2013年11月24日日曜日

紅玉りんご、加工中

「神戸屋キッチン」の
 イタリア栗のモンブランデニッシュ
「Johan」の
 銀座のチョコブレッド
ヨーグルト w/自家製王林ジャム
カフェオレ
週末はいつも寝ぐされている息子も、今日は午前中に塾があるのでちゃんと早起き。
 
昨日もがっつり食べた「銀座のチョコブレッド」と、あとは昨日地元駅ビルの新規開店「神戸屋キッチン」で買ってきたデニッシュも1人1個。甘くて美味しいもの食べて、気分あげて勉強してこい、ということで。
 
息子の分は煮リンゴをパン生地でくるんだ風のデニッシュで、私は「イタリア栗のモンブランデニッシュ」。どちらも300円超の気合いの入ったお値段で、
「やっぱ高い……神戸屋、高い……」
そう頻繁に買える価格じゃないよねぇ、と心底思ってしまったのだった。普段使いにするにはちょっと贅沢な、このパン屋さん。
 
モンブランデニッシュは、「んー期待ほどには、デニッシュ生地が、なんかちょっといまいちかも……?」という印象。店内のオーブンで焼いているらしいパン、まだスタッフもオーブンのクセとか掴み切れてないのかしらん、とか。栗ペーストはちゃんと美味しかったものの、いまいち綺麗な層になっていなくて、もっそりとした歯触りで、「もっと美味しくできるはずだよねー?」などと思ってしまった。
 
そういえば最近、自家製パンも焼いてないし、なのに「食パンミックス」の買い置きはまだ残ってるはずだしで、久しぶりにパン焼き器も動かしてみようかなーなんて思ってみたり。
 
息子を送り出してから、いざいざと、今日はヨーグルトを仕込んでみた。
 
失敗してもやむなし……と、種菌に使ってみたのは、種菌にするには難しいと定評のあるらしい「小岩井生乳100%ヨーグルト」。
 
最悪、固まらなかったら、「飲むヨーグルト」的な、ラッシー的なものにすれば良いやということで、先日購入した「素焼きヨーグルトメーカー」を煮沸消毒して、牛乳とヨーグルトを入れてかき混ぜた。
 
あとは、水分が滲み出るらしいので下に小皿を敷いて、我が家で一番暖かいだろう居間の棚の上に。寒い時期は24時間ほどで醸しが終わるそうだ。がんばれ乳酸菌。超がんばれー。
メバチハラスと自家製イクラの海鮮丼
中華風コーンスープ
麦茶
お昼御飯は、昨日買ってきた生筋子から作った自家製イクラと、一緒に買った「メバチハラス」の海鮮丼。
 
メバチマグロのハラス、つまり肉で言うところの「バラ肉」にあたるのかな。ちょっと筋はあるけれどやたらと脂が乗っていて、しかもお手頃価格だった。筋が気にならないように少し小さめにカットして、用意した酢飯の上に盛りつけた。揉み海苔散らして、わさび添えて、できあがり。
 
昨夜の残りのコーンスープも出して、簡単なのになかなか幸せなお昼御飯。もう今シーズンは食べられないかなと思った自家製イクラ、12月も目前というこの時期にまた食べられて良かったなー(んで、まだたんまり残ってる)。
 
そして午後は、「訳あり紅玉りんご」が届いたので、ジャム作り。
 
こんな感じに大小いろいろ、色ムラがあったり小さなキズがあったりする「訳あり」のりんご。5kg、25個入って、送料込1800円だった。
 
去年作った王林のりんごジャムもあっさりめな上品な味にできて、全く不服はなかったのだけれど、たまたま安い出物を見つけたので今年は紅玉で作るのも素敵だな、と。
 
それに伴い、ガジェット好きな私がついつい買ってしまったのが、3つのりんご加工アイテム。
1つが「U字型皮むき器」で、もう1つが「スーパー・ベジタブルキュービック」。
 
んで、作業の途中に「……これ、芯抜き器あったほうが絶対便利だわ」と悟り、急遽「りんごの芯抜き」も購入。もうどれだけりんごを加工したいのかと、私……。
 
皮剥き器は、「U字になったからって、そんなに使いやすくなるものかな」と半信半疑な気持ちだったのだけれど、これがなかなか良い感じ。普段愛用しているのはT字のピーラーなので「桂剥き」風にりんごの皮を剥くのは難しく、でもI字ピーラー(タテ型ピーラー)は使ったことがないのでそれとの使用感の違いはちょっとわからず。でも、このアイテムのおかげでツルツルと効率良く皮を剥くことができた。
 
で、何より便利だったのがドイツ製のフードチョッパー。
 
小ぶりのりんごなら、横に輪切りにしたのがちょうど収まるくらいのカッター枠で、厚さの分は自分でカットしておく必要があるものの、そこからはワンプッシュ、ガッチャコンとするだけで縦横格子に綺麗に具材がカットされて下の容器に溜まる仕組み。
 
なかなかに場所を取るものではあるけれど、角切り野菜のスープを作ることも多いし、「同じ大きさの角切り野菜(or果物)がざくざくできる」というのは、これは思った以上に良い気分。
 
特にりんごは、手早く刻んで加工していかないと色が悪くなることもあって、「正味500g分ほどのりんごの皮を剥いて一気に刻む→りんごの分量に合わせたグラニュー糖を計量してりんごにまぶし、煮鍋に移す」というのが去年の3倍くらい早く作業できたのが何よりだった。……って私、りんご専門のジャム屋にでもなるつもりなのかしら……。
 
かくして今日は、25個中、大きいものから10個使ってジャムを仕込んで、これがりんご果肉2kg分。
 
たいそう良い香りのりんごだったこともあってか、息子が興味津々に
「このりんご、このまま食べられるもんじゃないの?いい匂いなんだけど……」
と箱を覗きに来た。
 
「んー……基本的には加熱用のりんごだからねぇ。香りは良いけど、普通のりんごと比べるとかなり酸っぱいと思うんだよねぇ……」
ジャム以外にも、コンポートにしたり焼きりんごにしたり色々使えるよ、まだ残ってるし……と返したら、
「焼きりんご!?」
と、やたらと食いついてきた。
 
そっか、息子、焼きりんご食べたことなかったか。あえて小ぶりのりんごを残しているし、近々焼きりんごも作ってみますか……。
白子ねぎぽん
豚味噌鍋(豚ロース肉・白菜・長ねぎ・うどん)
日本酒(仙台 森民酒造本家 ひとめぼれ純米吟醸「もりしずく」)
先日だんなが帰ってきた時、忙しい合間に「今年も練りますかねー」と、豚味噌鍋用の味噌をせっせと練ってくれていた。
 
練った味噌、大阪に持って帰ったり諸々するのかと思ったら、
「うんにゃ、大阪で食べる分は向こうでまた練るしー」
と、まるっと全部置いていってくれた。えっと……なんか、色々、立場が逆かな。逆だよね。
 
普通は奥さんの方が、単身赴任の夫のために「これ作ったから持って行きなさい、あれもあるからね」なんてする側じゃないのかな、なんて。笑ってしまった。いや、どうもありがとう。感謝感謝。
 
というわけで、良い具合に冷え込んだ今日、さっそく息子と2人で豚味噌鍋。
 
折良く産直スーパーでしゃぶしゃぶ用豚肩ロース肉の扱いがあったから美味しいその豚肉を買ってきて、あとは定番の白菜と長ねぎと、冷凍うどんもどっさり。
 
冷蔵庫に入れていた日本酒も1本開けちゃえと、多分友人が以前お土産に持ってきてくれたものだろう、仙台の純米吟醸を飲むことにした。酒造好適米ではない、食用米の「ひとめぼれ」を使ったお酒で、すっきりした喉越しの、「美人なお酒」という印象のお酒。くいくい杯が進んでしまって、結局1人で2合弱ほど飲んでしまった。だんなと一緒に飲んでいるわけじゃないのに、ちょっと飲み過ぎ。
 
長ねぎも白菜も、豚肉と一緒に産直スーパーで買ってきた。太い葱と、やたらと巨大な白菜はどちらも甘くて(しかも安くて)、「旬のもの、最高~」という気分。野菜も肉もたらふく食べたのに、なのになぜかうどんも4玉消えてしまったのだった(うち、2.7玉くらいは息子の胃袋に入ったはず)。