2012年7月6日金曜日

ハーゲンダッツまみれな今日

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
帝国ホテル「Gargantua」の
 ブリオッシュ
目玉焼き
ぶどう(デラウェア)
アイスミルクティー
この季節なので冷凍庫に保存していた帝国ホテルのブリオッシュの残りを軽~くトースト。目玉焼きとフルーツ出して、今朝はアイスバニラミルクティー。
 
バニラの香りのついたお茶は、ミルクと最高によく似合うし砂糖など入れなくても甘さをほのかに感じるので大好きだ。息子もどうやら好きらしい。
 
「お菓子というよりはパンだよなぁ」と私は思うブリオッシュだけれど、それでもバターと卵たっぷりなリッチな感じは朝から何やら贅沢な感じ。
汐留「ベトナムフロッグ」にて
 ガパオセット \1050
     鶏肉のガパオ炒めご飯
     鶏肉のフォー(ハーフサイズ)
今日は一人、都心にお出かけ。
 
1時近くなってからの遅めのランチ、新橋汐留界隈で手早く済ませたくて、手軽なお店が色々揃っている汐留シティーセンターに向かってみることにした。海南飯屋もあるし、フードコートには台南担仔麺もあるし(←どうやらアジア飯が食べたかったらしい私……)。
 
「……たまにはフォーもいいな」
と、ふらふら歩いて、入ってみることにしたのはベトナム料理屋さん「ベトナムフロッグ」。フォーと生春巻のセットとか、パッタイだ焼き飯だと、ランチセットが色々揃っている。
 
「フォーも食べたいが、私はガッパオがすごく好きなんだなー」
と、選んだのはハーフサイズのフォーとガッパオのセットもの。
 
汐留「ベトナムフロッグ」にて。香菜のサービスに全米が泣いた。 鶏ひき肉とバジルの炒めと目玉焼きが乗ったご飯、「ハーフサイズ」にしてはけっこうなボリュームのあるフォーのセットがテーブルにやってきた。
 
ご飯はタイ米ではなく日本のお米で、あとはバジルが生のリーフではなくドライバジル使用だったのがほんのりがっかりだったのだけれど、でもそのがっかりをカバーしてあまりある嬉しい存在がトレイに置かれたグラスの中身。
 
小ぶりのデュラレックスの中には、みっしりと(台湾料理屋で「1皿250円」とかで出てくる勢いの量で)香菜が詰まっているのだった。わーい!香菜!香菜!香菜がこんなに!とやおらテンションが上がる香菜中毒者の私。
 
香菜、香菜、どっちにも似合うよねぇ、嬉しいよねぇ~♪と、グラスをさらうように全部入れた。んもうこれでもかと香菜臭くしたフォーとガッパオをいただいてしまった。うん、この店良い店だ……とうっとり。
 
が、ベトナム料理屋に好んで入る客層であっても「香草大好き」という層は私が思うよりも少ないようで、厨房近くの私の席から見えてしまっていた下げられてゆくお皿には香菜がたんまり残っているのがほとんど。「全くの手つかず」という風に見えるのも少なくないのだった。
 
実のところ、ガッパオ自体はあまり異国の香りがするものではなくて、「あら、私がナムプラーぷんぷんで作ったものの方がむしろそれっぽい味かも」なんて思ったりしたのだけれど、久しぶりのフォーは美味しかったし満足なお昼ご飯。
ハーゲンダッツ スプーンテイスティングレッスンにて
 ハーゲンダッツチョコブラウニーたんまり
 チョコブラ・アレンジ 「チョコブラ・スモア」
 チョコブラ・アレンジ 「チョコブラ・パフェ」
 「自由が丘ベイクショップ」の焼き菓子
そして午後は、ゆりかもめに乗って芝浦埠頭駅からてくてく歩いて今日のイベント会場へ。
 
やった当選!600名以上の応募があったとか。 1週間ほど前に届いたのは、こんなおしゃれな封筒。
 
ハーゲンダッツマニア(新商品はほぼ全種類買って食べてるわ~)な私は当然のようにメールマガジンやら何やら色々購読しているのだけれど、そこで告知があったのが「スプーンテイスティングレッスン」というイベント。
 
人気アイス「チョコブラウニー」に焦点を当てて、「さまざまなスプーンによる、チョコレートブラウニーの味わいの違いを体験していただく」というイベントで、面白そうだなーと気軽な気持ちで申し込んでみたのだった。
 
それがめでたく当選。
 
この手のイベントには珍しく、「1組2名様ご招待」ではなくて、「当選者1名のみお越しください」というもの。まぁ、お一人様行動はいつもの事ですから……と、すったかすったか向かってみた。会場も「最寄り駅から徒歩10分」と若干不便なところにあったこともあって、「もともと応募総数が少なかったのかな?」なんて失礼な事を思っていたのだけれど、なんと600名以上の応募があったのだとか。
 
受付にあったチョコブラチックなオブジェ。残念ながら食べられません。 右の写真は残念ながら食べられないものだけれど、「チョコレートブラウニー」をイメージしたスイーツオブジェ。サイズは直径30cmほど、大型ケーキくらい。
 
「写真、どうぞどうぞ、会場どこでも、いつでもたーっくさん撮ってくださいねぇ~」
だそうで、そもそもtwitterやfacebookなどでの拡散も狙いの一つだったイベントみたい(だから私が当選したのかしら……←申し込み要項に「ブログやってたりSNS参加してたりしてますか的設問があった記憶が)。
 
hoe」という会場は、とても素敵な空間。会場手前の受付エリアには天井までの棚に雑誌や食器が美しく飾られていて、「……料理教室?カフェ?ちょっと違う……」と感じていたのだけれど、会場に入って「そっか、料理写真とか撮るためのスタジオなんだ」と理解した。天井から吊されたカバーつきのライトは、料理撮影のセットに使う機材の超巨大なもの。後に知ったところによると「食を中心にした広告や出版物、商品パッケージを制作する撮影スタジオ」なのだそうだ。この会場も面白いものだった。
 
そんなこんなでイベントスタート。最初は今回の講師、「自由が丘ベイクショップ」のオーナー浅本氏による「チョコレートブラウニー」に関する数十分のレクチャー。
 
「ハーゲンダッツ スプーンテイスティングレッスン」にて、これからアレンジデザートを作りますよ~。 続いて、会場後ろの調理台的なテーブルが並ぶ空間で、実習形式のデザート作り。
 
用意されたグラハムクラッカーやマシュマロ、クロッカン(パイを砕いた風な焼き菓子)などなどは、講師のショップから持ち込まれたものだそう。
 
ハーゲンダッツのアイスの美味しさは言うまでもなく、そこに合わせる素材も文句なしに美味しいものとなったら、何をどうやっても美味しいわけで。
 
初対面同士の参加者、きゃあきゃあ言いながら楽しくデザート作りをしてその場で食べた。このイベント、「スプーンにアイス盛られてます、次々食べてね」的なものかと想像していたのに、なにこれ楽しい。
 
「ハーゲンダッツ スプーンテイスティングレッスン」にて、これは「チョコブラ・スモア」 これは「チョコブラ・スモア」。
 
2枚のグラハムクラッカーの間に角切りにしたマシュマロとチョコレートブラウニー挟んだだけ。
 
シンプルだけど、このマシュマロの存在が楽しい食感で、ただアイスを食べるよりも優しい味わい。ハーゲンダッツのクリスピーサンドよりも、モフッとした食感で、冬にも美味しくいただけそうだ。
 
続いて、今日の一番上の写真の「チョコブラ・パフェ」。
 
紙コップの底にチョコ味のクロッカンを詰め、その上にチョコレートブラウニー、その上に焼き菓子のメレンゲ、更にベリー類を飾ったら、パッションフルーツ入りのベリーのソースをかけてできあがり。
 
メレンゲをスプーンでくしゅくしゅ崩しながら全体を混ぜつつ食べると、ベリーの風味もあいまって、ケーキの「オペラ」を食べている風にも感じる濃厚な味わい。クロッカンの代わりにコーンフレーク使って、メレンゲの焼き菓子はそのあたりでも売ってるし……と、色々ヒントをいただいた。これならおもてなしにも使えそう。
 
そしていよいよメインイベントの「スプーンテイスティング」。
 
「ハーゲンダッツ スプーンテイスティングレッスン」にて、このスプーンで試食しますよ~ 用意されたのはこの6本のスプーン(と、最後に「フォークでも召し上がってみてください」とフォークも1本)。
 
左端のはハーゲンダッツのロゴ入りの大きなスプーン。
「あ、ハーゲンダッツのオリジナルスプーンなんですね~」と近くに立ってらした広報の方に話しかけたら、
「アレッシィ社との共同開発のスプーンなんですよ。CMで柴崎コウさんが使ってらっしゃるのと同じものです」
だそう。おお~。
 
そして
「今日はお使いのなったこのオリジナルスプーンをお土産にお持ち帰りいただきます」
とアナウンスがあり、「おお~」とどよめく会場。
 
ひときわ大きなこのスプーン、さすがアレッシィ、といった風のフォルムの美しさとずっしりとくる重み。手の温度が伝わってアイスもすくいやすそうだ。この大きなスプーンだと、「口いっぱいにアイスを頬張る喜び」が味わえる感じ。
 
更に、華奢なステンレスのスプーンが2本。先が平らなタイプと、尖ったタイプ。大口開けなくてもするりと口に入るのでお上品に食べられるし、酸味苦味を感じる舌の両端にアイスが乗りにくいので甘さやコクを強く感じられる。
 
先が尖ったものは特に「冷たさ」を感じる風になっていて、他のスプーンと比べると「さっぱりとした口当たり」に感じるのが面白い。
 
熱伝導が一番悪い木製スプーンは、華奢なタイプだと優しく違和感なく、すんなり食べられる。「夏のアイス」というより「冬のアイス」向きかな。同じ木製でも一番右側のものは「良くも悪くもスタンダード」な、若干厚みがあって存在感のあるスプーン。木製の口当たりは心地よいものだけれど、形を選ばないと「スプーンを食べている」食感になってしまう。
 
そして外見も口当たりも独特で面白かったのが白い陶器製のスプーン。アイスと同じ温度帯に感じられるので存在感が消える不思議な食感。
 
説明を伺いながらのテイスティングだったので、途中でアイスが溶けてしまったり食べきってしまったりすると、すぐさま黒服のスタッフが新しいアイスを手渡してくれる。前半のデザート作りも含めると、多分3個くらいはチョコレートブラウニーを食べきった感じ。「ハーゲンダッツで満腹」だなんて、それなんて贅沢!?という心持ちだ。
 
最初にミネラルウォーターのペットボトルをいただいたのだけれど、会場にはコーヒーと各種紅茶も用意され、ほんのり甘みのあるジンジャーティーがたいそう美味しかった。これで口の中がさっぱりするし暖もとれるので、ついついアイスのスプーンが進んでしまう、と……。
 
最後には「自由が丘ベイクショップ」のお菓子も♪ 最後には、「アンケートにご記入ください~」とアンケート記入タイムがあり、そこに供されたのは「自由が丘ベイクショップ」の数種類の焼き菓子♪
 
「うぅ……美味しそう……っ」
「でもお腹いっぱいだ……どうしよう……」
「わけっこします?割りますよ?」
と、けっこう打ち解けた初対面同士、最後のお菓子も楽しんできた。
 
オリーブやトマト、ズッキーニなどの入ったしょっぱいケーキ「ケーク・サレ」に、写真手前の三角形はミートパイ。甘さに疲れた舌に嬉しい塩気だ。
 
写真奥の、薄紙に包まれていたのはスペインの焼き菓子「イネス・ロサレス」というもの。
 
ピタパンを焼いてグラニュー糖をまぶした風なシンプルな味わいだけれど、サクサクモロモロとした食感が心地よくて良い感じ。講師の浅本さんともちょいちょいお話できてそれも楽しかった。
 
お土産はオリジナルスプーン2本♪ で、帰り際にアレッシィのロゴ入り袋をいただいて、そこに試食に使ったスプーンも入れて帰路についた。
 
なんか、他にも箱が入ってるなーなんだろなーと思ったら、中からもう1本、新品のオリジナルスプーンが!
 
「スプーン嬉しいけど、1本じゃなー自分専用ってことだなー」と思っていたので、これは嬉しいプレゼント。ハーゲンダッツさんたら太っ腹。
 
アレッシィ社は以前にもハーゲンダッツとのコラボでアイスクリームスプーンを出している(これ)けれど、私はハート型のよりこちらの大きなスプーンの方が好みかな。
 
というわけで、今日のイベントは、ハーゲンダッツ信者をなおも夢中にさせる素敵な内容だったのでした。楽しかったー♪
茹でとうもろこし
スモークサーモンのクリームソース スパゲティ
角切り野菜のスープ
ビール(プレミアムモルツ)
「あ、もうダメ、クーラーつける。これはつけるよ。つけちゃうよ」
夕方帰宅して、ついに今シーズン初、クーラーのスイッチを入れてしまった私。
 
暑さはまだ我慢できる範囲だったけれど、この湿度の高さに音を上げた。ああ、だんなが単身赴任していることもあるし、電気代は上がるし、食器洗浄機と衣類乾燥機は辞められない以上空調くらいは自制しようと思ってたんだけどな。除湿モード全開!イェーイ!
 
「あ!クーラーついてる!やった!」
帰ってきた息子もクーラー下で「これだよー気持ちいいー」とご満悦。もう、家中ジットジトだったもんねぇ……。
 
で、夕御飯はクリームソースのスパゲティ。あれこれ使った生クリームの残りを出して、落合務さんレシピの「新・スモークサーモンのクリームソース」を参考に。「新」ということは「旧」もあるのだろうけれど、旧のレシピは私は知らないのだった。
 
フライパンにオリーブ油とバターを入れて、そこに角切りにしたスモークサーモンを加え炒める。ウィスキー注いでアルコール分飛ばしたら、生クリーム加えて煮詰めていき、好みのきのことほうれん草の葉、粉チーズ加えて茹でたパスタと和える。今日は手元にあった舞茸としめじを使ってみた。
 
息子がお代わりを所望するほど美味しくできたパスタ、でも私は午後のイベントであまりお腹も空いていなかったので控えめ分量で。……はて、私は控えめに食べて、でも茹でたのは250g(500g袋の半分)くらいのパスタで。息子には170g分くらいの乾麺をよそってあげたはずなのに「お代わり」って。と、後で気づいて苦笑い。息子のためだけに200g茹でる必要がある日が近づいているようなのだった。
 
あとは、帰りがけに覗いた八百屋で美味しそうだったとうもろこしを茹でて、ありもの野菜で適当にスープ用意して、「もう今日はビール日和り!」とばかりに30ml缶空けた。