グランドハイアットで肉祭り

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チーズトースト
アイスカフェオレ

ちょっと早く目が覚めたのだけれど、あれこれやりつつつパソコンの前に座していたら、だんなが起きてきて「朝御飯にしますか？奥様」と。
 
あー、うん、食べようかー……とゆるい対応していたら、だんながささっとチーズトーストを支度してくれた。す、すみません。

レトルトカレー（ナイルさんのチキンカレー）
麦茶

今日は午後からお出かけ。息子はバイト。
 
お昼は適当にありもので済ませましょうかと「パスタ？蕎麦とか？」などと検討の結果、「レトルトカレーはどうかな」ということになった。
 
母と一緒に買い物した時に母が色々買ってくれた良いめのレトルトカレーがいくつかあって、「あ、これ美味しそう。こっちも美味しそう」と見比べた結果、私は「銀座インドレストランナイルさんのチキンカレー」を選択。
 
ちゃんとしっかり「インドカレー」な味わいのチキンカレーで、元々が「辛口の中辛」レベルくらいにはしっかりめに辛いのに、更に辛味スパイスの小袋つき。クミンなどにカイエンヌペッパーを合わせたミックススパイスで、これをさらっとかけてみたら、またなかなかに辛くなった。
 
パッケージに二代目ナイルさんの顔写真がついていて、なかなかのインパクト。
 
「全然行ってないねー懐かしい」
「あそこのムルギランチ、美味しかったよね」
とか話しながらもぐもぐ。

六本木「アウグスビアクラブ」にて
　自家製ピクルス
　ビール（アップルラガー）
 
六本木「グランドハイアット東京」内「THE OAK DOOR」にて
　ニューイングランドクラムチャウダー
　テキサスバーベキュープレート
　ソフトアイスクリームサンデー
　    （チョコレートブラウニー バナナ ダークラム）
　ビール（コロナ）

先日、六本木のグランドハイアット東京の公式twitterで「本場アメリカ・テキサス生まれのスモークバーベキュー ～スモークプロジェクト～」なんてキャンペーンを今月開催することを知った。
 
へえ、テキサスのバーベキュー……テネシーとかあのへんとはまたちょっと違うのかな？とキャンペーン案内を確認しに行ったら、これがなかなか魅力的。「テキサスバーベキュープレート」なるものが、マカロニチーズやコールスロー、豆などが添えられたセットメニューで、「うっわ、なんかすごい懐かしい組み合わせ」と胸がときめいてしまったのだった。
 
「これ、気にならない？」
「超気になる」
と、食べに行くことに。
 
夕方早めの時間に出て、秋葉原でカードゲーム屋さんを見たりしつつ、六本木に到着すると５時過ぎといったところだった。本屋寄って、パン屋も見て、それでも30分ほど時間が余ったので、ホテルのすぐそばのお店だしということで「アウグスビアクラブ」に寄って食前酒をぐびぐび。ビールって食前酒になるのかしら。まあいいや。
 
多分私は初めて飲んだ、日替わりゲストビールの「アップルラガー」。
 
ピルスナーにりんご果汁を足した風な、いわゆる「フルーツビール」の類らしい。でもアルコール度数は普通のビールくらいの、そんな口当たりの飲みやすいビールだった。食前酒として丁度良さそうな感じ。
 
お気に入りの自家製ピクルス盛り合わせも貰って、茗荷入りのそのピクルスをぱりぽり食べながら20分ほどだらだらと。
 
先日の荒天の日はお店がらがらだったけど、今日はほぼ満席の盛況ぶり。自転車乗りの外国人の皆さんの休憩所になっているようで、いかにもな自転車乗り出で立ちのおっちゃんらが楽しそうにビールを飲んでいた。店内、なかなかに賑やか。
 
で、良い感じに空腹になったところで、グランドハイアット東京6Fの「オークドア」に。今日は2Fで「ソワレ ブランシュ」も開催らしく、ホテルロビーやレストラン周辺には、白一色の服装のお姉さんが集まってきていて、なかなか不思議な光景だった。
 
お待ちかねの「テキサスバーベキュープレート」をいただくことにして、前菜にやっぱりこれでしょの「ニューイングランドクラムチャウダー」、余力があったらデザート頼みたいねと、お供はコロナビール。
 
このホテルにはややカジュアルめのフレンチレストラン（朝食ブッフェの会場になってる）の他にフレンチレストランは無いから、ステーキハウスのこの店がメインダイニングになるのかな。高級感溢れる空間でお行儀悪いかなと思いつつ、ライムの刺さったコロナビールはグラスに移して飲む飲み物でもないよねと、いつも通りに瓶ごといかせていただくことに。
 
自家製なのか、すごく風味の良いベーコンが入ったクラムチャウダーは、小麦粉少なめのさらりとした口当たり。
 
シチュー的にこってり、どろりとした感じのクラムチャウダーが多い中、
「案外さらっとしてるね」
「上品」
と言いつつ口にしたら、味わいはとても濃厚。小麦粉でコクを出すのではなく生クリームで、といった感じの濃厚さで、適度に火の入った野菜や貝もたっぷりざくざく。すごく美味しいクラムチャウダーだった。上にはちゃんと砕いたクラッカーも散らされていたり。
 
そして期待の「テキサスバーベキュープレート」は、２人分が木製台に盛られた、たいそう豪快なプレゼンテーションでやってきた。
 
器に盛られているのはブラジルのフェイジョアーダに似た風の豆の煮物、自家製だと思われるちょっとピリ辛のBBQソース、そしてリンゴ入りのコールスロー（ちゃんとセロリ風味）。
 
コーンブレッド、ピクルスの他はお肉が５種類。
 
「レビエ カタル ビーフショートリブ」、「トリプルジェイファーム ビーフソーセージ」、「ビーフブリスケット」、「ターキーブレスト」、「ポークベイビーバックリブ」という、なんだか祭りのような盛大な盛りだった。１人分、ゆうに400gはありそうなお肉の山だ。
 
ただでさえ盛りつけに時間がかかりそうな料理なうえに、このフェア自体始まったばかり、ということでか、ちょっとばかり肉が冷めてはいたものの、幸せな「アメリカの味」だった。
 
特にとろけるような口当たりのビーフブリスケット、胡椒の効いたバックリブが良い感じ。牛肉ソーセージも、ジューシーで濃厚、通常の豚肉ソーセージとは全く違う味わいだった。
 
少ししてからやってきた「マカロニチーズ」は、こんな感じに、これまた上品。
 
始めて知ったけどこのお店、通常メニューにサイドディッシュとして「マカロニチーズ」が存在していた。
 
「マッケンチーズ」なんて発音で呼ばれることが多い、息子がアメリカで知って以来大好物のこの料理、かつてはアウトバックで手軽に注文できたのだけれどメニューから消えて久しかった。
 
だから外で食べるの、久しぶり。息子も連れてきたかったな。
 
正しく「エルボーマカロニ」（カールしたマカロニ）で、正しくマッケンチーズ。なのにとても上品で、だんなと顔を見合わせて笑ってしまった。
「めっちゃうまい！」
「こんなに美味しいマッケンチーズはマッケンチーズじゃない」
などと「意味不明な供述を云々」な感じ。
 
ちゃんとチェターチーズの味がするけど、あの渋さに似たアクっぽさはなく、とてもマイルド。美味しかった。
 
んで、お肉もせっせと食べたけど、どうしても私はリブとソーセージが食べきれなくて、包んでもらって持ち帰ることに。
 
この店のデザートメニューに「ソフトアイスクリームサンデー」という文字を見て、どうしても食べたかったのだった。
 
多分リクエストすれば避けてくれるのだろうけど、メニューの載ってるのは全てお酒とのコラボレーション。
 
お酒起点で選んだ私の選択は「チョコレートブラウニー バナナ ダークラム」（ラム酒大好き♪）。
 
他には
「山崎ウィスキー ブラックシュガーゼリー クランブル」
「ラズベリー メレンゲ グランマニエ」
「コーヒーゼリー ココアクッキー カルーアリキュール」
といった品揃えで、どれも面白い組み合わせだなぁ、と。
 
クッキー２枚添えられたグラス入りのサンデーは、底に角切りにされたブラウニー、上にもトッピングでブラウニー、チョコレートの飾りとチョコソース、あとはバナナとアイスクリーム、最後にラム酒をたら～……と、そんな感じ。
 
ラム酒の風味が案外強くて、お酒に弱い人は普通に酔っ払ってしまいそうな、食後酒を兼ねたようなデザートになっていた。
 
ソフトアイスクリームは、期待通りの滑らか濃厚な舌触り。リッチな味のブラウニーも、お腹いっぱいだったけれど美味しかった。クッキーはお持ち帰りで。
 
２人で３万円越えの久々にリッチなディナーになったけれど、満足でした。おいしかったー。