2016年9月9日金曜日

家常豆腐の正解とは

シナモントースト

アイスカフェオレ
毎度バタートースト&目玉焼きじゃ芸がないなということで、今日の朝御飯はシナモントースト。
 
食パンにバターを塗って、グラニュー糖とシナモンパウダーをばさばさ。バターも砂糖もシナモンもたっぷりめにする方がそれっぽい味になる。
 
でも、自分が思う「大量」のレベルでかけても、市販のシナモンロールの甘さと濃厚さには遠く及ばないから、あの市販のシナモンロールはどれだけの砂糖やら何やらを使っているのかしら……と思ったり。
 
まあ、あれはパンというより「お菓子」に近いものだしね、と思いつつ、それなりに濃厚に甘くできたシナモントーストをもぐもぐ。
スティックきゅうり w/マヨネーズ
スコップコロッケ(ミニ)
家常豆腐
筍と葱のかき玉汁
羽釜御飯
ビール(サッポロラガービール)
今日は息子不在で、だんなと2人の夕御飯。
 
昨日帰れなかっただんな、「今日は絶対帰る!」と強い気持ちで仕事持ち帰ってまで夕飯合わせで帰ってきたらしい。
 
献立は、三之助の厚揚げ使って「家常豆腐」。
その品名から分かるとおり、「我が家定番の豆腐料理」的なものだから、味付けも具材も千差万別すぎて、「これぞ家常豆腐」というものがいまいちなかったりする。
 
私も作るのが久しぶりで、
「えーと筍入る?必ず入るってわけじゃないのか……きくらげは?人参は?あと椎茸とか?」
と悩みつつレシピを確認して、確認したら一層混乱することに。本当にバリエーション、豊富すぎ。
 
そも、厚揚げを使うところも、「豆腐を揚げて作る」「豆腐をそのまま使う」とか、これまた色々。厚揚げ使用のレシピも普通にある。
 
結局、良いとこどりで、食べたい具材を揃えつつ、美味しそうな調味料の配合で作ってみることに。一番参考にしたのは譚彦彬さんのレシピ……だったかな?(うろおぼえ)
 
薄切り豚肉には塩胡椒、片栗粉、溶き卵、サラダ油を軽く揉み込んで下味をつけておき、ピーマン、パプリカ、きくらげ、筍は湯通し。ねぎと生姜とにんにくと香辣脆炒めてから全体を合わせ、味付けは中華スープとオイスターソース、醤油、少しの甜麺醤。
 
汁気多めでことこと煮込んで煮詰めてから水溶き片栗粉でとろみをつけたらできあがり。
 
筍と卵が余ったので簡単に中華風かき玉汁も作って、あとは材料が余っていたのでだんなにも味見をと、昨夜のスコップコロッケをミニサイズで食卓に出した。
 
だんなが家常豆腐作ったら、多分青椒肉絲的なというか、中華旨煮的なというか、そんな感じの味付けにするだろうからと思いつつ、あえてちょっと外した方向の家常豆腐にしたところ、「自分の味じゃない方向で嬉しい、美味しい」と高評価をいただけたて一安心。よほどの事がない限り「不味い」とは言わないだんなだけれども。
 
ちょうど数日前に「嫁が麻婆豆腐を作った。俺「普通に旨いけど家庭の味レベル。もっと旨いの作って」嫁「…」」なんてまとめ記事を見ていて、
「そんな言い方されたらガチギレレベルだわ。二度とそいつのためには麻婆豆腐作らんレベルだわ。よく奥さん翌日笑顔でいられるわ、無理無理」
と思っていたところだったりしたから、なおのこと。
 
料理してくれる人の手間とか諸々考えたら、そんなこと絶対言えないよねえ。自ら料理するだんなは言わないし、息子もそういう事言わない人間に育ってる(……と、思う……)のは何より。
 
でも「家常豆腐」の正解(なんというか、自分なりの「正解」)はもうちょっと違うところにある気もするので、次回はまた違う味で作ってみようかな。