2016年1月7日木曜日

今日は七草。

七草粥
麦茶
今日から息子は学校で(でも午前中授業だから弁当は要らないそうで)、私は朝5時半に起きて、七草粥の支度から。
 
昨夜のうちに胡麻油をまぶして、干し貝柱と共にたっぷりの水に漬けておいたお米を火にかけて、かき混ぜずに1時間炊いていくだけ。最後に七草の、大根(すずしろ)と蕪(すず)の根の部分を刻んで入れて火を通し、最後の最後に葉っぱ系をざっくり刻んで混ぜ合わせたら、できあがり。軽く塩で調味。
 
冷凍庫に油条もあったし(解凍して魚焼きグリルで温めた)、ついでにと皮蛋、香菜も出したら、「七草の存在感はどこへいった」的な、中華粥以外のなにものでもない料理のできあがり。
 
「祝膳や祝酒で弱った胃を休める為」という意味もあるらしいのだけれど、「粥だけじゃお昼までにお腹空いちゃうしねー」と、油をたっぷり含んだ油条など乗せていたら、本末転倒というか、何というか。
 
でも、「我が家のお粥」は中華粥がデフォルトなものだから、どうしてもこうなってしまうのだった。干し貝柱から出るだしが美味しくて、たいそうお気に入り。香菜もたっぷり入れて、「もういいや、八草粥で」という感じで。
自家製燻製チーズ
フォアグラ大根 w/水菜
さつまいもと豚肉の照り焼き
豚汁
羽釜御飯
ビール(ヱビス)
冷蔵庫の中には、年末に届いた丸々ひとかたまりの、フォアグラが。
 
本当は年内にとっとと食べなきゃいけないくらいの品だったのだけど、「がっちり真空パックになってるし、まだちょっと大丈夫でしょう」と放置して今はもう7日。さすがに食べよう、と、今日は午前中のうちからふろふき大根の仕込みをしておいた。
 
ふろふき大根の上に、厚切りフォアグラのソテーを乗せた、「フォアグラ大根」にすることに。
 
皮を厚めに切った大根を米のとぎ汁で下煮して、塩などは入れないだしだけで炊くこと1時間ちょっと。
 
フォアグラは軽く塩して粉をはたいてから両面焼いて、別に支度しておいた醤油あん(大根の煮汁を少量取り分けて、醤油と味醂、砂糖で調味して強めにとろみをつけたもの)をかけたらできあがり。茹でた水菜を添えた。
 
ネットで探したレシピが、洋風のものだったり、大根にがっつり味がついているものだったりで「なんかちょっと、理想と違う」と、自己流で作ってみたのだけれど、あんの味が思っていたより薄くなってしまった以外は、ほぼほぼ成功。
 
メインのおかずは、『きょうの料理』掲載の大原千鶴さんレシピの「さつまいもと豚肉の照り焼き」を。
 
さつまいもと豚を合わせる料理は、大学芋のようにさつまいもを素揚げするレシピが多いなか、これは最初に棒状に切ったさつまいもを蒸し煮する、ヘルシーな作り方。蒸し煮したさつまいもを除けておき、生姜焼き用の豚肉を胡麻油で炒めて味醂と薄口醤油で調味して、最後にさつまいもを合わせてざっと混ぜたらできあがり。盛りつけたら生姜を添えて。
 
さっぱり味で甘じょっぱさがさつまいもにも似合っていて、生姜のアクセントも良い感じ。美味しくできた。
 
フォアグラ、大根に乗せた以上の分を焼いて、「おつまみにどうぞ~」と小皿で出したのだけど、それでもまだ冷蔵庫に6割残っている感じ。数日以内に「ロッシーニ風ステーキ」でもしなきゃかしら。