2013年3月4日月曜日

絶品牛丼♪

「POINT ET LIGNE」の
 テル
 ペトンクル
カフェオレ
ヨーグルト(牧場の朝 ストロベリー)
「新丸ビルって、パン屋さんあったっけね?」
無かったら丸ビルに移動してユーハイムのミートパイを久しぶりに買うという手もあるけど……なんて話しながら、昨日シュラスコ堪能後に新丸ビル内を歩いてみたのだった。
 
で、あったあった、パン屋あったよ、と、めでたくパン屋をみつけることができて、初めて買ってみたのが「POINT ET LIGNE」(ポワンエリーニュ)というお店のパン。フランス語で「点と線」という意味の店名なんですって。
 
店頭で大々的に宣伝されていたのは、「アンビザー」という細長いあんぱん。セミハード生地を使ったオリーブオイル風味のあんぱん……なのだそうで、伊勢丹の催事での人気ナンバー1だったのだとか。
 
で、パンの名前はどれも微妙に分かりづらくて、「ペトンクル」とか「ルパ」とか「フィユ」とか「テル」とか、字面からでは想像ができない品がたくさんショーケースに並んでいる。まるでケーキショップのような……というか、チョコレート専門店のような洒落た店内で、パンも店員さんに取ってもらう仕組み。
 
息子が「このリンゴのパンが美味しそうだなぁ……」と言ったので、じゃあ試しにいくつか買って行ってみようかと、あれこれ包んでもらった。パン1つ1つの説明つきの温めて食べる方法が記されたリーフレットまでついてきた。
 
私が選んだのは「テル」と「ペトンクル」。
 
「テル」は「甘酸っぱいリンゴのピューレを軽い食感のデニッシュで包みました。ほど良い酸味のフィリングとサクサク生地のハーモニーを是非お楽しみください。」というもので、「ペトンクル」は「サクサクとした繊細なデニッシュ生地に包まれた、コクのある黒糖のカスタードクリーム。そのほど良い甘さと軽い食感は、ティータイムのお供に欠かせません。」というもの。これが美味しそうだなぁと選んだ2種類は、うっかりどちらもデニッシュタイプなのだった。
 
そこそこの値段がするパンだけあって、デニッシュ生地はうっとりするほどのさくさくっぷり。どちらのパンもフィリングの甘さがかなりしっかりしていて、そう大ぶりなパンではないのに食べ応えがあった。すごく美味しいけど、先日のエシレのクロワッサン同様、値段が良いこともあって食べるのにちょっと緊張してしまうパン……という感じ。少なくとも我が家の普段使いにはならない(できない)「高級品」だった。おとっときの御馳走だなぁ……なんて思いながらもぐもぐ。
 
で、食後のヨーグルトは、こちらは「めっちゃ普段使い」の「牧場の朝」。
 
「残っているのはストロベリー味とブルーベリー味でーす。……どっちがいい?」
「ストロベリー!」
「そうね、私もストロベリーの方が食べたいのよ」
 
私は大人気ないから"いいよ君が食べなよ"とか、そういうことは言わないのよ~……と、ここはじゃんけんして、私が勝利。大人げなく、ストロベリー味を美味しくいただいた。今回初めてブルーベリー味を買ってきたのだけれど、微妙に酸味が強くてあんまり美味しくなかったのよね……。
リッツwith蔵王クリームチーズトマト&バジル
焼き豚と青菜、きのこの塩にんにく炒め
「ナニワヤ」の牛丼
豆腐と油揚げの味噌汁
ビール(キリンラガー)
今日の夕飯は、牛丼。
 
先週金曜日に麻布十番のスーパー「ナニワヤ」で買ってきた牛丼の具と、炭火焼き焼き豚の切り落とし。土日に食べられなかったのでさすがにそろそろ食べなきゃなと冷蔵庫から出した。どちらもかなりしっかりめに味がついているものだったこともあって、幸い傷んでいるということもなく。
 
豆腐と油揚げの味噌汁には刻んだ大根葉も入れて具沢山に。焼き豚は短冊切りにして少量の胡麻油で脂を溶かすようにじくじく炒め、ちぢみほうれん草とエリンギ、しめじと共に塩にんにく炒めにした。あとは、炊きたてご飯に電子レンジで温めた牛丼の具を乗せるだけ。
 
牛丼の具、白滝たっぷり玉ねぎたっぷりで、なんとも素朴な外見。発泡スチロールの器にごそっとよそわれてぐるぐるラップを巻いた、パッと見は本当に「田舎のお惣菜屋のパック料理」という感じのものだった。他のお惣菜と共に棚に無造作に並んでいて、高級感なんてかけらもなく……なのにこれ、おっそろしいほど美味しかった。
 
「うわ!なんだこの牛丼!」
「すっごく美味しい!」
と、息子と2人、大騒ぎ。
 
2人分量のたっぷりの具のパックで500円強という感じだったのだけれど、「これ、100g500円とかの和牛使ってるよね?」と明らかにわかる肉の美味しさ。脂身部分は舌の上でほろりと崩れ、柔らかな赤身の部分も柔らかでとろけるような舌触り。反則でしょ、ってくらいに、美味しかった。
 
このスーパー、こんな感じで「なんとなく買ってみたお惣菜」がびっくりするほど美味しいので本当に侮れない。
 
いつか冷蔵ケースに並んでいる牛タンの塊とか、トリッパとか(←ちゃんと綺麗に下処理してある)も買ってみたいなぁと思いつつ、お惣菜ももっと色々試してみたい。ビーフシチューからリゾットからスパゲティから肉じゃがから筑前煮から炊き込みご飯、おにぎり類、ちらし寿司まで揃っているお惣菜は……ちょっと制覇するのが難しそうだ。
 
上等な牛肉を仕入れても、それがちゃんと売れていく高級住宅地という立地があるからこその、お手頃価格のお惣菜なのだろうなぁ、と、思いつつ、また麻布十番にお出かけするのが楽しみな私。