2016年4月30日土曜日

2016年04月[写真一覧]

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2016年04月30日

おっすしー♪

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「デリフランス」のパンオショコラ
カフェオレ
チョコっぽいパンが食べたい気分~……と、今日の朝御飯はパン・オ・ショコラ。チョココロネでも良かったのだけれど、残念ながら駅前の「デリフランス」にはチョココロネの扱いは無かったのだった。
 
休日の遅め朝食&昼御飯は多分外食、ということで、買うパンは少なめにしましょうと1人1個。
 
駅の改札すぐ前にあって利用しやすい「デリフランス」、お値段お手頃、味も悪くないし、ということで重宝してる。(でも本音を言えば、駅前にあるのがアンデルセンかサンジェルマンだったりすると最高に嬉しかったりしてー……)
千葉「銚子丸」にて
 なめろうつまみ
 ぶり大根
 おすし屋さんの玉子焼
 職人おまかせ 鮮魚5カン
 とろサーモン炙り握り
 金目鯛にぎり
 中トロ握り
 中落ち手巻き
 ランチあら汁
 生ビール
「そうそう奥様。岩合さんの猫写真展をやってるらしいんですよ」
「いわごーさん?」
「ほら、世界ネコ歩きの人」
「ああ!あの!」
 
息子も今日は出かけるみたいだし、良かったら一緒に行きませんかー?とだんなに誘われて、調べてみたら、千葉そごうというめっちゃ近場で「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」が開催中なのだった。
 
千葉だったらあそこも寄りたいし、パンも買いたいし、そうだついでにお寿司も食べてこよう!と、やりたい事が色々できて、久しぶりに千葉にお出かけ。稲毛から津田沼、快速でたった1駅引っ越しただけなのに、千葉方面にお出かけすることはかなり少なくなってしまった。
 
混雑する前にと、千葉到着後早々に向かったのは、お気に入りの「すし銚子丸」。
 
数週間前に届いた私のバースデー割引き券がぎりぎり有効で、だんなの分の通常割引き券と合わせて800円弱お安くできて、1人2000円ちょっとでお腹いっぱい。相変わらず幸せなお店だった。
 
当日の入荷内容で変わる「職人おまかせ 鮮魚5カン」(580円)が美味しそうだねとこれを頼んでみた(今日の一番上の写真)ところ、店内の黒板には「ワラサ・ブダイ・生ニシン・生タコ・ヤガラ」とあったのだけれど、生タコの代わりに白身の魚が入っていた模様。何の魚だったのかなー。
 
でも、どの魚も新鮮ぴちぴちで脂も乗っていて美味しかった。特に、若いブリの「ワラサ」が今日は良い感じ。
 
今日は初めて見る「ぶり大根」もありました。酒のアテだー♪ ワラサは入荷も多かったのか、銚子丸で初めて見た気がする「ぶり大根」もレーンをごとごととやってきていた。
 
酒の肴だわぁ♪と、生ビールと共にぶり大根を堪能。ついでにいつもの「なめろうつまみ」と玉子焼きなどもテーブルに乗せて、幸せな昼飲みを満喫してしまった。
 
壁のメニューには「本マグロ5カン」(中落ち手巻き・本マグロ上赤身・中トロ炙り・本マグロ中トロ・本マグロ大トロで980円)なる魅力的なものもあったのだけれど、鮮魚5カンにそれまで食べたらそれで満腹になってしまうねと、マグロはちょこちょこ個別に注文。
 
シメはやっぱりこれでしょと中落ちを手巻きで貰って、海苔のパリパリを楽しみながら平らげた。
 
食後はぷらぷら買い物しつつ、主目的のネコ写真展もしっかり楽しんできた。どこの国の猫も最高に可愛かったけれど、やっぱりうちの猫が一番可愛い(←猫飼いなら誰もが思う宗教的思想)。
 
会場近くには猫グッズフェアの雑貨売り場もあったりして、色々と楽しかった。
スティックきゅうり w/味噌・マヨネーズ
板わさ
肉豆腐
お肉屋さんの揚げ餃子
羽釜御飯
日本酒(山形 酒田酒造 上喜元 雄町 生酛 中取り)
外食……は昼に堪能しちゃったし、夜は家飯かなーと、「日本酒飲みましょう&お肉を食べましょう」をテーマに考えて、「肉豆腐」。
 
美味しそうな牛薄切り肉もめでたく買えて、ついでにそのお肉屋で揚げ餃子を売っていたので「これも欲しいなー」とお買い上げ。包んでもらった500gの牛肉を全部肉豆腐に加工してしまったからだんなは驚いていたけれど、私が思ったとおり、息子ががつがつと気持ち良い勢いで半分以上を平らげてくださった。どころか、豆腐が1丁では足りなくて、急遽買い置きの豆腐を足して改めて煮なきゃいけなかったくらい。
 
美味しいものは食べたいけどあまり手間もかけたくないということで、肉豆腐の他は「切って出すだけ」で済むきゅうりとか、かまぼことか。揚げ餃子は良いアイディアだったみたいで、すっきりした口当たりの日本酒にも思った以上に良く似合っていた。
 
上喜元の生酛雄町は、雄町にしてはすっきりした第一印象で、でも米の旨味はしっかりあって後味はこっくりさもある、ちょっと期待とは違った方向の面白いお酒だった。好みど真ん中とは違ったけれど、飲みやすくて食中酒にもぴったりな良いお酒。
 
ちなみに肉豆腐は『僕が食べたい和そうざい 作りやすくて、飽きない味』(笠原将弘 主婦の友社 2016.03)掲載のレシピを参考にした。
 
笠原将弘さんは、奇抜な食材の組み合わせのレシピ本なども多くあるけれど、この本は懐かしさを感じる料理が満載で、美味しそうなものばかり。ちょっと濃いめの味のお惣菜が多く掲載されていて、我が家の食卓にぴったりな品が多かった。図書館で借りた本だったけど、買って手元に置いておきたいなと思った本の一つ。

2016年4月29日金曜日

今日はラーメン!

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「リッツカールトン東京」の
 カレーパン
 完熟バナナブレッド
カフェオレ
「これは?ミートパイ?」
「ううん、ミートじゃない」
「あ、カレーパイだ!」
「いや……品名は"カレーパン"だったんだよね……」
 
いつからこれをミートパイだと錯覚していた?などと話しつつの本日の朝御飯は「カレーパン」。
 
見た目はどっから見ても「ミートパイ」(もしくは「カレーパイ」)なのにカレーパン。頑ななネーミングのその品は、昨日、リッツカールトンのペストリーショップで買ってきたものだった。甘いパンもちらっと欲しいなーと、超小ぶりなパウンドケーキ、といった外見の「完熟バナナブレッド」も1つ。
 
バナナブレッドは薄くスライスして囓りつつ、案外としっかり辛くてスパイシーな「カレーパン」をもぐもぐ。さくさくパイ生地に包まれていて、やはりこれはどう見ても「カレーパイ」なのだった。すごく、美味しい。
 
で、バナナブレッドももちろん美味しかったのだけれど、息子のツボの味だったのか、半分ほど残してあったバナナブレッドは全部息子が食べてしまっていた。……もう1個買ってくれば良かったかな。ホイップクリーム添えて食べたら美味しかったと思う。
津田沼「南木商店」の
 お昼の定食 \730
     とんこつらぁめん
     肉飯
三連休初日の今日、ラーメン!お昼はラーメンを食べに行こう!ラーメン心が高まった!と買い物ついでに「九州らーめん 南木商店」に。
 
かなり本格的な九州ラーメンを食べさせてくれるお店で、私はこの店が、津田沼界隈で目下一番のお気に入りのラーメン屋さん(なにしろ「とんこつ至高」な嗜好なので)。
 
だんなはその私の嗜好につきあってくれているだけなのかしら?と思ってそう聞いてみたら、「いや、俺は家系の次に好きなのがとんこつだから、すごく好きな方向だよ」だそうで。
 
息子はシンプル醤油ラーメン派なので、この店でも定番のとんこつにはいかずに「魚だし醤油ラーメン」を頼んでいたのだけれど、それはそれで悪くなかったらしい。でも、私のとんこつを味見して「とんこつも旨いな!これは良いかも!」と認識を改めていた。
 
ランチタイムはちょっとお得な定食セットがあって、とんこつラーメンに御飯(卵かけ御飯とか明太子とか高菜じゃことか、数種類から選択)をつけることができる。私は「肉飯」で。卓上にあって乗せ放題のピリ辛もやしを乗せつつ食べると、危険なくらいに御飯が進む。
 
最近は1人前のラーメンを食べきることが少々難しい私も、ここのラーメンは美味しすぎて、ラーメンも肉飯も完食できてしまうのだった。こってりしすぎずあっさりしすぎず、ケダモノ臭さもそれほどなく、という塩梅が、とっても好み。
タイのカルパッチョ w/リーフサラダ
あさりのガーリックパセリバター
「角上魚類」の
 ほっけフライ
 かきフライ
自家製タルタルソース
だんな特製 ロメスパ ダニエル
バゲット
シャンパン(perrier-jouet)
今日の夕飯は、私がホテルから持って帰ってきたシャンパンを飲んでしまいましょうと、洋風献立の家御飯。
 
お魚屋さんを見に行こう!と、お気に入りの「角上魚類」の惣菜コーナーで、かきフライとほっけフライ(でっかい1切れがたったの150円!)を貰ってみた。自家製タルタルソースいっぱいかければ美味しいよ!と話しつつ、あとはタイの刺身用のサクとリーフレタスでカルパッチョ。ついでにあさりも買って、ワイン蒸しにでもしようということに。
 
卵2個使って、自家栽培のパセリとみじん切りにした新玉葱、刻みピクルス(←IKEAで買ってる愛用品)をマヨネーズで和えてタルタルソースに。ちょっとピクルス入れすぎて、甘さ強めのものになってしまったので、塩で調整した。
 
タイはトマトソースのカルパッチョ。先日買ってきたプチトマトが甘くて実に美味しいものだったので、刻んでおろしにんにく、オリーブ油、バルサミコ酢、塩胡椒で和えてソースにして、薄く切ったタイと一緒に食べる形に。リーフレタスもどっさり添えた。
 
で、あさりはガーリックバター焼き。あさりの上にバターと刻みパセリ、刻みにんにくを散らして、20分ほどオーブン焼きに。これは絶対パンが必要だ!と、夕方急遽息子にバゲットを買いに行ってもらってあさりに添えた。
 
こういう献立ならシメはパスタとかが良いねぇと、これはだんなが鍋をふるってくれて、新玉葱とベーコン、卵で「ダニエル」風炒めスパ。
 
お酒を飲む大人の分は後で炒めましょう、と、息子の分だけ先行して多めに作って、「他におかず色々あるし、残ったら私たちが食べるから残して良いのよ?」と出したのだけれど、「できたてのパスタは熱いうちに食べてしまいたい」だそうで、息子のメインディッシュはパスタということに。
 
大人は大人でまったりおつまみを楽しんで、最後にパスタをさらっと食べた。大量にできたタルタルソースも、かきフライとほっけフライに乗せまくって食べたら器が空っぽに。にんにくバターを絡めて食べるあさりとバゲットも美味しかった。

2016年4月28日木曜日

念願の「ひのきざか」

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六本木 ザ・リッツ・カールトン東京内「TOWERS」にて
 朝食ブッフェ
六本木のホテル宿泊の昨夜。
私も大概早起き体質なのだけれど、私の母はそれに輪を掛けていて、午前6時前にテレビをつけてくださった。
 
昨夜寝たの1時過ぎなのに!なんで!?と憤慨しつつも私もぱっきりと目が覚めてしまって、
「あー……そういえばお腹空いてたんだよねー……」
「早めに朝御飯、行っちゃう?」
と。
 
朝食つきのプランだったので、昨日のランチに行った館内レストラン「TOWERS」に向かって、ブッフェ朝食。ブッフェではあるけれど、卵料理とワッフル、フレンチトーストはオーダー式。テーブルで注文して、持ってきてもらうスタイルだった。
 
「エッグベネディクト」の文字を見たら他の選択肢が見えなくなって、私はこれを。母はフレンチトーストを。
 
卵料理ができあがるまでに、ブッフェ台であれこれ貰ってきて、もぐもぐ。
 
ザ・リッツ・カールトン東京の朝御飯。パンがどっさり!デニッシュも美しい……♪ そうそう何種類も食べられるものではないけれど(今日はエッグベネディクトも頼んじゃったし……)、ホテルメイドのパンが並ぶ壮観な眺めは、ホテル朝食の楽しみの1つ。
 
デニッシュ系も、フルーツ入りの甘いマフィンも、ハードタイプのパンも食パンも様々揃った一角は、かなりの充実ぶり。
 
ジャムの種類がまた豊富で、壮観でした。 パンコーナー隣のジャムの棚の充実ぶりもすごかった。
 
メーカーを統一せず、「お勧めのジャムを並べましたよ~」とでもいう風に、上段はずらりとマーマレード系、下段はベリー系。
 
母と私はパイナップルジャムが大好きで、
「こんなに種類があるけど……」
「パイナップルジャムは無いのねぇ」
「まぁ、そもそもパイナップルジャム自体があんまりメジャーじゃないしね……」
と言いつつ、私はチョコデニッシュを皿に貰ってきた。
 
料理の種類は案外と少なめで、サラダ野菜やコールドミートはランチで並ぶものとほぼ同じ。温菜もソーセージやベーコンは無くて野菜が数種類ほど。
 
その代わり、和食メニューはなかなかの充実ぶりで、御飯と味噌汁とお粥、数種類の漬物、ひじき煮などの惣菜、焼き鯖に焼き鮭、と魅力的な品が並んでいた。
 
私はスモークサーモン数切れとサラダ野菜たっぷり、あとは3種類並んでいたチーズは全種類貰ってきてみた。
 
チーズは山羊乳白かび系のブッシュ ド ルッセ、ミモレット ジュンヌ(若めのミモレット)、あと1種類、エメンタールのようなセミハードの黄色いチーズ。朝食に山羊乳チーズってけっこう珍しい……と思いつつ、はちみつかけていただいた。
 
メニューに載ってると試さずにはいられないエッグベネディクト。 エッグベネディクトは、イングリッシュマフィンが使われたクラシックなものだった。ポーチドエッグの固まり具合もパーフェクト。
 
ほんのり酸味のあるオランデーズソース、上質なハムも、たっぷりの青菜のソテー、全体的にリッチな味で美味しかった。
 
でも、それより美味しかったのは母の頼んだフレンチトースト。他のパンも食べたいから手伝って、と言われて半分私が引き受けたのだけれど、卵液が染みこんだふわふわの食パンに添えられていたのは、シナモン風味のクリームとりんごのコンポート。シロップも別添えでやってきて、1/2人前と言わず、おかわりしたいほど美味しかった。
 
グラスに盛られている苺ソース入りのヨーグルトと、自家製コンポート(ベリーたっぷり、キウイとパイナップルとメロンと……という感じのもの)も平らげて、朝食終了。
 
午前中は、余力があったら国立新美術館に行っても良かったのだけれど、今日は天気が悪く、外はけっこうな大雨で、窓の外が白く煙って何も見えないほど。
 
1階のペストリーショップでお買い物しましょと階下に行って明日の朝食用のパンを買ったり、母はお土産用にお菓子やジャムを買ったり(私もバームクーヘンを買ってもらってしまった)。
 
あまりに荷物が増えたので着替えの荷物ごと送り返してしまえと段ボール貰って配送の手続きなどしているうちに、チェックアウトの時間になってしまった。ホテルの1泊滞在って、あっという間だ。
六本木 ザ・リッツ・カールトン東京内「ひのきざか」にて
 旬のおすすめ昼会席
 日本酒(満寿泉 貴醸酒)
 日本酒(醸し人九平次 純米大吟醸)
お昼は、来よう来ようと言いつつタイミングが悪くて何年も振られ続けていた、ホテル内の会席料理のお店、「ひのきざか」で。
 
昨日のランチ同様、一休のプランで「【一休限定】会席 季節の味覚をふんだんに使用した、旬のおすすめ昼会席 通常9,936円→8,500円」なるものがあって、これを予約しておいてみた。同じフロアで会席、寿司、天ぷら、鉄板焼きのコーナーがそれぞれあって、会席のエリアは30席ほどという感じらしい。専門コーナーを抱えるだけあって、お造りも天ぷらもたいそう美味しかった。
 
そういえば、プランの説明に「お席は1時間30分制とさせて頂きます」と注意書きがあったのだけれど、それより長く座っていられたような気が。
 
出てきたお料理はこんな感じ~↓
 
先付
自家製白胡麻豆腐 蛍烏賊 美味出汁 山葵 花弁独活
 
食前酒代わりにと貴醸酒を頼んだのだけれど、それとは別に「桜の花のシロップ漬けを入れた発泡日本酒」もテーブルに。桜の色がグラスの底に沈んで、春らしい綺麗な色のお酒だった。
 
で、日本酒選んでいて、料理の写真は撮り忘れ。ねっちりした白胡麻豆腐の上にぷりぷりのほたるいか。桜の花弁型に切られた飾りの野菜は独活だったらしい。
 
お椀
器の蓋まで春だった、お椀。良い香り~。 海老真丈 こごみ 若芽 木の芽 花弁人参
 
山菜に木の芽、桜の花びら型の人参、そして器の蓋の裏まで桜がたっぷり、と、とても「春」だったお椀。
 
海外のお客さまも多いということでか、味はコースを通して全体的にしっかりめな印象。だしの風味も濃厚で、とても好み。
 
造里
テーブルの上に鳥かご!という素敵なプレゼンテーションのお造り。 鯛 鮪 烏賊 あしらい
 
そしてやってきたのは、テーブルの上に鳥かご。
 
後ろを向いた2羽の鳥が籠の中に入っていて、開けてみたら夫婦のおしどりだった(今日の一番上の写真)。
 
醤油の他に、自家製の「梅ポン酢」も添えられていて、お好みでどうぞとのこと。
 
まぐろといかの下には茗荷や水菜を使ったサラダ仕立てのツマがたっぷり敷かれていて、これは食べなきゃ勿体ないねとつついていたら、「そちらに梅ポン酢をかけていただいても美味しうございます」ですって。
 
お凌ぎ
桜の葉っぱも食べちゃいました……お凌ぎの桜蒸し。 桜蒸し 雲丹 道明寺 うすい豆 銀あん 山葵
 
うにとわさびの乗った、薄紅色の桜蒸し。
 
私は治部煮が好物なので、とろみのあるおつゆとわさびの組み合わせが大好きだったりする。
 
器が「大明成化年製」の文字入りの、溝のない「乗せるだけ」の蓋つき容器。大明成化って、景徳鎮の窯名らしいけど、さすがにこれは単に「飾り」としての字、だよね?
 
焼物
柚子胡椒が美味しかったです、の丹波黒どりの焼き物。 京都丹波黒どり三味 焼筍 菜花 三色団子 桜塩 トリュフ塩 柚子胡椒
 
桜塩とトリュフ塩、柚子胡椒が添えられて、お好みでどうぞ、の丹波の黒どりの焼き物。菜の花と筍も添えられて、下にひっそり敷かれていた「桜の葉の塩漬けの天ぷら」が地味にすごく美味しかった。
 
三色団子はみたらし風味。
 
「菜の花にトリュフ塩」とかも美味しかったけれど、桜塩も風味があって良かったけれど、私は鶏には柚子胡椒がお気に入り。
 
温物
ねぎどっさり!の帆立の葛打ち。 帆立葛打ち 花かつお 芹 茗荷 長ネギ 九条ネギ 小松菜 黄韮
 
事前に、母はあまり貝類が得意ではないのです……と伝えておいたところ、母の元には同じ調理法の鯛の蒸し物がやってきた、「帆立の葛打ち」。
 
おひたしのような感じで、帆立の他は九条ねぎがたっぷりと、青菜や茗荷、にらに芹。なかなかボリュームがありました。そろそろお腹いっぱい……。
 
揚げ物・食事
最後に伊勢うどんと穴子の天ぷら!うま! 穴子天麩羅
三色伊勢うどん 冷やしうどん汁
 山椒うどん 合鴨 焼葱
 蓬うどん 大根おろし
 桜うどん 生海苔
 
最後に同時にやってきたのは、伊勢うどんと穴子の天ぷら(大好物!)。
 
でも、残念ながら母が「穴子」も「うどん」もそれほど好きではなくて、そもそもそろそろお腹もいっぱいで、母の分を半量引き受けたらかなり大変な事になってしまった。でも残したくなかったし、好物だし。
 
塩でいただくさくさく食感の穴子の天ぷら。
 
伊勢うどんは、本場のどろっと甘いみたらしのようなおつゆではなく、関東のうどんつゆの食べやすいもの。添え物が別添の小皿に盛られていて、山椒風味のうどんには焼き葱と合鴨を、よもぎ入りの緑のうどんには大根おろしを、桜うどんには生海苔を添えてどうぞということだった。
 
見た目はそうとわからないのに、山椒うどんはかなりはっきりと山椒の風味。鴨ねぎとの相性抜群だった。海苔&桜うどんも美味しかったなー。
 
水菓子
最後は桜のブランマンジェ。全部のお皿が春でした。 桜ブランマンジェ チェリー
 
ブラックチェリーのコンポートを添えた、桜風味のブランマンジェでおしまい。とろけるような素敵な食感だった。
 
朝食のお店と同じく、このお店も自然光がたっぷり入り、天井が高いこともあって開放感のある心地よい空間で、味覚以外にも色々満足。良いお店でしたー。
 
ミッドタウンで買ったお惣菜
 焼きとうもろこしのミートローフ
 まぐろの竜田揚げ 九条ねぎソース
 緑野菜とモッツァレラチーズのサラダ
「94団」の焼き鳥
 かわ・つくね・ねぎま
焼き豚
とり豆腐
御飯
ビール(オリオン いちばん桜)
夕方の新幹線で母は帰郷とのことで、昼食後は昨日歩かなかったミッドタウン内の雑貨屋巡り。
 
正直、あまり「これ」という好みな店がないミッドタウン、でも「THE COVER NIPPON」は大好きなお店。
 
値段が良いものばかりなので、基本的には「見るだけ」に終わってしまうのだけれど、食器や酒器、和雑貨など、素敵なものが色々ある。
 
母は綺麗な有田焼の酒器を買うことにしたらしい。私は、以前から気になっていた「KOMONシリーズ」の豆皿を。
 
あんたも疲れたでしょうから、夕飯は何か買っていきなさい、と、最後はミッドタウン内のスーパーで惣菜を数種類。だんなの帰宅の具合がわからなかったので、息子と2人で食べきれる量をと、まぐろの竜田揚げやとうもろこし入りのミートローフ、サラダを買って帰ってきた。
 
けっこうぎりぎりの時間まで六本木にいたものだから、タクシーで「東京駅まで急いでくださーい!」という事になったりもしたけれど(運転手さん、超がんばってくれた……申し訳ない……)、少しの余裕をもって母を予定の新幹線に見送ることができて、私も帰宅。
 
明日からいよいよGW本番ということで、だんなも残業無しで帰れることになり、「じゃあお惣菜を追加すれば良いかなー」と、焼き鳥屋さんでいくらか焼き鳥を購入、お惣菜満載夕御飯になった。
 
私が作ったものといったら、数日前に作ったのを火を通し続けていた「とり豆腐」くらい。
「お惣菜の味」って、やっぱり「お惣菜の味」以外の何物でもない(微妙に味が濃かったり、微妙にわざとらしい味だったり……)のだけれど、それでも「飽食モード、これで終了~」と、少しばかりホッとした気分になった。

2016年4月27日水曜日

今日はコンサート

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「Johan」の
 コーンパン 他
枇杷・さくらんぼ・苺・りんご
カフェオレ
今日は私と母、2人でコンサートにお出かけ。夜の武道館でのコンサートだから、帰ってくるのがちょっと大変そうだねと六本木に1泊してしまうことにした。だんなと息子に留守番を頼みつつ、朝御飯はいつも通りな感じで。
 
「Johan」のコーンパンを買いおいたまま、他の店のパンを食べてしまっていた昨日一昨日。せっかくの美味しいコーンパン、早く食べてしまわないとと、今日はコーンパンを中心に、あとは残ったパンをあれこれ。だんなと息子には炒めウィンナーと目玉焼きも添えた。フルーツも、りんごが増えて今日も山盛り。
六本木 ザ・リッツ・カールトン東京内「TOWERS」にて
 シェフズテーブルランチ
今日の宿泊ホテルは、これが宿泊は初めての「ザ・リッツ・カールトン東京」。
 
このホテル内の和食のお店に行ってみたいねと、六本木に遊びに来た時に何度か予約を試みたのだけれど、会席の方のお店で食べる機会がなかなか得られなかったものだから、今回は事前にがっちり予約を入れておいた。今日のお昼も、「遅めにたっぷり食べて夜に備えよう」という考えで予約済み。
 
幸い、「一休.comレストラン」でお値打ちなプランを見つけることができて、お昼は「モダンビストロ TOWERS」の、メイン料理は選択制、前菜とデザートはブッフェスタイルのプランを予約することができた。本来はその「シェフズテーブルランチ」が3900円+税サなところ、一休のプランはソフトドリンクが1杯ついて税サ込で4000円。
 
ブッフェ台の料理も手が込んだものばかりで、大満足な内容だった。母も私もうっかり要追加料金のメインディッシュを選択してしまったりして。
 
Starters
リッツカールトン東京「TOWERS」にて、ブッフェ式前菜のランチを。どれも美味しい~♪ ブッフェコーナーは「シェフズテーブル」という名前がついているらしい。
 
「お好みのサラダ、前菜、スープをシェフズテーブルからどうぞ」ということで、メインの料理ってどのくらいのボリュームなのかなぁと思いつつも、ついつい2往復。
 
品数は、シンプルめなパンが数種類、スープは温かいの(ひよこ豆のスープ)と冷たいの(カリフラワーのヴィシソワーズ風)の2種類、サラダ野菜とドレッシング3種類ほど。
 
ハム類やスモークサーモンの他は、ちょっと凝った前菜が10種類ほど、といった感じだった。でも全種類は食べられなかったなー。
 
上の写真の皿は、トンナートソースのバーニャカウダ風、鰹のたたきなども入ったニース風サラダ、サーモンマリネ、トルティージャ。
 
牛乳瓶のような容器に入ってストローで飲む(!)のが、カリフラワーの冷製スープ、銀色のボウルのような器に入っているのは「フォアグラのフラン グリンピース」という料理。
 
プランについてくるソフトドリンクをグレープフルーツジュースにしてもらって、それとは別にグラスのスパークリングワインも貰い、「これ、交互に飲めば口の中でホワイトミモザ風になるよ~」と話しつつ美味しくいただいた。
 
エッグココットが、とっても美味しかったのでした。蛸のサラダも。 お代わりの2皿目!
 
ガラスの器に入っているのが蛸のサラダ、右はじゃがいもとバジル、チョリソーの入ったエッグココット。
 
奥はフジッリのカレー風味サラダと生ハム、ハム。手前はリュスティック風のパン。
 
卵が絶妙な半熟具合で、チョリソーの辛味や器の底に入った滑らかなマッシュポテトとの食感の組み合わせも面白くて、とても好みな料理だった。カレー風味のフジッリは、心地よく冷えていて、なのに油脂のベタつきなどがなくて「あら、これお弁当に入れてみたい」と思った美味しさ。
 
ブッフェ料理は常温で供されるものもけっこうあるし、小さく綺麗にまとまっている品も多いから、お弁当のヒントになるものも多いんだよね。眼福でした。
 
Main
こちらは母の皿、牛サーロインのグリル。 メインディッシュは6種類からの選択。
 
帆立貝のソテー、カンパチのコンフィ、ラム肩ロースの煮込み、季節の野菜とバジルのリングイネは料金内。
 
「牛サーロインのグリル ポテトコンフィ オニオングラッセ クレソン」は+1600円で、「本日のお魚 バター風味のポテトとキャベツ オニオンのジュ ジュニパーベリー」は+900円。
 
それだと母は牛肉を選ぶだろうなぁ、んでもって食べきれないんだろうなぁ、じゃあ私は魚にしておこうかな……と、「本日のお魚」が「的鯛」だったので、それにしてみた。
 
上の写真が、母の選んだ牛サーロイン。母は「けっこう堅いお肉だわ」と言っていたけれど、確かにサシの入った和牛的なものではなく、とても私の好きな方向の、良い感じの赤身の肉。緑色のソースがクレソンの風味。
 
私の魚の皿が、今日の一番上の写真。
 
魚の下に柔らかに火が通ったキャベツとじゃがいも、テーブルで注いでくれる褐色のソースがジュニパーベリー風味の玉葱たっぷりの魚介ソース。ほの甘くて美味しかった。
 
魚の身がほろほろと柔らかく、全体的に優しい味で、案の定母が「お魚の方が食べやすいわー」と。そうでしょうとも、と、途中でお皿を交換して、期せずしてメインディッシュと魚と肉、両方楽しめることになってしまった。
 
Dessert
もっと食べたかったんだけどー、さすがにおなかいっぱいで。 そしてデザートもブッフェスタイル。
 
ホットの紅茶を貰って、厳選に厳選を重ねて4種類のデザートを貰ってきた。本当はもっともっと食べたかったのだけれど、さすがに満腹。
 
チョコレートケーキは「チョコレート&ピスタチオ」、盛りつけが雑になってしまったプリン風のはアールグレイのクレームブリュレ。
 
手前左はカシスティラミスで、あとは洋梨のスパイシーコンポート。
 
他にもラズベリーチーズケーキ、季節のフルーツタルト、チェリークラフティー、ラズベリードームなどのチェリー中心のフルーツケーキや、ザ・リッツ・カールトン チョコレートケーキ、フォンダンショコラなどのチョコケーキもブッフェ台に並んでいた。
 
特に、ホテルの名を冠したチョコレートケーキがザッハトルテ風の濃厚そうなものでたいそう美味しそうだったのだけれど、その濃厚そうな外見に臆してしまって手は出せず。……食べられなくてひたすら無念。
 
この皿を平らげた後に、「もう少しだけ、少しだけ……」と、洋梨のコンポートのおかわりと、ベリーたっぷりの「赤ワインのフルーツゼリー」を貰ってきて、おしまいにした。
 
窓に面したカウンター席でいただいた料理、居心地も良いし目にも美しいしで大満足。おいしかったー。
 
スカイツリー側のお部屋だったんだけど、天気がいまいちだったのが残念。 遅めのランチを終えるとちょうどチェックインのタイミングで、カードキーを貰って本日のお部屋に。
 
着替えの入ったバッグ類や、昼食前に盛大に買い物しちゃった紙袋など、預けていた荷物は既に全部部屋に運ばれていた。
 
部屋は都内のホテルにしては最高峰レベルの広々っぷり。どーんと開けた大きな窓は電動で上から降りてくるタイプのカーテンで、東京の景色が存分に楽しめるようになっていた。
 
その大きな窓に面してライティングテーブル(椅子は2脚)が置いてあるというのも悪くない(デイベッドみたいな大きなソファーが置いてあるホテルもそれはそれで大好きだけどもー)。
 
客室のバーコーナー。壁紙が和風なんです。 和風の壁紙が使われているミニバーコーナーは、鉄瓶とモダンな和風茶器のセット、今やすっかり定番になりつつあるネスプレッソとカートリッジが4種類。
 
バスルームも広々としていて、シャワーブースつき。洗面台は直角に分かれた2面配置で、これがたいそう使い勝手が良かった。
 
チューブ状の容器に入ったシャンプーなどのアメニティは、「Asprey」というブランドのもの。なんでも英国王室御用達ブランドだそうで、リッツ・カールトンのためにデザインされたボトルなんですってー。柑橘系の良い香り。
 
お部屋に恭しくシャンパンがやってきました……いつ飲めば良いのかなー。 ……で、今回予約した宿泊プラン、朝食つきのにしたら、「お部屋にシャンパンとチョコレートをお届けします」という謎なオプションがついてくるものだったりして。
 
夜は部屋を空けてしまうから、もう持ってきていただいて大丈夫ですよーと伝えたら、恭しくワゴンに乗って「perrier-jouet」がやってきた。添えられたグラスも、このブランドを象徴するアネモネ柄の可愛いもの。
 
ハート型の缶に入ったホテルメイドのチョコレートも添えられて、後々調べたら、シャンパンの実売価格が5000円、チョコレートは1階のショップで3000円ほどで売られているものだったりした。あらまぁ、大変。
 
チョコレートは他にも、ウェルカムアメニティとして部屋に届いてたものも5粒ばかりあって、裸のままで置かれていたウェルカムチョコの方は滞在中に美味しくいただいた。シャンパンと缶入りのチョコは、結局滞在中に食べられなかったので持ち帰り~。
六本木 ザ・リッツ・カールトン東京内「THE LOBBY LOUNGE」にて
 クラブサンドウィッチ
 季節のフルーツ
 カクテル(ジャスミンジュレップ)
で、夜はお待ちかねのコンサート。母、このコンサートのために今回上京したのだった。
 
「IL DIVO」のコンサート。色々凄かったです。面白かったー。 もう10年くらい前から、
「イルディーボって知ってる?素敵なのよ声がとっても綺麗なのよ」
と「IL DIVO」のファンだった私の母。
 
ちょいちょい来日してコンサートをしていたのは私も知っていたけれど、数ヶ月前に、
「4月に武道館でコンサートあるんですって!行ってみたい!チケットは今日発売なんですって!」
と母から突然に電話があったのだった。
 
え?今日なの?今日発売なの?もっと早く教えてくれたら先行予約とか抽選予約とかあったかもしれないのにー……となんとかS席2枚押さえて、母のアテンドをした次第。
 
私と同世代の男性4人組グループで、アメリカ、フランス、スイス、スペイン出身とそれぞれ出身が違うらしい。全員がオペラ畑の歌手というわけではなくてポップス、ミュージカルと様々な出身の者が混ざっているというのも魅力の1つみたい。
 
私も母に勧められてCDを何枚かは聞いたことがあるけれど、各歌手の名前を知っているほどではなくて、
「んー、でも、オペラの曲とか多いよね。普通にクラシックのコンサート行くつもりで行けばいいのかなー」
と構えていたら、全然そんなことはなかったのだった。
 
数週間前、ちらりとID DIVOのコンサートの雰囲気について調べたところ、「ペンライト」の文字が。え?ペンライトなの?ふっちゃうの?赤色推奨なの?え?え?と慌てて100円ショップでペンライト買ってきて、バッグに入れて持って行った。
 
「推しメン」が登場するその度に会場各所で黄色い声と拍手がわき起こり、中にはジャニーズのコンサートで見るような派手なうちわを振っている人まで。
 
そしてペンライトは確かにデフォルトだった模様。3人に1人は持っていて、そのうち7割が公式のペンライト振ってた感じで、なかなか衝撃的だった。客層は50~70代くらいの女性が中心という感じ。
 
最初は「ペンライト本当に振るの?……あらぁ、確かにみんな振ってるわね……」とびっくりした顔をしていた母も、途中からは「じゃあ私たちも振ってみる?」と出したペンライトを楽しそうに揺らしていた。私もこれ、人生初ペンライトだったかも。
 
全てが知っている曲というわけではなかったものの、ミュージカルの名ナンバー「Don't Cry for Me Argentina」が流れたりして、楽しかった。全員イケメンだし、声も最高だし、日本人にはあまり真似できそうにない甘いトークも多いしで、これは確かに妙齢の日本人女性の心が捕まれるのもわかる気がする。
 
ちなみに母の推しメンはスペイン出身のCarlosだそうです。私はスイス出身のUrsが良いなと思いました。(……で、帰宅後にだんなにパンフレット見せて、「私が誰が好みだと思ったでしょうか」と聞いたら一発で当てられたというオマケつき)
 
コンサート終了は21時半過ぎ。お客の年齢層の高さと、ついに降ってきた雨のせいでなかなかタクシーが捕まらなくて、ホテルに戻れたのは22時半を回った頃だった。
 
さすがにお腹が空いてしまって、まだ営業していた「THE LOBBY LOUNGE」で軽食とお酒を一杯。
 
ホテルラウンジで、深夜のクラブハウスサンドイッチ。 平日の深夜というのにラウンジは大盛況で、席に案内されるまで「今テーブルのご用意をしております」と先客の片付けを待たねばならなかったほど。
 
ささっとつまめて、さほど待たずに食べられそうな軽食をということで、クラブハウスサンドとフルーツの盛合せを頼んで、飲み物はミントジュレップ……ではなく「ジャスミンジュレップ」というものを。
 
「フラワーコレクション」という企画のカクテルの1つらしく、ジャスミンインフューズドバーボン、ミント、ジャスミンシロップ、と品名の下に説明が書いてあった。やっぱりミントジュレップのジャスミン版なのであるらしい。
 
良く似たカクテルに「モヒート」があるけれど、そちらはラムがベース。アメリカのケンタッキー州の名物カクテル(というかケンタッキーダービーのオフィシャルドリンク)のミントジュレップはケンタッキーバーボンがベース。
 
モヒート感覚でぐいぐい飲めることを期待して頼んだのだけれど、これはソーダで割られてない風の「バーボンのミントとジャスミンシロップ割り」的な濃厚なカクテルな感じ。氷を溶かしながらちびちび飲むような事になったけれど、でも口の中がさっぱりとして良い感じ。
 
クラブハウスサンドはフライドポテトとサラダも添えられてきて、期待以上にボリュームたっぷり。鶏肉、チーズ、ベーコン、トマト、レタス、あとはアボカド……も挟まっていたかな?テーブルにフォークとナイフも並べられたものの、手で掴んでがぶりといくのが一番事故が少なそうだったので、手づかみでわしわしといかせていただいた。焼きたての薄焼きパンがサクサクで、本当に具沢山。
 
フルーツ盛合せはベリーたっぷり、あとはメロン、りんご、パイナップル、グレープフルーツ、といった内容だった。
 
そんなこんなで部屋に戻るともう日付が変わる頃で、ささっと入浴済ませてベッドに倒れたのは午前1時。
 
せっかくの高級ホテルの滞在で、夜にホテルを離れるというのはなんだか勿体ない感じだったけど、夜景は綺麗だしお風呂も広いしベッドはふかふかだしでしーあわせー。明日は余力があったら美術館でもと思っていたけれど、今日ゆっくりできなかった分チェックアウトぎりぎりまで部屋でのんびりするのも良いかもだ。