2015年1月8日木曜日

とうめしとガレットデロワ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
カレーうどん
麦茶
今日も5時半起きで弁当作り、今日のおかずは焼き鳥風の鶏の炒め煮。
 
最初から「焼き鳥丼」にしようかとも思ったのだけど、この季節、御飯が温かい方が嬉しいらしいので、御飯は保温容器に詰めて、おかずは別添で。食べる時に乗せれば良いよと、醤油と味醂をテラッと絡めた焼き鶏と焼き葱を支度した。
 
  • ご飯
  • 鶏ももと長ねぎの焼き鳥風
  • 春菊の粒マスタード和え
  • 玉子焼き(市販品)
  • 野菜さつまあげ(市販品)
  • りんご
  • ほうじ茶
 
玉子焼きは海鮮丼用に買ったのがまだ残っていたのでそれを使い、さつまあげも市販品。2品手抜きさせてもらって、あとは春菊の粒マスタード和え。茹でた春菊をオリーブ油と醤油と粒マスタードで和えるだけ。シンプルだけどなかなか美味しい……と思う。冨田ただすけさんの弁当本に載っていた副菜だった、かな(←うろおぼえ)。
 
昨日は七草、明日はだんな朝ジムの日……ということで、今日の朝御飯は「ここしかない」というピンポイントのタイミングでカレーうどん。
 
あんまり薄くなってしまうのも好みではなくて、残ったカレーの分量に合わせてだし汁を加え、醤油と味醂と塩で適当に調味。豚薄切り肉を少しだけ足して、冷凍うどんを入れて煮上げたら仕上げに刻み葱をぱらり。
 
今回は汁気が少なくて「和えうどん」のようになってしまったけれど、汁の味をしっかりめにしたから、それはそれで悪く無い感じ。肉を足したのも我ながらグッジョブだった。おいしー。
日本橋「お多幸本店」にて
 とうめし定食 \670
今日はお出かけ。午後イチに非常に憂鬱な予定がある(だが行かねばならぬ理由がある)ので、少しでもテンション上げようと、日本橋に寄り道。
 
昨日思い立ったその勢いで、日本橋三越の「有次」に抜き型を見に行った。欲しかった梅の抜き型と、季節はまだまだ先だけど紅葉のも1個。あと、銀杏の型も欲しかったのだけど、あいにく欲しいサイズが品切れだったので次回の入荷を待つことにした。
 
他にお客もいないことで売り場のお姉さんと色々お話できたのだけど、年末年始の「ご挨拶品」として、有次の抜き型を購入していく人が少なくないのだとか。
「申し訳ありません、本店からの年明けの入荷がちょうど明後日で、なかなか品薄で……」
ということだった。
 
羽子板と羽根の組み合わせも楽しいですよ、なんて色々使い方を伺いつつ、気になっていた「羊の抜き型」もチェック。毎年干支の抜き型が出ているんですよね?と聞いたら、
「そうですね、当店には大体11月頃に干支の型が入ってきます」
だそうで。直近の卯年は、ミッフィーのようなうさぎの顔型が出たのだそうだ。
 
来年は申だよね……使い勝手がよさそうだったら買おうかなぁとか、いやいや12年後を見越して、着実に毎年1個ずつ買ってみようかなぁとか、悩みどころ。とりあえず羊の型購入は、今日は見送った。懐あったかいタイミングで改めて来よう。
 
で、お昼御飯は高島屋からすぐのところにある「お多幸本店」に。開店の11:30到着を目処に向かったら店内は既にお客さんが入って大混雑。2階の4人席がぎりぎり空いているといった状況で、
「相席でおねがいしますねー」
と、よりによって「お一人様」が4人、テーブルを囲むことになったのだった。微妙に気まずい。でも、注文したのは全員が「とうめし定食」という足並みの揃いっぷりだった。
 
どーんとボリュームのある「とうめし」と、しじみの味噌汁、大根サラダ、大根とすじ肉と玉子の煮物、壷漬け、刻み葱のセット。
 
大根は、おでんの大根の切れ端部分といった感じで、でも味が染み染みの文句のないおかず。今日は牛すじも大きめで嬉しかった。
 
ふるふると煮崩れそうな豆腐は相変わらずの美味しさ。味がしっかり染みているのに固くなることもなくふあんふあんで、口に入れるとくしゅりと溶けていく感じ。今日は若干「つゆだく」気味で、最後はややしょっぱくて食後に猛烈に喉が渇いたりもしたけれど、それでも「おいしー」「しあわせー」と、うっとりしながら完食した。
 
そして午後は予約していた大学病院へ。
 
「親知らず、抜いてきなはれ」
と紹介された先生宛に紹介状を持って、内心びくびく、診察を受けてきた。
 
「はっはっは、見事に真横に生えてるねぇ!」
と言われ、
「歯がこのように神経を圧迫しているから、もしかしたら術後に痺れが出るかもしれませんよ?大体は治ります。でも100万人に数人くらいの割合ですが、一生残る痺れが出る可能性もあります。それでも抜きますか?」
と懇切丁寧、歯の模型まで使って説明を受け、
「いや、だって、痛いし……今は落ち着いてるけど爆弾抱えているようなもんだし……」
と年始の苦痛を思い出して「抜きます」と。
 
今日はレントゲン撮影等だけで終わり、「本番」は再来週にねということになった。生えている場所が通常より奥(?)すぎて、レントゲンにちゃんと写らなくて撮り直ししたくらいだったのだけど、
「まぁ、大学病院に紹介受けてくるような方は、そういう方ばっかりですから、大丈夫大丈夫」
ということで、あとはどーんと、無心で、臨みたいと……思います……(弱気)。
フォアグラの西京漬け w/紅玉ジャム
豚とニラの胡麻炒め
蕪ときのこの生姜スープ
羽釜御飯
「神宗」の塩昆布
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈コクのブレンド〉 )
 
「メゾンカイザー」の
 ガレットデロワ
カフェオレ
なんだかんだお出かけを楽しんで、買い物袋をぶら下げて帰宅し、夕飯は和風寄りのおかずで。
 
豚ニラ炒めは笠原将弘さんレシピで、オイスターソースを使った中華味ではなく、シンプルな醤油味。豚をしっかり炒めて酒と醤油、砂糖で調味し、最後にニラをざっと炒め合わせて炒り胡麻をたっぷりと。シンプル味の炒め物は思った以上に美味しかった。
 
具沢山なスープは干し貝柱と干し海老で旨味を出して、焼いた蕪ときのこ入り。味付けは醤油ベースだけれど、胡麻油も入ってちょっとだけ中華風。
 
あと1品欲しいなと、フォアグラの西京漬けをスライスして、今日はデザートもあるしねと、ちょっと軽めの献立にしておいた。
 
3人家族にはちょうど良いサイズのガレットデロワはメゾンカイザーのもの。 そしてデザートは、「ガレットデロワ」。
 
なんとなーく「1月8日頃に食べるもの(七草終わったら食べる、みたいな)」という印象を持っていたこのお菓子だけど、本来、食べるべきは1月6日なのであったらしい。
 
そっか、過ぎちゃったか……と思いつつ、せっかく都心に出たのだしとデパ地下を歩いて、これ!と思ったものを買ってきてみた。フランス本国でも「クリスマス後から1月の間、食べ続けられている」という習慣もあるらしいから、まぁいいかなーと。
 
ガレットデロワ、「王様だーれだ」の仕掛けも楽しいし、フェーヴも可愛いし、でも何より美味しいから大好き。さくさくのパイ生地、アーモンドクリーム、全てがたいそう好みな味だから、見かけるをわくわくしちゃうのだった。
 
今年買ったのは、サイズもちょうど良かったこともあって「メゾンカイザー」のものを。
 
ボタン型の可愛いフェーヴ、その柄は、嬉しいことに猫!
 
添えられたリーフレットによると、6種中5種が黒猫のもの(うち1つは黒猫2匹&白猫1匹のイラストだったけど)だったのだけど、日頃の行いが良かったせいか(?)入っていたのは唯一の白猫イラストのもの。
 
尻尾の長いスリムな白猫が屋根の上で伸びをしているもので、「お、りゃんりゃんっぽい。かわいいかわいい♪」と、王様になる前から「当たり」を引いた気分になれた。
 
パン屋メイドのガレットデロワは、でも申し分なく生地もさくさく、甘いアーモンドクリームもほどよい塩梅で、味の方も大満足。