2012年5月23日水曜日

今日はお魚~

「アンデルセン」のスイートマンゴーブレッド
ハムエッグ
アイスカフェオレ
確か昨年は「冷やして食べても美味しい」という売りで似た風なパンが出ていた記憶がある、「アンデルセン」のマンゴーブレッド。今年は「冷やして食べて~」のあおり文句はなく(まだ5月だからそう言ってないだけかもしれないけれども)、「スイートマンゴーブレッド」なるものがお店の目立つ場所に並んでいた。
 
私も息子もマンゴー大好きなので、お試しに食べきりサイズを買ってきた。
 
このパンだけではちょっと物足りない分量で、でも卵料理とかを合わせるのもちょっと似合わないような感じもしたのだけれど、とりあえず両面炙ったハムとスクランブルエッグを添えてみる。お供にアイスカフェオレ。
 
「うお!思った以上にマンゴーだった!」
「うん、これは相当にマンゴーだねー」
デニッシュ系ではなく、小さめの食パン風の外見でもあったので、「ほのかに甘い、マンゴーの香りがするパン」くらいな感じを想像して食べると、ちょっと驚くくらいのマンゴー感。
 
そういえばそろそろ果物屋さんにも国産マンゴーがぼちぼち並んでいるのよねぇ……今年もたくさん食べたいなーと思いながら、マンゴー味のパンをもぐもぐ。
エシャロットソースの冷や奴
きのこのスパイシーマリネ
カレイのハーブ焼き
きのこと鶏肉のスープ
羽釜御飯
麦茶
フライパンで魚をじゅーじゅー焼いていたら、
「……今日の夕飯は魚かー」
と、案の定がっかりした声。
 
文句言う割には出せば残さず食べるけれど、肉の方が歓迎なのはわかっているわよ……と、今日は「魚の日」。それでも、習い事があってお疲れの日には魚ではなく肉を出すようにしているのだから、その母の気遣いをわかっていただきたい。
 
今日の魚は、スーパーの鮮魚コーナーで「魚ステーキバイキング」なんて札つきで売られていた味つきの切り身魚だ。
 
基本的に、肉も魚も味つきのものはあまり手を出さないようにしている(というか、手を出す気分になれない)のだけれど、この切り身は1つ78円とか、そんな感じだった。
 
5種類ほどの魚が、赤魚は西京漬け、ブリは照り焼きだれ、マグロは韓国風たれ……とそれぞれ味を変えてタレまみれになって並んでいて、
「でもどれも、きっとコンビニの弁当に入ってるような味なんだろうなぁ……」
と思いつつ、これなら食べられそうかなと試しに買ってみたのがカレイのバジルハーブソース。
 
フライパンにオリーブ油と刻みにんにく入れて両面こんがり焼いたところでバジルの葉添えて出したら、なんとなくそれっぽい感じに仕上がった。冷蔵庫に残っていたきのこのマリネも添えて。
 
いよいよ食べきらなきゃいけない感じになっていたエシャロットは、緑の部分ごとざくざく刻んで赤唐辛子と共に軽く炒めて、醤油と酢と砂糖を加えてドレッシング風のピリ辛タレに。これは冷や奴に添えていただくことに。
 
あとはきのこ山盛りのスープ用意して、御飯炊いて、そんな感じの夕御飯。
 
昨日、歯医者で自分の番を待っている時に雑誌(たしか『クロワッサン』だった)をぱらぱら捲っていたら、北欧家庭の夕飯の風景、みたいな写真があった。おかず3種類くらいが乗った1人1皿と、テーブルの中央にサラダっぽい器。テーブルが大きなせいもあるかもだけど、えらく質素な印象で、「……皿洗うの簡単でいいな」なんて事を思ってしまったりした。
 
日本の家庭料理はやっぱりそういう光景に比べると皿数は多くて、最低でも「御飯茶碗」「汁椀」「おかず皿」の3点が必要という感じ。でもそれだけじゃ今ひとつ物足りなくて副菜の小鉢ももう一つ、ということになる。
 
ちまちました皿が複数並ぶ様は、他の国からするとおままごとしているかのように見えたりもするんだろうなぁと思いながら、今日も馴染みの皿を出して盛りつけたのだった。
 
「魚ステーキ」は、やっぱりこんなものかなー、という化学調味料っぽい味わい。「やたらと安いからお試しに」と買ってはきたけれど、やっぱり魚も肉も未調味のものを買ってきた方が間違いはないみたい。