2011年10月24日月曜日

今日はお料理教室に♪

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「揚州飯店」の肉まん
ウーロン茶
今日の朝御飯は、横浜中華街の戦利品の一つ、「肉まん」。
 
買ったことのないお店の肉まんを買ってみようかなーと中華街を歩いていたところで、「3個900円のところ、ただいま特価600円!」などと案内があったのを見つけた肉まん。
 
1個200円ならお手頃価格かもと買ってみたのは「揚州飯店」というお店のものだった。片手の平からは溢れるほどにバボーンと大きい、ちょっと平たい肉まんだ。
 
中華料理店の肉まんらしく、筍などのシャキシャキした食感を感じる肉あんは、肉汁もたっぷり。皮がほの甘くてふかふかで、「安い~」と買ってきてみたけど、これはなかなか素敵に美味しかった。
田中玉緒さんのお料理教室
 ゴルゴンゾーラとはちみつのクロスティーニ
 葡萄のスキャッチャータ
 ポルチーニのリゾット
 鶏とじゃがいものロースト ローズマリー風味
 モンブラン
今日は仲良しの友人たちと連れだって、田中玉緒さんの料理教室。
 
「これ習いたいね」「でも行けそうな日程がレッスン日と合わない~」などとやりとりしていたら、「この人数だったら貸切りの臨時レッスンできますよ」と言っていただいて。臨時レッスン甘えついでに「デザートに今月の基礎科のモンブラン習いたいです~」とリクエスト。
 
今月のイタリア料理レッスン基礎科のメニューを中心に、ブログ拝見して「美味しそう……」と悶えていた、"スキャッチャータ・コン・ウーヴァ"(皮ごとの葡萄をどっさり焼き込んだ、イタリアのパン)も教えてもらうという豪華編成な感じになった。
 
気の置けない友人たちとわいわい賑やかにレッスンを受けてリストランテのランチ気分で食事して……と、楽しい数時間。リゾットは習ったことも作ったことも何度かはあるけれど、まだなんとなくあやふやな感じがあった作り方に、「ああ、これはこういう理由でこうなんだ」と理屈で理解できたポイントがいくつもあって、多分次からは自信を持って美味しく作れる……はず。
 
「ポルチーニのリゾット」。リゾット、奥が深いです。 汁っぽくベチャッとしない、かといって水気が抜けすぎて団子のようにもならない「仕上がりはこんな感じ」というのを見せていただいた、秋色のリゾット。
 
最後の風味づけは「チーズより、むしろバター多めというのが本来の形」だそうで、ツヤツヤしたリゾットはとても綺麗だった。
 
しかも中には、たっぷりのポルチーニ!
 
ポルチーニが手元にない時は細かく刻んだマッシュルームと形を残したマッシュルームそれぞれ使って「マッシュルームリゾット」というのも美味しいのだそう。ポルチーニはたいそう美味しかったけれど、マッシュルームリゾットも素敵~。
 
おもてなしに良さそうな、ローズマリーの香りの鶏ロースト そしてメインディッシュは、うっかり"おかわり"までいただいてしまった、鶏とじゃがいものロースト。
 
ローズマリーやミントでマリネしておいた鶏肉は、フライパンで焼きつけてパリッと皮目を焼いてからオーブンへ。オーブンに入れる一手間で、家で普通にスキレットで焼くよりもふっくらと仕上がっていた。
 
リゾットは、鍋のそばについて混ぜたりしてやる必要がある分、パスタより手間がかかる(しかもリゾットの鍋とブロード加熱用の鍋でコンロ2つ使う)ので、こういうオーブン料理のメインディッシュだったらあまり手間なく作れるんだな、と、献立づくりの参考にもなった。
 
で、デザートは待望のモンブラン♪
 
「栗を裏漉した本格派が良いかしら?」
でも復習しやすいのは市販のマロンペーストを使った方が圧倒的に簡単なんですが……と事前に提案いただいて、皆揃って
「いやいや、手間かからない方が!復習しやすい方でお願いします!」
と、市販のマロンペーストを使ったモンブランを教えていただいた。
 
お菓子作りで何かと余りがちな卵白を使ったラングドシャーのカップ作りも教わって、優しい甘さのモンブランのできあがり。見た目から想像するほどには手間がかかっておらず、でも味わいは本格的。マロンクリーム自体がそもそも簡単なので、「バニラアイスクリーム+マロンクリーム」も良いですよ、の声に、皆で「作る、私それ絶対作る」と盛り上がっていたのだった。
チーズ(ミモレット)
ちぎりキャベツのうまたれ
ちくわきゅうり
秋刀魚の塩焼き おろし醤油
牛タンの塩焼き
鶏肉とごぼう、舞茸の吸物
羽釜御飯
ビール(琥珀ヱビス)
お昼とはうってかわって、今日の夕御飯は超和風な感じで。
 
「今日は早く帰るー!」
とだんなが言い置いて出勤したので、ならばとあれこれ用意した。いよいよお手頃価格になってきた旬の秋刀魚(1尾78円♪)と、秋刀魚嫌いの息子のためもあって冷凍牛タンも焼くことに。
 
手持ちの美味しそうなほうれん草を茹でようか悩みつつ「……いや、なんか、生キャベツが恋しい気分」と、ちぎりキャベツに"うまたれ"かけて、みんな大好き「ちくわきゅうり」(ちくわにスティックきゅうり詰めただけの料理とも言えない料理……)。
 
一番丁寧に作ったのは、いよいよこういうものが美味しい季節になりました、ということで、我が家定番の舞茸入りのお吸い物。
 
しっかりめにとった鰹と昆布のだし汁に、ささがきごぼうと適当にほぐした舞茸、湯通ししておいた鶏肉を加えて鶏に火が通るまで火を入れて、あとは豆腐と三つ葉。「きりたんぽ」を彷彿とさせる吸物は、母の郷里の秋田ではそのまま雑煮のベースにもなったりする。
 
寒い季節の具沢山汁ものと言えば「とり豆腐」も捨てがたい美味しさで、だから冬の我が家の汁ものは鶏と豚(=豚汁)の出番が何かと多め。
 
今日の塩焼き秋刀魚もうっとりするほど美味しかった。秋刀魚、更になるようだったら(そしてその安い日に時間の余裕があったら)、しこたま買ってきてコンフィにしようかしら。秋刀魚のコンフィ大好きなのよ。