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天王寺「大阪マリオット都ホテル」クラブラウンジにて
朝食ブッフェ
大阪3日目、万博2日目の今日、クラブラウンジ朝食は、おいしそうだったパンケーキあたりもスルーして和食一辺倒にしてみた。
なぜかたこ焼きまでメニューにあったから、そっと2個持ってきてみたり。
昨日おいしかった牛ごぼう煮は残念ながら無かったものの、焼き魚は鰆、卯の花、筑前煮、蓮根煮、若竹煮にお豆腐と、今日も素敵な組み合わせ。
日替わり卵料理は"ほうれん草とベーコンのフライドエッグ オーロラソース"で、そして昨日よりもフルーツがおいしかったように思う。
オレンジ、ピンクグレープフルーツ、メロン、パイナップル、そして今朝はLG21の無糖ヨーグルトも貰ってきて、パンコーナーではちみつたっぷりかけてきていただいた。
せっかくの八代目儀兵衛のお米、卵コーナーから生卵貰ってきて卵かけご飯にしてみれば良かったかな……。
大阪万博 「大阪ヘルスケアパビリオン」にて
「ほっかほっか亭」の
ポークたまご 単品 \790
海苔弁セット \1100
「SMILE ALE」の
ビール(ヴァイツェンスタイル) \1200
とにかく過酷な万博入場列。
9時入場のところ、あえて10時近くに行けば比較的すんなり入れるらしい……というライフハックを試してみるも、到着時、やっぱりゲートは100mほどは先の状態で、昨日50分、今日40分と、誤差程度しか縮まらなかった。
本当に、この入場で人死にが出そうなほどにしんどかった今日は、昨日より明らか気温も高く、そして事前情報で知ってはいたけれど入場者数も多かった。
今日は唯一、3ヶ月前抽選でオランダ館の予約だけが入っていて。
というわけで、今日もゆるっと入れそうな館だけ行ってみようと、最初はマレーシア館に。
午前中に入る分には、20分も待たないくらいで入ることができた。
けれど当日予約のサイトはほとんど繋がらず、LINEでの抽選予約を受け付けていた住友館も全く当たらず、まあそんなものよねーと。
そうして入ったマレーシア館、期待以上に楽しかった。
入館して最初に広がっているのは、食品サンプルを並べたローカル屋台の光景で、各地の料理の特色を紹介がとっても素敵。
マレー語圏ということでマレーシアはインドネシアにとても近い文化で、
「あ、これ、ナシチャンプルーっぽい」
「これナシアヤムだって」
などと、盛り上がってしまう。
フロア中央には繁華街のミニチュア展示もあって、アジアあるあるな、ホーカーズっぽい吹き抜けの屋台の光景だったり、この写真は家具屋さん?
とても精巧で面白かった。
もうね、正直、環境問題だの世界平和だのエネルギー問題だのは「わかった、わかったから……」という感じになりつつあったものだから。
そして吹き抜けホールには、 竹とラタンで作られた、"調和の木"。
葉っぱはそれぞれ先住民族が色に意味を持たせて手織りで編まれたものなんですって。
きれいきれい。
そして次には、もうアジア繋がりということでフィリピン館。
入場するとこんな感じにぴらぴらがぶら下がった森的なところで光のショーがあって。
展示のメインは、18の地方を現すタペストリーで、プロジェクションマッピングを活用した"動く織物"が不思議な調和で美しく。
この、民族衣装を並べた立体的なタペストリーがかわいくてとりわけ好きだった。
で、こちらは子供に人気だったのだけど、横長のスクリーンの前に立つと、魚や植物、フルーツ、花といったキャラクターが現れ、自分の動作とシンクロして動いてくれるコーナー。
手を動かすだけじゃなく、足もキックとかするとちゃんと反応するものだから楽しくなって、汗かいてまで動いてしまった。この華やかな色のセンスがいかにもかの国らしくて良かったなあ。
で、このあたりで少し早いけど休憩しておこうと彷徨うも、昨日以上に冷房の効いたスポットには入れそうにはなく。
「
大阪ヘルスケアパビリオン」には併設のフードコートがあるからと行ってみたら、さっくり買える品が色々あったので、屋外席で簡単に昼食を済ませることになった。
こちら、「
ほっかほっか亭×EXPO2025」提供の、未来のお弁当"ワンハンドBENTO"だそうで。えーと、でもつまり、おにぎらず?
あまりに会場内飲食が高値だから、ポークたまご790円すら良心的に思えてしまい、そしてだんなの"海苔弁セット"は、ハッシュポテト1個と唐揚げ2個つき。
缶ビールも買えたものの、屋外席近くには「
SMILE ALE」というアサヒグループと大阪府との共創ショップがあって、廃棄食品を使ったビールが飲めるのだそうで。
今日の提供は、パンを使ったヴァイツェン風と、ぶどうを使ったフルーツエールですって。
大阪の製パンメーカーの出荷できなかったコッペパンを原料に使用。
小麦由来のふんわりとした香りが広がり、軽やかで飲みやすい味わいが特徴。
マイルドでフルーティな香りをお楽しみください。
とのことで、優しい味で良い感じ。
ごくごく飲めてしまったものだから結局足りず、大手メーカーの生ビールを追加で飲むことになってしまったのだけど、ここでしっかり水分補給しておいて良かったと心から思うことになったのだった。35度超の屋外を歩き続けるのは、まことに苦行。
大阪万博 シンガポール館の
マーリーのアイスバー(ライチ) \750
元気が出たところで午後はベトナム館!と向かってみたところ、今日はナショナルデーで午前中は閉館しているとのこと。
隣接のホールで写真展とかやってるよーと言われたので、冷気を求めて「
フェスティバル・ステーション」を訪れてみたら、これがなかなか楽しい空間だった。
大阪府?大阪市?の展示なのか、タイガースユニフォーム着ているスタッフさんたちが、大山のホームランバットなどを展示している一角があったり、奥では告げられた通り、ベトナムの写真展をしていたり。
折り紙ワークショップでは、ベトナムの花を折ったら空くじなしのくじ引き(特賞はホテル宿泊券!)に参加できて綺麗な栞を貰えたり、ホイアンのプレゼンテーションブースがあったり。
日本語は話せないらしいスタッフのお姉さんに、「去年ダナン行ったよ、ホイアンも行ったよ、最高だったよ」とだんなが英語で話しかけたら、「お茶は好きですか?」と告げられ、お茶大好きだよと答えたところ、非売品の展示用のお茶をざかざかいただいてしまった。
「
VIỆT TÚ」はAI執事に尋ねたところ(日本語サイトがほとんど無かったので……)、大衆ブランドではないものの、ベトナム茶ブランドで特別感のある高級路線で国際市場に出つつあるブランドらしく。
黒いパッケージはÔ LONG ĐƯỜNG HOAで、烏龍茶、オレンジはBÍCH LOA XUÂN ĐƯỜNG HOA、碧螺春(ピロチュン)。
で、緑の"HỒNG MẬT ĐƯỜNG HOA"は、これ、ロータスティー?蓮茶?で良いのかな。緑茶に蓮の花の香りを移したフレーバーティーだそうで、これが一番馴染みがないかも。嬉しいなー。
そして同じホールでは「ユネスコ無形文化遺産に登録された"伝統的酒造り"等をPRするブース」なるものもあって。
『もやしもん』の石川雅之さん書き下ろしのパネル展示等があって、アンケートに答えればシールやポストカードをプレゼントとのこと。
わーいオリゼーとセレビシエだーと、これも勿論、いただいてきた。かわいいかわいい。
で、その後は西ゲートに向かいつつ、入れそうなパビリオンに入ろうかとしつつも、コモンズ館ですら入口に行列が。
あかーんとなりつつ、だんなが唯一アフリカでの出張で行ってきたセネガル館は入ってみた。
セネガル相撲のムービーだったり、爬虫類皮の工芸品の展示だったり、僅か座れる休憩スペースにはもちろん、人がぎゅうぎゅうで。
ライオンと共に触れあえる(?)パークの宣伝なんかもあったりして、頭ごりごり押しつけてくるライオンの映像に「猫だな」「あれは猫だね」なんてハートフルな気持ちになったりした。
いいなー。ライオン、撫でてみたいな……。
で、その後の1時間くらいは一番暑い時間帯でへとへとになってしまって。
大屋根リングの下のベンチに座れたのを良いことに、呆然とうたた寝していたりした。そんな人たちがまわり中、という感じ。
最後のパビリオン予約は15時半で、他のところに行くこともできないねえとなりつつ、そういえばシンガポール館の脇にアイスバーあったね?と。
予約のオランダ館に行く直前、食べたアイスバー、お値段750円!
マーライオンのゆるキャラ、マーリーちゃんのアイスバーはさっぱり味のカラマンシーは売り切れだったものの、どれもおいしそう。
マンゴーと悩んだ末にこちらにしたライチ味がとっても美味で。
ライチ味のお菓子だったりお酒だったりは日本のメーカーでもあるけど、わざとらしい香料臭さが苦手だったところ、このアイスバーはほんっとにおいしかった。だんなが買っていたミルクコーヒーも自然な甘さで。
そして私達の今回の旅行、最後の目的地、オランダパビリオン。
入口にはミッフィーちゃん。展示のそこここにもミッフィーちゃん。売店にもミッフィーちゃん。
ミッフィーちゃん好きにはたまらない空間が広がっていた。
オランダパビリオンのアンバサダーが、ミッフィーちゃんなのだそうで。
こんなパネルと共に、1階館内には身長120cmほど(耳まで入れると180cm超くらい)のミッフィーちゃん像もあった。
実際の展示はというと、こんなプラスチックボール(オーブ)を渡され、Bluetoothで色などが連動するこれを抱えて水を溜めたりエネルギーチャージしたり……で、最後はドーム状の映像見つつ、水の国、オランダならではの視点で地球環境を考えていきましょうねー……みたいな。みたいな。
最後の演出が、もうちょっとあるのかなと思ったところ、すん……って感じに終わったのがちょっと残念だったかなー。
こちらは最後の売店のところにいた、瀬戸物……、和風?と思いきや、オランダのデルフト焼きのミッフィーちゃん。多分これは非売品。
同じくデルフト焼きのニシンは販売されていて、かわいかった。我が家のインテリア的には全く似合わない方向ではあったけども。
と、そんな感じで我が家の万博2日間は終わったのだった。帰りはあらかじめ予約しておいた天王寺行きのバスに、西ゲートから乗り、駅の混雑に巻き込まれないままホテルに帰還。
天王寺「元祖大阪梅田ミックスジュース」の
定番ミックスジュースM \340
で、天王寺交差点でバスを降りて、「どう行けばホテルに戻れるのかな?」と地下街に入ったらあいにくあべのハルカス方面へは繋がっておらず。
けど眼前、ミックスジュースのお店があって、「あ、飲む」と急遽ジュース休憩(立ち飲み)を。
「これ、梅田の阪神電車の改札のとこあるスタンドだよ」
「おお……!本家本元じゃん……」
やった、良かった、飲めた、と感動しながら口にし定番ミックスジュース、もう間違いのないおいしさだった。
基本は桃缶の味なのだけど、なんか色々、おいしくて。
他にはブルーベリーミックスジュース、スイカミックスジュース、ゴールデンパインミックスジュースといったものもあってパインも絶対おいしいだろうなと思ったものの、やっぱりここは定番で。
新大阪駅「大阪のれんめぐり」内「ねぎ焼やまもと」にて
すじねぎ焼 \1350
セット生ビール \530
ホテルに戻って顔洗ってなんなら腕あたりまで洗って、濡らしたタオルで全身拭いて上下着替えたらやっとさっぱりできた心持ちで。
天王寺いる間に、「ここならそんなに混んでないよね」と「
551蓬莱」の豚まんやら色々買って、夕飯は大好きな梅田の「
お好み焼ゆかり」に寄ろうとするも、あいにく満席。
新幹線は1時間半後。
待っているほどの時間はないねととりあえず新大阪に向かおうとすれば、非常ボタンが押されたとかで、12分車内ですし詰め状態に。
かなり這々の体で新大阪に辿り着き、なら夕飯はこれで良くないか?と、新幹線改札内にある「
大阪のれんめぐり」に寄ってしまうことにした。
くくるだとか、だるまだとか、今井だとか、知ってるお店だらけの幸せスポットで、でもやっぱり好きなのはの「
ねぎ焼やまもと」。
すじねぎ焼(今日の一番上の写真)に、いくらか割安になるビールつけて、やっと涼しいところで、座って、あったかくておいしいもの食べられた……!と感動の基準がおかしくなってしまいながら、すじたっぷりこんにゃくたっぷり葱たっぷりのお好み焼きのようでちょっと違う、醤油味の"粉もの"をおいしくいただいた。
次は11月の「こーば」イベントだ、と関西に別れを告げ、帰りの新幹線はほぼほぼ爆睡。
帰宅は23時過ぎ、おつかれさまでした……いやー、疲れたわ……でも楽しかったわ……。そして猫が不機嫌ですわ……。