2021年3月17日水曜日

薬膳スープな中華ランチ

久しぶりに、心を掴まれた担々麺でした。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
デニッシュ食パンのトースト
炒めウィンナー&目玉焼き
いちご(佐賀県産いちごさん)
カフェオレ
ロピアとかOKとか、スーパーが店内にパン焼き設備を備えているのはすごいなあと思いつつ、正直それほどには美味しくないよね……?という思いがある。
スーパーの強みでカツサンドとかカレーパンみたいな惣菜系のパンも多かったりして、あ、でもOKのカレーパンは美味しかった記憶。
 
そういえば食パン系は買ったことが無かったなと、昨日OKでの買い物ついでにデニッシュ食パンを買ってきたので、それを今日の朝御飯にした。
 
想像よりもバターの香りがしっかりで、リッチな風味のデニッシュ食パン。軽く炙ると香りが立って、なかなか良い感じ。
 
信州ハム」のソーセージと目玉焼き、コーヒー淹れて、あとはこれも昨日一緒に買ってきた、"いちごさん"も食卓に。
 
「いちごさんだよー」
と友人に伝えたら「え?いちごさん?」と首を傾げていて。佐賀県のブランド苺でここ最近出てきた品種だよと伝えたら、美味しいなあと喜んでいた。
 
「船橋の駅ビルの八百屋で買えると思うよ、これは近所のスーパーで買ったものだけど」と伝えたら「え、見てみたい」だそうで、お昼ご飯一緒に食べがてら船橋駅までお出かけすることに。
船橋「旬輝」にて
 汁なし担々麺と飲茶のセット \1380
 薬膳スープに変更 \580
 デザートセット \350
んで、以前この友人とも夕食に訪れた、駅近うまうま中華料理店「旬輝」さんに。
 
平日ランチだから大丈夫だろうと予約せずに伺ったら、1階席は既に満員、2階席を今から支度するからちょっと待っててくださいと言われ、でも幸い、さほど待たずにテーブルにつけた。
 
"二十四節気ランチ"と名のついたメニュー、3月5日から23日までの啓蟄期間の内容はこんな感じ
 
本日の小皿盛り合わせと蒸し物1品、漬物がもれなくついて、あとは品によってライスやスープもついてきて、お値段1280円から1590円。
 
スープをこの店名物の薬膳スープに変更も可能で、追加料金580円。デザートセットはこれも追加で350円。
ついついオプションもりもりでいただいてきてしまった。
 
点心セットもあったのだけど、悩みに悩んで、私は「汁なし担々麺と飲茶のセット」に。
 
他の選択肢は、麻婆豆腐と豚肉の四川式ニンニクソース、細切り豚肉と搾菜の炒め、えびチリ、鮮魚の姿蒸し、自家製ラー油香る担々麺、叉焼入りワンタン麺、五目チャーハンといった感じだった。
 
友人が選んだのは、鮮魚の姿蒸し。
 
2000円超えのちょっと豪華な昼御飯になったわけだけど、でもこの値段でこの内容は相当のお値打ち感。
 
「旬輝」さんにて、ランチの小皿盛り合わせ。うま! 見て秒で「あ、よだれ鶏だ」とわかってしまった、小皿盛り合わせ。
 
少しずつではあるけれど、菊花蕪っぽい中華な漬物と、葱と青菜と小柱の和え物、干豆腐の和え物と。
 
漬物は、山椒の風味で漬けた大根で、全体的に塩気や辛味が控えめで味がまろやかなのが良い感じ。
 
点心が4種類♪うれしい♪ そして私のセットは蒸し点心が3種類ついてきて、更に別蒸籠で全てのセットについてくる"蒸し物"の1品も。
 
セットの点心は、餅米?とチャーシューを合わせた風な、ねちもち食感が楽しい焼売と、こちらはスタンダードな豚肉ベースの焼売と、翡翠皮の海老餃子。
 
どれもぷりぷりもちもち食感で美味しくて、そして奥のは味噌ソース?なのかな、小麦粉皮の水餃子っぽい口当たりな蒸し餃子だった。これもなかなか面白く。
 
帰宅してから口コミサイトを見たら、前菜やこの蒸し物の内容は日々変わってるみたいで、ディナーにゆっくりも良いけどランチの楽しみも格別だなと思ったりした。
 
仙草ゼリー好きな友人も「おいしい!」との薬膳スープ。 そして、亀ゼリーや仙草ゼリーが大好きな友人が「おいしい!」と喜んでいた薬膳スープは、「仏跳牆」の文字入り器で。
 
下には緑豆やハト麦が沈んでいて、クコの実とかモツっぽい肉とか、あとはよくわからない漢方的なものが色々入ってて。
 
この店のシェフは薬膳調理師の免許を持っているとのことで、使っている薬膳は季節によって選び抜いたものなんですって。
 
ほんのりとした苦みやえぐみっぽいのも多少はあるけれど、それよりも旨味がたっぷり、いかにも身体に良さそうな味わいで、身体がぽかぽか芯から温まる感じ。
 
そして期待の担々麺は、自家製ラー油が別添でやってくる親切さで、そしてこのラー油も、ラー油抜きの皿も、全然"辛くて我慢できない"というレベルじゃなく、人によっては物足りないと思うかもしれないレベルのマイルドさ。
 
山椒のじわっと来る痺れはあるものの、それも程よい塩梅で、ナッツ系の香ばしさが心地良いし、肉あんも適度なスパイシー感。何より、もちもち太麺が良い感じで。
 
私は何かと担々麺を食べたがって、でも少なくない割合で「なんか違うー」となってしまう。
 
だんなからは「おゆきさんが好きなのは"龍天門の担々麺"なんだよね」と笑われていたのだけど、ここの担々麺はアリです。すごくアリ。きっと汁麺版の担々麺も美味しいと思う。
 
驚愕のボリュームだった友人の魚料理。 そして驚愕のボリュームだった友人チョイスの「鮮魚の姿蒸し」。
 
これで、ランチセット1580円はとんでもないお値打ち価格。
ディナータイムのメニューに、1皿2500円あたりで出てきてもおかしくないボリュームだもの。
 
味見したいというので私の担々麺を少し分けて、んで友人からもお魚を少し貰って、いただいた。
 
醤油ベースの蒸し汁が、作れそうで作れない味わい、火の入り方も完璧で、文句なしの美味しさ。
 
ちなみに彼女のセットには小さなおひつの米飯もセットになってきて、しかも「お代わり無料です」ですって。
 
デザートは、頼まずにはいられない。なんなら3セットくらい食べられそう。 そして期待のデザートセットは、こんな感じ。
 
ボリュームたっぷり杏仁豆腐(すごく美味しい)に、ほわんとあったかい蛋撻(これもすばらしく美味しい)に、ライチ1個。
 
どれもおかわりしたい美味しさで、大満足。ここの杏仁豆腐、杏仁風味が濃厚で口溶けは絶妙な柔らかさ。すごくすごく美味しい。
 
そして互いのスケジュールを擦り合わせて、「ではまた来月にね~」と駅でお別れして帰ってきた。
 
勝手知ったるAちゃんだしねえと、それほどには情熱的に片付けや掃除をしなかったとはいえ、それでもそれなりにあちこち綺麗にしたし、トイレもほんのり良い香りになったりで、やっぱりお客様を呼ぶのは、私にとっては大切な行事。なかなか会えずにいる他の友人たちにも会えるようになって欲しいわ。
「角上魚類」のカニクリームコロッケ
「ニュークイック」のニクカラ
青梗菜と豆腐の雲呑スープ
麦茶
そして今日のだんなは北の大地に出張で、帰宅は明日の予定。
 
夕飯は軽めにしようと、一昨日のスープの残りを片付けることにして、船橋駅ビルで適当な総菜を買って帰ってきた。
 
角上魚類の総菜コーナーで特売されてたカニクリームコロッケと、その隣のニュークイックで5個○円って安売り価格になってた鶏の唐揚げ、その名も"ニクカラ"。
 
息子に多めに押しつけるつもりで買って、私はコロッケ1個に唐揚げ1個にしておいた。スープには4個だけ残っていた雲呑入れて、あと焼き餃子のタネ(雲呑のタネと共通)も残っていたから適当に団子に丸めてスープに放り込み。
 
息子からは「隠しようもなくこのスープ、餃子の味がする……」と笑われたけど、不味くはなかったので勘弁してくださいと器にたんまりよそって出した。