2019年12月7日土曜日

ニューヨークの日本酒と

8年ぶり!なフォルクスに。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
バタートースト
チキンクリームシチュー
カフェオレ
「鍋の中にシチューみたいなのがある!」
と、朝のだんながなんだかちょっと嬉しそうだったので、そういえばだんなは一口も食べられてなかったねえと残り少ないそれを温めて、バタートーストと一緒に朝御飯。
 
で、それを食べながら、
「今日の昼はフォルクスどうだろう。割引券貰ったってこないだ言ってたじゃん?」
んでその後買い物して、夜は鍋とかどうだろう、日本酒で……と提案する私。
 
今日は最低気温5℃最高気温6℃などというさっむい一日で、たいそうな鍋日和。いただきものの素敵な日本酒もあることだし!
船橋競馬場「Volks」にて
 切り落としロースランチ150g \1580
 ランチドリンク(アイスコーヒー) \150
そして、調べてみたらなんと2011年以来だったお久しぶりの「Volks」でお昼御飯。
 
なかなか良い値段のステーキファミレスだけど、月~土に提供のランチセットはスープバーサラダバーブレッドバーつきでお手頃価格。ドリンクバーは存在しておらず、1杯150円でいただける(ホットコーヒーとアイスコーヒーはお代わり無料)。
 
パンもしっかり食べました。おいしかったー。 私は切り落としロース150gのセットにして、名物のコーンスープ(おいしい)は勿論、低糖質なにそれという勢いでパンもしっかりいただいた。
 
あんまり知られてないことだけど、チェーン系レストランでサラダバーを始めたのはこのフォルクスなんですって。1972年スタートとのことだから、もう随分と昔の事。
 
パンもまだふわふわ温かいもの含め、生食パン、クロワッサン、チーズパン、レーズンブレッド、さつまいもパン、オレンジブレッドなどなどが。
 
焼きたてパンが売りなのに常に品薄でイラァっとする某生パスタチェーンでのストレスと比べたら快適さが非ではなく、しかもここのパン、ちゃんと美味しいのが素敵。
 
カット肉のステーキは、「ステーキ食べたどー!」感は若干薄かったものの、でも満足だったお昼御飯。大体1人1500円で食べられたのだった。
豚しゃぶ鍋
 (豚肩ロース薄切り・中華麺)
 (白菜・水菜・人参・もやし・えのき・長ねぎ)
日本酒(Brooklyn Kura Blue Door Junmai Namazake)
「なんかね、魚と肉と、あと油揚げなんかも入ってる系の寄せ鍋が食べたい気分」
と昼食後にはスーパーに行って、でも結局「豚しゃぶの鍋スープが美味しそう」とヤマキの「豚しゃぶ野菜鍋つゆ かつお節のだし」を買うに至り。
 
パッケージ見ながら、白菜や水菜、もやしなんかを買って帰ってきた。
 
あらかじめ白菜の芯などは火を通しておいて、他の野菜もどかどか入れた後、しゃぶしゃぶ用の豚肉は随時入れてしゃぶしゃぶしながら。
 
ブルックリンの日本酒を飲みつつの鍋夕飯。おいしー! お酒は、先日アメリカを旅してきた友人が、「すごく美味しいお酒だったので試してみませんか」と有り難くも1本お裾分けしてくださった、"ニューヨークの水でカリフォルニア産の米を醸した"という日本酒。
 
見た目はまるでワインのようなお洒落さで、その名も「BROOKLYN KURA」という蔵名だった。
 
SAKETIMESの記事によれば、「ニューヨーク初の酒蔵」であり、共同経営者の2人のアメリカ人は、1人が元テクニカル・アナリスト、もう1人は元生化学者なのだそうで。
アメリカではクラフトビールはこれだけ盛んなのに"SAKE"はあまり造られてないよねってことで醸造に踏み出したんですって。
 
確かにね、アメリカって、小さな可愛い街にも大抵醸造所があって地ビールが飲めるところがある感じ。旅先で地ビール屋さん探して食事に赴くのがお楽しみの一つだった。
 
つい先日、NHKでも「日本酒が「世界酒」に!~SAKE革命~」という番組を見たばかり。まさにそのニューヨークの酒だとか、フランスで一から造った"醸し人九平次"なんてものがあるのだとも知ったばかり。
 
言うて、海外の米で造った日本酒とか、どうなんだろねえ……?なんて、ちょっとは思っていたのだけど。
 
このBROOKLYN KURAの純米生酒、とっても美味しかった。びっくりするくらい美味しかった。
 
値段にもよるけど、酒屋にこれが並んでいたら購入の選択肢に入るくらいには……というか、アメリカに住んでたら、日本から輸入した同レベルの日本酒よりは確実に安く買えるだろうから、「わーい日本酒飲むぞー」って日にはこれを確実に買うよなと強く思うくらいには。
 
第一印象はキリッとドライな口当たり。香りも口に含むまではそれほど強く漂わないけれど、飲み込んだ後にぶわわわわと濃厚な旨味や甘味が広がり、喉から鼻にふわんと良い香りが広がっていくような、ちょっと面白い味わいだった。
適度に主張もするけれど食事の邪魔はしない、食中酒としてとても良い感じ。
 
酸味がきちんとあるのも私の好みな方向で、その酸味がクエン酸とかベリーとかの方向じゃなく、りんごっぽい感じ。それがどこか白ワインに似た印象にも感じさせて、「え、やばない?アメリカでさらっとこのレベルのお酒作れるとか、日本の蔵、やばない?」とまで思ったのだった。