2025年12月2日火曜日

帰宅準備をしながらの

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「551蓬莱」の
 あんまん
ほうじ茶
フルーツ色々
明日には、一番の懸案だった、山のような新聞の資源ごみ出しの日も来るし、そして明日の夜からは本格的な雪雲がやってくる。
 
予定通り帰ることにしよう……と思うも、そういえば、冷凍庫ではなく冷蔵庫に入れてあった「551蓬莱」のあんまんをまだ食べていなくて、これは食べてから帰らねばと、朝御飯にあんまんを。
 
「あらー、朝御飯にあんまんなんて初めてよ。あらー」
と言う母に、ほうじ茶淹れて貰い、今朝もフルーツ色々添えつつの朝御飯。
 
そして、明日はもう買い物に行けるほどの時間的余裕が無さそう(&しかも雨になりそう)ということで、今日のうちにお買い物に。
 
千葉に持って帰りたいもの、それがこの根芹!
 
さすが秋田県の特産品、こんな感じに立派な根っこつきの芹がそれはもう大量に売られているのだった。
 
立派な束の立派な芹が1束398円。素晴らしい。涎が出そう。
 
1パック200円しないくらいの立派な舞茸、比内地鶏をとも考えたのだけど、ちょっと歯応えがありすぎるんだよねと岩手の銘柄鶏めぐみどりは、明日帰ってからきりたんぽ鍋で食べるつもりで。(スープときりたんぽ本体は既に常温品のを買ってきてある)
 
秋田と言えばこれという"ハタハタ"は、生の子持ちとかもほしかったけどさすがに持ち帰れないなと干しタイプのと、大好きななれ寿司(ハタハタ寿司)と。
 
やたらある菓子パンは、秋田のご当地パン「たけや製パン」の品。
 
そして青森のご当地品の玉子とうふも2種類あったから買ってみた。季節ものの栗入りで。
 
最後には武家屋敷通りでプリンも買って、大荷物で帰宅したら母にちょっと呆れられた。帰りのキャリーは、食料品満載で帰ることになりそうな。
海老グラタン 追いチーズ (冷凍食品)
コーンスープ(キャンベル缶)
カフェオレ
お昼御飯は、明日の朝用にシュレッドチーズの小袋を買ってきてあったこともあって、冷凍グラタンはどうかなと。(今日の一番上の写真)
 
パッケージ通りにレンチンした後、追いチーズして魚焼きグリルで表面を炙るように焼いてみた。スープはこれも千葉で買って持って行った、キャンベルのコーンスープ缶。
 
そういえば母にこのキャンベルスープを飲ませたことはなくて、「濃厚でおいしいわ……!」とびっくりしていた。
 
コープの宅配にキャンベル缶は無かったかなあ……でも1人だと、あの缶詰はちょっと量が多くてもてあましてしまいそうな気がするから、食べきりサイズのパウチのスープとか送ってあげると食べてくれるんだろうか。
 
お昼のスープも半量ほどしかなくならなかったから、明日の朝、続きを食べるつもりで。
角館「あきたプリン亭」の
 なめらかプリン \430
カフェオレ
そしておやつは、2020年春にオープンしたのだというテイクアウト専門のプリン屋さん「あきたプリン亭」のプリンを。
 
千葉に持って帰るつもりで色々買い込んだけど、おやつに母とも食べようと、看板商品のなめらかプリンも買ってきた。
 
季節の品も含めて、店頭にあったのは5種類、だったかな。
計8個買ったらおまけに1個、なめらかプリンをもう1つ貰えてしまって、「9個になっちゃった……」と抱えて帰宅したのだった。
 
なめらかプリン(430円)
とろ~りなめらかな食感と、バニラの風味が特徴の当店を代表するプリン。マダガスカル産の超高級天然バニラビーンズと、卵、牛乳など厳選した国産素材を使用しています。
レトロプリン(430円)
隠し味にマスカルポーネを使用し、生クリームを加えることでコクのある味わいに仕上げました。あきたプリン亭の昔懐かしい固めのプリンをお召し上がりください。
武家屋敷プリン(480円)
みちのくの古き街並みが印象的な角館の象徴である黒操の武家屋敷をイメージしたあきたプリン亭限定プリンです。シックな黒部分はほんのりココア風味が感じられ、2層のプリンが混ざり合うと更に甘みが強くなり、甘いもの好きにはたまらないプリンに仕上がりました。
しょうゆプリン(500円)
角館の老舗「安藤醸造」様×「あきたプリン亭」。ついに実現!ご当地コラボプリン!安藤醸造様の歴史ある「無添加・天然醸造生醤油」を使用。プリン生地には、お米のジュレを混ぜ込みもっちりなめらか食感に仕上げました。醤油の香ばしさとビン底のハチミツとの相性もよく、最後までお楽しみいただけます。
マロンプリン(季節の商品)(480円)
なめらかプリンにマロンペーストを練り込み、モンブランのような味わいに仕上げました。瓶底には栗の甘煮も入っており、一口食べると思わず笑みが溢れる美味しさです。
 
ということで、瓶ごと蒸して作っているだろうプリン、とても滑らかな口当たりで、そしてわざとらしいような香料臭さもなく、すごくまっとうでおいしい品だった。
 
あ、この味だったら、ユニークな武家屋敷プリンあたりもおいしそうだなと安心して持ち帰ることに。2台ある母宅の冷蔵庫が、色々なものでぎゅうぎゅうになっている……。
キャベツの胡麻酢和え
鶏レバー煮(スーパー惣菜)
「551蓬莱」の
 焼売
「魚勢」の
 獺祭の銀鮭粕漬け
中華風肉団子スープ
ご飯
ビール(サントリー ザ・プレミアムモルツ 優美な余韻)
夕飯は、銀座三越で買った「魚勢」の、獺祭の粕を使った銀鮭の粕漬けを炙り、残っていた餃子のタネで肉団子スープを作り。
 
551の焼売も1個だけ出そうとか、そういえばスーパーで鶏レバーの煮物も買ってきたんだったとばたばたしながら、キャベツの副菜も1品。
 
胡麻があったらこういう副菜も作れるんですよと湯引きキャベツを胡麻酢和えにしていたら、母が「家政婦の志麻さんがうちにいるみたい」と言い出した。いや、志麻さんだったらこの100倍くらい上手いことやると思うわ……。
 
とりあえず、持て余さない程度に常備菜は多めに作って冷蔵庫に入れておいて、「食べてね、あっためるだけとか、出すだけとかだから、ちゃんと食べてね」と念押しして。
 
魚がすごく大きくて、母は「半分食べて続きは明日食べるわ」と言い出すくらいのものだったのだけど、ふっくら柔らかく旨味もあってとてもおいしかった。
 
三越の魚売り場なんて普段ほとんど寄らないのだけど、ここの魚は値段もそれほどには高くなかったし、今度自宅用に買ってみても良いかもだなーと思いながら、すごくレトロなレース柄ビニール素材のテーブルクロス上での食事も、ひとまずこれでおしまい。
 
春頃にまた様子を見に来た方が良いのかしらと思いつつ、でもその頃には、むしろ母が我慢できないとばかり上京してくるような気がするな。

2025年12月1日月曜日

元遊郭の料亭に

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パンいろいろー
岩泉ヨーグルト w/あんずジャム
ミルクティー
これ大谷翔平のヨーグルトだよ、と買ってきた、"岩泉ヨーグルト"を出しつつの今日の朝御飯。
 
今朝は、他のパンと共に「Johan」で買ってきた、パネットーネとパンドーロのお味見用食べきりサイズを出してみたら、おいしいおいしいと、とても喜ばれた。
 
帰ったら、「EATALY」のマロンパネットーネを送ることにはしてるのだけど、パンドーロも買うべき……?でもそんなにその手のものを送っても食べきれないかもだしなあ。
 
千葉ではどこでも扱ってるわけではない(「ロピア」では買えたかも)の、岩手の岩泉ヨーグルトは、「大谷翔平が「世界一」と紹介」ということで一躍有名になった乳業メーカーで。
 
秋田では岩手青森のものはさすがに簡単に買えるので、「あ、岩泉ヨーグルトだ」と買ってきたのだった。
 
割としっかり酸味がある系の、ねっちりもっちりヨーグルト。母は大量にジャムを持ってるので、適当にあんずジャムやいちじくジャムを添えたりしつついただいた。
角館「料亭 登喜和」にて
 お昼のコース \3000
 日本酒(秋田 齋彌酒造 雪の茅舎 山廃純米) \800
外食したいしたいと言う母に、「登喜和さんに行きたい」と言われ、なにそれ私行ったことないよ?と、武家屋敷通りからほど近いところにある「料亭 登喜和」さんに予約を入れた。
 
もう50年秋田に来てるけど、ほんとに一度も来たことがなかった。
こんな立派な料亭、角館にもあったんだねえ……(色々失礼)。
 
創業百年、大正中期の創業当時は遊郭だったんですって。
 
なるほど、広々とした玄関に、座敷の入口が一歩下がったところにあったり、廊下が長かったりと、とても風情のある建物で。
 
通された玄関近くの8畳ほどのお座敷には黒塗りのテーブルが置かれていて、椅子で食事することが出来るようになっていて。
 
お昼のコースは3000円。鍋ものを外すと少し安くなるみたいだったけど、鍋もの食べたいよね?と、デフォルトのお昼のコースでいただいてきた。
 
これだけ食べられて3000円はお値打ちだったかも。全部がしっかりおいしくて、え、もっと早く来たかったなと思うことになった。
 
既に卓上に並べられていた前菜は、生湯葉、海老の乗った蟹豆腐、"むきだけ"というきのこの煮物、そして牛タンと海老、がんもどきの炊き合わせ風の冷菜。
 
蟹豆腐、蟹味噌の味が濃厚でとてもおいしい。
 
そして卓上のお鍋は、やっぱりこれですよねのきりたんぽ鍋だった。こう、とてもお上品で、比内地鶏も舞茸も芹も倍量ください(いや3倍量ください)という感じだったけども。
 
お刺身は3種類。そういえばまぐろは回転寿司で食べて以来だったな。秋田、海はあるものの角館は内陸だから、あまりお刺身を食べる文化は無い感じだな、と。
 
名物のハタハタも、なれ寿司にして食べるのが主流という印象があるし(あとはハタハタ鍋ね)。
 
焼き物は、鰆の幽庵焼き、銀杏、そしていぶりがっこ。
 
「あ、そういえば今回秋田来て初めていぶりがっこ食べたわ」
と思い至って、ちょっとびっくりしてしまった。そういえば母の家、いぶりがっこ無かった。
 
いぶりがっこと言えば秋田県民のソウルフードで、朝食時に出てきて(パン食べていようがコーヒー飲んでいようが卓上に当たり前の顔で登場している)、10時のおやつにも出てきて、3時のおやつにも勿論当然のように出てきて、そして夕飯にも出てくるというシロモノで。
 
年末年始、田沢湖高原の国民宿舎に泊まる一族のスキー旅行では、食堂での朝食夕食時、おばあちゃん世代の3人がそれぞれいぶりがっこの巨大なタッパーを出してきて、それを皆で回して皿に取るというのが恒例の風景だったりした。
 
って、確かに、東京で暮らしてる時の母はいぶりがっこ全然出してこなかったわ……それはそうだわ……と思いつつ、母の分のいぶりがっこも食べたりなどして。
 
色鮮やかな、魚卵が乗っている風に見えた茶碗蒸しは、人参を細かく刻んだものだった。
 
中には百合根や栗が入っていて、秋の味の茶碗蒸し。
 
うっかり写真を撮り忘れてしまったのだけどこの後、柚子塩でいただくめひかりと茄子、パプリカの天ぷらも出てきた。
 
で、きりたんぽ鍋が出たけど最後にご飯が出るのかなあ……?と思っていたら、〆はさらっと稲庭うどん。
 
全然色がついていない透明なおだしで、でもちゃんとお醤油の味がした。
 
白だしにしても薄い色合いでとても不思議。
 
この料亭、地元の親戚たちも多く利用しているそうで。
 
すごく雰囲気のある良いお店だったな。というか、やっぱり角館って城下町であり観光地でもあるんだと今更ながらに思ったりしたのだった。
なめこの生姜煮
桃豚の旨みそ寒こうじ漬け焼き
鶏鍋の残り
ご飯
麦茶
夕飯は母の家で、ありもの食べようという献立を考えていて。
 
粕漬けの鮭もこちらから持って行ったのがあるのだけど、お昼にけっこうお魚が出たしなあと肉を食べることにした。
 
メインのおかずは、母の家に来て冷凍庫整理をしている時に何パックも発掘されて「なにこれ」と絶句した、賞味期限2016年(!)の冷凍豚肉、"旨みそ寒こうじ漬け"。
 
パッケージに明示されてはいなかったけど、多分、「安藤醸造」さんの味噌麹を使ったものなのだろうと思う。地元で有名な醤油やお味噌のお店だから。
 
さすがに冷凍しているとはいえ賞味期限9年越えってどうなのと思ったけどがっつり真空パックにはなっているし、母は食べ物捨てるのすごーく嫌がるから、どうしよう……と思いつつも解凍してみたら、まあ、大丈夫そうではあって。
 
やたら味噌がしみてこってり味にはなっていたものの、むしろそれだけしっかり漬けてあったこともあってか、普通においしくいただけた。食べやすいように焼いてから細切りにして皿に盛って出したけど、これ残りは最初からカットして、にんにくの芽や玉ねぎあたりと一緒に炒めた方がおいしく食べられそうな気がするなー。
 
まだ同じものが数パック冷凍庫に眠っているので、それは次回秋田に来た時にどうにかしようということにして。
 
で、鶏鍋の残りがまだあったので汁物代わりに出すことにして、こってり味おかずだからとご飯も出して。
 
重めの昼御飯であまりお腹空かないねと、副菜はなめこを煮たものを添えた。母はなんでも"味どうらくの里"で煮ようとするから、私がいる時くらいは別の味にするよと醤油味醂ベースで生姜効かせて、それっぽく。
 
一人だと自分のためにはほぼ全く料理をしない母にまともなものを食べさせるためと、あと、溜まったゴミ出しとか冬自宅とかのために秋田に滞在しているものの、家のことはもう母ほぼほぼ一人で出来るようにはなっていて、ケアマネージャーさんが心配していた入浴やトイレあたりは全く問題ないようで。
 
なので予定通り、水曜日に大量の新聞紙を資源ごみに出したところで私は千葉に帰ることにした。
 
ちょうど週明けから雪も降ってくるようだし、その前にと。