2012年8月5日日曜日

ビアガーデン!

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沖縄産マンゴーとチーズクリームのワッフル
アイスカフェオレ
昨夜は花火大会でさすがにお疲れ。久しぶりに8時頃まで爆睡していた。ああ久しぶりにたくさん寝たなーと、充実した気分で朝食作り。
 
だんなが大阪の一人暮らしで食べないもの(食べられないもの)は何だろなーと考えて、今日はワッフル焼くことにした。卵を丁寧に泡立てて作る田中玉緒さんレシピで、卵2個使って(粉は300g)2単位分。
 
今年はお手頃価格のものと出会えなくて購入できずにいた国産マンゴー。先日1玉980円の沖縄産マンゴーを見つけたので「これだ!」と買ってきた。それを刻んだワッフルに添え、生クリームはちょっと手をかけて「チーズクリーム」に。
 
手持ちの生クリームが心もとない分量だったから、というのがそもそもの理由だったのだけれど、「足りないクリームをかさ上げできるかな」とクリームチーズを混ぜてみることに。常温に戻したクリームチーズを練って泡立てた生クリームと混ぜて、砂糖も少々。穏やかな酸味のある口当たりまろやかなクリームは、ワッフルにも良く似合う上々のものだった。
 
朝食ワッフル♪ マンゴーは文句なく甘くジューシーな極上の味。
 
ワッフルメーカーを酷使して焼くこと焼くこと6~7回、「マンゴー+チーズクリーム」とか「マンゴー+練乳+チーズクリーム」とか「ココナッツパインジャム+チーズクリーム」とか、「シンプルにあんずジャムのみ添え」とか、各自好みでいただいた。
 
今日は夕飯が「食べ放題飲み放題」を予定していることもあって、ちょっと自重して数枚残して保存することに。
 
「だいたいね、このワッフル、1単位が4人前くらいだと思うのよ……?」
「え、そうなの?」
「え、なんで?」
「"なんで?"って……普通はさ、ワッフルをわんこそばみたいには食べないわけよ。はい次の焼けたよ!って、おかわりして食べるもんじゃあないわけよ」
 
えーそうなんだーとだんなと息子に言われ、「やれやれ」と他人事のような態度をとる私も、さんざん"わんこそばワッフル"を堪能していたのだった。
 
今日の午前中は、「おうち謎解き」。仕掛け人は私と息子で、挑戦者がだんな。
 
「リアル脱出ゲーム」のSCRAPの商品「謎箱」が手元に届いたのはもう何ヶ月か前のこと。謎箱に仕掛けられた謎は息子と2人で挑戦してしっかり解き終えたのだけれど、この箱、解いた後も用意された同じ謎を使って(あるいは改変して)再度謎解きを楽しめるようになっている。
 
なので今回、「最後の鍵」を「だんなの誕生日」に合わせるように持っていって、更に箱を開けた後にも「プレゼントの置き場」の謎を仕込んで、「父ちゃん誕生日おめでとう謎箱」に仕立て直してみた。
 
謎の手がかりのカードは部屋中のあちこちに隠して、小道具も用意して、準備万端。
 
「……さて、お父さんの誕生日プレゼントは箱の中に閉じ込められてしまいました」
「あなたが最初にすべきことは、この解答用紙を埋めることです」
「制限時間は60分!」
「"終わらない誕生日からの脱出"、スタートです!」
 
と、「リアル脱出ゲームのオープニング」風の小芝居をして、謎に取り組むだんなをニヤニヤと観察する私と息子。謎解きゲーム、参加者側が絶対楽しいと思っていたけれど、仕掛け人側の楽しさがすご~くよく理解できた。「ああ、もうそこまで迫っているのに~!あとちょっとなのに~!」と、脇で見ていて悶える感じ。
 
ほんのりヒントも出してしまいつつ、でもめでたく小一時間で謎解き成功。無事に数日遅れの誕生日プレゼントを渡すことができたのだった。ちなみに私からのプレゼントは、だんなが以前欲しいなと言っていたマッサージクッション。
鶏の唐揚げ
いなり寿司
その他諸々残りもの
麦茶
ささっと簡単に済ませた昼御飯は、花火弁当の残りもの色々で。
 
多めに作って会場には持っていけなかったいなり寿司とか、食べきれなかった唐揚げとか、冷蔵庫に残っている夏野菜の揚げ煮とか、ピンチョスにしきれなかったスモークサーモンとか。
 
無造作にずらずらっと並べて、麦茶飲みながらいただいた。なんというか「祭りの後」という感じ。今回のおいなりさんはちょーっと甘さ控えめだったかな。このところ上白糖ではなく、きび砂糖を砂糖容器に詰めているのだけれど、上白糖より甘味のつき具合が淡い印象。ちょっと多めに入れるようにすると良いのかなー。
日本橋三越内「ビアガーデン日本橋」にて
男性 \3700
女性 \3200
中学生以下 \1500→\0
そして午後は家族でお出かけ!
 
「僕、銀座のヤマハに寄って、トロンボーンの売り場の人に聞きたいことがあるんだー……学校の楽器のメンテナンスの事で」
「じゃあ、銀座に寄ってから銀座線で日本橋目指すか」
「明日の朝御飯も買ってから移動しよう」
 
と、蒸し暑い中銀座をぷらぷら。私のサンダルがすっかりくたびれていることがわかり、だんなが買ってくれたりした。
 
そして夕飯は、1ヶ月前から楽しみにしていた、日本橋三越屋上の「ビアガーデン日本橋」♪
 
去年「このビアガーデンはいいぞー」という噂を聞いて、8月頭に予約の電話を入れてみたものの、
「来週うかがいたいんですが……」
「あいにく、8月期間中は連日満席となっております」
とすげなく断られてしまったのだった。
 
今年は「毎月1日に翌月のご予約受付を開始いたします」とのアナウンスが春先にあったのをがっちり把握していたので、7月1日に帝国ホテルのプールサイドから予約を入れて、めでたく今日の予約をゲット。家族で来るのを楽しみにしていた。
 
けっこうな広さのある屋上にはずらりと椅子とテーブルが並び、端の一角が料理&飲み物コーナー。ソフトドリンク以外の飲み物はスタッフが入れてくれる形で、料理も一部はスタッフが盛ってくれる仕組み。食べ放題&飲み放題で大人男性3700円、大人女性3200円はなかなかお値打ちだと思う。更に8月中の日曜日は中学生以下の子供が無料♪それを狙って今日の予約にしたわけだけれど、同様に家族連れが多く、たいそう賑わう日曜の夜だった。
 
日本橋三越ビアガーデン♪食べ物もさすが老舗デパートの美味しさでした。 席数に比してフードコーナーは若干狭めなので(料理の量や種類は申し分ないのだけど)、常に混雑、という感じ。
 
なので最初は1人2枚の皿を両手に持って、
「春巻いる人?じゃあ2本よそっておくね」
「枝豆は?たっぷり盛っていい?」
と、食べきれる分だけ家族分を皿に盛ってささっと席に戻った。
 
枝豆には「黒枝豆」の札がつき、モルトビネガーも用意されたフィッシュ&チップスに春巻、チーズ揚げ、鶏皮ポン酢に茄子のマリネ、ポテトグラタンにハンバーグ。
 
定番の鶏の唐揚げ、海老入りコロッケ、鶏のスパイシー焼きに焼き茄子、きのこと鶏肉のバルサミコ酢和えとわかさぎの南蛮漬け。
 
焼売やおでん、炭水化物ものはレッドカレー、グリーンカレー、ポークカレー、焼きそばに卵炒飯にパスタにペンネ……と、これもたくさんあった。
 
デザートはソフトクリームに、ミニパンケーキのメープルシロップサンド(的なもの)、一口カステラ、シューアイス、杏仁豆腐やアセロラゼリーなどなど。
 
料理は次々新しいものがやってきて、前とは違うものが出てきたりもするので、ずいぶん色々食べられた。さすが老舗の風格、中には「ああ、いかにも業務用の加工品……」な感じのものもなくはなかったけれど、それでも美味しいものがたくさんあって大満足。
 
日も暮れてきて涼しくなってきました 6時前から食べ始め、1時間ほどすると日も暮れて薄暗くなり始め、涼しい風も吹いてきた。
 
雨が少し心配な予報が出ていたものの、1滴も降られることなく良い天気♪
 
早めの予約が良かったのか、私たちの席は飲み物コーナーの至近にあって、混雑の合間をぬって次々おかわりに行けたのも最高だった。
 
そう、事前に調べていたところでは、ビールは「アサヒスーパードライ」と「黒生」と、あと「琥珀の時間」が飲める、という事を耳にしていたのだけれど、ビールコーナーにそんな案内はなく。
 
アルコールは、入場時に渡されるチケットをジョッキと交換してもらい、飲み干したらそのジョッキを持参してお代わりをもらう仕組みなのだけれど、初回に問答無用でスーパードライを渡されそうになった。
「いえ、ハーフ&ハーフでお願いします♪」
と、ハーフ&ハーフにしてもらい、それをぐびぐび。
 
「うーん、琥珀があるはずなんだけどね」
「聞いてみようか」
と、だんなが「他のビールはないの?」と聞いてみたところ、「琥珀もございます」と初めて教えてもらえたのだった。なんだ、やっぱりあったじゃん!と、以降は2人して「琥珀くださーい」「琥珀で」「琥珀を」と、琥珀尽くし。だんなと2人、2リットル以上ビール飲んだ。久しぶりのビアガーデン、ここぞとばかりにビール飲めて嬉しかった~。
 
いや、でも、「知ってる人にだけあげるよ、表だっては言わないよ」という感じにひっそりと「琥珀」を置くというのはお店の戦略なのだろうけれど、親切とは言えないなぁ、と。「ビールが飲めればそれでいい」というお客さんにはどうでも良いのかもしれないけれど、端で見ていたら、琥珀を飲んでいるお客さんは15人に1人いるかいないかという感じだった。
 
デザートのソフトクリームは、小さな紙コップに少量入れてくれるので、何度かもらいに行って、それでおしまい。スイカも食べたしシューアイスも食べた。
 
食べ放題のソフトクリームって、往々にして「スキムミルク100%か!」「植物性油脂か!」という風なコクも何もない牛乳の味もしない味気ないものだったりするのだけれど、このソフトクリームもしっかり美味しいものだったので、それにも大満足。シメのソフトクリームが美味しいというのは本当に幸せで、大満足なビアガーデンなのだった。