2012年9月30日日曜日

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2012年09月30日

お昼はマグロのユッケ丼

バターミルクパンケーキ
ヨーグルト(まぜてとろーりなめらかヨーグルト)
カフェオレ
今日の朝御飯は、シンプルパンケーキ。
 
「バターミルクパンケーキだったら、ホイップクリームとかよりベーコンとか厚切りハムとか添えたい感じだけど」
まぁ、お昼に卵使う予定もあるし、朝はシンプルにしましょうかねと、1人2枚のパンケーキにバターとメープルシロップ添えるだけの簡単朝御飯。
 
バターミルクパウダー、小麦粉、ショートニングなどを事前に合わせておいた自家製パンケーキミックスに、卵と牛乳混ぜて少し置いてからコンロ2つ使って2枚ずつ焼き上げていった。バターミルクパウダーでほんのり酸味のあるあっさり味のパンケーキで、でも息子はバニラの香りがするような「普通のホットケーキ」の方が好みらしい。
 
今日は台風が日本列島を縦断する予報が出ていて、関東では夕方以降に暴風圏内に入るらしい。今日だんなが帰る予定の関西は、昼前から夜にかけて荒天の模様。
「……朝早く帰れば難を逃れられるってわけじゃないみたいだしなぁ」
「新幹線徐行するだろうけど、台風とすれ違うように移動しちゃった方がむしろ大阪着いた時に楽なんじゃない?」
なんて相談しつつ、「まぁ、予定通りに行動しましょ」ということに。
マグロのユッケ丼
大根と油揚げの味噌汁
麦茶
「もう今日は、私は家を出ないぞー」
と昨日のうちに、今日明日分の食材の買い物は済ませてきた。今日のお昼は、マグロ丼。
 
特売品のマグロのサクを使って、こってり味のタレを絡めて韓国風の「ユッケ丼」にした。
 
味付けは、オイスターソースと醤油と砂糖、そしてコチュジャン、おろしにんにくおろし生姜。刻み葱と共に角切りにしたマグロをこのタレで揉み込んで、炊きたて御飯の上に刻みきゅうりをパラッとふったところにマグロをトッピング。あとは適当にすり胡麻、温泉卵、糸唐辛子を飾ったらできあがりだ。
 
味付けに胡麻油も使う予定だったのをうっかり忘れてしまったものの、味は上々。でも、控えめにした辛さはもうちょっとあっても美味しかったかな。
 
どうせなら、と、御飯を炊くついでに味噌汁用意して、そんな感じの昼御飯。まだまだこちらは晴天で、時折強めの風が吹くものの「ほんとに台風来るのかなー」という空模様だ。
 
それでも関西はとうに荒天の模様で、ちょっとばかり心配しながらだんなを見送った後は、引き続き家にお籠もり。
ミックスリーフのサラダ
生ハムいちじく&クリームチーズ
2日目のビーフシチュー
羽釜御飯
麦茶
「お父さんが帰った途端に料理が減ったよ?」
と息子に指摘されて「ええええ?そうでもないでしょ?」と苦笑いするしかなかった夕御飯。
 
牛肉1kg使って作ったビーフシチューが当然残っているのでこれを食べるとして……と出して、息子は秋刀魚が苦手だからと冷凍庫の生ハムを解凍してやったのにクレームをつけられて心外のお母さん。
 
「だって、お父さんいる時はテーブルの真ん中におつまみみたいなのが出るじゃん」
「あー……あるよ?茹で落花生あるよ?でも君、落花生食べないじゃん」
「そうなんだけどー」
つまり、食べなくても造花的な感じにミックスナッツとか出しておけばいいのか。
 
ともあれ、今日のサラダは生ハム添えで。
 
イタリア料理の前菜として有名な「生ハムメロン」、実のところ、レストランに食べに行ってその品がメニューに載っていることはまずないのだけれど、数年に一度くらいは、前菜の皿に乗っていたりする。甘じょっぱくて不思議と美味しい。
 
で、そのバリエーションで「生ハムいちじく」というのもあって、それを作ってみたのだった。しかもチーズ入り。
 
くし形に切ったいちじくと、薄切りにしたクリームチーズを、切り落とし生ハム数枚で適当にくるんで、爪楊枝刺せばできあがり。1人2切れ、サラダと一緒に皿に盛って出してやったら、不審そうな表情をした息子が1個食べて「こりゃ旨い」という顔になり、残り1個は最後まで後生大事に残して食事の最後に食べていた。ほらー美味しいでしょ?生ハムいちじく美味しいでしょー?
 
馴染んで味が丸くなったビーフシチューの美味しさも言うこと無しで、最後は「ビーフシチューかけ御飯」も堪能。厳密には「ハヤシライス」とは違うのだけれど、リッチな味の「なんちゃってハヤシライス」は、家族皆大好物。

2012年9月29日土曜日

ビーフシチューとコンフィと

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
目玉焼きトースト
りんご
カフェオレ
1週間の研修を終えて、昨夜遅くに帰ってきただんな。昨夜今夜と2泊して、日曜日にはまた大阪へ戻ってしまう予定。
 
だからちょっと凝った朝御飯でも……と思っていたのだけれど、息子は部活の午前練があるとのことで、結局なんだかいつも通りな朝御飯になった。せめてもと、だんなが一人では作らないだろう「目玉焼きトースト」を用意してみる。
 
6枚切りの食パンにハム乗せて、マヨネーズで堤防作って、卵割り落としたら黄身の部分を除けつつチーズを散らして、あとはオーブンで十数分トースト。何回も作っているのでさすがに慣れてきて、今日も良い塩梅に焼き上がった。あとはリンゴ剥いて、温かいコーヒー淹れて、「いただきます」。
 
マヨネーズ、その時々で安売りのものを買っているので、節操なく「普通のマヨネーズ」だったり「カロリーハーフ」だったり、色々。
今日、パンに絞っている途中で普通のものが無くなってしまったので、買い置きのカロリーハーフに切り替えたら、コクが全然なくて「あ、やっぱり普通のマヨネーズの方が美味しいんだなぁ」と心から思ったのだった。
 
カロリーハーフは酸味が強くてかなりゆるめな食感。サラダなどに使うのは良いけど、目玉焼きトーストには普通のマヨネーズの方が美味しい感じだ。
稲毛 「Nan House Dining&Bar」にて
 日替わりカレー \600
     カレー・ナン・サラダ・ドリンク
 タンドリーチキン \100
「お昼、あそこ行きたい!ナンの美味しいカレー屋行きたい!」
と、私のリクエストでお昼は家族で地元のカレー屋さんに。
 
今日の「日替わりカレー」はグリンピースキーマ。日替わりはなんとたったの600円。カレーの他に、ライスかナン(お代わり1回無料)、サラダ、ドリンクまでついてくる。たいそうお得だ。
 
お気に入りのカレー屋さん。来月休業だそうで…… こんな感じの、顔が隠れるほどの巨大なナンだから、2枚も食べると呆れるほどお腹いっぱいになる。
 
でも、ここのナンは本当に美味しいので、行くとついつい「お代わりくださーい」と1人2枚平らげてしまうのだった。
 
だんなと息子がお代わりを頼んだのと一緒に私も一緒に「くださーい」と言ってしまったのだけれど、「しまった、やっぱりちょっと多かった……」と後半になって後悔。結局だんなと息子に少しずつ手伝ってもらったのだった。
 
タンドリーチキンも1ピースがたったの100円! 今日はカレーが2種選べたりするセットメニューにしなかったので、その分、と、1ピース100円のタンドリーチキンも注文。
 
見た目は真っ赤だけれど辛さはマイルドで、チリパウダーではなくパプリカパウダーで色づけしてある感じ。
 
カレーの方も、「中辛味が、我が家のカレーよりほんのり辛いくらい」なものだから、甘口でお願いすると辛さはカケラもなく、ゆえに息子もこの店が大のお気に入りなのだった。
 
なのになのに、お店のあるこの地域一体が自治体の区画整理の対象になっているそうで、店の張り紙によると10月半ばで一時休業、とのこと。近くに移転先を探しているのだそうで、
「稲毛から動かないといいよねー」
「いっそ我が家寄りの、あのへんに来てくれると嬉しいのに、週イチで通うのに」
と、好き勝手言う我が家なのだった。
茹で落花生
秋刀魚のコンフィのグリルサラダ
ビーフシチュー
羽釜御飯
ビール(軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト)
で、夕飯は午前中のうちからのんびり仕込みしていたビーフシチュー♪
 
数日前、覗いたお肉屋でアメリカンビーフの煮込み用が安売りになっているのを見て、
「1パックなら2~3人分……でも、煮込むなら倍量ある方が調理しやすいんだよねぇ……」
と、しばし悩んで2パック買ってきたのだった。およそ1kg。
 
時間をかけて煮込む系の料理はだんなもなかなか一人では作らないだろうということで、ビーフシチューにすることにした。ここ数年お気に入りの「マルディグラ」のレシピで、ミキサーにかけてピュレにした野菜やフォンドヴォーの缶詰、トマトピュレなどと共に、焼き色つけた牛肉をマッシュルームと一緒に煮込んでいく。
 
一晩おいたりする必要もなく、煮込み時間2~3時間で、たいそう美味しく煮えるこのビーフシチュー。最初にバターと小麦粉とグラニュー糖でブラウンルウを作るのだけが手間だけれど、あとは「アクも取らない」というポリシーでほぼ放置プレイでできあがる。
 
一口大に切らずに塊肉を煮るレシピや、ポルト酒入れるレシピなど、何種類かのビーフシチューレシピを試してきていたけれど、このレシピを知ってからは「"我が家のビーフシチューの味"はこれに決定♪」とばかり、このレシピばかりを参考にするようになった。圧力鍋も併用してみようかなとか、色々考えてはいるのだけれど、基本はこの作り方で行こう、と。
 
ビーフシチューも美味しく煮えました♪ 今日もめでたく美味しく煮えたシチューには、茹でたブロッコリー添えて、生クリームをちらっと垂らしてからいただいた。
 
肉も適度にほろほろで、ほのかな甘さと野菜のこく。今日もいつも通りに美味しかった。
 
そして今日は、豪華な前菜つき。
 
昨日作った秋刀魚のコンフィ、レシピを教えてくれた友人が、サラダ仕立てにする方法も教えてくれたので、「秋刀魚のコンフィのグリル いちじくと葉っぱのサラダを添えて」に挑戦することに。
 
我が家の食卓に、1皿仕立ての前菜が出るなんてことはすごく稀なことで、「誕生日か、クリスマスか!?」みたいな感じになった。
 
ビネガーとオイルでさっと和えた葉野菜を皿に盛って、こんがり焼いた秋刀魚のコンフィといちじくの果肉を盛りつける。秋刀魚と一緒にオイル煮にしていたにんにくも添えてみた。最後に風味づけ程度にバルサミコ酢をひとたらし。
 
後でお手本の写真を見て、
「しまったー!香菜も買ってくるんだったー!」
と全力で後悔したわけだけど(そして自分の盛りつけのセンスの無さにも愕然としたわけだけど)、でも、家でこんなに美味しいもの食べられるなんて、魔法!?ってくらいに美味しかった。
 
秋刀魚といちじくという組み合わせも絶妙だし、中骨まで柔らかく食べられる、長時間調理のコンフィの美味しさも格別。
 
サラダを和えたビネガー、ワインビネガーではなく「ざくろ酢」で和えてみたのも悪くなかったみたい。
 
「おいしーい!」とだんなと息子が喜んで食べてくれるのは本当に何よりで、家族揃っての家飯はやっぱり幸せなものだった。

2012年9月28日金曜日

秋の味覚と秋刀魚のコンフィ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
フレンチトースト
ヨーグルト(まぜてとろーりなめらかヨーグルト)
ミルクティー
今朝は、ほどよく水分が抜けた風のバゲットを使ってフレンチトースト。
 
食パンのフレンチトーストのふんわりした感じも好きだけれど、バゲットを使ったフレンチトーストの方が、私にとっては「そうそう、これこれ」な味に思える。私の作り方は卵に混ぜるのは牛乳だけで(砂糖や小麦粉混ぜるレシピあるのよね)、バターで焼いたらメープルシロップとバターを添えるというもの。
 
今日もいつも通りに焼いて、でも、今日はなんだかとても上手い具合に焼けてくれた。焼き色も芸術的で、卵液のしみこみ具合もパーフェクト。
「おお!今日のこのフレンチトーアウトだったら、あの店とかあの店とかに勝てるかもしれない!」
と不遜な事を思ってしまいながら、たいそう美味しくいただいた。いい加減涼しくなってきたので、お供にはミルク多めのバニラティー。
 
食後は、「らでぃっしゅぼーや」に昨日届けてもらった(野菜セットはお休み~)「まぜてとろーりなめらかヨーグルト」というカップ入りヨーグルト。
 
混ぜて粘りが出るのが特色のヨーグルトだそうだけど、「……家でカスピ海ヨーグルト作るとこんな感じだよねぇ?」とさほど目新しさもなく。甘さ控えめ酸味控えめ低脂肪がウリだそうで、でもそれゆえになんだかボケた味に感じられて、私たちには今ひとつな味わいだった。この手のヨーグルトだったら、無調整牛乳使ってカスピ海ヨーグルトを自分で仕込んだ方が満足度高いかな、と。
 
さて、今日は地元駅前スーパー(←「ふっふーん♪」のスーパー)のリニューアルオープン日。ここ4日ほど、食料品フロアを休業しての大改装だったので「牛乳買えないなー……他のお店はそこほど安くないしなー」と微妙に不便な思いをしていたところ。今朝になってネットで確認した折り込みチラシ情報によると秋刀魚が特売とあったので、これは大変!と、オープンと同時に行ってみることにした。
 
想像してはいたけれど、スーパーは狂乱の大混雑。
「わーい♪トマトの箱売り~♪」
「わーい♪鶏肉も安い~♪」
「わーい♪秋刀魚もたくさん~♪」
と、まずは特売卵をカートに入れて、近くにあったトマトの箱ももらい、次は鮮魚コーナー、お目当ての1尾68円秋刀魚を6尾ゲットした。
 
冷凍もの売り場が充実したり、今までほとんどお客さんが入っていなかった化粧品コーナーが"なんちゃってカルディ"的な輸入食材売り場になっていたりと、全体的に使い勝手が良くなったのは何より。お酒コーナーも独立売り場になり……あれ、でも、お肉の対面販売コーナーはなくなっちゃったのかしら?それはちょっと残念かも。
 
ともあれ、私の手は2本で自転車の籠は前後に2個あるだけなのに、うっかり特売ティッシュまで買ってしまい、しかも後先考えずにビールと日本酒、安かったトマト缶やキャンベルスープ缶まで数個ずつ買ってしまい、半端ない大荷物でよろよろと帰宅することになったのだった。
 
トマトはまだちょっと青みが残っているので常温に数日おいてから加工することにして(また瓶詰めトマトソースにしようかと……)、帰宅して他の食材をあらかた片付けた後は、
「秋刀魚の加工をしよう!」
と、かねてからの野望だった秋刀魚のコンフィ作りにとりかかった。
 
言ってみれば「オイルサーディンの秋刀魚版」みたいなもので、ちゃんと作れば「オイル漬け」の状態で数週間の保存が可能になる。パスタの具にしても美味しいし、サラダにも使えるし、御飯に乗せて醤油垂らして白髪葱乗せて食べるのも素敵。秋刀魚が70円以下で買えたらたくさん買ってきてコンフィにしよう、と思っていたのだった。
 
秋刀魚のコンフィを作りますよ~ で、いくつかの作り方があったのだけれど、一番参考にしようと思って開いたレシピは
「スキレットに秋刀魚を並べ、110℃をキープして30分煮る」
とあって、「え、それは……110℃キープって、難しくない?」と、断念。
 
結局、「いいとこ取り」で、いくつかのレシピを参考に、「スキレット+直火」の手法でやってみることにした。
 
秋刀魚は頭と尾落として、はらわた抜いて、2等分に。しっかり中まで洗って水気を拭いてから、強めに塩をしておく。
 
スキレットの底にこびりつかないようにクッキングシートを敷いてから秋刀魚を並べ、半割にしたにんにくとローズマリー、粒のままの黒胡椒、ローリエを投入。あとはひたひたまでオリーブ油注いで、油が適当に温まるまでは中火にかけ、あとはひたすらとろ火で火を入れていく。間違っても「揚げ物」じゃないので、秋刀魚がシュワシュワ音を立てて揚がっていく感じにはならないように。
 
60分ほど煮てみて、参考にしたレシピには「翌日更に30分火を通す」とあったのを見て、
「……一晩、どうするんだろ。タッパーとかに移してまたスキレットに戻したりしたら、絶対崩れちゃうよね……」
かといって常温保存はしたくないし、と悶々としていたら、友人からメール。私が秋刀魚を大量購入したのを知って、料理のプロの友人がありがたいことにレシピを送ってくれたのだった。
 
「中骨まで食べられるようになる」という彼女のレシピはnotスキレット、not直火のオーブン調理。
 
直火に油の鍋をかけておくのはやっぱりある程度緊張するものだけれど、100℃ほどの低温設定のオーブン調理だったら発火する心配もまずなく、温度調節も完璧なわけで、「そっか、オーブンでいいのか」と目から鱗だった。
 
何より、「中骨まで食べられる」の言葉に惹かれて、幸いな事にこのサイズのスキレットがそのまま突っ込めるオーブンのサイズだったので、「じゃあ続きはオーブンに入れてみよう」と、オーブンに頑張って貰うことしばらく。
 
秋刀魚のコンフィができましたよ~ そんなこんなで、今日は午前から午後にかけてずーっと秋刀魚とオリーブ油の香りが充満していた我が家。
 
猫たちは「おいしい匂いがする!」と大騒ぎで、ずっと台所をうろうろしていた……けど、さすがにコンフィはあげられないなぁ。
 
こんな感じに、皮が破れたりすることもなく美味しそうに火が通り、粗熱が取れてから油ごとタッパーに入れて冷蔵庫にしまっておいた。明日は早速サラダで食べることにしようかな~。
酢油キャベツ
茹で落花生
秋刀魚の塩焼き おろし醤油
ヤナギマツタケの炊き込みご飯
大根の味噌汁
ビール(キリンラガー)
せっかくの買いたて秋刀魚、全部をコンフィにしちゃうのはちともったいないなと、1尾は夕飯に塩焼きにして食べることにした。秋刀魚嫌いの息子には、同じく特売だったノルウェーサーモンをお刺身で。
 
今日は秋の味覚たっぷりという感じに、この時期だけ出回る生落花生を茹でて、初めて買ってみた「ヤナギマツタケ」を炊き込みご飯にした。
 
「ヤナギマツタケ」は、「マツタケのように美味しい、マツタケのような香りがする」ということでそう名付けられたきのこなのだそう。見た目はむしろしめじに近く、種別としてはナメコに近い存在なのだとか。確かに、しめじとは違う(でもマツタケにすごく同じかと言うと……うーん?)良い芳香を持つきのこで、ざく切りにしたそれを薄口醤油と塩、だし汁で調味して米と一緒に炊いてみた。
 
茹で落花生は、ほくほくと蒸し栗のような食感で甘さのある、「バターピーナッツ」とは全く違う美味しさ。殻ごと火を通すので、枝豆などよりはずっと調理に時間がかかるのだけれど、今回は圧力鍋を使ってみた。加圧8分で、「あ、もうちょっと短くても良かったかも」というくらいに柔らかに煮えた。圧力鍋使うときは塩も控えめで良いのかも(一般的には3%濃度の塩水で茹でる……のだけど、2%くらいでも良いかなと)。
 
落花生あるし秋刀魚だし、やっぱりこれはビールでしょう!と、今日もビール冷やしておいた。ああもう最高!脂の乗った秋刀魚最高!と、のんびり食事していたら、いつもは量の差もあって(たいてい息子のおかずの方を大盛りにしている)私の方が早く食べ終わることが多いのに、今日は私の方が圧倒的にのんびり飯。いいのよ、金曜の夜だし、こんな感じで~……と、色々幸せだった夕御飯。

2012年9月27日木曜日

おつかれさまピッツァ

「金谷ホテル」のチョコマーブルパン
バナナヨーグルト
アイスカフェオレ
そういえばチョコパンが余っていたのでした……と、冷凍してあった「金谷ホテル」のパンを軽くトースト。チョコパンは温めれば美味しいというものでもないので、ほんのり温かくなったところで食卓に出した朝御飯。
 
あとは熟して柔らかくなったバナナにプレーンヨーグルトとはちみつかけたデザートと、慌ただしく用意した冷たいカフェオレと。
 
今日は一日息子の学校行事。私もPTAの仕事で朝から晩まで貼り付く予定で、早起きして用意した弁当も2つ分。さあ、がんばろう~。
お弁当
 カツ丼
 筑前煮(昨夜の残り)
 ブロッコリーの胡麻マヨ和え
 りんご
 お茶
今日は息子、クラス毎の発表で成績を競うイベントということで、一応、験担ぎもあって弁当メニューは「カツ丼」で。私もお揃いでカツ丼、でもサイズは若干小さめにして弁当箱に詰めた。
 
あとは昨夜の残りの筑前煮、添え物のブロッコリーはマヨネーズとすり胡麻と醤油で適当に和えて、あとはりんごも少し。
 
子供達のお昼の休憩に合わせて、私たち保護者もちょっと離れたところでわいわい盛り上がりながら弁当を楽しんだ。このイベント、普通に保護者が観覧できるものだけれど、大体は「自分の子供の出番前後だけ見てすぐ帰る」というパターン。保護者用観覧席はそう多くはないから、入れ替えに協力してねという空気もある。
 
だから弁当持参で来る人は、「子供が2人在学していて午前と午後に出番がある」という人くらい。でも、そんなお母さんが少なくなくて、思った以上にあちらこちらで弁当を広げる保護者の姿があるのだった。この会場界隈、近くに気の利いた食事処があるロケーションじゃないのがちとつらい。
 
うん、我ながらカツ丼弁当は美味しいよな~と思いながらもぐもぐ美味しくいただいて、午後の行事もがっつり観覧。正直、すんごく疲れたけれど、こういう機会でもないと学校行事をじっくり観る機会なんてないから、一生に一度くらいは参加してみるのも良いかなと思ったり……思わなかったり。
 
ああ、でも疲れたね~。
「ドミノピザ」のクワトロ・リストランテ
「RF1」のフレッシュ野菜たっぷりポテトサラダ
ビール(キリン秋味)
疲れた疲れた……と、帰宅すると、家の前で息子とばったり。全く同じタイミングで帰ってきていた。
 
夕方早々にお風呂沸かして、「夕飯は、ピザ!もう、ピザと決めてました!」と、簡単夕飯。せめてサラダもと、駅ビルに寄ってポテトサラダも買ってきた。
 
ドミノピザ」は、ちょうどキャンペーン中で、今日は「ピザ全品1000円OFF」及び「Lサイズピザ全品半額」のセール中(ネット注文に限るみたい)。一昨日あたりにそのキャンペーンの存在を知り、「木曜の夕飯はこれだ!」と狙っていたのだった。
 
「Lサイズだとこのピザが1700円……Mだと1000円引きで1000円か……うぬぬ」
と悩んだ結果、通常価格2000円の「クワトロ・リストランテ ウルトラクリスピークラスト」を注文することに。1000円引きになった上、ネット注文特典5%OFFで更に100円引き。結局ピザ1枚を900円でいただけることになった。これは嬉しい♪♪
 
普通の放射線カットではなく、格子にカットされてやってきたパリンパリン食感の薄焼きピザは、いつもだったら「Mサイズを息子と半分こ」で程よい分量なところ、ちょっと物足りない感じ。
 
クワトロの4種類はアマトリチャーナ、バジリコ・シュリンプ、アメリカン・クラシック、クイーン・マルゲリータと、シンプルなマルゲリータあり海老入りありオリーブありで、これはなかなか良い感じだった。……けど、いかんせん、物足りなかった。このピザ生地だったらLサイズを2人で食べても大丈夫だったかも。
 
「うーん!美味しかったけど物足りなかった!」
と息子が騒ぎ出して、
「……冷凍御飯チンして、お茶漬けとか。……手作り鮭ふりかけもあることだし?」
と言ったら「それだ!」と。
 
お茶漬けにするには若干大きめな御飯の包みを解凍した息子、鮭ふりかけもばっさばさと入れて「大盛り茶漬け」を堪能していた。……うん、鶏の唐揚げとかも一緒に買ってくるべきだったねー……と、私は反省。
 
中学生になって息子が良く食べるようになったなぁと思っているけれど、今日他のお母さん方と話していたら、どこの家も大変そうだ。
「朝御飯用にパン買っておくじゃない?なのに夕飯後にそれが無くなってるわけよー!知らないうちに食べちゃってるの!朝御飯なのに!」
とか、
「もう、子供の食いっぷりがおっそろしくて焼き肉屋とか寿司屋なんて絶対行けない」
とか。
 
買い置きのパンをこっそり食べたりしないだけうちの息子はましなのかしら……と思いつつ、ウルトラクリスピークラストのピザは次回からLサイズ決定。

2012年9月26日水曜日

具沢山筑前煮

「アンデルセン」の
 スイートアップルパイ 1/2個
 ツナフランス 1/2個
ミルクティー
昨日は駅ビルで買い物してきたので、朝ごパンもここで買ってきた。……せっかく池袋に出かけていたというのに、いつものお店(タカセ)でパン買ってくるの、忘れちゃったんだな~……。
 
というわけで、甘味系パンと、しょっぱい系パンを1個ずつ息子と半分こ。
カスタードクリームと共に1/2個サイズのリンゴの甘煮がごろっとパイ生地で包まれた、リンゴの存在感たっぷりのパイは、「リンゴの入ったパイ(=パイがメイン)」というより「パイに包まれたリンゴ(=リンゴがメイン)」という印象。
 
フランスパン生地でツナマヨをくるんだ「ツナフランス」は適度な塩気で、アップルパイはなんだかデザートのような感じになった。
皮蛋豆腐
筑前煮
わかめと油揚げの味噌汁
とうもろこしと枝豆の塩麹ご飯
麦茶
里芋があって、蓮根も残っていて、どうしようかなと考えた結果「筑前煮……かな?」ということに。筍は缶詰(秋田の「姫筍」)があるし、鶏もある。ごぼうとこんにゃく買ってくれば大丈夫そう。ささっとお買い物してきた。
 
参考にしたのは野崎洋光さんレシピ。「炒めてから煮込む」筑前煮レシピもあるけれど、この方のレシピは炒めない。一口大に切った鶏肉は湯通しして霜降りにし、野菜やこんにゃくも熱湯を回しかけ、アクを落としてから醤油味醂味で煮込んでいく。油も使わないのであっさり味だ。
 
使った具材はごぼう、人参、里芋、筍、蓮根、こんにゃく、干し椎茸、そして鶏肉、最後に飾ったブロッコリー。半端に残しても仕方ない、と、こんにゃくの量に合わせて他の材料も切っていったら、4人前ほどの分量が煮上がってしまった。鶏もも肉は1枚しか使っていないのに、やたらめったら具沢山。
 
まぁ、繊維質多いし野菜もたっぷりだし、健康的だよね……と、筑前煮をもりもりたっぷり食べる夕御飯になった。さすがに食べきれなくて、残りは明日用意しなきゃいけない私と息子の弁当の副菜にするつもり。
 
あとは、メインのおかずが油っけのないものな分、"桃ラー"をたっぷり添えた皮蛋豆腐と、昨日の残り御飯、ささっと用意した味噌汁で。
 
やっぱり醤油味醂味は安心するなぁ……と思いつつ、そろそろグラタンとか、ガツンと肉焼いたやつとか、チーズとか肉とかクリームとかスパゲティとか肉とかが恋しくなってきたところ。
 
そんな折、チェーンピザ屋から「ピザ1枚1000円引きするよ!」とか「Lサイズピザ半額にするよ!」なんてお知らせメールが届いたものだから、
「ピザ……ピザいいなぁ……ピザ……」
と、あっという間に私の頭の中は「ピザ食べたい」になってしまった。明日はピザかなー(ちょうど一日PTAのご奉仕活動だしなー……)。

2012年9月25日火曜日

魚たっぷりゴチランチ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「551蓬莱」の
 豚まん
 あんまん(1/2個)
アイスプーアル茶
「大阪土産、何か要る~?」
今回の帰省に際してだんなにそう聞かれて、
「豚まんがあれば良いよ~♪」
と私。
 
冷凍庫空けたし豚まんの美味しい季節になってきたことだし、豚まん8個とあんまん2個くらいあったら嬉しいな~♪……と続けたら、「多いな!重いな!」と苦笑の混じった返事をもらった。でも、その通りの個数を買ってきてくれただんなに感謝。ほとんどは冷凍して、遠からず食べるだろう数個だけ冷蔵庫に入れておいた。
 
で、今朝は豚まん2個とあんまん1個を蒸かし、あんまんは息子と半分こ。551蓬莱のあんまん、ちゃんと黒胡麻の風味が漂って、これがなかなか美味しいのだった。
 
小豆のあんと混ぜているのだけれど、その配合の塩梅がとても好みな感じ。胡麻風味が強い方が歓迎ではあるけれど、胡麻が多すぎると今度はくどくなってしまって量食べられないし……。で、551蓬莱のあんまんは、「今日食べて、でも明日も食べられる」くらいの、程よい手軽さがなんとも素敵。
 
「あー、あんまん美味しい!超美味しい!」
豚まんの美味しさは言うまでもないけど!と力説しながらの朝御飯。
池袋 「魚禅」にて
 本日の御膳(刺身盛り合わせ)
 ビール
今日は都心にお出かけ。池袋のお客さんと打ち合わせ兼の、恒例のゴチランチ。場所も恒例の、海鮮居酒屋「魚禅」だ。
 
「今日はもう私、仕事ないんです……飲みますか?」
「は!いただきます!」
ビール好きのお客さんに誘われて、「いえ、私は……」なんて断る理由も殊勝な心もなく、昼からお客さんと飲んだくれ。
 
このお店、お昼の御膳が、またお酒に似合う料理ばかり。なんというか、漁師宿の夕御飯みたいな感じ。数ヶ月ぶりにいただいたら、固定メニューだったサラダが消えて、美味しい小鉢が増えた風になっていた。大歓迎な献立の変更で、しかもお値段も据え置きみたいだ。
 
日替わりのメインのおかずは、今日は「刺身盛り合わせ」。とろけるような口当たりの赤身のまぐろは疑いようもなく本まぐろ。あとはブリ(っぽいの)と鯛(っぽいの)。それぞれ3~4切れずつ、厚めに切ったものが盛り合わされていて、この1皿だけでもかなりのボリューム♪
 
天ぷらは大きな海老とキス、茄子とししとう。あとは肉団子と根菜の煮物、帆立のさっと煮、もずく酢、山芋のおかか和え、椎茸や海老の入った茶碗蒸し。それと、なめこの赤だしと御飯。お魚中心、少量多品種の「これぞ日本の幸せな食卓!」という感じだ。そろそろ魚が食べたいなと思っていたところだったので、とても嬉しいランチだった。
 
真面目な話もしつつ(ビールも飲みつつ)、ビールに似合う揚げ物や味がしっかりついた煮物などから箸を進める。どれも美味しいのだけれど、刺身盛りの美味しさは群を抜いていて、本当にうっとり。こういうお店、地元にあったら週一くらいで通うのになー……と思いつつ、打ち合わせ終了後は1時間半ばかり一人カラオケを満喫してから帰宅した。
キャベツとにんじんの浅漬
大根と豚バラの煮物
豆腐と卵の中華風スープ
とうもろこしと枝豆の塩麹ご飯
麦茶
夕飯は総菜使って簡単に済ませようかなー……と思ったものの、美味しい野菜が手元にあることだし、今日は息子の習い事があって遅めの夕飯だしで、総菜抜きで手作りすることに。
 
ちぎったキャベツと千切りの人参を合わせの浅漬けは、水に酢と塩を加えて沸かしたものを野菜の上からかけて重石をして30分で食べられる、というもの。合わせ調味料の熱でしんなりして調味料が早く染みこむ、ということなのかな……?初めて作ってみたけれど、美味しかった。生姜もたっぷり効かせた。
 
半端に残っていた茹でとうもろこしは、ほぐして枝豆と一緒に炊き込みご飯。味付けは塩麹。
 
そしてメインのおかずは半年ほど前の『男子食堂』に記載されていた、「大根と豚バラの煮物」という料理。ちょうど大根がたっぷりあったので(そう……先日「銚子丸」に行った時、「お会計1グループ様につき大根1本プレゼント」という謎企画をやっていてね……)今日のところは先に手元にあった「らでぃっしゅぼーや」の大根を使ってこれを煮ることにした。
 
最初に薄切りの豚バラ肉をフライパンで炒め、水を注いでアクを取ったら厚めのいちょう切りにした大根を加える。しばらく煮てから酒、砂糖、味醂を次々投入。また少し煮てからゆで卵と醤油を加え、汁気が無くなるまで煮詰めたらできあがり。炒めた豚のフチがチリチリと香ばしく焼け、豚の旨味が大根に染みた、なんとも美味しい煮物ができた。ゆで卵が入るのがまた良い感じで、これはとても好みな感じの料理だ。また作ろう、と、心に留める。
 
手間はかかるけれど、やっぱり自炊が美味しいし健康的だよねぇ……と改めて思いながらの夕御飯。私はお昼の豪華な食事の後だったので、全体的に軽め、軽めでいただいた。

2012年9月24日月曜日

カラフルバンズ!

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「GONTRAN CHERRIER TOKYO」のカラフルバンズ
ベーコンチーズオムレツ
ヨーグルト(牧場の朝 いちご)
カフェオレ
こちらに帰ってきているだんなだけれど、今日から金曜までは都内某地で泊まり込みの研修だそう。「また金曜の夜に帰ってくるね~」とのことで、再び息子との2人暮らし。
 
ついては、今日はこの時間に家を出なきゃいけなくて……と聞いて、いつもより20分くらい早い朝食にした。美味しいパンがあるしな~と、具沢山のオムレツも用意してみる。朝晩は良い感じに秋らしく涼しさを感じる気温になってきたので、コーヒーも温かいのにして、あとはヨーグルトと。
 
土曜に友人からもらった「GONTRAN CHERRIER TOKYO (ゴントラン・シェリエ)」のパン。袋入りのカラフルバンズは、「これは最後に食べる感じかな」と冷凍庫にしまっておいていた。
 
これが本当にカラフルで、胡麻が乗っているのは多分プレーン、赤いのがトマト入りで、ピスタチオがトッピングされているのは中もピスタチオ?……と思いきや、これはルッコラが練り込まれている感じ。うっすら緑。
更には、見事に真っ黒なイカスミバンズと、見事に黄色なカレーバンズ。
 
我が家のカッティングボードが小さめサイズだから、写真ではやたらと大きな風に写ってしまったけれど、実際は「おまんじゅうサイズ」。大体2個で1人分という感じだ。
 
「おお!カレーパンが、すごいカレーだ!ちょっと辛いくらいだし!」
「マジでか!」
 
温めて卓上に「適当に切って食べよう」とまとめて出したバンズ、各自適当にちぎりつつちょっとずついただいてみた。パンの食感を損ねないくらいに、でも加えるものもしっかり加わっているという感じなのか、どのパンも濃厚な風味で面白かった。夕飯の洋風のおかずに2個3個添えたらすごく絵になりそうだ。
茹で枝豆
焼き茄子のおろし醤油
鶏肉とチンゲンサイの塩炒め
豆腐と卵の中華風スープ
羽釜御飯
ビール(キリン秋味)
日中は軽く汗ばむくらいの陽気にはなるものの、朝晩は長袖が恋しくなるくらいの肌寒さ。
「……暑いのはお腹いっぱいとは言ってたけど……なんか"心地よく涼しい"な感じを通り過ぎてるよね……」
と、秋めいた空気に「もうちょっとしたらシチューとか美味しく食べられるかな」と思いながら夕食の準備。
 
今日のおかずは、「らでぃっしゅぼーや」から届いた青梗菜を使っての「鶏肉とチンゲンサイの塩炒め」。『きょうの料理』に載っていた吉田勝彦さんのレシピ。一応中華のレシピだけれど、使う酒は紹興酒ではなく日本酒だし、基本的な調味は塩胡椒。
 
一口大に切った鶏は塩胡椒と酒、片栗粉を揉み込んでおいて、それから焼き付ける。両面良い色に焼いたら水を注いで蓋して1分、刻んだ青梗菜も鍋に放り込んだらもう一度蓋して青梗菜が柔らかくなったら最後に塩胡椒で味を調えてできあがり。やたら簡単だった。
 
蒸し茄子でも添えようかなと思っていたのだけれど、茄子を見ていたらムラムラと「やっぱり揚げ茄子……いや、焼き茄子だ」と。適当に切った茄子を多めの油で揚げ焼きにして、おろし醤油を添えるだけ。
 
茄子、ミートソースに入れるのも、生姜効かせて牛肉と煮るのも、中華炒めにするのもそれはもう大好きだけれど、でも私の一番好きな食べ方は「揚げ茄子のおろし醤油」。いくらでも食べていいよと言われた茄子5本分くらい食べたいくらい、そのくらい大好き。
 
ほんのり中華寄りのおかずにしたので、スープも片栗粉で軽くとろみをつけた中華風スープで。具は豆腐と卵、残っていたコーンも削って少し。
 
と、そんな感じの夕御飯。
「なんか、この時間にやってるテレビ番組って、クイズ系バラエティばっかりになっちゃったよねー」
なんて言いながらもぐもぐ。
 
青梗菜という野菜は、ターツァイなどと比べるとアクが少ない野菜だけれど、「らでぃっしゅ~」から届いたのは、見た目は普通ながら、強い味のものだったらしい。炒めるのではなく、鶏を蒸し煮している鍋に放り込んで蒸すように火を通した青梗菜は、なんだか野性味溢れる味がした。悪く言えばアクが抜けきれていない味……というわけで、この青梗菜は普通に塩にんにく炒めにした方が、美味しさを引き出せたかもなとちょっと反省。
 
今のところ、届いた野菜はどれを調理しても美味しいので(焼き茄子に添えた大根も、よくまぁこんなにと思うほどしっかり辛かった)、毎週とはいかなくても隔週くらいで野菜を届けてもらおうかなぁ……なんて画策中。

2012年9月23日日曜日

謎解きじゃんがら

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「GONTRAN CHERRIER TOKYO」の
 クロワッサン
 プチカンパーニュ アプリコット・クランベリー
 ソーセージとシソのデニッシュ
スクランブルエッグ・炒めウィンナー
カフェオレ
日曜の朝は、美味しいパンでスタート。昨日友人がお土産に持って来てくれた「GONTRAN CHERRIER TOKYO (ゴントラン・シェリエ)」のパン。
 
「これを一番食べていただきたくて」
と、お気遣いいただいて家族3人分用意してもらっていたクロワッサンをオーブンで程よく温めて食卓へ。
 
今日は朝イチで、振り替えしていた息子のテニスレッスンがあって、彼には「帰ってきてからゆっくりみんなで朝御飯にしようね」とバナナと牛乳を食べさせて送り出していたところ。しっかりめの朝御飯にしよう、と、一緒にいただいた紫蘇入り(!)のソーセージデニッシュも出して、味見程度に数切れカットしたプチカンパーニュも並べてみた。
 
せっかくだから卵料理もと、生クリーム入りのスクランブルエッグ、炒めウィンナー、あとはカフェオレ。
 
他の食事パンと比べると、とにかくふんだんにバターが使われるクロワッサン。金に糸目をつけなければ、上質なバターを使った美味しいクロワッサンが手に入るわけだけど(かの、エシレバターのお店のクロワッサンは1個399円……)、ケーキに並ぶくらいのお金を「食事パン」に使うのもなんだかなぁという感じで。
 
その点、「お値段もね、優秀なんです」と友人が言うこのお店のクロワッサンは180円!買ってきていただいた翌日に口にしたのにバターの香りが濃厚に漂い、温めると中はふわっと、外はパリッと、の食感もとても良いものだった。サイズも小ぶりということもなく、食べ応えのあるサイズ。
 
「あ、このパン美味しいね」
すごく美味しいね……と、うっとりしながら家族でもぐもぐ。フルーツを練り込んだ、ほのかに甘いプチカンパーニュも粉の香りが漂う良い感じのものだったから、シンプルなバゲット(←これも買おう!と友人は思ってくれていたそうなのだけど、朝早くではまだ焼き上がっていなかったそうで……)もきっと美味しいのだろうな。
 
うーん、渋谷界隈に住んでいれば、朝イチでここの焼きたてクロワッサンを買ってきて家でのんびりブランチ……なんてこともできるのだろうけれど、それは叶わぬ夢というやつで。併設カフェも朝7時半からオープンだそうだから、お出かけついでにここで朝御飯というのも良さそうだ。
原宿「九州じゃんがら」にて
 角肉乗せ こぼんしゃん \900
 半熟味玉子 \120
 酢キャベツ \50
今日は家族でお出かけ~。
 
夏頃に、9月にSCRAPの謎解きイベントがあるのを知り、「でも息子と私の2人だけじゃねぇ……父ちゃんいないときっとクリアはできないよ?」なんて言っていたら、
「あ、9月下旬なら東京で研修あるから1週間戻ってくるよ」
とだんな。
 
それはちょうど良いねと、イベントに参加することにしたのだった。場所は原宿、ヒミツキチオブスクラップ
 
「というわけで、乗換駅周辺か、あるいは原宿あたりでお昼御飯にしようと思うのですが~」
相談の結果、
「原宿には"九州じゃんがら"があるよね」
「……!それいいな!」
ということに。
 
私もとんこつラーメンが恋しい気分だったのだけれど、だんなの方も「大阪にはじゃんがら無いからさぁ」ということだったのであるらしい。「醤油ラーメンが至高」の息子も、「とんこつでもいいよー」だそうで、今日のランチはとんこつラーメンに決定。
 
遅めのランチタイムというくらいの時間帯に到着したところ、お店はたいそうな混雑。狭い階段で15分ほど並んで、やっとこさカウンター席につくことができた。
 
周囲のお客さんが食べているのは、ほとんどが店名を冠した「九州じゃんがら」。白濁スープのあっさり味。でも、私とだんなの好物は、なんといっても「こぼんしゃん」。webサイトでは「九州熊本派、独特のにんにく風味」と紹介されているラーメンだ。
 
見た目は醤油ラーメンのようにこっくり濃いめの醤油色のスープで、でも味はしっかりとんこつベース。揚げにんにく(=カピタン)がデフォルトで乗っていて、あとは葱ときくらげと海苔と、煮崩れた風な小間切れ叉焼。そこに「角肉」(角煮、にあらず)と「半熟味玉子」をトッピングしてもらうと1000円を超える、なかなか豪華なラーメンになる。あとは箸休めに「酢キャベツ」もだんなと半分こ。
 
「これはさ、"豚骨ラーメン"って料理じゃなくて"こぼんしゃん"って料理だよねぇ」
じゃんがらに来たいと思う時はこの味が恋しい時だから、なかなか他のメニューは選べなくてねぇ……と、あちらのラーメンならではの縮れのない細麺をつるつると。後々喉が渇くのは重々承知だけれど、スープも綺麗に飲み干した。
 
だんなと息子は「替え玉」まで満喫して、腹ごしらえが終わったところでいざ謎解き。今回は漫画『金田一少年の事件簿』とのこコラボ企画なのだという「リアル脱出ゲーム×金田一少年の事件簿「からくり館からの脱出」」に挑戦してきた。
 
夏休み以来の久しぶりの謎解き。お昼のビールも当然控えて準備万端臨んだわけだけど……失敗だった。毎度毎度の、「あと、ここさえわかっていれば」という最後のところで時間オーバー。
 
今回もまた
「ぎゃー!く"や"し"い"~!」
「なんでこれに気付かなかったかなぁ!」
と、体中に「残念」をにじませて、雨降るなか「せっかくだから」と表参道の新スポット「東急プラザ」をちらっと眺めてから帰路についた。
稲毛 「焼肉一番星」にて
 ナムル盛りあわせ \390
 黒毛牛タン 2×\390
 牛ホルモン \390
 シビレ \390
 和牛上カルビ \390
 和牛上ロース \390
 和牛特上ロース \390
 和牛ミスジ \390
 和牛壺漬カルビ \390
 ソーセージ盛り合わせ \390
 つつみ菜 \390
 ライス(大) 2×\290
 キム玉冷麺 \490
 オレンジシャーベット 2×\0
 バニラアイスクリーム \0
 生ビール 4×\390
 マッコリ \290
 コーラ 2×\290
家族でたっぷり食べました♪
残念ながら、「祝勝会」じゃなくて「反省会」になってしまったけれど(いつもの事だね……)、無性に焼き肉が食べたくて、今宵は焼き肉!
 
だんなが単身赴任になってから、外食の機会自体がかなり減ってはいるのだけれど、とりわけ焼き肉は行きづらくなった。息子と2人で行っても良いのだけれど、一緒にビール飲めるわけでなし、なんとなくつまらないなぁ、と。
 
だんなもそれは同様なようで、「焼き肉、全然行ってないんだよねー」と。
 
で、目指したのは地元の「焼肉一番星」という焼き肉屋さん。ほとんどのメニューが1皿390円というわかりやすいお店だ。「和牛特上ロース」も5切れ盛られて390円だけれど、でもそういうお高いメニューは「2名様につき3オーダーまで」と制限がある。「和牛上ロース」でも充分美味しいのだけれど、でもなんだかんだで飲んで食べると家族で1万円越えちゃうなぁ……と、そんな感じ。
 
ちょっと変わってるのは突き出し代にあたるところの「入場料」を1人390円徴収されること。突き出しは出てこないけれど、デザートのアイスクリームが無料でついてくる。今日は「7時前の入店」ということで、牛すじ煮込みの小皿をサービスで1人1つ出してくれた。
 
じゃ、もりもり焼いてもりもり喰おうかー!と、まぁ、良く食べたし良く飲んだ。このところ、家でもあまりビール飲んでなかったから、
「いやー!ビールって美味しいねぇ!」
と、座ってまだ20分も経っていないのにビール2杯が空に、という風な状況。これ以上飲んだらお肉が食べられなくなっちゃう、と、あとはマッコリ1杯もらってちびちび舐めていた。
 
サンチュではなくサニーレタスの「つつみ菜」が390円というのはちょっと暴利な感じもするけれど、でも肉の皿がおおむねお手頃価格なのは何より。家ではなかなか食べられないシマチョウやシビレもいただけて、たいそう幸せだった。
 
この週末に5度目くらいの「やっぱりおうちが一番だね~」と呟くだんなの言葉を聞きながら、コンビニ覗きつつ帰宅。息子がハウスの「釜玉すぱ」食べたいって言ってるのだけれど、地元のスーパーにはないし、駅ビルにもないし、コンビニをせっせと覗いているところなのね~。

2012年9月22日土曜日

土曜は銚子丸♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のミルクフランス
アイスカフェオレ
昨日の私はたいそう抜けていて、午前中に買い物に行ったのに一緒に買ってくるはずだった「明日の朝ごパン」を買い忘れ、「そうだ、カラオケ行くついでにパンも買ってこよう」と午後に家を出た時も、やっぱりパンを買わないまま帰ってきてしまった。
 
昨夜は遅くにだんなが大阪から帰ってきている。以前「大阪、通勤圏内に"アンデルセン"がないんだよー」と言っていたなぁと、アンデルセンの美味しいパン(具体的にはみんな大好きミルクフランス)を買っておこうと思っていた次第。自家製鮭ふりかけがあるからお茶漬けでも……と思ったけれど、やっぱりここはパンが良いかなと。
 
「というわけで、ミルクフランス買ってきてくださーい」
と、夕方息子にお願いして、お遣いしてきてもらった。
 
昨夜のだんなの帰宅は息子が寝てから、夜23時過ぎだったので、
「父ちゃん、おかえりなさーい」
「おう、ただいま!」
なんて言葉を交わしながらの朝御飯。遅めの朝御飯で、すぐ後に早めの昼食を控えていたので、フルーツやヨーグルトは抜きでパンとコーヒーだけにしておいた。
 
「本当にねぇ……まぁ、デパートまで行けばJohanとかもあるけどね、パン屋ないのよー」
普段デパートとか寄らないしねぇ……と、大阪の暮らし事情など聞きつつ、「やっぱり稲毛は便利ってことなのかしら」と思いながらミルクフランスをもぐもぐもぐ。
稲毛海岸 「銚子丸」にて
 骨せんべい
 秋刀魚なめろう
 生ダコ刺身
 おつまみまぐろ
 北の番屋5カン
 ブリ握り
 本まぐろ上赤身握り 鯛醤油で
 銚子丸巻
 中落ち手巻き
 生ビール
 などなど
都心に住む友人が、以前から
「せりあさんが良く行ってる、"銚子丸"に行ってみたいです」
と言っていた。
 
だんなはこちらに帰ってくる都度、銚子丸に行きたがっていることだし、お互いの空いてる日も合ったので今日ご一緒することに。
オープンは11時、でも11時半を過ぎちゃうと、あとは夜までずっと(たとえ2時3時でも)待合コーナーのソファーに何人もお客さんが待つような状態の人気のお店なので、ささっと早めに行くことにした。お店の最寄り駅に待ち合わせて、てくてく歩いてお店に向かう。
 
なんと友人、今回が「人生二度目の回転寿司」とのこと。1回目ははるかン十年前くらいのお話だというから、「回転寿司チェーン」の中ではそれほどギミックに凝っていない銚子丸でも、色々驚きがあるんじゃないかなぁ、なんてニヤニヤしていたのだけれど、友人の驚くポイントはこちらの想像以上で楽しかった。
 
「ええ?席に蛇口がついているんですか?お湯が出てくるの?お茶はどうするの?」
「へー……カウンターだけじゃなくてテーブルのお席もあるんですね」
「お皿の色が良いですね~……あ、値段はこの色で決まるんですね?」
「すご~い!ジュースやデザートまで回ってる~!」
 
偉そうに回転寿司について講釈している私も、回転寿司に行き始めたのは結婚してからのこと。初めて行った回転寿司は牛丼の吉野家が母体のお店で、「牛丼寿司」なんてのがあったのがものっすごく衝撃だった。衝撃ではあったけれど、すごく美味しいお寿司というわけではなくて、今でこそ身近に銚子丸という美味しいお店があるからせっせと足を向けているけれど、そうじゃなかったらここまで回転寿司に来ることはなかったかも。
 
でも果たして、我が家の人間より数段舌が肥えている友人のお眼鏡に銚子丸は適うのか!?と、少しばかりドキドキしながら昼食を楽しんだ。
 
回転寿司屋「銚子丸」にて。おつまみも色々あります♪ 生ビールじゃー!おつまみじゃー!と、席について早々、生ビールもらって、おつまみに骨せんべいと生ダコのお刺身、秋刀魚のなめろうを出してもらう。
 
レーンにマグロの切り落としも流れてきたのでそれも1皿。
 
今日の骨せんべいは、揚げが甘くてカリカリパリパリの食感ではなかったけれど、でもそれなりにビールの良いおつまみに。
秋刀魚のなめろうは、たいそう脂が乗っていて、しそが多めに強く効いたものだった。これは幸せに美味しい♪
 
行くタイミングによって「今日の大トロは神がかってる!」とか「今日は大トロいまいち、むしろ中トロが美味しい」とか「こないだは良かったけど、今日の金目鯛は普通だったなー」なんてことがままあるので、どうか今日の品揃えが「全部ハズレ」とかいうことがありませんように……!と密かに祈っていたところ、幸いにして「北の番屋5カン」がなかなかの美味しさ。
 
中トロ・真イカ・オーロラサーモン・秋刀魚・帆立という組み合わせで、あまり普段、このお店に限らず「帆立が美味しい!」と思うことはそうないのだけれど、今日の帆立は最高だった。肉厚でやわらかで、とろけるような口当たり。旬の秋刀魚も言うことなく、イカもツヤッと光る、鮮度の良い美味しいものだった。今日のマグロは……悪くはなかったけれど、普通だったかな?という感じ。
 
やはり回転寿司なら、回転寿司ならではのイロモノメニューをいただかなくては!と、銚子丸巻き(アボカドとツナと海老とレタス……だったかな?)もいただきつつ、中トロの炙りとか、「本まぐろ上赤身を鯛醤油で」なんて息子お気に入りのメニューなどをもぐもぐ。最後はまぐろの中落ち手巻きをもらっておしまい。
 
……で、おつまみを皆でつまんでゆるゆる食べていたこともあったかもだけれど、お会計は4人でたったの9400円。
 
値段を考えずに味だけ比較するなら、そりゃもう「銀座の対面寿司」などとは比べるべくもないけれど、友人にはめでたく気に入ってもらえたようで、
「ネタが新鮮で美味しいですね~。このお値段なら大満足、思い切りたくさん食べられます」
"私のご近所にもあると良いのに"との言葉。人生二度目の回転寿司、楽しんでいただけたようで良かった良かった。
 
私はやっぱり、地元千葉のお店だし銚子丸が好きだけれど、かっぱ寿司の新幹線レーンとか、くら寿司の皿回収システムからのビッくらポン!なんかのギミックは相当すごいものがある。初めて見たらびっくりすることうけあいなので、(味はともかく)そんな店にも友人を引っ張って行ってみたいなぁ、なんて思ってしまったのだった。
「GONTRAN CHERRIER TOKYO」の
 パンメロン
 ダークチェリーデニッシュ
 レーズン入りのクイニーアマン
 を、皆で分けつつ。
コーヒー
時間に余裕があったら、銚子丸→うちでお茶→カラオケ→餃子の王将、なんてフルコース(友人、王将も行ってみたいと……)も良いねーと言いつつ、今日のところは我が家でまったりと。人間と猫でおもてなし。
 
友人が「明日の朝御飯にもどうぞ」と、どっさり持って来てくれたお土産は、1ヶ月ほど前に渋谷にオープンした「GONTRAN CHERRIER TOKYO (ゴントラン・シェリエ)」というお店のパン、色々。
 
「本当はね、一番シンプルなバゲットなんかのお食事パンをお持ちしたかったのだけど」
寄ったタイミングが早かったみたいでまだ焼けてなかったのよ~……ということで、おやつにもできそうな甘い系のパンとか、ドライフルーツを練り込んだハードタイプのパンとか、「あれだけフレッシュバターが入ったクロワッサンが180円っていうのは良心的」と、お勧めのクロワッサンとか、色々沢山。
 
さっそくコーヒー淹れて(もとい、だんなが淹れてくれて)、コーヒー飲み飲み、一口サイズにカットしたパンを皆であれこれつまませていただいた。
 
やや小ぶりのデニッシュもクイニーアマンも、いかにも「バターたっぷり」という感じ。やや今日の湿気もあったかもだけど、「パリッパリに水分飛んでいれば良いってもんじゃない」という、ほのかにしっとりさを残しながらもパリッとしているデニッシュ生地が良い感じ。
 
面白かったのは、名物の一つなのだという「パンメロン」(メロンパン、ではなくてパンメロン)。
 
「しっとりクロワッサン生地をサブレで包み、かりかりのあられ糖をトッピング。パリ本店でも人気のパン・ジャポネを東京に逆輸入」というパンだそう。外見からして、「メロンパンっぽいけど、でもなんか違う」という印象で、味は確かにメロンパンだけど、中のパン生地がふわふわとしたクロワッサン生地だったり、表面にまぶしたあられ糖が良いアクセントになっていたりと、面白いものだった。
 
往々にしてこういうお店のパンは値段が張る物だけれど、メロンパン(もとい、パンメロン)も200円とのこと。「地元の普通のパン屋さん」の値段でこのパンが買えるなら、それは贔屓にしちゃうなぁ、と思った。明日の朝御飯も楽しみだ♪
茹で枝豆
カプレーゼ
マッシュルームのアヒージョ
バックリブのガーリックしょうゆ焼き
バゲット
コーンとトマト、レタスのスープ
ビール(プレミアムモルツ)
 
アフォガート
夕方、友人とお別れして、お見送りついでに八百屋で枝豆買ってきた。
 
そろそろシーズン終わりの枝豆、息子と2人だと食べきるのが地味に大変で(冷凍するとやっぱり風味は落ちるので……)、だんながいるうちに食べたいなと思っていた。
 
で、夕飯のテーマは「塩とにんにくとビール」。
 
ビールが美味しく飲めるように~♪と、買ってきてあったスペアリブを調理した。いつもいつも「BBQリブか肉骨茶か」というのも芸が無いので、今日作ってみたのは「バックリブのガーリックしょうゆ焼き」。
 
醤油とおろしにんにくを合わせたものにリブを絡めて、塩をまぶしたら120度のオーブンで70分ほどかけて焼き上げる、というレシピだった。少し甘さも欲しいなと、絡めるタレに味醂を混ぜて、最後に焼き色つけるために230度に温度を上げて10分ほど。
 
事前にタレを絡めておくことも、下茹でや下蒸ししておく必要もない、至極簡単なリブ料理だったけれど、これがなかなか良い感じだった。しっかり下茹ですると骨から肉がするりと柔らかく取れるようになり、それもまた食べやすいし美味しいけれど、オーブン焼きだけで仕上げると骨に肉がみっちりついたような、歯ごたえもしっかりめに焼き上がる。これもまた、「肉食べてるぞ」感が盛り上がって、良いものだなぁと改めて思ったのだった。
 
ビールのアテに茹で枝豆(塩味)、カプレーゼ(塩にんにく味)、そしてマッシュルームのアヒージョ(これまた塩にんにく味)。
 
明日は家族で外出だから、にんにくの分量は控えめにはしたのだけれど、でもアヒージョはやっぱり強めの塩とたっぷりのにんにくがないと美味しくないわけで、アヒージョだけは好みな感じに仕上げてしまった。
 
息子と2人の夕御飯だと、ビールはあまり飲まないし(一人で晩酌してのんびり御飯食べてもねぇ……みたいな。息子もいない本当の一人だったらむしろマイペースに飲んだくれちゃうのだろうけど)、たまに飲んでも350ml缶がせいぜい。でも今日は大変おいしく500ml2缶をだんなと2人で軽く飲み干しちゃったのだった。昼も夜も良い気分。
 
食後は、
「コーヒー淹れましょか?」
と立ち上がっただんなに
「今はエスプレッソも淹れられるよー、アイスもあるからアフォガートもできるよ」
と言ったら、「それだ!」と。
 
アイスクリームの上に熱々のエスプレッソをかけていただく、ちょっと大人のデザートのアフォガートを、息子の分も用意してデザートを満喫したのだった。

2012年9月21日金曜日

野菜が届いて

「サンジェルマンのミートパイ
梨(幸水)
アイスカフェオレ
「がっつり、肉っ気のあるパンが食べたい」
と思って、昨日買ってきたのは「サンジェルマン」のミートパイ。
 
我が家界隈、常にミートパイの扱いがあるパン屋さんというのは少なくて(まぁ、パン屋自体多くないんだけども……)、サンジェルマンは多分唯一の「いつでもミートパイが買えるお店」。
 
甘さはほとんどない、塩気がそこそこ効いたほのかにスパイシーなひき肉フィリングが詰まったパイは、中までしっかり温めると購入した翌日でもサクサクのパイでかなり良い感じ。いつも通りにカフェオレ傍らに、あとは梨を剥きつついただいた。
 
さー、今日が終わったら週末だー。
カプレーゼ
茄子とピーマン、ひき肉の五香粉炒め
味噌汁のミネストローネ風
もろこし御飯
麦茶
そうそう、昨日初めて「らでぃっしゅぼーや」の定期宅配の野菜が届いた。
 
半年くらいまで我が家が頼んでいたのは「大地を守る会」の野菜セット。それは三越との提携の宅配サービスで、そのシステムが昨秋あたりに変更になってから微妙に頼みづらくなってしまって、今は退会はしていないけれど月会費が不要な休会状態になっている。もう紙ベースのカタログも届かない状態だけれど、ネットで毎号の特集等は確認できるので、「インフルエンザで買い物に行けない」なんて事態になった時の保険に、いつでもまた頼めるようにはなっている、はず。
 
で、すごく地味だけれど、私にとって一番のネックになってしまっていた事は、システム変更後、届けられる野菜セットが毎回綺麗な段ボール箱詰めになってしまったことなのだった。それまでは宅配箱は次回の配達時に回収してくれていたので問題なかったのに、変更後は毎週毎週、届く段ボールを自力でリサイクルゴミに出さないといけなくなってしまったのだった。綺麗な新品段ボールを毎回(リサイクルするとはいえ)ゴミ捨て場に持っていくのも微妙に心が痛むし、なによりめんどくさい。
 
そんな折、夏の終わりのペットショーに出かけた際に出展していた「らでぃっしゅぼーや」の紹介ブース。
「野菜サンプル差し上げます」の言葉に釣られて、住所と名前を置いてきた。元々少なからず興味はあったので、「入会費無料になりました」の言葉に惹かれてサンプル(人参とオクラ、梨を貰ったんだったかな)届けてもらいついでに仮入会手続きをしたという次第。
 
とりあえずこれから8週間はお試し期間、2000円分のお試し割引が使えて、野菜セット以外の個別商品の注文時にかかる配送料189円/回が無料になって……と、色々特典があるのだそうだ。
 
基本の野菜のセットは「卵つき」とか「果物つき」など、サイズや内容を違えて40種類近くあるとのこと。「来週は休み」「再来週は休み」といった設定も可能というのはかなりありがたい。昨日届けてもらったのは、一番安価な、卵も果物も入らない「ベーシック野菜SS」というものだった。
 
そんなわけで届いた、1575円の野菜セットの内容は、
大根1/2本、人参2本、里芋4個、青梗菜2株、トマト3個、ピーマン5個、茄子2本
というもの。
 
1~2人分とのことで、大根が丸々1本ではなかったりするところが嬉しいし、それほどには割高という感じもしない。いつも行くスーパーで買ったら特売商品混ぜても1000円は越えるだろうな、くらいな分量だと思う。茄子はたいそう巨大だった(1本で普通の茄子2本分くらい……長茄子というやつ?)し、「有機野菜」にありがちな、葉野菜の虫食いもなかった。これで、スーパーの野菜より美味しいのだったら言うことないわけで。
 
というわけで、今日は届いたトマトを1個使ってカプレーゼ、茄子とピーマンはひき肉と炒め合わせてほんのり中華風のおかずに。
 
中華風のひき肉炒めというと、オイスターソースや甜麺醤が使われることが多い印象があるけれど、今日は醤油ベース。にんにくと生姜を効かせてひき肉を炒め、事前に炒めておいた茄子、ピーマンと合わせたら酒、砂糖、醤油で調味。最後に五香粉を小さじ1/2ほど混ぜれば、それだけでエキゾチックな味のおかずのできあがり。
 
五香粉はカレー粉ほどには広く知られていないミックススパイスだけれど、カレー粉同様とても主張が強くて、ひと振りするだけでちょっとよそ行きな風味の料理になる。私にとって身近なところでは「魯肉飯」の香りの元。調子に乗ると、「どう味をつけても、五香粉味の料理以外の何物でもない」感じになっちゃうので、五香粉好きの私はなるべく自重しながら使うようにしているのだった。
 
今日は、幸いにして息子も「この匂いがする料理は嫌い」などとは言わないので、五香粉しっかりめのひき肉炒め。多めの胡麻油で事前に炒めた茄子とピーマンへの火の通り具合もほど良くて、肉厚のピーマンも新鮮な茄子もたいそう美味しかった。
 
野菜セット、来週と再来週はちょっと慌ただしくなるので休む予定にしているけれど、次回の注文は「バラエティ野菜・果物S」なるセット(2205円)にしてみようかな。野菜7種、果物1~2種のセットだそうだ。

2012年9月20日木曜日

秋刀魚!

カレーうどん
麦茶
鍋に1人分ほど残っていたカレー、昨夜のうちに鰹だしと醤油、味醂を加えてカレーうどん用のスープに加工しておいた。今朝は、温めたそのスープに冷凍うどんを入れるだけ。「家カレー」定番の「〆カレーうどん」は、私はもとより息子が毎回楽しみにしている。
 
カレー粉と小麦粉で作った今回の自家製ルウは、スープにするとすごく良い感じにトゥルントゥルン、テラテラ光るいかにもな感じになった。ああ、今回のこのカレーって「蕎麦屋のカレー」的なものだったのかなぁと改めて思いつつ、まだ肉のかけらが2個3個残っていることに幸せを感じつつどんぶりによそう。刻んだ長ねぎたっぷり散らすとかなり幸せな感じになった。
 
「……まだ、カレーうどんが美味しく感じるには暑い季節だけどねー」
「でも、旨いよ」
 
9月も下旬になるというのに、まだまだ日中の気温は30度越え。朝も普通に27度、28度くらいありそうな感じで、額に汗しながらカレーうどんをつるつると。
kiri & stick いちじくジャム添え
オクラと長いものあえ物
さやいんげんのハムマヨ
秋刀魚の塩焼き おろし醤油
味噌汁のミネストローネ風
もろこし御飯
麦茶
暑さはもう本当にお腹いっぱいという感じではあるけれど、スーパーの品揃えは確実に秋っぽくなってきている。
 
秋刀魚も普通に店頭にあるし(でもまだ激安というほどではないなー……1尾98円……)、生すじこもちらほらと。何より、桃が消えて梨とりんごあたりが売り場にずらりと並んでいる。巨峰、ピオーネ、甲斐路などの大粒葡萄も花盛り、という感じ。とうもろこしはまだ店頭から消えていないけれど、白菜を見かけるようになってきた。
 
「まだまだ暑いんだけどねぇ……」
熱々の焼き魚がしみじみ美味しい気温というわけではないんだけど、と、我慢できずにまた秋刀魚を買ってきてしまった。小骨が多い秋刀魚が苦手な息子には、3切れ350円だった生鮭を。生鮭は秋刀魚と共に全部まとめて焼いてしまって、2切れ分は「鮭ふりかけ」に加工してしまうことにした。
 
秋刀魚の塩焼きと言えば、添えるのは大根おろしとすだちが定番ではあるけれど、私にとって欠かせないのは大根おろし。すだちは「手元にあれば使うし嬉しいけど、わざわざ買うこともないかなぁ」くらいな感じ。レモンかライムが代用できるかというと、こればっかりは「違う」という感じだし(あ、でもシークワーサーは違和感なかった)。
 
……で、我が家の秋刀魚の塩焼きは、たいていシンプルに「おろし醤油のみ」が添えられることになるのだった。今日はその脇に、昨日作った「オクラと長いものあえ物」を盛ってみたりして。
 
魚が苦手な息子には嬉しくない献立だろうなと、息子が好みそうな小さな皿も2つ。1つは自家製いちじくジャムを添えたクリームチーズ「キリ」のスティックスナック、もう一つは茹でたさやいんげんを細切りハムと合わせてマヨネーズで和えただけの箸休め的小鉢。
 
さやいんげんの皿は、所要時間3分程度の、料理とも言えない料理だったのに、息子ときたらこれが一番美味しかったらしく、
「この料理はお代わりある?……そっか、ないのか」
なんて言っていたのだった。手間と時間をかけた分が、全て食べ手の満足に繋がるわけじゃないと重々知ってはいるものの、「えええ~?」と私は苦笑い。

2012年9月19日水曜日

鶏肉煮たり。

「金谷ホテル」のチョコマーブルパン
アイスカフェオレ
昨日歩いた東京ソラマチ。そこには「デパ地下か!」という一角があって、総武線沿線住人にはお馴染みの、「北野エース」(輸入ものも扱う、ちょっとお洒落なスーパー)があったり、「魚力」があったり「大川水産」があったり「ニュークイック」があったり(←このへん全部地元の駅ビルに入ってる)。
 
あとは錦糸町の魚屋さん「魚寅」があったりして、その他諸々ケーキ屋ありパン屋あり総菜屋あり、賑やかな感じになっていた。
 
せっかくなのでそのあたりでパンでも買おうかなーと思っていたのだけれど、そこを歩く前に寄った「とちまるショップ」で、これだ!というのを買ってきた。
 
「とちまるショップ」は、栃木のアンテナショップ。息子は「栃木レモン」の商品に「ヨーグルトがある!アイスも!」と何やら興味津々だったけれど、私としては日光金谷ホテルの品があれこれ並んでいる棚に釘付け。ちょっと値引きされていたチョコマーブルパンがあったので、これを買うことにした。
 
Johanのチョコブレッドよりは幾分チョコ感が控えめの、チョコシートとパン生地を折りたたんだ風のマーブル模様のパンは、ふわふわとしていて「バターたっぷり」な口当たり。薄切りにして、そのままがぶりとかぶりついて水曜日の朝御飯にした。
 
今日は早くも水曜日ということで、今週はあっという間に過ぎ去ってしまいそう。週末はだんなが帰ってくるし、友人も遊びに来るしで、今日は気合いを入れて窓掃除してみたりして。
オクラと長いものあえ物
鶏肉とたたきレンコンの甘辛煮
味噌汁のミネストローネ風
羽釜御飯
麦茶
「このところ野菜しっかり食べてないなぁ……」という思いがあったので、今日は仕事も余裕があったこともあり、夕方からのんびり夕飯の支度。具沢山の野菜の汁物など作っていた。
 
レシピデータベースに入っていたレシピを、適当に材料入れ替えつつ作ったのが「味噌汁のミネストローネ風」。セロリなど、おおよそ「味噌汁」に似合いそうにない野菜をあれこれ使って、味付けにはおろしにんにくやバターも入る。
 
レシピになかったソルトポークも使い、加えた野菜は大根・人参・キャベツ・セロリ・さやいんげんといったところ。レシピでは更にトマトも入ることになっていたのだけれど、今日は手元になかったので、明日以降、味をみながら入れてみることにした。
 
どうなることかと思ったけれど、「あ、そうか、味噌バターラーメンっぽい味になるわけなのね」と納得して、これはなかなか美味しいなと。味噌の量は控えめで、塩を入れる代わりに塩麹を入れてみている。和風のおかずにはもちろん、洋風のおかずにも違和感なく似合いそうな、なかなか美味しい汁物ができた。こりゃいいな、また作ろう。
 
他種類の野菜を使ったミネストローネ風スープは私の好物で(飲むおかず、という感じで献立のバランスも良いかなと思うし)、でも味付けはコンソメ・トマト・クリーム・カレー……と、バリエーションが尽きていたところ。これからはこれに「味噌」も使える感じになりそうだ。
 
メインのおかずは圧力鍋を使った「鶏肉とたたきレンコンの甘辛煮」、枝元なほみのレシピ。
 
胡麻油、赤唐辛子で一口大に切った鶏もも肉とたたいた蓮根を炒め合わせ、だしや砂糖、酒、醤油、味醂を注いで加圧3分。数分後に蒸気抜いて、軽く汁を煮詰めたらできあがり。おっそろしく早く仕上がったうえに、蓮根の中までこっくり甘じょっぱい味醂醤油味が染みて、これもなかなか良い感じ。圧力鍋を使うようになってから、図書館でせっせと借りてきていた圧力鍋のレシピ本に載っていたうちのひとつだった。
 
毎号読んでいる料理雑誌(雑誌は後々捨てることになるし、お金の節約もあって、もっぱら図書館頼り)は『きょうの料理』と『ELLE a table』の2誌。枝元なほみさんは、その両方の雑誌に度々登場する料理研究家で、「この人の作る料理は、食材の選択や写真からして美味しそうなものが多いのよね」と思っている。実際、作るとツボにハマる料理が多い。ちなみにこの方も香菜を多用するので、そのへんも好みの方向が同じなんだなぁと勝手に近しい感じを抱いている次第だ。
 
で、野菜の一皿もう一つ。中華のレシピの「オクラと長いものあえ物」は、茹でて小口切りにしたオクラと角切りにした長芋を合わせ、同量の酢と醤油、胡麻油で和えただけの簡単ねばねば小鉢。
ちょっと辛くても良いかもー……と、私の皿には陳皮が香る七味唐辛子をぱらっとふっていただいた。
 
そんな感じの夕御飯。
息子にしてみれば「地味だなぁ」という感じの夕飯かもだけど、各国料理を美味しいと思っても私はやっぱり日本人、醤油味醂味の煮物にホッとしてしまうのだった。夏が終わると、火の通し甲斐のある野菜が増えてくるのが嬉しいよねぇ……。

2012年9月18日火曜日

今日はスカイツリーへ

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焼きたらこ茶漬け
麦茶
連休明けの平日の今日、息子は土曜の学校行事の振替休日。
 
そっかー平日にお休みかー……部活もないんだよね?と、
「じゃあ、スカイツリー行ってみる?夏休みも終わったし、連休明けの平日だったらけっこう空いているかなと思うんだけど」
と誘ってみたら「行く!行ってみたかった!」と。
 
事前に日時指定でチケットをとっておいた展望デッキは夕方のものだったから、じゃあ昼前にゆるゆると出かけて、到着後昼御飯、適当に散策して夕方にタワーに……なんて計画にした。
 
さらさらっと済ませた朝御飯は、昨夜多めに炊いておいた御飯の残りでお茶漬けを。
焼きたらこをほぐしたものがあったので、それをばさばさっとたっぷり入れて「たらこ茶漬け」にした。火を通さない明太子とか乗せるのも美味しいけれど、焼きたらこ茶漬けもなかなか幸せな味。
 
飲食店とか、どんなのがあるのかなーとちらっと調べてから、いざいざお出かけ。錦糸町から20分ほど歩いても良いそうだけど、今日も蒸し暑くなりそうなうえに天候も不安定との予報が出ているものだから、「途中で雨に降られても何だから、地下鉄乗ろう」と半蔵門線一駅乗って押上駅へ。
 
スカイツリー、総武線で都心に出ると必ず見えるものだから、「ずいぶん高くなったねぇ」「クレーンも外れたね」なんて建築始めからずっと眺め続けていた。やっと来ることができたよー、と、ちょっとばかり感慨深い。
「東京ソラマチ」内「RIGOLETTO Rotisserie and Wine」にて
 RIGOLETTO LUNCH \1500
やってきましたスカイツリー♪ 到着後、早々に「お昼御飯にしよう!」と、12時になって混雑する前にと早めに昼食の算段を。
 
「肉食べに行かない?君、肉が嫌ならパスタやピッツァもあるお店だからさ」
と、事前に調べておいて「ここはどうかな」と目指してみたのは、ロティサリーチキンが名物のお店「RIGOLETTO Rotisserie and Wine」。
 
地下鉄降りてそのまま地下からスカイツリータウンに入ってしまったのだけれど、このお店の入り口は屋外テラス側にあるとのこと。「テラスどこー?」と外に出たところで、スカイツリーをばっちり見上げることができた。おおおー!壮観!
 
で、オープン直後のお店に首尾良く入ることができ、プリフィクスのリゴレットランチ1500円がなかなかお得な内容なのを見て、息子も私もこれにした。
ひとくちスープ・ツインタパス・サラダ・ドリンクとデザートに、選べるメインディッシュは名物ロティサリーチキンと8種のパスタ、4種のピッツァ(ピッツァは+200円)。
 
「RIGOLETTO Rotisserie and Wine」にて、ランチ堪能中。 飲み物はアイスハーブティーをいただいて、そしてほどなくずらりと並んだ前菜あれこれ。
 
「ひとくちスープ」は、さつまいもの冷製スープ、「ツインタパス」はポークリエットのブルスケッタと、ハタハタのエスカベッシュ。
 
サラダは2択で、シーザーサラダかしらすの和風サラダとのこと。私も息子も迷うこと無くシーザーサラダにした。
 
「お、ちゃんと美味しいね……」
サービス前菜的なお皿で魚や肉が出てきたのは嬉しくて、南蛮漬け好きな私はエスカベッシュがとても嬉しかった。シーザーサラダも、フランスパンを使ったクルトンがごろごろ入っていて、これまた悪くない。
 
メインディッシュは、私はもちろんロティサリーチキン、品名は「ジューシー!黄金チキン フレンチフライドポテト付き」を。息子はしばらく悩んだ末に「スパゲッティボロネーゼ」を。
 
小ぶりの若鶏を使ったロティサリーチキンは、手羽1本もも1本、胸肉カット1切れの3種盛り。しっかり塩味のついた、そのまま食べても美味しいチキンだけれど、皿には山椒塩、柚子唐辛子塩、それとスペイン(?)の唐辛子ピュレだったか、色鮮やかな黄色いペーストも添えられてきた。あとカットレモンも。
 
なのでちょこちょこスパイスで目先を変えつつ、最後は骨を持ってかぶりつく勢いでいただいた。たっぷりなポテトは息子にも手伝ってもらいつつ、「そうそう、こういう鶏がなんだか食べたい気分だったのよ~」と、たいそう満足だったお昼御飯。
 
食後のデザートは、キャラメルソースがけシュークリーム。しっかり苦みのあるキャラメルソースがかかった、甘さ控えめシュークリームだった。
「東京ソラマチ」内「White Cosy」にて
 よつ葉の白いパフェ \580
昼食後に目指したのは、「すみだ水族館」。
 
水族館好き(というかクラゲ好き…)としては行っておかねばと、スカイツリー同様に楽しみにしていたスポットだった。
 
「すみだ水族館」、バックヤードが表に出てきた風な面白い展示 クラゲが何種類か展示されているのは知っていたけれど、なんと驚き、入って早々のブースがクラゲエリア。
 
目立つ大きな水槽にはミズクラゲ、その後ろ側には透明な円形水槽が4つあって、今日はスナイロクラゲ・ブルージェリーフィッシュ・タコクラゲ・コブエイレネクラゲが展示されていた。
 
で、その近くにはバックヤードが展示の一部になっているようなスペースが。
 
「育てながら展示します」という風に直径1cmほどのミニサイズから直径5cmほどに育ったミズクラゲが並べて展示されており、近寄れない奥まった水槽にはパシフィックシーネットルとサカサクラゲの姿も。
 
でも残念、展示の性質上、「ガラス2枚越し」でクラゲを見るような風になっているものが多くて、自分の目で見る分には大きな問題はなかったけれど、趣味のクラゲ撮影には甚だ向かない展示の仕方だった。もとより、入場制限はしていなかったもののけっこうな混雑だったので、「こりゃダメだー」と、写真撮影は早々に断念した。
 
「すみだ水族館」にて、大好きなチンアナゴの水槽♪ 全体的に綺麗な、デザインを重視した風だった水族館。
 
水族館の水槽と言うと壁面に埋め込まれた風のものが多いのが通常だけれど、フロアに柱のように並ぶ、360度ぐるりと回れる水槽が並んでいたりしたのが面白かった。
 
こちらは私の大好きなチンアナゴ♪
「すみだ水族館」にて、これが一番の大水槽……かな? で、これがおそらくは館内最大の大水槽。
 
実のところ、展示数はそれほど多くはなくて、中央のペンギンプールが目立つものの、海獣はオットセイだけ。
 
大型のサメやマンボウなどもおらず、趣味に偏りがありまくる私にとっては「見どころはクラゲとチンアナゴかな」という感じ。会場の狭さと展示の少なさを、居心地の良さやセンスの良さでカバー……という印象を受けた。
 
美味しそうなオリジナルスイーツが館内で販売されていたり、だらだらくつろげる椅子のスペースもけっこうあったりで、デートにはぴったり、かも?
 
1時間半ほどかけて水族館を堪能した後は、歩き疲れたこともあって、ちょっと休憩。
「ここ、ここに気になってたお店があるのよ~」
と、息子を引っ張ってソラマチ内のフードコートに向かい、「よつ葉乳業」直営のカフェ、「White Cozy」を目指した。
 
パフェでも食べようとメニューを眺め、でも息子が選んだのは意外にもクレープ、しかも和風のものだった(あずきと白玉クレープ \400)。
 
東京ソラマチ「White Cosy」の白一色の「白いパフェ」 私は初志貫徹でパフェだ!と、選んでみたのは「1日限定100食」の「よつ葉の白いパフェ」。
 
カウンターで品を待っている間、息子のクレープに時間がかかって上が溶けかかってしまったので写真がちょっと残念な感じになってしまった。
 
まぁ、とにかく本当に白一色のパフェ。フルーツなし、コーンフレークもなし、みっちりと「白」!
 
カップの底には角切りにされたミルクゼリー(これは甘さ控えめ)、その上に美味しいソフトクリームがたっぷり、そして添えられたよつ葉のホイップクリーム。
 
乳製品と砂糖とゼラチン、以上!みたいな、乳製品好きにはたまらない構成だった。ソフトクリームが濃厚で、「さつがよつ葉!」と、うっとり。息子のクレープも、やっぱりクリームが幸せに美味しかったんですって。
「東京ソラマチ」内 「Lemson's」にて
 セルフ盛りソフトクリーム \819
その後は、夕方のツリー入場まで館内をぷらぷら。
 
東京タワー内のお土産物屋さん的雰囲気な、「東京土産」「日本土産」のお店があれこれ並んでいて、でもお洒落なお店が多かった。雑貨屋さんも色々あって、若干興味なさそうな息子を連れてあちこちうろうろ。
 
嬉しかったのは、「かんざし屋wargo」の実店舗。通販で何度か買ったことのあるお店で、「好みなかんざしがたくさんあるんだけど、お値段も良いんだよねぇ~」と、サイトを見てうっとりしているお店。新宿などにも実店舗があるのは知っていたけれど、覗くのは初めて。
 
星のモチーフがたくさんついたスカイツリー店限定かんざしも素敵だったけれど、皮製の花がついた秋っぽいかんざしを1本お買い上げ~。
 
と、そうこうしているうちにまた疲れてしまって、「冷たいお茶でも飲もうか」とうろうろ。
 
息子が「ここがいいなぁ」と足を止めたのは、フローズンヨーグルトやソフトクリームのお店らしい「Lemson's」という店だった。なんだかちょっと、不思議な店だ。厨房があるべきところにお客さんが入っていって、なにやらにょろにょろやっている。入り口には巨大な自動販売機があるのだけれど、食券を売っているわけではなく、ポーチやエコバッグなどの雑貨を売っているらしい。
 
聞けば、セレクトショップBEAMSプロデュースのカフェだそう。「フレーバー、トッピング、量を全てお好みでお選びいただくセルフスタイルのソフトクリームバー」なのだそうだ。手を洗って、カップもらって、ソフトクリームブースに行って自分だけのソフトクリームを盛りつけた後、従量制でお会計。
 
100g350円とのことで、
「じゃあ軽く盛れば400円くらいってことなんだね」
「……さっき思いっきりソフトクリーム食べた気がしないでもないけど」
面白そうだねぇと、やってみることにしたのだった。
 
何がすごいって、ソフトクリームの種類がすごい。
フローズンヨーグルトをベースにしたものは、プレーンとメロン、ココナッツとストロベリー。ソフトクリームベースはグアバ、マンゴー、ライチ、ミント、ヘーゼルナッツ、バニラ、パイナップルにスイカにチョコレート。
 
好き勝手ににょろにょろアイスをカップに入れた後は、レストランのサラダバーっぽい一角に、スプレーチョコや各種チョコ菓子、ソース、マシュマロ、ゼリーにフルーツと用意された諸々を盛りつける。で、お会計。
 
東京ソラマチ、「Lemson's」で、うっかり800円アイス。 私はココナッツとヨーグルト、パイナップルのアイスをにょろにょろ絞って、それなりに自重しながらトッピング。
 
「まぁ、こんな感じでしょ。500円くらいかな?」
と、お会計してみれば、驚きの819円。しまったー盛りすぎたー……てか、これで200gもあるんだー……と、愕然とする私。
 
私のみならず、お客さん軒並みこんな感じなようで、レジで苦笑いする人続出、という感じだった。うん、これは……上手い商売だなぁ、とか、思ってしまったりして。
 
カップのサイズが選べたら悲劇は激減するのだろうけれど、直径15cm近くありそうな巨大なカップがキモなのだろうなぁと思う。つい空白が寂しくなってオレオとか乗せちゃうんだよねぇ。やられたわ、けっこう美味しいけど、驚きの価格になっちゃったわ……と反省しながら、それでもすっきり味のソフトクリームで休憩できてほっと一息。
 
スカイツリー、最高到達点にはこの表示。 で、やーっと上ってきましたスカイツリー。
 
昼間も良いけど、夕方から夜にかけても綺麗じゃないかなーと、事前に取っておいた日時指定予約(この予約は1人500円増しになることを予約してから知った私……)は5時のチケット。
 
もうそれほどの混雑ではなくて、夕方5時の段階で、6時から上れるチケットを配布しているような状況だった。今日みたいな日だったら、当日券狙いでも朝イチで行けば遅くとも午後早々くらいにはすんなりタワーに上れたのかも。
 
地上350mの展望デッキの入場料は大人2000円。東京タワーと同様、そこから更に追加料金(大人1000円)払って行けるのが地上450mの展望回廊。
 
幸いにして、展望台が雲で包まれたりということもなく、曇天ではあるけれど眺めはばっちりだったので、「せっかくだから」と上まで行ってきた。
 
スカイツリー、最高到達点からの絶景 んもう、かなりな混雑で一番前になんか全然行けなかったけれど、これが最高到達点からの眺め、ということで……。
 
この窓は、背後からライティングの仕掛けがあって、まるで窓の外に浮かんでいるような感じで「東京スカイツリー」「今日の日付と時刻」などの文字が次々に浮かんでくる。
 
写真に撮るのがなかなか大変だったけれど、たまたま撮れたのが右の写真、「451.2m」の文字が、そのライティング効果によるもの。
 
東京タワーの展望台より遙かに高い展望台は、話には聞いていたけれど雲がすぐ頭上にあるような感じ。雲が低い日には、展望台が雲の上に出ることもあるとか。
 
私には高所恐怖症の気はないはずだけれど、これだけ高いと「ここで地震があったら怖い、長く居たい場所じゃない」という気分になってきてしまう。いやー、絶景でした。
 
スカイツリーのガラス床。340m高さとのことで…… でも、「これだけは乗っておかないとね」ということで、340m地点にある「ガラス床」も満喫。
 
一応ガラス床は下層にもう1つあって、「ガラス1枚の下は340m吹き抜け」という事にはなっていないけれど、それでもこれはかなりのスリル。
 
米粒のような車が走っていくのが見えて、足の裏がむずむずしてきた。
 
息子曰く、「この、展望フロアのレストランで御飯食べてみたーい」だそうだけど、私はなんだか味がわからないことになってしまいそう。
「東京ソラマチ」内「世界のビール博物館」にて
 ポテトフリット \880
 ジーゼック \1280
 ハンバーガー \1780
 ビール(フランツィスカーナーヴァイスビア 300ml) \900
 ビール(ブルッグスゾット 500ml) \1500
 アップルタイザー \680
 コーラ \480
「もうけっこう良い時間だし……ここで夕飯食べてく?それとも錦糸町あたりで食べる?」
錦糸町に向かって歩いて行く途中とかにもお店は色々あるみたいだけど……と相談して、でも今にも雨になりそうな曇天でもあるので、「もう、ここで食べてあとは帰るだけにしようか」と。
 
お母さんは、この店も少し気になっていたのでした……と、館内パンフを指さすと「僕もそこで文句なし!」との息子の言葉だったので、じゃあ……と「世界のビール博物館」に行くことに。なんかもう、ビール飲みたくて仕方がなかったのねー……調子に乗って800ml、がっつり飲んできてしまった。
 
そう安いお店ではない(むしろ会計時に「え、そんなに飲み食いしたっけ?」と驚くほどお高かった)のに、お店はけっこうな混雑。近隣のサラリーマングループが多い風な客層だった。男性も多いけれど若い女性グループもたくさん。
 
東京ソラマチ「世界のビール博物館」にて、山盛りフリッツ。 やっぱりここは生ビールよね~♪と、生ビールリストからドイツの「フランツィスカーナーヴァイスビア」を選択、あとはおつまみ、フライドポテト(品名は「ポテトフリット」)。
 
これが、軽く4人前はありそうな程の盛りで、ポテト大好きな私も息子も「うひょー!」「山盛り!」と、ちょっとびっくり。「助っ人が欲しいね」「ん~でもね、父ちゃん以外にビール好きな友達ってあんまりいないのよ私」とか言いながらせっせと食べて、結果2人で(なんとか)食べきった。
 
店名にもあるように、そして生ビールの品揃えがドイツ、チェコ、イギリス、ベルギー、アメリカ、とあるように、料理の方も「ビールに合うもの」ばかり、多国籍に用意されている。フィッシュ&チップスとアメリカのバッファローウィングが同じページに紹介されていたりするのはちょっとシュールな光景だった。
 
東京ソラマチ「世界のビール博物館」にて、ジーゼック。チェコの豚肉のカツレツ、ですって。 で、ビールお代わりついでに頼んだ次の料理は「ジーゼック」。
 
「チェコ風豚肉のカツレツ」だそうで、ほんのりスパイスを効かせた薄切りの豚肉のカツは、ウィーンの名物料理「シュニッツェル」にも通じる感じのものなのかな。
 
甘いベリーのソースと共に、「チリビーンズの豆をミックスビーンズに変えました」的な豆の煮物も添えられていた。
 
揚げたてで良い感じ~♪……だけど、緑の野菜などが添えられていないので、なんとなく殺風景なお皿の感じではあった……かな。

東京ソラマチ「世界のビール博物館」にて、迫力のハンバーガー で、これは息子のリクエストで注文した、ハンバーガー。
 
大きなパティが2枚、チーズもたっぷり2枚の迫力のハンバーガーで、値段の方も1780円とけっこうな迫力。
 
巨大なピクルスがまるっと2本、トマト、シーザーサラダも添えられてきた。ケチャップではなくBBQソースが添えられてきて、これを添えつつお召し上がりください、と。
 
上からぎゅうと押さえても口から溢れそうなサイズのハンバーガーで、ナイフでざくっと1/4ほど切って、私も横からいただいた。料理3品、2人で食べてすっかりお腹いっぱい。
 
充実した一日、楽しかったけれど暑さもあってすっかりお疲れ。息子ともども、へろんへろんになって帰宅した。……あー、ソラマチで何かおやつ的なものを買って帰ろうと思っていたのに、もうすっかり忘れてしまっていたわ。