2012年10月3日水曜日

秋鮭焼いて

ミニデニッシュ
スクランブルエッグ
ヨーグルト(トップバリュ)
アイスカフェオレ
今日は「お弁当の日」。市の主催による学校行事で、食育目的の「生徒自分で弁当を作ってみましょう」の日だ。小学生は「お手伝い」から、中学生になったら弁当全部一人で作ってみようね……という感じ。
 
行事が始まった最初の頃は、「休み明けの月曜朝に弁当の日だなんて何考えてるのかしら(=週明けはただでさえ慌ただしく、週末外出予定があったら仕込みも買い物も満足にできない)」とか、「物価が高い年末の時期にそんなんやられても困る」とか、「おエライさん、ほんとなんにも現場のことわかってないんだから」とお母さんたちの文句も噴出状態だったのだけれど、今回は秋休み直前、給食が終わった後という日程。
 
秋休みに向けてなんとなく浮き足だった時期でもあり、学校行事とも重ならず、何より我が息子も調理にあたって充分に「戦力」になってきていることもあって、心穏やかに今日を迎えることができたのだった。
 
息子が作ったのは「ロコモコ」。
 
献立を考えている息子に、「あ、冷蔵庫にビーフシチューの残りが少しあるよ。適当に使ってくれてもいいけど」と助言したら「じゃあロコモコだ!」と。
 
ご飯の上にハンバーグ。焼き上げた後にビーフシチューを絡めて「煮込みハンバーグ」状にしてからご飯に乗せる。あとは目玉焼きと、彩りに茹でブロッコリー。サラダだけは手抜きしてお肉屋総菜のスパゲティサラダを詰めて、あとはリンゴも剥いて詰めていった。ビーフシチューとサラダ以外は息子が1人でがんばった。
 
一応私も監督ということで早起きしてつきあって、
「はいはい、片付けはやっとくから……」
と、慌ただしく朝御飯。スーパーで買ったミニサイズのデニッシュパンを軽く温め、生クリーム入りのスクランブルエッグも添えた。何かと安価な「トップバリュ」(スーパー「イオン」のプライベートブランド)のヨーグルトも今回試しに買ってきてみたのでそれも出してみる。
 
「おお、普通に旨いじゃん」
「あーほんとだ、"牧場の朝"系の味だね、ちゃんと美味しいや」
洗剤からキャットフードから、調味料から缶詰から乳製品……と、油断すると買い物したあらゆるものにトップバリュのロゴマークが入ってしまいがちな今日この頃。
 
まんまとイオングループの策略に乗せられてるわー……と思ってしまいつつ、一応パッケージを見て原産国などをチェックしながら「普段使いのものは安いものを~」と買い物する日々。
鶏と大根と油揚げのさっと煮
秋鮭のバターソテー
豆腐と青梗菜のスープ
羽釜御飯
麦茶
「週に最低一度はお魚食べないと」のポリシーで、今日の夕飯は魚。でも、息子があからさまにがっかりするので肉の小鉢もつけてやることにした夕御飯。
 
特売だったうえにたいそう美味しそうだった秋鮭は、バターソテーに。塩胡椒してざっと炒めたキャベツとピーマンを皿に敷いて、その上に鮭を盛る。味付けはバター醤油ベースに、味醂や刻みにんにくも加えたこっくり味にした。
 
「鶏と大根と油揚げのさっと煮」は、軽く炒めた鶏肉、いちょう切りの大根、短冊に切った油揚げを、生姜を効かせた醤油味醂味で5分ほど煮たもの。豚の角煮を作ったときに残しておいた下茹での煮汁は、青梗菜と豆腐を加えてスープにした。
 
なかなか良い感じに「ご飯のおかず」になる味のものが揃って、炊きたてご飯の美味しさもいっそう幸せに感じられた食事になって、満足だった夕御飯。
 
旬の鮭は美味しいよねぇ……と思いつつ、自作レシピデータベースの料理を探すと、「ちゃんちゃん焼き」系がやたらと多くて、「もっとこう、何かないのかしら」と他のレシピを探している今日この頃なのだった。ホワイトシチューといえば鶏肉を使ってばかりだけれど、鮭のシチューも美味しいよねぇ。パスタもいいな。