2023年6月4日日曜日

復活の南木商店。

変わらず美味しかったよ南木商店。
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「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」の
 トウモロコシのリュスティック \320 1/2個
 ミルクフランス \300 1/2個
ヨーグルト(チチヤス クラシック)
アイスカフェオレ
今朝は「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」のパンで朝御飯。
 
夏の限定パン"トウモロコシのリュスティック"は、バターでソテーしたとうもろこしを練り込んでいるそうで、見た目はちょっと無骨な感じ、中にはコーンがこれでもかとどっさりで。
 
塩気の具合もちょうど良く、もっちりしたパンの食感もとても素敵。パンやケーキの価格が上がる一方の昨今、この具沢山ぶりと食べ応えで、この値段なのはむしろお得なのでは……?なんて思ってしまいたくなる。
 
そしてリッチなパン生地にリッチなクリームの詰まった定番のミルクフランスもだんなと半分こ。
 
ロブション、フランス料理としてはアラン・デュカス氏のポリシー等々の方が好ましいなあと思っているのだけど、でもこのブティックのパンやケーキはちゃんとすごく美味しいのよね。さすがのロブション。
津田沼「南木商店」にて
 味玉とんこつらぁめん細麺 \880
土曜にこれでもかと運動した後の日曜日はやっぱり微妙に……というかあからさまに身体はだるくって。
 
「……だるいけど、でも、フィットネスリングは完成させたい……」
と、Apple Watchのアプリ、私の設定では日に500kcal分動いて、30分エクササイズ(早歩きや自転車に乗るのも含まれる)をして、"1時間のうち最低1分は動く"のを12時間分達成する……というミッションはこなしておきたいという所存。
 
ジムに行く日は容易に達成できるのだけど、行く予定のない金曜と日曜は、家に籠もりっぱなしだとまず達成できないから、なるべく外に出ようとは思っていて。
 
……なんて考えながら、でも疲れたなあとごろごろしかけていたところ、だんなが「提案があります」、と。
南木商店に行きませんか」、と。
 
え?あ?行きます。ええ行きます。南木商店行きます!と、俄然やる気になって、出かける準備をしたのだった。
 
津田沼で暮らしていた頃、あの界隈のラーメン屋さんの中では一番多く通ったお店。マー油の乗った熊本ラーメン風の九州ラーメンのお店で、ほんとにほんとに美味しかった。
 
我が家が津田沼から船橋に引っ越す以前、ビルの老朽化に伴い2019年2月末に閉店することになって。
 
いつか津田沼で復活しますというアナウンスはあったから、ずっとそれを待っていたところ、我が家は引っ越すことになって、更にはコロナ禍も始まって。そんな中、昨年10月に「遂に復活致します」という告知があり、11月に以前のお店から数百メートル離れた場所に開店したのだった。
 
わーい、南木商店、復活おめでとう! というわけで、遅ればせながら、漸く訪れることができた南木商店。
 
以前と同じ食券制で、以前通りの"とんこつ"の他、"とんこつ味噌"、"重ね魚だし醤油"、そして夜のみ提供の、マヨネーズまでついてくるのであるらしい"メタボそば"なるものも。
 
麺は細麺とちぢれ麺が選べ、そして料金内で大盛無料。
 
週末も食べられる"お昼の定食"は830円で、とんこつらぁめんに、選べるご飯(白飯・卵かけご飯・じゃこ高菜飯・明太飯・肉飯)つき……と、スープの材料だ燃料費だで昨今お高くなる一方のラーメン業界においてとっても良心的な価格なのだった。
 
どのくらいの分量だったか忘れてしまったから……と、私は定食も大盛もやめて、味玉乗せの、とんこつらぁめん細麺を。ゆで加減は当然、固め。
 
お店の公式アナウンスでは「屋台から創業した南木商店の九州らぁめん」ということで、熊本ラーメンを謳っているわけではないのだけれど、マー油が入っている以上、熊本的なのかな?とは。
 
こりこりのきくらげ、万能葱に焼き海苔、そして三枚肉のこってり味叉焼。味玉は良い感じに半熟で。
 
ただ、あれ?こんなに背脂浮いてた感じだったっけ?とは思ったのだけど、このへんの写真見ると、そうだよね?そこまでは背脂背脂してなかったね?……とは。
 
けど、こってりしつつもギトギトすぎず、濃厚だけどケダモノ臭さはそれほどにはないスープの美味しさは健在で、「そうそうこれこれ」な美味しさだった。
 
あえて言うなら、麺がもうちょっと美味しいと良いなあなんて思ってしまうのだけど(浅草開化楼の麺を食べ付けているとしみじみとそう思ってしまうところが……)、それでもここのラーメンは美味しいよなあ、と。
 
ちょっと遠いけどまた是非食べに来なければ。
んで、次にはお昼の定食もきっと余裕。
千葉県産枝豆
瀬戸内レモン大根
「肉処大久保」の
 ハム入りポテトサラダ
「角上魚類」の
 まぐろ尽くし盛り
だんな特製いわしのなめろう
国技館やきとり
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 Shoebill 2023)
今日はだんなと2人の夕飯、"日本酒を飲もう"と決めていて。
 
いつもの角上のお刺身と、十九のお酒と だから昼食後、津田沼の「角上魚類」覗いたり、駅ナカのお店で国技館やきとり(これ)見つけたりして、そんな感じの夕御飯。
千葉県産の枝豆も買ってきた。
 
1尾70円のいわしは2尾を刺身用にさばいてもらって(こんなお安い魚を無料で刺身用に加工してくれるとか、本当に角上さんは神……)、だんながなめろうにしてくれて。
 
美味しそうだった本鮪のトロ、赤身、切り落とし、中落ちの盛り合わせはこのボリュームで1480円。
 
ポテサラ、大根の漬物なんかも買ってきたら、私がしたのは枝豆茹でるのと焼き鳥を温めることくらいだった。
 
お酒は、今年のハシビロコウ酒、Shoebill
 
コロナ禍に入ってからリリースされ始めたこのシリーズ、こんな風に、2020年は佇んでいて、2021年は「もうあかんー!」と吠えていて、2022年はそろりそろりと歩き出し、今年、ついに羽ばたいた!と、そういう意匠。
 
十九にしては珍しく山田錦を使っていて(山田錦は酒米の中ではお高いので、十九さんはあまり使わない……)、しかも兵庫県産の特等山田錦。
精米45%の純米大吟醸ということで、この蔵のお酒にしてはとってもお高い。
 
でもお高いだけに美味しくて、今年のハシビロコウもそうそうこれこれな味わいだった。先日口にした2020年のお酒もくたびれずにちゃんと美味しくて、ほんと、よいお酒だと思う。
 
ちなみに今日飲んだのは四合瓶で、まだ一升瓶が手つかずで日本酒冷蔵庫に鎮座ましましていたりして。
 
今年も問題無く美味しかったので、四合瓶もう1本くらい買ってきて飲んで、んで一升瓶はまた寝かせておくのかな?……と。
 
味噌味濃いめななめろうはお酒に似合いだったし、鮪もすこぶる美味しかったし、なんだか懐かしいような、素朴な味の焼き鳥も美味しかった。
 
充実の、のんびり日曜日。

2023年6月3日土曜日

羊を食べに。

「TruffleBAKERY」の
 白トリュフの塩パン \220
「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」の
 甘夏ミカンのミルクフランス \400
台湾産ライチ
アイスカフェオレ
昨日、新橋の駅構内ショップで久しぶりに買ってきた「TruffleBAKERY」の"白トリュフの塩パン"は1人最大8個までの制限販売。
 
3個とか4個とか、並ぶ人たちがある程度の個数まとめ買いしていく中、私も悩みつつ6個買ってきてみた(なかなか買えないしね……)。
 
各食パンのもっちり生地に自家製のトリュフバターとトリュフソルト、トリュフオイルを3段階使用したTruffleBAKERYの看板商品
 
というこのパン、さすがのトリュフ風味でやっぱりすごく美味しくて。
 
バターのふわふわ感、生地のもっちり感、そしてトリュフの濃厚感、他のお店の似た品とはあきらか一線を画す美味しさだった。
 
朝食にこれだけトリュフ風味なものは必要なのかという話と、夜に食べるとしたらこんなにバターの味が濃厚なパンをどんなおかずに合わせれば良いのかという話があるわけだけど……想定としてはこのパンおつまみに赤ワインを飲むとかなのかなあ……それでも他のアテに困ってしまいそうだけど。
 
で、トリュフパンを買う前に六本木ヒルズの「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」でもある程度パンを買ってきてしまったので、いくらかは後ろ倒しにすることにしつつ、今朝の私は「甘夏ミカンのミルクフランス」を。
 
夏の限定パンとのことで、ミルク風味のバタークリームの中に甘夏のピュレと果肉を混ぜ込んでいるそう。
 
特有のほろ苦感とさっぱりした酸味と甘さ。
 
ロブションのミルクフランスは、パン生地自体、プリオッシュのようなバター入りのリッチなタイプ。クリームもバター感強くて、さすがのロブションという風なカロリーの圧だった。カロリーって美味しいのことだから……。
沖縄風ガパオライス w/目玉焼き・追いバジル
アイス烏龍茶
今日は昨日に引き続き、午前中はかなりな荒天で。
 
土砂降りの中、ジムのプログラムチケットだけ取りに行って、昼御飯に外に出るとかは無理!という感じで。
 
で、買い置きのオキハム「沖縄風ガパオライス」を食べることにした。
 
何が沖縄風なんだろう……?と首を傾げつつ、レトルトのこれを温めて、御飯炊いて、せめてもとベランダから摘んだもので"追いバジル"して、目玉焼き乗せて。
 
でもひき肉の中にもちゃんとバジルは入っていて、若干醤油っぽい味が強めながら(言いがかりをつけるならタコミート風な……?)おいしかった。
 
我が家で育てているバジルは一番一般的なスイートバジル。 ガパオのバジルは、本来ホーリーバジルを使う(そしてホーリーバジルとはまた別にタイバジルも存在するというややこしさ)ことになっていて、やっぱりホーリーバジル欲しいなあと思ってしまう。
 
困った時のメルカリで、探したら案の定ホーリーバジルの苗も売られていたので、買うか、ってなっている。
 
で、午後には無事雨も晴れて、台風一過的な青空に。
 
BODYATTACK45からのBODYJAM45からのBODYPUMP60、今日のKさんパンプのセトリは、1曲目だけ曲名わからず、
 
#?-1、#-2、#87-3、#45-4、#78-5、#78-6、#90-7、
#45-8、#81-9、#100-10
 
という感じだった。
 
「6月は強度とかあまり考えず、好きな曲をやることにしました!」
とおっしゃってたけど、スクワットもランジもアームカールもまあまあきつくて大変だった。
 
終わってみれば足がっくがくだったのだけど、今日は外食。ジンギスカン!
船橋「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」にて
 食べ放題コース 2×\4378
 角ハイ飲み放題 2×\880
     ねぎ塩ラムタン \680
     塩〆熟成肩ロース 6×\880
     おまかせ野菜盛り \680
     追加野菜(キャベツ) \250
     追加野菜(アスパラガス) \350
     追加野菜(にんにく) \200
     ラムユッケ \780
     やみつきキュウリ \199
     パクチーサラダ \480
     4代目ポテサラ \380
     〆のつけ麺 2×280\
     薬味ネギ塩 \100
     おかわり薬味 \0
     追加レモン 6×\0
     メロンアイス \180
今日はちょっとお久しぶりの、ジンギスカン食べ放題が楽しめる「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」に。
 
各テーブルにハイボールタワーがついていて、60分500円で楽しめるのがウリの店。
 
お店の会員はランクが上がるとハイボールに加えてレモンサワーも飲み放題ということで、レモン焼酎+炭酸水でこれも手元で注いでいただける。
 
いつのまにかメニューがやや変わっていて、以前は食べ放題メニューにラムハツ、ラムレバー、ラムタンといったラムホルモンも含まれていたのが、ラムタンだけになってしまっていた。残念。
 
最初に人数分の塩〆熟成肩ロース肉と野菜盛りがやってきて、あとはスマホでQRコードを読み込んでブラウザメニューから注文する仕組み。
 
食べ放題4378円は元が取れるか否か微妙なラインではあるのだけれど、一番お高い塩〆熟成肩ロースを中心に、ラムユッケや煮込みあたりの肉系おつまみと、あと案外と野菜が良い値段するので好きな感じに食べていれば食べ放題金額分くらいは食べられるかなあという感じ。
 
今日はまあまあ盛りの良い肩ロース、2人で6皿食べてきた。
 
このご時世に、惜しみなく卵が乗っていたユッケやポテトサラダもいただいて。
 
そしてシメはいつものつけ麺。
 
残ったジンギスカンだれに同量のほうじ茶を入れたものをつけだれにして食べる中華麺。
 
おかわりも無料で貰える生野菜を刻んだ薬味は、春菊に葱と生姜を混ぜたもので、これがまたお似合いで。
 
運動効果もゼロというかむしろマイナスくらいに食べた気がするけど、美味しいものを美味しく食べるために運動しているところはあるので後悔はしない。
 
しこたま食べたラム、おいしかったー。

2023年6月2日金曜日

コーヒーイベントと大雨、怪物。

荒天の中、素敵なイベントに参加してきましたよ。
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「ミスタードーナツ」の
 ザクもっちリング ビーフシチュー&ポテト \270
 いちごとチェリーのレアチーズパイ \237
ヨーグルト(チチヤス 瀬戸内レモン)
アイスカフェオレ
そういえば「ミスタードーナツ」の、まだ食べたこのないパイがあったんだ……と朝食用にと買いに行ってみたところ、さらに新しいシリーズ「ザクもっちリング」が登場していて、ああそういえば、と。
 
"ザクもっちり"を目指したドーナツ生地は噛みごたえがあるもので、パン粉をまぶして揚げた風になっているから、食感はほぼほぼカレーパン。
 
3種類あるどれもが、中身がハーフ&ハーフになっているのがちょっと面白くて、今回買った"ザクもっちリング ビーフシチュー&ポテト"に、"スパイシーミート&ポテト"、"あずき&ホイップ"という3種類。
 
なるほど、カレーパン的な方向なのと、あんドーナツ風な方向なんだな?と思いつつ。
 
噛みごたえがありもっちりとした食感の生地に、なめらかな口当たりのビーフシチューとチーズ風味のマッシュポテトの2種類のフィリングを入れて、パセリで仕上げました。
 
というこの品、左右で全く味の違う、こっくり味ビーフシチューとポテサラと、交互に囓っていったらなかなか楽しかった。面白い商品を作るものだなあ、と。
 
でもなんとなくスパイシーミートの方向もわかったから、あとはあずき&ホイップが食べられれば良いかな。我が家は"ドーナツは朝御飯"派なのだけど、朝食にするにはちょっと油っこかった。……でもこれ、お昼御飯かと言われるとなあ?とそれもそれでちょっと疑問になってしまったりもして(我が家の感覚的には、ね)。
 
で、こちらが今回の当初の目的だった"いちごとチェリーのレアチーズパイ"。
 
なめらかなレアチーズ風味のクリームにいちごとチェリーのソースを合わせサクサクのパイ生地で包んで焼き上げました。
 
とのことで、確かにいちごとチェリーを合わせた味わい。チーズ風味も濃厚で、こちらも想像通りな美味しさだった。
 
甘味系パイは去年のレアチーズマンゴーパイが好きすぎたから、どうしてもそれに比べると「うーん……」という感じ。
青山一丁目 「UCC グループショールーム」にて
 イベント"夏のおやつとコーヒー時間"
で、今日は台風接近で一日荒天の予報。
台風自体はまだ九州あたりをゆっくり北上中なのだけど、梅雨前線が刺激されるとかで関西関東どこも大荒れ大雨予報が出ている。
 
それでもまあ、強風予報は無くて雨だけなら……と、都内へのお出かけに行ってくることにした。せっかく当選通知が来たイベントがあるし、そこに行くならとついでに六本木ヒルズの映画も数日前に予約してしまったというのもあるし、で。
 
伺ってきたのは、こちらの告知tweetを見て申し込んだ、UCC DRIP POD × ufu. コラボ記念イベント 「夏のおやつとコーヒー時間」
 
tweet主の大澤智弥さんは、今年の1月にどえらく美味しいガレット・デ・ロワを買ってきた、「Galet Galet (ガレガレ)」のパティシエ氏。
 
今は、銀座松屋で日~水という週4日の変則営業で「こむぎのおいしいおかし」というお店も持ってらして、でも私が都内を出歩くのは大概金曜日なわけで、なかなか行けずにいたところだった。
 
このイベントは、
 
「こむぎのおいしいおかし」パティシエが作る、焼き菓子とアイスコーヒーを組み合わせて楽しむ、コーヒーマリアージュ体験をご案内するスペシャルイベント
 
個性豊かな3種のアイスコーヒーの飲み比べ、おいしいアイスコーヒーを楽しむコツについてもご紹介します
 
こだわりのおいしい焼き菓子が好き
コーヒーはあまり詳しくないけど気になっている
おうちカフェの時間をさらに楽しみを広げてみたい!
 
という方、大歓迎です。
 
というものだそうで、それなら私が行っても問題なさそう……?と申し込んでみたらめでたく当選した次第。
 
UCCショールーム、普段は一般開放はしていないそうで。 通常は一般開放していないショールーム、今日はこの悪天候で当日の参加を諦めた参加者もけっこういたらしく、集まったのは8人ほど。
 
昨日今日2日間のイベントで、昨日は背後のテーブル席も埋まるくらいの賑わいだったみたい。
 
でも人数の少なさが逆に幸いして、大澤さんや、「ufu.」編集長の坂井勇太朗さんのお話をたくさん聞くことができた。イベントの内容も充実だったし、ほんとに色々、面白いお話を聞けたなあ、と。
 
今日のお菓子と今日のコーヒーと。 会場に飾られていたこれが、今日のお菓子とコーヒー。
 
我が家にはカプセル式コーヒーマシンは無いものの、コーヒーはほぼほぼ毎朝飲んでいる。
ちょっと良い目のホテルに泊まればネスプレッソが置かれているのが常で。
 
UCCオリジナルの「ドリップポッド」に見て触って飲んだのは、これが初めてだった。
 
こちらのカプセルは大きめで、ペーパーフィルターをそのままカプセル状にしましたという感じで。
 
日本のメーカーらしく、温度帯の違うお湯が出せるようになっていて、紅茶や緑茶まで淹れられるのが便利だし、「レギュラーコーヒー専用フィルター」を使えば手持ちのコーヒー粉を使うこともできるのだそう。
 
個人的にはエスプレッソ形式よりはドリップタイプのコーヒーの飲み方の方が好きだから、UCCのこれはとても良いマシンだなと思ったのだった。
 
"極上アイスコーヒーをおうちで楽しむための3Step"ということで、コーヒーの選び方、抽出、楽しみ方(コーヒーマリアージュ)という流れでお話を伺って。
 
途中では、UCCのプロが編み出した"ペーパードリップで淹れるアイスコーヒーの抽出レシピ"の紹介もあったりした。ネットで検索しても出てこない、おとっときの情報らしく?
氷はかちわり氷を使うのが推奨みたい。
 
お菓子、全部おいしかった。コーヒーともお似合いでした。 そしていただいた、特色あるそれぞれのコーヒーに合わせての楽しんだ「こむぎのおいしいおかし」。
 
1つ1つが割と大きめで、参加者のうち幾人かは食べきれずに「持ち帰ります……」と包んで貰ってる方たちもいたのだけれど、私は「あ、おいしい……」とその場で全部食べきってしまった。
 
いやでもこれ、普通に昼御飯代わりになりそうだな?って、実際そうなってしまったわけだけど。
 
レモンサブレ×モカ&キリマンジァロ
コーヒー本来の柑橘の風味と重なり、みずみずしいレモンのフレッシュさが際立つ組み合わせ。
 
今回ペアリングのため、特別に開発した「サマーレモンサブレ」。
サブレのくちどけを意識し、ホロホロとした食感に仕上げました。
アイシングは甘さを控え、レモンの果汁をたっぷり加えました。フルーティーなブレンドコーヒーに合う夏らしく爽やかな後味です。
 
ピスタチオのサブレサンド×マンデリン&ブラジル
クランベリーの風味とドライフルーツやハーブの印象が加わり、リッチな風味に。
 
フィヤンティーヌやドライクランベリー、ピスタチオをチョコレートでコーティング。バニラサブレで包みました。
コクとそれぞれのパーツの食感を同時に堪能できるリッチなお菓子です。
 
メープルサブレサンド×鑑定士の誇りスペシャルブレンド
メープルの風味が上品に引き立ち、余韻の甘い香りを感じる組み合わせ。
 
メープルサブレにメープルとキャラメルのガナッシュを挟んだサブレサンド。
食べるとザクザクとしたサブレにキャラメルが絡み、メープル独特の甘みを口いっぱいに感じられます。
 
モニターに表示された説明が、そんな感じ。
 
「こむぎのおいしいおかし」は、"小麦粉ってすごいんだ!"という思いがそのままブランド名になっているそうで、北海道産「江別製粉」のものが使われているのだそう。
 
レモンサブレとメープルサブレは「クーヘン」という小麦粉。焼けば焼くほどに風味が引き立つ、甘ったるくはなりすぎない粉なのだそう。粒子が粗めで、ちょっとモロモロと崩れる感じもあるのだそうで。
 
ピスタチサンドのバニラサブレは「ファリーヌ」という粉。こちらはフワッと焼き上がる、スポンジケーキやカステラにもお似合いの粉なのだそうで、どちらかというとしっとり系。
 
なるほど粉の違ってちゃんとあるものだなと思いつつ、でもそれ以上に、とてもジューシーなレモン風味豊かなアイシングだとか、ねっちりした食感が感じられるクランベリーやピスタチオの粒入りのフィリングだとか、こっくり濃厚なメープルキャラメルのガナッシュだったりが絶妙な味わいで。
 
これまで、レモン系のお菓子となると紅茶を合わせるのが常だったのだけど、あえての酸味の強い豆のアイスコーヒーと合わせるのも良いものだなといろんな気付きを得ることができた。
 
個人的な好みは、どっしり系コクのあるコーヒーにメープルサブレにキャラメルという、冬じみた味わいの濃厚な組み合わせだったりしたけれど、どれもすごく良かったな。
 
ごちそうさまでした!
 
で、いくらか小雨になった中、でも風が強くなったら傘が壊れるかもと電車で一駅移動して(晴れていたら歩くつもりだった)、六本木ヒルズで今日封切りの映画『怪物』を見てきた。
 
私は映画館では初めて見る是枝裕和監督作品、音楽は坂本龍一さんの遺作ということもあって、気になって。
 
カンヌ映画祭受賞云々くらいは知っていたけれど、あらすじなどはほとんど頭に入れずに2時間、世界に浸ってきた。
 
もっと怖いお話なのかなと(いかにも子供が怪物です、みたいな予告に見えていたから)思っていたものの、蓋を開けばそういうお話ではなくて。
 
AにとってBこそ怪物だけれど、B視点からすればAや、Cこそが怪物で……と、視点を変えながら春から夏までの時系列を3回くらい繰り返してなぞっていく構成。
 
音楽が実に綺麗で、心に染みるようなピアノの音色が、ともすると環境音楽ですかというくらいに自然に耳に入ってくる。
けれど"音"がキーワードになって「ああ、あの時のあの音って……」的な伏線がちりばめられたりしていたのもすごく巧みだった。
 
夏、線路、少年、なんてキーワードは、どこかスタンドバイミーも思い出させるもので。
 
通して見た後、改めて映画ポスターを見ると「おお……」というような余韻があるのと、あと、ラストシーンの解釈が色々できるなあというのと。
 
映像は綺麗だけれど、綺麗では終われないお話で、あの2人はきっと現実では……と私は悲劇的な予想をしてしまうのだけど、その解答も得られないまま静かにエンドロールが流れていって。
 
そんな風だったから、鑑賞後の爽快感などはちっともない作品だったけど、しみじみ色々な事を思わせられる、良い作品だったと思う。
「ローソン」の
 ナガラ食品ホルモン鍋
「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」の
 熟成さば塩焼きの海苔弁 \1350
ビール(サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール)
夕方、一旦は止んだ雨も、深夜から翌朝にかけて、またかなりの降りになるようで。
 
だんなは飲み会予定を延期して帰るとのことで、でも息子は予定通りに外食してから帰るそうで。
 
まあどなた様もご安全に……?と、六本木ヒルズ内の「海苔弁 いちのや」で2人分の海苔弁買って帰ろうと思ったのだけど、午後3時過ぎて、もうとっくに完売していた。この店舗は、館内で働く会社員向けの営業という風なんだね。
 
ならいい、新橋で買う……と、新橋に移動してみたら、ちょうど「TruffleBAKERY」のトリュフパンが売られているところだった(しかも行列もそう長くなかった)し、「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」の海苔弁もあっさり買うことができた。
 
海苔弁は、定番の海や山の他、「銀だら西京焼きの海苔弁」、「紅鮭の海苔弁」、「熟成さば塩焼きの海苔弁」、「はんぺんハムチーズの海苔弁」など、色々と。
 
だんなに連絡をとって、だんなははんぺんハムチーズ、私はさば塩焼きのを買ってきた。
 
で、ビールのアテにと、ローソンでローホル(これ)も買ってきて。
 
「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」の熟成さば塩焼きの海苔弁。 この、どーんと迫力の鯖が乗っているのが「熟成さば塩焼きの海苔弁」。
 
さば塩焼、ちくわの磯辺揚げ、お母さんの玉子焼き、青菜のナムル、ゆず大根、しらたきの明太子和え
 
という構成で、鯖は昆布エキスを加えた塩水に一晩漬込んで熟成したものなんですって。
 
こんがり焼かれていて脂もしっかり乗っていて、文句なしの美味しさ。添え物とかも絶妙に良い組み合わせで。
 
こちらははんぺんハムチーズの海苔弁。 そしてこちらが「はんぺんハムチーズの海苔弁(1180円)」。
 
はんぺんハムチーズフライ、ちくわの磯辺揚げ、煮卵、お母さんの玉子焼き、青菜のナムル、しらたきの明太子和え、ゆず大根
 
だそうで、メインのおかず以外はほぼほぼ同じなわけだけど、煮卵が良い存在感。
 
冷めたままでもちゃんと美味しいここのお弁当だけれど、ふわっと温めたらまた格別の美味しさだった。
 
息子はいくらか早くには帰ってきて、そして夜が更けるにつれ、なかなかな感じの大雨に。
 
降り続く雨で近所の道路はもうちょっとした川のようになっていたけど、大丈夫かな……。