2016年2月7日日曜日

地元の家系。

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「木村屋」の
 苺のあんバター \230
 パン・オ・ショコラ \170
カフェオレ
昨日は銀座をぷらぷらしたので、「いつも通りJohanでパンを買うか、たまには他のところで買うか」を悩んだ末、木村屋でお買い物。
 
みんな大好き「あんバター」、季節商品の「苺のあんバター」が出ていたので、私はこれを選んだ。息子の分も苺、だんなは普通の「あんバター」。
 
定番のあんぱんなどが入り口近くに並んだその奥には洋風パンもたくさん並んでいる本店。クロワッサンなどもいかにも美味しそうで、今日はこっち側のパンを買ってみようか、と、私はパン・オ・ショコラを。
 
このパンを買ったのは鰻ランチの後でお腹もけっこういっぱいだったはずなのに、がっつり甘い系のパンを2つ選んでしまったのだった。後悔はしない。
 
「苺のあんバター」は、びっくりするほど苺の風味が濃厚。ごくほんのり塩気を感じるソフトタイプのフランスパンと、ふわっと軽い食感のたっぷりのホイップバター、そしてほのかな酸味も心地よい苺あんのバランスが、とても良い感じ。基本のあんバターも美味しいけれど、こちらも甲乙付けがたいくらい幸せな味だった。地元で手軽に購入できたら、週1ペースで食べたいレベル。
 
パン・オ・ショコラは、チョコがちょっとほろ苦の大人の味。生地も綺麗な層になっていて、バターの香りもしっかりで、デニッシュが得意なパン屋さんの品にも負けない美味しさだった。昨年の今頃、経営不振とニュースになっていた木村屋だけど、頑張って欲しいなー。木村屋大好き。
船橋「横浜ラーメン武蔵家」にて
 半熟味玉ラーメン 並 \750
 ライス \0
今日のお昼はだんなと2人、地元の「家系ラーメン」のお店に行ってきた。
 
東船橋駅と津田沼駅の中間あたりにある、車で行くのが前提な立地のラーメン屋さんで、併設の駐車場もたっぷりスペース。でもランチタイムはそこが常に満車になる勢いの人気っぷりだった。店内にはテーブル席も2つあって、子供連れもやってきていた。
 
濃厚めな豚骨醤油のスープに太麺、トッピングにほうれん草と海苔、というのが家系ラーメンの特徴だそう。そしてこのお店、ライスは無料、おかわりも可能。
「海苔をスープに浸して、柔らかくなったのを御飯と一緒に食べるのが最高なんだよー」
というだんなの言葉に、私もライスを小盛りでつけてもらった。その分、ラーメンが食べ切れそうになくて麺はだんなに手伝ってもらうことに。
 
私は味玉トッピングにしてもらい、やってきたラーメンには上にふわっと海苔3枚。「海苔増し」にしてもらっていただんなから数枚海苔を分けてもらって、海苔を立てて撮影したのが今日の写真。確かにだんなが言う通り、この豚骨醤油の濃厚スープには、海苔がすごく良く似合う。「海苔増し」は幸せだ。
 
叉焼が、脂少なめの部位っぽかったのに、しっとり柔らかくて、これが美味しかった。濃厚なスープも「脂がっつり」という風ではなくて(麺固めの他は、「普通」で注文したのでした)、良い感じ。
 
「家系ってこってりなんでしょう?後で口の周りがテッカテカしちゃう方向のラーメンなんでしょう?」と思ってたけど、たいそう美味しかった。そもそも、私は「九州のとんこつラーメンが至高」ってくらいに豚骨スープが好きだから、豚骨醤油も嫌いなはずがないわけで。
 
「あ、美味しいね。これは美味しいね」
と、食べる私に、
「でしょー?おいしいでしょー?」
と、だんなも嬉しそうだった。
 
日本のラーメンの流派の多彩さって、本当にすごい。魚系ラーメンのスープも独特で美味しいし、ちょっと酸味のあるつけ麺も美味しいし。頻繁に食べるにあたって、健康的な食べ物かというと微妙かもしれないけれど。
生湯葉
豚しゃぶ
 (豚肉・水菜・白菜・えのき・人参・長ねぎ・マロニー)
日本酒(石川 福光屋 本日のしぼりたて 2016 山廃純米 二月三日詰)
日本酒(栃木 小林酒造 鳳凰美田 純米吟醸 愛山 無濾過生原酒 Black Phoenix)
せめて、夜は野菜をたんと食べましょうということで&昨日日本酒買ってきたので早速飲みましょうということで、気温の低い今日は、しゃぶしゃぶ♪
 
お肉屋で豚肉と牛肉を見比べて、
「うーん、牛肉、お高い……」
「豚で充分じゃない?豚しゃぶにしましょ」
と、豚肉をたんまり買ってきた。
 
あとは白菜、水菜、えのき、人参、長ねぎ、マロニー。一応うどんも用意したけど、肉と野菜がたっぷりすぎて、うどんまで到達しなかった。
 
銀座の松屋デパート内「FUKUMITSUYA」で買ってきたのは、「平成28年 壽蔵槽場直詰 本日のしぼりたて」という、ちょっと面白いコンセプトのお酒。
 
「○月○日詰」と様々な日付の紅白ラベルの瓶がずらりと冷蔵ケースに並んでいて、直近のものをと「二月三日詰」を昨日、6日に買ってきたのだった。これは山田錦・五百万石使用で、精米歩合は65%、「伝統の山廃酒母で仕込んだキレと絶妙の酸味、コクが特長の飲み応えのある一本」ですって。500mlと、やや小さめの瓶。
 
さすが、搾りたてのお酒、良くも悪くも「若いなー!」という印象の、酸味や旨味がまだ全体に馴染んでいないというか、四方八方に主張しているような元気な味わいだった。どちらかというと古酒好きな我が家には、新鮮な方向で、口に含んだ時の印象は酸味があってすっきりなのに、後味はどっしり重厚感があるという面白いお酒だった。
 
で、なんとなーく飲み足りなくて、これも昨日、こちらはグランスタのはせがわ酒店で見つけて買ってきたブラックフェニックスを。
 
私の大好きな鳳凰美田の、しかも愛山無濾過生原。ああああ、ブラックフェニックスがある~と、冷蔵ケースの前でうっとりしていたら、
「これは見たら買わないと、次いつ買えるかわかんないよ?」
と、ささっと2本、買ってくれたのだった。
 
愛山は、私の好みど真ん中の酒米なのだけれど、だんなの好みからするとちょっと甘め。先のお酒も充分美味しかったけど、大好きなブラックフェニックスは、もうたまらん美味しさだった。で、日曜夜に酔っ払い。