2017年9月27日水曜日

魚献立と初いなご

イングリッシュマフィンの焼き豚サンド
ヨーグルト(チチヤスクラシック)
アイスカフェオレ
イングリッシュマフィンがあるんだけど、あいにくハムやベーコンが無いんだよなー……と冷蔵庫を覗いたら、半端に残った焼き豚の残り。
 
これだ!と、目玉焼きを作る隣で薄切りにした焼き豚を炙り、チーズを乗せてトーストしたイングリッシュマフィンに挟んで、焼き豚サンド。
 
いつもよりは幾分、和風というか中華風というかな味わいになって、これはなかなか美味しかった。同じ感じで、豚生姜焼きサンドとかも美味しいって聞くし、これはなかなか良い感じ。
トリュフチーズ
丹波の黒豆
いなごの佃煮
鯖の生姜煮
鰯のなめろう
刺身(本まぐろ赤身・炙りたこ・くじら)
豚汁
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
日本酒(福島 宮泉銘醸 寫樂 純愛仕込純米酒 初しぼり)
今日は月に一度の「角上の日」。
 
地元のお気に入り魚屋さんが、併設の肉屋八百屋もろとも全て10%オフになる。だから朝から割と、狂乱の混雑。
 
「水曜日は角上の日だから、お魚にしますよ」
と宣言したら、その日だけは何がなんでも帰宅するとだんなが言うので、そのつもりで色々買ってきた。
 
1尾80円だった鰯は2尾刺身用の3枚おろしにしてもらって(皮まで引いてくれる)、なめろうに。1尾400円だった真鯖は2枚おろしにしてもらって、醤油と砂糖、どっさりの生姜で炊く生姜煮にした。
 
息子は刺身が良いだろうなぁと本まぐろのサクと、お気に入りの生たこの炙り、あとは少量パックがお手頃だったくじら肉。
 
秋になると出てくる丹波の黒豆と、野菜もあれこれ買って豚汁もたんまり作り、今日は御馳走。絶対食べきれない量になったけど、鯖の煮物なんかは明日続きを食べれば良いやというつもりで。
 
そして卓上には、先日の女子会で山形在住の女子大生が持ってきてくれた「いなごの佃煮」。大きな瓶1個持ってきてくれて、ばりばりと食べる人あり、見ただけで逃げる人あり、色々だったのだけど、私はどうしても食べられなくて。で、だんなが、「少しだけ貰ってきてよ」と言っていたから、最後の日に大さじ2ほど、ラップに包んで貰ってきたのだった。
 
だんな曰く、いなごの佃煮は私が秋田に初めて連れて行った時に食卓に出ていたのを食べたのが最初だったそう。
「これよりもっと大きくてむちむちしてたよ」
などと言っている。私は完全に視界から外していたので、存在すら覚えていなかった。そっか、秋田もいなご食文化だったんだね……(母は食べない、多分)。
 
海老みたいなもんだよ、ぱりぱりで美味しいよ、と言われ、山形の子にも同様の事を言われ。
 
ほ乳類はもちろん、魚介、爬虫類両生類はなんでも食べられる自分が「虫」だけはどうにも駄目で、でも食べられない自分がなんか悔しくて、「酔っ払ってから飲もう」とお酒をくいくい飲むも(寫樂……おいしかった……すっごく……)、食べる勇気が出るほどには酔えなくて。
 
「息子が食べたら私も食べるー!」
などと言った結果、息子も「いなご初食」のハードルをクリアすることになり、まあ、私も、食べました。
 
水分がすっかり飛んで、さくさくカリカリで、別の「虫の味」なんかしなくて、佃煮の味だけで。香ばしくて確かに全く違和感はなかったけど、でもそれだけに「虫を食べなくても、別にいいよね?」感も少し。なかなかに、刺激的な夕飯だった。
 
明日明後日とだんなが帰れないなら、3日くらいかけて食べるようかしら……と思った豚汁は、息子が早々に3杯も食べてくれて、盛大に減った。息子、豚汁、好きなんだなぁ……具沢山の汁物は、そこにあるだけでなんだか幸せなものだから、ミネストローネ量産とかも、そのうちしておこうと思う。