2017年10月28日土曜日

脱出失敗ちゃんこ鍋

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
チーズトースト&シナモントースト
ヨーグルト(チチヤス 瀬戸内ネーブルオレンジ)
カフェオレ
今日は家族でお出かけの一日。
2週続いて台風接近につき、天気はいまいちな模様で……「晴れていたら歩いて移動しよう」などと言っていたのも、今日はどうやら無理そうで。仕方ないね。
 
寝ている息子は放置して、だんなと2人、手早く済ませた朝食は、小さめサイズの厚切り食パンを使って、チーズトーストと、残った1切れを半分に切って出したシナモントースト。
 
厚切りだから魚焼きグリルでトーストする勝手がいまいちわからなくて、難しかった。シナモントーストは普通の食パンで作った方が美味しいな。
浅草橋「生姜キング 浅草橋本店」にて
 生姜キング定食 \720
今日の目的地へは、浅草橋で地下鉄に乗り換え。
 
じゃあ浅草橋界隈で昼御飯にしましょうか……と事前にちらりと調べたら、「生姜キング 浅草橋本店」なる、美味しそうなお店を見つけることができた。
 
なんでも、母体のハンバーグ屋さんのハンバーグソースを使った、ちょっと変わった生姜焼きなのだそう。値段もほどよいし、なんだか面白そう……と、行ってみた。食券制の、すっきりシンプルめな店内。だけどソファ席などもあってなかなかお洒落。
 
定番メニューは「生姜キング(5枚)ライス」580円、「生姜キング定食(5枚)」720円らしい。「ライス」はおかずに御飯だけがついてくるもの。「定食」になると、御飯と味噌汁に選べる小鉢がついてくる。
 
他には生姜焼き10枚の「W」、辛めの、タルタル添え、とバリエーションがあり、更に「鳥から」「タルタル鳥から」も。
 
食券販売機のすぐ隣に冷蔵ケースと電子レンジが置かれていて、冷蔵ケースには
 
納豆、キムチ、もつ煮、ポテトコロッケ、なすみそ炒め、煮物、ひじき、もやしときゅうりの中華風サラダ、ポテトサラダ、もずく、オクラ入りとろろイモ、冷奴、ミニカレー、きんぴらごぼう、にらと卵の炒め、たまごサラダ、キャベツ千切り、ミックスサラダ
 
と、大変に種類豊富な小鉢が詰まっていた。1個130円だったかな?で追加も可能。
 
御飯大盛り無料で、小鉢に「ミニカレー」があったりするのが、大変に危険な感じだった。
 
浅草橋「生姜キング」にて、大変に潔い外見の生姜焼きをもぐもぐ。 というわけで、私は5枚、だんなは10枚。
 
楕円の皿には、これ以上ないくらいに潔く、「生姜焼きのみ」。
 
これ、小鉢で千切りキャベツを選択した方が、色々と幸せかな……と思ったりした。うっかり私は「モツ煮」を選んでしまったわけだけど。ビールが恋しくなったけど、モツ煮もちゃんと美味しかった。
 
ペースト状の、刻んだ野菜やにんにく、生姜の存在感が感じられるたれは、確かに独特。かなりしっかりめの味で、御飯に乗せて食べるのもまたよく似合う。
 
野菜とフルーツ?の旨味を感じるような、ちょっと洋風な味わいで、あえていうなら「上品めにした"すた丼"のたれ」みたいな感じ……?
5枚の肉でも充分ボリュームがあって、美味しかった。。
 
なんでも、「ニンニクと生姜としょうゆをベースに18種類の材料を混ぜ合わせて作る新感覚の生姜焼き」なのだそう。
同じソースを使っている、母体のハンバーグ屋さんは「AOI」ですって。歌舞伎座近くの昭和通り沿い。こちらも気になるな。
 
息子の頼んだ「タルタル鳥から定食(10個)」。圧巻のボリューム。 息子はといえば、「それでも俺は唐揚げが食いたい」と、タルタル鳥から定食(10個)(1180円)を。しかも単品の生姜キング(3枚)なんていうのも食券メニューにあって、それまで注文。
 
甘辛いたれが絡んだ唐揚げは1個ずつがけっこうなボリュームで、添えられたタルタルも、これまたたっぷり。
 
1個貰ったけど、揚げたてさくさく、ジューシーな唐揚げはこちらもとても好みな味だった。
 
しかし息子、さすがにそれは食べ過ぎでは。
両国「ちゃんこ霧島 両国本店」にて
 ちゃんこ鍋 4×\3030
 じゃこ天 \0
 生ビール
私、お化け屋敷はすんごく苦手なんですけどね……ああ、怖かった。 そして午後は、友人夫妻と合流して5人で「お化け屋敷×リアル脱出ゲーム かくれ鬼シリーズvol.2 ある都市伝説からの脱出」に挑戦。
 
……お化け屋敷。
私、謎解きは好きだけどお化け屋敷は大の苦手。
 
でも友人(この人も私以上に怖いものが苦手……なはず、なんだけど)が、
「怖いの大丈夫な人と行けば大丈夫ですよ!行きましょう!」
と発破を掛けてきて、じゃ、じゃあ行ってみます……?と。
 
「お化け屋敷プロデューサーである五味弘文氏との共同製作」だそうで、謎はいつものSCRAPクオリティ、恐怖の方はお化け屋敷のプロのお墨付き、と、なんとも豪華な構成だった。
 
「住人が行方不明になってからというもの、足を踏み入れた者は誰も戻ってこない。----故に、「帰らずの家」。」
 
その家を調査しに訪れた特殊捜査員という設定で、いやです私は捜査しなくて良いです、と尻込みしつつ、これでもかという怪しい雰囲気が漂う、謎の民家に入る我々。
 
──怖かった、です。めーっちゃ、怖かった。
話によるとこの前作の方がもっと怖かったらしいけど、私にはこのレベルでもう十二分に、怖い。
 
「だめ。探索行けません。私、ここで壁に背中貼り付けて地蔵になってます」
と、まあ、謎解きには多少貢献できたけど、探索については全く貢献できなかったよね……という次第。
 
結果は、多少難易度は低く設定されていたみたいだけれど、極限状態で謎を解くのはかなり無理めで、脱出失敗。「屋敷から出られない面子」に我々5人も加わったのでありました。屍累々ね。
 
そして祝勝会ならぬ反省会は、「こう寒いと鍋が恋しいね」と、両国に移動して、私は(多分)人生初のちゃんこ鍋。
元大関霧島が経営するちゃんこ屋さん「ちゃんこ霧島」に行ってきた。
 
ちゃんこ鍋は1人前3030円。人数分注文するとかなり量が多いらしいので、4人前で頼んで5人でつつくことにした。
醤油味、味噌味、キムチ味、塩味(ポン酢)、味噌醤油ブレンドと選べる中、定番の醤油味で。
 
値段はなかなか良かったけれど、さすがの具だくさん。手の込んだタネも多くて、美味しかった。
 
海老、帆立、白身魚、いかつみれ、いわしつみれ、肉団子、鶏肉、豚肉、豆腐と油揚げ、くずきりも。
野菜は長ねぎ、小松菜、もやし、白菜、椎茸、えのき……あたりだったかな。とにかく色々入っていた。
 
「鶏ガラベースに豚のゲンコツと野菜を加えて、5時間じっくりと煮込んだスープ」とのことで、スープ自体が濃厚で味わい深く、そしてほんのり柚子の香り。具材からも旨味が溶け出てくる感じで、〆の中華麺がたまらない美味しさだった。
 
ちゃんこ鍋にかぎらず、このお店、全体的に値段は張る感じだったけど、でも満足でした。また家族で来るかと言われたら、ちょっと微妙……かもしれないけれど(なにしろ、お高い)。
 
家でも真似して、具だくさんの鍋、作ってみようかなと思ったのだった。
とりあえず、市販の「ちゃんこ鍋スープ」を買ってきて似た感じの鍋を支度してみれば良いんだわ。いか団子とつみれ団子も入れて。