2020年11月22日日曜日

クラゲを愛でに

ビアパブお昼御飯。なんてまあ幸せなこのプレート!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Le Petit Mecs」の
 栗のデニッシュ \350
 コーンパン \380 スライス
ヨーグルト(チチヤス 瀬戸内みかん)
カフェオレ
今朝は、昨日に続いて「Le Petit Mecs」のパンを。
 
飽きもせず最近の私は栗ものばかり選んでしまっていて、今朝も栗のデニッシュを。
 
濃厚なマロンペーストの他に、ベリー系のジャムも下に少し潜んでいて、その甘酸っぱさが悪くなかった。コーンパンも、カンパーニュ風の固めの生地にホールコーンがざっくざく入っていて良い感じ。
 
さて、今日はちょっと電車に乗って遠くにお出かけ。
"いい夫婦の日"らしいし、だんなとデート~。(←は、昨日あたりに初めて気付いて、あーそーなのねーと思っただけだったりして)
藤沢「MOKICHI CRAFTBEER」にて
 スペシャルランチプレート \2200
 ビール(レモングラスホッパー パイント) \900
今日の目的地は江の島で、夕方の予定から逆算するに、藤沢あたりで昼御飯を摂ってから行くのが良いかなあと。
 
計画を立てていたのは2週間ほど前の事で、まだGo To Eatの予約ポイント付与中で。
だったらどこかに予約して行こうと、美味しそうなお店を探していて見つけたのが、藤沢駅からほど近い、「MOKICHI CRAFTBEER」というお店だった。
 
母体は湘南で日本酒を醸している「熊澤酒造」で、そこのビールが生でいただけるアンテナショップという形。
 
事前に調べていたスペシャルランチがとても美味しそうで、だんなも私もそれにして、ビールも当然、パイントサイズで。
 
料理は、「本日のお肉料理と、お魚料理、カプレーゼ、本日のお魚前菜、シェフのオススメ野菜料理3種、計7品のスペシャルランチ 食後にデザートとドリンク付」というもので、ローズマリー風味の自家製フォカッチャもお代わり無料。
 
レモングラス風味の白ビールはとても好みな味わいで、だんなの頼んだアンバーロースターもいーい感じにコクのあるブラウンエール。
 
「やばい、これ、幸せだ、すごい幸せ」
と言いつつビール飲み飲み待っていればこれまた幸せなプレートがやってきて、大満足なお昼御飯だった。
 
今日の料理は、
  • フルーツカプレーゼ
  • さつまいものマッシュ
  • キャロットラペ
  • ミニ赤大根のマリネ
  • 鮪の炙り ごぼうのソース
  • フライドフィッシュ
  • 鶏もものガランティーヌ
 
という内容で、見た目以上に食べ応えしっかり。
 
野菜がどれも美味しくて、そしてふわっと衣のフィッシュフライは揚げたてさくさく。全体的に野菜が多めで、その野菜がどれも美味しいというのが素晴らしくて。
 
「神奈川のGoTo食事券使えるって。このお店」
「神奈川は食事券の販売、中止するってニュース流れてたけど……ああ、中止は連休明けなんだ、まだ買えるね」
「じゃあ買っちゃおう、ここの支払いでどうせ半分くらい飛ぶし」
 
デザートがチェーというのも、面白かったです。白玉♪ なんて流れでさくっと神奈川の食事券まで買ってしまい(まあ期間内に中華街とか行くでしょう、きっと)、というかこのお店でだらだらビール飲みながらアラカルト摘んだりするのもしてみたいと思った。
 
そしてデザートも一風変わっていて、今日は黒米と白玉のチェー、ですって。
 
優しい甘さで牛乳粥みたいな感じ?ソースも黒蜜っぽくて和風な感じ。
 
そして食後は「新江ノ島水族館」に。
 
今年の夏に入場券が格安で出ていたのを買っていたのだけど、なかなか来られずにいたもので、有効期限が迫る中、そろそろ行かないとねという今日のお出かけだったりした。
 
折良く昨日、公式twitterで「季節外れの南風で、 奇しくも美しい生き物たちが本日クラゲサイエンスへとお目見えです」なんてアナウンスもあって、今日は初めて見るクラゲやウミウシを愛でてくることができた。
 
「今日も!今日も展示してるって!」
と向かう江ノ電で最新のtweet確認して浮き足立っていた私。
 
案外ちっちゃかった、カツオノエボシ。ものすごい毒を持ってるクラゲですよー。 というわけで、初めて肉眼で拝むことができた、カツオノエボシ。
 
日本近海に居るクラゲで猛毒と言えばカツオノエボシかハブクラゲかってくらいに挙げられるこのクラゲは、でもとてつもなく綺麗。
 
勾玉みたいな形の浮き袋に青と黄色の触手が繊細で美しく、他のクラゲの構造とは全く違う風貌で。
 
袋の横幅が5cmほどしかなく、想像していた半分くらいのサイズしかない、すごく可愛いクラゲだった。
 
ギンカクラゲ。これも不思議な見た目をしていて。 これも南風と共にやってきたのであるらしい、ギンカクラゲ。
 
上から見ると、その名のように「銀貨」のように見えるらしい。
 
ウミブドウみたいな粒々した青い触手を持っていて、そしてこのクラゲ、ポリプ(=クラゲの子供)sの群体なんですって。
 
こちらも一度見てみたかった、アオミノウミウシ。ドラゴンみたいな造形美。 そしてこちら、アオミノウミウシ。
 
以前、「プルプルブルーな水中捕食世界、アオミノウミウシがギンカクラゲを食べる映像」という記事を見て「なんだこのドラゴンみたいなかっこいいウミウシは!?」とずっと気になっていたこの生き物、なんとカツオノエボシも食べちゃうらしい。
 
サイズは本当に可愛らしく、これまた想像の半分以下ほどしかない、小指の先ほどのウミウシだったけれど、でもなんとも恰好良かった。人が少なくなったタイミングを見計らって、何度も水槽に貼り付いていた私。
 
アカクラゲに似てるけど、もっとふわふわな、クリサオラ・プロカミア。 他にも今日は魅力的なクラゲにいーっぱい会えた。
 
さすが関東最大のクラゲ飼育水族館。飼育種類もその美しさも、他の追随を許さないという感じで。
 
こちらはクリサオラ・プロカミア。傘の感じはアカクラゲにとても良く似てるけど、口腕の華やかさが全然違って、こちらはフリルが派手でもちもちしてる感じ?
 
華やかで大きくて、とても綺麗なクラゲだった。
 
タコクラゲ的な可愛い造形のリクノリーザ・ルサーナ 丸っこくでむちむち可愛いこちらは「リクノリーザ・ルサーナ」。
 
ふわふわ短めな口腕の隙間には、野生では様々な生き物が隠れ住んだりしてるんですって。
 
昔は居なかったクラゲだよなあと思ったら、2年前に「加茂水族館の協力により“えのすい”初展示」が始まっていたクラゲだったそうで。
 
くずきりみたいな口腕が特徴的なインドネシアシーネットル。 こちらは立派なサイズの個体が実に優雅だった、インドネシアシーネットル。
 
口腕がくずきりみたいな艶やかさで、ふわふわひらひら、とっても綺麗。
 
写真撮影は、小さなクラゲや透明感が強い種類はスマホが自動補正つきで間違いなく撮れるのだけど、こういう大きなクラゲはミラーレスで撮る方が断然綺麗。
 
綺麗な1枚の裏には失敗写真が10倍くらいあったりするけど、今日も綺麗なクラゲが撮れました。満足。
 
儚げなふよふよ、アトランティックシーネットル。 大体いっつも触手が絡まって残念な事になっているアトランティックシーネットルも今日はなかなかお元気で。
 
アマクサクラゲとそっくりで、毎回わからなくなるこのクラゲ。
 
アマクサクラゲとの違いは、「アマクサクラゲのように傘や口腕に目立った刺胞塊はありませんが、口腕の付け根が赤く色づく個体がいることがあります」とか、「見分けるのは傘にある矢印のようなマーク。アマクサクラゲにはありません」あたりみたい。
 
なるほど、矢印マーク。覚えたわ。
 
スマホでも頑張ればこのくらいは。チョウクラゲ。 そして最後のこの子はチョウクラゲ。
 
その名の通り、蝶々のように時々はばたく風に動く透明なクラゲは、3cmほどしかない可愛いサイズ。
 
スマホで頑張って寄ったら、こんな感じに綺麗に撮れた。
 
他にも、撮影どころか視認さえ難しいレベルの、コモチカギノテクラゲとかシロクラゲとかオビクラゲとかシダレザクラクラゲ、それに安定のミズクラゲ、アカクラゲ、パシフィックシーネットル、タコクラゲ、ブルージェリーフィッシュ、京都でも見たキャノンボールジェリー等々、本当に充実のクラゲ展示。
 
カメラを構えている時はブレないように息を止めているものだから、最後は比喩ではなく息切れしてしまいつつ、えのすいならではの深海系展示や、"しんかい2000"の実物も拝んできた。
 
千葉の我が家からだとどうしても片道2時間、往復3000円。
それでも年パス買ってしまいたくなるくらいには素敵なえのすいの魅力は相変わらず健在だった。あーしあわせー。
品川「PIZZAMAN TOKYO」にて
 切り出し生ハム2種盛 ハーフ \1100
 バーニャカウダ \1200
 トリュフ香るローストチキン Pizza \1850
 自家製プリン 2×\500
 生ビール 3×\700
 苺のサングリア \700
そして東海道線で藤沢から品川へ。
 
夕飯はこれまたお昼同様Go To Eatの事前予約のポイントゲットつきで、品川アトレの「PIZZAMAN TOKYO」に。
 
夏に共同購入クーポン使って食べたこのお店、2000円分の食事券がまだ手元にあってその期限が間近だったこともあって、その消費をしましょうということで。なんだかんだで割引やらポイントやらで半額相当くらいになってくれた早め軽めの夕御飯。
 
日曜の夕方、レストランはけっこうな混雑でした。ちょっとびっくり。 ともかくも、おつかれさまでしたー、と生ハムとバーニャカウダとビールで乾杯した。
 
やっぱり駅ビル価格なのか?お酒は高めという印象。
 
「一昨日のインド料理は、定価が同じで分量倍だったもんね」
「それが半額で飲めたんだから幸せだったわ」
なんて言いつつ、軽めサイズのビールを飲みつつ、その後には苺のサングリアもいただきつつ。
 
季節メニューの、トリュフ風味のローストチキンのピザをもぐもぐ。 ピッツァは季節メニューだった、「トリュフ香るローストチキンPizza 半熟玉子のせ」を。
 
チキンにアスパラにトマト、スライストリュフと真ん中に温泉卵。
 
多分トリュフオイルも使っているのだと思う、全体からほわほわとトリュフの香りが漂う、リッチなピッツァだった。
 
全体的にお値段高めな感はあるけれど、ピッツァはちゃんと美味しいこのお店、ランチに使ってぱぱっとピッツァをいただくような使い方が良いのかなー。
 
旗がついているのがとてもキュートなプリンでした。ねっちり濃厚。 でも、自家製プリンが気になってしまって、最後にこれも1人1個いただいてきた。
 
多分このプリン、カタラーナ風の作り方なのだと思う(お店のジャンル的にはイタリア料理店になるらしいし)。
 
卵の味が濃厚で、ねっちりどっしり、小麦粉が入っている風なしっかりめの口当たり。
 
上に店名ロゴつきの旗が立っているのがなんとも可愛らしかった。
 
どうも最近、プリンの文字を見ると注文せずにはいられない病にかかっているようで。
 
帰宅してみれば、今日の大阪の新規感染者数が490人にもなったということで、本格的にGoTo見直しも始まるらしく。
 
正直、もう4~5月の時みたいな緊急事態宣言は勘弁だわあと思っている私。