2013年5月31日金曜日

2013年05月[写真一覧]

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2013年05月30日
2013年05月31日

ズッキーニで、パスタ

「サンジェルマン」のミートパイ
枇杷
アイスカフェオレ
食パン続きでちょっと飽きたこともあって、昨日「サンジェルマン」で買ってきたのは久しぶりのミートパイ。息子の分はミートパイよりこちらの方が好みかなと、カルツォーネを選んでみた。両方、中までしっかり温めて食べた方が美味しいパンだ。
 
今の季節の果物は、小玉すいかが出始めだったり、メロンもぼちぼち出始めていたり、でも国産さくらんぼはまだまだで、アメリカンチェリーがぼちぼち……と、「旬ど真ん中」のものがあんまりない印象。私的にはちょっとつまらない。
 
「あ、でも、枇杷が出てきたんだ」
と、昨日買ってきたのは枇杷。千葉の「房州びわ」も有名だけれど、今の時期は九州のハウスものになるみたい。それでも良いやと、お値段お手頃(1パック6個入り300円だった……かな)だったのを良いことに、買ってきてみたのだった。
 
今年の初枇杷は、甘さもちゃんとあってなかなか良い感じ。「すんごく甘い」というほどでもないけれど、上品な甘さと香りは他の果物とはまたちょっと違う感じで、私は大好きだ。酸っぱい枇杷をコンポートにするのも美味しいんだよね。「上品な桃缶」みたいな感じになる。
レタスのサラダ わさびドレッシング
ズッキーニとパンチェッタのパスタ
ほうれん草の豆乳ポタージュ
アイスティー
息子の習い事もない、のんびり気分でいただける金曜の夕御飯は「野菜多めに」みたいな事に。
 
昨日のスーパーでこれという肉や魚が買えなくて(特売はしてたけど「なんかちがうー」みたいなのが多くて)、家にあるもので済ませてみようと献立を考えた。
 
冷凍庫に入っているパンチェッタは、「ハイ食材室」で買ったもの。ブロックではなく、かなり薄めのスライスなのがちょっと物足りないけれど、使い切りサイズで、味の方は文句なく良い感じ。炒めると、これでもかと脂が染み出てくる。
 
そのパンチェッタを使って、あとは新玉ねぎとズッキーニと、自家製ドライトマトのオイル漬け。おろしたパルミジャーノ・レッジャーノもたっぷり使って、あとはにんにくと赤唐辛子。オイルベースのパスタにしてみた。
 
ズッキーニは先日産直スーパーで買ってきたもの。えらく太くて立派な、瑞々しいズッキーニで、夏にもこんな感じのズッキーニの扱いが続くのだったら、どっさりラタトゥイユかカポナータを仕込もうかなぁ、なんて企んでいる。
 
スープはいつもと趣向を変えて、豆乳ポタージュ。レシピ本捲っていて、「冷たい豆乳のスープは美味しいよね」と、すごく久しぶりに無調整豆乳を1パック買ってきてみた。
 
手持ちの野菜でできるものをと考えて、新玉ねぎと新じゃがと春の柔らかいほうれん草を細かく刻んでブイヨンで煮て、ハンドブレンダーで細かくピュレ状にしてから豆乳でのばして、冷蔵庫で冷やすだけ。ブイヨンで煮る段階で塩気はそれなりにつけていたけれど、豆乳を入れた段と冷やした段でまた味が違って感じるのでちまちま細かく塩胡椒足して調整してみた。良くも悪くも、思ったほどには「豆乳!」という感じにならなくて、息子も言われるまで気付かなかったくらい。
 
今の時期ならグリーンピースや空豆のポタージュなんかも、この調子で美味しく作れそうだ。うん、豆乳スープ、思った以上に美味しいかも。
 
あとはどっさりレタスのサラダも用意して、肉っ気はパンチェッタだけだという割には、ボリュームはなかなかにある夕御飯のできあがり。そこそこ野菜も消費できたことで、週末にまた産直スーパーで野菜あれこれ買って帰れるだけの冷蔵庫の余裕もできたのだった。

2013年5月30日木曜日

鮭入りのポテトサラダ

チーズトースト
シンプルスクランブルエッグ
ヨーグルト(チチヤス低糖)
アイスカフェオレ
冒険心溢れるトーストも良いけど、冒険した結果、朝から早々「クエスト失敗」とかになってしまってもアレだよね……と、トースト3日目の今朝は結局無難にチーズトースト。
 
いつか「しらすトースト」作ってみたいと思いつつ(色々バリエーションがあるみたいだけど、チーズと海苔が乗ってるのが食べたいな、と)、それをしたいと思うほどの美味しそうなしらすが店頭になくて、最近買い物に出るたびに「美味しいしらすが食べたーい……」と魚屋を覗いている今日この頃だったりする。
トースト云々じゃなくて、私はきっと単にしらすが食べたいのよね……多分。
 
あとは、毎度目玉焼きというのも芸が無いなとスクランブルエッグで。
適当にスクランブルエッグを作っていたはずなのに、突然「オムレツが綺麗に作れる前兆」みたいな動作ができてしまって、「あれ?この段階であれをあーすると、つまりオムレツってことだよね?」と少し開眼。オムレツに移行するにはちょっと火が入り過ぎてしまっていたので、結局そのままぐしゃっと固まりかけた卵を崩して、当初の予定通りのスクランブルエッグにしておいた。味つけはちょっと豪華にトリュフ塩。
和風ポテトサラダ
人参のサラダ
冷や奴
鶏のねぎぽん
豆腐と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
いよいよ関東も入梅だそうで、今日は一日どんより天気。
 
気温は低めだけれど湿度が高くて蒸し蒸ししていて、
「あー……なんかもう、ビール飲みたい」
と、今日の献立は「ビールが美味しい夕御飯」。
 
「鶏のねぎぽん」は、鶏をスキレットでこんがりと、皮目をバリッとなるように焼いて(皮目を焼く時に、上からターナーでぎゅうと押しつけると良い感じにバリバリになる)、適当にスライスしたら、刻み万能葱を大量にかけて、旭ポンズで食べるだけ。
 
好物の度合いで言えば「唐揚げ」とか「チキン南蛮」とか「油淋鶏」の方が上に来るけど(全部揚げ鶏なわけねよ……)、この「万能葱+旭ポンズ」の組み合わせも無敵の美味しさ。久しぶりに作ったけど、しみじみ美味しかった。
 
でもそれよりも、今日一番手間がかかったのはポテトサラダだったかも。
 
去年の『きょうの料理』に掲載されていた「和風ポテトサラダ」に、少量残っていたグリーンピースを混ぜてみた。
 
焼いた鮭をほぐして入れるポテトサラダで、マヨネーズは若干控えめ。レモン汁や隠し味に少量の砂糖も入って、あとはきゅうりと玉ねぎと。ポテトサラダにツナ缶を入れたりするレシピは知っていたけれど、焼き鮭というのはなかなか面白くて、たまたま特売していたのをまとめ買いした鮭が手元にあるのを幸い、作ってみたという次第。
 
脂の乗った鮭が入って、かなり食べ応えがある感じになったポテトサラダは上々の美味しさ。そう魚臭いということもないし、季節によってはお弁当おかずにも使えなくもない……かな?(さすがにそれはダメかしら)。
 
そしてやっぱりグリーンピースが美味しくて、こんな豆一粒の美味しさに幸せを感じる私は安いものだなぁ、なんて思ったりして。

2013年5月29日水曜日

時間がなくて

シナモントースト
炒めウィンナー&目玉焼き
ヨーグルト(チチヤス低糖)
アイスカフェオレ
6枚切りの食パンを購入すると、3日は食パンが続くことになる(冷凍庫あんまり余裕ないものだから、冷蔵庫に保存して一気に食べる……)2人暮らしの我が家。
 
今日用意したのはシナモントースト。バターたっぷりめに塗って、グラニュー糖とシナモンパウダーをさらさらと。あとは魚焼きグリルで4分、焦げないようにじっくりめにこんがり焼いたらできあがり。
 
その間に、今日は美味しいウィンナーを炒めて、目玉焼きも用意して。昨日とそれほどには変わらない朝食献立だけれど、「普通のベーコン」じゃなく「美味しいソーセージ」だと、それだけで御馳走感が高まった。
 
いよいよ関東も梅雨入り間近なのであるらしい。今日は一日曇天で、時々パラパラ小雨が降る肌寒い一日になるそうだ。温かいカフェオレの方が良かったかなーと思いつつ、普通にアイスカフェオレで。我が家にアイスコーヒーは、水だしの自家製。
人参のサラダ
牛肉とエリンギの焼き肉のたれ炒め
豆腐と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
今日は息子の塾の都合で午後5時半前に夕御飯……だったのだけれど、それをうっかり忘れてしまって5時近くまで仕事に没頭してしまった。
 
息子の「ただいまー」の声に我に返って「あれ?ええええええ!?」という状況に。
 
とりあえず御飯は冷凍のがあるし、味噌汁は用意してあった。人参のサラダも冷蔵庫にあるから、あとはメインのおかずだけ……と冷蔵庫から牛薄切り肉のパックを出して、「さてどうしましょう」と。中華風の黒胡椒炒めも良いけど、中華炒めは昨日作ってしまったしなぁ……と、ここは基本に返って(?)「焼き肉のたれ(=ジャン)炒め」。笑っちゃうほど簡単で、料理とも言えない料理だけれど、でも間違いなく美味しい。「そうそうこれこれ」という味になる。
 
似合いそうな野菜はどれかなと、冷蔵庫からエリンギと新玉ねぎを出して、それと共に、刻みにんにくと一緒に牛肉炒めて、塩胡椒して、最後にタレ回しかけてざざっとあおってできあがり。簡単すぎてごめんなさい……というおかずだったわけだけど、でもさすが既製品、安定の味わい。
 
早めの夕御飯の日は、早いうちからちゃんと献立考えておかないとダメよね……と改めて反省しつつ、一応体裁だけは整ってくれた今日の夕御飯。写真を撮る余裕もなくて、なので今日の写真はベランダでもりもり育ち中のバジルの苗を。これ、もうちょっとしたら間引いた方が良いのかなぁ……。

2013年5月28日火曜日

鶏を中華炒めに

バタートースト
ベーコンエッグ
ヨーグルト w/パイナップルジャム
アイスカフェオレ
今朝は、正統派朝御飯。
 
シンプルなバタートーストに、ごくごくフツーなベーコンエッグ(でも卵は産直スーパーで買ってきた、小ぶりだけど美味しいやつ)。プレーンヨーグルトには自家製ジャム、息子はリンゴで私はパイン。で、アイスカフェオレ。
 
ごくごくフツーだけど、卵が美味しかったり、ヨーグルトのジャムがしっかり美味しかったりで幸せな朝御飯。
 
でも、ベーコンだけはスーパーで買ってきたフツーのものだったから、そこだけがちょっと物足りない気分。やっぱりここは美味しいソーセージを添えるべきだったかな、と。
スティックきゅうり w/わさびマヨネーズ
茎ブロッコリーと鶏肉の炒めもの
わかめと葱の中華スープ
豆御飯
麦茶
今日の夕御飯は、鶏ガラスープやオイスターソースで炒める、中華味の炒めもの。
 
譚彦彬さんレシピの「アスパラガスと鶏肉の炒めもの」の調味料の配合を参考にしつつ、でも具はかなり無視して茎ブロッコリーとエリンギ、パプリカを使ってみた。
 
鶏は事前に塩胡椒と少量の溶き卵、片栗粉をしっかり揉み込んでおく。野菜は事前に湯通し、鶏も一度炒めてから除けておき、改めて中華鍋で刻み生姜と長ねぎを炒めたところに具材を全部戻し入れ、最後に調味料加えてあおったらできあがり。
 
手間はかかったけれど、しっかり下味のついた肉の美味しさと、全ての具材にほどよく火が入った状態の仕上がりは、かなり本格的に美味しくて、「手間をかけただけ美味しくできた」と心から感じられたおかずになった。
 
美味しいうちにと、わさびはたんまりすりおろして、月並ながらわさびマヨネーズ添えのスティックきゅうりで(←もうこれが、どうしようもなく好物)。息子はわさび控えめで。
 
昨日の続きの豆御飯も出して、メインのおかず以外はさほど手間をかけずに食卓の支度を調えた。
 
思った以上に御飯に似合う味のおかずで、豆御飯もおおいに箸が進み、すっかりお腹いっぱい。

2013年5月27日月曜日

豚肉のハニーマスタード

「サンジェルマン」の窯出しチーズのパン
缶詰(パイミン)
アイスカフェオレ
そういえば朝食用のパンの算段をしていなかったのでした……と、昨日、習い事振り替え(捻挫で欠席していた分)で朝からテニスに行っていた息子に
「朝御飯買ってきてくださーい」
とお遣いを頼んでみたのだった。
 
朝早いからまだ駅ビルの店はオープンしてないだろうし、サンジェルマンなら開いてるだろうからそこに寄ってきてくれる?とお願いして、「食パンと、あと明日のパンはおまかせで」と頼んでおいたところ、私の分は前に食べて美味しかった「窯出しチーズのパン」。うん、ナイスセレクトだ。
 
息子の分はメロンパンで、つい先日大手メーカー製のメロンパンも出したばかりだったから
「……君はもしかして、ソーセージロールとかよりもメロンパンの方が好物だった?」
と聞いたら、
「んー……そういうわけでも、ないんだけど」
だそう。
 
「ああ、たまたま、"明日食べたい"と思ったのがメロンパンな気分だったってことね」
「そうそう」
 
私がいつも選ぶようなソーセージロールやコーントッピングのパンはもちろん好物なのだそうで、なるほどねぇ……と、チーズ味濃厚なパンを私はもぐもぐ。
 
そしてデザートは、いつもとちょっと趣向を変えて、パイナップルとみかんの缶詰「パイミン」。
 
果物の缶詰って、そういえば「風邪の時に桃缶を食べる」くらいしか買おうという気にならないのだけれど、私はパイン缶もみかん缶も大好き。何週間か前にテレビで果物の缶詰作りの工程をバラエティ番組で流していて、「あ、パイミン……いいなぁ……」なんて思い、たまたま特売だったそれを数日前に買ってきたのだった。
 
独特な風味のシロップも久しぶりだとなんだかすごく美味しくて、
「……あ、思った以上にこれは美味しいや」
「うん、たまには、良いかも」
と缶詰フルーツを満喫。旬の生の果実をいただくのが栄養的には一番だろうなと思いつつ、たまにはね。
人参のサラダ・茹で茎ブロッコリー
ミックスビーンズと玉ねぎのサラダ
豚のもも肉ソテー ハニーマスタードソース
きぬさやと平しめじの味噌汁
豆御飯
麦茶
週末に買ってきた、超美味しいグリーンピースを使って、今日は豆御飯。同じ産直スーパーで買ってきた茨城県産豚もも肉は、炒めて食べることにした。
 
月並に生姜焼きにしようかなと悩んだ結果、添える野菜料理がちょっと洋風寄りになったこともあって、試しにと作ってみたのは「豚肉ソテーのハニーマスタード添え」。
 
至極簡単で、豚肉に塩胡椒をして焼いた後、空になったフライパンにはちみつと粒マスタードを同量ずつ加えて軽く煮詰め、それをソースとしてかければできあがり……というものだ。美味しいだろうなと思うの反面、「それだとちょっと甘すぎないかなぁ」という思いもあって、ソースは味見をしながら醤油も少し足してみることに。これがなかなか良い感じで、私は醤油入りの方が好みかも。
 
千切りにして塩揉みにした人参は、"酢たれ"とクミンシード、ちらっとカレー粉もまぶしてエスニック風サラダに。残りもののミックスビーンズのサラダと、茹でた茎ブロッコリーはガーリックソルトかけて。
 
そこそこ彩り良くなった大皿に、炒めた肉盛ってハニーマスタードソースかけて、そう時間もかからずに野菜たっぷりプレートにできあがり。
 
でも、そんなおかずよりも今日一番美味しかったのは「豆御飯」。米と一緒に豆も炊いてしまうと豆が柔らかくなりすぎてしまうので(御飯にしっかり豆の香りがついて、それは良いのだけど)、今日も後入れで。あらかじめ塩茹でしておいた豆を、御飯の蒸らしになった段階で釜に入れて蒸らし終えたらできあがり。
 
春は豆類がたくさん市場に出てくるので、密かに豆好きな私はときめく毎日。また買ってこよう。

2013年5月26日日曜日

ねぎぶた。

コッペパンの
 卵サンド
 ジャムバターサンド
カフェオレ
昨日、産直スーパーでドッグパンを買ってきた。かなり小ぶりで、ホットドッグを作るにしても長さ8cmほどのウィンナーソーセージ1本でちょうど良いくらいのサイズ。それが4本。
 
「まぁ、サンドにして食べようかな」
と、卵サンドを2個、ジャムバターサンドを2個作って食べることにしてみた。
 
卵はごくごく普通に茹でて刻んでマヨネーズ。レタスと共にパンに挟んだ。もう一方にはしっかりたっぷり多めのバターを塗って、自家製苺ジャムをたっぷりと。
 
元々「ジャムバターサンド」(私は苺ジャム使うのが好き)は好物だったけれど、自家製の美味しい苺ジャムを使うとその美味しさもまた格別。思った以上にこれが美味しくて、朝から幸せな気分になってしまった。
 
今日は朝のうちはちょっと涼しくて、温かいコーヒー淹れてもぐもぐ。
ココイチ味のドライカレー
麦茶
お昼は、ちょっと変わったものを用意してみようかなーということで、「CoCo壱番屋味のドライカレー」。
 
たまたまスーパーでみつけた、「CoCo壱番屋監修ドライカレーの素 マイルド」を使って、昼に合わせて炊いた炊きたて御飯を炒めてみた。ペースト状のカレーを御飯に混ぜつつ炒めるだけ。
 
商品説明によると、「ココイチのカレールーで香りよく仕上げた「ドライカレーの素」です。豚肉・じゃがいも・にんじん・玉ねぎの具材入りなので、フライパンでごはん炒めるだけで簡単にココイチの味が楽しめます」といったものなのだそう。
 
パッケージには、炒めたドライカレーを耐熱皿に盛り、チーズを乗せてオーブンで焼くのも良いですよ、なんて書かれていて、
「それは息子が喜びそうだなぁ……」
と思いつつ、とりあえずカレーピラフ状のまま食卓に出した。
 
「おお!すっごいココイチだ!」
「……うん、こりゃ、思う以上にココイチだったね……」
面白いね、すごいココイチだね、と、ちょっと感動しながらもぐもぐ。
 
チーズ乗せてオーブンで焼いたやつも是非食べてみたい、だそうで、CoCo壱番屋大好きな息子は「これは美味しい」と大喜びだった。
 
「……そんなにココイチが好きかー……お母さんはゴーゴーカレーの美味しさを知ってしまったからなぁ」
お母さんはゴーゴーカレーの方が好きなんだよねぇ……と言うと、
「いや、ココイチ最強だよ……あ、でも、そこにボンカレーネオが来たら、ちょっと困る」
だそう。
 
「すごいな!ボンカレーネオ、強いな!……フリーザ様並か」
「いや、むしろ魔人ブウレベル」
「……ボンカレーめっちゃ強いな!」
それって最強じゃない?……ボンカレーの強さを侮ってたよ……なんて、くだらない事を話しながらもぐもぐもぐ。
 
ちなみにこのCoCo壱番屋ドライカレーの素、見たことはないけれど「CoCo壱番屋監修 チーズドライカレーの素」もあるそうで。
 
息子、これ食べたがるだろうなぁ……。
ミックスビーンズと玉ねぎのサラダ
ねぎ豚
きぬさやと平しめじの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
夕飯にと作ってみたのは、一度作ってみたかった「ねぎ豚」。
 
数ヶ月前の『dancyu』で、これは美味しいと紹介されていた料理だ。至極簡単で、鍋の底にみっちりと長ねぎ並べて、紹興酒と醤油と水で豚バラを1時間半煮るだけ。葱から水分が出て、最高に美味しく煮上がる……のだという。
 
ちょうど昨日長ねぎを買ってきたところでもあったのでル・クルーゼに敷いてみたのだけれど、5本並べた葱が、それでも物足りないくらいだった。あまり太くない葱だったせいもあるものの、これは真冬の太い葱が安売りされている時に買ってきて作るのが良い料理……だったのかも。
 
ともあれ1時間半。最初は「水分足りないんじゃ?」と思った鍋の具合も、葱から出た水分で良い具合にひたひたになり、美味しく煮えた。でもでもやっぱり、太い冬葱どっさり使った方が、これはもっと美味しくできたのかも。
 
葱と共に煮えた豚肉を深鉢に盛りつけて、「なんだか豆が食べたい」と用意したのはミックスビーンズのサラダ。
 
ワタナベマキさんレシピの「ひよこ豆と玉ねぎのサラダ」を参考に、塩揉みした刻み玉ねぎと、市販の水煮ミックスビーンズを合わせて、「八方だし」と「酢たれ」だけで調味する。合わせ調味料さえできていればあとは簡単なこの料理、「この合わせ調味料、やっぱり便利かも」と思いながら、ものの数分で準備が完了。
 
お昼のドライカレーがそこそこの分量だったので、ちょっと軽めに済ませた感じの夕御飯。週末に産直スーパーで買い物してからの豚肉料理、という流れで固定化しつつある今日この頃。

2013年5月25日土曜日

美味しい野菜で

ベーコンエッグのバンズサンド
アイスカフェオレ
土曜日だけれど、そこそこ早起き。今日は息子、午前練。
 
バンズパンが余っていたなということで、今日はスタンダードにベーコンエッグサンド。バンズはバター塗ってチーズを乗せて魚焼きグリルで軽く温め、フライパンで焼いたベーコンエッグをサンドするだけ。胡椒ガリゴリ挽いて、粗塩ぱらっとふって、「いただきます」。
 
この具材の組み合わせなら、「やっぱりイングリッシュマフィンで良かったんじゃない……?」と思ってしまったりして。バンズはやっぱりハンバーグ挟む方がそれっぽい感じになるわけで、バンズの扱いはなかなか難しい。
春野菜と鶏むね肉のフェットチーネ
アイスティー
息子不在の午前中、今のうちにと野菜産直スーパーへお買い物。例によって見切り品になっていた豚肉を籠に入れたり、美味しそうな野菜と一緒あれこれお買い物してきた。今日は、以前食べて悪くなかった生パスタも見切り品で半額。
 
今日が賞味期限だったそのパスタ、こりゃ良いものを見つけたなと早速お昼に食べることにした。フェットチーネのような平たいパスタは、手打ちだとその食感の違いもはっきり感じられて良い感じ。特に具は考えずに、「家に帰ってから考えよう」と、どっさり買った野菜と共に帰ってきた。
 
今日は何故か、帰宅が激しく遅かった息子。昼御飯は2時近くとずいぶん遅い事になってしまって、なのに今日は塾の都合で「夕飯は5時」と大変カオスな展開に。
 
昼夜兼用でしっかりしたものを4時半頃に用意した方が良いのかしらと悩みつつ、でもお腹も空いてしまったので昼は予定通りの献立で出して、夜を軽めにすることにした。茹でるのに十数分かかる乾麺ではなく、数分で済む生麺だったのはラッキーで、手早く昼食の支度をすることができた。
 
冷凍してあった鶏むね肉のブライン漬けを解凍して、薄切りにしてからさっと茹でる。野菜は「緑一色の春野菜にしてみよう」と、今日買ってきたグリーンピースときぬさや、茎ブロッコリーで。これも茹でておいて、あとはオリーブ油でにんにく炒めて生クリーム注ぎ、そこに野菜と肉も加えて煮詰めていった。最後に別茹でしたパスタと和えてできあがり。卓上で黒胡椒がりごり。
 
特に参考にしたレシピもなくて適当に作ったパスタ料理だったのだけれど、味は上々。今日買ってきた野菜がどれも素晴らしく美味しくて、「野菜ありがとう!」という感じ。グリーンピースは香りが本当に素晴らしいし、茎ブロッコリーはブロッコリーというよりアスパラのようなシャクシャク感。鶏むね肉もしっとり柔らかくて、
「あ、すごい簡単だったのにすごく美味しい料理ができちゃった」
と私は御満悦。
牛肉サラダどんぶり
平しめじと玉ねぎの冷たいミルクスープ
麦茶
というわけで、遅めの昼御飯からものの3時間ちょっとで訪れる夕御飯。
 
「お菓子つまむくらいで良いじゃん」という思いもよぎりつつ、でも息子はこれから夜10時近くまで塾だし、やっぱりそこはちゃんと食べさせないと……ということで、用意したのは「牛肉サラダ丼」。ケンタロウさんの「カルビサラダどんぶり」レシピを参考にした。
 
焼き肉用の牛肉(今回、オージービーフステーキ肉を適当にスライスして代用)に、胡麻油や醤油、おろしにんにく、香辣脆などを揉み込んでおき、スキレットで良い感じに焼く。それをサニーレタスと白髪葱を入れたボウルに加えてざざっと和え、御飯に盛ったらできあがり。仕上げにぱらっと炒り白胡麻をふりかける。
 
あとは、冷蔵庫に入れておいた昨日のミルクスープ。冷たいスープは塩気が淡く感じられがちなのでちょっと塩を足して、クミンパウダーをほんのひとつまみ散らして、食卓に出した。これからの季節、冷たいスープとか、ガスパチョとか、美味しくなってくるよねぇ……(ガスパチョ、超大好物)。
 
「ささっと食べられそうなものにしてみたよ」
あんまりお腹空いてないでしょ?そうじゃなかったらがっつりステーキ丼にしようかと思ってたけど……と食卓に出したら、
「いや、僕はステーキ丼で良かった」
と、息子。そ、そうですか……あっさりめのサラダ丼よりそっちでしたか……(そりゃそうだわね)。
 
でも、別に肉が少ないということもなく、「サラダも一緒に食べられるピリ辛味ステーキ丼」みたいなものだったので、そう悪くはなかったんじゃないかなと。私はサラダスパゲティなどが大好きなので、これもなかなかツボだった。この丼メニュー、鶏肉でやっても美味しいかも。

2013年5月24日金曜日

鶏を焼く

自家製コンビーフのバンズサンド
ヨーグルト(牧場の朝 ストロベリー)
アイスカフェオレ
スーパーで見切り品になっていた、バンズパンを買ってきてみた。この手のもので良く買うのはドッグパンだから、目先が変わって良いかも……?と思ったのだけれど、イングリッシュマフィンを買ってきた方が使い勝手は良かったかも……と思ったりした今日の朝御飯。。
 
挟んでみたのは、自家製コンビーフどっさり入りのスクランブルエッグ。塩胡椒を足しつつ卵とコンビーフ炒めて、あとはレタスと玉ねぎトマト、マヨネーズ。全部積み上げて、うずたかくなったパンを上からぎゅうと軽く押さえてから食卓に出した。
 
自家製コンビーフは塩気はそれほど強くないので、塩ふって、マヨネーズも絞って、それでちょうど良いような感じ。自然な肉の味でこれはやっぱり美味しくて、我が家の常備菜になってくれそうだ(基本は冷凍保存ね)。
そら豆のハーブ蒸し
クレソン&カプレーゼ
チキンのはちみつ焼き
平しめじと玉ねぎのミルクスープ
麦茶
なんだか長かった感のある今週(それは多分、人狼BBSに参加していて数日前まで寝不足全開だったから……)。
 
今日は、特売(1本100円くらいだった)の骨つき鶏もも肉を買ってきたので、それを焼いて食べることにした。本当は一晩塩水に漬けてから焼いた方が中まで塩気が染みてしっとり美味しく焼けるのだけれど、今日はそこまでの時間がなかったので別の味つけで食べることにした。
 
参考にしたのはケンタロウさんレシピの「チキンのはちみつ焼き」。はちみつと醤油、オイスターソースなどを肉に絡めて少し置き、その後オーブンで20分ほどかけて焼き上げる。ほのかに甘く、そして馴染みのある醤油味なので、どこか中華のチャーシューにも似た、甘じょっぱい良い感じの味わい。
 
ただ、はちみつが入っているということもあってか、思った以上に焦げやすかった。「まだ大丈夫そうだわね」とオーブンから目を離したほんの5分ほどの間にあっという間に焦げ目がついてしまい、そこのところは難しかったな、と。かなりマメにオーブンを覗かないとダメだったみたいだ。
 
で、今朝のサンドに使ったトマトの残りはモッツァレラチーズと合わせてカプレーゼに。クレソンと一緒に皿に盛って、そして昨日買ったぷりっぷりの空豆は「ハーブ蒸し」。
 
鞘から出した空豆を鍋に入れ、ベランダで鉢植えにしているタイムとイタリアンパセリとローズマリーを適当に切ったものも鍋に入れたら、水を1カップほどと塩を小さじ1くらい。蓋して2分ほど強火にかけ、蓋したまま数分蒸らしてできあがり。雑誌に載っていた簡単おつまみで、「ほんとにこれだけでハーブの香りちゃんとつくのかしら?」と半信半疑やってみたら、思った以上にちゃんとハーブの香る洋風おつまみになった。
 
スープは、空豆と一緒に買ってきた「平しめじ」(って名前で売ってた。平茸とは別みたい)を使ってミルク味。これでもかと細かく刻んだきのこと玉ねぎをバターで炒めてコンソメで煮、最後の牛乳注いでできあがり。ミキサーにかけてポタージュ風にしても良かったのだけれど、そこまでしなくても良いかなと、細かなきのこがふわふわ漂うスープにした。今日はできたての温かいままいただいたけど、残ったら冷蔵庫に入れて冷やしても美味しそう。
 
骨つき鶏ももはサイズはさほどでもなくて、骨なしの鶏もも1枚食べるよりも、むしろ「肉の量」は少ないくらいだったと思う。でも、骨付き肉って「肉食べてるぞー!」感があって楽しいし、実際、骨際のところなんか最高に美味しいと思う。今日も口と手をべったべたにしながら満喫したのだった。
 
鶏の丸焼きもそのうちやりたいけど……息子と2人だとちょっと持てあましてしまいそうだよね……。

2013年5月23日木曜日

ダッシュで観劇

「Pasco」の
 ファボールサンド(コーヒー)
 北海道ミルクカスタードメロンパン
アイスカフェオレ
ヨーグルト(牧場の朝 ストロベリー)
「なんでこんなにたくさん買ってきちゃったんだっけ……?」
と数日前の己の所業を不思議に思いつつ、まだ残っていた大手メーカーパンの最後の2個を食卓に。クリームを挟んだドッグパン的な「ファボールサンド」と、ミルクカスタードをサンドしたメロンパン。
 
数日続けて食べると、大手メーカーのパンはやっぱり大手メーカーのパンで、
「……まともなパンが恋しいかも」
と思い始めてしまうのだった。あ、でも、メロンパンはそこそこ美味しかったかも。
 
まぁ、今日はお昼外食だし……と、楽しみに朝の家事を済ませたところで、友人からメールが来た。「お昼ご一緒、無理かもしれない」。あらあらあらあら~。
スティックきゅうり w/ わさびマヨネーズ
「551蓬莱」の焼売
「京樽」の夏の海鮮ちらし
豚汁(ラスト)
麦茶
今日は、息子の学校のPTA仲間Yさんと「オペラ座の怪人」観劇なのだった。
 
PTAの用事で何度か我が家に来てくれていた時に「私、オペラ座の怪人が大好きで~」なんて話になったところ、「私、ずっと見て見たかったんだけどまだ一度も実現してなくて!」とのこと。6月で今回の東京公演は千秋楽ですよ?見るなら今よ?と、C席観劇をご一緒することになったのだった。
 
せっかくだから汐留で一緒にお昼ご飯!と2人であれこれ考えていたのだけれど、タイミング悪くお子さんが発熱してしまったとのこと(よくあるよくある……そういう時に限って子供というのは体調崩す……嫌がらせか!?というほどに……)。それでも観劇は絶対行くから待ち合わせ時間を遅くして欲しい、と連絡があったのだった。
 
それは仕方がない、と、私も家でごく簡単なお昼ご飯済ませて、開場と同時に着くくらいのタイミングの電車に乗るよう、待ち合わせて新橋に移動。移動して、劇見て、すぐ帰る……という感じになってしまったけれど、でも「見て良かった!すごかった!面白かった!」と喜んでくれたので何よりだ。
 
オペラ座の怪人、本日5/24のキャストはこんな感じ…… 今日の配役はこんな感じ→
 
1週間前にも見に来ているのに、またもガラリと配役が変わっていた。
 
高井怪人&高木クリス&涼太ラウル。安定の「鉄板」的組み合わせで、これが今東京公演最後の観劇だと思うと、「うん、この配役で見るのが最後というのは、良かったかも」と思いながら観劇した。
 
ピアンジがドン・ファンの勝利で歌詞をトチったり、前半(イルムートだったか、その前だったか)にオーケストラのホルンが派手に音を外したりしたものの、高井さんは安定の熱演怪人。"お人形さん的"なクリスティーヌも、今日も変わらず可憐だった。涼太ラウルも、クライマックスシーンで良く回ってた。
 
ご一緒した友人とは、この観劇前に我が家でロンドン公演のDVDを見せたりもしていたところ。白人の彫りの深い顔&英語の歌詞の方がしっくり来るなと感じる部分もある反面、でもこうして劇場で見るのが最高だよね、とも思う。
 
生のオーケストラの音はやっぱり良いし、凝りに凝った大道具の複雑な仕掛けもすごく好き。照明の妙とか色々あって、「自分がオペラ座の観客になっている」気分が味わえるあの不思議な感じは、やっぱり生の観劇ならではのものかな、と。
 
で、観劇後は電車が混む前にと急ぎ電車に乗って帰宅。
 
うっちゃって出てきてしまった仕事の続きがあったこともあって、夕飯は地元の駅ビルで簡単に食べられるものを買って帰ることにした。
 
で、選んだのがお寿司屋さん「京樽」の「夏の海鮮ちらし」。息子の分も同じ店で、ちらしときしめんのセットを買った。
 
夏までの期間限定商品の「夏の~」は、ウニ、するめいか、釜揚げしらす、枝豆、といった夏らしい具材がトッピングされているというもの。しらすとウニは嬉しいなぁ……と、これにしてみたのだった。
 
卓上に息子のお土産わさびも出して、盛大にすりおろして「わさび醤油」をかけながらもぐもぐ。
 
肉っ気が欲しいからと冷凍してあった「551蓬莱」の焼売も少し蒸したり、わさびマヨネーズつけて食べたいなときゅうりも切ったり、手間をかけずにそんな感じの夕御飯。なんだか春があっという間に過ぎてしまった感があって、気分はもうなんだか「枝豆と冷や奴とビール」という感じ。

2013年5月22日水曜日

つめたいパスタ

「日本ハム」の「リコッタチーズのパンケーキ」
アイスカフェオレ
スーパーで赤札になっていた日本ハムの「リコッタチーズのパンケーキ」。
 
「生地にはさわやかな風味となめらかな舌ざわりが特長の、自家製リコッタチーズが入っています」ですって。パッケージのパンケーキの写真は、限りなく「世界一の朝御飯の某店」の、アレっぽい感じ。いや、これはどう見てもアレでしょう、アレの再現でしょう……と苦笑いしつつ、賞味期限間近で1袋が150円ほどになっていたものだから、思わず2つ買ってきてしまった。
 
袋には、パンケーキシロップと、なんと粉糖までついていた。通常価格は250~300円ほどなのかな?「パン屋の菓子パン2つ分」と思えばそのくらいかもしれないけれど、けっこう贅沢な値段だと思う。
 
パンケーキは皿に乗せて、1袋(1人前)につきレンジで1分加熱。好みでバターを乗せて、粉糖とシロップかけて召し上がれ……とのこと。思ったよりは「出来合の味」感はなくて、そこそこちゃんと美味しいパンケーキだった。艶やかなカステラ色の"ホットケーキ"と違い、焼き色が薄めでぽったりねっちりしている風な外見。パンケーキ自体には甘さがほとんどなくて、シロップと粉糖たっぷりかけて口にして、ちょうど良いと感じる風になっていた。
 
うん、確かに、悪くはないかも……ともぐもぐもぐ。1袋150円にまた値引きされていたらまた買っても良いかもだなー。
レタスのサラダ わさびドレッシング
大根としらすのさっぱりパスタ
麦茶
昨日と同じくらいに今日も暑い暑いと思っていたら、今日も27℃くらいになったそうで。それは……暑いはずだわ。
 
息子の塾通い始まって、毎週水曜はかなり早めの夕御飯。5時半には食べなきゃいけなくてちょっと慌ただしいこともあって、お皿色々出る系よりは「丼もの」「パスタ」になりがちな水曜日。というわけで今日はパスタ。冷たいパスタ。
 
ここしばらく図書館で予約して借りているワタナベマキさんの料理本。千葉市内に蔵書がないものははるばる君津市や袖ヶ浦市の図書館が相貸してくれたりして、行政サービス大活用して、今もまだ予約枠10件みっちりリクエスト本を登録しているところ。
 
サルビア給食室のワンプレートごはん』(ワタナベマキ 主婦の友社 2011.11)に載っていたのが「かぶとしらすのさっぱりパスタ」で、美味しそうだなと今日はこれを作ってみることにした。
 
蕪を買ってきても良かったのだけれど、使いさしの大根があるので、大根を使ってしまうことに。スライスした大根(本当は蕪を使うところ)を塩揉みして、大根の葉を使うところは刻み万能ねぎで代用。茹でたパスタを水で冷やして、しらすと大根、ねぎを和えて、味つけはレモン汁と醤油、塩、胡麻油。かなりシンプルだけれど、さっぱり味の美味しいパスタ料理ができた。
 
でもあいにく、我が家には「スパゲッティーニ」というものがなく。
 
本当は、冷たいパスタは細い麺を使うのが一般的で、でも我が家の嗜好は基本、太麺。「スパゲッティーニ」ではなく「スパゲッティ」、どころかスパゲッティの中でも太麺よりの2.2mmばっかり大量に我が家にはあって、あとはリングイネとかフェットチーネとか。
 
「うがー!どれもこれも太い!」
と、探し探してやっと1.6mmのスパゲッティを見つけて、これを茹でたのだった。やれやれ。夏用にスパゲッティーニも買ってきておかないとかな。サラダスパゲティとか、きっと食べると思うしね。
 
そしてレタスたっぷりサラダは、息子が買ってきてくれたわさびドレッシングをかけて。
 
伊豆のカメヤのわさびドレッシングを常時冷蔵庫に入れているのだけれど、そのドレッシングよりもほのかに甘さ強めで、そしてわさび味濃厚な印象。息子が買ってきてくれたドレッシングも、とても「わさび!」な味の美味しいドレッシングだった。
 
個人的には「わさびドレッシングのサラダパスタ」なんか絶対美味しいと思うけど、これはさすがに息子は嫌がるだろうなぁ……。

2013年5月21日火曜日

友人と、酢豚

「Pasco」の
 あらびきチョリソーソーセージ
 ファボールサンド(練乳)
ヨーグルト(朝食りんごヨーグルト)
アイスカフェオレ
「パン屋のパンじゃなく、大手メーカーのジャンクな菓子パンが食べたい気分」と盛り上がってしまって、週末にあれこれ買ってきてしまったパン色々。ちょうどPascoのパンの特売をしていたのだった。
 
「ファボールサンド」は、ドッグパン生地のミルクフランス、という感じ。ミルクの味が比較的「アンデルセン」のミルクフランスのそれに近くてなかなか嬉しかったけど、やっぱり大手メーカーのパンはパン生地自体があんまり美味しくない……んだなぁ。
 
チョリソーと言いつつ、辛さはほとんど全くないソーセージ乗せパンも息子と半分こ。食後は息子のリクエストで「朝食りんごヨーグルト」。
稲毛 「太閤園」にて
 酢豚定食 \850
 焼き餃子 \350
今日は午前中に友人から連絡があって、「ちょうどお昼頃にそっちを通るから一緒にお昼食べない?」と。
 
どうしましょ、駅近くにはそれほど選択肢があるわけじゃないけど……と相談の結果、中華定食屋さん「太閤園」に行くことになった。
 
一応お昼は12時からの営業だけど、いつも少し早くオープンするので、12時に行くとほぼ満席ということがままある。かといって15分前に到着するとまだ開いていなかったり、なかなか難しい。混んでいるのは承知の上だから、「席が空いていればラッキー」くらいの認識で、あとは席について店に置いてある大衆紙など捲りながら粛々と待つ、という感じ。
 
というわけで、食べたのは久しぶりの感がある酢豚定食。ちょっと珍しい、具材にきゅうりが使われている酢豚で、でも私はこれが大好物。豚ときゅうりの他は、スタンダードに人参と玉ねぎとピーマン。
 
ご飯を少なめの盛りにしてもらって焼き餃子をつけてもらい、焼き餃子は友人と半分こ。むっちむちの具沢山の餃子は今日香ばしく美味しく焼けていてたいそう美味しかった。
 
酢豚は甘すぎず、かといって酸味も強すぎずの食べやすい味。ご飯に似合うというよりはビールが欲しくなる味で、カラッと晴れた初夏の陽気に心地良い味だった。うん、おいしー♪
「小岩井農場」のシュークリーム
アイスティー
午後は「せりあさん家で猫カフェだ」とばかり、友人を招いて我が家でだらだら。
 
保護したばかりの頃は抱っこしただけで「シャー」言っていたかすみさんは、今やすっかり「猫カフェの一流猫スタッフさん」のよう。
老若男女問わず、
「あら、お客さんね。お客さんだわ。お客さん、私を撫でて良いのよ?」
とばかり、あはんうふんと目の前でころころしてくれるのだった。私より明らかにコミュ力が高いかすみさん。
 
りゃんりゃんの方はマイペースで、自分からはそう熱烈には近づかず、でも逃げもせず。人間に興味があるものだから無視されていると
「ここに猫がいるぞー。お前たち、俺を見ろー。かわいいだろー?」
とばかりに寄ってくる。
 
そんな猫たちを愛でながらしばらくおしゃべりした後に、友人のおもたせの小岩井農場のシュークリームをおやつにもぐもぐ。
 
東京駅構内にお店があるんですって。グランスタはちょいちょい寄るけど、それ以外の東京駅内ショップには詳しくなくて、
「へぇ、小岩井のお店があるんだ……私も今度行ってみようかな」
ともぐもぐもぐ。卵の黄身の色がとても濃厚なカスタードクリームで、シュー生地の上にはクッキー生地が薄くかぶっている風なシュークリーム。ちょうどここ数日、「今の私にはケーキ分が不足している!」という心持ちだったからたいそう美味しくいただいた。ごちそうさまでした♪
スティック野菜 w/わさび葉入りマヨネーズ
豚肉とキャベツと大根のスパイス煮
豚肉
羽釜御飯
麦茶
数日前に買ってきた豚ロース肉のブロックを食べてしまいたいところ。
 
特にこれという調理法を考えていたわけではなくて、「1時間くらいで美味しく煮える料理はないかな」と探して見つけたのが「豚肉と冬キャベツと大根のスパイス煮」。
 
『ELLE a table』掲載の渡辺有子さんレシピで、あいにく「冬キャベツ」じゃなく思い切り「春キャベツ」なわけだけど、ちょうどキャベツも大根も手元にあったのでこれを作ってみることにした。
 
肉にカレー粉やクミンパウダーを揉み込んでおき、さっと焼きつけてから白ワインと水を注いで圧力鍋で8分加圧。急冷させてから大根とキャベツを加えて更に数分加圧。あっという間に、しっとりと肉が煮え、ほのかなカレー風味が野菜にもしっかり染みこんだ。それほどはっきりとしたカレー味ではなく、「スパイス煮」という表現が確かにぴったり。思った以上に美味しく煮えた。
 
スティック野菜には、息子の買ってきたわさびの葉を細かく刻んだものを混ぜたマヨネーズを添えて。辛いようなら息子のは抜きにしてやろう、と前回はそうしたのだけれど、それほど辛味はなく、爽やかなわさびの風味がむしろ良い感じ。こりゃ良いや、と、息子の分にもわさび葉イン。私の分は増量して食卓に出した。
 
活用法は色々あれど、塊肉調理がものの20分ほどでできあがるのが圧力鍋の真骨頂。今回はかなり鍋の中の水分が少なめのレシピで、でも良い具合に「蒸し煮」になっていた。なるほどなぁ、と。

2013年5月20日月曜日

巨大ハンバーグを

富士宮焼きそば
麦茶
息子が起きない、月曜の朝。
 
今日は修学旅行の振替休日で学校は休みということで、
「まぁ、たくさん寝とくが良いよ」
とは言っていたんだけど、9時になっても10時になっても起きてこず。
 
こりゃすごいねと私は一人ゴミ捨てして洗濯機回して掃除機かけて、アイスカフェオレ傍らに小袋のキットカット食べて一仕事済ませて、「あらら、すっかり朝御飯のタイミングじゃなくなっちゃった」と思っているうちに11時過ぎて、どころかもう12時間近。
 
今日は昼過ぎに友達が家に遊びに来ると言っていたのに、そんなんで良いのかしらと、さすがに起こすことにした。あまりにも起きてこないのでね、お母さん、息子が死んじゃったのかと思いました。
 
昼御飯は、昨日スーパーで買ってきた富士宮焼きそば。麺とソース、最後にかけるだし粉、そして富士宮焼きそばに必須の「肉かす」がセットになっているものを買ってきて、あとは豚薄切り肉とキャベツを使って。
 
肉かすと豚肉、キャベツを炒めて麺を加え、水注いで軽く蒸してからソースを加えてできあがり。食べ際に、小袋入りのだし粉をかけつつ食べる。
 
それほどには、「あからさまに他の焼きそばと違う」という感じでもないのだけれど、カリッと炒めた「肉かす」と、たっぷり絡むだし粉が独特な富士宮焼きそば。本当は麺も「蒸し麺」で独特な感じなのだけれど、スーパーで買える富士宮焼きそばだと、それほどには独特な感じもなかったりするのだった。あと100円高くて良いから、もうちょっと本格的なものを売ってくれると良いんだけどなー。
オーブン焼きハンバーグ
ほうれん草のソテー・グリルポテト
豚汁
羽釜御飯
麦茶
代休の平日は、子供達案外暇らしい(塾があるとしても学校終わってからの時間だしね)。
 
「今日、友達家に呼んでも良い?」
と息子に言われ、良いよと答えたらPSP持参の男子が2人やってきてモンハンを始めた。最大4人同時プレイできるもんだから勢い私も混ぜてもらっちゃったりして、中学生男子3人と私でウカムルバス狩ったり、金レイア連戦したり。
 
「あ、ワンピースのフィギュアだ」
「うん、それお母さんの」
「そうよ息子のじゃないのよ私のなのよ」
「……イケメンキャラばっかりですね」
「……当然よ、あたりまえじゃない」
 
そんな会話しつつ、中学生と一緒になって楽しく数時間。
ミュージカル好きとか歌舞伎好きとか絵画好きとか、私には「オトナな趣味」もあるものの、ゲームアニメ漫画趣味は子供の頃からの筋金入り(で、その筋金が錆びてない……)。
 
だからPTAで集まった時に
「息子から聞いたんだけど!ゲームとってもお上手だって!」
とか言われちゃうんだなぁ……(まぁ、良いんだけどもなー……)。
 
ともあれ、5時過ぎまで私も一緒になってそんな感じで遊んだ後、ささっと夕御飯の支度。塾前の今日の夕食は6時半までには用意しなきゃなので、ちょっとバタバタしながら用意した。
 
作ったのは、巨大なハンバーグ。合いびき肉に塩胡椒、ナツメグ、玉ねぎ、卵、パン粉を混ぜてこねこね。スキレットで焼いてから、スキレットごとオーブンに入れて十数分。最後にスライスチーズとトマトをトッピングして更に数分焼いたらできあがり。スキレットに新じゃがも転がして一緒に火を入れた。
 
本当は、多めにタネ作って焼いてから冷凍しようと思っていた(だからひき肉たっぷり買ってきた)のだけれど、こねていたら
「あ、案外食べられるんじゃない?このくらい食べられちゃうんじゃない?」
と、整形するハンバーグがどんどん大きくなっちゃって、結果、私も息子も巨大ハンバーグ。ちょっと味が薄めになってしまっていたので、卓上でとんかつソースかけながらいただいた。
 
あとは、ハンバーグ焼いている間にささっと用意した、ガーリックソルトとバターで炒めたミックスベジタブル入りほうれん草。一皿でかなり食べ応えのあるおかずができたので、あとは御飯と豚汁、麦茶を出した。
 
私は塊肉料理が好きだけれど、ひき肉の美味しさもまた格別。本当は「揚げ肉団子」とか大好物なのだけれど、揚げものはめんどくさくてなかなか手が出せないのだった。

2013年5月19日日曜日

美味しいわさびと

「ミスタードーナツ」の
 チョコファッション
 スティックパイ アップル
アイスマサラチャイ
今日は息子の習い事もなく、のんびり日曜日。
 
息子が寝ているうちに買い物行ってきちゃおうかなー……と洗濯機回したところで、案外早く息子が起きてきた。
 
「パンあるけど……ドーナツとか食べたい?だったら買い物ついでにミスド寄ってくるけど」
「ドーナツの方が嬉しい!」
だそうで、ささっとスーパー(とミスド)へお買い物。
 
中学生男子なのに(そしてすね毛とか生えてんのに)、息子は今でも「イチゴもの」が大好物。
「……だったらこれか?リボンついてるけど、これか?」
と息子の分に「ハローキティ ドーナツ ポン・デ・いちごホイップ」をトレイに乗せつつ(それとストロベリーリングも)、私の分はアップルパイとチョコファッション。
 
帰宅してから冷蔵庫内のマサラチャイをコップに入れて牛乳で割り(息子はアイスカフェオレ)、いただいた。
 
「……あれ?なんかドーナツ、変わった?」
「そう?見た目変わってないけど……あれ?ホントだ、なんか変わったね!」
息子と一緒に変わった変わった言って、食後調べてみたら何やら色々リニューアルしていたそうで
 
なんだか食感がサクサクになったし、粉の味もなんだか変わった?
 
私は良い方に変わった、と感じたけれど、このサクサク食感は「いや、前の方が好きだった」という人も少なくないかもしれないな、と。
 
「どう思う?」
「んー、前も今も美味しいから、どっちでもいい」
「……君は張り合いのないお客様だなぁ……」
 
そんな事話しながらもぐもぐ。
スティック野菜のサラダ
お刺身(炙り鰆・キハダマグロ・サーモン)
「神宗」の塩昆布・いかなごの釘煮
豚汁
羽釜御飯
日本酒(山形出羽桜酒造 出羽燦々無濾過生原酒)
テキトーな昼御飯済ませた後、午後は猫と昼寝(その分夜は夜更かし)の通常運転の週末。
 
息子が修学旅行で大きくて美味しそうなわさびをお土産に買ってきてくれたので、せっかくだからそれを美味しくいただきましょう、と、お刺身を数点買ってきた。
 
息子も好物のマグロ(魚売り場で色々悩んだ結果、キハダ)のサクと、アトランティックサーモン。あと私の好物発見!と、炙り鰆。
 
刺身は野菜の使いどころがないので、せめてもと、具沢山豚汁を用意。スティック野菜はきゅうりと大根、人参、セロリにマヨネーズ。わさびの包み紙に、
「茎は刻んでマヨネーズなどに混ぜてどうぞ」
と書いてあったから、自分の分のマヨネーズにはわさびの刻んだ茎を混ぜてみた。
 
わさび好きの我が家には当然鮫皮おろしがあるので、それを食卓に出して、巨大なわさびと共に食卓に。
 
「味見したけどね、本わさびは香りがとても良くて、辛さはそうでもないんだよ~?」
なんて息子が言うから、
「じゃあお刺身につけて食べなよ。早く消費しないと香り飛んでいっちゃうからさ」
と勧めたら、ちょびっと鮪につけて食べて「うん、やっぱ辛いな!」だそうだ。そっか、やっぱ辛いか。
 
その辛さが心地良いんだけどね?うん、すごく美味しいわさびじゃないの~……と、私はいつもの2倍量くらいの感じでわさびたっぷり刺身を堪能。期待以上に炙り鰆が美味しくて、これはやっぱり酒でしょう♪と、1合ちょい残っていた日本酒を冷蔵庫から出して、無濾過生原酒飲み飲みお刺身もぐもぐ。
 
わさび入りのポテトサラダとか、あといなり寿司なんかも美味しいんだよね。美味しいわさびが手元にあるうちに、何かそういうの作りたいなぁ……(息子は嫌がって食べないだろうけどなぁ……)。

2013年5月18日土曜日

デザインフェスタに

有明「ホテルサンルート有明」にて
 朝食ブッフェ
初めて泊まった「ホテルサンルート有明」で快適な一夜。高級ホテルはもとより、こぢんまりとしたビジネスホテルも実は好きな私。「おおこんな装備がこんなにコンパクトに収納されてる!」とか見るのが楽しかったりする。普段、家では出来ない泡泡のお風呂とか楽しめるのも嬉しいし。
 
素泊まり料金に1000円ちょっと足すと朝食ブッフェつきになったので、「それ食べたら昼御飯抜いても動けるかな」と、朝食つきの予約にしておいた。2階のカフェで朝6時から10時までが朝食タイム。ネットで見る限り、けっこう評判良いようなので、混まないうちにとちょっと早めに向かってみた。
 
いかにも今日のイベント参加のお客さんもちらちらと、一人客も多い風だったレストランの2人がけの席をとって、トレイを持ってひととおりブッフェ台を回る。
 
パンも洋風のおかずもあるけれど、でも和朝食向きメニューが多いような感じ。で、魚料理も肉料理もそれなりに揃っていて(でも卵はスクランブルエッグと厚焼き卵、ゆで卵くらいだったかな)、「秋刀魚の塩焼き」「鯵の紫蘇揚げ」を皿に盛ったところで、
「……でも食べたいのはパンなんだよね」
とサラダやベーコン、スクランブルエッグも盛りつけた。
 
あとは若鶏のマリネとか、カレーライス(!)も少し。コーンスープとパン・オ・ショコラとミニクロワッサン。あとはアップルジュースをトレイに乗せて、「いただきます」。
 
うーん、確かに「ビジネスホテルの朝御飯」にしては種類が多くて良かったかもだけど、肝心の味の方はと言えばごくごくフツー。こんなに「薄い味」のコーンスープなんて人生初めてだ、ってくらいにうっすい味のスープだったり、ほとんど全ての料理が「業務用食材の大袋あっためて盛っただけ」みたいな感じ。「レストラン特製カレーライス」みたいな名前のついたカレーも、「スキーのゲレ食未満」くらいのものだったし。
 
うん、まぁ、そんなもんだよね……と思いつつ、それでも日中ちゃんと動けるようにしっかり食べて、最後はストロベリーソースを落としたヨーグルトで締め。
 
レストランの入り口に「お部屋で召し上がりください」と紙コップとコーヒーサーバーが置かれていたのは嬉しかった。昨夜のうちに牛乳のミニパックを買って部屋の冷蔵庫に入れておいたので、部屋に帰ってたっぷりのカフェオレを満喫。
 
そしてチェックアウト後、行ってみたのがビッグサイトで開催の「DESIGN FESTA」。「プロ・アマチュア問わず、"自由に表現出来る場"を提供するアートイベント」とのことで、出展者ブースは2000弱。畳1畳分ほどからのスペースがずらりと並び、ステージでも常にダンスなどが催されている。
 
一般の店舗では買えない、アマチュアの手によるアクセサリーや雑貨、イラスト等々を購入できるということで、私の目的は「クラゲグッズあるかなー」「可愛いかんざしとかピアスとかも見たいな」というもの。キモカワイイ系の、ぐっと来るものあるといいなー、と、見に行ってみたのだった。
 
これがこれが。「大人の文化祭」という感じで想像を超えたものすごい熱量。以前に似たイベントの「クラフトショー」に来たこともあるけれど、クラフトショーの方が年齢層高めな感じ(意地悪な言い方だと"おかんアート"寄り)。デザインフェスタは学生さんが多いのかな?という感じ。
 
畳1畳分ほどのレンタルスペースで壁にえんえんとイラストを描き続ける人とか、大声で紙芝居を披露する人(!)とか、ゴスロリ的な空間でただただお茶をしている女子2人組とか。「アート」って、色々あるんだなぁ……と感心しながら会場を歩き歩いて3時間弱。なんだか色々すごかった。
 
でもなかなかお財布と折り合いがつく品というのは無くて。「500円のかんざし」「500円のピアス」なんかはやっぱりチープな感じだし、「あ、このかんざし素敵!」と思うと1万円近かったり。
 
最後まで悩んでいたのは、昆虫の羽根を模した繊細な銀製のピアス。ものすごく精巧なカゲロウの羽根のピアスがたいそう美しかったけれど、これもお値段1万円弱。ブースの人とちょっとおしゃべりして「素敵だなー」と思ったのだけれど、合わせるような服もあんまりないし、購入するのは諦めた。
 
でも色々眼福。刺激も受けて、「いいなー"モノを造る"って素晴らしいな」と改めて思い知らされた。楽しかったなー。
 
帰宅は夕方。さてそろそろ息子も帰ってくるかなというところ。大量の洗濯物が出るだろうから、その前に、自分の分のお洗濯。
コールスロー
まーさのミートソーススパゲッティ
フルーツワイン(Fresh Vita Vino)
というわけで、6時頃、無事に息子が修学旅行から帰ってきた。
 
長野が目的地だった息子たち、千葉から直通で貸し切りの「お座敷列車」での往復だったとのこと。楽しそうだ。バス嫌いの私は、そこからして実に実に羨ましい。
 
で、私が学生の頃の修学旅行は、「カメラは"写ルンです"のみ可」なんて感じだったりしたのだけれど、今の中学は「携帯電話、ゲーム機は携帯不可、デジカメはOK」という指定だったらしい。
 
「300枚くらい写真撮ってきた!」
と息子が早速見せてくれた上高地の写真はうっとりするほど綺麗だった。
 
安曇野にも行くと聞いていたから、出発前に
「安曇野って言えばわさびだよね?お母さんねー、わさびは大好きなんだけど"わさび漬け"になっちゃうといまいち好きじゃないんだよね……」
と言っておいたら、「これ、お母さんに~」と出されたお土産、3つ。
 
わさびドレッシングに生わさび、そして上高地のお土産なのだというリンゴのケーキ。
 
素晴らしい空気の読めっぷりに盛大にGJを送りつつ、7時過ぎから今日も塾がある息子と、慌ただしめの夕御飯にした。
 
修学旅行から帰宅早々に塾とは酷だけど、まぁ、明日は塾の予定も何もないから、腐るほど寝てて良いよということで。
 
しっかり料理ができる時間の余裕もなくて、「でもお惣菜とかは嫌だなぁ」と考えた結果、そういえばこれが冷凍庫にあったんでした、と、だんな(=まーさ)特製ミートソースを解凍することに。鍋でちゃんと温めなおし、粉チーズをばっさばさとかけながらいただいた。
 
パスタを茹でている間にコールスローの支度くらいはできたので、それと一緒に、今日は「おつかれさま」のジュースも息子につけて。私は残りのフルーツワイン。
 
レトルトのミートソースなんて比較にならないほどに、ちゃんと美味しいミートソースがレトルト感覚でいただけるのは便利なこと。
「そっか、最初から冷凍目的でたっぷりめに作っておけば良いわけだよね……」
と今更ながらに気付いてみたりしながら、楽しかった楽しかったと興奮気味に語る息子の思い出話を聞きながらの夕御飯。
 
上高地の大正池が、天気も良くて素晴らしく綺麗だったんですって。私も負けじと
「あ、お母さんもお母さんも、ファントムアカデミーの認定証貰えることになったんだよ!ほらほら!」
なんて報告してみたりして。

2013年5月17日金曜日

ファントムマスターゲットだぜ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のツナフランス
アイスマサラチャイ
昨日仕込んでおいた、「牛乳入れればすぐ飲めるマサラチャイの素」。冷蔵庫でキンキンに冷やしておいたので、昨日より一層美味しいアイスマサラチャイになった。
 
軽めの朝御飯は、昨日買ってきておいた「ツナフランス」で。
 
やや柔らかめのフランスパン生地にくるまれたツナマヨ、久しぶりで美味しいなー、と
汐留「ロイヤルパーク汐留タワー」内「厨 車屋」にて
 ぎんだら西京焼とごはん \1890
 一口生ビール \450
東京公演千秋楽まであと1ヶ月の劇団四季「オペラ座の怪人」。
 
何ヶ月も前から友人が見たい見たいと言っていたのだけれど、「初劇団四季」なのだという彼女と行くにあたって「いや、でも、最近デビューしたクリスティーヌ役の人が微妙で、それに当たったらホントにがっかりだから」となかなか本腰入れて誘えずにいたのだった。
 
でも、千秋楽が迫るとなるとそうも言っていられず。
「私、この日のイベント目当てで絶対行きますが、御一緒しますか?」とお誘いしたところ快諾貰えたので、めっちゃ良い席(シャンデリア落下真下)を押さえておいたのだった。これがもう、「良かったー!今日来て良かった-!めっちゃ良い席押さえておいてほんっとーに良かった-!」と思うことになるのだけれど。
 
マチネ前のお昼御飯は、ちょっと良いところにしましょうかといううことで、でも時間がそうあるわけでもなく、劇場最寄りということで色々考えた結果、ホテル内のレストランに。劇場からほど近い、「ロイヤルパーク汐留タワー」内の「厨 車屋(みくり くるまや)」に予約を入れてみた。ランチは2000円弱から色々あって、「1日限定10食」メニューもいくつかある感じ。
 
限定10食「ぎんだら西京焼とごはん」、こんな感じ 友人は「ちらしと寿司ロール」、私は限定10食の「ぎんだら西京焼とごはん」。
 
煮物はひじき入りのがんもどきと野菜の炊き合わせ。小鉢は筍。煮物にも筍が入っていたから、なんだか「筍盛りだくさん」な感じだ。西京焼きの角皿には卵焼きと海苔の佃煮が盛られ、味噌汁はなめこと豆腐、ねぎの赤だし。御飯はお代わり無料。
 
んー、悪くはなかったのだけれど、これが1890円+サービス料と思うと割高感があったかな。ぎんだらは、脂が乗っていてこれはかなり良い感じ。筍も甘くぽくぽくしていて、これも良かった……んだけど、御飯がそれほどには美味しくなかったかな、なんて。
 
我が家で通常食べている「羽釜で炊いたあきたこまち」がそもそもかなり美味しいから、外食で「あ!ここのお米すごく美味しい!」と思うことはあまりないというのもあるのだけれど……うーん。
 
友人が「ちょっと、多いので手伝って?」と言われてちらっと貰った「寿司ロール」も一風変わったものだった。
独特のクリーミーな口当たりがする巻物はアボカドも巻かれていたのだけれど、クリーミー食感はアボカド由来ではなくて、他にマヨネーズのようなチーズのような(でもマヨ系の酸味はない)ものが一緒に巻かれている様子。工夫しているのね、という感じだけれど、感動的な工夫かというと、これまた「うーん?」。
 
ともあれ、終演後のイベント整理券を首尾良くゲットして、マチネ公演「オペラ座の怪人」。
 
2013/05/17 本日のオペラ座の怪人配役 今日の配役は、レアキャラ(?)「佐野怪人」に、苫田クリスティーヌ、涼太ラウル。
 
「おおおおお!神配役来た!超嬉しい!」
 
と、佐野怪人をもう一度見たかった(そして願わくばクリス土居クリス以外で)私は大興奮。こんな良配役で良席なんて、本当に神様ありがとう、という感じだった。
 
ちょっと簡単に、観劇メモメモ。
 
  • 前半は「あれ?抑えめ演技?」という印象だった佐野さん。怪人の隠れ家1回目あたり、「地獄へ行け!呪われろ!」あたりが怒りというより悲しみの表現という風で「あれ?前に見た佐野さんの演技と違う気がする」と(ここ、高井ファントムだと悲しみよりも"怒りでプルプル"な感じのところでもあるし)。
     
  • でも、「ドン・ファンの勝利」からの加速感が半端なかった。「良い人オーラ」が出がちな高井ファントムと違って、「狂人」という表現がぴったりの、佐野ファントム。上背あってスタイル良いし、絶妙な薄笑いの表情はまさに「怪人」。クライマックスシーンはクリスティーヌも引きずられるような強い演技になっていて、たいそう見応えがあった。良かった良かった。すごく良かった。もう、これぞ眼福。
     
  • そして涼太さんは今日もよく回っていた。
     
  • 「マスカレード」で、マダムジリーがダンサー軍団に囲まれてキャッキャうふふしていたのを観察。「マスカレード」シーンは何度見ても面白い。DVDだったらコマ送りして繰り返し見たいレベル。劇団四季版のDVD、販売してくれると良いのに……。
このところ、C席双眼鏡鑑賞で、重箱の隅観察みたいなことをしていたから、すごく久しぶりに観劇らしい観劇を満喫した感じ。本当に良かった。友人にも喜んでもらえて、それも嬉しかったな。
 
で、友人とは劇場入り口でお別れして、終演後の「ファントム・ミュージカル・アカデミーファイナル アカデミー検定」に参加してきた。
 
これまでのアカデミーの集大成とのこと。
 
2012/05/11 第1回前編 劇中劇「ハンニバル」人物とストーリー
2012/06/21 第1回後編 劇中劇「ハンニバル」衣装と舞台装置
2012/08/08 第2回前編 劇中劇「イル・ムート」
2012/09/13 第2回後編 劇中劇「ドン・ファンの勝利」
2012/11/21 第3回 「支配人のオフィス」
2013/01/30 第4回 「オークション」
2013/02/27 第5回前編 「マスカレード」衣装と舞台装置
2013/03/21 第5回後編 「マスカレード」ストーリーと踊り
2013/04/11 第6回 「怪人の隠れ家」
 
これまで参加したアカデミーの日記記録が↑こんな感じ。前半はメモ書きもちょっと甘かったけれど、後半はほぼ全部ねちっこく書き留めておいたので、これを読み返して復習してから臨んでみた。
 
整理券に記された指定席に向かうと、バインダーと鉛筆、そして「試験開始の合図があるまで中を見てはいけません」と注意書き付きの問題用紙。用紙にはばっちり「受験番号」まで入っていた。
 
問題冊子は4ページ。10問の5択問題で制限時間は10分間。別用紙の解答用紙は回収後採点される。
「本試験の全問正解者が"ファントムマスター"として、認定を受けられます」
だそうだ。
 
イベントの司会は、ムッシュ・レイエ役の林和男さん。
舞台には5つ椅子が並び、
「今日の役者たちにも挑戦していただきます」
と、登場したのはラウル役鈴木涼太さん、クリスティーヌ役苫田亜沙子さん、見付祐一さん、馬場美根子さん、町田兼一さん(後半3人違っていたかも……間違いわかったら修正します)が登場。
 
で、いざ、検定開始!
問題用紙は持って帰れたし、ネタバレ禁止との話はなかったので、長くなっちゃうけどここに載せておきますです。正解と解説は白文字にしているので反転で閲覧できます。
 
<問1>
『オペラ座の怪人』のトレードマークともいえる巨大なシャンデリア。今回の東京公演で使用しているシャンデリアの重さは約何kgでしょう?(本体・バッテリーなど全てを含む)
①約200~250kg ②約300~350kg ③約400~450kg ④約500~550kg ⑤約600~650kg
正解:③
問1~2の解説は舞台監督寺嶋さん。正解の③は海劇場と日生劇場のみで使われる最大サイズのシャンデリアの重量。ちなみに②のサイズが大阪等、地方のシャンデリアのサイズなのだそう。
 
<問2>
2幕冒頭の「マスカレード」ですが、ナンバーの終盤に突然怪人が階段上に登場します。さて、怪人はその際に全部で何段階段を降りているでしょうか?(今回の東京公演に限る)
①15段 ②16段 ③17段 ④18段 ⑤19段
正解:⑤
海劇場はフルサイズの19段。ちなみに京都の劇場は15段。カレッタ汐留のポスターなどに使われているマスカレードシーンのポスターは、実は京都での撮影なので階段は15段なのです、ですって。
 
<問3>
オーバーチュア後、19世紀に戻ったパリ・オペラ座では、新公演シャリュモー作歌劇『ハンニバル』のリハーサルの真っ最中です。この場面でハンニバル将軍と一緒にカルタゴに戻ってきたハンニバル軍の中に、女性戦士が2人います。1人はヒョウの毛皮を身に纏っていますが、もう1人は何の毛皮を身に纏っているでしょうか?
①イノシシ ②シマウマ ③トラ ④チーター ⑤シカ
正解:②
問3~4の解説は衣装担当笹川さん。女性戦士は、通称「ワイルドウーマン」と呼ばれている。血糊がついている毛皮のワンピース型衣装は、1人がヒョウで1人がシマウマだそう。衣装を着せたトルソーを舞台上に出し、説明してくれた。
 
<問4>
バレリーナ(6名)達の「マスカレード」のシーンでの仮装は、「魚」「チロリアン」「トライデント」「花」「猿」の他に何の仮装があるでしょうか?
①孔雀 ②蝶 ③コウモリ ④蜘蛛 ⑤フランス
正解:②
バレリーナが着用しているのは「蝶」。「フランス」も登場するが、こちらはダンサーではなくシンガー。
 
<問5>
1幕の劇中劇「イルムート」。白塗りメイクが印象的なこの作品ですが、18世紀末の貴族のお話です。衣装やセットは当時流行りの「ロココ調」で統一されており、また、メイクやヘアーも当時の「白ければ白い程良い」という流行りを忠実に再現しています。当時は、髪を白くするために、「髪粉」という粉が使われていました。では、髪粉とは、一体何で出来ているのでしょうか?
①石灰 ②砂 ③脱脂粉乳 ④小麦粉 ⑤貝殻
正解:④
問4~5の解説はヘアメイク保科さん。小麦粉を髪粉に大量に使用した結果、当時、パンに使うための小麦粉が不足したりもしていた、とのこと。
 
<問6>
「イルムート」のメイクは、「白塗り」だけでなく、当時の流行りの「付けホクロ」も再現されています。オシャレとして顔に大きなホクロをつける事が流行ったのですが、流行ったのにはある理由がありました。その理由とは、以下のうちどれでしょうか?
①シミを隠すため ②血色を良くみせるため ③肌荒れを目立たなくなるため ④表情をわかりづらくするため ⑤ヒゲ・産毛が目立たなくするため
正解:①
顔に塗るおしろいの成分で顔にシミができるので、それを隠すために。
 
<問7>
『オペラ座の怪人』の魅力は、音楽はもちろん、各所に登場するダンスシーンもそのひとつです。では、『オペラ座の怪人』の振付家はだれでしょうか?
①ハロルド・プリンス ②ジリアン・リン ③マリア・ビヨルンソン ④アンドリュー・ロイド=ウェバー ⑤ガストン・ルルー
正解:②
問7~8の解説はダンスキャプテン園田さん。①は演出家、③は衣装、④は作曲家(台本も)、⑤は原作者。ジリアン・リンはロイヤルバレー団の元ソリスト。初演時には来日し、林「とにかくキビキビしていてね」だそう。ドガの絵から着想を得た通称「ドガシーン」など、当時主流だったロマンティックバレエを振付けに取り入れた。ドガの絵の踊り子は、チュチュではなくスカートを着用し、現代バレエのような縦に腕を伸ばすのではなく「腕を丸く」「横長のイメージ」に姿勢を作る。イルムートのダンス「シェルバンバレエ」(意味は"可愛い男の子")もロマンティックバレエ。
 
<問8>
『ハンニバル』のシーンでクリスティーヌやメグ・ジリーを含む奴隷役のダンサー達は、トウ・シューズをはいていますが、通常のバレエとは少し違う動きをしています。このシーンで振付家が振付のモチーフとしたものは何でしょうか?
①象使い ②アフリカの伝統舞踏 ③古代アフリカの壁画 ④スネークダンス ⑤ベリーダンス
正解:③
壁画をモチーフにした「平面的な踊り」。「マスカレード」の低い姿勢を保つ振付けなど、バレリーナが苦手な振付けもよく出てくる、らしい。
 
<問9>
1幕の支配人のオフィスにて、クリスティーヌとカルロッタが行方不明となり、そのゴシップが掲載された新聞を次々と投げているフィルマンですが、その際の音楽が非常にフィルマンの心情とリンクして、切迫感を出すような拍子となっています。では、その拍子とは以下のうちどれでしょうか?
①6分の5拍子 ②8分の7拍子 ③12分の11拍子 ④16分の11拍子 ⑤16分の15拍子
正解:⑤
問9~10の解説は、ムッシュレイエ、林さんから。「○分音譜」は1、2の次は4の倍数しか入らないから自動的に①と③が消え、候補は②と④と⑤。歌ってみると、「ミス(・・・・)テリーだ(・・・・)オーペー(・・・・)ラ座で(・・・)ミス(・・・・)テリーだ(・・・・)……」と、16拍目が無く詰まった感じになり、緊迫感を表現している。
 
<問10>
怪人が作曲した「ドン・ファンの勝利」。その旋律は20世紀になってから登場した音楽的特徴が使われており、19世紀に怪人がこの曲を作曲したのは非常に前衛的かつ斬新であり、天才作曲家の証といわれています。では、その音楽的特徴とは以下のうちどれでしょうか?
①半音音階と不協和音 ②半音音階と協和音 ③全音音階と不協和音 ④全音音階と協和音 ⑤全音音階と転調
正解:③
「20世紀になってから」と言うが、東洋、特にジャワ島などには普通に存在していたのが「全音音階」(半音が途中にない音階)。パリ万博で初めてヨーロッパの人の耳に触れ、ドビュッシーが聞いてびっくりし、彼の音楽に全音音階がよく登場するようになった、のだそう。
 
で、以上10問。私は問1、4、5、6、8、9、10は余裕で分かったのだけれど、残り3問に「あれ?」と。まず問7は消去法でなんとかなって、問2は音楽と振付思い出しながらカウントして「あ、多分19段だ」と。あとは問3。メモに残した記憶もなく、頭の中からもさっぱり消えていて、今日の舞台を思い出そうとしても、これまたさっぱり。①のイノシシを選択して提出していたのだった。結果、自己採点で9点。うう、残念。
 
で、解説後、採点結果を持って舞台に登場したのは怪人役佐野正幸さん!
 
「えー、全問正解者は……0名です!企画倒れです!」
どよめく会場、苦笑いする舞台の皆さん。
最初、問題を優しくしてしまって「それじゃ全問正解者続出じゃん」と、難しくしていった結果、そんな感じになってしまったそうだ。
 
役者さんたちのトークによると、
鈴木「7問くらいできました」
苫田「明日からクビになるんじゃないかと……5問……」
馬場「8問です」
見付「6問です。階段は、数えたことがある」
町田「8問正解でした」
佐野「私も散々でした」
 
佐野さん、初演時にヘアドレッサー役で登場していたとのこと。「いかに顔を白塗りするか」に苦心し、ハンニバルシーン後にイルムート開始ぎりぎりまで塗っていた、のだそう。
林「気に入らないときは塗り直したりね」
佐野「ほくろの形をダイヤやハートにしたりして……そこまでは見えないんだけど」
林「一番綺麗に塗ってましたよ。僕は宝石商演ったので、色々教えてもらいました」
 
結局、全問正解者の表彰はうらむやになって、恒例の「サイン入りポスター10名プレゼント抽選会」に。
 
それと前後して、「全問正解者は0人で、9問正解者は3人」という結果が出たらしく、番号呼ばれてその場で立ち、
「どうでしょう、たった3人が9問正解ということで、アカデミーマスターはこの3人の方々、ということで」
ということに。皆さんから拍手をいただいて、うへへへへと喜ぶ私。
 
あとで劇場ロビーのカウンターに寄ってくださいね~と言われたのだった。
 
その後、ちらっと質問コーナー。
 
「苫田さん、どうしたらそんなに可愛くなれるのでしょう」
苫田「普段は化け物みたいなすっぴんで……眼鏡してマスクして、おばけみたいな……。だから可愛いって言って貰えて嬉しいです」
林「……涼太君は、どうしてそんなにカッコイイんですか?」
涼太「とんでもないです……とんでもないです……」
 
「先月末に来て、佐野さんの怪人を拝見しましたが、声が出しにくそうに感じましたが」
佐野「気のせいです。いつもがんばってます!」
 
「次はいつ東京に戻ってきますか?」
林「わかんないんだよね」
佐野「すぐに戻ってきたいですけどね。でも、全国の皆さんが待っているから……ライオンキングのように2班態勢とかできなくて。待っていてください」
 
「今日は海外から来ました。日本語で海外遠征の予定はあるのでしょうか?」
林「他の演目はね、ジーザスをロンドンで日本語公演したり、あと李香蘭も」
佐野「やってみたいですね。やったら是非応援に来て下さい」
 
と、そんな感じで全アカデミーはめでたく終了したのだった。
 
速記もできない私、恥ずかしいくらいの殴り書き文字で(だって目線はずっと舞台なのよ……)ねちっこくメモ帳に記録しながら毎回わくわく参加した甲斐があったというもので。画竜点睛を欠いたものの、最高得点記録は素直に嬉しかった。
 
私の番号も書かれてるー!嬉しいな~。 ロビーの専用コーナーに行くと、厚紙に刷られた「ファントムマスター合格証」が渡され、連絡先を書いてきた。「認定証と特製サインを郵送にて、5月中にご自宅までお送りさせて頂きます」ですって。ブラボー!
 
で、ロビー入り口には、入試結果よろしくボードに合格発表の番号まで。ブラボー!
 
実は、もう一度だけ東京公演の観劇に行く予定。それに行ったら、1年通った今公演ともさよならなんだなぁ。
ホテルの部屋で
 「崎陽軒」の「おべんとう初夏」 \650
 よなよなエール
家に帰っても一人の今日。明日有明のビッグサイトで開催されるイベント目当てに、今日は有明に泊まってしまうことにした。
 
朝食つきで7500円の格安プランをみつけて、予約したのは「ホテルサンルート有明」。
 
荷物もあるしと、カレッタ汐留の「崎陽軒」の売店で弁当を買って行ってしまうことにした。明日の朝は朝食ブッフェだし、今日の昼もけっこうボリュームあったし、もうあとは部屋でごろごろしていたいな、ということで。
 
そう広くはないけれど清潔で使いやすい客室で、
「まずは風呂じゃー!部屋着じゃー!」
と、一気にらくちんな格好に。
 
持ってきたノートパソコン立ち上げながら、ホテル内にあったコンビニで買ってきたビール缶開けて、「はぁ~ごくらく~」と、猫に邪魔されない(=主に私の顔とパソコンのモニターの間に割って入らない)快適な夜を満喫した。
 
崎陽軒のお弁当、「おべんとう初夏」 崎陽軒のお弁当、選んだのは季節で変わるシリーズものらしい「おべんとう初夏」というもの。
 
初夏ならではの食材を使った、爽やかな陽気にぴったりのお弁当……なのだそう。
 
中身は鰹そぼろとグリンピースを乗せた白飯と、焼売が2個。煮物は海老団子と穂先筍、人参と丸蓮根、こんにゃく。あとはアブラガレイの黄身揚げ、わらびと油揚げの和え物、ぜんまい入りがんもどき、玉子焼き、梅きゅうり漬、そして抹茶餡入り水饅頭。
 
崎陽軒と言えば焼売(じゃなかった、"シウマイ"だわね)だけど、それ以外も色々ちゃんと美味しいと思う。お値段もお手頃。「冷めても美味しいシウマイ」を開発した会社だけあって、弁当作り全体通してプロフェッショナルという感じで、私はいつか評判が良いらしい「しょうが焼弁当」を食べたいなと思っている。今日はもう売り切れちゃっていたのね……。