2017年9月9日土曜日

昼から日本酒

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「551蓬莱」の豚まん
麦茶
今日は朝食後に息子は一日お出かけだそうで、家族揃って豚まんをもぐもぐ。
 
「じゃあ私たちも出かけましょうか」
昼から日本酒飲みに行っちゃう?などと相談しつつ、上顎を火傷しそうになりながら麦茶傍らに豚まんもぐもぐ。
御茶ノ水 「キッチン・カロリー」にて
 チキンカツ カロリー焼き ライス抜き \680
 
御茶ノ水「名酒センター御茶ノ水店」にて
 造り酒屋の酒粕漬 \500
 炙りくんせいチーズ \680
 出汁巻玉子 \500
 さば燻茶漬け \750  古代米アイス \300
 日本酒いろいろ
事前に日本酒チケットを購入していたお店、御茶ノ水にあるそうで、昼から営業しているらしい。
 
じゃあ昼御飯食べてからその店に行ってみますかと、御茶ノ水駅降りて向かったのは「キッチン・カロリー」。
 
神保町寄りの店は何度か行ったことがあったけど、調べてみたら御茶ノ水駅前に2店舗、支店(?)があるらしいのだった。ここ、だんなの青春の味のお店なんですって。
 
創業は昭和29年、学生街で愛され続けている老舗の洋食屋さんだ。
 
御茶ノ水「キッチンカロリー」にて。カロリー焼きがね、美味しいです。 私は「チキンカツ カロリー焼き」を。
 
鉄板にそこそこの量のスパゲティが乗っているのに、これに更にライスとスープもついてくる。ライス不要なら100円引きだそうで、私はライス抜きにしてもらった。
 
名物の「カロリー焼き」は、「牛肉と玉ねぎのにんにく醤油塩炒め」みたいなもの。これがスパゲティに適度に絡みつつ、鉄板の上にこんもり盛られている。
 
その横に、私はチキンカツ。他にもハンバーグとか海老フライとかカツとか唐揚げとか、お子様ランチに出てきそうなものを色々組み合わせられる。カレーとか、他の盛合せメニューも色々。
 
熱々の鉄板の上でちょっと焼き目がついてカリッとなったスパゲティとか、揚げたてのチキンカツとか、諸々たいそう幸せで、これで680円。地元にも欲しい、キッチンカロリー(絶対通うわ)。
 
「名酒センター御茶ノ水店」にて。フードメニューも色々ありました。 そして徒歩数分の距離にある、「名酒センター御茶ノ水店」で、昼から日本酒。
 
クラウドファンディングサイトで「120種類以上の利き酒探検、日本酒テーマパーク、名酒センター御茶ノ水店オープン!」なんてものが出ていて、5000円分の利き酒チケットを3000円で購入できたので、買ってみたのだった。
 
店に入ると、壁際にずらりと一升瓶が並ぶ冷蔵ケース(今日の一番上の写真)。
 
ボトル毎に1杯(45ml)200円、350円などと記載があって、好みのボトルを自分でテーブルに運んでくる。注ぐのは自分ではなく店員さん。3種類同時に持ってくると、合計価格から100円割引きされる。
 
「えっとつまり」
「3杯飲んで3/4合。3杯を3回飲んで2合強だね」
「なるほど?」
 
というわけで、昼から色々飲んできた。200円分だけ残したけど、利き酒チケットはほぼ使い切った状態(食べ物メニューは別途現金で払って食べた)。
 
飲んだのは、
 
長野 美寿々酒造 美寿々 純米吟醸 無濾過生原酒 (美山錦)★
広島 山岡酒造 瑞冠 純米吟醸 夏のしぼりたて 生詰 (雄町)
新潟 笹祝酒造 笹祝 本醸造 夏のにごり酒 (五百万石)
 
広島 藤井酒造 龍勢 夜の帝王 特別純米酒(八反錦)
秋田 高橋酒造 奥清水 有機純米 無濾過原酒 彗星 (彗星)
岐阜 蒲酒造 白真弓 とろーり にごり原酒 秋ラベル(ひだほまれ)★
 
福井 久保田酒造 菱正宗 吟醸酒 原酒 (八反錦)
群馬 高井株式会社 巌 純米吟醸 ささにごり (五百万石)★
宮崎 千徳酒造 千徳 袋搾り にごり酒 (山田錦/はなかぐら)
 
兵庫 鳳鳴酒造 丹波栗のお酒 Marron de kiss
 
馴染みのない蔵も多かったから、ラベルが綺麗なのを「ジャケ買い」して飲んでみたのもけっこうあり。★マークのが、自分で買って飲んでも良いなと思うほど美味しいなと思ったお酒だった。
 
全国の蔵が概ね揃っていたけれど、傾向としては山田錦多めの「淡麗辛口」が多かった印象。私たちの好きな「雄町」はあまり無かったし、私の好きな「愛山」は多分1本も無かったかな……。
 
酒の肴に、出汁巻玉子と炙りくんせいチーズ(スモークチーズをバーナーで炙ったもの。簡単だけど美味しい……真似してみようっと)、あと、「造り酒屋の酒粕漬」。
 
「龍勢の吟醸粕を使用した粕漬け」だそうで、奈良漬けのような深い味わいの瓜、胡瓜、人参の盛合せは店頭で買って帰ることもできる品。このお漬け物、美味しかった。
 
これも家で真似してみたい、「さば燻茶漬け」。 添えられた漬物類も美味しかった、「さば燻茶漬け」を最後にさらさらと。
 
塩気強めのさばの燻製が、お茶漬けにすごく良く似合っていた。
 
そして私は「古代米アイスにかけると、更に美味しい」とボトルに札がついていたのが気になってしまって、古代米アイス貰って、栗リキュールをかけたものを最後に1つ。
 
思いのほか甘さはなかった栗リキュールは、でもすごく芳醇な栗の香り。果実酒の類も15種類ほど並んでいて、今日は手を出さなかったけれど、「見たことのない果実酒がある~」と、そちらもとても美味しそうだった。
 
今日のお会計は、チケット代も合わせて6000円ほどで済んだけど、本来は8000円かかった事になるんだなぁ……と思うと、決して安くはないかな。浜松町店が立ち飲みオンリーだそうで、この店も当初は立ち飲みスタイルを想定していた風で、背の高いテーブルにハイチェアを並べた形になっている。
 
その椅子が微妙に座りづらくて、だったら日本酒原価酒蔵の方が値段と居心地等のトータルでは良いのかなぁ、なんて思ったり。
 
酒の品揃えが良い=好きなお酒がいっぱいある、というわけではなくて、そのあたりも難しいよねー、などと思ってしまうのだった。しかし、なんだかんだで酔っ払い。
「角上魚類」の
 桜海老のかき揚げ
 刺身切り落とし
 本まぐろ中落ち
 握り寿司パック
だだちゃ豆
鶏肉とごぼう、舞茸の吸い物
ご飯
ビール(FOSTER'S)
午後2時過ぎまで飲んだくれて、日本酒のお店からは秋葉原も近いので、てくてく歩いて秋葉原のボードゲーム屋さん覗いてから帰宅。
 
夕飯はさらっと軽くで良いよねと、パック寿司やまぐろの中落ちを買って帰ってきた。ビールのお供(←まだ飲む気の我々)に、桜海老のかき揚げ。
 
昨夜の吸物や枝豆も残っていたので、温めるべきものを温めるだけで、簡単に夕飯の支度をすることができた。
 
お手頃価格だった、不揃いな端の部分の刺身盛りは、分厚いサーモンや白身魚、イカや貝なども入っていて、これがなかなか良い感じ。たまたま見つけて買ってきたけど、また見つけたら買ってきてサラダにでもしたいなと思った品だった。
 
かき揚げには天つゆが欲しいよねと、手持ちの濃縮そばつゆを薄めて大根おろしたっぷり入れて、大層満足。
 
そして昼にたんまり飲んだのに、夜のビールも幸せに美味しかった。