今月は去年あたりからずっと「横浜遠征もいつかしましょう」と言い合っていたこともあって、気候の良いだろう5月に……と企画したのだけど、今日はあいにくの雨模様。知ってた(←私も玉緒さんもまあまあの雨女なので……)。
 
でも、がつがつ歩こうという今日、いくらか気温が低めで曇り空だったくらいでちょうど良かったかも。
パフェに寒すぎるというほどの気温ではなかったし、なんだかんだ、帰宅するまでほとんど傘は必要なかったし。
 
馬車道の駅降りてすぐの水信フルーツパーラーさんに。 横浜のパフェと言ったらここは外せないのではないでしょうか!で予約して訪れたのは「水信フルーツパーラー」。
 
母体は大正4年創業の水信商店、バナナ加工の草分け的な存在だったんですって。
 
なんでも今では水信グループとして、青果仲卸やレストラン経営の他、不動産サービスなど、様々な業態を展開しているのだとか。すごい。
 
場所は馬車道駅直結の商業施設「KITANAKA BRICK&WHITE」の1階で、上品な佇まい。
 
店内もとても素敵な雰囲気でした。 店内もこんな感じに、女性的なとても素敵な雰囲気で。
 
内装デザインはJR九州「ななつ星」を手がけた水戸岡鋭治氏なんですって、公式サイトにこんなインタビュー記事があって、興味深かった。
 
パフェは、通年用意されている”フルーツパフェ"の他、季節の果物を使ったものが。
 
5月15日からスタートのパフェは"マスクメロンパフェ"と"宮崎マンゴーパフェ"。
せっかくなので、それぞれをいただいてみることにして。
 
かわいいイラストつきの説明カードもついてきました。こちらはマンゴーパフェ。
宮崎マンゴーの果肉と魅力でしっかり満たされるように、贅沢なカットでパフェトップを盛り付けました。
 
芳醇な香り、抜群の糖度、食味の良さは、まさに格別で圧倒的な存在感です。
 
優しく広がるジャスミン茶のアイスクリーム、香ばしい胡麻とアーモンドの焼き菓子、エキゾチックなパッションフルーツソース、丁寧に作られたバナナのアイスクリーム。
 
組み立ては複雑ですが、それらの要素はいずれもマンゴーを上手く引き立てる絶妙なバランスの仕上がりに。果物の満足感と構成の充実感。初夏にぴったりのパフェが出来上がりました。
 
と公式サイトに説明のあったパフェ。
 
フルーツ専門店のパフェって、ともすると「果物自体が美味しいんだから他のところでは勝負しなくて良いでしょう?」とばかりにシンプルな構造のものもまま見るけれど、このお店はしっかりパフェとしての構成が計算されていて。
 
こちらはメロンパフェの説明カード。 メロンパフェに入っているのはライチとフロマージュブランのアイス、白ワインゼリー、チーズテリーヌ、杏仁のパンナコッタなどなど。
 
紙製のランチョンマットもオリジナルで、その柄もとても美しく、隅々まで美意識を感じるお店だった。
 
そうそう、お水も、レモン水ならぬフルーツ水で、香りが良くほんのり甘さまで感じるくらい。
ライムやパイナップルが入ってる?んだったかな?すごく夏っぽい味がして。
 
美味しい国産マンゴーのパフェ、フルーツパーラーで口にできて良かった。 写真がどうにもアレなのだけれど(多分こっちが正面で、一番上の写真が斜めな感じだと思うのだけど)、贅沢に果肉がたっぷり。
 
あえてマイナス点をあげつらうなら、メインの果物は上の方だけで、下層はマンゴー感が全くない……ということくらい?
 
"マンゴーパフェ"な味わいを最後まで楽しみたかったら、井戸を掘るべく上部を残しつつ下部を掘り進めないといけない……みたいなところがあったけれど、でも、どこをどう食べても風味が今ひとつということはなく、むしろ組み合わせの妙が楽しめる味わいで、とても美味しくいただけた。
 
お店のinstagramを見ると、モンブランクリームを合わせた秋の洋梨パフェ、秋の始めのいちじくパフェ、真夏の桃パフェ、どれもとても美味しそう。
 
お値段は張る(6000円……)し、平日限定要予約制だけれど、「トロピカルフルーツアフタヌーンティー」もとっても素敵。
横浜 伊勢佐木町 「中国料理 龍鳳」にて
 つぶ貝豆苗炒め \1200
 いちじく薬膳スープ \1800
 えび包み揚げ(2ケ) \800
 本日のランチ 固ヤキソバ \880
もうすっかり「パフェは前菜」という文化が根付いてしまった私たち、パフェを食べたあとにお昼ご飯!と、伊勢佐木町までてくてく歩いて(1.5km弱くらいあった)、「中国料理 龍鳳」でのお昼にした。
 
上記リンクの公式サイト、「お席だけの予約はお受けしていません」の詳細の文章などを見ると、なかなか言葉が強くてドキリとしてしまうのだけど、「焼売はテイクアウトできるみたいですよね」「ちょっとお店にメールしてみましょうか」と、玉緒さんが果敢にお土産についてお店にメールしてくださって、私の分もお土産の包みを頼んでおいてくれていた。ありがとうございます……!
 
このお店は、お店所有の筍山があるということで、春の筍料理コースが大変な人気とのこと。あとは冬の牡蠣料理(特に牡蠣チャーハン)。
 
牡蠣の時期でも筍の時期でもないこのタイミング、でも"普段の味"を知る機会ができてとても良かったと思う。
 
「龍鳳」にて、つぶ貝豆苗炒めから。 「本日のランチ」は、基本、ご飯とスープと小鉢、お新香つき。ついでにアイスコーヒーか杏仁豆腐もついてくるそう。
 
焼豚と野菜の炒め、麻婆豆腐定食、サンマーメンといったそのランチも気になったけど、米飯は要らないんだなあと、ランチメニューからは固ヤキソバだけを頼むことにして。
 
あとは「本日おすすめの旬のメニュー」の紙から3品いただいてみた。
 
上の写真はぷりぷりと新鮮なツブ貝ががたっぷり入っていた豆苗炒め。
 
頼んで良かった薬膳スープ。じわじわおいしい。 頼んで良かった……と心から思ったのが、この薬膳スープ。
 
webサイトには「6月より提供開始」とあったから、フライング的にいただけたものだったのであるらしく?
 
広東料理の真髄は例湯(本日のスープ)にあり。
サービスで付く無料のラーメンスープで済ませてしまっては、「いつまでも、いつまでも真の食通にはなれません」と発信続けた成果がようやく実を結び、多くのご注文をいただいています。
 
なんて公式サイトに記されているだけあっての自慢のスープ、干しいちじくが入っているのかと思いきや、生の果実がごろごろ入っていて、それ以上に豚肉もたっぷり。いくつかのかけらには軟骨も入っていたから、これ、ソーキだったみたい。
 
私がよく飲む船橋「旬輝」の薬膳スープにも似た、あとは火鍋とか参鶏湯とかの方向のちょっと渋かったり苦かったりする漢方系の食材も入っていて、なんとも滋味深い味で。
 
とはいえ、頻繁に飲み付けているものでもないものだから、なんていうか"正解の味"(こういうのがおいしい、みたいな)が解らない私たちだったわけだけど、このスープ、アツアツの状態よりはいくらか冷めていった時の方がいちじくの甘さが強く出てきておいしいなと思った。
 
じわじわと「あれ?おいしい、これ、おいしい」という感じでレンゲが止まらなくなってくる不思議なスープ。ベースもちゃんとしているからこれだけ美味しいのだろうな、きっと。
 
ふわっとした衣のえび包み揚げも美味。 春巻の皮ではなく、もっとふわっと軽い皮で包まれて揚げられたえび包み揚げも期待以上に美味しくて。
 
もう海老がぎゅうぎゅうに詰まっている感じで、とても贅沢。
 
メニューには種類は少ないけれど、海老蒸し餃子、春巻、焼売、焼き餃子といった点心メニューも載っていた。
 
全体、グランドメニューはとても定番的な感じで、クラゲの和え物、蒸し鶏、バンバンヂー、えびチリ、帆立のクリーム煮、酢豚に角煮に青椒肉絲という風で。
 
ひゃあ!というボリュームだった焼きそば(ぜんぶたべたよ) そして、パフェを食べた後にこれだったものだから、「ひゃあ!?」と小さな悲鳴を挙げることになった、ボリューミーな固ヤキソバ。
 
ランチで1人分でこの量ってなかなか……と笑ってしまいつつ、でも2人で全部食べきった。食べきれるくらいに、すごく美味しい焼きそばだった。
 
もやしたっぷり、大ぶりの海老や自家製叉焼が入った具の美味しさもさることながら、麺がカリカリに揚げられていて、終盤までずっとカリカリカリカリしてくれていて。
 
私は水気を吸ってしんなりした麺よりも、最後までカリカリな麺の方が好みだから、それがすごく嬉しかった。
 
で、食後は、徒歩圏内にある蔬「横浜橋通商店街」に。
 
昔ながらの個人商店が並ぶ風な、手頃な規模のアーケード街。事前に調べておいたお店をちょこちょこ覗いて、夕飯のお惣菜をいくらか買って。
 
玉緒さんがちょっと不思議なお買い物(メダカ……)をお花屋さんでしていたことに笑ってしまいつつ、夕方には帰宅することもできて。
 
地元駅からは傘が必要なくらいの雨になっていたけれどそれほどの降りでもなく寒くもなく。
おつかれさまでしたー。
空心菜のにんにく炒め
「美濃屋あられ製造本舗」の
 スモークピー柿
横浜橋通商店街「栃木屋惣菜店」の
 ポテトサラダ \150/100g
 アジ天 \120
伊勢佐木町「龍鳳」の
 お惣菜セット
横浜橋通商店街「和記食坊」の
 北京烤鴨(北京ダック) \1500
ビール(キリン SPRING VALLEY シルクエール<白>)
今日はだんなと2人の夕御飯、戦利品を色々並べての夕御飯。
 
せっかくの横浜だしと横浜駅でも少し買い物して、「ウイッシュボン」の夏の期間限定品「横濱レンガ通り トロピカルパイン」とか、「横濱ビア柿」の「美濃屋あられ製造本舗」の「スモークピー柿」も買ってきて、早速にスモークピー柿も食卓に。
 
「龍鳳」のお惣菜盛り。幸せ♪ 「龍鳳」さんで作ってもらった惣菜パックはこんな感じだった。
 
メニューと見比べたところによると、焼売(これはメニューやwebサイトにもはっきり「お持ち帰りできます」みたいな記述があった)と、蜜味叉焼(炭焼チャーシュウ)、白切鶏(蒸し鶏)、麻辣蔬菜(酢漬け野菜)のよう。
 
伊勢佐木町は日本のシュウマイ発祥の地。
初代が渡日して早一世紀、
かわらぬ美味しさを受け継いだ伝統の一品をご提供。
豚肉・長ネギ・干しエビ入りの大粒で、
餡のねりと包みの技でプリプリ感とふわっとした
おいしさを同時に実現しました。
贈って喜ばれ、頂いて嬉しい龍鳳のシュウマイ。
 
とのことで、このシュウマイがすごーく美味しかった。崎陽軒あたりはもう少ししっとり柔らかなのだけれど、このお店のは"むちむちぎゅうぎゅう"という感じ。塩味は控えめで優しい味だけれど旨味は濃厚で。
 
商店街で買ってきた北京ダックもおいしかった。 そしてお肉系おかずのもう1つが、2号店が伊勢佐木町にもあるらしい、「和記食坊」というお店の北京ダック。
 
店頭にずらりと色々お惣菜が売られていて、ここのが美味しそうだなと思って買ってきてみた。
 
並ぶパックには同じくらいのボリュームで650円の「薫鶏」もあったので悩んだのだけど、やっぱり鴨でしょ!ということで。
 
別添で甘じょっぱいタレもついてきた北京ダック、結局食べきってしまえるくらいに美味しかった。
 
それと、揚げ物がずらりと並んで美味しそうだった「栃木屋惣菜店」で、アジ天と素朴な風合いのポテトサラダも。
 
せめてもと空心菜だけは自分で炒めて、昼に続いて夜も美味しいものだらけの横浜ありがとうな1日だった。

2023年5月28日日曜日

ブノワで鴨を

ブノワで鴨を。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「POMPADOUR」の
 ミルクフランス \280 1/2本
アイスカフェオレ
今朝はさらさらっと、昨夜はネット麻雀に興じていただんなと遅めの朝御飯を「POMPADOUR」のミルクフランスを半分こ。
 
ちょっとだけ柔らかさもあるごわっと食感のフランスパンに、ホイップバターベースっぽいミルククリームがサンドされているもの。ふわっと練乳が香るけど、もうちょっと練乳感が強くても良いのよ……?というのが私の好み。
 
今日の夕飯はお久しぶりフレンチに行く予定で、ゆえに当然昼御飯は軽くにするか無しでも良い心持ちだったのだけど、毎朝のアプリ巡回に入れている(←iPhoneで"巡回"というショートカット動かすと、巡回系アプリやサイトを全部自動で立ち上げてくれるようにしている)「がブリチキン。」のスクラッチクーポンに挑戦したら、久々に1等が出て。
 
そしてだんなも、数日前に1等が出ていて。
 
「これは……早めにお店行って唐揚げ食べるか……?」ということになってしまったのだった。
ららぽーとTOKYO-BAY内「がブリチキン。」にて
 塩レモンからあげ定食 葱みょうがポン酢(大)
     クーポン価格\550
というわけで、混雑する前、10時台のららぽーとTOKYO-BAY内フードコートの「がブリチキン。」。
 
「がブリチキン。」の塩レモンからあげ。さっぱり味でよき。 当初はかつ煮定食を食べる気でいたのだけれど、店頭に"初夏限定!みょうが香る「塩レモンからあげ 葱みょうがポン酢」を新発売!"のポップ札があったものだから、ついついこれを。
 
新たに登場する「塩レモンからあげ 葱みょうがポン酢」は、毎年好評いただいている夏の期間限定メニュー「塩レモンからあげ」の商品をブラッシュアップしました。
 
ポン酢のさっぱりとした味わいに、葱とほのかに香るみょうがの相性が良く、これから暑くなる初夏にぴったりの一品です。口に入れた瞬間、レモンの酸味とみょうがの風味が広がる、この季節にだけ味わえるからあげをお楽しみください。
 
というもので、長ねぎ5に対して茗荷が1くらいだったのがほんのり残念だったものの、チキン南蛮あたとは方向が違う柑橘のさっぱり味。
 
これ、しっとり食べやすいけどむね肉を使っていて、「カロリー少なめ!OK!問題なし!」な気持ちにさせてくれるから嬉しいメニューかもしれない。
表参道「BENOIT」にて
 2 ENTRÉES+PLAT+DESSERT+CAFÉ \9000→\8500
     鶏レバーのテリーヌ
     オニオングラタンスープ (+\1000)
     青森県産鴨胸肉のローストとウイキョウ オレンジ風味
     バニラ風味のミルフィーユ
 グラススパークリングワイン(Crémant de Bourgogne Cuvée Agnès Vitteaut Alberti) 2×\1800
 赤ワイン(Châteauneuf-du-Pape Cuvée Impérial Raymond Usseglio 2006) \26500→\13250
というわけで、半年ぶりくらいのビストロ BENOIT(ブノワ)。  
2014年9月に初めて訪れてから、このお店好きだなあと何かにつけ訪れ続けているアラン・デュカス系列のフレンチレストラン。
 
当時はダイナースカードの特典でお安く食べられるというのも足を向ける理由の1つではあったけれど、今はもうダイナースは持っていないからその特典も使えない。でもやっぱり変わらず来たいと思うくらいにはお気に入り。
 
名物ギャルソン、北平さん(詳しくは料理王国のこの記事に)のkitahira blogも読んでいるのだけど、そこに「暮春特別プラン」の案内があって。
 
5月1日からコース料金が価格改定したのだけれど、5月中はいくらかお値打ちにいただけるプランがあるとのこと。しかも同日に投稿された別記事「2023年5月 Benoit≪特選食材≫と≪お勧め料理/デザート≫のご案内です。」に青森県の「津軽かも」の文字が。
 
え、鴨。国産の鴨、食べたい……となってしまって、行けそうな週末はとだんなと相談の結果、今日のディナーに予約を入れていたのだった。
 
ビストロブノワは、日曜日がとってもお得。なにしろ8000円以上のボトルワインが半額でいただけるのだから。
 
その企画があってのことかどうかは定かでないけれど、お店は今夜も大盛況。
何を頼んでも「今回はいまいちだったな……」のが無いこのお店、美味しいワインもチーズもしっかり楽しんできた。
 
突き出しのいつものプチシュー(チーズ味でしょっぱくておいしい)をつまみつつスパークリングワインをいただいて、パンはひまわりの種と白胡麻入りのカンパーニュ。
 
冷菜は悩みに悩んで、鶏レバーのテリーヌにした。
 
前回あたりにもメニューに載っていた記憶が?と思ったところ、2021年の北平さんのブログに「6月からメニューに割って入ったのが「鶏レバーのテリーヌ」です」という記述が。
 
Benoitの王道でもある「テリーヌ・ド・カンパーニュ」、そこのけとばかりに6月からメニューに割って入ったのが「鶏レバーのテリーヌ」です。
 
鴨のレバーを太らせたものが「フォアグラ」であれば、ニワトリを太らせると「白レバー」です。これをたっぷりと使うのですが、これではレバーペーストになってしまいます。そこで、豚の肩肉で肉肉しい食感と豚の背油で旨味を加えるように、よく混ぜ合わせ、テリーヌの型で焼き上げます。レバーの比率が高いため、熱が入り過ぎればパサパサとなる。断面がほのかにピンク色の、この職人技ともいえる火入れが、まとわりつくような白レバーの旨味を逃がしません。レバー好きにはぜひお楽しみいただきたい逸品です。
 
ということで、レバー好きにはたまらない美味だった。もう早々にスパークリングワインは飲み干して赤ワインにしてしまいつつ。
 
その赤ワインは、せっかくだからと奮発して、良い感じに枯れた風味もある2006年のお酒。イタリアワインならサンジョヴェーゼが好きですと伝えたら、でしたらこのあたりが……とお勧めいただいたもの。
 
定価で26500円なんてワインはまず頼む気が(もとい頼める気が)しないけど、半額なら?ギリOKなのでは?ほら、6月の結婚記念日はだんなは海外出張中だしね!?などと理由をつけつつ。
 
17年前のビンテージ、底にはいくらか澱もあったけれど、それ含めても美味しいお酒だった。
 
そろそろ初夏だけども、気にせずのオニオングラタンスープ。 そしてこの季節に?と思いつつ、メニューにあるなら是非いただきたいと、オニオングラタンスープ。
 
とろとろの玉ねぎの美味しさもさることながら、ベースのスープがとんでもなく美味しくて、聞けばできあがりまでに3日を要するスープなのだそう。
 
これまた北平さんのブログ、「2023年5月Benoit 暑いからこそ、熱々のオニオングラタンスープ!」によると、
 
牛のすね肉から、じっくりと2日間かけて旨味を煮出すのです。このブイヨンこそが、Benoitのオニオングラタンスープの美味しさの決め手なり。
 
この琥珀色に輝かんばかりのブイヨンは、濃いというよりも旨味が満ち満ちている。そこへ、たっぷりの飴色のタマネギを加えてほどよく煮込み、味を馴染ませるために冷やし休ませる。そして、オーダーをいただいた後、スープを熱々にし、ライオンの顔がデザインされた独特のスープボールへ注ぎ入れる。パンを浮かべ、グリュイエールチーズをパラパラと加え、オーブンへ。チーズがとろけ、ふつふつとしたところで、皆様の元へと運ばれてゆきます。
 
このオニオングラタンスープは、3月までの限定と考えていました。しかし、多くのあついあつい要望にお応えし、5月末までこの熱々の逸品を延長することにいたします。素材に何か奇をてらうわけではない、素材そのもの美味しさを十二分に引き出した、まさに時(とき)がなせる美味しさの極みというのでしょう。前述したグリーンピースのスープと併せてご注文いただいても、自分は止めることはいたしません。
 
いや、グリーンピースのスープとオニオングラタンスープと両方飲んだらお腹たぷたぷだよ、そこは止めようよ、とブログの記事見て笑ってしまうわけだけど、これぞオニオングラタンスープである、みたいなお手本みたいな味わいだった。
 
独特なオリジナリティさなどは無い、王道中の王道みたいな味わいで、でも、おいしい……っ、と溜息を吐くような美味しさで。
 
そして期待の鴨は、「青森県産鴨胸肉のローストとウイキョウ オレンジ風味」。
新玉ねぎみたいなしゃきしゃき感のある香りが爽やかなウイキョウが添えられ、ソースは柑橘、熊本産の「農6号」という品種を使った、皮ごと使ったフルーティーなもので、これが鴨にとてもお似合いだった。
 
鴨自体もしっとり柔らかくて、脂が甘く、これ、海外の鳥インフルエンザ蔓延ゆえの"棚ぼた"的に入手できた食材だったのだそう。
 
これまでは当たり前に使っていた仏産、ハンガリー産の鴨が入らなくなって、代わりに……と見つかったのが、青森、津軽で育てているバルバリー種の鴨だったんですって。おいしい。幸せ。
 
2018年にシェフが代わり、おそらくはこのタイミングでポーションがいくらか少なくなったこのお店だけど、この鴨だけは以前の皿の量に戻してくれて良いのよ?と思ってしまったくらいだった。
 
デザートの前にワインがいくらか残っていたのでチーズを頼んだら、今日はカマンベール、コンテ(だいすき♪)、そして山羊乳版のカマンベールといった感じの"バノン"というチーズ。
 
コンテは言うまでもなくミルクミルクした優しい味わいのチーズだし、全体的に風味は軽めな食べやすいチーズだった。シェーブルもそれほど山羊乳の主張が強くなくて。
 
赤ワインの感じからすると、もっとこってり系のものでも歓迎だったのだけど、少なくなったとはいえ全体的には食べ応えがあるビストロブノワ、チーズをもりもり食べるお客さんはそう多くないのかもしれない。
 
ミルフィーユのボリュームは今も昔も変わらずで。 なにしろデザートも(というかデザートは)今も昔も変わらずのこのサイズだったりするものだから。
 
今日はもう定番中の定番、バニラ風味のミルフィーユをいただくのだと強く心に決めていて、エスプレッソ飲み飲み、パイ生地さっくさく、カスタードクリームはなめらかで甘さしっかりな、相変わらずにストイックな見た目のミルフィーユを楽しんだ。
 
季節のフルーツを添えるみたいな色気が一切ないのが本当に、何というか「すごいなあ」と思ってしまう。この超超定番のデザート1品に対する自信のあらわれというか。
 
このボリュームのケーキが来たうえに、テーブルにはミニサイズじゃない、フルサイズのマドレーヌまでやってきてしまう(ちなみに"プチフール"という体だったり)のがいかにもこのお店という感じで当然それも美味しくいただいて。
 
そして帰り際、エレベーターに乗る直前にくれた土産スイーツは、今回は2個入りメレンゲが1人1袋。
 
なんでもデザートに使われるフルーツ、来月はパイナップル、再来月に桃を予定しているのだそう。桃は熟し方がゆっくりで、来月はまだちょっと無理かなーという感じなのだそうで。
 
ちなみに今月は「静岡県産"紅ほっぺ"のクープ フロマージュブランのソルベ」と「柑橘のクレープシュゼット バニラアイスクリーム」が季節の果実を使ったデザートだった。
 
桃のデザートいいなあ。
桃はパフェ活でも是非食べに行きたいところだけれど、ブノワの桃デザートもすごーく気になる……。