2013年4月21日日曜日

アメリカン朝食

空飛ぶビスケット
ソーセージグレイビー
スモークサーモン入りスクランブルエッグ
カフェオレ
「せっかくだんなが帰ってきているのだから、美味しい朝食を用意しましょう」キャンペーン。
 
昨日のうちに冷凍庫からバルクソーセージを冷蔵庫に移しておいて、大きなボウルに薄力粉やベーキングパウダーを計量しておいた。バターも計量して小さく刻んで冷蔵庫に。そこまでやっておけば、あとは40分ほどで朝食の支度が可能で、7時過ぎに台所に立ってみた。
 
作ってみたのは、「The Flying Biscuit」、空飛ぶビスケット。
 
イギリスのスコーンよりももっとパサモソした感じの、アメリカでは朝食にいただくことが多い「ビスケット」。日本で簡単に食べられるもので一番近いのはケンタッキーフライドチキンのビスケットだけれど、あれほど油っこくはない感じ。もう10年前の話だけれど、アトランタの「The Flying Biscuit Cafe」というお店で食べたビスケットが最高に美味しかった。
 
数日前に思い立って、「そういえばまだあのお店、あるのかな?あの店のビスケットレシピとか、どこかに転がっていないものかしら」と調べてみたら、ビスケットのレシピがめでたく見つかった
 
「世界一の朝御飯」との評判高いbillsのスクランブルエッグの美味しさの秘密は「卵にたんまり混ぜ込まれる生クリーム」だったりするのだけれど、この美味しいビスケットの秘密も「生地にたんまり混ぜ込まれる生クリーム」にあったみたい。
 
レシピに出てくる「heavy cream」はすなわち生クリームで、そして「half-and-half」は、アメリカならではの乳製品、通常はコーヒーミルクに使われるものだ。
生クリームと牛乳を半々に混ぜたものだからその名がついているのだけれど、その乳脂肪分は12%前後ということだから、生クリームと牛乳で代用するなら生クリーム1に対して牛乳を3~4あたりの配合で混ぜ合わせれば良いのであるらしい。
 
粉にバターを指先でつまみながら混ぜていくのはスコーンと同様。レシピままの配合だと18~20個のビスケットが焼き上がるそうで、それではちと多いかなと半量にして作ってみた。柔らかな焼き上がりを希望するならフチのある角形などに生地を密着させながら並べて焼き、クリスピーな焼き上がりが好みなら、ビスケット1個ずつを離して鉄板に置いて焼くと良い……と、その英語のレシピはかなり細かな記述があった。
 
で、今回はクリスピー版を目指して。もっと、もももももと高さのあるビスケットが焼けるつもりでいたのだけれど、思いのほかボリュームが出なかった。ベーキングパウダーがちょっと古いものだったからそれが悪かったのか、オーブンの設定が悪かったか、粉の混ぜ具合や生クリームの分量が微妙にダメだったか。
レシピの時間どおりにオーブンに入れてもいまいち焼き色がつかなかったから、我が家のオーブンの場合10~20℃ほど高く設定すべきだったのではないかなと思っている。
 
昨日のパンケーキ同様「次回への宿題」が残る感じではあったけれど、でも、焼きたてのを割ってみると、サクサクと非常に良い感じ。固いということもなく、粉とミルクの香りがふんわり漂う、これはなかなか美味しいビスケットになってくれた。次はきっともっとうまく焼けるはず!だ。
 
そしてソーセージグレービーはアンダーソン夏代さんのレシピで。塊肉のグリルに添えるグレイビーソースではなく、「ソーセージ入りの塩気強めのクリームシチュー」みたいなこれは、アメリカ南部ならではの朝食アイテム。黒胡椒がしっかり効いたほうがそれっぽい味になる。あまり失敗しようもない簡単料理なのだけれど、今日もなかなか美味しくできた。
 
あとはスモークサーモン入りのスクランブルエッグを用意して、「ザ・アメリカ飯」みたいな朝御飯。
 
がんばった甲斐あって、全部がとっても美味しかった。発酵が必要なパンよりもずっとささっと簡単に焼けるから、反省点を忘れないうちにまた焼いてみなきゃ。今度はソフトタイプ版で。
「モスバーガー」の
 モス野菜バーガー
 モスチキン
 オニポテセット(オニポテ・クラムチャウダー)
サッポロ Ribbon 純水あっさりグレープフルーツ
だんなの新幹線の時間は夕方ちょっと遅めということで、まったりお昼御飯。
 
「食べちゃわなきゃいけないサイコロステーキ肉があるんだよね。……パスタとか、ピラフに乗せて食べる、とか」
「うううーん、もっと簡単で、テキトーで良いような感じ……?」
「雨の日は宅配ピザが安かったりするけど……うーん、でもピザもなぁ……」
 
今日は朝から雨で、しかも真冬のような寒さ(東北や長野では積雪だとか!)。お買い物に行くのは面倒だし、じゃあ宅配……?と考えて、「そうだ、モスバーガーはどうだ」ということになった。
 
私は好物の野菜バーガー。オニポテセットでドリンクはクラムチャウダー、更にモスチキン、と、「テキトーな感じ」ではあるけれどちょっと豪華なお昼御飯になった。ジュースは買い置きのサッポロリボンのがあったので、それを出して。ケンタのチキンも大好きだけれど、モスチキンの美味しさは不動の美味しさ、安定感、という感じ。厚切りトマトが入るレタスたっぷり野菜バーガーも相変わらずの美味しさだった。
 
野菜たっぷりと言えば、火曜日発売の「モス菜摘」がとんでもない感じ。
 
バンズの代わりにレタスを使っちゃったハンバーガーだそうで、
「それはもはや"ハンバーガー"じゃない」
と、一目見て笑ってしまった。
 
ロースカツとかテリヤキチキンとか、きっと美味しいだろうなとは思うけど、食べにくそうだし腹持ち悪そうだし、うーん、それってどうなの……?と。でも気になるから1回くらい食べに行ってみようかな。
冷や奴
きゅうりとわかめの酢の物
サイコロステーキ丼
じゃがいもと油揚げの味噌汁
麦茶
だんなを見送り、ちょっと寂しくなった日曜の夕御飯。手元には「早く食べなきゃ」的なものが色々あって、「551蓬莱の甘酢団子」「まぐろのぶつ切りの残り」「たこのぶつ切りの残り」そしてお昼に食べようと提案していた「サイコロステーキ肉」。
 
中でも一番デンジャラスだと思われたのがサイコロステーキ用の肉だったので、
「甘酢団子は明日!火が通ってるし匂いも大丈夫だし、多分、絶対、明日でも大丈夫!」
と、今日の夕飯はサイコロステーキ肉を使ってしまうことにした。冷凍するのもちょっともったいない感じの肉だったので。
 
簡単に丼にしてしまうかなと、肉は牛脂をひいたスキレットで炒めてバターにんにく醤油味で炒め、御飯の上に。肉を炒める前に、青葱とマッシュルームもささっと炒めて、それも一緒に御飯の上に一緒に乗せた。
 
あっさり味の副菜が欲しかったので、わかめときゅうりは酢の物に。それと冷や奴も。
 
特売だった、ちょっと良いめのステーキ肉だったので、シンプルな味付けでも幸せな美味しさ。昨日は夜に塾のある息子にと、この肉を一部取り分けて玉ねぎと共にガーリックソルトと胡椒で炒めて食べさせたのだけれど、これも旨い旨いと食べていた。美味しい食材はあれこれいじくる必要がないということなのねと、改めて。