2023年1月23日月曜日

群馬土産の夕べ

「フリアンパン洋菓子店」の
 フランスみそバター \220
「江木食品工業」の
 ミソパン \160
「群馬フー素サービス」の
 みそバンズ \160
「ローソン」の
 板チョコデニッシュ
みかん
カフェオレ
群馬のお土産には群馬の(というか沼田市の)名物の「みそパン」なるものがあって。
 
土産物屋でけっこう見かけたし、どこかの説明に「みたらし団子の味噌版みたいな味」とあって、それはきっと好きな方向だなあと、何種類か買って食べ比べしてみることにした。
 
買ってきたのは3種類。
 
一番人気は本場沼田市の「フリアンパン洋菓子店」のものらしく、"11~12時頃入荷"と案内札が立っていた「群馬いろは」にタイミングを見計らって訪れたら、ずらりと売り場にパンが並んでいて。
 
柚子風味だとか何種類かあったみそパンの中から「みそバター」を買ってきてみた。
 
あとは「江木食品工業」(給食のパンを出しているところみたい)のコッペパン状の「ミソパン」と、「群馬フードサービス」の、メロンパンみたいな甘い表面生地のついた「みそバンズ」と。
 
あとはローソンのポイ活で入手した、冷凍パンの「板チョコデニッシュ」は1人1個。これはあんバターパンと違って、レンチンではなく自然解凍で(なんなら解凍せずにそのまま)食べろと袋に書いてあった。
 
けど、この気温だと放っておいてもなかなか溶けない風だったので、10秒くらいレンチンしてパンを柔らかくしてから食べたけど。
 
チョコパンは、まんまロイズのアレにインスパイアされた風な、板チョコ+チョコクリームのパン。パン生地が若干ぽそもそで、「あ、ロイズのあれってパン生地も美味しかったんだ」と逆に気付くことになったわけだけど、これはこれで悪くはなかった……かな。とは。
 
みそパンは、全部を3等分して分けつつ食べることにした。
 
こんな感じに、味噌の色もばらばらで。
 
朝食が一番早いタイミングの息子が先行して食べていたのだけど、3種類のうち2種類食べたところで限界が訪れてしまったらしい。
 
いわく、「飽きるタイプの味噌味」だそうで。
「心してかかった方がいいよ……」だそうで。
 
え、そこまでか?と思ったけど、なるほど、かなり強めに甘じょっぱい感じだから、食べ飽きるのもわからないではないけど、でも各店画一的な味ではなくて、それぞれ美味しかった。
 
砂糖のじゃりっと感があったのはみそバンズ、かな。表面いメロンパン状の甘い生地がついているのがほど良いアクセントで、悪くなく。
 
お手本のような味わいのコッペパンサンドのミソパンも良かったし、でも確かに、フランスパンみそパンのフリアンパンのが一線を画した美味しさだった気がする。味噌の味の濃厚さも、不思議に似合うバターの風味も、良い感じ。
 
前回は友人と一緒の群馬訪問だったけど、今回は一人ということで、色々調べてあれこれ買えて、群馬の魅力を再確認。気付けば、栃木にも群馬にも茨城にも遊びに行ってたなあと気付いた私。北関東、どこも良いとこです。
チーズとかリエットとかサラミとか w/バゲット
「たむらや」のたまごみそ漬
「だるま食堂」のモツ煮 w/豆腐
「551蓬莱」の甘酢団子 酢豚風
自家製塩辛・白子ポン酢
羽釜御飯
日本酒(群馬 土田酒造 はつしぼり『一』)
今日はだんなが夕飯合わせで帰れるということで、じゃあ群馬で買ってきた冷蔵パックの「だるま食堂」のモツ煮を早速出すことにして。
 
それと、「551蓬莱」の甘酢団子は、いつも通りに酢豚風に。
 
そのままだといくらかこってりめな味の肉団子。
 
玉ねぎ、人参、ピーマンを適当に切って湯通ししてから軽く塩ふりつつ炒め、レンチンで温めた甘酢団子を混ぜて酢豚風にすると、ボリュームも味のバランスも、おかずとしてぴったりな感じになる。
 
甘酢団子を炒めようとしてしまうとあんの水気が飛んで焦げがちになるので、最後に混ぜるだけなのが良いとは、何度かこれを作って学んだことだったりして。
 
手元に残っていた塩辛や白子を出すとにしたら、これはもう日本酒だよねという献立になったので、「たむらや」のたまごみそ漬だとかも出すことにした。
 
モツ煮はスープもたっぷりだったのでこれなら豆腐も入れられそうだなと、鍋にあけて豆腐と共に軽く煮込んでから刻みねぎ添えて。
 
全体的に群馬色濃厚な食卓だったので、お酒も群馬のしようと、土田の「はつしぼり『一』」を出して、そんな感じの夕御飯。
 
改めて飲んだ土田のお酒はやっぱり美味しくて、私たちが好むどっしり系のと比べるといくらか軽やかで食中酒オブ食中酒という感じ。
 
くいくい飲めるし料理の味を邪魔しないし、でも物足りないという感じもなく、とても良いお酒だと思う。他のお酒も買ってきてみたら面白かったかな……土田はあんまりこちらの酒屋さんでは見かけない蔵なので。
 
味噌味のモツ煮も柔らかで好みな味わい、期待以上に美味しかった。豆腐を1丁混ぜても煮汁が足りるくらいにスープが一緒にパックされていたのもありがたく。
 
で、これも味噌味だったわけだけど(群馬って味噌文化なのかな……)、たまごみそ漬も黄身がやや半熟気味な茹で卵にしっかり味噌味が染みていて、これもまた良い酒のアテだった。
 
なんだか今日は、料理らしい料理をしなかった(甘酢団子は炒めただけ、塩辛や白子は出しただけ、モツの豆腐もレトルト鍋にあけて混ぜただけ……みたいな)のに、とても御馳走感。
 
お土産に買ってきたものが美味しいって、とても嬉しい。時々は「あー……」という感じのハズレもあったりするけど、今回の群馬土産はきっとどれも美味しいわ、という予感。