2014年3月1日土曜日

白菜ミルフィーユ

「ミニストップ」の
 濃厚ミルクフランス
カフェオレ
昨日ちらりとコンビニを覗いたら、「濃厚ミルクフランス」なるパンをみつけた。期間限定の品らしく、テレビチャンピオンプロデュース云々……なんて書いてある。
 
「……美味しいかな」
「濃厚なのかな」
「食べてみる……?」
と、息子と協議の結果、買ってきてみた。
 
息子も私も待ちかねた、ほぼ1年ぶりの「塾の予定が全くない週末」。でも息子も私もそれほど朝寝坊はせずに8時過ぎくらいに起きだしてのんびり朝御飯にした。それでもいつもより遅めだしねと、パンとカフェオレだけで簡単に。
 
「……濃厚でしたでしょうか」
「そうでもなかった」
「だよねぇ」
 
これが濃厚だったら、アンデルセンのアレは「超濃厚」と名乗って問題ないよねぇ……というのが、2人の結論。クリーム、不味くはなかったし、分量もそこそこたっぷりだったのだけれど、やっぱりなんというか「コンビニパンの味」を越えるものではなかったかな、と。
天ぷら(人参のかき揚げ・蓮根・大葉)
うどん(あつあつ)
麦茶
明日はどうやら天気がよろしくないらしい。今日も午後から雨がパラつくとか。
 
これは大変……と、予約本が届いたの旨連絡があった図書館に行きついでに、産直スーパーでお買い物してきた。今日は見切り品豚肉(半額!半額!)が何点かあったので私はたいそう御機嫌。下処理済の豚モツも半額だったので、少し悩んだ末に「うん、今日中にモツ煮込みにしちゃおう」と、これも籠に。
 
美味しそうなターツァイに、小ぶりの白菜、お手頃価格のきゅうりと、新玉ねぎ……と、今日もあれこれ買ってきた。一緒に買ったのは、お惣菜コーナーの天ぷら。人参のかき揚げ、さつまいもや南瓜入りのかき揚げ、ちくわ、蓮根、大葉の5種類の天ぷらがセットでたったの210円。お昼はうどんに決定した。
 
ちょっとばかり衣がしんなりとした天ぷらだったけれど、魚焼きグリルでしっかり温めると衣が良い感じにサクサクになる。うどんもストレートだしも、香川アンテナショップで買ってきた買い置きのものがあるので、良い感じに「あつあつ」の美味しいうどんが楽しめた。天ぷらも、うまー♪
モツ煮込み
白菜の干し椎茸あんかけ
角切り野菜の和風スープ
羽釜御飯
ビール(プレミアムモルツ)
で、午後はのんびりモツ煮込み作り。
 
既に茹で加工してあるモツだったので、そう丹念に下茹でする必要もないのかなと、一回茹でこぼし。
 
たっぷりのにんにく、生姜と共にモツを炒めて、ささがきごぼう、大根、人参、玉ねぎも加え炒めたら、水と焼酎を加えて炊いていく。具材が柔らかくなったところで醤油と味醂と白味噌と八丁味噌を同量ずつ合わせたもので調味。こっくりと良い味になるまで煮込めばできあがり。
 
「いかにもな居酒屋風のモツ煮込み」を目指してみたのだけれど、かなり思い通りの出来上がりになった。もうちょっと味噌の割合を少なめにして、で、白味噌を多めに合わせた方がよりそれっぽい感じになったかな。でも満足。
 
息子はモツ煮込みがいまいちお好きでないので、モツ煮込みはあくまでも「副菜」。これは週明けの平日の昼間にでも一人楽しく「煮卵入りモツ煮豆腐」を楽しむのを本番にすることにして、今日のメインのおかずは「白菜の干し椎茸あんかけ」。
 
鶏ひき肉に刻み玉ねぎ、八方だしなどを加えて練り合わせ、白菜の葉の間に塗ってミルフィーユ状にして、干し椎茸の戻し汁や日本酒、八方だしを合わせた煮汁で15分ほど蒸し煮にする料理はワタナベマキさんレシピ。ちょうど最近、「八方だし」を仕込み直したところだったので、これを使う料理を用意してみた。おひたしの味つけにしたり、煮物のベースにしたり、吸い物の調味にも使ったりして色々と便利な合わせ調味料。
 
冷蔵庫にとってある角切り野菜のスープは、食べる分だけを取り分けて少し水を加え、こちらも八方だしで調味。おろし生姜も少し加えて和風味の吸い物に調味しなおして食卓に出した。野菜をたっぷり使った料理は、どうしてもある程度以上の分量ができてしまうから、数日食べ続けるにしても味を変えて食べられるようにしている。本当は食べきり量をその都度作るのが一番なのだけど、毎日具沢山の汁物を用意するのも、それはそれで大変だったりして……。
 
こんな献立だったらやっぱりビール!と、「野菜たっぷりではあるものの、居酒屋っぽくもある献立」な感じの夕御飯。さほどの手間はかかってないのに、白菜ミルフィーユが意外に美しくて美味しくて、これはまた作らなきゃと思ったのだった。